JP2016037704A - 建設機械 - Google Patents

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Abstract

【課題】コンソールボックスのチルト動作に拘らず操作レバーの操作性及びアームレストの使用性の向上を図った建設機械を提供する。
【解決手段】操作レバー29を有し、キャブに移動可能に支持されたコンソールボックス27と、コンソールボックス27と独立してキャブに移動可能に支持されたアームレスト31と、コンソールボックス27の移動に連動してアームレスト31を移動させる移動機構30とを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、キャブ内にコンソールボックス及びアームレストを有する建設機械に関する。
ショベル等の建設機械は、上部旋回体に運転室が形成され、運転室内には運転席ユニットが設けられている。運転席ユニットには、運転席、コンソールボックス、アームレスト等が設けられている。オペレータは運転席に座って、建設機械の走行操作、上部旋回体の旋回操作、ショベルなどのアタッチメントの作動操作等を行う。
運転席の両側には、コンソールボックスとアームレストが設けられている。通常、オペレータはアームレストに肘をついてコンソールボックスの操作レバーを操作している。
一方、オペレータが所望する操作レバーの位置は、オペレータの体型等により異なる。そこで、コンソールボックスがチルト動作を行えるよう構成することにより、操作レバーの位置調整を行えるよう構成されたものがある(特許文献1)。
特開平09−291564号公報
例えば、コンソールボックスとアームレストとがそれぞれ独立した構成の場合、従来ではコンソールボックスが回転(チルト動作)しても、アームレストがこれに連動して移動する構成とはされていなかった。
このため、コンソールボックスが回転した場合、この回転に伴いコンソールボックスに設けられた操作レバーは漸次アームレストに近接し、あるいは漸次アームレストから離間し、操作レバーとアームレストとの距離が変動してしまう。
オペレータにとっては、操作レバーとアームレストとの距離は一定であることが操作レバーの操作性及びアームレストの使用性からは望ましい。よって、コンソールボックスの移動に伴い操作レバーとアームレストとの距離が変動する構成では、操作レバーの操作性及びアームレストの使用性が低下してしまう。
本発明のある態様の例示的な目的のひとつは、コンソールボックスのチルト動作に拘らず操作レバーの操作性及びアームレストの使用性の向上を図った建設機械を提供することにある。
本発明のある態様によると、
操作レバーを有し、キャブに移動可能に支持されたコンソールボックスと、
前記コンソールボックスと独立して前記キャブに移動可能に支持されたアームレストと、
前記コンソールボックスの移動に連動して、前記アームレストを移動させる移動機構と
を有する。
本発明のある態様によると、コンソールボックスのチルト動作に拘らず、操作レバーとアームレストの距離を略一定に維持することが可能になるため、操作レバーの操作性及びアームレストの使用性の向上を図ることができる。
図1は、ある実施形態である建設機械の側面図である。 図2は、ある実施形態である建設機械に設けられる運転席ユニットを拡大して示す図である。 図3は、コンソールフレーム及び移動機構を示す図である。 図4は、コンソールボックスに連動したアームレストの動作を説明するための図である。 図5は、アームレストが跳ね上げられる前のロック機構を示す図である。 図6は、アームレストが跳ね上げられた後のロック機構を示す図である。 図7は、跳ね上げられた後のアームレストとリアトリムの位置関係を説明するための図である。 図8は、ロック機構を拡大して示す図である。
次に、添付の図面を参照しながら、本発明の限定的でない例示の実施形態について説明する。
なお、添付の全図面の中の記載で、同一又は対応する部材又は部品には、同一又は対応する参照符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面は、特に指定しない限り、部材もしくは部品間の相対比を示すことを目的としない。従って、具体的な寸法は、以下の限定的でない実施形態に照らし、当業者により決定することができる。
また、以下説明する実施形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施形態に記述される全ての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
図1は、本発明のある実施形態である建設機械を示している。本実施形態では、建設機械としてショベル10を例に挙げて説明するが、本発明の適用はショベルに限定されるものではなく、キャブ内にコンソールボックス及びアームレストを有する各種建設機械に適用が可能なものである。
ショベル10は、下部走行体11の上に旋回機構12を介して上部旋回体13が旋回自在に載置されている。上部旋回体13には、その前方一側部にキャブ14が設けられ、かつ、前方中央部にはブーム15が俯仰可能に取り付けられている。また、ブーム15の先端にアーム16が上下回動自在に取り付けられ、更にアーム16の先端にバケット17が取り付けられている。
図2は、キャブ14に配設される運転席ユニット20を示している。また図3は、運転席ユニット20のフレーム構造を示している。
運転席ユニット20は、基台プレート23上に運転席24、コンソールボックス27、アームレスト31、及び移動機構30等を有している。
基台プレート23は、図3に示すように、キャブ14の床面となる運転席フロア21に固定された運転席基台22の上部に、スライドレール25を介して配設される。この基台プレート23は、スライドレール25により運転席基台22(運転席フロア21)に対して図中左右方向にスライド可能な構成とされている。よって運転席ユニット20は、キャブ14内において前後方向に位置調整可能な構成とされている。
運転席24は座席部24aと背もたれ部24bを有し、ショベル10の運転時にオペレータが着席する。本実施形態では、運転席24は基台プレート23上にサスペンション26を介して支持されている。
コンソールボックス27は、運転席24の両側に配設されている。このコンソールボックス27は、ショベル10を運転するための操作レバー29及び各種スイッチ等が配設されている。
コンソールボックス27は、図3に示すように、内部にコンソールフレーム35を有している。コンソールフレーム35は、支持フレーム28,基台プレート23、及び運転席基台22等を介して運転席フロア21に固定されている。
このコンソールフレーム35は、図示を省略したチルト機構により、チルト軸36中心として支持フレーム28に対しチルト動作(図3に矢印A1,A2で示す方向への回転移動)が可能な構成さされている。
操作レバー29は、コンソールボックス27に取り付けられている。よって、コンソールボックス27がチルト動作することにより、操作レバー29もコンソールボックス27と一体的に移動する。
なお本実施形態では、チルト機構によりコンソールボックス27は、基準位置(図3に0°で示す位置)及び、この基準位置を起点として+α°、β°の各角度で係止される例を示している(以下の説明において、この角度をチルト角度いうことがある)。
アームレスト31は、オペレータが操作レバー29等を用いてショベル10を運転する際に肘をつくものである。このアームレスト31は、支持パイプ42、取り付けプレート43、及び支持アーム45を介して基台プレート23に支持されている。
支持パイプ42は、下端が基台プレート23に固定されると共に、上端に取り付けプレート43が固定されている。なお、本実施形態では所定の強度を持たせるために支持パイプ42を用いているが、中軸パイプや角柱等を用いても良い。
支持アーム45は、第1アーム45aと第2アーム45bとを有している。この第1アーム45aと第2アーム45bは、図2に示されるように固定ピン46により固定されている。
支持アーム45(第1アーム45a)の上端部には、第1支軸47を介してアームレスト31が取り付けられる。この取り付け状態において、アームレスト31は支持アーム45に対して第1支軸47を中心として回転可能な構成とされている。しかしながら、アームレスト31と第1支軸47の締結力は、ショベル10の稼働時に発生する機械振動等によってアームレスト31が容易に回転してないよう設定されている。
一方、支持アーム45(第2アーム45b)の下端部は、第2支軸48を介して取り付けプレート43に回転可能に取り付けられている。これにより、支持アーム45は第2支軸48を中心として回転移動が可能となり、よって支持アーム45が移動することによりアームレスト31も移動する。
コンソールボックス27(コンソールフレーム35)は、支持フレーム28に対してチルト動作する構成とされている。これに対し、アームレスト31は、支持パイプ42及び取り付けプレート43に対して移動するよう構成されている。
図3に示されるように、支持フレーム28と支持パイプ42は、それぞれ独立して基台プレート23に固定されている。よって、コンソールボックス27とアームレスト31は、それぞれ独立して移動する構成とされている。
次に、移動機構30について説明する。
移動機構30は、コンソールボックス27に設けられた当て板40と、アームレスト31を支持する支持アーム45に設けられた連結ピン50とを有している。
当て板40は板状のカム部材であり、外周縁の一部に後述する連結ピン50が係合(当接)する係合部40aが形成されている。この係合部40aが、カム面となる。この当て板40は、図3に示すように、コンソールボックス27のコンソールフレーム35から上方に向けて延出する立設部37から後方に向けて延出し、コンソールフレーム35と一体的に設けられている。
よって、コンソールボックス27(コンソールフレーム35)がチルト動作した際、当て板40もコンソールボックス27と一体的に移動する。
連結ピン50は、支持アーム45に配設されている。連結ピン50は円柱状のピン状部材であり、支持アーム45を貫通して形成されている。よって支持アーム45は、支持アーム45の表面及び裏面の双方から突出した構成とされている。
前記のように支持アーム45は、アームレスト31を支持するものであるため、アームレスト31が移動する際、支持アーム45はアームレスト31と一体的に回転する。よってアームレスト31が移動する際、連結ピン50もアームレスト31(支持アーム45)と一体的に移動する。
上記構成とされた移動機構30は、アームレスト31の通常の使用状態においては、連結ピン50が当て板40の係合部40aと係合するよう構成されている。ここで、「通常の使用状態」とは、オペレータが肘をつくためにアームレスト31を下ろした状態をいい、後述するアームレスト31が跳ね上げられた状態を除く意味である。
続いて、移動機構30の動作について、図1乃至図4を用いて説明する。
通常の使用状態においては、連結ピン50は当て板40の係合部40aに係合している。この際、アームレスト31は支持アーム45との接合位置(第1支軸47の位置)に対して前方(操作レバー29に向かう方向)に延出している。
このため、支持アーム45にはアームレスト31の自重により、図3及び図4において、反時計方向(図5に矢印C2で示す方向)の回転力(モーメント)が発生する。この回転力により、連結ピン50は当て板40の係合部40aに押圧される。
このように、当て板40と連結ピン50が係合することにより、コンソールボックス27とアームレスト31は連結された構成となる。しかしながら、第2支軸48を中心として、図3及び図4中で時計方向に支持アーム45を回転付勢した場合には、当て板40と連結ピン50との係合は容易に解除される。よって、当て板40と連結ピン50との連結は、離脱可能な連結となっている。
図4(A)は、チルト角度が0°(基準位置)である時のコンソールボックス27及びアームレスト31を示している。この状態において、連結ピン50は係合部40aの中間部において当て板40と係合している。この時、操作レバー29とアームレスト31との離間距離をWとする(図4(A)に矢印で示す)。
図4(B)は、図4(A)に示す状態から、コンソールボックス27がチルト軸36を中心として時計方向(図中、矢印A1で示す方向)に角度α°回転し、チルト角度が+α°になった状態を示している。この回転により、コンソールボックス27に設けられた操作レバー29は、アームレスト31に近付く方向に移動する(以下の説明で、この操作レバー29の移動方向を近接方向ということがある)。
またコンソールボックス27が図4(A)に示す状態から時計方向(矢印A1方向)に移動することにより、移動機構30を構成する当て板40も移動する。この当て板40の移動に伴い、当て板40に係合している連結ピン50は、相対的に係合部40a上を図4(B)に矢印Bで示す方向に移動する。
当て板40の係合部40aのカム形状は、連結ピン50が係合部40a上を相対的に移動することにより、支持アーム45が第2支軸48を中心として図中時計方向に回転するよう構成されている。具体的には、連結ピン50が係合部40a上を相対的に移動することにより、アームレスト31は操作レバー29が近付く方向と逆方向(以下の説明で、離間方向ということがある)に移動するよう構成されている。
また移動機構30は、コンソールボックス27が移動する際、操作レバー29が近接方向に移動する距離と、アームレスト31が離間方向に移動する距離とが略等しくなるよう設定されている。この距離の設定は、当て板40の係合部40aの形状を適宜設定することにより実現することができる。
これにより、コンソールボックス27が角度α°だけチルト動作し、チルト角度が+α°になった状態でも、操作レバー29とアームレスト31との離間距離Wは、チルト角度が0°(基準位置)であった時と略同一距離となっている。
このようにコンソールボックス27がチルト角度を増大させ、これに伴い操作レバー29が近接方向に移動しても、移動機構30により操作レバー29とアームレスト31の離間距離Wを一定に保つことができる。これにより、ショベル10のオペレータが操作レバー29を操作する位置と、アームレスト31上の肘をつく位置を常に一定とすることができ、操作レバー29の操作性及びアームレスト31の使用性を向上させることができる。
なお、チルト角度は、基準位置よりもマイナス方向(例えば、−α°)に移動できるようにしてもよいし、プラス方向に複数のチルト角度位置(例えば、+α°、+2α°)を設けてもよい。また、チルト角度を無段階に連続可変するようにしてもよい。
なお、上記した説明とは逆に、コンソールボックス27を図4(B)に示すチルト角+α°から図4(A)に示すチルト角0°(基準位置)までコンソールボックス27を回転チルトさせる時の移動機構30の動作は、図4を用いて説明した動作の逆動作となるため、その説明は省略するものとする。
ところで、図2に示すようにコンソールボックス27は、運転席24の座席部24aから前方に延出した構成とされている。このため、オペレータが運転席24に乗降する際、コンソールボックス27が邪魔になることが考えられる。このため本実施形態に係る運転席ユニット20は、コンソールボックス27を跳ね上げることが可能な構成とされている。
コンソールボックス27を跳ね上げる際、コンソールボックス27は大きく回転する(本実施形態では、図3に角度β°で示す位置まで回転する。このようにコンソールボックス27が跳ね上げられた場合、移動機構30による当て板40と連結ピン50との係合は解除される(図7参照)。
当て板40と連結ピン50との係合が解除されることにより、コンソールボックス27とアームレスト31の連結は解除され両者は独立した状態となる。従って、この連結解除状態においてコンソールボックス27が跳ね上げ位置に向けて大きく回転した場合、コンソールボックス27がアームレスト31と干渉するおそれがある。
このため本実施形態では、アームレスト31を跳ね上げ可能な構成とし、跳ね上げ時にコンソールボックス27がアームレスト31と干渉することを防止している。
跳ね上げ時には、支持アーム45が第2支軸48を中心として図5及び図6において時計方向に回転し、更にアームレスト31が図5及び図6に矢印C1で示す方向に回転する。
図5はコンソールボックス27及びアームレスト31が跳ね上げられる前の状態(通常の使用状態)を示しており、また図6はアームレスト31が跳ね上げ位置まで跳ね上げられた状態を示しており、更に図8はコンソールボックス27(図中、運転席24より手前のコンソールボックス27)及びアームレスト31が共に跳ね上げ位置まで跳ね上げられた状態を示している。
図8に示すように、コンソールボックス27及びアームレスト31が共に跳ね上げられることにより、オペレータは運転席24の乗降を容易に行うことが可能になる。
コンソールボックス27が跳ね上げられる際、コンソールボックス27は大きく回転移動することになるが、本実施形態ではアームレスト31はコンソールボックス27と独立して支持された構成となっている。従って、コンソールボックス27が跳ね上げられても、図8に示されるように、アームレスト31はこれに追従して移動することはない。よって、
コンソールボックス27を跳ね上げても、図8に示されるように、アームレスト31がキャブ14の後方に配設されたリアトリム70と干渉するようなことはない。
ところで、アームレスト31の跳ね上げは、必ずしもコンソールボックス27の跳ね上げと同時に行う必要はない。例えば、オペレータがアームレスト31の使用を望まない場合には、コンソールボックス27を跳ね上げない状態において、アームレスト31を跳ね上げる態様も考えられる。
しかしながら、単にアームレスト31を跳ね上げただけでは、ショベル10に機械振動等が発生した場合にアームレスト31が前方に倒れるおそれがある。この場合、アームレスト31をコンソールボックス27と共に跳ね上げていた場合にはアームレスト31がコンソールボックス27と当接するおそれがある。また、アームレスト31のみを跳ね上げていた場合には、オペレータの腕にアームレスト31が当たるおそれがある。
そこで本実施形態では、機械振動等が発生した場合であっても、アームレスト31が跳ね上げ位置から倒れることを防止するロック機構60を設けている。
図5,図6、及び図8を用いてロック機構60について説明する。なお、図5,図6、及び図8は、支持パイプ42、取り付けプレート43、及び支持アーム45等を内側から見た図である。
ロック機構60は、跳ね上げられたアームレスト31を跳ね上げ位置に保持するものである。よってロック機構60は、アームレスト31の通常の使用状態においては機能しない。
ロック機構60は、連結ピン50とロックばね62とを有している。ロックばね62はトーションばね(捩じりばね)であり、腕部62a,62bと巻き付け部62cを有している。
巻き付け部62cは取り付けプレート43に植設された取り付けピン63に取り付けられている。このロックばね62から延出した一方の腕部62aは、外側に向けて凸とされた凸部62dが形成されており、略への字状の形状を有した構成とされている。また、腕部62aの先端部は、取り付けプレート43に形成されたフック部43aに掛止されている。更に、ロックばね62から延出した他方の腕部62bは、第2支軸48に掛止されている。
連結ピン50は、前記のように支持アーム45(第2アーム45b)に固定されており、支持アーム45の表面及び裏面から共に突出するよう構成されている。連結ピン50の支持アーム45の表面から突出した部分は、前記下当て板40と係合する。また、連結ピン50の支持アーム45の裏面から突出した部分は、腕部62aと係合するよう構成されている(図8参照)。
アームレスト31の通常の使用状態においては、図5に示すように、連結ピン50は凸部62dよりも図中左側(図8に矢印D2で示す側)において腕部62aと係合している。
図5に示すアームレスト31の通常の使用状態の状態より、アームレスト31を跳ね上げると、この跳ね上げ動作に伴い支持アーム45は図中時計方向(図中、矢印C1で示す方向)に回転する。この支持アーム45の回転に伴い連結ピン50も図8に矢印D1で示す方向に移動し、やがて凸部62dの形成位置に至る。
更に支持アーム45が時計方向に回転すると、腕部62aが弾性変形することにより、連結ピン50は凸部62dを乗り越える。図6及び図8は、連結ピン50が凸部62dを乗り越えることにより、凸部62dの図中右側(図中、矢印D1方向側)において腕部62aと係合いた状態を示している。
このアームレスト31が跳ね上げ状態にある時、機械振動等によりアームレスト31に倒れる方向に力が作用しても、連結ピン50が凸部62dと当接することによりアームレスト31が前方に倒れるのを防止(ロック)することができる。
即ち、運転席フロア21が前方に倒れようとする際、支持アーム45は図8中矢印C2方向に移動する。これに伴い、連結ピン50は図8中矢印D2方向に移動し、凸部62dと当接する。アームレスト31は、連結ピン50が凸部62dを乗り越えない限り、前方に倒れることはない。ロックばね62のばね定数及び凸部62dの形状は、機械振動等によるアームレスト31(支持アーム45)の移動では、連結ピン50が凸部62dを乗り越ないよう設定されている。
これにより、コンソールボックス27の跳ね上げ時において不用意にアームレスト31が前方に倒れてコンソールボックス27と衝突したり、通常の使用状態においてアームレスト31が前方に倒れてオペレータの腕に当たったりすること等を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は上記した特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能なものである。
例えば、上記した実施形態では、当て板40をコンソールボックス27側に設けると共に連結ピン50をアームレスト31側に設けた構成とした。しかしながら、当て板40をアームレスト31側に設けると共に、連結ピン50をコンソールボックス27側に設けた構成とすることも可能である。
10 ショベル
14 キャブ
20 運転席ユニット
21 運転席フロア
22 運転席基台
23 基台プレート
24 運転席
27 コンソールボックス
28 支持フレーム
29 操作レバー
30 移動機構
31 アームレスト
35 コンソールフレーム
36 チルト軸
37 立設部
40 当て板
40a 係合部
42 支持パイプ
43 取り付けプレート
45 支持アーム
46 固定ピン
47 第1支軸
48 第2支軸
50 連結ピン
60 ロック機構
62 ロックばね
62a 腕部
62b 腕部
62c 巻き付け部
62d 凸部
63 取り付けピン
70 リアトリム

Claims (6)

  1. 操作レバーを有し、キャブに移動可能に支持されたコンソールボックスと、
    前記コンソールボックスと独立して前記キャブに移動可能に支持されたアームレストと、
    前記コンソールボックスの移動に連動して、前記アームレストを移動させる移動機構と
    を有することを特徴とする建設機械。
  2. 前記移動機構は、
    前記コンソールボックスと一体的に移動する第1の係合部材と、
    該アームレストと一体的に移動する第2の係合部材とを有し、
    前記第1の係合部材と前記第2の係合部材が係合することにより、前記コンソールボックスの移動に連動して前記アームレストを移動することを特徴とする請求項1記載の建設機械。
  3. 前記第1の係合部材又は前記第2の係合部材のいずれか一方はカム部材であり、
    前記第1の係合部材又は前記第2の係合部材のいずれか他方はピン状部材であることを特徴とする請求項2記載の建設機械。
  4. 前記アームレストを、前記移動機構による前記コンソールボックスとの連動を解除して跳上げ位置へ移動可能な構成とすると共に、
    該アームレストを前記跳上げ位置に保持するロック機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建設機械。
  5. 前記ロック機構は、
    前記アームレスト又は前記アームレストを支持する支持部材のいずれか一方に設けられたロック部材と、
    前記アームレスト又は前記支持部材のいずれか他方に設けられた弾性部材とを有し、
    前記弾性部材が前記ロック部材を付勢することにより、前記アームレストを前記跳上げ位置に保持することを特徴とする請求項4記載の建設機械。
  6. 前記ロック部材はピン状部材であり、
    前記弾性部材は凸部を有する線ばねであり、
    前記ロック部材が前記弾性部材を弾性変形しつつ前記凸部を乗り越えることにより、前記ロック部材は前記弾性部材に付勢されることを特徴とする請求項5記載の建設機械。
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