JP2018012951A - 遠隔制御システム - Google Patents

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    • E02F9/20Drives; Control devices
    • E02F9/2025Particular purposes of control systems not otherwise provided for
    • E02F9/205Remotely operated machines, e.g. unmanned vehicles

Abstract

【課題】運転席を取り外すことなく、遠隔制御による作業車の操作と、作業者による作業車の手動操作との双方を可能とする。【解決手段】運転席30に取り付けられ、かつ、取り付けられた状態で作業者が運転席30に着座可能なフレーム34を設け、第1、第2の操作レバー22、24を操作する第1、第2のアクチュエータ36、38をフレーム34に一体的に取り付けた。操作レバー制御部78Aの遠隔操作モードを選択することで、遠隔操作指令情報に基いて第1、第2アクチュエータ36、38を制御して第1、第2の操作レバー22、24を操作することにより、作業車10を遠隔制御することができるようにし、操作レバー制御部78Aの手動操作モードを選択することで、第1、第2のアクチュエータ36、38をサーボフリーとして第1、第2の操作レバー22、24を手動操作できるようにした。【選択図】図2

Description

本発明は、作業車の遠隔制御システムに関する。
従来、作業者が入り込めない災害復旧現場等において、クローラダンプやバックホウ等の作業車を遠隔操作する場合は、この作業車を操作するハンドルやレバー類自体を機種やメーカー別に遠隔操作可能とした遠隔制御システムが提案されている(特許文献1参照)。
この遠隔制御システムでは、作業者が着座する運転席を取り外し、ハンドルやレバー類を操作するアクチュエータを含む制御装置を設け、作業車の制御装置と遠隔制御装置間を無線回線で接続し、遠隔制御装置の遠隔操作用ジョイスティック装置等を操作することにより、スレーブ側の作業車を遠隔制御するようにした遠隔制御システムが提案されている。
そして、本出願人は、既存の作業車に簡単に設置でき、作業車を遠隔操作できるように
した遠隔制御システムを提案している。
特開平11−350535号公報
しかしながら、上記従来技術のように運転席を取り外してしまうと、作業車が遠隔制御専用のものとなってしまい、作業者が搭乗して作業車を人手で操作することができなくなってしまい、作業車の使い勝手を向上させる上で改善の余地がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、遠隔制御による作業車の操作と、作業者による作業車の手動操作との双方を可能とし使い勝手に優れた遠隔制御システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、クッション材の上に設けられ作業者が着座する座部および背もたれ部とを有する運転席と、前記座部の両側に設けられた肘掛け部と、前記各肘掛け部の前方に揺動可能に設けられた第1、第2の操作レバーとを備える作業車を遠隔操作する遠隔制御システムであって、前記第1、第2の操作レバーを揺動可能に支持する箇所と前記運転席と前記肘掛け部とを一体的に結合し、前記運転席に取り付けられ、かつ、取り付けられた状態で作業者が前記運転席に着座可能なフレームと、前記フレームに一体的に取り付けられ前記第1、第2の操作レバーを操作する第1、第2のアクチュエータを含む第1、第2のアクチュエータと、遠隔操作指令情報を受信する作業車側通信部と、前記作業車側通信部で受信された前記遠隔操作指令情報に基いて前記第1、第2のアクチュエータを制御する操作レバー制御部とを備え、前記操作レバー制御部は、前記遠隔操作指令情報に基いて前記アクチュエータを制御して前記第1、第2の操作レバーを操作する遠隔操作モードと、前記アクチュエータをサーボフリーとして前記第1、第2の操作レバーの手動操作を可能とする手動操作モードとに選択可能に構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、従来のように遠隔制御を行なうために運転席を取り外す必要がなく、遠隔制御による作業車の操作を行なうことが可能となる。
また、遠隔制御による作業車の操作が可能な状態で、運転席に取り付けられたフレーム上に着座した作業者による作業車の手動操作も可能となる。
そのため、使い勝手に優れた遠隔制御システムを提供する上で有利となる。
第1の実施の形態に係る遠隔制御システムが適用される作業車の側面図である。 第1の実施の形態に係る遠隔制御システムが適用される作業車の運転席を斜め前方から見た斜視図である。 第1の実施の形態に係る遠隔制御システムが適用される作業車の運転席を斜め後方から見た斜視図である。 (A)、(B)は第1、第2のアクチュエータに対応する結合部の説明図である。 第1、第2アクチュエータをフレームに取り付ける横フレームおよび下支持台の構成を示す説明図である。 第1、第2のアクチュエータをフレームに取り付ける上支持台の構成を示す説明図である。 第3、第4のアクチュエータに対応する結合部の説明図である。 第1の実施の形態に係る遠隔制御システムの遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る遠隔制御システムの作業車の構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る遠隔制御システムの作業車の構成を示すブロック図である。 第3の実施の形態に係る遠隔制御システムの遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。 第4の実施の形態に係る遠隔制御システムの遠隔操作装置の構成を示すブロック図である。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施の形態に係る遠隔制御システムが適用される作業車について説明する。
図1に示すように、本実施の形態では、緊急災害復旧工事などの危険な工事場所で使用される作業車が遠隔制御により無人運転されるバックホウである場合について説明するが、本発明が適用される作業車は、ブルドーザ、クローラ式のダンプカー、ホイールローダなど従来公知の様々な作業車に適用可能である。
まず、作業車の構成について説明する。
図1に示すように、作業車10は、下部走行体12と、上部旋回体14と、ブーム16と、アーム18と、バケット20を含んで構成される。
下部走行体12は、左右一対のクローラ1202の回転により地盤G上を走行する。
上部旋回体14は、下部走行体12の上部に旋回軸を中心に水平旋回可能に設けられている。
上部旋回体14には操作室1402が設けられ、操作室1402には、下部走行体12の走行、上部旋回体14の旋回、ブーム16の揺動、アーム18の揺動、バケット20の揺動などを操作するための第1〜第4の操作レバー22、24、26、28(図2参照)が設けられている。各操作レバー22、24、26、28については後述する。
ブーム16は、その基端が水平方向に延在する支軸を介して上部旋回体14に揺動可能に支持されている。
アーム18は、その基端が水平方向に延在する支軸を介してブーム16の先端に揺動可能に支持されている。
バケット20は、その基端が水平方向に延在する支軸を介してアーム18の先端に揺動可能に支持されている。
上部旋回体14とブーム16との間には、ブーム16を揺動させるブームシリンダ1602が設けられている。
ブーム16とアーム18との間には、アーム18を揺動させるアームシリンダ1802が設けられている。
アーム18とバケット20との間には、バケット20を揺動させるバケットシリンダ2002が設けられている。
これらブームシリンダ1602、アームシリンダ1802、バケットシリンダ2002は油圧シリンダである。
したがって、ブームシリンダ1602が伸縮することにより上部旋回体14に対してブーム16が揺動される。
また、アームシリンダ1802が伸縮することによりブーム16に対してアーム18が揺動される。
また、バケットシリンダ2002が伸縮することによりアーム18に対してバケット20が揺動される。
図2、図3に示すように、操作室1402には、運転席30と、左右一対の肘掛け部32と、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28とが設けられている。
運転席30は、操作室1402の床面1404に取り付けフレーム15を介して取着されたクッション材1406の上に設けられ、作業車10の振動が運転席30に着座した作業者に伝達されないように図られている。
運転席30は、作業者が着座する座部3002と、座部3002の後方から上方に起立する背もたれ部3004とを有している。
肘掛け部32は、座部3002の左右両側に設けられている。
第1、第2の操作レバー22、24は、各肘掛け部32の前方に揺動可能に設けられている。第1、第2の操作レバー22、24の揺動支点は、各肘掛け部32の内部で支持されている。
座部3002の左側に位置する第1の操作レバー22は、前後方向に揺動操作されることでアームシリンダ1802を伸縮させてアーム18の揺動を行い、前後方向と交差する左右方向に揺動操作されることで上部旋回体14の旋回を行なう。
座部3002の右側に位置する第2の操作レバー24は、前後方向に揺動操作されることでブームシリンダ1602を伸縮させてブーム16の揺動を行い、前後方向と交差する左右方向に揺動操作されることでバケットシリンダ2002を伸縮させてバケット20の揺動を行なう。
第3、第4の操作レバー26、28は、運転席30の前方の床面1404から前後方向に揺動可能に突設されている。
左側に位置する第3の操作レバー26は、前後方向に揺動操作されることで左側のクローラ1202の回転方向を前進方向あるいは後退方向に切り換える。
右側に位置する第4の操作レバー28は、前後方向に揺動操作されることで右側のクローラ1202の回転方向を前進方向あるいは後退方向に切り換える。
実施の形態の遠隔制御システムは、フレーム34と、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42と、作業車側制御装置44(図9)と、遠隔操作装置46(図8)とを含んで構成されている。
図1、図2、図5に示すように、フレーム34は、第1、第2の操作レバー22、24の揺動支点と座部3002と背もたれ部3004と肘掛け部32とを一体的に結合し、座部3002または背もたれ部3004に着脱可能に取り付けられる。
フレーム34は、座部3002または背もたれ部3004に取り付けられた状態で、作業者が運転席30に着座可能に構成されている。すなわち、フレーム34は、座部3002または背もたれ部3004に取り付けられた状態で、作業者が座部3002に着座でき、また、背もたれ部3004に寄りかかれるように構成されている。
本実施の形態では、フレーム34は、複数のパイプ3402をジョイント3404で連結することで座部3002および背もたれ部3004の双方に取り付けられている。
詳細には、フレーム34は、座面フレーム34Aと、背もたれ前面フレーム34Bと、背もたれ背面フレーム34Cとを含んで構成されている。
座面フレーム34Aは、座部3002の上面に配置される複数のパイプ3402と、それらパイプ3402を連結するジョイント3404とで構成されている。
背もたれ前面フレーム34Bは、背もたれ部3004の前面に配置される複数のパイプ3402と、それらパイプ3402を連結するジョイント3404とで構成されている。
背もたれ背面フレーム34Cは、背もたれ部3004の背面に配置される複数のパイプ3402と、それらパイプ3402を連結するジョイント3404とで構成されている。
また、背もたれ前面フレーム34Bの左右両側と、背もたれ背面フレーム34Cの左右両側とが、背もたれ部3004の左右両側で前後方向に延在するパイプ3402で連結されることにより、背もたれ部3004の前後を背もたれ前面フレーム34Bと背もたれ背面フレーム34Cとによって挟持し、フレーム34の部分を背もたれ部3004に対して固定している。
また、座部3002においては、座面フレーム34Aの後部と背もたれ前面フレーム34Bの下部とを連結すると共に、座面フレーム34Aの部分を左右の肘掛け部32に当接させ、さらに、座部3002の前端から下方に延設させたパイプ3402の下端を座部3002の下方の下面前部に当接しており、これにより座部3002に配置されるフレーム34の部分を固定している。
したがって、座部3002、背もたれ部3004、肘掛け部32の大きさが異なる作業車10であっても、組み付けるパイプ3402の位置関係を調節することで、フレーム34を確実に取り付けることができる。
第1、第2のアクチュエータ36、38は、取り付け金具48を介してフレーム34に一体的に取り付けられ第1、第2の操作レバー22、24を操作するものである。
詳細には、図2、図5に示すように、フレーム34は、座部3002の上面の両側方で前後方向に延在する横フレーム3410を有し、横フレーム3410には前後に2cmの間隔をおいて取り付け孔3412が複数設けられている。
この取り付け孔3412に不図示のピンを介して下支持台35Aが前後方向に位置調節可能に取り付けられている。本実施の形態では、図2、図3、図5に示すように、下支持台35Aは、横フレーム3410から上方に突設されたコ字状のパイプ3510と、それらパイプ3510から座部3002の幅方向外側に突設された2本のパイプ3512と、コ字状のパイプ3510間に連結された内側プレート3514と、2本のパイプ3512の先端間に連結された外側プレート3516とを含んで構成されている。
図5に示すように、内側プレート3514と外側プレート3516には、ピン挿通孔3502が形成されている。
内側プレート3514と外側プレート3516のピン挿通孔3502に挿通されたピンにより、上支持台35Bが取り付けられている。すなわち、下支持台35Aの上端に上支持台35Bが取り付けられている。
上支持台35Bに第1、第2のアクチュエータ36、38を支持する取り付け金具48が取り付けられる。本実施の形態では、上支持台35Bは、肘掛け部32の上方で前後方向および左右方向に延在する矩形板状を呈している。
上支持台35Bの下側にはピン挿通孔3504が形成されており、したがって、下支持台35Aのピン挿通孔3502と上支持台35Bの下ピン挿通孔3504とにピンが挿通されることで下支持台35Aと上支持台35Bとが着脱可能に結合されている。
上支持台35Bには前後に1cmの間隔をおいて不図示の複数の取り付け孔が設けられ、上支持台35Bのガイド3510に取り付け金具48が前後方向に移動可能に結合され、取り付け金具48に設けたプランジャ49のピンを適宜取り付け孔に結合することで取り付け金具48の位置決めがなされる。
したがって、取り付け金具48の前後方向の位置は、すなわち、第1、第2のアクチュエータ36、38の前後方向の位置は、横フレーム3410に対する下支持台35Aの位置調節と、上支持台35Bに対する取り付け金具48の位置調節との2段階で行われ、第1、第2のアクチュエータ36、38の位置調節が効率よく行われるように図られている。
第1、第2のアクチュエータ36、38は、結合部39を介して第1、第2の操作レバー22、24に着脱可能に連結されている。
図2、図3に示すように、本実施の形態では、第1のアクチュエータ36は、直動式の電気シリンダ3602と、回転式のモータ3604とを含んで構成されている。
また、第2のアクチュエータ38は、直動式の電気シリンダ3802と、回転式のモータ3804とを含んで構成されている。
図2に示すように、直動式の電気シリンダ3602、3802は、シリンダ本体3602A、3802Aに組み込まれたモータへの駆動信号の供給によりピストンロッド3602B、3802Bを出没させ、第1、第2の操作レバー22、24を前後方向に揺動操作する。
また、各電気シリンダ3602、3802は、前記モータに供給する駆動信号をオフとすることでピストンロッド3602B、3802Bが自由に移動可能なサーボフリーとなるように構成されている。
図4(A)、(B)に示すように、結合部39は、第1、第2の操作レバー22、24を挟持する一対の部材3902、3904と、一対の部材3902、3904を、第1、第2の操作レバー22、24を挟持する方向に付勢する付勢部材3906とを含んで構成されている。
一対の部材3902、3904は、ヒンジ3908を介して揺動可能に結合され、付勢部材3906は、ヒンジ3908と反対側の一対の部材3902、3904の箇所に架け渡されている。
一対の部材3902、3904の一方に、第1、第2の第1、第2の操作レバー22、24に係合可能なV溝3910が形成され、一対の部材3902、3904の他方にV溝3910に対向する平坦面3912が形成されている。
したがって、付勢部材3906の付勢力に抗して一対の部材3902、3904を開き、それら部材3902、3904の間に第1、第2の操作レバー22、24を位置させたのち一対の部材3902、3904から手を離すと、付勢部材3906の付勢力により第1、第2の操作レバー22、24はV溝3910と平坦面3912とにより挟持される。そして、第1、第2の操作レバー22、24の揺動時、第1、第2の操作レバー22、24は、V溝3910と平坦面3912との間で第1、第2の操作レバー22、24の軸方向に滑動する。
本実施の形態では、一対の部材3902、3904の一方に、大きさの異なるV溝3910A、3910Bが互いに対向する箇所にそれぞれ設けられ、図4(A)に示すように、第1、第2の操作レバー22、24の直径が小さい場合には小さいV溝3910Aを係合させ、図4(B)に示すように、第1、第2の操作レバー22、24の直径が大きい場合には大きいV溝3910Bを係合させ、結合部39に汎用性をもたせている。
なお、2つのV溝3910A、3910Bを選択する場合、ヒンジ3908との結合を解除し、一対の部材3902、3904の一方を反転させればよい。
また、結合部39にはボルト3914を介して継手金具3916が取着され、第1、第2のアクチュエータ36、38のピストンロッド3602B、3802Bは継手金具3916を介して結合部39に連結される。したがって、第1、第2のアクチュエータ36、38は、結合部39、継手金具3916を介して第1、第2の操作レバー22、24に着脱可能に連結されている。
図2に示すように、回転式のモータ3604、3804は、モータ本体3604A、3804Aへの駆動信号の供給により駆動軸3604B、3804Bがその軸心の回りに回動するものである。
モータ本体3604A、3804Aは、フレーム34に取り付け金具48を介して取り付けられている。
回転式のモータ3604、3804の駆動軸3604B、3804Bの先部は、直動式の電気シリンダ3602、3802のシリンダ本体3602A、3802Aに連結されている。
したがって、回転式のモータ3604、3804の駆動軸3604B、3804Bを正逆転させると、直動式の電気シリンダ3602、3802は、ピストンロッド3604B、3804Bを中心として運転席30の左右方向に揺動し、第1、第2の操作レバー22、24を左右方向に揺動させる。
また、各回転式のモータ3604、3804は、駆動信号をオフすることで駆動軸3604B、3804Bが自由に揺動可能なサーボフリーとなるように構成されている。
図2に示すように、第3、第4のアクチュエータ40、42は、クッション材1406の前方の床面1404に取り付けられた基台52に支持され、第3、第4の操作レバー26、28を操作するものである。
基台52には、不図示のマグネットホルダが組み込まれ、マグネットホルダは、例えばハンドルの操作によりマグネットホルダから磁力を発生する着磁状態と、磁力の発生を停止する非着磁状態とが切り替え可能に構成されている。
基台52は、着磁状態とされた前記マグネットホルダが取付フレーム15の前部を構成する鋼製の壁部1502と、壁部1502の前方の鋼製の床面1404との双方に吸着することで強固に取り付けられている。
また、基台52は、前記マグネットホルダを非着磁状態とすることにより壁部1502および床面1404から容易に取り外し可能である。
第3、第4のアクチュエータ40、42は、結合部43を介して第3、第4の操作レバー26、28に着脱可能に連結されている。
図2に示すように、本実施の形態では、第3のアクチュエータ40は、直動式の電気シリンダ4002を含んで構成されている。
また、第4のアクチュエータ42は、直動式の電気シリンダ4202を含んで構成されている。
図2に示すように、直動式の電気シリンダ4002、4202は、シリンダ本体4002A、4202Aへの駆動信号の供給によりピストンロッド4002B、4202Bを出没させ、第3、第4の操作レバーを前後方向に揺動操作する。
また、各電気シリンダ4002、4202は、駆動信号をオフすることでピストンロッド4002B、4202Bが自由に移動可能なサーボフリーとなるように構成されている。
図7に示すように、結合部43は、第3、第4の操作レバー26、28を挟持する一対の部材4302、4304と、一対の部材4302、4304を、第3、第4の操作レバー26、28を挟持する方向に付勢する付勢部材4306とを含んで構成されている。
一対の部材4302、4304は、ヒンジ4308を介して揺動可能に結合され、付勢部材4306は、ヒンジ4308と反対側の一対の部材4302、4304の箇所に架け渡されている。
一対の部材4302、4304には、互いに対向し第3、第4の操作レバー26、28を挟持する平坦面4310、4312が形成されている。
したがって、付勢部材4306の付勢力に抗して一対の部材4302、4304を開き、それら部材の間に第3、第4の操作レバー26、28を位置させたのち一対の部材4302、4304から手を離すと、付勢部材4306の付勢力により第3、第4の操作レバー26、28は平坦面4310、4312により挟持される。そして、第3、第4の操作レバー26、28の揺動時、第3、第4の操作レバー26、28は、平坦面4310、4312間で第3、第4の操作レバー26、28の軸方向に滑動する。
このような平坦面4310、4312間で第3、第4の操作レバー26、28を挟持することで、直径の異なる第3、第4の操作レバー26、28を挟持できるように図られている。
また、平坦面4310、4312の長さは、第3、第4の操作レバー26、28の直径の複数倍の長さで形成され、図7に二点鎖線で示すように、第3、第4の操作レバー26、28の位置が異なった場合であってもそれらレバー26、28を挟持できるように図られ、結合部43に汎用性をもたせている。
また、結合部43にはボルト4314を介して継手金具4316が取着され、第3、第4のアクチュエータ40、42のピストンロッド4002B、4202Bは継手金具4316を介して結合部43に連結される。したがって、第3、第4のアクチュエータ40、42は、結合部43、継手金具4316を介して第3、第4の操作レバー26、28に着脱可能に連結されている。
作業車側制御装置44は、操作室1402あるいは上部旋回体14の適宜箇所に設けられている。
図9に示すように、作業車側制御装置44は、遠隔操作指令情報に基いて第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を制御するものである。
図8に示すように、遠隔操作装置46は、作業車10から離れた箇所に位置する作業者が操作するものであり、作業者の操作により生成した遠隔操作指令情報を作業車側制御装置44に無線回線を介して送信するものである。
次に、図8を参照して、遠隔操作装置46について詳細に説明する。
遠隔操作装置46は、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64と、角度センサ66A〜66Dと、制御部68と、遠隔制御側通信部70とを含んで構成されている。
第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64は、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を遠隔制御するための揺動操作がなされる遠隔制御用の操作部材(ジョイスティック)で構成されている。
角度センサ66A〜66Dは、各遠隔操作レバー58、60、62、64に対応して設けられ、各遠隔操作レバー58、60、62、64の操作位置に対応する角度を示す検知信号を出力するものである。
制御部68は、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、各角度センサ66、後述するモード切替スイッチ67、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
制御部68は、上記制御プログラムを実行することにより指令情報生成部68Aとして機能する。
指令情報生成部68Aは、各角度センサ66A〜66Dから供給される検知信号に基いて遠隔操作指令情報を生成するものである。
遠隔制御側通信部70は、指令情報生成部68Aで生成された遠隔操作指令情報を作業車側通信部72(図9)に無線回線を介して送信するものである。
図9に示すように、作業車側制御装置44は、作業車側通信部72と、第1〜第4の検出部74A〜74Dと、サーボ制御機構76と、制御部78とを含んで構成されている。
作業車側通信部72は、遠隔制御側通信部70から送信される遠隔操作指令情報を受信するものである。
第1〜第4の検出部74A〜74Dは、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量を検出するものである。
具体的に説明すると、第1、第2の検出部74A、74Bは、直動式の電気シリンダ3602、3802のシリンダロッド3602B、3802Bの移動量と、回転式のモータ3604、3804の駆動軸3604B、3804Bの回転量(角度)とを検出する。
第3、第4の検出部74C、74Dは、直動式の電気シリンダ4002、4202のシリンダロッド4002A、4202Aの移動量を検出する。
サーボ制御機構76は、各電気シリンダ3602、3802、4002、4202、各モータ3604、3804を制御するサーボ制御部を含んで構成されている。
制御部78は、CPU、制御プログラムなどを格納・記憶するROM、制御プログラムの作動領域としてのRAM、各種データを書き換え可能に保持するEEPROM、第1〜第4の検出部74A〜74D、サーボ制御機構76、周辺回路等とのインターフェースをとるインターフェース部などを含んで構成される。
制御部78は、上記制御プログラムを実行することにより操作レバー制御部78Aとして機能する。
操作レバー制御部78Aは、作業車側通信部72を介して受信した遠隔操作指令情報に基いて、第1〜第4の検出部74A〜74Dの検出結果を監視しつつ、サーボ制御機構76を制御することで第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を駆動制御して第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を動かすものである。
また、操作レバー制御部78Aは、遠隔操作装置46に設けられたモード切替スイッチ67の操作によって、制御部68で生成されたモード切替指令情報を、遠隔制御側通信部70、作業車側通信部72を介して受信することで、遠隔制御モードと、手動操作モードとに選択可能に構成されている。
操作レバー制御部78Aは、モード切替指令情報に応じて遠隔制御モードに設定された場合は、遠隔操作装置46の操作に応じて遠隔制御を行う。すなわち、遠隔操作指令情報に基いて第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を制御して第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を操作する。
また、操作レバー制御部78Aは、モード切替指令情報に応じて手動操作モードに設定された場合は、サーボ制御機構76を制御することで第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42をサーボフリーとして第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の手動操作を可能とする。
なお、モード切替スイッチ67を作業車側制御装置44に設け、モード切替スイッチ67の操作を受け付けた操作レバー制御部78Aが遠隔制御モードと、手動操作モードとを選択するようにしてもよい。
次に、本実施の形態の遠隔制御システムを用いて作業車10を遠隔制御する場合について説明する。
予め、作業車10はエンジンが作動されて動作が可能な状態に設定され、作業車側制御装置44はモード切替スイッチ67により遠隔制御モードに設定されているものとする。
作業者が遠隔操作装置46の第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64を操作することにより、各角度センサ66A〜66Dで検出された検知信号に基いて指令情報生成部68Aが遠隔操作指令情報を生成する。遠隔操作指令情報は、無線回線を介して遠隔制御側通信部70から作業車側通信部72に送信される。
作業車10では、作業車側通信部72を介して受信された遠隔操作指令情報が操作レバー制御部78Aに供給され、操作レバー制御部78Aは、遠隔操作指令情報に基いて、第1〜第4の検出部74A〜74Dの検出結果を監視しつつ、サーボ制御機構76を制御することで第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を駆動制御して第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を揺動操作させる。
すなわち、第1の操作レバー22の前後方向への揺動によりアーム18の揺動がなされ、第1の操作レバー22の左右方向への揺動により上部旋回体14の旋回がなされる。
また、第2の操作レバー24の前後方向への揺動によりブーム16の揺動がなされ、第2の操作レバー24の左右方向によりバケット20の揺動がなされる。
また、第3、第4の操作レバー26、28の前後方向への揺動により、左右のクローラ1202の回転方向が前進方向あるいは後退方向に切り換えられる。
次に本実施の形態の遠隔制御システムを用いて作業車10に搭乗した作業者が第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を手動操作する場合について説明する。
予め、作業車10はエンジンが作動されて動作が可能な状態に設定され、作業車側制御装置44はモード切替スイッチ67により手動操作モードに設定されているものとする。
操作室1402の運転席30のフレーム34上に着座した作業者が第1〜第4の操作レバー22、24、26、28を手動操作することによりアーム18の揺動、上部旋回体14の旋回、ブーム16の揺動、バケット20の揺動、左右のクローラ1202の回転方向の切り換えがなされる。
この際、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42はサーボフリーとされているため、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の手動操作は妨げられない。
本実施の形態によれば、運転席30に取り付けられ、かつ、取り付けられた状態で作業者が運転席30に着座可能なフレーム34を設け、第1、第2の操作レバー22、24を操作する第1、第2のアクチュエータ36、38をフレーム34に一体的に取り付けた。
そして、操作レバー制御部78Aの遠隔操作モードを選択することで、遠隔操作指令情報に基いて第1、第2アクチュエータ36、38を制御して第1、第2の操作レバー22、24を操作することにより、作業車10を遠隔制御することができるようにし、操作レバー制御部78Aの手動操作モードを選択することで、第1、第2のアクチュエータ36、38をサーボフリーとして第1、第2の操作レバー22、24を手動操作できるようにした。
したがって、従来のように遠隔制御を行なうために運転席30を取り外す必要がなく、遠隔制御による作業車10の操作を行なうことが可能となる。
また、遠隔制御による作業車10の操作が可能な状態で、運転席30に取り付けられたフレーム34上に着座した作業者による作業車10の手動操作も可能となる。
そのため、使い勝手に優れた遠隔制御システムを提供する上で有利となる。
また、第1、第2の操作レバー22、24を揺動可能に支持する箇所と運転席30と肘掛け部32とを一体的に結合したフレーム34に第1、第2のアクチュエータ36、38を一体的に取り付けたので、作業車10が揺れても第1、第2の操作レバー22、24と第1、第2のアクチュエータ36、38との相対位置のずれを抑制でき、第1、第2のアクチュエータ36、38による第1、第2の操作レバー22、24の操作を正確に行なう上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、フレーム34は、運転席30に着脱可能に取り付けられているため、フレーム34と、フレーム34に一体的に取り付けられた第1、第2のアクチュエータ36、38とを、他の作業車10に簡単に移設することができる。
したがって、異なった複数の現場で本実施の形態の遠隔制御システムを共用でき、遠隔制御システムにまつわる費用を軽減する上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、第3、第4の操作レバー26、28を操作する第3、第4のアクチュエータ40、42は、クッション材1406の前方の床面1404に取り付けられた基台52に支持されているため、作業車10が揺れても第3、第4のアクチュエータ40、42と、第3、第4の操作レバー26、28との相対位置のずれを抑制でき、第3、第4のアクチュエータ40、42による第3、第4の操作レバー26、28の操作を正確に行なう上で有利となる。
また、本実施の形態によれば、操作レバー制御部78Aの遠隔操作モードを選択することで、遠隔操作指令情報に基いて第3、第4アクチュエータ40、42を制御して第3、第4の操作レバー26、28を操作することにより、作業車10を遠隔制御することができるようにし、操作レバー制御部78Aの手動操作モードを選択することで、第3、第4アクチュエータ40、42をサーボフリーとして第3、第4の操作レバー26、28を手動操作できるようにした。
したがって、従来のように遠隔制御を行なうために運転席30を取り外す必要がなく、遠隔制御による作業車10の操作を行なうことが可能となる。
また、遠隔制御による作業車10の操作が可能な状態で、運転席30に取り付けられたフレーム34上に着座した作業者による作業車10の手動操作も可能となる。
そのため、使い勝手に優れた遠隔制御システムを提供する上で有利となる。
(第2の実施の形態)
次に第2の実施の形態について図10を参照して説明する。
仕様が異なる作業車10では、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28が揺動操作される範囲、すなわち操作許容範囲が異なる場合がある。
ある作業車10に搭載された作業車側制御装置44、フレーム34、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を、操作許容範囲が異なる別の作業車10に載せ替えるにあたっては、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作許容範囲に応じて、操作レバー制御部78Aによる第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42の制御内容を新たに設定する必要がある。
第4の実施の形態では、このような第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42の制御内容の設定を自動的に行なうようにしたものである。
図10に示すように、作業車側制御装置44には、第1〜第4の操作位置検出部74A、74B、74C、74Dと、第1〜第4の反力検出部82A、82B、82C、82Dとが設けられている。
また、制御部78は、操作レバー制御部78Aに加えて許容範囲学習部78Eとして機能する。
第1〜第4の操作位置検出部74A、74B、74C、74Dは、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作位置を検出するものであり、本実施の形態では、第1〜第4の検出部74A、74B、74C、74Dによって構成されている。
第1〜第4の反力検出部82A、82B、82C、82Dは、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42が第1〜第4の操作レバー22、24、26、28から受ける反力を検出するものであり、例えば、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42に設けられている。
許容範囲学習部78Eは、第1〜第4の操作位置検出部74A、74B、74C、74Dで検出された操作位置と第1〜第4の反力検出部82A、82B、82C、82Dで検出された反力とに基いて第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作が許容される操作許容範囲を学習して特定するものである。
許容範囲学習部78Eについて詳細に説明する。
第1の操作レバー22の操作許容範囲の学習と特定は以下のようになされる。
予め、第1のアクチュエータ36Aと第1の操作レバー22は結合部39を介して結合されているものとする。
1)許容範囲学習部78Eは、第1のアクチュエータ36Aを制御して、第1のアクチュエータにより第1の操作レバー22を前後方向のうち前方に向けて揺動させる。やがて、第1の操作レバー22がストッパに当接して停止し、第1の反力検出部82Aによって予め定められたしきい値を上回る反力が検出されると、許容範囲学習部78Eは、そのときに第1の操作位置検出部74Aで検出された操作位置を前方限界位置として特定する。
2)次に、許容範囲学習部78Eは、第1のアクチュエータ36Aを制御して、第1のアクチュエータ36により第1の操作レバー22を前後方向のうち後方に向けて揺動させる。やがて、第1の操作レバー22がストッパに当接して停止し、第1の反力検出部82Aによって予め定められたしきい値を上回る反力が検出されると、許容範囲学習部78Eは、そのときに第1の操作位置検出部74Aで検出された操作位置を後方限界位置として特定する。
3)許容範囲学習部78Eは、第1のアクチュエータ36Aを制御して、第1のアクチュエータにより第1の操作レバー22を左右方向のうち左方に向けて揺動させる。やがて、第1の操作レバー22がストッパに当接して停止し、第1の反力検出部82Aによって予め定められたしきい値を上回る反力が検出されると、許容範囲学習部78Eは、そのときに第1の操作位置検出部で検出された操作位置を左方限界位置として特定する。
4)次に、許容範囲学習部78Eは、第1のアクチュエータ36Aを制御して、第1のアクチュエータにより第1の操作レバー22を左右方向のうち右方に向けて揺動させる。やがて、第1の操作レバー22がストッパに当接して停止し、第1の反力検出部82Aによって予め定められたしきい値を上回る反力が検出されると、許容範囲学習部78Eは、そのときに第1の操作位置検出部74Aで検出された操作位置を右方限界位置として特定する。
5)許容範囲学習部78Eは、上記のようにして特定された前方限界位置と後方限界位置とで規定される前後方向の操作許容範囲を特定すると共に、上記のようにして特定された左方限界位置と右方限界位置とで規定される左右方向の操作許容範囲を特定する。
以下、第2の操作レバー24の操作許容範囲の学習と特定も上記と同様の手順でなされる。
また、第3、第4の操作レバー26、28の操作許容範囲の学習と特定については、前後方向の操作許容範囲についてなされ、その手順は上記と同様である。
第2の実施の形態によれば、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作許容範囲に応じて、操作レバー制御部78Aによる第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42の制御内容の設定を自動的に行なうようにしたので、仕様の異なる作業車10に、作業車側制御装置44、フレーム34、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42を載せ替える作業の効率化を図る上で有利となる。
(第3の実施の形態)
次に第3の実施の形態について図11を参照して説明する。
遠隔操作装置46を操作する作業者が初心者などのように習熟度が低い場合は、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量が大きくなりすぎる場合がある。その場合、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量が大きくなり、作業車10の各部の動きが適切な範囲を上回ることが考えられる。
そこで、第3の実施の形態では、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量Aと、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bとの比率B/Aを調整可能とした。
図11に示すように、遠隔操作装置46の制御部68は、指令情報生成部68Aに加え、比率設定部68Bとして機能する。
比率設定部68Bは、作業者による第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量Aに対する第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bの比率B/Aを設定するものである。
本実施の形態では、遠隔操作レバーの操作量Aは各角度センサ66A〜66Dで検出される角度(検知信号)であり、第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bは第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42のピストンロッド3602B、3802B、3604B、3804B、4002B、4202Bのストローク量である。
また、比率設定スイッチ84が制御部68に接続されており、作業者による比率設定スイッチ84の操作に応じて比率設定部68Bによる比率の設定がなされる。
指令情報生成部68Aによる遠隔操作指令情報の生成は、比率設定部68Bで設定された比率に基いてなされる。
第3の実施の形態によれば、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量Aに対する第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bの比率B/Aを設定できる。
そのため、作業者の習熟度が低い場合は、比率B/Aの値を小さく設定することで、仮に第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量Aが大きくなりすぎても、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bが抑制されるため、作業車10の各部の動きを適切な範囲に制限することができる。
また、作業者の習熟度が高い場合は、習熟度が低い場合に比較して比率B/Aの値を大きく設定することで、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の操作量Aに対して第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bを適切に確保でき、作業車10の各部の動きを円滑に行なうことができる。
したがって、作業者の習熟度に応じて作業車10を的確に遠隔制御する上で有利となる。
(第4の実施の形態)
次に第4の実施の形態について図12を参照して説明する。
第4の実施の形態は、第3の実施の形態の変形例である。
第4の実施の形態では、遠隔操作装置46の制御部68は、指令情報生成部68A、比率設定部68Bに加え速度検出部68Cとして機能する。
速度検出部68Cは、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の操作速度を検出するものである。
本実施の形態では、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の速度は各角度センサ66A〜66Dで検出される角度(検知信号)の単位時間当たりの変化量である。
そして、比率設定部68Bによる比率B/Aの設定は、速度検出部68Cで検出された第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の速度が高いほど比率B/Aを低下させるようになされる。
第4の実施の形態によれば、作業者の習熟度が低く、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の速度が速すぎる場合には比率B/Aが低下されることで、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bが抑制されるため、作業車10の各部の動きを適切な範囲に制限することができる。
また、作業者の習熟度が高い場合は、習熟度が低い場合に比較して第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の速度が過剰に速くなることがないため、第1〜第4の遠隔操作レバー58、60、62、64の揺動操作の速度に対して第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42による第1〜第4の操作レバー22、24、26、28の操作量Bを適切に確保でき、作業車10の各部の動きを円滑に行なうことができる。
したがって、作業者の習熟度に応じて作業車10を的確に遠隔制御する上で有利となる。
なお、実施の形態では、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42が直動式の電気シリンダあるいは回転式のモータで構成されている場合について説明したが、第1〜第4のアクチュエータ36、38、40、42は、空気シリンダ、油圧シリンダ、リニアモータなど従来公知の様々なアクチュエータが使用可能である。
10 作業車
1402 操作室
1404 床面
1406 クッション材
16 ブーム
18 アーム
20 バケット
22 第1の操作レバー
24 第2の操作レバー
26 第3の操作レバー
28 第4の操作レバー
30 運転席
3002 座部
3004 背もたれ部
32 肘掛け部
34 フレーム
36 第1のアクチュエータ
3602 直動式の電気シリンダ
3604 回転式のモータ
38 第2のアクチュエータ
3802 直動式の電気シリンダ
3804 回転式のモータ
39 結合部
3902、3904 一対の部材
3906 付勢部材
3910 V溝
3912 平坦面
40 第3のアクチュエータ
4002 直動式の電気シリンダ
42 第4のアクチュエータ
4202 直動式の電気シリンダ
43 結合部
4302、4304 一対の部材
4306 付勢部材
44 作業車側制御装置
46 遠隔操作装置
52 基台
58 第1の遠隔操作レバー
60 第2の遠隔操作レバー
62 第3の遠隔操作レバー
64 第4の遠隔操作レバー
66 角度センサ
67 モード切り替えスイッチ
68 制御部
68A 指令情報生成部
68B 比率設定部
68C 速度検出部
70 遠隔制御側通信部
72 作業車側通信部
74A〜74D 第1〜第4の検出部
76 サーボ制御機構
78 制御部
78A 操作レバー制御部
78E 許容範囲学習部
82A 第1の反力検出部
82B 第2の反力検出部
82C 第3の反力検出部
82D 第4の反力検出部
84 比率設定スイッチ

Claims (9)

  1. クッション材の上に設けられ作業者が着座する座部および背もたれ部とを有する運転席と、前記座部の両側に設けられた肘掛け部と、前記各肘掛け部の前方に揺動可能に設けられた第1、第2の操作レバーとを備える作業車を遠隔操作する遠隔制御システムであって、
    前記第1、第2の操作レバーを揺動可能に支持する箇所と前記運転席と前記肘掛け部とを一体的に結合し、
    前記運転席に取り付けられ、かつ、取り付けられた状態で作業者が前記運転席に着座可能なフレームと、
    前記フレームに一体的に取り付けられ前記第1、第2の操作レバーを操作する第1、第2のアクチュエータを含む第1、第2のアクチュエータと、
    遠隔操作指令情報を受信する作業車側通信部と、
    前記作業車側通信部で受信された前記遠隔操作指令情報に基いて前記第1、第2のアクチュエータを制御する操作レバー制御部とを備え、
    前記操作レバー制御部は、前記遠隔操作指令情報に基いて前記アクチュエータを制御して前記第1、第2の操作レバーを操作する遠隔操作モードと、前記アクチュエータをサーボフリーとして前記第1、第2の操作レバーの手動操作を可能とする手動操作モードとに選択可能に構成されている、
    ことを特徴とする遠隔制御システム。
  2. 前記フレームは、前記運転席に着脱可能に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1記載の遠隔制御システム。
  3. 前記第1、第2のアクチュエータと前記第1、第2の操作レバーとをそれぞれ着脱可能に結合する結合部をさらに備え、
    前記結合部は、互いに揺動可能に結合され前記操作レバーを挟持可能な一対の部材と、前記一対の部材を、前記操作レバーを挟持する方向に付勢する付勢部材とを含んで構成され、
    前記一対の部材の一方に、前記操作レバーに係合可能なV溝が形成され、前記一対の部材の他方に前記V溝に対向する平坦面が形成されている、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の遠隔制御システム。
  4. 前記クッション材は床面上に設けられ、
    前記運転席の前方の前記床面から第3、第4の操作レバーが揺動可能に突設され、
    前記第3、第4の操作レバーを操作する第3、第4のアクチュエータが、前記床面に取り付けられた基台に支持されている、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の遠隔制御システム。
  5. 前記第3、第4のアクチュエータと前記第3、第4の操作レバーとをそれぞれ着脱可能に結合する結合部をさらに備え、
    前記結合部は、互いに揺動可能に結合され前記操作レバーを挟持可能な一対の部材と、前記一対の部材を、前記操作レバーを挟持する方向に付勢する付勢部材とを含んで構成され、
    前記結合部は、互いに対向し前記第3、第4の操作レバーを挟持する一対の部材を含んで構成され、
    前記一対の部材が前記第3、第4の操作レバーを挟持する箇所は、前記第3、第4のレバーの直径の複数倍の長さで形成されている、
    ことを特徴とする請求項4記載の遠隔制御システム。
  6. 前記操作レバー制御部は、前記作業車側通信部で受信された前記遠隔操作指令情報に基いて前記第3、第4のアクチュエータを制御し、
    前記操作レバー制御部は、前記遠隔操作指令情報に基いて前記アクチュエータを制御して前記第3、第4の操作レバーを操作する遠隔操作モードと、前記アクチュエータをサーボフリーとして前記第3、第4の操作レバーの手動操作を可能とする手動操作モードとに選択可能に構成されている、
    ことを特徴とする請求項4または5記載の遠隔制御システム。
  7. 前記第1、第2の操作レバーの操作位置を検出する第1、第2の操作位置検出部と、
    前記第1、第2のアクチュエータが前記第1、第2の操作レバーから受ける反力を検出する第1、第2の反力検出部と、
    前記操作位置検出部で検出された操作位置と前記第1、第2の反力検出部で検出された反力とに基いて前記第1、第2の操作レバーの操作が許容される操作許容範囲を学習して特定する許容範囲学習部とを備え、
    前記操作レバー制御部による前記第1、第2のアクチュエータの制御は、前記第1、第2の操作レバーが前記許容範囲学習部で特定された前記操作許容範囲で操作されるようになされる、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の遠隔制御システム。
  8. 前記第1、第2の操作レバーを遠隔制御するための揺動操作がなされる遠隔制御用の第1、第2の遠隔操作レバーと、
    前記第1、第2の遠隔操作レバーの操作に応じて前記遠隔操作指令情報を生成する指令情報生成部と、
    前記指令情報生成部で生成された前記遠隔操作指令情報を前記作業車側通信部に送信する遠隔制御側通信部と、
    作業者による前記第1、第2の遠隔操作レバーの操作量Aに対する前記アクチュエータによる前記第1、第2の操作レバーの操作量Bの比率B/Aを設定する比率設定部とを備え、
    前記指令情報生成部による前記遠隔操作指令情報の生成は、前記操作量割合設定部で設定された前記比率に基いてなされる、
    ことを特徴とする請求項1から3の何れか1項記載の遠隔制御システム。
  9. 前記第1、第2の遠隔操作レバーの揺動操作の速度を検出する速度検出部をさらに備え、
    前記比率設定部による前記比率の設定は、速度検出部で検出された前記速度が高いほど前記比率を低下させるようになされる、
    ことを特徴とする請求項8記載の遠隔制御システム。
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