JP2006034502A - 建設機械における運転席のアームレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】 建設機械の運転席において、シートの上下調整および背もたれのリクライニングに影響されず、不使用時には退避させることができるアームレストを得ることを目的とする。
【解決手段】 建設機械の運転席におけるアームレストであって、コンソールボックスを支持するコンソール支持フレームにアームレスト取り付けブラケットを設け、該アームレスト取り付けブラケットにアームレストをピン着して回動可能に取り付けると共に、不使用時にはアームレストを垂直方向に跳ね上げて退避させることができるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、建設機械における運転席のアームレストに関するもので、特に、運転席のシートの上下調整や背もたれのリクライニングに影響されず、また、不使用時には退避可能としたアームレストの支持構造に係わる。
ショベルなどの建設機械においては、上部旋回体に運転室が形成され、運転室内には運転席が設けられ、オペレータは運転席に座って、建設機械の走行操作、上部旋回体の旋回操作、ショベルなどのアタッチメントの作動操作を行っている。
運転席には、上下調整可能なシートと、リクライニング可能な背もたれと、シートの両脇にアームレストを備えている。
また、シートを挟んで両側には、運転室床面から支持フレームを介して支持されるコンソールボックスが配置されており、通常、オペレータはアームレストに肘をついてコンソールボックスの操作レバーを操作している。
従来、アームレストは、コンソールボックスに上下調整可能に取り付けられたもの(例えば、特許文献1参照)、運転席背もたれに上下および平面的に左右方向調整可能に取り付けられたもの(例えば、特許文献2参照)、運転席支持台に上下調整可能に取り付けられたもの(例えば、特許文献3参照)などが知られている。
特許文献1に示されるものは、シートの上下動や背もたれのリクライニングにアームレストは影響されないが、コンソールボックスをチルトさせる構成のものにおいては、チルトさせたときアームレストを使用できる姿勢に保てない。また、不使用時にアームレストがコンソールボックス上に通常の姿のまま存在し、これを退避させることはできない。
そして、インチング操作以外のとき、例えば、ある程度の距離を走行させるときや、ブームを大きく俯迎させるとき、上部旋回体を大きく旋回させるときなどはアームレストに肘をつかずにレバー操作をすることが多いが、アームレストが通常の状態で存在していると、肘が当たるなどかえって操作しづらいこともある。
特許文献2に示されるものは、アームレストの上下方向の調整と、平面的に左右方向の調整ができるものであるが、アームレストを退避させることはできない。また、背もたれを前方にリクライニングさせたとき、背もたれに連れてアームレストも前方に突出し、操作レバーと干渉する恐れがあり、誤動作を生じる危険性がある。
特許文献3に示されるものは、アームレストを運転席支持脚にブラケットを介して取り付け、ブラケットに沿って上下調整可能にしているが、ブラケットを運転席支持脚の上部金具、つまり、シート支持部材に取り付けているので、シートの上下調整を行うと、アームレストも上下することになる。したがって、シートの上下調整を行ったときには、アームレストとコンソールボックスとの位置関係を保つために、アームレストも上下調整しなければならなくなる。また、不使用時にアームレストを退避させることはできない。
実開平6−35356号公報(図1、図2) 実開平7−23461号公報(図2、図4、図5) 特開平9−387号公報(図1、図2、図3、第2頁)
本発明は、前述した従来型の不都合な点に鑑みなされたものであって、建設機械の運転席において、シートの上下調整および背もたれのリクライニングに影響されず、不使用時には退避させることができるアームレストを得ることを目的とする。
建設機械の運転席におけるアームレストであって、コンソールボックスを支持するコンソール支持フレームにアームレスト取り付けブラケットを設け、該アームレスト取り付けブラケットにアームレストをピン着して回動可能に取り付けると共に、不使用時にはアームレストを垂直方向に跳ね上げて退避させることができるようにした。
アームレストをコンソール支持フレームにブラケットを介して取り付けるようにしたので、運転席のシートを上下調整したり、背もたれをリクライニングしたときでも影響を受けず、操作レバーとアームレストの位置関係が変らず、操作性が向上する。また、コンソールボックスを上下に回動調節した場合でも、アームレストはそのときの状態のままに保たれ、別途アームレストの位置や角度を調整する必要がない。さらに、不使用時にはアームレストを垂直方向に跳ね上げて退避させられるので、アームレストを使用しないで操作を行う際に邪魔にならない。
以下図に沿って、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1は本発明を実施した建設機械における運転席の概略正面図、図2は同概略側面図であり、図3はアームレストの取り付け構造を示す正面図、図4は同側面図である。また、図5はレバー操作状態を示す概略図、図6はコンソールボックスの上下調整状態を示す図、図7はアームレストの上下調整状態を示す図である。
図において、1は建設機械の運転室フロア、2はフロア1に固定された運転席基台であり、3は運転席基台2に固定された基台プレートである。4は基台プレート3に上下調整可能に支持された運転席シートであり、5は運転席シート4にリクライニング可能に連結された背もたれであって、この例では運転席シート4は基台プレート3上にサスペンション6を介して支持されている。
7は運転席の両脇に配置されたコンソールボックスであって、支持フレーム8を介してフロア1上に設置されている。9はコンソールボックス7に装置された操作レバーであって、コンソールボックス7内に配置された操作接点(図示せず)を切り替え操作する。
この例におけるコンソールボックス7は、支持フレーム8にピン着10され、内部に位置決め用のラチェット(図示せず)と、該ラチェットにバネ圧により噛み合わされるピン(図示せず)とを有しており、図6に示すようにコンソールボックス7のチルト調整が可能であり、最大操作レバー9が垂直になるまで跳ね上げ可能になっている。
さて、11はアームレストであり、12はアームレスト取り付けブラケットであって、該アームレスト取り付けブラケット12は前記コンソールボックス7の支持フレーム8に固定されている。図3、図4に示すごとく、アームレスト11はアームレスト取り付けブラケット12に取り付けられた固定ピン13に回動自在に枢着されている。
14はアームレスト11のリブ部に装着された調整ねじナットであり、15はアームレスト11のリブ部に回転自在に保持された調整ねじロッドであって、調整ねじナット14に螺合されている。
16は調整ねじロッド15に装着されたつまみであって、該つまみ16を回転させて調整ねじロッド15を回転させ、調整ねじロッド15を調整ねじナット14との螺合により前後動させる。なお、つまみ16は調整ねじロッド15と共に前後動させてもよく、あるいは、スプライン係合させ、調整ねじロッド15に回転だけを伝える構成としてもよい。
17は固定ピン13に取り付けられたストッパであり、該ストッパ17に調整ねじロッド15の一端が接当し、調整ねじロッド15の動きを規制する。つまり、アームレスト11は調整ねじロッド15がストッパ17に接当したところで、その下動を規制される。
したがって、図7に示すように、調整ねじロッド15のつまみ16を回して調整ねじロッド15のストロークを調整することによって、アームレスト11の上下調整が可能であり、最大アームレスト11が垂直になるまで跳ね上げ可能になっている。
このような構成としたので、アームレスト不使用時には、アームレスト11を垂直位置まで跳ね上げて退避させることができる。
なお、調整ねじナット14を回転可能に装着し、調整ねじロッド15を、回転を規制して前後動可能に支持し、調整ねじナット14を回転して調整ねじロッド15のストロークを調整するようにしてもよい。
本発明を実施した建設機械における運転席の概略正面図。 同概略側面図。 アームレストの取り付け構造を示す正面図。 同側面図。 レバー操作状態を示す概略図。 コンソールボックスの上下調整状態を示す図。 アームレストの上下調整状態を示す図。
符号の説明
1 運転席フロア 2 運転席基台
3 基台プレート 4 運転席シート
5 背もたれ 6 サスペンション
7 コンソールボックス 8 コンソール支持フレーム
9 操作レバー 10 ピン
11 アームレスト 12 アームレスト取り付けブラケット
13 ピン 14 調整ねじナット
15 調整ねじロッド 16 つまみ
17 ストッパ

Claims (4)

  1. コンソールボックスの支持フレームにアームレスト取り付けブラケットを設け、該アームレスト取り付けブラケットにアームレストをピン着して回動可能に取り付けると共に、不使用時にはアームレストを垂直方向に跳ね上げて退避させることができるようにしたことを特徴とする建設機械における運転席のアームレスト。
  2. 前記アームレスト取り付けブラケットにストッパを取り付けると共に、アームレストのリブ部に調整ねじナットを装着し、該調整ねじナットに螺合させ、先端が前記ストッパに接当する調整ねじロッドを保持し、該調整ねじロッドを回転させ、調整ねじナットから前後動させてアームレストの上下調整を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の建設機械における運転席のアームレスト。
  3. 前記アームレスト取り付けブラケットにストッパを取り付けると共に、アームレストのリブ部に前後動を規制され、回転を許容するように調整ねじナットを装着し、該調整ねじナットに螺合され、回転を規制され、前後動を許容するようにし、かつ、先端が前記ストッパに接当する調整ねじロッドを保持し、調整ねじナットを回転して、該調整ねじナットから調整ねじロッドを前後動させてアームレストの上下調整を行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の建設機械における運転席のアームレスト。
  4. 前記コンソールボックスを支持フレームにピン着して回動可能に取り付け、上下調整できるようにしたことを特徴とする請求項1および請求項2および請求項3記載の建設機械における運転席のアームレスト。






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