JP2006076494A - 車両用シートのヘッドレスト - Google Patents

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Abstract

【課題】 慣性力検出部が背凭シート内のため後付け不能。
【構成】 背凭シート2の上部に設けたヘッドレストHにおいて、該ヘッドレストHは、前記背凭シート2に装着するためのピラー6に固定の本体フレーム4の外周を表面処理して本体ヘッドレスト部12を形成し、前記本体フレーム4に対して回転支持軸13中心に回動自在に取付けた移動フレーム22にクッション材11を設けて移動ヘッドレスト部14を形成し、前記本体ヘッドレスト部12または移動ヘッドレスト部14に設けた慣性力検出部20が慣性力を感知すると、前記本体ヘッドレスト部12に対して移動ヘッドレスト部14が作動機構Lにより前記回転支持軸13中心に前側回動するように構成した車両用シートのヘッドレスト。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両用シートのヘッドレストに係るものであり、特に、後方から衝突(後突)された際のむち打ち症対策を設けたヘッドレストを提供するものである。
従来、背凭シートの上部に設けたヘッドレストが、着座者の背中後方に位置する背凭シート内の可動フレームの後方回動により前方回動して着座者の頭部を支持する構成は公知である(特許文献1参照)。
特開平10−119619号公報
前記公知例は、背凭シート内に設けた可動フレームを着座者の後方移動により移動させ、この反動でヘッドレストを前方回動させる着想のため、可動フレームの支持機構を背凭シート内に設けなければならないという課題がある。
即ち、当初より可動フレームを内蔵させた背凭シートでないと、むち打ち対策機構を設けられず、2種類の背凭シートを用意しなければならない。
また、背凭シートの上部をヘッドレストと共に前方回動させる着想のため、ヘッドレストは上下せず、ヘッドレストの高さが着座者の頭部との位置に合わないので、むち打ち症防止効果を十分に発揮できないという課題がある。
また、背凭シートに慣性力検出部および作動機構を設けるので、後付けはできないという課題がある。
本願は、ヘッドレストそのものを工夫することにより、着座者の後方移動荷重を検出して作動する構成でありながら、ヘッドレスト内に慣性力検出部および作動機構の全てを内蔵可能にしたものである。
本発明は、背凭シート2の上部に設けたヘッドレストHにおいて、該ヘッドレストHは、前記背凭シート2に装着するためのピラー6に固定の本体フレーム4の外周を表面処理して本体ヘッドレスト部12を形成し、前記本体フレーム4に対して回転支持軸13中心に回動自在に取付けた移動フレーム22にクッション材11を設けて移動ヘッドレスト部14を形成し、前記本体ヘッドレスト部12または移動ヘッドレスト部14に設けた慣性力検出部20が慣性力を感知すると、前記本体ヘッドレスト部12に対して移動ヘッドレスト部14が作動機構Lにより前記回転支持軸13中心に前側回動するように構成した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
本発明は、前記移動ヘッドレスト部14は、少なくとも着座者の頭部を支持しうる大きさに形成し、前記本体ヘッドレスト部12には通常時に移動ヘッドレスト部14が嵌合する凹部16を形成して構成した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
本発明は、前記本体ヘッドレスト部12の本体フレーム4は、少なくとも左右一対の側板21を有し、該側板21は凹部16を形成しうる所定間隔を置いて前記ピラー6に固定すると共に、前記本体ヘッドレスト部12は前記側板21の側面および側板21の後側周辺にクッション材11を設けて構成した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
本発明は、前記移動ヘッドレスト部14の移動フレーム22は、一対のアーム部23と該アーム部23の先端を連結する横杆24により「U」型形状に形成し、アーム部23の基部側を前記本体フレーム4の一対の側板21に回転支持軸13により回動自在に取付け、前記アーム部23の後端は前記回転支持軸13より後方に位置させ、該アーム部23の後端には作動機構Lの一部を構成するロッド25の上部を軸着した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
本発明は、前記ロッド25の下部には、基部を回動自在に前記側板21に取付けたストッパアーム30の先端を軸着し、該ストッパアーム30の先端のストッパ面32は、軸35により前記側板21に軸着したウエイトプレート33の係合部34にバネ38により常時係合させ、ウエイトプレート33は前記慣性力検出部20により軸35中心に回動するとストッパアーム30から外れるように構成した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
本発明は、前記ウエイトプレート33の軸35より下方部分にはウエイト36を固定して前記慣性力検出部20を構成した車両用シートのヘッドレストとしたものである。
請求項1の本発明では、内部に慣性力検出部20および作動機構の全てを内蔵した車両用シートのヘッドレストを提供できる。
請求項2の本発明では、内部に慣性力検出部20および作動機構の全てを内蔵した車両用シートのヘッドレストを、簡素に構成できる。
請求項3の本発明では、剛性を確保した本体ヘッドレスト部12に、衝突時に頭部を支持しうる移動ヘッドレスト部14を一体状に形成でき、機能と外観を良好にした合理的構成にできる。
請求項4の本発明では、移動フレーム22は着座者の頭部を支持するフレームと移動ヘッドレスト部14を前方回動させるリンクの一部とを兼用し、部品点数を減少させて、合理的な構成となる。
請求項5の本発明では、移動ヘッドレスト部14(移動フレーム22)の回動機構と作動機構を作動機構Lにより構成でき、合理的な構成となる。
請求項6の本発明では、ロッド25とストッパアーム30とウエイトプレート33により、移動ヘッドレスト部14(移動フレーム22)の回動機構と作動機構(作動機構L)および慣性力検出部20を兼用する構成にでき、合理的な構成となり、部品点数を減少させ、コンパクトな車両用シートのヘッドレストを提供できる。
本発明の実施例を図面により説明すると、1は車両用シート、2は車両用シート1の背凭シートであり、背凭シート2の上部には任意形状のヘッドレストHを設ける。
4はヘッドレストHの一部を構成する本体フレームであり、ヘッドレストHを背凭シート2の支持部材5に装着するピラー6に固定する。
ピラー6の構成は任意であり、実施例では左右一対の脚部10を所定間隔を置いて設けているが、平板形状に形成してもよい。また、背凭シート2の支持部材5は公知の構成により脚部10に形成した係合部に係合する係合体を設け、ピラー6を所定高さ位置にて保持するようにして、ヘッドレストHの高さ調節を行えるようにしてもよい。
前記本体フレーム4の周囲にはクッション材11を設け、該クッション材11の表面を表皮部材11Aを被覆する等の表面処理をして本体ヘッドレスト12を形成する。
即ち、前記ヘッドレストHの一部は、本体ヘッドレスト部12に対して横方向の回転支持軸13により回動自在に取付けた移動ヘッドレスト部14に形成する。
移動ヘッドレスト部14は、通常は本体ヘッドレスト部12と一体状となって着座者の頭部の後方に位置するが(着座者によって頭部に常時接触させる場合と、非接触状態の場合とがあり、通常使用位置は一定しない)、所定以上の荷重が掛かると、移動ヘッドレスト部14は回転支持軸13中心に前方回動して少なくとも着座者の頭部に当接して支持し、所謂むち打ち症の発症を防止する。
しかして、前記移動ヘッドレスト部14は、少なくとも着座者の頭部を支持しうる大きさに形成し、前記本体ヘッドレスト部12には通常時に移動ヘッドレスト部14が嵌合する凹部16を形成して構成する。
したがって、通常使用時、移動ヘッドレスト部14は、本体ヘッドレスト部12の凹部16に嵌合し、移動ヘッドレスト部14と本体ヘッドレスト部12とは一体状のヘッドレストHの外観を呈する。
前記本体ヘッドレスト部12には、所定以上の荷重を検出する慣性力検出部20を設け、本体ヘッドレスト部12と移動ヘッドレスト部14の間には慣性力検出部20により移動ヘッドレスト部14を前方回動させる作動機構Lを設ける。
この場合、慣性力検出部20の形状や構成は任意であり、重要なのは、前記慣性力検出部20を本体ヘッドレスト部12に取付け、慣性力検出部20が後方からの衝突エネルギーを検知すると、作動機構Lにより移動ヘッドレスト部14を前方移動するように構成することであるが、以下、一例を示す。
前記本体フレーム4は、少なくとも、左右に側板21を有して構成し、側板21の側面および側板21の後側周辺に前記クッション材11を設け、左右の側板21間に本体ヘッドレスト部12の凹部16が形成しうるように構成する。
また、実施例の側板21は左右方向の後板17により連結している。
側板21には前記移動ヘッドレスト部14の移動フレーム22を回転支持軸13により回動自在に取付ける。移動フレーム22は左右両側にアーム部23を形成し、左右のアーム部23の先端を横杆24により連結して、「U」型形状に形成する。また、アーム部23は側面視、本体ヘッドレスト部12の前面形状に合わせた逆さ「J」形状に形成し、移動フレーム22にクッション材11を設けて移動ヘッドレスト部14に形成する。
したがって、移動ヘッドレスト部14は凹部16内に位置して、ヘッドレストHの外観は略通常のヘッドレストと相違ない形状となっている。
しかして、移動フレーム22のアーム部23の後端は回転支持軸13より後方に位置させ、アーム部23の後端には作動機構Lの一部を構成するロッド25の上部を軸26により軸着する。
ロッド25の下部には、前記作動機構Lおよび慣性力検出部20の両者の一部を構成するストッパアーム30の前端を軸27により軸着する。ストッパアーム30は、その後部を軸31により前記側板21に回動自在に軸着する。
ストッパアーム30の前側部分の周縁はストッパ面32に形成し、ストッパ面32はウエイトプレート33の係合部34に係合させる。ウエイトプレート33は、その上下中間部を軸35により側板21に取付け、軸35より上側のウエイトプレート33に前記係合部34を形成する。
軸35より下方のウエイトプレート33にはウエイト36を固定すると共に、ウエイトプレート33が常時後方回動するようにバネ37により付勢し、この状態のウエイトプレート33の係合部34にストッパアーム30のストッパ面32を係合させる。
また、ストッパアーム30は、ストッパ面32がウエイトプレート33に常時係合するようにバネ38により付勢する。39はウエイトプレート33の上部に設けた外れ防止突起であり、ウエイトプレート33の係合部34にストッパアーム30のストッパ面32が係合せずに、空振りして外れるのを防止する。
しかして、前記慣性力検出部20は、後突されてヘッドレストHに所定以上の慣性力が掛かると、これによりウエイトプレート33が図1において反時計方向に回動して検知する。慣性力検出部20が所定以上の慣性力を検知すると、慣性力検出部20はロッド25を牽引して作動機構Lを作動させ、作動機構Lは移動フレーム22を回転支持軸13中心に前方回動させて着座者の頭部および頭部付近(首部・頸椎)を支持する。
この場合、実施例の慣性力検出部20のウエイトプレート33は左右何れか一方側に設けているが両側に設けてもよい。
また、前記ストッパアーム30およびウエイトプレート33並びにウエイト36は所定の厚さで形成すると、クッション材11と干渉せず、作動が良好となって、好適である。
なお、本体ヘッドレスト部12と、移動ヘッドレスト部14との組立て順序は本願の要件ではなく任意であるが、移動フレーム22の外周にクッション材11を設けて表面処理して移動ヘッドレスト部14を形成し、移動ヘッドレスト部14の移動フレーム22を本体フレーム4に取付け、ストッパアーム30の上方回動は規制されていないので、ロッド25の上部を側板21より上方に位置させて、移動フレーム22のアーム部23を軸着し、その後、本体フレーム4にクッション材11を設けて表面処理すればよい。
また、反対に、表皮部材11Aおよびクッション材11に切れ目等を設けて表面処理した後から移動ヘッドレスト部14を取付けてもよい。
実施例では、移動フレーム22にウエルドナット40を予め固定し、回転支持軸13および軸26を夫々段付ボルトにより構成し、組立てを容易にしている。また、回転支持軸13および軸26の軸部分には合成樹脂のブッシュ等を介在させると、一層、作動抵抗を減少させられ、好適である。
このように、本体フレーム4と移動フレーム22との取付構成は、実施例に限定されない。
(実施例の作用)
ヘッドレストHは、本体フレーム4および移動フレーム22の外周にクッション材11を設け、クッション材11の外周を表面処理して本体ヘッドレスト部12と移動ヘッドレスト部14を夫々構成し、ヘッドレストHのピラー6を背凭シート2の支持部材に装着する。
ヘッドレストHは、本体ヘッドレスト部12に慣性力検出部20を設け、本体ヘッドレスト部12に対して移動ヘッドレスト部14を前後回動自在に取付けられているから、後方からの衝撃を受けて慣性力が生じると、この慣性力を慣性力検出部20が検出し、移動ヘッドレスト部14が回転支持軸13中心に前方回動して頭部および首部を支持し、むち打ち症防止効果を奏する。
この場合、慣性力検出部20は本体ヘッドレスト部12に設けているから、ヘッドレストHのピラー6を背凭シート2の支持部材5に装着するだけでよく、背凭シート2には一切特別なむち打ち症対策機構を設けなくてよく、極めて簡素な構成にできる。
特に、慣性力検出部20は本体ヘッドレスト部12内に内蔵しているので、この慣性力検出部20付ヘッドレストHのピラー6が装着できる背凭シート2であれば、所謂後付けも可能となる。
また、背凭シート2に対してピラー6を上下させると、これによりヘッドレストHの高さを調節でき、このとき、慣性力検出部20はヘッドレストHと一体に上下するので、着座者の体型に合わせられて、作動の確実性を向上させる。
即ち、慣性力検出部20を背凭シート2に組み込んだ構成では、ヘッドレストHを上動させると、ヘッドレストHと慣性力検出部20の相対位置が変化して、慣性力検出部20が着座者の背中の低い所に位置し、着座者の後方移動に対して適正に回動しない惧れが生じるが、本願では、このような不都合はない。
しかして、移動ヘッドレスト部14は、少なくとも着座者の頭部を支持しうる大きさに形成し、前記本体ヘッドレスト部12には通常時に移動ヘッドレスト部14が嵌合する凹部16を形成しているから、本体ヘッドレスト部12と移動ヘッドレスト部14は一体状のヘッドレストHの外観を呈して構成できる。
即ち、本体ヘッドレスト部12の本体フレーム4は、少なくとも左右一対の側板21を有し、側板21は凹部16を形成しうる所定間隔を置いて設けているから、ヘッドレストHの一部が移動する構成でありながら、移動する移動ヘッドレスト部14を美麗に格納し、合理的な構成となる。
また、本体ヘッドレスト部12は側板21の側面および後板17の後側周辺にクッション材11を設けているから、移動ヘッドレスト部14が前方移動するとき、クッション材11の弾力が移動ヘッドレスト部14の移動に干渉するのを防止でき、合理的な構成となる。
しかして、移動ヘッドレスト部14の移動フレーム22は、一対のアーム部23と該アーム部23の先端を連結する横杆24により「U」型形状に形成しているから、移動フレーム22は着座者の頭部を支持するフレームと移動ヘッドレスト部14を前方回動させるリンクの一部とを兼用し、部品点数を減少させて、合理的な構成となる。
しかして、移動フレーム22のアーム部23の後端は回転支持軸13より後方に位置させ、アーム部23の後端には作動機構Lの一部を構成するロッド25の上部を軸軸26により軸着し、ロッド25の下部にはストッパアーム30の前端を軸着し、ストッパアーム30のストッパ面32はウエイトプレート33の係合部34に係合させており、軸35より下方のウエイトプレート33にはウエイトウエイト36を固定し、ウエイトプレート33はバネ37により常時後方回動するように付勢されているから、通常使用時は、移動ヘッドレスト部14の前面と本体ヘッドレスト部12の前面とが略一致したヘッドレストHが、着座者の頭部後方に位置する。
ヘッドレストHに後側から衝撃を受けて慣性で着座者が後方へ移動しようとすると、この慣性力により慣性力検出部20のウエイトプレート33のウエイト36が後方へ移動し、ウエイト36の後方移動はウエイトプレート33により回転運動に変換され、ウエイトプレート33の係合部34はストッパアーム30のストッパ面32から外れるように軸35中心に回動する。
ウエイトプレート33の係合部34がストッパアーム30のストッパ面32から外れると、ストッパアーム30はバネ38の弾力により下方回動し、ストッパアーム30は作動機構Lのロッド25を牽引し、作動機構Lは移動フレーム22を回転支持軸13中心に前方回動させて着座者の頭部および頭部付近(首部・頸椎)を支持する。
このように、ウエイトプレート33は、ウエイト36により慣性力を検出しつつ、ウエイトプレート33に設けた係合部34をストッパアーム30から外すことで、作動機構Lとして作動するから、慣性力検出部20の一部を構成するウエイトプレート33が、作動機構Lの一部として兼用構成となり、合理的な構成となる。
背凭シートの一部およびヘッドレストの側面図。 本体ヘッドレスト部と移動ヘッドレスト部の位置関係および組立て後のヘッドレストを示す斜視図。 ヘッドレストの縦断側面図。 フレームおよび作動機構等の分解状態斜視図。 同組立て後の斜視図。 本体ヘッドレスト部および移動ヘッドレスト部の斜視図。 移動フレームのアーム部付近の断面図。
符号の説明
1…車両用シート、2…背凭シート、4…本体フレーム、5…支持部材、6…ピラー、10…脚部、11…クッション材、12…本体ヘッドレスト部、14…移動ヘッドレスト部、13…回転支持軸、16…凹部、20…慣性力検出部、21…側板、22…移動フレーム、23…アーム部、24…横杆、25…ロッド、26…軸、30…ストッパアーム、31…軸、32…ストッパ面、33…ウエイトプレート、34…係合部、35…軸、36…ウエイト、37…バネ、38…バネ、H…ヘッドレスト。

Claims (6)

  1. 背凭シート2の上部に設けたヘッドレストHにおいて、該ヘッドレストHは、前記背凭シート2に装着するためのピラー6に固定の本体フレーム4の外周を表面処理して本体ヘッドレスト部12を形成し、前記本体フレーム4に対して回転支持軸13中心に回動自在に取付けた移動フレーム22にクッション材11を設けて移動ヘッドレスト部14を形成し、前記本体ヘッドレスト部12または移動ヘッドレスト部14に設けた慣性力検出部20が慣性力を感知すると、前記本体ヘッドレスト部12に対して移動ヘッドレスト部14が作動機構Lにより前記回転支持軸13中心に前側回動するように構成した車両用シートのヘッドレスト。
  2. 請求項1において、前記移動ヘッドレスト部14は、少なくとも着座者の頭部を支持しうる大きさに形成し、前記本体ヘッドレスト部12には通常時に移動ヘッドレスト部14が嵌合する凹部16を形成して構成した車両用シートのヘッドレスト。
  3. 請求項2において、前記本体ヘッドレスト部12の本体フレーム4は、少なくとも左右一対の側板21を有し、該側板21は凹部16を形成しうる所定間隔を置いて前記ピラー6に固定すると共に、前記本体ヘッドレスト部12は前記側板21の側面および側板21の後側周辺にクッション材11を設けて構成した車両用シートのヘッドレスト。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、前記移動ヘッドレスト部14の移動フレーム22は、一対のアーム部23と該アーム部23の先端を連結する横杆24により「U」型形状に形成し、アーム部23の基部側を前記本体フレーム4の一対の側板21に回転支持軸13により回動自在に取付け、前記アーム部23の後端は前記回転支持軸13より後方に位置させ、該アーム部23の後端には作動機構Lの一部を構成するロッド25の上部を軸着した車両用シートのヘッドレスト。
  5. 請求項4において、前記ロッド25の下部には、基部を回動自在に前記側板21に取付けたストッパアーム30の先端を軸着し、該ストッパアーム30の先端のストッパ面32は、軸35により前記側板21に軸着したウエイトプレート33の係合部34にバネ38により常時係合させ、ウエイトプレート33は前記慣性力検出部20により軸35中心に回動するとストッパアーム30から外れるように構成した車両用シートのヘッドレスト。
  6. 請求項5において、前記ウエイトプレート33の軸35より下方部分にはウエイト36を固定して前記慣性力検出部20を構成した車両用シートのヘッドレスト。
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