JP2016023024A - 物品収納設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】光通信を利用して物品搬送装置を遠隔制御して、物品収納棚に対する物品の入出庫を行う物品収納設備の設備構造に拘わらず、光信号の干渉を抑制する。
【解決手段】各物品搬送装置2に対応する第1光通信装置10から、各物品搬送装置2に設けられた第2光通信装置20に対して制御指令を送信させて、物品搬送装置2を用いて物品収納棚に対する物品の入出庫を制御する主制御装置50は、同時期に発光する第1光通信装置10が1つとなるように、複数の第1光通信装置10を時分割して発光させる時分割発光制御を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、物品搬送装置を用いて物品収納棚に対する物品の入出庫を行う物品収納設備に関する。
物品(物品を収容する物品収容容器も含む)を自動的に入出庫することが可能な物品収納設備が広く用いられている。このような物品収納設備は、しばしば、水平方向に複数の物品を収納することが可能な物品収納棚を、垂直方向に複数段備えて構成されている。このような物品収納設備に対する物品の入出庫には、水平方向における物品の出し入れと、垂直方向における物品の出し入れとを別個に行う方式(例えば、水平台車方式)や、水平方向及び垂直方向における物品の出し入れを一括して行う方式(例えば、スタッカークレーン方式)がある。水平台車方式では、例えば、各段に対して独立して備えられると共に各段において水平方向に移動可能な台車が、各段の物品収納棚に対する物品の出し入れを行う。そして、格段に対して共通に設けられて垂直方向に移動可能なリフトが、各段において出し入れされる物品の受け渡しを行うことによって、物品収納設備に対する物品の入出庫が行われる。
特開平7−304508号公報(特許文献1)には、水平台車方式の物品収納設備(自動保管検索装置)が開示されている。この物品収納設備は、物品の収納保管及び検索取り出しをピッカー(インナーピッカー)と呼ばれる台車を用いて自動的に行えるように構成されている。各段の物品収納棚に対応するピッカーは、当該物品収納棚の開放側に沿って配設された軌道上を走行して、物品収納棚に対して物品の出し入れを行う。軌道上の走行空間には、ピッカーと対向するように第1の光通信ユニットが備えられ、ピッカーには第2の光通信ユニットが備えられている。第1の光通信ユニットと第2の光通信ユニットとの間で光信号の授受が行われ、ピッカーは、第1の光通信ユニットから送信される制御信号に従って、物品収納棚に対して物品の出し入れを行うと共に、軌道上において物品を搬送する。
ところで、上述したように、物品収納棚が垂直方向にも複数段形成されている場合、光通信において信号を搬送する媒体である光が拡散し、光通信の対象となる物品収納棚とは異なる段の物品収納棚にも光が届く可能性がある。例えば、同時期に複数の第1の光通信ユニットから光信号が送信された場合、光信号が干渉し、第2の光通信ユニットを介してその光信号を受け取ったピッカーが誤動作する可能性がある。そこで、特許文献1では、第1の光通信ユニットをピッカーの走行空間の端部における軌道上に取り付けている。ある段における第1の光通信ユニットから送信された光信号は、当該段の上段及び下段の軌道に遮られて、当該段の上段及び下段の軌道上に存在するピッカーに到達しにくくなる。従って、物品収納棚が垂直方向にも複数段形成されている場合であっても、光信号の干渉を抑制でき、上述したようにピッカーが誤動作する可能性を低減することができる。
特許文献1の技術は、光信号の干渉を抑制し、ピッカーが誤動作することを低減することができる点で優れたものである。しかし、第1の光通信ユニットを軌道上に設置するので、設備の構造に制約が掛かることになる。従って、設備の構造に拘わらず、光通信を行う際の光信号の干渉を抑制する、より汎用的な技術も望まれる。
特開平7−304508号公報
上記背景に鑑みて、光通信を利用して物品搬送装置を遠隔制御して、物品収納棚に対する物品の入出庫を行う物品収納設備の設備構造に拘わらず、光通信を行う際の光信号の干渉を抑制する技術が望まれる。
上記に鑑みた、物品収納設備の特徴構成は、
水平方向に沿って複数の物品を並べて収納することが可能な支持棚を垂直方向に複数段備えた物品収納棚と、
各段の前記支持棚に沿って前記水平方向に設けられた走行経路と、
それぞれの前記走行経路上を走行し、前記走行経路に対応する前記支持棚との間で物品を移載する物品搬送装置と、
それぞれの前記走行経路の延在方向の一方側の端部に設けられた第1光通信装置と、
それぞれの前記物品搬送装置に設けられて、対応する前記第1光通信装置との間で光通信を行う第2光通信装置と、
それぞれの前記物品搬送装置に対応する前記第1光通信装置から制御指令を送信させて、前記物品搬送装置を用いて前記物品収納棚に対する物品の入出庫を制御する主制御装置と、を備えた物品収納設備であって、
前記主制御装置は、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、複数の前記第1光通信装置を時分割して発光させる時分割発光制御を実行する、点にある。
この構成によれば、主制御装置による時分割発光制御によって、同時期に発光する第1光通信装置が1つとなるので、第1光通信装置から送信される光が干渉することがない。従って、第1光通信装置と第2光通信装置との間で、良好に光通信を行うことが可能となる。また、この構成では、物理的に光を遮光するような部材も設けられておらず、第1光通信装置及び第2光通信装置を設置する場所にも特に制約が設けられていない。従って、この構成は、物品収納設備の設備構造に拘わらず、摘要することができる。このように、本構成によれば、光通信を利用して物品搬送装置を遠隔制御して、物品収納棚に対する物品の入出庫を行う物品収納設備の設備構造に拘わらず、光通信を行う際の光信号の干渉を抑制することができる。
物品収納棚は複数段の支持棚を有して構成されているが、この段数が多い場合には、上下方向(垂直方向)に離間した支持棚同士では、光通信の際の光の干渉を考慮しなくても問題ないことがある。物品収納棚を構成する全ての支持棚に対して、当該支持棚に対応して設けられた第1光通信装置が1つずつ発光するように制御されていると、物品搬送装置の稼働率が低くなる。従って、光の干渉を抑制しつつ、物品搬送装置の稼働率の低下も抑制することが好ましい。例えば、複数段の支持棚を複数のグループに分け、各グループにおいて同時期に発光する第1光通信装置が1つとなるように時分割発光制御が実行されると、物品収納棚全体では、グループの数に相当する数の第1光通信装置が同時期に発光可能となる。1つの態様として、本発明に係る物品収納設備の前記物品収納棚が前記垂直方向に備える複数段の前記支持棚が、前記垂直方向に並ぶ複数のグループに分割され、前記主制御装置が、それぞれの前記グループを構成する前記支持棚に備えられる前記第1光通信装置の中で、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、複数の前記第1光通信装置を時分割して発光させると好適である。この構成によれば、光通信を行う際の光信号の干渉を抑制しつつ、物品搬送装置の稼働率の低下を抑制することができる。
ところで、このように分割された複数のグループは、垂直方向に並んでいるから、互いに異なるグループに含まれると共に、垂直方向に隣接する支持棚も当然ながら存在する。例えば、そのように垂直方向に隣接する支持棚に対応する第1光通信装置が同時期に発光すると、光通信信号が干渉する可能性が高くなる。従って、グループごとに時分割発光制御が行われる場合においても、グループ間における調整も必要となる。1つの態様として、本発明に係る物品収納設備の前記主制御装置は、互いに異なる前記グループに含まれると共に同時期に発光した場合に光通信信号が干渉する位置関係にある複数の前記第1光通信装置が、同時期に発光すると判定された場合、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、前記グループの間において排他的な調整を行うグループ間調整制御を実行すると好適である。
グループ間調整制御の実行に際しては、グループ間の優先順位の基準が設定されていることが好ましい。本発明に係る物品収納設備の前記主制御装置は、前記グループを構成する前記支持棚の数が多い前記グループに含まれる前記第1光通信装置の発光を優先するように、前記グループ間調整制御を実行すると好適である。このような基準に従えば、物品収納棚全体として、効率良く物品搬送装置を稼働させることができる。
物品収納設備の斜視図 収納棚の斜視図 台車の斜視図 物品収納設備の模式的ブロック図 光の干渉を模式的に示す説明図 時分割発光制御の一例を示す状態遷移図 時分割発光制御の一例を示す状態遷移図 グループごとの時分割発光制御の一例を示す状態遷移図 グループ間調整制御の一例を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態において、物品収納設備は、水平方向(水平方向且つ物品の並び方向である第1水平方向H1、或いは、後述する支持棚3の延在方向、)に沿って複数の物品Wを並べて収納することが可能な支持棚3を垂直方向Vに複数段備えた物品収納棚1を有している。また、物品収納設備には、それぞれの支持棚3の延在方向に沿った走行経路Kが設けられている。即ち、走行経路Kは、支持棚3と同様に、第1水平方向H1に沿って設けられている。また、物品収納設備は、それぞれの走行経路K上を走行し、走行経路Kに対応する支持棚3との間で物品Wを移載する物品搬送装置(以下、台車2と称する)も備えられている。即ち、本実施形態では、物品収納設備として、第1水平方向H1に沿って移動可能な台車2を備えた水平台車方式の自動倉庫を例示している。
本実施形態では、図1の斜視図に示すように、物品収納棚1には、例えば直方体など、平面視で(垂直方向Vに沿った方向から見て)矩形状の物品Wが収納される。台車2は、各支持棚3における移載面側(各支持棚3と台車2との間で物品Wを受け渡しする側)を、各支持棚3の延在方向(第1水平方向H1)に沿って走行移動する。本実施形態では、水平方向Hであって第1水平方向H1に直交する方向である第2水平方向H2に沿って並んだ2つの支持棚3の間に走行経路Kが設けられており、2つの支持棚3(3A及び3B)が同じ走行経路K及び同じ台車2を共有する。以下、単に支持棚3と称する場合には、走行経路Kを挟んで対となる支持棚対(3A及び3Bの対)を指す場合もある。
本実施形態では、物品収納棚1は、上下方向(垂直方向V)に複数段(簡略化のため図示では5段)の支持棚3を有して構成されている。また、物品収納棚1は、図2に示すように、床面上に立設された2つの支柱枠13の間に、支持棚3を架設して構成されている。支柱枠13は、床面上に立設されて第2水平方向H2において対をなす支柱11と、トラス構造となるように、この一対の支柱11に亘って傾斜姿勢で連結された梁材12とを有して構成されている。支持棚3は、第1水平方向H1において隣接する一対の支柱枠13の支柱11の間に第1水平方向H1に沿って掛け渡される一対の水平材としてのビーム材16と、一対のビーム材16に亘って第2水平方向H2に沿って架設された支持体としての支持フレーム17とを備えている。これにより、支持棚3は、梯子状に形成される。支柱枠13は、第1水平方向H1に沿って複数並べて設置されている。第1水平方向H1において隣接する一対の支柱枠13に亘って複数段(図示では5段)の支持棚3が架設され、1つの支持棚ユニット3Uが構成される。
このような支持棚ユニット3Uが、第1水平方向H1において隣接する支持棚ユニット3Uの支柱枠13を兼用しつつ、第1水平方向H1に複数連結されて、さらに長尺の物品収納棚1が形成される。物品収納棚1(支持棚3)は、このように第1水平方向H1において長尺である。第1水平方向H1に沿った物品収納棚1(支持棚3)の一方側の端部をホームポジションHPと称し、他方側の端部をオポジットポジションOPと称する。図1は、物品収納棚1のホームポジションHPの側を示しており、図2は、物品収納棚1のオポジットポジションOP側を示している。尚、それぞれの支持棚3の移載面側に設けられたビーム材16、つまり、互いに対向するビーム材16は、台車2が走行するための走行経路Kとして機能する。
図1に示すように、各段の支持棚3のホームポジションHPの側には、支持棚3に連続して中継コンベヤ4が設置されている。台車2には、支持棚3や中継コンベヤ4において物品Wが載置された場所である物品載置位置と台車2との間で対象物品(移載対象となる物品W)を移載する移載装置5が設けられている。台車2は、移載装置5を用いて中継コンベヤ4と支持棚3との間で物品Wの入出庫を行う。例えば、中継コンベヤ4から支持棚3への入庫は以下のような手順で実施される。台車2は、中継コンベヤ4の物品載置位置の前まで走行経路K上を走行移動し、移載装置5を用いて中継コンベヤ4上の物品Wを台車2に移載する。物品Wを載せた台車2は、再び走行経路K上を支持棚3の物品載置位置の前まで走行移動し、移載装置5を用いて台車2から支持棚3に物品Wを移載する。物品収納棚1からの出庫は逆の順序で実施されるので、詳細な説明は省略する。尚、台車2も、垂直方向Vにおいて複数段設けられた支持棚3及び中継コンベヤ4に対応して、各段に1台ずつ備えられている。
支持棚3と中継コンベヤ4との間の移載(物品収納棚1の中での移載)は、上述したように台車2を利用して実施される。一方、中継コンベヤ4とリフト装置7との間の移載(物品収納棚1と外部との移載)は、中継コンベヤ4及びリフト装置7のそれぞれが備えるローラコンベヤによる搬送によって実施される。物品収納設備には、不図示の入出庫コンベヤとの間で物品Wを搬送するリフト装置7が設けられている。台車2を介して支持棚3から中継コンベヤ4に取り出された物品Wは、リフト装置7にて入出庫コンベヤに搬送される。また、入出庫コンベヤにて外部から物品収納設備に搬入された物品Wは、リフト装置7にて収納対象の支持棚3に対応する中継コンベヤ4に搬送される。
上述したように、台車2は、物品Wを物品収納棚1(支持棚3及び中継コンベヤ4)との間で移載するために、物品Wを挟持する移載装置5を有している。図3に示すように、移載装置5は、台車2の走行方向(第1水平方向H1)と直交した方向(第2水平方向H2)、つまり、走行経路Kから物品収納棚1の方向に向かって突出可能(出退可能)な一対のアーム5aを有して構成されている。本実施形態においては、当該アーム5aは、対向配置された2列の物品収納棚1(支持棚3)のそれぞれの方向に向かって出退可能に構成されている。移載装置5は、一対のアーム5aにより物品Wを挟持して物品Wを移載する。一対のアーム5aの間隔(アーム間隔A)は予め設定された範囲内で可変であり、移載対象(搬送対象)となる物品W(対象物品)の幅である物品幅B(図1参照、走行経路Kに沿った方向の長さ)に応じて設定される。好適には、対象物品を挟持する際の時間を短縮できるように、アーム間隔Aは対象物品の物品幅Bよりも、設定余裕長だけ広い間隔に設定される。
物品搬送設備の模式的ブロック図である図4に示すように、台車2は、台車制御装置21と、走行モータ駆動ユニット23と、移載装置駆動ユニット25と、走行モータ43と、移載アクチュエータ45とを備えている。台車制御装置21は、例えばCPUコア、プログラムメモリ(パラメータメモリを含む)、ワークメモリ、通信制御部、A/Dコンバータ、タイマ、カウンタ、ポートなどを有したマイクロコンピュータなどのプロセッサを中核として構成されている。台車2には、支持棚3や中継コンベヤ4に物品Wが存在するか否かを検出するセンサ(存否確認センサ)、物品Wの第1水平方向H1に沿った長さを計測するセンサ(測長センサ)、エンコーダなどを利用して走行経路K上の台車2の位置を検出するセンサ(位置センサ)などのセンサ群49が備えられている。台車制御装置21は、センサ群49による検出結果等を利用して、台車2を自律制御する。尚、センサ群49を構成するセンサは、単純な検出器の形態に限定されるものではなく、演算によって物理量を得るような形態も含むものである。当然ながら、検出器と台車制御装置21との協働によって物理量を得てもよい。
走行モータ駆動ユニット23は、台車2の走行動力源である走行モータ43を駆動制御するインバータなどの駆動回路を有して構成されている。走行モータ43は、台車制御装置21により制御され、走行モータ駆動ユニット23を介して駆動される。移載装置駆動ユニット25は、移載装置5を駆動してアーム間隔Aを変更したり、アーム5aを出退させたりする移載アクチュエータ45を駆動する駆動回路を有して構成されている。移載アクチュエータ45も、台車制御装置21により制御され、移載装置駆動ユニット25を介して駆動される。
図4の模式的ブロック図に示すように、物品収納設備は、主制御装置50と、第1光通信装置10と、第2光通信装置20を有する台車2とを備えている。図1等を参照して上述したように、物品収納棚1は、水平方向(第1水平方向H1)に沿って複数の物品Wを並べて収納することが可能な支持棚3を垂直方向Vに複数段備えている。そして、それぞれの支持棚3には、第1水平方向H1に沿って走行経路Kが形成されている。それぞれの走行経路Kの延在方向の一方側の端部(ホームポジションHP側)には、図1に示すように、走行経路K上に固定された固定装置としての第1光通信装置10がそれぞれ備えられている。また、図1及び図3に示すように、移動装置としての第2光通信装置20は、台車2に備えられている。そして、それぞれの支持棚3に対応する第1光通信装置10と第2光通信装置20との間で光通信が実施される。
主制御装置50は、物品収納設備の全体、具体的には物品Wの入出庫に関わる制御の中核を担う制御装置である。上述したリフト装置7を含み、各台車2を制御して、物品Wの入出庫を行う。主制御装置50は、第1光通信装置10を介してそれぞれの第1光通信装置10に対応する第2光通信装置20(つまり台車2)に対して制御指令を送信する。詳細は、後述するが、主制御装置50は、光通信信号が干渉しないように、さらに第1光通信装置10による送信を調停(調整)する制御(後述する「時分割発光制御」及び「グループ間調整制御」)も実行する。
主制御装置50は、入出庫制御部51、光通信制御部55、物品情報データベース59を備えている。主制御装置50は、台車制御装置21と同様にマイクロコンピュータなどのプロセッサを中核として構成されている。入出庫制御部51、光通信制御部55などの各機能部は、それぞれプログラムなどのソフトウェアと、マイクロコンピュータなどのハードウェアとの協働により各機能を実現するものである。従って、各機能部は、ソフトウェア及びハードウェアが完全に独立している必要はなく、必要に応じて複数の機能部がソフトウェア及びハードウェアを共有して用いる場合もある。
主制御装置50は、光通信制御部55を介して、入出庫対象の物品Wに対応する段の支持棚3(又は中継コンベヤ4)における第1光通信装置10に入出庫指令(制御指令)を伝達する。第1光通信装置10の送信部(10t)は、主制御装置50からの指示に応じて発光し、制御指令を送信する。台車2に備えられた第2光通信装置20の受信部(20r)は、第1光通信装置10の送信部(10t)の発光による光通信信号を受光し、制御指令を受信する。そして、台車2は、当該制御指令に基づいて、物品Wの入出庫を実行する。
この際、主制御装置50は、移載対象の物品Wの物品幅Bに応じて台車2がアーム間隔Aを設定できるように、物品Wの物品情報も送信させると好適である。図4に示すように、主制御装置50は、物品収納棚1に収納された各物品Wの物品幅Bを少なくとも記憶する物品情報データベース59(物品情報記憶部)を有している。この物品情報データベース59には、物品幅Bの他、物品Wを収納した日時や、物品Wの種類、物品収納棚1において物品Wが載置されている物品載置位置の情報などの物品情報が格納されている。主制御装置50の入出庫制御部51は、この物品情報に基づいて、台車2を制御する制御指令を生成し、第1光通信装置10を介して制御対象となる台車2に制御指令を送信させる。
ところで、光通信に用いられる光は拡散する。例えば、第1光通信装置10から第2光通信装置20へ送信する場合には、送信先とは異なる第2光通信装置20の受信部(20r)にも第1光通信装置10の送信部(10t)の発光による光が到達する場合がある。第2光通信装置20から第1光通信装置10への送信の際にも同様である。光通信により送信される情報に、台車2の号機番号や、棚の段数等を示す情報が含まれていれば、送信先とは異なる受信部(10r,20r)に光通信信号が到達しても、当該情報を無視すればよい。しかし、同時期に複数の送信部(10t,20t)が発光した場合、受信部(10r,20r)において光の干渉による混信や、通信信号の希釈化による通信不良が生じる可能性がある。
図5に例示するように、複数の第1光通信装置10(10A,10B)の送信部(10t)が同時期に発光したとする(「同時期」とは送受信において情報処理が行われる時間帯の少なくとも一部が重複するような状態をいい、「完全な同時」を意味するものではない。)。符号“10A”で示す第1光通信装置10の通信相手は、符号“2A”で示す台車2に搭載された第2光通信装置20(20A)である。また、符号“10B”で示す第1光通信装置10の通信相手は、符号“2B”で示す台車2に搭載された第2光通信装置20(20B)である。符号“10A”で示す第1光通信装置10の送信部(10t)が発光する光の照射領域は“RA”であり、符号“10B”で示す第1光通信装置10の送信部(10t)が発光する光の照射領域は“RB”である。図5に示す例では、符号“20A”で示された第2光通信装置20の受信部(20r)、符号“20B”で示された第2光通信装置20の受信部(20r)では、符号“RM”で示すように、両第1光通信装置10の送信部(10t)の照射領域が重複している。このため、光のオン・オフ(点灯・消灯)により示されるデジタル情報のコントラストが低下(希釈化)し、混信や情報の精度の低下が生じる可能性がある。
本実施形態においては、第1光通信装置10がマスター装置(又は親機)であり、第2光通信装置20がスレーブ装置(又は子機)である。従って、第2光通信装置20が自発的に光通信信号を送信するために発光することはなく、第2光通信装置20は、基本的には第1光通信装置10から送信された光通信信号に応答するために発光する。従って、第1光通信装置10による発光が同時期に重ならないようにすれば、上述したような光通信を行う際の光通信信号の干渉を抑制することができる。上述したように、第1光通信装置10による光通信信号の送信(発光)は、主制御装置50の指令に基づく。従って、主制御装置50は、1つの第2光通信装置20に対して、対応する1つの第1光通信装置10からの光通信信号のみが到達するように、複数の第1光通信装置10の送信部(10t)を時分割して発光させる。換言すれば、主制御装置50は、同時期に発光する第1光通信装置10が1つとなるように、複数の第1光通信装置10を時分割して発光させる時分割発光制御を実行する。
以下、そのような時分割発光制御について、具体的な例を示して説明する。例示に際し、物品収納棚1は、7段の支持棚3を有しているものとする。最も下段側の支持棚3を1段目とし、最上段の支持棚3を7段目とする。支持棚3の1段目に対応する走行経路Kには台車2の1号機が配車され、2段目には2号機が配車され、以降同様に3号機、4号機と配車されて、最上段の7段目には7号機が配車されている。図6から図8には、時分割発光制御に際して光通信が実施される時間帯を“T1”〜“T20”の20の時間帯で示している。各時間帯“T1”〜“T20”は、少なくとも第1光通信装置10から光通信信号が送信される期間である。また、好ましくは、第1光通信装置10から光通信信号が送信され、それに対して第2光通信装置20が応答して、ハンドシェイクの通信が完了する期間である。
図6は、時分割発光制御の1つの態様を例示しており、この例では7段全てで同一時間帯に1つのみの第1光通信装置10が光通信信号を送信する。図6では、1段目から順に2段目、3段目に対して、順次、時間帯“T1”,“T2”、“T3”が割り当てられる。このように時分割発光制御すれば、同時期(同時間帯)に発光する第1光通信装置10の送信部(10t)はただ1つであるから、当然ながら、光通信信号の干渉等は生じない。但し、時間帯“T1”〜“T20”の20の時間帯において、のべ20台の台車2に対してしか通信することができないので、効率が高いとは言えない。
図5から推察できるように、光通信信号の干渉は、物理的な位置が近い棚段同士において生じ易くなる。水平方向(第2水平方向H2)には、支持棚3が存在し、ある程度離間距離が確保できること、また、支持棚3により光が遮蔽され易くなることから、この干渉は、特に垂直方向Vの位置が近い棚段同士において生じ易くなる。従って、実験等によって特定される予め定められた設定段数離間した支持棚3同士では、光通信信号の干渉を考慮しなくても問題ない。例えば、1段目の支持棚3と7段目の支持棚3とは、充分に離間しているため、光通信信号の干渉は考慮しなくてもよい。図7は、設定段数を“3”とし、3段以上離間している場合には、干渉を考慮せずに同一の時間帯に光通信を許容する例を示している。
図6及び図7に例示した態様では、全ての支持棚3の光通信を一括して管理して制御したが、支持棚3を垂直方向Vに隣接する複数のグループに分け、それぞれのグループ内において時分割発光制御を行うように構成されていてもよい。但し、この場合には、異なるグループに属する支持棚3同士が、垂直方向V(上下方向)に隣接している可能性もある。この場合には、異なるグループに属する少なくとも一方の支持棚3において光通信信号が干渉する可能性がある。従って、このような場合には、異なるグループ間において排他的処理が実行され、何れか一方のグループに属する送信部(10t,20t)のみが発光を許可されると好適である。
図8は、そのようにグループ分割し、各グループ内において時分割発光制御が実行される態様の一例を示している。第1グループ(1Gr)は、最下段の1段目から4段目の4段の支持棚3で構成されている。第2グループ(2Gr)は、5段目から最上段の7段目の3段の支持棚3で構成されている。第1グループ(1Gr)に属する支持棚3に対応する第1光通信装置10からの送信は、第1グループ(1Gr)の第1光通信装置10の中で時分割発光制御される。第2グループ(2Gr)に属する支持棚3に対応する第1光通信装置10からの送信は、第2グループ(2Gr)の第1光通信装置10の中で時分割発光制御される。ここでは、第1グループ(1Gr)は、1段目、2段目、3段目、4段目の順での時分割発光制御を繰り返し、第2グループ(2Gr)は、5段目、6段目、7段目の順での時分割発光制御を繰り返す例を示している。
図8に示す例では、第1グループを構成する支持棚3の段数と、第2グループを構成する支持棚3の台数とが異なっている。従って、時分割発光制御の一巡目では、光通信信号を送信する第1光通信装置10に対応する支持棚3が充分に離間しているが、二巡目以降では、光通信信号を送信する第1光通信装置10に対応する支持棚3が設定段数以内に近接する場合がある。例えば、時間帯“T4”では、第1グループでは4段目の支持棚3に対応する第1光通信装置10の送信部(10t)が発光し、第2グループでは順番通りであれば、5段目の支持棚3に対応する第1光通信装置10の送信部(10t)が発光することになる(破線の丸印参照)。
4段目の支持棚3と5段目の支持棚3とは、グループは異なるが、支持棚3の配置上は垂直方向Vにおいて隣接しており、設定段数(ここでは“3”)以内に近接することになる。従って、両支持棚3に対応する第1光通信装置10の送信部(10t)が同時期に発光すると、光通信信号が干渉する可能性が高くなる。そこで、このような時間帯(T4)では、第1グループに所属する送信部(10t)と、第2グループに所属する送信部(10t)との何れか一方だけの発光を許可するように、主制御装置50が排他的な調整が実行される(グループ間調整制御)。この排他的な調整は、優先順位判定基準に応じて実施される。本実施形態のように、第1グループに属する段数と、第2グループに属する段数とが異なる場合には、段数の多い側のグループに属する送信部(10t)の発光を優先するように排他的な調整を実行することができる。即ち、この場合の優先順位判定基準は、各グループに属する支持棚3の段数となる。この段数は、物品収納棚1の物理的な構成による段数に限らず、その時点で物品Wの入出庫が可能な稼働棚の段数であってもよい。また、別の態様としては、入出庫処理の残りのタスクが多い側のグループに属する送信部(10t)の発光を優先するように排他的な調整が実行されてもよい。この場合の優先順位判定基準は、各グループのタスク数となる。
尚、図6から図8では、全ての段が均等に用いられる形態を示したが、当然ながらそのような形態に限定されるものではない。優先度の高い入出庫が要求される支持棚3に対応する第1光通信装置10が優先的に用いられる形態であってよい。このような場合には、光通信を行わせようとする都度、当該第1光通信装置10からの発光を許可するか否かが判定されると好適である。そのように、都度判定される場合のグループ間調整制御の一例を図9のフローチャートに示す。ここでは、図8の例と同様に、2つのグループが形成されている場合を例示する。
はじめに、入出庫制御部51は、第1グループ(1Gr)の支持棚3及び第2グループ(2Gr)の支持棚3の中での通信対象段(TG1,TG2)をそれぞれ決定する(#1,#2)。そして、入出庫制御部51は、当該通信対象段(TG1,TG2)の台車2に対する制御指令を生成する。尚、ステップ#1及びステップ#2は、図示とは逆の順序であってもよい。光通信制御部55は、通信対象段(TG1,TG2)の離間距離が設定段数以内か否かを判定する(#3)。ここで、通信対象段(TG1,TG2)が設定段数よりも離間していると判定された場合には、グループ間調整制御を実行する必要がない。従って、光通信制御部55は、両通信対象段(TG1,TG2)に対応する第1光通信装置10に対して、制御指令を出力する(#9,#10)。この際、光通信制御部55から第1光通信装置10へ送信指令(発光指令)も出力される形態であってもよいし、制御指令が出力されることによって第1光通信装置10へ送信指令(発光指令)が与えられる形態であってもよい。尚、ステップ#9及びステップ#10も、図示とは逆の順序であってもよい。
ステップ#3において、通信対象段(TG1,TG2)の離間距離が設定段数以内であると判定された場合には、光通信制御部55はグループ間調整制御を実行する(#4〜#8)。具体的には、第1グループ(1Gr)及び第2グループ(2Gr)の内の何れか一方の通信対象段(TG1,TG2)に対する制御指令の出力を待機させ、他方の通信対象段(TG1,TG2)に対する制御指令のみに出力を許可する。何れのグループに属する通信対象段を優先するかについては、優先順位判定基準に従って判定される(#4)。優先順位判定基準は、上述したように、支持棚3の段数、稼働棚の段数、タスク数などである。
ステップ#4において優先順位判定基準に基づき、第1グループ(1Gr)が優先であると判定された場合には、光通信制御部55は、第1グループ(1Gr)の通信対象段(TG1)に対応する第1光通信装置10に対して、制御指令を出力する(#5)。一方、光通信制御部55は、第2グループ(2Gr)の通信対象段(TG2)に対応する制御指令は、第1光通信装置10に対して出力せず、待機させる(#6)。反対に、ステップ#4において優先順位判定基準に基づき、第2グループ(2Gr)が優先であると判定された場合には、光通信制御部55は、第2グループ(2Gr)の通信対象段(TG2)に対応する第1光通信装置10に対して、制御指令を出力する(#7)。一方、光通信制御部55は、第1グループ(1Gr)の通信対象段(TG1)に対応する制御指令は、第1光通信装置10に対して出力せず、待機させる(#8)。尚、ステップ#5及びステップ#6も、図示とは逆の順序であってもよく、ステップ#7及びステップ#8も、図示とは逆の順序であってもよい。
以上説明したように、本発明によれば、光通信を利用して物品搬送装置を遠隔制御して、物品収納棚に対する物品の入出庫を行う物品収納設備の設備構造に拘わらず、光通信を行う際の光信号の干渉を抑制することができる。
1 :物品収納棚
2 :台車(物品搬送装置)
3 :支持棚
10 :第1光通信装置
20 :第2光通信装置
50 :主制御装置
H1 :第1水平方向(水平方向)
H2 :第2水平方向
K :走行経路
V :垂直方向
V1 :第1水平方向
W :物品

Claims (4)

  1. 水平方向に沿って複数の物品を並べて収納することが可能な支持棚を垂直方向に複数段備えた物品収納棚と、
    各段の前記支持棚に沿って前記水平方向に設けられた走行経路と、
    それぞれの前記走行経路上を走行し、前記走行経路に対応する前記支持棚との間で物品を移載する物品搬送装置と、
    それぞれの前記走行経路の延在方向の一方側の端部に設けられた第1光通信装置と、
    それぞれの前記物品搬送装置に設けられて、対応する前記第1光通信装置との間で光通信を行う第2光通信装置と、
    それぞれの前記物品搬送装置に対応する前記第1光通信装置から制御指令を送信させて、前記物品搬送装置を用いて前記物品収納棚に対する物品の入出庫を制御する主制御装置と、を備えた物品収納設備であって、
    前記主制御装置は、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、複数の前記第1光通信装置を時分割して発光させる時分割発光制御を実行する、物品収納設備。
  2. 前記物品収納棚が垂直方向に備える複数段の前記支持棚は、前記垂直方向に並ぶ複数のグループに分割され、
    前記主制御装置は、それぞれの前記グループを構成する前記支持棚に備えられる前記第1光通信装置の中で、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、複数の前記第1光通信装置を時分割して発光させる、請求項1に記載の物品収納設備。
  3. 前記主制御装置は、
    互いに異なる前記グループに含まれると共に同時期に発光した場合に光通信信号が干渉する位置関係にある複数の前記第1光通信装置が、同時期に発光すると判定された場合、同時期に発光する前記第1光通信装置が1つとなるように、前記グループの間において排他的な調整を行うグループ間調整制御を実行する請求項2に記載の物品収納設備。
  4. 前記主制御装置は、前記グループを構成する前記支持棚の数が多い前記グループに含まれる前記第1光通信装置の発光を優先するように、前記グループ間調整制御を実行する請求項3に記載の物品収納設備。
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