JP2016021874A - 可塑性油中水型乳化物 - Google Patents
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Abstract
Description
このように、依然として自然なバター風味を有する可塑性油脂組成物を得るには多くの課題があった。
本発明は上記知見に基づいて完成されたものである。すなわち、本発明は下記(I)及び(II)を満たすことを特徴とする可塑性油中水型乳化物である。
(I)「乳及び/又はクリーム」を5〜50質量%含有
(II)「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対し、「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量が1質量部未満
本発明は下記(I)及び(II)を満たすことを特徴とする可塑性油中水型乳化物である。
(I)「乳及び/又はクリーム」を5〜50質量%含有
(II)「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対し、「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量が1質量部未満
本発明において「乳」とは、乳等省令で定められた「乳」を意味し、生乳、牛乳、特別牛乳、生山羊乳、殺菌山羊乳、生めん羊乳、成分調整牛乳、低脂肪牛乳、無脂肪牛乳及び加工乳をいう。
本発明において「クリーム」とは、乳等省令で定められた「クリーム」を意味し、乳脂肪分18.0%以上であって、植物性脂肪や乳化剤、安定剤などの添加物は一切加えられていないものをいう。
可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」の含有量が5質量%よりも少ないと、本発明の効果である自然なバター風味が得られず、また50質量%よりも多いと乳化が不安定になってしまう。
クリームは乳に比べ、雑味成分を生じることなく風味成分が濃縮されているため、「乳及び/又はクリーム」由来の固形分のうち、70質量%以上をクリーム由来とすることで、より自然なバター風味の強い可塑性油中水型乳化物及びベーカリー製品を得ることができる。
上記その他の乳成分は、乳やクリームと異なり、一般に様々な加工処理を経て製造されるため、加工処理の過程で風味が変化し、雑味成分が生成する。このような乳成分が多く含まれると、乳やクリームを使用することによる風味特性が大きく損なわれるほか、風味が自然なバター風味とは異なったものとなってしまう。
上記油脂としては、パーム油、パーム核油、ヤシ油、コーン油、綿実油、大豆油、ナタネ油、米油、ヒマワリ油、サフラワー油、オリーブ油、キャノーラ油、牛脂、豚脂、カカオ脂、魚油、鯨油等の各種植物油脂及び動物油脂、並びにこれらに水素添加、分別及びエステル交換から選択される1又は2以上の処理を施した加工油脂等が挙げられる。これらの油脂は、単独で用いることもでき、又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
なお、上記トリ飽和トリグリセリドを構成する飽和脂肪酸の炭素数についてはとくに限定されないが、好ましくは16〜22、より好ましくは16〜18である。
なかでも本発明では、ヨウ素価52〜75のパーム分別軟部油を70質量%以上、好ましくは90質量%以上、より好ましくは100質量%含む油脂配合物をエステル交換したエステル交換油脂を、油相中に40〜80質量%、好ましくは50〜75質量%含有させることが、乳化安定性の向上、クリーミング性や伸展性の向上などの物性改良効果が得られる点で特に好ましい。
水相における「乳及び/又はクリーム」由来成分の割合が30質量%未満であると、自然なバター風味が弱くなる場合があるため好ましくない。
本発明の可塑性油中水型乳化物の製造方法は下記(I)及び(II)を満たすように「乳及び/又はクリーム」を添加する工程を有するものである。
(I)「乳及び/又はクリーム」を5〜50質量%含有
(II)「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対し、「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量が1質量部未満
そのため、以下(d)予備乳化物に、乳及び/又はクリームを添加する方法の具体的な製造方法について述べる。
上記の可塑性油中水型乳化物の製造工程において、窒素、空気等を含気させても、含気させなくても構わない。
また本発明の可塑性油中水型乳化物は、良好な可塑性、とくに伸展性を呈することから、ロールイン用に使用することが好ましい。
本発明のベーカリー生地は、上記本発明の可塑性油中水型乳化物を用いたものであり、その使用方法としては、練り込み用、ロールイン用、フィリング用、サンド用、トッピング用、スプレッド用、スプレー用、コーティング用などが挙げられるが、より自然なバター風味が強く感じられる点で、ロールイン用として使用されたものであることが特に好ましい。
なかでも本発明では、より優れた自然なバター風味を呈することから、パン類生地であることが好ましく、より好ましくは、食パン生地、バラエティブレッド生地、菓子パン生地、フランスパン生地、デニッシュ・ペストリー生地である。
本発明のベーカリー製品は、上記の本発明のベーカリー生地を、適宜、成形し、必要に応じホイロ、リタード、レストをとった後、加熱したものである。
焼成する場合の加熱条件は、ベーカリー製品の種類によって異なるが、例えばオーブンを使用する場合、好ましくは150〜240℃で4〜40分、さらに好ましくは180〜230℃で8〜30分である。また、フライする場合の加熱条件は、好ましくは180〜260℃で1〜10分、さらに好ましくは200〜250℃で2〜5分である。
ヨウ素価55のパーム分別軟部油を、ナトリウムメチラートを触媒として、非選択的エステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂Aを得た。
ヨウ素価60のパーム分別軟部油を、ナトリウムメチラートを触媒として、非選択的エステル交換反応を行なった後、漂白(白土3%、85℃、0.93kPa以下の減圧下)、脱臭(250℃、60分間、水蒸気吹き込み量5%、0.4kPa以下の減圧下)を行ない、エステル交換油脂Bを得た。
エステル交換油脂Aとナタネ油を85:15で混合した配合油A61質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。続いて水相として生クリーム(油分48%)38質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Aを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:19.8質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:100質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:65質量%)
配合油A66質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水3質量部、続いて生クリーム(油分48%)30質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Bを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:15.6質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:84質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:69質量%)
配合油A71質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水8質量部、続いて生クリーム(油分48%)20質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Cを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:10.4質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:57質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:74質量%)
配合油A75質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水12質量部、続いて生クリーム(油分48%)12質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Dを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:6.2質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:34質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:78質量%)
配合油A78質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水16質量部、続いて生クリーム(油分48%)5質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Eを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:2.6質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:14質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:81質量%)
配合油A54質量部及びバターオイル10質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水5質量部、続いて生クリーム(油分48%)30質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Fを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0.64質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:15.6質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:76質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:58質量%)
エステル交換油脂Aとエステル交換油脂B及びヨウ素価36のパームステアリンを75:15:10で混合した配合油B71質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。油相を撹拌しながら、水相として水8質量部、続いて生クリーム(油分48%)20質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、本発明のシート状である可塑性油中水型乳化物Gを得た。
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:10.4質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:57質量%、油相中のSSS含量:9.7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:65質量%)
(「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対する「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量:0質量部、可塑性油中水型乳化物における「乳及び/又はクリーム」由来の固形分の含有量:11.4質量%、水相に占める「乳及び/又はクリーム」由来の割合:100質量%、油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:74質量%)
配合油A59質量部、バターオイル20質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。一方、水相として水20質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、比較例であるシート状の可塑性油中水型乳化物Iを得た。
(油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:63質量%)
配合油A56質量部、バター30質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。一方、水相として水13質量部を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、比較例であるシート状の可塑性油中水型乳化物Jを得た。
(油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:58質量%)
配合油A65質量部、バターオイル15質量部を60℃に加温溶解し、ここにグリセリン脂肪酸エステル0.5質量部、及びレシチン0.5質量部を添加し、油相を調製した。一方、水17質量部に脱脂粉乳2質量部を溶解させた水相を添加し、油中水型に乳化し、85℃で殺菌した。そして50℃まで予備冷却した。次に予備冷却した油脂組成物を6本のAユニット、レスティングチューブを通過させ、急冷可塑化して5℃2週間保管し、比較例であるシート状の可塑性油中水型乳化物Kを得た。
(油相中のSSS含量:7質量%、油相中のステル交換油脂の含有量:68質量%)
得られた本発明の可塑性油中水型乳化物A〜H及び比較例である可塑性油中水型乳化物I〜Kを用いて、下記配合と製法によりクロワッサンA〜Kを製造し、雑味とバター風味について下記評価基準により評価した。結果を[表1]に示す。
強力粉80質量部、薄力粉20質量部、練り込み用ショートニング5質量部、全卵(正味)5質量部、水50質量部、食塩2質量部、上白糖6質量部、イースト8質量部、イーストフード0.2質量部をミキサーボールに入れ、フックを用い、縦型ミキサーにて低速3分、中速3分ミキシングし、クロワッサン用生地を得た。
得られたクロワッサン用生地はフロアタイム20分、−5℃の冷凍庫で24時間リタードさせた後、定法により、上記可塑性油中水型乳化物(A〜Kのいずれか)45質量部をロールイン(3つ折り3回)し、クロワッサン生地を得た。クロワッサン生地は、使用した可塑性油中水型乳化物A〜Kに応じてそれぞれクロワッサン生地A〜Kとした。
このクロワッサン生地A〜Kをシーターにて延ばした後、底辺10cm、高さ15cmの二等辺三角形にカットし、丸めて成型し、34℃、60分ホイロをとった後、固定オーブンで200℃15分焼成し、それぞれクロワッサンA〜Kを得た。
41〜50点:◎+、31〜40点:◎、21〜30点:○、11〜20点:△、0〜10点:×
・雑味(焼成1日後)
5点…まったく雑味が感じられず、きわめて良好である。
3点…ほとんど雑味が感じられず、良好である。
1点…雑味が感じられ、やや不良である。
0点…強く雑味が感じられ、不良である。
・自然なバター風味(焼成1日後、2日後、3日後)
5点…きわめて良好である。
3点…良好である。
1点…あまり感じられない。
0点…ほとんど感じられない。
Claims (7)
- 下記(I)及び(II)を満たすことを特徴とする可塑性油中水型乳化物。
(I)「乳及び/又はクリーム」を5〜50質量%含有
(II)「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対し、「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量が1質量部未満 - 上記可塑性油中水型乳化物中、水相の30質量%以上が上記「乳及び/又はクリーム」由来である、請求項1記載の可塑性油中水型乳化物。
- 油相中のトリグリセリド組成におけるトリ飽和トリグリセリド(SSS)含量が、1〜10質量%である請求項1又は2記載の可塑性油中水型乳化物。
- 油相中のトリ飽和トリグリセリドの起源としてエステル交換油脂を使用したことを特徴とする請求項1〜3いずれか一項記載の可塑性油中水型乳化物。
- 下記(I)及び(II)を満たすように「乳及び/又はクリーム」を添加する工程を有することを特徴とする可塑性油中水型乳化物の製造方法。
(I)「乳及び/又はクリーム」を5〜50質量%含有
(II)「乳及び/又はクリーム」の固形分1質量部に対し、「乳及び/又はクリーム」以外の乳固形分含有量が1質量部未満 - 請求項1〜4いずれか一項記載の可塑性油中水型乳化物を用いたベーカリー生地。
- 請求項6記載のベーカリー生地を加熱してなるベーカリー製品。
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