JP2016009859A - 積層電子部品 - Google Patents

積層電子部品 Download PDF

Info

Publication number
JP2016009859A
JP2016009859A JP2014177818A JP2014177818A JP2016009859A JP 2016009859 A JP2016009859 A JP 2016009859A JP 2014177818 A JP2014177818 A JP 2014177818A JP 2014177818 A JP2014177818 A JP 2014177818A JP 2016009859 A JP2016009859 A JP 2016009859A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal magnetic
metal
oxide film
magnetic particles
electronic component
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014177818A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5980861B2 (ja
Inventor
キム・ミョン・ギ
Myeong Gi Kim
キム・ホ・ヨン
Ho Yoon Kim
チェ・ユ・ジン
Yu Jin Choi
キム・イク・ソブ
Ic Seob Kim
チョン・ミン・キョン
Min Kyoung Cheon
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electro Mechanics Co Ltd filed Critical Samsung Electro Mechanics Co Ltd
Publication of JP2016009859A publication Critical patent/JP2016009859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5980861B2 publication Critical patent/JP5980861B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F17/00Fixed inductances of the signal type 
    • H01F17/0006Printed inductances
    • H01F17/0013Printed inductances with stacked layers
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0206Manufacturing of magnetic cores by mechanical means
    • H01F41/0233Manufacturing of magnetic circuits made from sheets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

【課題】優れた直流重畳特性及びQ特性を有し、機械的強度が改善された積層電子部品を提供する。【解決手段】積層電子部品100は、磁性体本体110の内部に内部コイル部120が配置される。磁性体本体は、厚さ方向に相対する第1、第2主面S1、S2、幅方向に相対する第1、第2側面S5、S6、及び長さ方向に相対する第1、第2端面S3、S4を有し、複数の金属磁性体層10を含む。金属磁性体層は、金属磁性粒子、及び金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜を含む。磁性体本体の第1、第2主面、第1、第2側面、及び第1、第2端面からそれぞれ内部方向に磁性体本体の厚さの20%に該当する地点までを外郭部、外郭部の内部境界の内側を中央部とするとき、外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは、中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さより厚い。【選択図】図1

Description

本発明は、積層電子部品に関する。
電子部品の一つであるインダクタ(inductor)は、抵抗、キャパシタとともに、電子回路を形成してノイズ(noise)を除去する代表的な手動素子である。
積層電子部品の積層インダクタは、フェライトなどの磁性体を主材料とする絶縁層上に導体パターンを形成し、これを積層して積層本体内部に内部コイル部を形成し、積層本体の外面に内部コイル部を外部回路と電気的に接続させるための外部電極を形成する。
高周波帯域における使用が可能で、エネルギー消費効率及び直流重畳特性が改善された積層インダクタ製品のニーズに伴い、フェライトを金属粉末に代替した積層インダクタが開発されている。
特開2007−027354号公報
本発明は、優れた直流重畳特性及びQ特性(quality factor)を有し、機械的強度が改善された積層電子部品に関するものである。
本発明の一形態は、磁性体本体の外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さが磁性体本体の中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さより厚い積層電子部品を提供する。
上記外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは200nm〜300nmであり、上記中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは50nm〜200nmであることができる。
上記表面に金属酸化膜が形成された金属磁性粒子間の空間には高分子樹脂が充填されることができる。
本発明の一形態による積層電子部品は、優れた直流重畳特性及びQ特性(quality factor)を有し、機械的強度を改善させることができる。
本発明の一実施形態による積層電子部品の一部を切開して示した斜視図である。 図1のA部分を拡大して示した概略図である。 図1のI−I’線に沿った断面図である。 図1のII−II’線に沿った断面図である。
以下では、添付の図面を参照し、本発明の好ましい実施形態について説明する。しかし、本発明の実施形態は様々な他の形態に変形されることができ、本発明の範囲は以下で説明する実施形態に限定されない。また、本発明の実施形態は、当該技術分野で平均的な知識を有する者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。したがって、図面における要素の形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
また、明細書全体において、ある構成要素を「含む」というのは、特に反対される記載がない限り、他の構成要素を除外するのではなく、他の構成要素をさらに含むことができることを意味する。
積層電子部品
以下では、本発明の一実施形態による積層電子部品を説明するにあたり、特に、積層インダクタ(inductor)を例に挙げて説明するが、本発明はこれに制限されない。
図1は本発明の一実施形態による積層電子部品の一部を切開して示した斜視図である。
図1を参照すると、本発明の一実施形態による積層電子部品100は、磁性体本体110、上記磁性体本体110の内部に配置された内部コイル部120、及び上記磁性体本体110の外側に配置されて上記内部コイル部120と電気的に連結された外部電極130を含む。
本発明の一実施形態による積層電子部品100において、「長さ方向」は図1の「L」方向、「幅方向」は「W」方向、「厚さ方向」は「T」方向と定義する。
上記磁性体本体110は、厚さ(T)方向に相対する第1主面S1及び第2主面S2、幅(W)方向に相対する第1側面S5及び第2側面S6、及び長さ(L)方向に相対する第1端面S3及び第2端面S4を有する。
上記磁性体本体110は、複数の金属磁性体層10が積層されて形成される。複数の金属磁性体層10は、焼結された状態で、隣接する金属磁性体層10同士の境界が走査電子顕微鏡(SEM、Scanning Electron Microscope)を利用せずには確認できないほど一体化されていることができる。
上記磁性体本体110の形状及び寸法は本実施形態に示されるものに限定されず、金属磁性体層10の厚さは積層電子部品100の容量設計に応じて任意に変更することができる。
図2は図1のA部分を拡大して示した概略図である。
図2を参照すると、上記金属磁性体層10は金属磁性粒子11を含み、上記金属磁性粒子11の表面に金属酸化膜12が形成される。
上記金属磁性粒子11は、軟磁性合金、例えば、Fe、Si、Cr、Al及びNiからなる群より選択されたいずれか一つ以上を含む合金であることができ、Fe−Si−Cr系合金であることがより好ましいが、これに制限されない。
上記金属磁性粒子11としては、例えば、Fe87wt%以上、Cr4〜6wt%及び残量のSiを含むFe−Si−Cr系合金を用いることができる。
上記Fe−Si−Cr系合金を用いる場合、Feの含有率が87wt%未満であると、磁気的特性が大きく下落した。
また、Crの含有率が4〜6wt%の場合、高い焼結温度におけるFeの酸化を防止する効果があった。これに対し、Crが4wt%未満含まれる場合、積層インダクタの製造過程時に高い焼結温度におけるFeの酸化を防止することが困難であるため磁気的特性を失う現象が観察でき、6wt%を超過すると、Cr酸化物が過剰に生成されてギャップ(gap)効果が必要以上に増加するため磁気的特性が下落する可能性があった。
上記金属磁性粒子11は、最大粒径が15μm以下であることができる。
上記金属磁性粒子11の最大粒径が15μmを超過すると、高周波における損失(core loss)が大きく増加して高周波帯域におけるQ特性が低下するという問題点がある。
上記金属磁性体層10に含まれた金属磁性粒子11は、粒度分布D50が3μm〜5μmであることができる。
粒度分布D50とは、レーザー回折散乱式粒度分布測定法を用いることで得られる体積累積50%における粒径のことである。
金属磁性粒子11の粒度分布D50が3μm未満の場合は、透磁率が減少する可能性があり、粒度分布D50が5μmを超過すると、分散性が低下し、空隙が多く発生して強度が減少し、高周波におけるコアロス(core loss)が大きく増加してQ特性が低下するおそれがある。
上記金属磁性体層10に含まれた金属磁性粒子11間の間隔は、5μm以下であることができる。
金属磁性粒子11間の間隔が5μmを超過すると、充填率が減少して透磁率が低下し、空隙が多く発生して強度が減少する可能性がある。
上記金属酸化膜12は、上記金属磁性粒子11の少なくとも一成分が酸化されて形成されることができ、例えば、Crを含むことができる。上記金属酸化膜12により、金属磁性粒子11の間、及び金属磁性粒子11と内部コイル部120との間の絶縁性が確保されることができる。
金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜12は、上記金属磁性粒子に隣接する金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜12と結合し、金属磁性粒子11は、金属酸化膜12同士の結合によって結合する。金属酸化膜12同士の結合によって機械的強度及び絶縁性の向上効果がある。
また、上記金属磁性粒子11同士は、上記金属酸化膜12によって結合する部分なく隔離される。
金属磁性粒子11同士が結合する場合、うず電流損(Eddy current loss)が増加してQ特性(quality factor)が低下する上で、金属磁性粒子間の接触面の増加でAC増加によるQ特性が大きく低下するおそれがある。これに対し、本発明の実施形態では、金属磁性粒子11の金属酸化膜12による結合のみ存在するためうず電流損(Eddy current loss)が減少し、金属磁性粒子11間に直接的な接触面がないためAC増加によるQ特性の低下が少ないことから、パワーインダクタへの適用時に高電力効率に有利な効果がある。
本発明の一実施形態は、磁性体本体110の外郭部に含まれた金属磁性粒子11の金属酸化膜12の平均厚さを磁性体本体110の中央部に含まれた金属磁性粒子11の金属酸化膜12の平均厚さより厚く形成する。
このように、磁性体本体110の外郭部及び中央部における金属酸化膜12の平均厚さを異なるように調節することにより、金属酸化膜による透磁率減少を防止し、インダクタンスを増加させるとともに、直流重畳特性及びQ特性を向上させることができる。
金属酸化膜の平均厚さは、磁性体本体110を厚さ−幅(TW)方向の断面に切断した後、その断面を高倍率の走査電子顕微鏡(SEM)で観察して測定した。
図3は図1のI−I’線に沿った断面図であり、図4は図1のII−II’線に沿った断面図である。
図3及び図4を参照すると、本発明の一実施形態による積層電子部品100において、上記磁性体本体110の上記第1、第2主面S1、S2、上記第1、第2端面S3、S4、及び上記第1、第2側面S5、S6からそれぞれ内部方向に上記磁性体本体110の厚さ(t)の20%に該当する地点までを外郭部111、上記外郭部111の内部境界の内側を中央部112と定義する。
このとき、上記外郭部111に含まれた金属磁性粒子11の表面に形成された金属酸化膜12の平均厚さは、上記中央部112に含まれた金属磁性粒子11の表面に形成された金属酸化膜12の平均厚さより40nm〜200nmさらに厚くてもよい。
本発明の一実施形態は、上記外郭部111に含まれた金属磁性粒子の金属酸化膜12の平均厚さが200nm〜300nmで形成される。
外郭部111に含まれた金属磁性粒子の金属酸化膜12の平均厚さが200nm未満の場合は、高周波帯域におけるQ特性及び直流重畳特性が低下する可能性がある。また、300nmを超過すると、金属酸化膜によって金属磁性粒子の磁気的特性が顕著に下落して透磁率が減少し、インダクタンスが減少し、低周波帯域におけるQ特性が低下するおそれがある(表1参照)。
本発明の一実施形態は、上記中央部112に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜12の平均厚さが50nm〜200nmで形成される。
中央部112に含まれた金属磁性粒子の金属酸化膜12の平均厚さが50nm未満の場合は、高周波帯域におけるQ特性及び直流重畳特性が低下する可能性がある。また、200nmを超過すると、金属酸化膜によって金属磁性粒子の磁気的特性が顕著に下落して透磁率が減少し、インダクタンスが減少し、低周波帯域におけるQ特性が低下するおそれがある(表1参照)。
上記金属磁性体層10は、表面に金属酸化膜12が形成された金属磁性粒子11間の空間に充填された高分子樹脂13を含む。
焼結された磁性体本体110を高分子樹脂にディッピングし、減圧処理したり、高分子樹脂を焼結された磁性体本体110の表面に塗布してから吸収させることにより、金属磁性粒子11間の空き空間に高分子樹脂13を充填させることができる。
金属磁性粒子11間の空間に高分子樹脂13が充填されることにより、強度を向上させ、吸湿性を減少させることができる。
上記高分子樹脂13は、シリコーン系樹脂、エポキシ系樹脂、フェノール系樹脂、シリケート系樹脂、ウレタン系樹脂、イミド系樹脂、アクリル系樹脂、ポリエステル系樹脂、及びポリエチレン系樹脂からなる群より選択されたいずれか一つ以上であることができる。
上記高分子樹脂13は、上記金属磁性体層10の断面面積の10%〜30%を占めることができる。
高分子樹脂13の面積が10%未満の場合は、強度が低下し、高湿条件下において水分が磁性体内部に吸収されるという問題点があり、30%を超過すると、透磁率が減少する可能性がある。
下記表1は磁性体本体110の外郭部111及び中央部112に含まれた金属磁性粒子11の金属酸化膜12の厚さによるインダクタンス、Q特性、及び直流重畳特性の結果を示したものである。
ここで、チップサイズ(L*W)2.00x1.20[mm]、目標容量(Ls)1.0[uH]を条件にした。
Figure 2016009859
上記表1を参照すると、外郭部の金属酸化膜の厚さが200nm〜300nm、中央部の金属酸化膜の厚さが50nm〜200nmを満たすとき、低周波帯域及び高周波帯域におけるQ特性及び直流重畳特性に優れていることが確認できた。
下記表2は金属磁性粒子(Fe−Si−Cr合金)の粒度分布D50及び最大粒径による透磁率、Q特性の結果を示したものである。
Figure 2016009859
上記表2を参照すると、金属磁性粒子の粒度分布D50が3μm〜5μm、最大粒径が15μm以下を満たすとき、低周波帯域及び高周波帯域におけるQ特性に優れていることが確認できた。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の権利範囲はこれに限定されず、特許請求の範囲に記載された本発明の技術的思想から外れない範囲内で多様な修正及び変形が可能であるということは、当技術分野の通常の知識を有するものには明らかである。
100 積層電子部品
10 金属磁性体層
11 金属磁性粒子
12 金属酸化膜
13 高分子樹脂
110 磁性体本体
111 外郭部
112 中央部
120 内部コイル部
130 外部電極

Claims (17)

  1. 磁性体本体の内部に内部コイル部が配置され、
    前記磁性体本体は、厚さ方向に相対する第1、第2主面、幅方向に相対する第1、第2側面、及び長さ方向に相対する第1、第2端面を有し、複数の金属磁性体層を含み、
    前記金属磁性体層は、金属磁性粒子、及び前記金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜を含み、
    前記磁性体本体の前記第1、第2主面、前記第1、第2側面、及び前記第1、第2端面からそれぞれ内部方向に前記磁性体本体の厚さの20%に該当する地点までを外郭部、前記外郭部の内部境界の内側を中央部とするとき、
    前記外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは200nm〜300nmであり、前記中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは50nm〜200nmである、積層電子部品。
  2. 前記金属磁性体層は、表面に金属酸化膜が形成された金属磁性粒子間の空間に充填された高分子樹脂を含む、請求項1に記載の積層電子部品。
  3. 前記高分子樹脂は、前記金属磁性体層の断面面積の10%〜30%を占める、請求項1に記載の積層電子部品。
  4. 前記金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜は、前記金属磁性粒子に隣接する金属磁性粒子の金属酸化膜と結合する、請求項1に記載の積層電子部品。
  5. 前記金属磁性粒子同士は前記金属酸化膜によって隔離される、請求項1に記載の積層電子部品。
  6. 前記金属磁性粒子は、Fe、Si、Cr、Al及びNiからなる群より選択されたいずれか一つ以上を含む合金である、請求項1に記載の積層電子部品。
  7. 前記金属磁性粒子は最大粒径が15μm以下である、請求項1に記載の積層電子部品。
  8. 前記金属磁性粒子は粒度分布D50が3μm〜5μmである、請求項1に記載の積層電子部品。
  9. 前記金属磁性粒子間の間隔は5μm以下である、請求項1に記載の積層電子部品。
  10. 磁性体本体の内部に内部コイル部が配置され、
    前記磁性体本体は、厚さ方向に相対する第1、第2主面、幅方向に相対する第1、第2側面、及び長さ方向に相対する第1、第2端面を有し、複数の金属磁性体層を含み、
    前記金属磁性体層は、金属磁性粒子、及び前記金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜を含み、
    前記磁性体本体の前記第1、第2主面、前記第1、第2側面、及び前記第1、第2端面からそれぞれ内部方向に前記磁性体本体の厚さの20%に該当する地点までを外郭部、前記外郭部の内部境界の内側を中央部とするとき、
    前記外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは、前記中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さより厚い、積層電子部品。
  11. 前記外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは、前記中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さより40nm〜200nmさらに厚い、請求項10に記載の積層電子部品。
  12. 前記外郭部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは200nm〜300nmである、請求項10に記載の積層電子部品。
  13. 前記中央部に含まれた金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜の平均厚さは50nm〜200nmである、請求項10に記載の積層電子部品。
  14. 前記金属磁性体層は、表面に金属酸化膜が形成された金属磁性粒子間の空間に充填された高分子樹脂を含む、請求項10に記載の積層電子部品。
  15. 前記金属磁性粒子の表面に形成された金属酸化膜は、前記金属磁性粒子に隣接する金属磁性粒子の金属酸化膜と結合し、
    前記金属磁性粒子同士は前記金属酸化膜によって隔離される、請求項10に記載の積層電子部品。
  16. 前記金属磁性粒子は最大粒径が15μm以下である、請求項10に記載の積層電子部品。
  17. 前記金属磁性粒子は粒度分布D50が3μm〜5μmである、請求項10に記載の積層電子部品。
JP2014177818A 2014-06-24 2014-09-02 積層電子部品 Expired - Fee Related JP5980861B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1020140077157A KR101558095B1 (ko) 2014-06-24 2014-06-24 적층 전자부품
KR10-2014-0077157 2014-06-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016009859A true JP2016009859A (ja) 2016-01-18
JP5980861B2 JP5980861B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=54345346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014177818A Expired - Fee Related JP5980861B2 (ja) 2014-06-24 2014-09-02 積層電子部品

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5980861B2 (ja)
KR (1) KR101558095B1 (ja)
CN (1) CN105280335B (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016195149A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 太陽誘電株式会社 コイル部品
JP2018019033A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 太陽誘電株式会社 コイル部品及びその製造方法
JP2019117898A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 Tdk株式会社 積層コイル型電子部品

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102146801B1 (ko) * 2018-12-20 2020-08-21 삼성전기주식회사 코일 전자 부품

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5048155B1 (ja) * 2011-08-05 2012-10-17 太陽誘電株式会社 積層インダクタ
JP2012238840A (ja) * 2011-04-27 2012-12-06 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001011563A (ja) * 1999-06-29 2001-01-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 複合磁性材料の製造方法
JP2007067214A (ja) 2005-08-31 2007-03-15 Taiyo Yuden Co Ltd パワーインダクタ
JP2008205152A (ja) 2007-02-20 2008-09-04 Matsushita Electric Ind Co Ltd 粉末軟磁性合金材料およびそれを用いた磁性材料とコイル部品
JP4866971B2 (ja) * 2010-04-30 2012-02-01 太陽誘電株式会社 コイル型電子部品およびその製造方法
JP2012238841A (ja) * 2011-04-27 2012-12-06 Taiyo Yuden Co Ltd 磁性材料及びコイル部品
JP6091744B2 (ja) * 2011-10-28 2017-03-08 太陽誘電株式会社 コイル型電子部品
WO2013099297A1 (ja) 2011-12-28 2013-07-04 太陽誘電株式会社 積層インダクタ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012238840A (ja) * 2011-04-27 2012-12-06 Taiyo Yuden Co Ltd 積層インダクタ
JP5048155B1 (ja) * 2011-08-05 2012-10-17 太陽誘電株式会社 積層インダクタ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016195149A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 太陽誘電株式会社 コイル部品
JP2018019033A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 太陽誘電株式会社 コイル部品及びその製造方法
JP2019117898A (ja) * 2017-12-27 2019-07-18 Tdk株式会社 積層コイル型電子部品
US11302466B2 (en) 2017-12-27 2022-04-12 Tdk Corporation Multilayer coil electronic component
JP7145610B2 (ja) 2017-12-27 2022-10-03 Tdk株式会社 積層コイル型電子部品
JP2022171894A (ja) * 2017-12-27 2022-11-11 Tdk株式会社 積層コイル型電子部品

Also Published As

Publication number Publication date
KR101558095B1 (ko) 2015-10-06
JP5980861B2 (ja) 2016-08-31
CN105280335A (zh) 2016-01-27
CN105280335B (zh) 2017-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101954579B1 (ko) 적층 인덕터
KR101994722B1 (ko) 적층형 전자부품
JP3621300B2 (ja) 電源回路用積層インダクタ
KR101630092B1 (ko) 칩 전자부품의 제조방법
US20130113593A1 (en) Multilayer type inductor and method of manufacturing the same
JP6058584B2 (ja) 積層型電子部品及びその製造方法
JP5980861B2 (ja) 積層電子部品
KR101983140B1 (ko) 금속 자성체 분말 및 그 형성 방법, 그리고 상기 금속 자성체 분말을 이용하여 제조된 인덕터
JP6622549B2 (ja) コイル部品
KR102217286B1 (ko) 하이브리드 인덕터 및 그 제조방법
KR20130031581A (ko) 적층형 인덕터
JP2014011458A (ja) コモンモードノイズフィルタ
JP2016051752A (ja) 積層型電子部品
JP6456729B2 (ja) インダクタ素子およびその製造方法
JP2019165169A (ja) コイル部品及び電子機器
JP5816145B2 (ja) 積層型インダクタ
JP6668113B2 (ja) インダクタ
WO2019142562A1 (ja) コモンモードノイズフィルタとその製造方法
JP2010124270A (ja) ノイズフィルタ
JP4659463B2 (ja) 積層型インダクタ及びその製造方法
TWI771186B (zh) 積層線圈零件
JP6479064B2 (ja) コイル部品用合金粉末及びそれを含むコイル部品
JP6776793B2 (ja) コイル部品
KR101617003B1 (ko) 노이즈 필터용 비드
WO2015045689A1 (ja) 金属磁性材料、電子部品

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160727

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5980861

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees