JP6622549B2 - コイル部品 - Google Patents
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Description
上記直方体形状の磁性体部は、磁性材料で構成される。
上記コイル部は、導電性材料で構成され、上記磁性体部の内部において一軸まわりに巻回される。上記コイル部は、上記一軸方向から見たとき、上記磁性体部の長辺方向を長軸とするオーバル形状の内周縁部を含む。
上記一対の外部電極は、上記磁性体部に設けられ、上記コイル部と電気的に接続される。
上記複数の周回部は、上記一軸方向に間隔をおいて配置される。上記複数のビアは、上記一軸方向から見たとき、上記複数の周回部を2つの位置で、上記一軸方向に交互に電気的に接続する。
周回部は、コイル部の約1ターン分に相当する長さの導体層を構成する。これは、同一面の周回を無駄なく形成し、必要な層数の確保につながる。
図1は、本発明の一実施形態に係るコイル部品の全体斜視図である。図2は、図1におけるA−A線断面図である。
本実施形態のコイル部品10は、図1に示すように、部品本体11と、一対の外部電極14,15とを有する。部品本体11は、X軸方向に幅W、Y軸方向に長さL、Z軸方向に高さHを有する直方体形状に形成される。一対の外部電極14,15は、部品本体11の長辺方向(Y軸方向)に対向する2つの端面に設けられる。
コイル部品10を製造するに際しては、ドクターブレードやダイコータ等の塗工機(図示略)を用いて、予め用意した磁性体ペーストをプラスチック製のベースフィルム(図示略)の表面に塗工する。次に、そのベースフィルムを熱風乾燥機等の乾燥機(図示略)を用いて、約80℃、約5分の条件で乾燥して、磁性体層ML1〜ML7(図3参照)に対応し、かつ、多数個取りに適合したサイズの第1〜第7のシートをそれぞれ作製する。
続いて、コイル部13の詳細について説明する。
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。
なお、このような構成は、上述の部品本体11,21,31についても同様に適用可能である。
以下の手順でコイル部品を作製した。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第2の実施形態と同様の楕円形状とし、図7に示すように、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は70μm、距離(T2)は70μm、距離(S)は70μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第2の実施形態と同様の楕円形状とし、図7に示すように、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には4つの直線部(図6参照。以下同じ)を設けた。距離(T1)は70μm、距離(T2)は70μm、距離(S)は60μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第2の実施形態と同様の楕円形状とし、図7に示すように、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には4つの直線部を設けた。距離(T1)は75μm、距離(T2)は75μm、距離(S)は70μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の絶縁処理方法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第2の実施形態と同様の楕円形状とし、図7に示すように、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は30μm、距離(T2)は30μm、距離(S)は25μmとした。
磁性体部の絶縁処理として、樹脂含浸処理の後、リン酸塩処理を行った。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、図9に示すように、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には4つの直線部を設けた。距離(T1)は70μm、距離(T2)は70μm、距離(S)は60μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、角丸長方形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は6.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は角丸長方形状であり、外周縁部には4つの直線部を設けた。距離(T1)は70μm、距離(T2)は70μm、距離(S)は60μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第1の実施形態と同様の楕円形状とし、約(5/6)ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は10.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は100μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には4つの直線部を設けた。距離(T1)は75μm、距離(T2)は75μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の寸法及び絶縁処理方法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は40μm、距離(T2)は40μm、距離(S)は25μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
磁性体部の絶縁処理として、樹脂含浸処理の後、リン酸塩処理を行った。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の組成及び寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部を構成するFeCrSi系金属磁性粒子におけるCr及びSiの組成を、3Cr4Si(Cr:3wt%、Si:4wt%、残り:Feの合計100wt%)とした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の組成及び寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部を構成するFeCrSi系金属磁性粒子におけるCr及びSiの組成を、2Cr6.5Si(Cr:2wt%、Si:6.5wt%、残り:Feの合計100wt%)とした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の組成及び寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部を構成するFeCrSi系金属磁性粒子におけるCr及びSiの組成を、1.5Cr8Si(Cr:1.5wt%、Si:8wt%、残り:Feの合計100wt%)とした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の組成及び寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部を構成するFeCrSi系金属磁性粒子におけるCr及びSiの組成を、1.5Cr10Si(Cr:1.5wt%、Si:10wt%、残り:Feの合計100wt%)とした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成、磁性体部の組成及び寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第3の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部を構成する磁性材料をFeAlSi系金属磁性粒子とし、そのAl及びSiの組成を、2Al6.5Si(Al:2wt%、Si:6.5wt%、残り:Feの合計100wt%)とした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、第2の実施形態と同様の楕円形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は楕円形状であり、外周縁部には直線部を設けなかった。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成及び磁性体部の寸法を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、角丸長方形状とし、約1ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は9.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は角丸長方形状であり、外周縁部にはその長軸に平行な2つの直線部を設けた。距離(T1)は60μm、距離(T2)は60μm、距離(S)は70μmとした。
磁性体部の寸法は、長さ1.6mm、幅0.8mm、高さ0.5mmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、約(5/6)ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は7.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は、矩形状とした。距離(T1)は160μm、距離(T2)は160μm、距離(S)は400μmとした。
なお、磁性体部は、樹脂含浸処理もリン酸塩処理も行わなかった。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、約(5/6)ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は7.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は、矩形状とした。距離(T1)は50μm、距離(T2)は50μm、距離(S)は500μmとした。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
コイル部の構成を除き、実施例1と同様な手法でコイル部品を作製し、その電流特性と耐電圧特性を評価した。
コイル部は、約(5/6)ターン分のコイル長を有する複数の周回部と、所定のコイル長を有する引出し部とをコイル軸方向に積層することで作製した。コイル部のターン数は10.5ターンとした。コイル軸方向から見たコイル部の内周縁部及び外周縁部は、矩形状とした。距離(T1)は120μm、距離(T2)は120μm、距離(S)は50μmとした。
なお、磁性体部は、樹脂含浸処理もリン酸塩処理も行わなかった。
コイル部品の作製条件、及びその電流特性と耐電圧特性の評価結果を表1に示す。
11,21,31…部品本体
12…磁性体部
13,23,33,330…コイル部
14,15…外部電極
C11,C17,C21,C26,C31,C36…引出し部
C12〜C16、C22〜C25、C32〜C35…周回部
V1〜V6…ビア
Claims (8)
- 磁性材料で構成された直方体形状の磁性体部と、
前記磁性体部の内部において一軸まわりに巻回され、導電性材料で構成されたコイル部と、
前記磁性体部に設けられ、前記コイル部と電気的に接続される一対の外部電極と
を具備し、
前記コイル部は、前記一軸方向から見たとき、前記磁性体部の長辺方向を長軸とする楕円または角丸長方形状の内周縁部と、前記磁性体部の長辺および短辺に平行な4つの直線部を有するオーバル形状の外周縁部とを含む、1ターン分に相当する長さの複数の周回部と、前記一軸方向に隣接する前記周回部の間を電気的に接続する複数のビアとを有し、
前記4つの直線部は、前記磁性体部の長辺に近接する2つの位置と、前記磁性体部の短辺に近接する2つの位置にそれぞれ形成されており、
前記複数のビアは、前記一軸方向から見たとき、前記コイル部の周回軌道上であって、前記周回部のパターン幅に相当する幅内において当該幅方向に隣接して配置される
コイル部品。 - 請求項1に記載のコイル部品であって、
前記外周縁部は、前記内周縁部と相似形ではなく、前記内周縁部との間隔が一定ではない
コイル部品。 - 請求項1又は2に記載のコイル部品であって、
前記周回部は、前記コイル部の周方向に相互に対向し、かつ、前記コイル部の内周側および外周側で相互にオーバラップする第1の端部および第2の端部を有し、前記複数のビアは、前記第1の端部および前記第2の端部にそれぞれ設けられる
コイル部品。 - 請求項3に記載のコイル部品であって、
前記磁性体部は、金属磁性粒子を含む磁性材料で構成され、
前記一軸方向と直交する平面内における前記第1の端部と前記第2の端部との最近接対向距離は、30μm以上100μm以下である
コイル部品。 - 請求項1〜4のいずれか1つに記載のコイル部品であって、
前記磁性体部の長辺方向の端部と前記周回部との最近接対向距離は、前記磁性体部の短辺方向の端部と前記周回部との最近接対向距離よりも大きく、前記一対の外部電極が少なくとも前記長辺方向の端部にある
コイル部品。 - 請求項5に記載のコイル部品であって、
前記磁性体部の長辺方向の端部と前記周回部との最近接対向距離は、50μm以上70μm以下である
コイル部品。 - 請求項1〜6のいずれか1つに記載のコイル部品であって、
前記磁性体部は、前記磁性材料の間に含浸された樹脂材料を含む
コイル部品。 - 請求項1〜7のいずれか1つに記載のコイル部品であって、
前記磁性体部は、前記磁性材料の間にリン元素をさらに含む
コイル部品。
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