JP2014011458A - コモンモードノイズフィルタ - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コモンモードノイズフィルタに関する。
【解決手段】本発明は、表面にポア(pore)が形成されたフェライト粉末を単独で、または異なる粒子サイズを有する2種以上のフェライト粉末を磁性層として含むコモンモードノイズフィルタに関する。本発明によると、磁性層に含まれる高分子バインダーとフェライト粉末との間の接着力が向上されることにより、チップの製作及び実装時に熱衝撃によって前記高分子バインダーとの接着力が低下してクラックなどの不良が発生することを抑制して、熱衝撃に対する信頼性を確保することができる。また、本発明の磁性層に含まれた球形のフェライト粉末は、粒子サイズの差によって分散が容易であるため、コモンモードノイズフィルタの透磁率を改善して、微細線幅を有し、比較的厚い厚さの薄膜型コモンモードノイズフィルタを製造することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、コモンモードノイズフィルタに関する。
我々の周辺に存在する電子機器は、多かれ少なかれ放射ノイズを発生させる。このようなノイズは、自由に且つ急激に変化するため、電子機器自体がノイズの発生源となることを防止するとともに、外来ノイズによる誤動作なども防止することができる耐性(Immunity)対策が必要である。これがEMCの基本的な思考である。
伝導ノイズは、コンデンサによってグラウンドに「バイパス(By−Pass)」されたり、抵抗及びフェライトコア(Ferrite Core)、チップビーズ(Chip Bead)などによって「吸収」されて、熱に変換されて除去されることが一般的である。
伝導ノイズに対する対策として、また一つの重要な方法がある。これは、インダクタ(Inductor)の特性を利用してノイズ電流を「反射」させる方法である。インダクタにおいて、直流電流は円滑に流れるが、交流電流はインピーダンス(Impedance;交流電流に対する抵抗)が高くなって円滑に流れないためである。ところが、伝導ノイズの伝達方式には、差動モード(Differential Mode)とコモンモード(Common Mode)の二つのタイプがあり、その違いに応じたノイズ対策が要求される。ノイズのタイプを確認しないと、ノイズ抑制部品を回路に追加しても、ノイズが却って増加する状況をもたらすこともある。
コモンモード(Common Mode)とは、往路及び復路に対して同じ方向に流れる伝導モードである。コモンモードノイズは、配線系のインピーダンスの不平行などによって生じることもあり、高周波であるほど顕著になる。また、コモンモードノイズは地面などにも伝達され、大きいループを描いて戻ってくるため、遠く離れている電子機器にも様々なノイズ障害を発生させる。
従って、デジタル機器において、差動モードノイズ(Differential Mode Noise)に対する対策は勿論、コモンモードノイズに対する対策がさらに重視されている。
このようなコモンモードノイズフィルタ10は、図1のように、フェライト基板11に内部コイル導体12が形成された絶縁層13を設け、前記コイル導体12をビア電極(不図示)に連結させた後、前記基板11の外周面には外部端子電極14が連結された構造を有する。また、前記コイル導体12の内側には、絶縁層13を貫通する開口部15が形成されており、前記開口部15の内部には磁性体が充填された磁性層16が含まれる。
図2は、前記図1の構造を上部から見たときの図面である。
前記磁性層16はフェライト及び高分子バインダーが混合されたフェライト複合体の形態で構成されるが、前記フェライトとしては、1種の粉末、または異なるサイズを有する2種の粉末を用いる。しかし、フェライト複合体の充填率を高めるために球形のフェライト粉末を用いる場合、チップの製作及び実装時、前記高分子バインダーとの接着力の不足のため、熱衝撃によってクラックなどの不良が発生する。
また、透磁率値を改善するために、フェライトの粒径を大きくしたり、高分子バインダーの量を減らしたり、または成形時の温度を高くする方法などが用いられる。しかし、フェライトの粒径を大きくすると高周波特性が悪くなり、高分子バインダーの量を減らすと圧粉体の絶縁性及び耐電圧特性が悪くなる。また、温度を高くする方法は、作業性の低下、設備コスト及びフィルタの信頼性において問題が生じる恐れがあるため好ましくない。
日本公開特許2000-106308
本発明の目的は、従来の巻線型、積層型のコモンモードノイズフィルタの問題点を改善するために、高精度の微細線幅及び優れた上下パターンの連結性を有するため、内部回路パターンを容易に形成することができ、外部電極との連結性に優れた薄膜型コモンモードノイズフィルタを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、電気的特性及び信頼性に優れた薄膜型コモンモードノイズフィルタを提供することにある。
本発明の一実施形態によるコモンモードノイズフィルタは、表面にポア(pore)が形成されたフェライト粉末を磁性層として含むことを特徴とする。
前記フェライト粉末の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmであることが好ましい。
前記フェライト粉末の平均粒径は10〜50μmであることが好ましい。
前記フェライト粉末は球形であることが好ましい。
前記フェライト粉末は、原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で50〜90分間仮焼する段階と、を経て製造されることができる。
前記フェライト粉末は、Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上であることができる。
前記磁性層は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上の高分子バインダーを含むことができる。
本発明による前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合されるものであることができる。
本発明の一実施形態によるコモンモードノイズフィルタは、表面にポアが形成され、異なる粒子サイズを有する2種以上のフェライト粉末を磁性層として含むことを特徴とする。
本発明の一実施形態によると、前記フェライト粉末は、平均粒径が10〜50μmである第1粒子と、平均粒径が0.01〜9μmである第2粒子と、を含むことができる。
前記第1粒子と第2粒子の平均粒径サイズの比率は3:1〜10:1であることが好ましい。
前記第1粒子の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmであり、前記第2粒子の表面に形成されたポアのサイズは10〜100nmであることができる。
前記第1粒子と第2粒子の含量比は3:1〜10:1であることが好ましい。
前記フェライト粉末は球形であることが好ましい。
前記第1粒子は、原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で50〜90分間仮焼する段階と、を経て製造され、前記第2粒子は、原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で10〜40分間仮焼する段階と、を経て製造されることができる。
前記フェライト粉末は。Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上であることができる。
前記磁性層は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上の高分子バインダーを含むことができる。
前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合されることが好ましい。
本発明によると、コモンモードノイズフィルタの磁性層材料として、表面にポアが形成された球形のフェライト粉末を単独で用いたり、または前記フェライト粉末より小さい粒子サイズを有するフェライト粉末を混合して用いることにより、分散性が向上されて、混合される高分子バインダーとの接着力を向上させることができる。
また、本発明によると、前記高分子バインダーとフェライト粉末との間の接着力が向上されることにより、チップの製作及び実装時、前記高分子バインダーとの接着力の不足のため熱衝撃によってクラックなどの不良が発生することを抑制して、熱衝撃に対する信頼性を確保することができる。
また、本発明の磁性層に含まれた球形のフェライト粉末は、粒子サイズの差によって分散が容易であるため、コモンモードノイズフィルタの透磁率を改善して、微細線幅を有し、比較的厚い厚さの薄膜型コモンモードノイズフィルタを製造することができる。
従来のコモンモードノイズフィルタの構造を示した図面である。 従来のコモンモードノイズフィルタの構造を示した図面である。 本発明のコモンモードノイズフィルタの構造を示した図面である。 本発明のコモンモードノイズフィルタの構造を示した図面である。 本発明の一実施形態によるフェライト粉末の構造を示した図面である。 本発明の実施例2によって製造されたフェライト粉末の粒子サイズを走査型電子顕微鏡で確認した結果である。 本発明によるコモンモードノイズフィルタの製造過程を示した図面である。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
本明細書で用いられる用語は、特定の実施形態を説明するために用いられ、本発明を限定しようとするものではない。本明細書に用いられたように、単数型は文脈上異なる場合を明白に指摘するものでない限り、複数型を含むことができる。また、本明細書で用いられる「含む(comprise)」及び/または「含んでいる(comprising)」は言及された形状、数字、段階、動作、部材、要素、及び/またはこれらの組み合わせが存在することを特定するものであり、一つ以上の他の形状、数字、段階、動作、部材、要素、及び/またはこれらの組み合わせの存在または付加を排除するものではない。
本発明のコモンモードノイズフィルタは、表面にポア(pore)が形成された球形のフェライト粉末を磁性層として含むものである。
図3は本発明の一実施形態によるコモンモードノイズフィルタ100の構造を示したものである。これを参照すると、基板111上に形成された積層体を構成する複数の絶縁層113と、前記複数の絶縁層113に含まれる内部電極コイル112と、前記内部電極コイル112の端部に接続される外部電極端子114と、前記積層体の表面に形成された磁性層116と、を含む。
本発明は、前記磁性層116の材料のうちフェライト粉末として、表面にポアが形成された1種の粒子を用いたり、または表面にポアが形成され、異なるサイズを有する2種以上の粒子を用いることを特徴とする。
本発明のコモンモードノイズフィルタに用いられる前記基板111は、通常のフェライト基板が用いられることができ、フェライトの材質は特に限定されない。
前記フェライト基板111上には複数の絶縁層113が積層されて積層体をなしており、前記各絶縁層113には内部電極コイル112が形成されている。前記各絶縁層113の内部電極コイル112は、隣合うビア電極(不図示)によって互いに連結されている。
前記絶縁層113は、各内部電極コイル112を互いに絶縁させるとともに、前記内部電極コイル112が形成される表面を平らにする役割をする。このような絶縁層113の材料としては、電気的及び磁気的絶縁特性に優れ、加工性が良好な高分子樹脂が好ましく用いられることができ、例えば、エポキシ樹脂またはポリイミド樹脂などが挙げられるが、特にこれに限定されるものではない。
また、前記各絶縁層113に形成される内部電極コイル112は、優れた導電性及び加工性を有する銅(Cu)またはアルミニウム(Al)などを用いることができ、その形成方法は、フォトリソグラフィを利用したエッチング法や、アディティブ法(メッキ法)を用いることができ、その方法は特に限定されない。
前記各絶縁層113の中央、即ち、各内部電極コイル112の内側には、各絶縁層113を貫通する開口部が形成されており、前記各絶縁層113に形成された内部電極コイル112は各層のビア電極によって電気的に連結される。
また、前記内部電極コイル112の各端部は外部電極端子114に連結されるが、通常、前記積層体の外周面の両側面に4個の外部電極端子114が形成されている。図4は前記図3を上部から見たときの図面である。
また、本発明のノイズフィルタは、前記積層体の表面に磁性層116を含む構造を有する。本発明による前記磁性層116は、フェライト粉末、高分子バインダー、及びその他の添加剤を含むことができる。
本発明では、特に、前記フェライト粉末としてその表面にポアが形成されたものを用いることが好ましい。前記フェライト粉末の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmであることが好ましい。前記ポアのサイズが100nm未満の場合には、十分な表面積を有しないため分散性の向上が十分でなく、また、1000nmを超過する場合には、分散時に高分子バインダーを吸湿するという問題があるため好ましくない。上記のようにフェライト粉末の表面にポアが形成されることにより、前記フェライト粉末の表面積を大きくすることができるため、混合される高分子バインダーとの分散性を向上させることができる。
また、本発明で用いられる前記フェライト粉末の平均粒径は10〜50μmであることが、透磁率の向上において好ましい。
また、本発明による前記フェライト粉末は球形であることが、フェライト粒子が円滑に分散されるため好ましい。
本発明による表面にポアが形成された前記フェライト粉末は、次のように製造されることができる。まず、前記フェライト粉末を構成する各原料粉末を約7〜10時間に亘ってアトリションミル(Attrition mill)で混合した後、その混合物を200〜400℃でスプレー乾燥する。次に、約800〜900℃で50〜90分間仮焼することにより製造することができる。
上記のような条件で製造されるフェライト粉末は平均粒径が約10〜50μmであり、これを拡大して見ると、その表面に微細なポアが形成されている。従って、表面積が大きい球形のフェライト粒子が上記のような条件で製造されることができる。
また、本発明の前記フェライト粉末は、Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上の材料を混合して製造されたものであることができる。
また、本発明の磁性層116は、表面にポアが形成された前記フェライト粉末とともに高分子バインダーを含むことができる。前記高分子バインダーは、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上であることができ、優れた熱安定性を有する高分子バインダーが好ましく用いられることができる。
本発明による前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合されることが、分散性及び工程性において好ましい。
また、本発明による前記磁性層は分散剤などの通常の添加剤を含むことができる。
本発明による前記磁性層の厚さは50〜100μmに形成されることが、濡れ性(wetting property)及び脱泡性において好ましい。
また、本発明の他の一実施形態によるコモンモードノイズフィルタは、図3のような構造を有し、前記磁性層116の材料として、表面にポアが形成され、異なる粒子サイズを有する2種以上のフェライト粉末を含むことを特徴とする。
即ち、異なる粒子サイズを有する2種以上のフェライト粉末を混合して用いることにより、粒子サイズが大きいフェライト粉末の間の空間を、粒子サイズが小さいフェライト粉末が効果的に満たすことにより、実質的に前記2種のフェライト粉末が分散されて分散性が向上されるだけでなく、混合される高分子バインダーとの接触面積が広くなって分散性が向上されるため、熱衝撃に対する信頼性を確保することができる。
本発明の一実施形態によると、前記フェライト粉末は、図5に示したように、平均粒径が10〜50μmである第1粒子Aと、平均粒径が0.01〜9μmである第2粒子A´と、を含むことができる。また、前記粒子サイズが大きい第1粒子の平均粒径をAとし、前記粒子サイズが小さい第2粒子の平均粒径をAsとしたときに、前記A:Asは3:1〜10:1であることが好ましい。前記範囲を外れる場合、充填率が減少して、透磁率が減少するという問題があるため好ましくない。
本発明の前記実施形態によるフェライト粉末は、図5のように、第1粒子Aと第2粒子A´それぞれの表面に一定のサイズのポアPが形成されており、粒子サイズが比較的大きい前記第1粒子Aの間に粒子サイズが比較的小さい第2粒子A´が均一に分散されていることが分かる。
また、本発明による前記フェライト粉末は球形であることが、フェライト粒子が円滑に分散されることができるため好ましい。
本発明の実施形態によると、前記平均粒径が10〜50μmである第1粒子の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmであり、平均粒径が0.01〜9μmである第2粒子の表面に形成されたポアのサイズは10〜100nmであることが好ましい。
本発明によると、前記第1粒子と第2粒子の混合比は3:1〜10:1であることが好ましい。前記範囲を外れる場合、透磁率が減少するという問題があるため好ましくない。
前記第1粒子は、フェライト粉末を構成する原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で50〜90分間仮焼する段階と、を経て製造されることができる。
また、前記第2粒子は、フェライト粉末を構成する原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で10〜40分間仮焼する段階と、を経て製造されることができる。
上記の仮焼条件を満たさない場合、表面に形成されたポアのサイズが前記範囲を外れたり、平均粒径サイズが変わる可能性があり、これによって表面積及び分散性が低下する恐れがあるため好ましくない。上記の仮焼条件を調節することにより、平均粒径やポアのサイズなどを調節することができる。
前記実施形態によるフェライト粉末は、Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上を含むものであることができる。
また、本発明の磁性層116は、表面にポアが形成された前記フェライト粉末とともに高分子バインダーを含むことができる。前記高分子バインダーは、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上であることができ、優れた熱安定性を有する高分子バインダーが好ましく用いられることができる。
前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合されることが、分散性及び工程性において好ましい。
また、本発明による前記磁性層は、分散剤などの通常の添加剤を含むことができる。
図7に、本発明によるコモンモードノイズフィルタの製造過程を示した。これを参照して説明すると、フェライト基板からなる絶縁膜に第1絶縁層を形成し、前記第1絶縁層と第2絶縁層に内部電極コイルを形成してビア電極を介して電気的に接続させる。前記内部電極コイルの外周端は、流出端子を介して外部電極端子と連結させる。
次に、前記第2絶縁層と第3絶縁層の内部電極コイルをさらにビア電極を介して電気的に接続させ、前記各絶縁層に形成された内部電極コイルを外部電極端子と連結させる。また、前記最外側の絶縁層に磁性層を形成し、ダイシング工程により最終コモンモードノイズフィルタを製造することができる。
本発明の前記磁性層は、表面にポアが形成されたフェライト粉末を単独で、または異なる粒子サイズを有するフェライト粉末を2種以上用いて、高分子バインダー及び添加剤を含んで構成されることができる。前記各フェライト粉末を一定の条件で混合し、スプレードライ過程及び仮焼過程を経て、表面にポアが形成されるようにすることができる。
前記磁性層の厚さは50〜100μmに形成されることが、濡れ性(wetting property)及び脱泡性において好ましい。
以下、本発明の好ましい実施例を詳細に説明する。以下の実施例は、本発明を例示するためのものに過ぎず、本発明の範囲がこれら実施例によって制限されることに解釈されてはならない。また、以下の実施例では、特定化合物を利用して例示したが、これらの均等物を用いた場合においても、同等類似の程度の効果を奏することができるということは、当業者において自明である。
実施例1
図7のような過程に経てコモンモードノイズフィルタを製造した。フェライト基板からなる絶縁膜にエポキシ樹脂からなる第1絶縁層を形成し、前記第1絶縁層上に銅(Cu)金属を用いて内部電極コイルを形成した。また、エポキシ樹脂からなる第2絶縁層上に銅(Cu)金属を用いて内部電極コイルを形成した。各絶縁層上に内部電極コイルを形成する工程を繰り返して、追加の絶縁層を形成することができる。また、前記第1絶縁層と第2絶縁層のそれぞれに形成された内部電極コイルをビア電極を介して電気的に接続させた。
前記内部電極コイルの外周端は流出端子を介して外部電極端子と連結させ、前記第2絶縁層と第3絶縁層の内部電極コイルをさらにビア電極を介して電気的に接続させて、前記各絶縁層に形成された内部電極コイルを外部電極端子と連結させた。
また、前記最外側の絶縁層に、100μmの厚さを有する磁性層を形成した。前記磁性層に用いられたフェライトは、Fe‐Ni‐Zn‐Cu系フェライト粉末をアトリションミル(Attrition mill)で9時間に亘って混合し、300℃でスプレー乾燥した。
次に、約900℃で50分間維持させて前記フェライト粉末を仮焼することにより、表面のポアサイズが100nmで、平均粒径が4000nmであるFe‐Ni‐Zn‐Cu系フェライト粉末を製造した。
前記製造されたフェライト粉末とポリイミド高分子バインダーとを9:1で混合、塗布することにより磁性層を形成した。次に、ダイシング工程を経て、最終コモンモードノイズフィルタを製造した。
実施例2
実施例2のコモンモードノイズフィルタは、異なる平均粒径を有する2種の粒子を混合して用い、高分子バインダーとしてエポキシ樹脂を用いることを除き、前記実施例1と同様の過程で製造された。ここで、第1粒子(A)と第2粒子(A)の平均粒径サイズの比率は8:1の重量比である。
前記2種のフェライト粉末のうち、第1粒子は、表面のポアサイズが100nmで、900℃で50分間仮焼して製造されたFe‐Ni‐Zn‐Cu系フェライト粉末である。また、第2粒子は、表面のポアサイズが10nmで、900℃で30分間仮焼して製造されたFe‐Ni‐Zn‐Cu系フェライト粉末であり、前記第1粒子(A)と第2粒子(A)の平均粒径サイズの比率は8.25:1のものを用いた。
前記2種のフェライト粉末とポリイミド高分子バインダーとを9:1で混合して、100μmの厚さの磁性層を形成した。
実験例1:フェライト粉末の粒子サイズの確認
前記実施例2により製造されたフェライト粉末の粒子サイズを走査型電子顕微鏡(SEM)で確認し、その結果を図6に示した。
図6を参照すると、前記実施例2の製造過程により、10〜50μmの平均粒径を有する第1粒子と約0.01〜9μmの微小な平均粒径を有する第2粒子が形成されたことを確認した。
また、前記第2粒子が前記第1粒子の空き空間に均一に分散されていることを確認することができ、このような結果から、本発明による磁性層を形成するための溶液を製造する際に、前記第1粒子と第2粒子の分散性が向上されるだけでなく、混合される高分子バインダーとの接着力が増大されることを期待することができる。
実験例2
前記実施例1〜2のフェライト粒子で製造されたノイズフィルタの透磁率を測定し、その結果を下記表1に示した。
Figure 2014011458
前記表1の結果のように、表面にポアが形成されたフェライト粉末(実施例1‐1、1‐2)または異なる粒子サイズを有する2種のフェライト粉末(実施例2‐1、2‐2)を磁性層として含む本発明によるコモンモードノイズフィルタは、優れた透磁率を示すことを確認した。
10、100 コモンモードノイズフィルタ
11、111 フェライト基板
12、112 内部電極コイル
13、113 絶縁層
14、114 外部端子電極
15 開口部
16、116 磁性層

Claims (18)

  1. 表面にポア(pore)が形成されたフェライト粉末を磁性層として含む、コモンモードノイズフィルタ。
  2. 前記フェライト粉末の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmである、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  3. 前記フェライト粉末の平均粒径は10〜50μmである、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  4. 前記フェライト粉末は球形である、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  5. 前記フェライト粉末は、原料粉末を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で50〜90分間仮焼する段階と、を経て製造される、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  6. 前記フェライト粉末は、Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上である、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  7. 前記磁性層は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上の高分子バインダーを含む、請求項1に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  8. 前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合されるものである、請求項7に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  9. 表面にポアが形成され、異なる粒子サイズを有する2種以上のフェライト粉末を磁性層として含む、コモンモードノイズフィルタ。
  10. 前記フェライト粉末は、平均粒径が10〜50μmである第1粒子(A)と、平均粒径が0.01〜9μmである第2粒子(A)と、を含む、請求項9に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  11. 前記第1粒子(A)と第2粒子(A)の平均粒径サイズの比率は3:1〜10:1である、請求項10に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  12. 前記第1粒子の表面に形成されたポアのサイズは100〜1000nmであり、前記第2粒子の表面に形成されたポアのサイズは10〜100nmである、請求項10に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  13. 前記第1粒子と第2粒子の含量比は3:1〜10:1である、請求項10に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  14. 前記フェライト粉末は球形である、請求項9に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  15. 前記第1粒子は、原料を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で50〜90分間仮焼する段階と、を経て製造され、前記第2粒子は、原料を混合してスプレードライする段階と、800〜900℃で10〜40分間仮焼する段階と、を経て製造される、請求項10に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  16. 前記フェライト粉末は。Fe、NiO、CuO、ZnO、MnO、Co、Bi、及びTiからなる群から選択される1種以上である、請求項9に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  17. 前記磁性層は、エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂及びポリアニリン樹脂からなる群から選択される1種以上の高分子バインダーを含む、請求項9に記載のコモンモードノイズフィルタ。
  18. 前記磁性層は、フェライト粉末と高分子バインダーが7:1〜10:1の重量比で混合される、請求項17に記載のコモンモードノイズフィルタ。
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