JP2015511498A - 水中のレバウディオサイドdの溶解度を向上させる方法 - Google Patents

水中のレバウディオサイドdの溶解度を向上させる方法 Download PDF

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Abstract

透明なReb D溶液は、Reb D粉末を水に加え、加熱して、Reb D粉末を完全に溶解させることにより、もしくは熱水/沸水または水/エタノールを使用してステビア植物からReb Dを抽出することにより、調製され、このとき、透明なReb D溶液の温度は70℃超である。理想的には、透明なReb D溶液は、ヒドロキシル含有甘味料である可溶化向上剤と混合され、このとき、向上したReb D溶液の温度は70℃超に維持される。次いで、増粘剤または抗凝集剤を含む安定剤がReb D溶液に加えられて、安定化Reb D溶液が生成される。安定化Reb D溶液は噴霧乾燥されて、粉末を形成する。レバウディオサイドDの溶解度は、水性流体中、特に、濃縮飲料およびシロップ中で向上している。

Description

関連出願の説明
本発明は、ここに全てが引用される、「水中のレバウディオサイドDの溶解度を向上させる方法」と題する、2012年3月26日に出願された、米国特許出願第13/429473号に優先権を主張するものである。
本発明は、水中のレバウディオサイドDの溶解度の向上を目的とする。
甘いステビオールグリコシド化合物は、低濃度で存在し、植物性の素材、特に、ステビア(Stevia rebaudiana Bertoni)植物から抽出できる。ステビア粗抽出物は、典型的に、ステビオサイド、ステビオールビオシド、レバウディオサイドAと、レバウディオサイドBと、レバウディオサイドCと、レバウディオサイドDと、レバウディオサイドEとを含む幾種類かのレバウディオサイド、およびズルコシド化合物を含む。便宜上、レバウディオサイドは、ここでは、Reb A、Reb B、Reb Cなどと称してよい。
レバウディオサイドの中で、Reb Aは、飲料用途における甘味料として一般に使用されるが、臭み(off-taste)の問題がある。Reb Dは、Reb Aよりも、より良好な砂糖の特徴とより望ましい風味を有するが、Reb Dは、室温での水中溶解度が低いために、食品に使用することが難しい。例えば、Reb Dは、0.8%濃度の完全な溶解を達成するために、2時間に亘り、水の沸点近くまで加熱する必要がある。23℃の水中には、多くともたった300から450ppmしか可溶化できない。
この低溶解度のために、Reb Dを飲料に使用する場合、例えば、水中の可溶性がより高い、良好な溶解度を有する他の甘味料と混ぜ合わせる必要がある。今では、業界の関心は、Reb D含有量が高い甘味料組成物、例えば、甘味効果のある量のReb D(すなわち、甘味料により提供される全甘味に知覚可能に寄与する量のReb D)を有する甘味料組成物、例えば、Reb Dが主要甘味料である甘味料の開発にある。そのような開発は、一部には、Reb Dの水中の溶解度の欠如または低溶解度により妨げられ、それゆえ、例えば、飲料に使用するのが難しくなっている。したがって、室温(20〜25℃)での水中のReb Dの溶解度を向上させる改善方法を開発することが有益であろう。
飲料を製造する従来のプロセスは、濃縮物またはシロップ中に6倍の濃度の成分を必要とする中間濃縮シロップ工程を含む。次いで、このシロップは5倍の水で希釈される。全てのシロップ成分が、完成飲料中のレベルの6倍の程度まで水溶性である場合、これはうまくいく。Reb Dは、非常に可溶性が乏しく(約300〜450ppm)、甘味飲料を提供するのに十分な量でシロップまたは濃縮物で提供できない。
したがって、本発明のいくつかの態様の目的は、水中のReb Dの溶解度を向上させる改善方法を提供することにある。ここに開示されたシステムおよび方法の全てまたは特定の実施の形態の追加の目的および利点は、以下の開示および特定の例示の実施の形態の議論の恩恵を受けた当業者に明白になるであろう。
本発明は、飲料および濃縮飲料などの水性流体中のReb Dの溶解度の向上に関する。
1つの態様において、本発明は、水性液体中のレバウディオサイドD(「Reb D」)の溶解度を向上させる方法において、Reb D粉末を水に加え、加熱して、Reb D粉末を完全に溶解させることにより、もしくは熱水/沸水を使用してステビア植物からReb Dを抽出することにより、透明なReb D溶液を調製する工程であって、この透明なReb D溶液の温度は70℃超である工程;この透明なReb D溶液を、水溶性有機酸またはその塩もしくはヒドロキシル含有甘味料である溶解度向上剤と混合する工程であって、向上したReb D溶液の温度は70℃超に維持される、工程;増粘剤または抗凝集剤を含む安定剤を向上したReb D溶液に加える工程;および安定化Reb D溶液を噴霧乾燥させて、粉末を形成する工程を有してなる方法に関する。
別の態様において、本発明は、水性液体中のレバウディオサイドD(「Reb D」)の溶解度を向上させる方法において、Reb D粉末を水に加え、加熱して、Reb D粉末を完全に溶解させることにより、もしくは熱水/沸水を使用してステビア植物からReb Dを抽出することにより、透明なReb D溶液を調製する工程であって、この透明なReb D溶液の温度は70℃超である工程;増粘剤または抗凝集剤を含む安定剤をReb D溶液に加えて、安定化Reb D溶液を生成する工程;および安定化Reb D溶液を噴霧乾燥させて、粉末を形成する工程を有してなる方法に関する。
ここに開示された本発明の主題の様々な実施例および実施の形態が、可能であり、この開示の恩恵を受ければ、当業者には明白になるであろう。この開示において、「いくつかの実施の形態」、「特定の実施の形態」、「特定の例示の実施の形態」および類似の句の各々の言及は、それらの実施の形態が本発明の主題の単なる非限定的な例であり、排除されない代わりの実施の形態があることを意味する。別記されないか、または記載された文脈から明白ではない限り、開示された実施の形態および実施例のいずれの代わりと随意的な要素または特徴は、互いに交換可能である。すなわち、1つの実施の形態または実施例に記載されたある要素は、記載された別の実施例または実施の形態における1つ以上の対応するが、異なる要素と交換可能であるまたは置換可能であると理解されるべきであり、同様に、1つの実施の形態または実施例の随意的な特徴を、他の実施の形態および実施例において、必要に応じて使用してもよい。より一般に、任意の開示の実施例または実施の形態の要素および特徴は、他の態様および他の実施例と実施の形態への使用について、一般的に開示されている理解すべきである。1つ以上の特定の機能、タスクおよび/または操作などを実行するために作動するまたは構成されている構成要素または成分への言及は、それが、少なくとも特定の実施の形態においてそのような機能、タスクおよび/または操作を実行できることを意味することを意図しており、1つ以上の他の機能、タスクおよび/または操作も十分に実行できるであろう。
大量の飲料は、典型的に、大型バッチで調製されない。代わりに、シロップ、水、および必要に応じて、二酸化炭素は、飲料の使用時またはボトル詰め時に混ぜ合わされる。従来、1部のシロップは、5部の水と混ぜ合わされる。そのシロップは濃縮物であり、この濃縮物中に成分は可溶性でなければならない。例えば、ダイエット飲料中の典型的な甘味料はアスパルテームである。このアスパルテームは、水で最終的な飲料に希釈されたときに、500ppmの所望の甘味値を提供するために、シロップ中に3000ppmまで可溶性でなければならない。そのシロップに、Reb Aを含む他の甘味料を使用してもよい。しかしながら、Reb Dは、シロップ中の不十分な溶解度のために、典型的に使用されないか、または甘味料の微量成分としてしか使用されない。
本発明は、Reb Dが濃縮物またはシロップ中の使用に適するように、Reb Dの水中の溶解度を向上させる方法に関する。使用するプロセスに応じて、その溶解度は、23℃で、1500ppm、または3000ppm、または7000ppmまで、さらには8000ppmまで増加させることができる。
第1に、Reb D粉末を水に加え、加熱して、Reb D粉末を完全に溶解させる。水中のReb Dの濃度は、3質量%未満、典型的に、0.1から2.5質量%、または0.5から2.0質量%、もしくは1.0質量%である。
Reb Dを水中に可溶化させるために、Reb Dは、予熱された水に、すなわち、70℃超の温度の水に加えてもよく、もしくは水中のReb Dの混合物を、70℃超の温度に加熱してもよい。典型的に、その温度は80から100℃である。いずれにせよ、温水は、Reb Dを2.5質量%の最高溶解度まで可溶化させる。得られたReb Dは、Reb Dの全てが溶解したことを示す透明であるべきである。
あるいは、Reb Dは、熱水/沸水を使用して、ステビア植物から抽出してもよい。その水温は、Reb Dを抽出するのに十分に熱く、少なくとも70℃である。Reb D溶液は、当該技術分野で公知の技法によって精製される。この透明なReb D溶液の温度は70℃超のままであるべきである。
この時点で、Reb D透明溶液を噴霧乾燥させて、微粉を得ることができる。Reb Dの溶解度は、未処理のReb Dの300ppmの溶解度と比べて、1500ppmまで上昇する。
第2に、その溶解度は、透明なReb D溶液を、水溶性有機酸または塩もしくはヒドロキシル含有甘味料を含む可溶化向上剤と混合することによって、さらに向上させる。可溶化Reb Dの溶液中の可溶化向上剤の濃度は、0.05%〜70%w/wである。
向上したReb D溶液の温度は、噴霧乾燥前に透明な溶液を維持するために、70℃以上、典型的に、70から80℃に維持される。この向上した溶液は、0.01:1から100:1、または0.1:1から50:1、または1:1から20:1、例えば、10:1の、可溶化向上剤のReb Dに対する比率でそれらを含有する。この溶液のpHは、3から7である。
適切な有機酸およびその塩は水溶性であり、その例としては、ソルビン酸、アスコルビン酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、プロピオン酸、酪酸、酢酸、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、リンゴ酸、吉草酸、カプロン酸、マロン酸、アコニット酸、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、アミノ酸、およびそれらの任意のものの組合せが挙げられる。有機酸とその塩の恩恵は、それらは非栄養性であり、それゆえ、Reb D粉末にカロリーを加えないことである。
適切なヒドロキシル含有甘味料は水溶性であり、その例としては、エリトリトール、マルトデキストリン、スクロース、グリセロール、プロピレングリコール、グルコース、フルクトース、マルトース、デキストロース、キシロース、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール、ラクチトール、アラビトール、イソマルトまたはそれらの任意のものの組合せが挙げられる。
いくつかの態様において、前記有機酸/塩および甘味料は、アスコルビン酸、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、エリトリトール、マルトデキストリン、スクロース、またはそれらの任意のものの組合せである。
溶解度およびバイオアベイラビリティの向上は、水不溶性である化合物の可溶化向上剤との共結晶化により達成できる。例えば、ケルセチンの溶解度およびバイオアベイラビリティは、2:1の質量比の、ケルセチンのカフェインとの共結晶化によって、それぞれ、14倍および10倍増加させることができる(Adam J. Smith et al. “Mol. Pharmaceutics”, 2011, 8 (5), pp 1867-1876)。したがって、水溶性有機酸/塩およびヒドロキシル含有甘味料は、結晶構造を減少させ、Reb Dの水和を促進すると考えられる。その上、その有機酸/塩およびヒドロキシル含有甘味料は、水素結合によるReb Dとの共結晶錯体および/またはゲスト・ホスト錯体を形成して、水中のReb Dの溶解度を増加させるであろう。最後に、前記有機酸/塩およびヒドロキシル含有甘味料は、最終的な飲料製品において甘味強度を維持するまたは増加させる。ソルビン酸カリウムまたは安息香酸ナトリウムは、Reb Dの溶解度を向上させるだけでなく、完成飲料において保存料としても働く。
第3に、前記Reb D溶液は、多糖などの、増粘剤または抗凝集剤の形態にある安定剤の添加によって安定化させる。この安定剤は、噴霧乾燥効率、Reb D回収率を増加させられると共に、水中に溶解したときに、Reb Dが結晶化するのを防ぐことができる。適切な多糖としては、アラビアガム、ペクチン、カラギーナン、ガッチガム、アカシアガム、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ゲランガム、寒天、デンプン、アルギン酸塩、セルロース、加工デンプン、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはそれらの組合せが挙げられる。安定剤のReb Dに対する比率は、0.01:1から5:1である。この安定剤は、固体または溶液として添加することができる。
第4に、可溶化向上剤および安定剤を含有する前記Reb D透明溶液を噴霧乾燥して、噴霧乾燥Reb D粉末を形成する。噴霧乾燥は、表面積の大きい微粉を提供する。
噴霧乾燥Reb D粉末は、23℃で8000ppmまでの溶解度を有する。このReb D粉末は、室温(20〜25℃)で、少なくとも1200ppmかつ5000ppmまで、典型的に、1800から3000ppmの量で濃縮飲料に加えてよい。
有機酸またはその塩もしくはヒドロキシル含有甘味料を含有する、結果として得られたReb D粉末は、最終の混合エネルギーで、水中に急激に溶解する。改良Reb D粉末により製造された飲料は、未処理のReb Dにより製造された飲料に匹敵する風味プロファイルを有する。すなわち、処理済みReb D粉末は、未処理のReb Dの甘味特徴を維持している。さらに、糖アルコールは、Reb Dの溶解度を向上させるだけでなく、全体に亘って甘味を増加させることもできる。
本発明の別の態様によれば、Reb Dの溶解度は、23℃で1500ppmまで増加させることができる。この態様は、上述した態様と似ているが、可溶化向上剤を添加していない。
第1に、Reb D粉末を水に加え、加熱して、そのReb D粉末を完全に溶解させる。水中のReb Dの濃度は、2.5質量%未満、典型的に、0.1から2.5質量%、または0.5から2.0質量%、または1.0質量%である。
Reb Dを水中に可溶化させるために、Reb Dは、予熱された水に、すなわち、70℃超の温度の水に加えてもよく、もしくは水中のReb Dの混合物を、70℃超の温度に加熱してもよい。典型的に、その温度は80から100℃である。いずれにせよ、温水は、Reb Dを2.5質量%の最高溶解度まで可溶化させる。得られたReb Dは、Reb Dの全てが溶解したことを示す透明であるべきである。
あるいは、Reb Dは、熱水/沸水を使用して、ステビア植物から抽出してもよい。その水温は、Reb Dを抽出するのに十分に熱く、少なくとも70℃である。Reb D溶液は、当該技術分野で公知の技法によって精製される。この透明なReb D溶液の温度は70℃超のままであるべきである。
この時点で、Reb D透明溶液を噴霧乾燥させて、微粉を得ることができる。Reb Dの溶解度は、未処理のReb Dの300ppmの溶解度と比べて、1500ppmまで上昇する。
第2に、前記Reb D溶液を、多糖などの、増粘剤または抗凝集剤の形態にある安定剤の添加によって安定化させる。適切な多糖としては、アラビアガム、ペクチン、カラギーナン、ガッチガム、アカシアガム、グアーガム、キサンタンガム、ローカストビーンガム、ゲランガム、寒天、デンプン、アルギン酸塩、セルロース、加工デンプン、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはそれらの組合せが挙げられる。
このReb D溶液の温度を、噴霧乾燥前に透明な溶液を維持するために、70℃超、典型的に、70から80℃に維持する。
第3に、可溶化向上剤を含有する前記安定化Reb D溶液を噴霧乾燥して、噴霧乾燥Reb D粉末を形成する。噴霧乾燥は、表面積の大きい微粉を提供する。微細な粒径は一般に1から300マイクロメートルである。その粒径が微細なほど、全表面積が大きくなり、粉末が濃縮物に加えられたときの溶解速度が速くなる。
噴霧乾燥Reb D粉末は、23℃で3000ppmまでの溶解度を有する。このReb D粉末は、室温で、少なくとも1200ppmかつ3000ppmまで、典型的に、1800から3000ppmの量で濃縮飲料に加えてよい。
結果として得られたReb D粉末は、最終の混合エネルギーで、水中に急激に溶解する。安定化Reb D粉末により製造された飲料は、未処理のReb Dにより製造された飲料に匹敵する風味プロファイルを有する。すなわち、安定化Reb D粉末は、未処理のReb Dの甘味特徴を維持している。
上述したいずれの態様によるReb D粉末により調製された飲料も、pH3から5で安定しており、時間の経過による沈降、沈殿、および色変化もなく、透明である。
Reb Dは、任意の適切な様式でステビア植物から得られる。例えば、Reb Dは、熱水/沸水または水/エタノール混合物で抽出してよい。このReb Dを、単離し、精製する。上述したように、この溶液は、噴霧乾燥させて、溶解度を増加させることができる。
噴霧乾燥は、どのような適切な設備により、どのような適切な方法によってもよい。Reb D粉末を生成するために、Buchi mini噴霧乾燥器が用いられる。その機械条件は以下のとおりである:蒸発容量:1.0L/hr水;エアフロー:最大35立方m/hr;最高温度入力:220℃;噴霧ガスおよび圧力:圧縮空気または窒素、200〜1000L/hr、5〜8バール(0.5〜0.8MPa);ノズル直径:0.7mm。
ここでの実施の形態により調製されたReb D粉末を、そのまま飲める(ready-to-drink)液体配合物、濃縮飲料などを含む飲料製品に使用してよい。Reb Dは、溶液中にずっと多量の甘味料が必要である濃縮飲料またはシロップに特に有用である。
飲料の例としては、炭酸および非炭酸ソフトドリンク、ドリンクサーバー向け飲料(fountain beverages)、フローズンタイプのそのまま飲める飲料、コーヒー飲料、茶飲料、乳製飲料、粉末タイプのソフトドリンク、並びに原液、風味のついた水、強化水、果汁および果汁風味の飲料、スポーツドリンク、並びにアルコール製品が挙げられる。
「濃縮飲料」および「シロップ」という用語は、本開示の全体に亘り交換可能に使用されている。検討される濃縮飲料の少なくとも特定の例示の実施の形態は、初期体積の水により調製され、それに追加の成分が加えられる。濃縮飲料にさらに追加の体積の水を添加することによって、濃縮飲料から完全な(full strength)飲料組成物が形成されるであろう。典型的に、例えば、完全な飲料は、約1部の濃縮飲料を約3部から約7部の水と混ぜ合わせることによって、調製されるであろう。特定の例示の実施の形態において、完全な飲料は、1部の濃縮飲料を5部の水と混ぜ合わせることによって調製される。特定の例示の実施の形態において、完全な飲料を形成するために使用される追加の水は、炭酸水である。ある他の実施の形態において、完全な飲料は、濃縮物の形成と、その後の希釈を行わずに、直接調製される。
水は、ここに開示された飲料製品における基本成分であり、典型的に、残りの成分がその中に溶解、乳化、懸濁または分散されるビヒクルまたは主要な液体分である。ここに開示された飲料の特定の実施の形態の製造において精製水を使用して差し支えなく、飲料の風味、臭気、または外観に悪影響を与えないように、標準的な飲料品質の水を使用することができる。水は、典型的に、無色透明であり、好ましくないミネラル、風味および臭気がなく、有機物質を含まず、アルカリ度が低く、飲料の製造時点で適用される工業および政府の規格に基づいて許容される微生物学的品質のものである。特定の典型的な実施の形態において、水は、飲料の約80質量%から約99.9質量%のレベルで存在する。少なくとも特定の例示の実施の形態において、ここに開示された飲料および濃縮物に使用される水は「処理水」であり、これは、例えば、米国特許第7052725号明細書に開示されたようなカルシウムの、随意的な補給の前に、水の全溶解固形物を減少させるように処理された水を称する。処理水を製造する方法は、当業者に公知であり、特に、イオン化、蒸留、濾過および逆浸透(「r−o」)を含む。「処理水」、「精製水」、「脱塩水」、「蒸留水」および「r−o水」という用語は、この議論において一般に同意語であると理解され、実質的に全てのミネラル含有量がそこから除去され、一般に、約500ppm超の全溶解固形物を含有しない、例えば、250ppmの全溶解固形物を含有する水を称する。
特許請求の範囲にかかわらず、本発明は、以下の条項によっても定義される:
1. 水性液体中のレバウディオサイドD(「Reb D」)の溶解度を向上させる方法において、
a. Reb D粉末を水に加え、加熱して、Reb D粉末を完全に溶解させることにより、もしくは熱水/沸水または水/エタノールを使用してステビア植物からReb Dを抽出することにより、透明なReb D溶液を調製する工程であって、この透明なReb D溶液の温度は70℃超である工程;
b. この透明なReb D溶液を、水溶性有機酸塩、水溶性有機酸、またはヒドロキシル含有甘味料である可溶化向上剤と混合する工程であって、向上したReb D溶液の温度は70℃超に維持される、工程;
c. 増粘剤または抗凝集剤を含む安定剤を向上したReb D溶液に加えて、安定化Reb D溶液を生成する工程;および
d. 安定化Reb D溶液を噴霧乾燥させて、粉末を形成する工程;
を有してなる方法。
2. 工程(a)における前記透明なReb D溶液中のReb Dの濃度が0.05質量%から2.5質量%である、条項1による方法。
3. 前記Reb D粉末を70℃超の温度の水に加える、または前記Reb D粉末を水に加え、次いで、70℃超の温度に加熱する、工程を含む、前記条項のいずれかによる方法。
4. 工程(a)における前記温度が80から100℃である、前記条項のいずれかによる方法。
5. 前記ヒドロキシル含有甘味料のReb Dに対する比率が、0.01:1から100:1である、前記条項のいずれかによる方法。
6. 前記ヒドロキシル含有甘味料のReb Dに対する比率が、0.1:1から50:1である、条項1から4いずれかによる方法。
7. 前記安定剤のReb Dに対する比率が、0.01:1から5:1である、条項1から4いずれかによる方法。
8. 前記向上したReb D溶液が、透明溶液を維持するために70℃超に維持される、前記条項のいずれかによる方法。
9. 前記可溶化向上剤が、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ソルビン酸、アスコルビン酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、プロピオン酸、酪酸、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、リンゴ酸、吉草酸、カプロン酸、およびアミノ酸からなる群より選択される有機酸塩または有機酸である、前記条項のいずれかによる方法。
10. 前記有機酸塩または有機酸が、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、またはアスコルビン酸である、条項9による方法。
11. 前記可溶化向上剤が、エリトリトール、スクロース、マルトデキストリン、グリセロール、プロピレングリコール、グルコース、フルクトース、マルトース、デキストロース、キシロース、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール、ラクチトール、アラビトール、イソマルトまたはそれらの任意のものの組合せからなる群より選択されるヒドロキシル含有甘味料である、条項1〜8のいずれかによる方法。
12. 前記ヒドロキシル含有甘味料が、スクロース、マルトデキストリン、エリトリトール、またはそれらの組合せである、条項11による方法。
13. 前記安定剤が、アラビアガム、ペクチン、カラギーナン、ガッチガム、アカシアガム、グアーガム、キサンタンガム、ゲランガム、ローカストビーンガム、寒天、デンプン、アルギン酸塩、セルロース、加工デンプン、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはそれらの組合せからなる群より選択される、前記条項のいずれかによる方法。
14. 前記安定化溶液が、透明な溶液を維持するために70℃超に維持される、前記条項のいずれかによる方法。
15. 前記噴霧乾燥粉末が、1から300マイクロメートルの粒径を有する、前記条項のいずれかによる方法。
16. 前記噴霧乾燥粉末が、23℃で8000ppmまでの溶解度を有する、前記条項のいずれかによる方法。
17. 前記安定剤がアラビアガムである、前記条項のいずれかによる方法。
18. 前記条項のいずれかにより調製された粉末を含む飲料。
19. 前記条項のいずれかにより調製された粉末を含む濃縮飲料。
実施例1
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび600gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。この温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、95%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例2
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、6g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、66.67%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例3
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、9gのスクロースおよび6g(25%)のアラビアガムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、22.2%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例4
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、9gのマルトデキストリン、3gのエリトリトールおよび6g(25%)のアラビアガムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、18.18%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例5
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、3gのマルトデキストリン、3gのエリトリトールおよび6g(25%)のアラビアガムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、28.57%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例6
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、6gのマルトデキストリン、3gのエリトリトールおよび12g(25%)のアラビアガムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、20%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例7
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、9gのマルトデキストリンおよび6g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、22.2%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例8
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび550gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、30gのマルトデキストリン、24gのエリトリトールおよび12g(25%)のアラビアガムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、5%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例9
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび800gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、24g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、33.3%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例10
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび516gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、60gのマルトデキストリンおよび24g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、4.35%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例11
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、45gのマルトデキストリンおよび24g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、5.56%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例12
1000mlのビーカーに、3gのReb Dおよび580gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、30gのマルトデキストリンおよび24g(25%)のアラビアガム溶液を加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、7.69%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例13
1000mlのビーカーに、1.5gのReb Dおよび500gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、30gのエリトリトールを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、4.76%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例14
2000mlのビーカーに、5gのReb Dおよび995gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、5gのスクロースを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、47.5%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例15
2000mlのビーカーに、5gのReb Dおよび995gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、2.5gのスクロースを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、63.3%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例16
1000mlのビーカーに、5gのReb D(95%)および980gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、10gのグルコースを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、31.67%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例17
1000mlのビーカーに、5gのReb D(95%)および980gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、10gのソルビン酸カリウムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、31.67%のReb Dを含有する粉末を得た。
実施例18
1000mlのビーカーに、5gのReb D(95%)および980gの水を入れた。完全に溶解するまで、このReb D混合物を80〜100℃に加熱した。次いで、10gの安息香酸ナトリウムを加えた。温度を70℃超に維持して、Reb D透明溶液を維持した。その後、このReb D透明溶液に噴霧乾燥を行って、31.67%のReb Dを含有する粉末を得た。
Figure 2015511498
本開示に使用したように、別記しない限り、「添加された」、または「混ぜ合わせた」という用語および類似の用語は、参照されている多数の成分または構成要素(例えば、1種類以上の溶解度向上剤、多糖など)は、撹拌などの有無にかかわらず、任意の様式で、かつ任意の順序で混ぜ合わされる。例えば、1種類以上の成分を、1種類以上の他の成分中に溶解させても、または一緒に吹き付けるなどしても差し支えない。ここに用いたように、スラリーは、懸濁液、分散液、または流動性材料の他の形態であってよい。
本開示は、特定の実施例および実施の形態を述べているが、付随の特許請求の範囲に述べられたように本発明の精神および範囲内に数多くの変更および改変があることが当業者には理解されよう。請求項に使用されている各単語および句は、本開示における用法および/または任意の関連する技術分野における技術的および業界的用法に矛盾しない辞書的定義の全てを含むことが意図されている。単数形は、「少なくとも1つ」または「1つ以上」を意味するために、特許における通常の従来の様式で請求項に使用されている。「含む(comprising)」という単語は、従来の無制限の意味を有する、すなわち、請求項により定義された製品またはプロセスが、必要に応じて、請求項に明白に列挙されたものを超えて、追加の特徴、要素などを有してもよいことを意味するたるめに、請求項において使用される。

Claims (19)

  1. 水性液体中のレバウディオサイドD(「Reb D」)の溶解度を向上させる方法において、
    a. Reb D粉末を水に加え、加熱して、該Reb D粉末を完全に溶解させることにより、もしくは熱水/沸水または水/エタノールを使用してステビア植物からReb Dを抽出することにより、透明なReb D溶液を調製する工程であって、該透明なReb D溶液の温度が70℃超である工程;
    b. 前記透明なReb D溶液を、水溶性有機酸塩、水溶性有機酸、またはヒドロキシル含有甘味料である可溶化向上剤と混合する工程であって、向上した前記Reb D溶液の温度が70℃超に維持される、工程;
    c. 増粘剤または抗凝集剤を含む安定剤を前記向上したReb D溶液に加えて、安定化Reb D溶液を生成する工程;および
    d. 前記安定化Reb D溶液を噴霧乾燥させて、粉末を形成する工程;
    を有してなる方法。
  2. 工程(a)における前記透明なReb D溶液中のReb Dの濃度が0.05質量%から2.5質量%である、請求項1記載の方法。
  3. 前記Reb D粉末を70℃超の温度の水に加える、または前記Reb D粉末を水に加え、次いで、70℃超の温度に加熱する、工程を含む、請求項1記載の方法。
  4. 工程(a)における前記温度が80から100℃である、請求項1記載の方法。
  5. 前記向上したReb D溶液が、透明溶液を維持するために70℃超に維持される、請求項1記載の方法。
  6. 前記安定化Reb D溶液が、透明溶液を維持するために70℃超に維持される、請求項1記載の方法。
  7. 前記ヒドロキシル含有甘味料のReb Dに対する比率が、0.01:1から100:1である、請求項1記載の方法。
  8. 前記ヒドロキシル含有甘味料のReb Dに対する比率が、0.1:1から50:1である、請求項1記載の方法。
  9. 前記安定剤のReb Dに対する比率が、0.01:1から5:1である、請求項1記載の方法。
  10. 前記可溶化向上剤が、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、ソルビン酸、アスコルビン酸、安息香酸、クエン酸、酒石酸、プロピオン酸、酪酸、コハク酸、グルタル酸、マレイン酸、リンゴ酸、吉草酸、カプロン酸、およびアミノ酸からなる群より選択される有機酸塩または有機酸である、請求項1記載の方法。
  11. 前記有機酸塩または有機酸が、ソルビン酸カリウム、安息香酸ナトリウム、またはアスコルビン酸である、請求項10記載の方法。
  12. 前記可溶化向上剤が、エリトリトール、スクロース、マルトデキストリン、グリセロール、プロピレングリコール、グルコース、フルクトース、マルトース、デキストロース、キシロース、ソルビトール、キシリトール、マンニトール、マルチトール、ラクチトール、アラビトール、イソマルトまたはそれらの任意のものの組合せからなる群より選択されるヒドロキシル含有甘味料である、請求項1記載の方法。
  13. 前記ヒドロキシル含有甘味料が、スクロース、マルトデキストリン、エリトリトール、またはそれらの組合せである、請求項12記載の方法。
  14. 前記安定剤が、アラビアガム、ペクチン、カラギーナン、ガッチガム、アカシアガム、グアーガム、キサンタンガム、ゲランガム、ローカストビーンガム、寒天、デンプン、アルギン酸塩、セルロース、加工デンプン、カルボキシメチルセルロース(CMC)またはそれらの組合せからなる群より選択される、請求項1記載の方法。
  15. 噴霧乾燥された前記粉末が、1から300マイクロメートルの粒径を有する、請求項1記載の方法。
  16. 噴霧乾燥された前記粉末が、23℃で8000ppmまでの溶解度を有する、請求項1記載の方法。
  17. 前記安定剤がアラビアガムである、請求項1記載の方法。
  18. 請求項1記載の方法にしたがって調製された粉末を含む飲料。
  19. 請求項1記載の方法にしたがって調製された粉末を含む濃縮飲料。
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