JP2015212447A - 放熱機能付き衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】通気ダクトの通気可能状態を維持することができる放熱機能付き衣服の提供。【解決手段】外部と連通する吹出口211及び吸込口241をそれぞれ少なくとも1つずつ有している通気ダクト2が表布101と裏布102との間に画成されている衣服本体1と、表布101と裏布102との間の通気ダクト2に該当する箇所に介在して通気ダクト2の通気可能状態を維持するスペーサ手段3と、通気ダクト2と連通するように配置されていると共に、外部の空気を吸込口241を経由して通気ダクト2内に吸い込んでから吹出口211を経由して吹出す空気の流れを駆動する空気駆動手段4と、空気駆動手段4を制御することができるように、該空気駆動手段4と電気的に接続されている制御手段5と、を具えていることを特徴とする放熱機能付き衣服を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、放熱機能付き衣服に関し、特に、通気ダクトを有する放熱機能付き衣服に関する。
エア・コンディショナーなど、室内の空気の温度や湿度などを調整する空調設備は、長年使われてきたが、消費電力が大きく、そして温室効果ガスであるHCFC(ハイドロクロロフルオロカーボン)やHFC(ハイドロフルオロカーボン)の漏洩問題など、エコロジーの視点からその利用は好ましくない。
従って、例えば特許文献1に記載の放熱機能付き衣服が開発された。このような放熱機能付き衣服は、重なる表布と裏布からなったものであって、表布と裏布との間に通気ダクトが画成され、且つ前面側と背面側にそれぞれ配置されている上向きの吹出口と、その下側に配置されている吸込口と、を有する上、通気ダクト内の空気の流れを駆動ファンユニットを使用して着用者の体を冷却する効果を発揮するように構成されている。
国際公開第2004/006699号パンフレット
しかし、このように構成された放熱機能付き衣服は、例えば着用者が椅子の背もたれにもたれ掛かるなどの姿勢をとって吸込口や吹出口が塞がれると、冷却効果を十分に発揮できなくなる欠点がある。
上記問題点に鑑みて、本発明は、通気ダクトの通気可能状態を維持することができる放熱機能付き衣服の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明は、重なる表布と裏布からなったものであって、人体の背中を覆うことができる背中部と、人体の前面の右側を覆うことができる右前部と、人体の前面の左側を覆うことができる左前部と、前記背中部と前記右前部とを繋ぐ右側部と、前記背中部と前記左前部とを繋ぐ左側部と、を有すると共に、前記背中部と前記右前部と前記左前部と前記右側部と前記左側部とを全て通過し、且つ外部と連通する吹出口及び吸込口をそれぞれ少なくとも1つずつ有している通気ダクトが前記表布と前記裏布との間に画成されている衣服本体と、前記表布と前記裏布との間の前記通気ダクトに該当する箇所に介在して前記通気ダクトの通気可能状態を維持するスペーサ手段と、前記通気ダクトと連通するように前記衣服本体の前記右側部と前記左側部とのうちの少なくとも1つに対応して配置されていると共に、外部の空気を前記吸込口を経由して前記通気ダクト内に吸い込んでから前記吹出口を経由して吹出す空気の流れを駆動することによって、人体を冷却する効果を発揮する空気駆動手段と、前記空気駆動手段を制御することができるように、該空気駆動手段と電気的に接続されている制御手段と、を具えていることを特徴とする放熱機能付き衣服を提供する。
上記放熱機能付き衣服において、前記通気ダクトは、前記背中部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吹出口を有する背中通気路と、前記右前部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吹出口を有する右前通気路と、前記左前部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第3の吹出口を有する左前通気路と、前記右側部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吸込口を有する右側通気路と、前記左側部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吸込口を有する左側通気路と、前記背中通気路と前記右前通気路と前記左前通気路と前記右側通気路と前記左側通気路とのそれぞれの上端を互いに連通させる連通路と、を有するように構成されており、前記スペーサ手段は、前記背中通気路と前記右前通気路と前記左前通気路と前記右側通気路と前記左側通気路とに沿って延伸するようにこれら通気路内にそれぞれ収容されるサポータを具えており、前記空気駆動手段は、前記右側通気路が有する前記第1の吸込口の近辺と、前記左側通気路が有する前記第2の吸込口の近辺と、にそれぞれ配置され、外部の空気を前記第1の吸込口と前記第2の吸込口を経由して前記通気ダクト内に吸い込んでから前記第1の吹出口と前記第2の吹出口と前記第3の吹出口を経由して吹出す空気の流れを駆動する2つのファンユニットを有するように構成されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記ファンユニットには、吸熱側端面及び放熱側端面を有するサーモモジュールが、前記吸熱側端面が前記通気ダクトに向かうように取り付けられていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記サーモモジュールの前記放熱側端面には、複数の放熱フィンが形成されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記衣服本体の下端に接続される裾ピースを更に有し、前記空気駆動手段が有する前記2つのファンユニットは、前記裾ピースにおいて前記衣服本体の前記左側部及び前記右側部にそれぞれ臨む箇所に配置されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記衣服本体と前記裾ピースとは、線ファスナーと面ファスナーとのいずれか1つで互いに接続できるように構成されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記制御手段は、前記ファンユニット及び前記サーモモジュールに電力を提供する電源部と、前記ファンユニット及び前記サーモモジュールの作動を制御する制御部と、を有するように構成されていると共に、前記裾ピースにおいて前記衣服本体の前記背中部に臨む箇所に配置されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記スペーサ手段は、前記表布及び前記裏布の前記通気ダクトに対応する箇所に、互いに間を空けて配置されるように、前記表布から前記裏布に向かって突出する第1のスペーサブロックと、前記裏布から前記表布に向かって突出する第2のスペーサブロックと、を更に有していることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記衣服本体における前記左前部の前記左側部と繋がる一側の反対側の端縁には、第1の接続部が取り付けられ、前記右前部の前記右側部と繋がる一側の反対側の端縁には、第2の接続部が取り付けられており、前記第1の接続部と前記第2の接続部とは、線ファスナーと面ファスナーとのいずれか1つで互いに接続できるように構成されていることが好ましい。
上記放熱機能付き衣服において、前記サポータは、一列に繋がる複数の可撓性中空枠ユニットによって管状に構成されることができる。
上記放熱機能付き衣服において、前記サポータは、可撓性材料により形成されて板状部と前記板状部の一面から突出する少なくとも一対のサポート突起とを有し、前記板状部が前記表布と前記裏布とにおける一方に当接し、前記一対のサポート突起が前記表布と前記裏布とにおける他方に当接するように各前記通気路内にそれぞれ配置されるように構成されることもできる。
上記放熱機能付き衣服において、前記ファンユニットに係止接続されて外部からの冷気を前記ファンユニットを経由して前記通気ダクト内に送り込む冷気パイプを更に具えるように構成されることもできる。
上記構成によれば、本発明の放熱機能付き衣服は、衣服本体を構成する表布と裏布との間において通気ダクトに該当する箇所に介在するスペーサ手段を具えているので、通気ダクトが着用者の姿勢によって塞がれることを防いで空気が通気ダクトを通過することによる冷却効果を確実に発揮することができる。
本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態の構成が示される平面透視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態におけるスペーサブロックが示される一部断面図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態におけるサポータの構成が示される斜視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態における制御手段の大まかな構成が示されるブロック図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態が着用されている様子が示される説明図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態が着用されている様子が示される説明図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態が着用されている様子が示される説明図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態における冷気パイプとファンユニットの構成が示される分解斜視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態における冷気パイプがファンユニットに取り付けられている様子が示される斜視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態における冷気パイプがファンユニットから取り外される様子が示される斜視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態の構成が示される平面透視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態におけるサポータの構成が示される斜視図である。 本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態におけるスペーサブロック及びサポータが示される一部断面図である。
以下では各図面を参照しながら、本発明の各好ましい実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態の構成が示される平面透視図であり、図2は、その一部断面図である。図示のように、本発明の放熱機能付き衣服は、中に通気ダクト2が画成されている衣服本体1と、衣服本体1の通気ダクト2に該当する箇所に介在して通気ダクト2の通気可能状態を維持するスペーサ手段3と、通気ダクト2と連通し、通気ダクト2内の空気の流れを駆動することによって、人体を冷却する効果を発揮する空気駆動手段4と、空気駆動手段4を制御する制御手段5と、を具えている。
また、図示のように、本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態において、衣服本体1は、人体の背中を覆うことができる背中部11と、人体の前面の右側を覆うことができる右前部12と、人体の前面の左側を覆うことができる左前部13と、背中部11と右前部12とを繋ぐ右側部14と、背中部11と左前部13とを繋ぐ左側部15と、を有すると共に、図2に示されているように、人体または下着に接触する裏布102と、裏布102に重なる表布101と、により上記背中部11と右前部12と左前部13と右側部14と左側部15とが構成されている。また、裏布102として通気性と吸湿性に優れた生地を採用することが好ましい。更に、この実施形態の放熱機能付き衣服は、水平方向において右前部12の下側から左前部13の下側まで延伸するように衣服本体1の下端に接続される裾ピース6を有している。
通気ダクト2は、図1に示されているように、衣服本体1の背中部11において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吹出口211を有する背中通気路21と、右前部12において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吹出口221を有する右前通気路22と、左前部13において上下に延伸し、下端に外部と連通する第3の吹出口231を有する左前通気路23と、右側部14において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吸込口241を有する右側通気路24と、左側部15において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吸込口251を有する左側通気路25と、背中通気路21と右前通気路22と左前通気路23と右側通気路24と左側通気路25とのそれぞれの上端を互いに連通させる連通路26と、を有するように、衣服本体1を構成する表布101と裏布102との間に画成されている。
図1及び図2に示されているように、この実施形態において、スペーサ手段3は、通気ダクト2の背中通気路21と右前通気路22と左前通気路23と右側通気路24と左側通気路25と連通路26とに沿って延伸するように、これら通気路21〜25及び連通路26内にそれぞれ収容されるサポータ31と、表布101及び裏布102の通気ダクト2に対応する箇所に、表布101から裏布102に向かって突出する第1のスペーサブロック32と、裏布102から表布101に向かって突出する第2のスペーサブロック33と、を有している。
また、図3は、この実施形態におけるサポータ31を構成する可撓性中空枠ユニット310の斜視図である。図示のように、可撓性中空枠ユニット310は、可撓性を有するゴムまたはプラスチック材料により作成されたもので、空気が通過できる通路315を囲む枠体311と、枠体311から通路315の延伸方向と直交する横方向の両側へそれぞれ突出する2つの延伸板312と、2つの延伸板312の通路315の延伸方向における一端部に凹設される2つの係止孔313と、2つの延伸板312の通路315の延伸方向における他端部から突出する2つの係止突起314と、を有するように構成されている。
この実施形態におけるサポータ31は、複数の可撓性中空枠ユニット310が、1つの可撓性中空枠ユニット310の有する2つの係止突起314がそれぞれ他の1つの可撓性中空枠ユニット310の有する2つの係止孔313に嵌め込まれるように一列に繋がってなったもので、空気が各可撓性中空枠ユニット310の互いに連通する通路315を通過することができると共に、該サポータ31が収容される通気路21〜25または連通路26の通気可能状態を維持することができる。
また、図2に示されているように、スペーサ手段3は、表布101から裏布102に向かって突出する第1のスペーサブロック32と、裏布102から表布101に向かって突出する第2のスペーサブロック33と、を、互いに間を空けて配置されるように形成することにより、例え表布101が裏布102に押されて第1のスペーサブロック32が裏布102に当接し、第2のスペーサブロック33が表布101に当接するようになっても、間隔によって生じる各第1のスペーサブロック32と第2のスペーサブロック33との間の隙間で表布101と裏布102との間の通気可能状態を維持することができる。
空気駆動手段4は、通気ダクト2と連通し、通気ダクト2内の空気の流れを駆動することによって、人体を冷却する効果を発揮するものであり、この実施形態において、空気駆動手段4は、裾ピース6において、右側通気路24が有する第1の吸込口241の近辺且つ衣服本体1の右側部14に臨む箇所と、左側通気路25が有する第2の吸込口251の近辺且つ衣服本体1の左側部15に臨む箇所と、にそれぞれ配置され、外部の空気を第1の吸込口241と第2の吸込口251を経由して通気ダクト2内に吸い込んでから第1の吹出口211と第2の吹出口221と第3の吹出口231を経由して吹出す空気の流れを駆動する2つのファンユニット41と、吸熱側端面421及び放熱側端面422を有し、前記吸熱側端面421が通気ダクト2に向かうようにファンユニット41に取り付けられているサーモモジュール42と、を具えている。
ファンユニット41には、外部と連通する空気入り口411と、対応する第1の吸込口241または第2の吸込口251と連通する空気出口412と、が形成され、且つファンユニット41は、裾ピース6に固定されているハウジング410と、ハウジング410内に収容されると共に、回転して空気入り口411から空気を吸い込んで空気出口412へ排出することができるように構成されているファン本体413と、を具えている。
サーモモジュール42は、ファンユニット41のハウジング410に取り付けられていると共に、吸熱側端面421で通気ダクト2に向かいながら、放熱側端面422にハウジング410を挿通する複数の放熱フィン423が形成されている。
図4は、制御手段5の大まかな構成が示されるブロック図である。図1及び図4に示されているように、制御手段5は、空気駆動手段4を制御するものであり、空気駆動手段4と電気的に接続してファン本体413の回転速度やサーモモジュール42の温度を制御することができるように裾ピース6に取り付けられている制御部51と、同じく裾ピース6に取り付けられ、制御部51に電気的に接続し、制御部51を介して空気駆動手段4及びサーモモジュール42に作動に必要な電力を提供する電源部52と、使用者が直接的に操作して制御部51に制御信号を出力することができるリモートコントローラ53と、同じく裾ピース6に取り付けられ、制御部51に電気的に有線接続し、制御部51を操作することができる操作パネル54と、を具えるように構成されている。
更にまた、この実施形態の放熱機能付き衣服では、衣服本体1と裾ピース6とは、線ファスナーで互いに接続できるように構成されている。このように、電気部品や配線を裾ピース6に集中して配置することによって、衣服本体1を洗濯機などに入れて洗濯することが可能になると共に、裾ピース6の形状を単純にでき、裾ピース6を清潔に保つことにも便利である。
なお、衣服本体1における右前部12の右側部14と繋がる一側の反対側の端縁には、第1の接続部16が取り付けられ、左前部13の左側部15と繋がる一側の反対側の端縁には、第2の接続部17が取り付けられており、更に、第1の接続部16と第2の接続部17とは線ファスナーで互いに接続できるよう構成され、普通のコートなどと変わらない感覚で着用することができる。
ちなみに、この実施形態では、線ファスナーで衣服本体1と裾ピース6、そして右側部14と左前部13を接続するが、線ファスナー以外に例えば面ファスナーや紐、ボタンなど一般に衣服に使用される接続方法を適用することもできる。
図5〜図7は、本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態が着用されている様子が示される説明図であり、それぞれ正面、背面、側面の着用状態に対応している。図示のように、上記構成を有する本実施形態の放熱機能付き衣服は、制御手段5で空気駆動手段4を起動すると、空気駆動手段4のファンユニット41が外部の空気を衣服本体1の右側部14と左側部15にそれぞれ配置されている第1の吸込口241と第2の吸込口251を経由して通気ダクト2内に吸い込んでから、背中部11と右前部12と左前部13とにそれぞれ配置されている第1の吹出口211と第2の吹出口221と第3の吹出口231を経由して吹出す空気の流れを駆動するので、通気ダクト2内に流れる空気が着用者の背中、脇下、胸元など汗がもっとも出やすい箇所を通過してそれらから分泌される汗を蒸発させて排出するので、着用者の身体を効果的に冷やして清涼感をもたらすことができる。
更に、図8は、本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態において冷気パイプ200とファンユニット41の構成が示される分解斜視図であり、図9は、冷気パイプ200がファンユニット41に取り付けられている様子が示される分解斜視図であり、図10は、冷気パイプ200がファンユニット41から取り外される様子が示される分解斜視図である。
図8〜図10に示されるように、本発明の放熱機能付き衣服の第1の実施形態において、空気駆動手段4のファンユニット41は、ハウジング410の空気入り口411の周縁に冷気パイプ200と接続できる接続リング43を更に設けることによって、外部から冷却された冷たい空気を出力する冷気パイプ200と接続して、着用者に提供する清涼感を更に強化することができる。図示のように、接続リング43は、略円環状に形成されたリング体430の内周面に可撓性を有するように該内周面から突出する弾性タブ431を複数有するように構成され、冷気パイプ200の先端にはリング体430に内挿することができる接続ヘッド201が取り付けられ、該接続ヘッド201には各弾性タブ431にそれぞれ対応して各弾性タブ431を受け入れて係止できる係止溝202が形成されている。
この構成により、外部から冷却された冷たい空気を出力する冷気パイプ200は、接続リング43を介して空気駆動手段4のファンユニット41に取り付けられることが出来、且つ簡単に取り外すこともできる。
図11は、本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態の構成が示される平面透視図であり、図12は、この第2の実施形態におけるサポータの構成が示される斜視図であり、図13は、この第2の実施形態におけるスペーサブロック及びサポータが示される一部断面図である。
図11〜図13に示されているように、本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態は、第1の実施形態と類似する構成になっているが、スペーサ手段3が有するサポータの構成が第1の実施形態と異なっている。この第2の実施形態におけるスペーサ手段3が有するサポータ34は、第1の実施形態と同じく、通気ダクト2の背中通気路21と右前通気路22と左前通気路23と右側通気路24と左側通気路25と連通路26とに沿って延伸するように、これら通気路21〜25及び連通路26内にそれぞれ収容されているが、中空の枠状ではなく、図12に示されているように可撓性材料により形成されて板状部341と板状部341の一面から突出し、且つ互いに平行に一列に並ぶ複数対のサポート突起342とを有するように構成されており、且つ、板状部341が表布101と裏布102とにおける一方に当接し、一対のサポート突起342が表布101と裏布102とにおける他方に当接するように各通気路21〜25及び連通路26内にそれぞれ配置されている。
この構成により、本発明の放熱機能付き衣服の第2の実施形態は、一列に並ぶ複数対のサポート突起342の間を空気が通過することができるようになり、該サポータ34が収容される通気路21〜25または連通路26の通気可能状態を、各第1のスペーサブロック32及び第2のスペーサブロック33と共に維持することができ、即ち、第1の実施形態と同じ効果を発揮することができる。
上記構成によれば、本発明の放熱機能付き衣服は、衣服本体を構成する表布と裏布との間において通気ダクトに該当する箇所に介在するスペーサ手段を具えているので、通気ダクトが着用者の姿勢によって塞がれることを防いで空気が通気ダクトを通過することによる冷却効果を確実に発揮することができ、人間と環境に優しい放熱機能付き衣服を提供することができる。
1 衣服本体
101 表布
102 裏布
11 背中部
12 右前部
13 左前部
14 右側部
15 左側部
16 第1の接続部
17 第2の接続部
2 通気ダクト
200 冷気パイプ
201 接続ヘッド
202 係止溝
21 背中通気路
211 第1の吹出口
22 右前通気路
221 第2の吹出口
23 左前通気路
231 第3の吹出口
24 右側通気路
241 第1の吸込口
25 左側通気路
251 第2の吸込口
26 連通路
3 スペーサ手段
31 サポータ
310 可撓性中空枠ユニット
311 枠体
312 延伸板
313 係止孔
314 係止突起
315 通路
32 第1のスペーサブロック
33 第2のスペーサブロック
34 サポータ
341 板状部
342 サポート突起
4 空気駆動手段
41 ファンユニット
410 ハウジング
411 空気入り口
412 空気出口
413 ファン本体
42 サーモモジュール
421 吸熱側端面
422 放熱側端面
423 放熱フィン
43 接続リング
430 リング体
431 弾性タブ
5 制御手段
51 制御部
52 電源部
53 リモートコントローラ
54 操作パネル
6 裾ピース

Claims (12)

  1. 重なる表布と裏布からなったものであって、人体の背中を覆うことができる背中部と、人体の前面の右側を覆うことができる右前部と、人体の前面の左側を覆うことができる左前部と、前記背中部と前記右前部とを繋ぐ右側部と、前記背中部と前記左前部とを繋ぐ左側部と、を有すると共に、前記背中部と前記右前部と前記左前部と前記右側部と前記左側部とを全て通過し、且つ外部と連通する吹出口及び吸込口をそれぞれ少なくとも1つずつ有している通気ダクトが前記表布と前記裏布との間に画成されている衣服本体と、
    前記表布と前記裏布との間の前記通気ダクトに該当する箇所に介在して前記通気ダクトの通気可能状態を維持するスペーサ手段と、
    前記通気ダクトと連通するように前記衣服本体の前記右側部と前記左側部とのうちの少なくとも1つに対応して配置されていると共に、外部の空気を前記吸込口を経由して前記通気ダクト内に吸い込んでから前記吹出口を経由して吹出す空気の流れを駆動することによって、人体を冷却する効果を発揮する空気駆動手段と、
    前記空気駆動手段を制御することができるように、該空気駆動手段と電気的に接続されている制御手段と、
    を具えていることを特徴とする放熱機能付き衣服。
  2. 前記通気ダクトは、
    前記背中部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吹出口を有する背中通気路と、
    前記右前部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吹出口を有する右前通気路と、
    前記左前部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第3の吹出口を有する左前通気路と、
    前記右側部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第1の吸込口を有する右側通気路と、
    前記左側部において上下に延伸し、下端に外部と連通する第2の吸込口を有する左側通気路と、
    前記背中通気路と前記右前通気路と前記左前通気路と前記右側通気路と前記左側通気路とのそれぞれの上端を互いに連通させる連通路と、
    を有するように構成されており、
    前記スペーサ手段は、前記背中通気路と前記右前通気路と前記左前通気路と前記右側通気路と前記左側通気路とに沿って延伸するようにこれら通気路内にそれぞれ収容されるサポータを具えており、
    前記空気駆動手段は、前記右側通気路が有する前記第1の吸込口の近辺と、前記左側通気路が有する前記第2の吸込口の近辺と、にそれぞれ配置され、外部の空気を前記第1の吸込口と前記第2の吸込口を経由して前記通気ダクト内に吸い込んでから前記第1の吹出口と前記第2の吹出口と前記第3の吹出口を経由して吹出す空気の流れを駆動する2つのファンユニットを有するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の放熱機能付き衣服。
  3. 前記ファンユニットには、吸熱側端面及び放熱側端面を有するサーモモジュールが、前記吸熱側端面が前記通気ダクトに向かうように取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載の放熱機能付き衣服。
  4. 前記サーモモジュールの前記放熱側端面には、複数の放熱フィンが形成されていることを特徴とする請求項3に記載の放熱機能付き衣服。
  5. 前記衣服本体の下端に接続される裾ピースを更に有し、
    前記空気駆動手段が有する前記2つのファンユニットは、
    前記裾ピースにおいて前記衣服本体の前記左側部及び前記右側部にそれぞれ臨む箇所に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の放熱機能付き衣服。
  6. 前記衣服本体と前記裾ピースとは、線ファスナーと面ファスナーとのいずれか1つで互いに接続できるように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の放熱機能付き衣服。
  7. 前記制御手段は、前記ファンユニット及び前記サーモモジュールに電力を提供する電源部と、前記ファンユニット及び前記サーモモジュールの作動を制御する制御部と、を有するように構成されていると共に、前記裾ピースにおいて前記衣服本体の前記背中部に臨む箇所に配置されていることを特徴とする請求項5または請求項6に記載の放熱機能付き衣服。
  8. 前記スペーサ手段は、前記表布及び前記裏布の前記通気ダクトに対応する箇所に、互いに間を空けて配置されるように、前記表布から前記裏布に向かって突出する第1のスペーサブロックと、前記裏布から前記表布に向かって突出する第2のスペーサブロックと、を有していることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載の放熱機能付き衣服。
  9. 前記衣服本体における前記左前部の前記左側部と繋がる一側の反対側の端縁には、第1の接続部が取り付けられ、
    前記右前部の前記右側部と繋がる一側の反対側の端縁には、第2の接続部が取り付けられており、
    前記第1の接続部と前記第2の接続部とは、線ファスナーと面ファスナーとのいずれか1つで互いに接続できるように構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか一項に記載の放熱機能付き衣服。
  10. 前記サポータは、一列に繋がる複数の可撓性中空枠ユニットによって管状に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の放熱機能付き衣服。
  11. 前記サポータは、可撓性材料により形成されて板状部と前記板状部の一面から突出する少なくとも一対のサポート突起とを有し、
    前記板状部が前記表布と前記裏布とにおける一方に当接し、前記一対のサポート突起が前記表布と前記裏布とにおける他方に当接するように各前記通気路内にそれぞれ配置されていることを特徴とする請求項2に記載の放熱機能付き衣服。
  12. 前記ファンユニットに係止接続されて外部からの冷気を前記ファンユニットを経由して前記通気ダクト内に送り込む冷気パイプを更に具えていることを特徴とする請求項2に記載の放熱機能付き衣服。
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