JP6731335B2 - 携帯式衣服内送風機 - Google Patents

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本発明は、使用者が着用している衣服の中に送風するための携帯式衣服内送風機に関する。
従来、使用者の首などに掛けて使用する携帯式の送風機や扇風機が知られている。このようなタイプの携帯式の送風機としては、例えば特許文献1に示すものがある。
従来の首などに掛けて使用するタイプの携帯式の送風機は、特許文献1の図6に示されるように、使用者の顔や首に向かって風を送ることを主眼としており、顔や首に向かって風を送ることで涼感を得ようとするものである。従って、体の体温が下がるわけではない。
また、例えば特許文献2に示す空調機構を備えた衣服も知られている。このような空調機構を備えた衣服では、決まった衣服しか着ることができないという不便さがある。
さらに、首や頭に風を当てる携帯式の送風機なども存在するが、体全体を冷やすのではなく、頭部を局所的に冷やすものに過ぎない。
実用新案登録第3165503号 WO02/067708
本発明者は、熱中症などの治療で、脇の下などの太い血管が通っている箇所に冷却材などを当てて体温を下げることが行われていることに鑑みて、血液量の多い箇所に風を送ることで、体温を下げることを見いだし、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、使用者の胸部と背中に同時に送風することで、体の血流の多い領域を冷やし、これにより体全体を冷やすことができるようにした携帯式衣服内送風機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の携帯式衣服内送風機は、使用者が着用している衣服の中に送風するための携帯式衣服内送風機であり、携帯式電源によって駆動される送風ファンが内蔵された送風ファン本体部と、前記送風ファン本体部に接続され内部に風が通る通風部を有する略U字状チューブ本体と、前記略U字状チューブ本体の基端部に設けられ且つ使用者の背面に沿って略鉛直方向に送風する背面送風孔を備えてなる、衣服の後衿ぐりに引掛けられる後衿ぐり引掛け部と、前記略U字状チューブ本体の可撓性チューブアーム部に設けられ且つ使用者の胸面に沿って少なくとも略水平方向に送風する胸面送風孔を備えてなる、胸面側垂れ下がり部と、を含む、携帯式衣服内送風機である。
前記後衿ぐり引掛け部が、前記送風ファン本体部と平行に設けられることで、前記後衿ぐり引掛け部及び前記送風ファン本体部が、側面視がフック状のフック状部材とされてなるのが好適である。
前記背面送風孔が、前記後衿ぐり引掛け部の先端に形成されてなるのが好適である。
前記略U字状チューブ本体の可撓性チューブアーム部が可撓性扁平チューブアーム部であり、前記胸面送風孔が前記可撓性扁平チューブアーム部に設けられた前記胸面側垂れ下がり部の少なくとも両側端面に形成されてなるのが好適である。
本発明によれば、使用者の胸部と背中に同時に送風することで、体の血流の多い領域を冷やし、これにより体全体を冷やすことができるようにした携帯式衣服内送風機を提供することができるという著大な効果を有する。
本発明の一つの実施の形態に係る携帯式衣服内送風機を使用している状態を示す斜視概略説明図である。 本発明の一つの実施の形態に係る携帯式衣服内送風機を使用している状態を示す側面概略説明図である。 本発明の一つの実施の形態に係る携帯式衣服内送風機であって胸面側垂れ下がり部が垂れ下がっていない状態を示す正面図である。 図3のA−A線断面図である。 図3の背面図である。 図3の平面図である。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、これら実施の形態は例示的に示されるもので、本発明の技術思想から逸脱しない限り種々の変形が可能なことはいうまでもない。
図1〜3及び5〜6において、符号10は本発明に係る携帯式衣服内送風機を示す。携帯式衣服内送風機10は、使用者Uが着用している衣服12の中に送風するための携帯式衣服内送風機である。
携帯式衣服内送風機10は、携帯式電源によって駆動される送風ファンが内蔵された送風ファン本体部14と、前記送風ファン本体部14に接続され内部に風が通る通風部16を有する略U字状チューブ本体18と、を有する。
また、携帯式衣服内送風機10は、前記略U字状チューブ本体18の基端部20に設けられ且つ使用者の背面22に沿って略鉛直方向に送風する背面送風孔24を備えてなる、衣服12の後衿ぐり26に引掛けられる後衿ぐり引掛け部28を有する。
本発明において、後衿ぐりとは、衣服の首周りのライン(ネックライン)の後ろのことを指す。即ち、本発明では、衣服の首周りのラインである衿ぐりの後ろ側部分を後衿ぐりと呼んでいる。
また、使用者Uが着用している衣服12は、襟付きシャツに限定されるものではなく、体に着用する衣服であれば、いずれも含まれる。例えば、Tシャツ、カットソー、肌着、下着、インナーシャツ、Yシャツ、襟付きシャツ、襟なしシャツ、ジャケット、ブルゾン、コート、上着、等の首周りのラインが存在する被服であれば、いずれも衣服12に含まれる。衣服12の首周りのラインも、ラウンドネック、Vネック、クルーネック、ボートネック、Uネック、ヘンリーネック、等いずれの首周りのラインも含まれる。
さらに、携帯式衣服内送風機10は、前記略U字状チューブ本体18の可撓性チューブアーム部30に設けられ且つ使用者の胸面32に沿って少なくとも略水平方向に送風する胸面送風孔34を備えてなる、胸面側垂れ下がり部36と、をさらに有する構成とされている。
胸面側垂れ下がり部36は、図2によく示されるように、衣服12の中に入れて使用するものである。図1の図示例では、便宜上、衣服12の図示を省略してある。
背面送風孔24からの送風は、図1において矢印A1で示されるように略鉛直方向への送風となる。背面送風孔24は、複数個設けてもよく、図示例では図3によく示されるように3箇所形成されている。
また、胸面送風孔34からの送風は、図1において矢印A2で示されるように少なくとも略水平方向への送風となる。胸面送風孔34からの送風の矢印A2で鉛直方向へのものもあるが、大部分は略水平方向への送風とされており、少なくとも略水平方向への送風となっていることがわかる。
携帯式電源としては、充電池が送風ファン本体部14内部に設けられており、外部電源から接続ポート38を介して充電することができる。接続ポート38の例としては、USBポートの例を示した。
符号40は電源スイッチであり、電源スイッチ40によって電源のオン/オフが可能とされている。また、送風ファン本体部14には、空気取り入れ口48も形成されている。
可撓性チューブアーム部30は、ゴム製であり可撓性を有しており、胸面32側に垂れさがった部分は胸面側垂れ下がり部36を形成する。可撓性チューブアーム部30の材質としては、可撓性を有していれば良いものであるが、例えば、天然ゴムや合成ゴムといったゴムのほかにも、シリコン、プラスチックやビニールなどの合成樹脂で作製することができる。
可撓性チューブアーム部30には、使用者の胸面32に沿って少なくとも略水平方向に送風する胸面送風孔34が設けられている。前記胸面送風孔34は前記胸面側垂れ下がり部36の少なくとも両側端面に形成されており、図示例では、胸面送風孔34は可撓性チューブアーム部30の先端部にも設けられている。胸面送風孔34は、使用者Uの胸面32に沿って少なくとも略水平方向に送風するための孔である。胸面送風孔34は複数個設けられるが、図示例では、前記胸面側垂れ下がり部36の両側端面にそれぞれ3箇所、可撓性チューブアーム部30の先端部にそれぞれ1箇所形成されている例を示した。
前記後衿ぐり引掛け部28は、前記送風ファン本体部14と平行に設けられることで、前記後衿ぐり引掛け部28及び前記送風ファン本体部14が、側面視がフック状のフック状部材42とされてなる(図2参照)。このようにして、図示例では、図2によく示されるように、前記後衿ぐり引掛け部28を後衿ぐり26に引掛けることができるようにされている。
前記背面送風孔24は、図示例では、前記後衿ぐり引掛け部28の先端に形成されている。
また、図示例では、前記略U字状チューブ本体18の可撓性チューブアーム部30は、扁平状とされており、可撓性扁平チューブアーム部44となっている。そして、前記胸面送風孔34は、前記可撓性扁平チューブアーム部44に設けられた前記胸面側垂れ下がり部36の少なくとも両側端面に形成されている。図4によく示されるように、前記可撓性扁平チューブアーム部44の内部は風が通る通風部16とされている。また、前記可撓性扁平チューブアーム部44の内部にはプラスチック製の仕切板46も形成されている。なお、前記可撓性扁平チューブアーム部44の内部に前記仕切板46の無い構成とすることもできる。すなわち、前記略U字状チューブ本体18の可撓性チューブアーム部30内に仕切板などを設けない構成としてもよいし、必要に応じて仕切板などを設ける構成としてもよい。
携帯式衣服内送風機10を使用するには、まず、使用者のシャツなどの衣服12の後衿ぐり26に、後衿ぐり引掛け部28を引掛け、使用者の胸面32の側に胸面側垂れ下がり部36を垂れ下げる。このとき、胸面側垂れ下がり部36は衣服12内にしまい込む(図2参照)。そして、電源スイッチ40をオンにすると、背面送風孔24からは略鉛直方向への送風が出て、胸面送風孔34からの送風は少なくとも略水平方向への送風が出る。このようにして、携帯式衣服内送風機10から使用者が着用している衣服の中に体の上半身の周面に沿った送風が行われることとなる。携帯式衣服内送風機10は充電池を内蔵しているため、外部電源から接続ポート38を介して充電することで繰り返しの使用が可能である。
上記のように構成された携帯式衣服内送風機10は、使用者の胸部と背中に同時に送風することで、人の体の血流の多い領域を冷やことができる。これにより体全体を冷やすことができるため、体温を下げることができるのである。
10:携帯式衣服内送風機、12:衣服、14:送風ファン本体部、16:通風部、18:略U字状チューブ本体、20:基端部、22:背面、24:背面送風孔、26:後衿ぐり、28:後衿ぐり引掛け部、30:可撓性チューブアーム部、32:胸面、34:胸面送風孔、36:胸面側垂れ下がり部、38:接続ポート、40:電源スイッチ、42:フック状部材、44:可撓性扁平チューブアーム部、46:仕切板、48:空気取り入れ口、A1:背面送風孔からの送風、A2:胸面送風孔からの送風、U:使用者。

Claims (4)

  1. 使用者が着用している衣服の中に送風するための携帯式衣服内送風機であり、
    携帯式電源によって駆動される送風ファンが内蔵された送風ファン本体部と、
    前記ファン本体部に接続され内部に風が通る通風部を有する略U字状チューブ本体と、
    前記略U字状チューブ本体の基端部に設けられ且つ使用者の背面に沿って略鉛直方向に送風する背面送風孔を備えてなる、衣服の後衿ぐりに引掛けられる後衿ぐり引掛け部と、
    前記略U字状チューブ本体の可撓性チューブアーム部に設けられ且つ使用者の胸面に沿って少なくとも略水平方向に送風する胸面送風孔を備えてなる、胸面側垂れ下がり部と、
    を含む、携帯式衣服内送風機。
  2. 前記後衿ぐり引掛け部が、前記送風ファン本体部と平行に設けられることで、前記後衿ぐり引掛け部及び前記送風ファン本体部が、側面視がフック状のフック状部材とされてなる、請求項1記載の携帯式衣服内送風機。
  3. 前記背面送風孔が、前記後衿ぐり引掛け部の先端に形成されてなる、請求項1又は2記載の携帯式衣服内送風機。
  4. 前記略U字状チューブ本体の可撓性チューブアーム部が可撓性扁平チューブアーム部であり、前記胸面送風孔が前記可撓性扁平チューブアーム部に設けられた前記胸面側垂れ下がり部の少なくとも両側端面に形成されてなる、請求項1〜3いずれか1項記載の携帯式衣服内送風機。
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