JP2017040017A - 人体用送風装置 - Google Patents

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Mitsuya Uchida
光也 内田
正英 松原
Masahide Matsubara
正英 松原
正喜 眞鍋
Masaki Manabe
正喜 眞鍋
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【課題】低コスト且つ安定して人体に送風することができるとともに、着用性を損なうことなく夜間作業用の光反射機能を有する人体用送風装置を提供する。
【解決手段】人体Aの背面側に配置される送風機20と、送風機20の吹出口から人体の肩上及び首横を介して人体の前面に延びるように形成された左右一対の導風パイプ30とを備えているので、導風パイプ30を肩掛け構造とすることができ、安定した送風が可能となるとともに、既存の衣服上に着用可能となるので低コストに構成することができる。また、人体Aに着用可能な反射ベルト40を備えているので、気温の高い夜間作業においても各導風パイプ30から吐出される空気によって人体Aを冷却することができるとともに、道路工事現場や交通整理現場においては、反射ベルト40の反射光により、車両の通行に対する作業者の安全性を確保することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば工事現場等の作業者に着用され、人体に空気を送風することにより涼感を与えることができる人体用送風装置に関する。
近年、扇風機など人体から離れた所定の設置場所からの送風ではなく、送風機を携行することにより確実且つ効率的に風を人体に提供するものが提案されている。例えば、特許文献1には、衣服の腰付近に送風機を設け、衣服の内側に外気を導入し、袖口及び首元から導入空気を排出する冷却衣服が記載されている。また例えば、特許文献2には、首掛用ストラップにより送風機を首から吊り下げ、送風機から顔に向けて空気を送風するものが記載されている。これらのものでは何処にいても送風を受けることができるので利便性が高く、特に熱中症予防対策に好都合である。
特開2005−54299号公報 特開2013−36410号公報
しかし、特許文献1に記載のものは、外気を導入する送風機を設けるために衣服に孔を形成する必要があり、換言すれば衣服は専用のものとなってしまうため、既存の衣服に適用することができない。このため、コストが高くなるとともに、利用者が好みのデザインの衣服を着用できないという問題があった。このような問題は、例えば建設現場では特に重要である。すなわち、建設現場においては衣服に種々の特殊機能が必要であったり、作業者の所属を表す表示がなされていたり、しかも現場毎に衣服を交換する必要があったりするため、特許文献1に記載の冷却衣服をこれら全てに対応させるには多大なコストがかかるという問題があった。
一方、特許文献2に記載のものは、衣服に依存しないものの送風機は首から吊り下げられるだけなので、体を大きく動かす必要がある利用形態においては、安定した送風の提供が困難であるという問題があった。このような問題は、例えば建設現場では特に重要である。また、このような現場作業では、送風機や首掛けストラップが作業現場の周囲の物などに引っ掛かったり衝突したりするおそれがあり、十分な安全性が確保しづらいという問題があった。
また、夜間の道路工事現場や交通整理現場においては、車両の通行に対する作業者の安全性を確保するために、光反射性の反射材を表面に設けた反射ベストを着用する場合が多い。一方、夏場など、夜間といえども気温が高い場合があり、特に道路工事現場では敷設直後のアスファルトから高温の熱が発生するため、このような夜間作業現場においても熱中症予防対策が必要である。
しかしながら、特許文献1に記載されたものでは、冷却衣服の上に更に反射ベストを着ると、着用物が多くなり、作業者にとって動きずらく重量も増すとともに、反射ベストで送風機の空気吸入口が塞がれてしまうおそれもあった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、低コスト且つ安定して人体に送風することができるとともに、着用性を損なうことなく夜間作業用の光反射機能を有する人体用送風装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本願発明の人体用送風装置は、人体の背面側に配置される送風機と、送風機の吹出口から人体の肩上及び首横を介して人体の前面に延びるように形成され、空気を吐出する吐出孔が設けられた左右一対の導風パイプと、送風機及び各導風パイプが取り付けられたベース部材と、人体に着用可能に形成され、表面に光反射性の反射材を有する反射体とを備え、ベース部材を反射体に連結している。
これにより、導風パイプが肩掛け構造となることから安定した送風が可能となるとともに、既存の衣服に着用可能となる。また、人体に着用可能な反射体を備えているので、気温の高い夜間作業においても各導風パイプから吐出される空気によって人体を冷却することができるとともに、道路工事現場や交通整理現場においては、反射ベルトの反射光により、車両の通行に対する作業者の安全性を確保することができる。この場合、ベース部材が反射ベルトに連結されているので、各送風機及び各導風パイプが取り付けられたベース部材を反射体と一体に着用することができる。
本発明によれば、導風パイプが肩掛け構造となることから、安定した送風が可能となるとともに、既存の衣服に着用可能なので低コストに構成することができる。また、気温の高い夜間作業においても各導風パイプから吐出される空気によって人体を冷却することができるとともに、道路工事現場や交通整理現場においては、反射ベルトの反射光により、車両の通行に対する作業者の安全性を確保することができる。この場合、各送風機及び各導風パイプが取り付けられたベース部材を反射体と一体に着用することができるので、着用性が損なわれることがなく、現場での作業性を向上することができる。
本発明の一実施形態を示す着用状態の人体用送風装置の正面図 反射ベルトを一点鎖線で示した着用状態の人体用送風装置の正面図 着用状態の人体用送風装置の背面図 反射ベルトを一点鎖線で示した着用状態の人体用送風装置の背面図 平面状に展開した状態を示す人体用送風装置の平面図 送風機及び導風パイプを付設したベース部材を取り外した着用状態を示す人体用送風装置の正面図 送風機及び導風パイプを付設したベース部材を取り外した着用状態を示す人体用送風装置の背面図 本発明の他の実施形態を示す着用状態の人体用送風装置の正面図 反射ベルトを一点鎖線で示した着用状態の人体用送風装置の正面図 着用状態の人体用送風装置の背面図 反射ベルトを一点鎖線で示した着用状態の人体用送風装置の背面図
図1乃至図7は本発明の一実施形態を示すもので、人体に向かって送風する人体用送風装置を示すものである。
同図に示す人体用送風装置1は、人体Aの背面から人体Aの肩上を介して人体Aの前面に亘って位置するように形成されたベース部材10と、ベース部材10に付設された左右一対の送風機20と、送風機20の吹出口から人体10の肩上及び首横を介して人体Aの前面まで延びる左右一対の導風パイプ30と、表面に光反射性の反射材が設けられた反射体としての反射ベルト40とを備えている。
ベース部材10は、人体Aの背面に位置して左右一対の送風機20が取り付けられる主ベース部11と、主ベース部11の左右上部から人体Aの肩上を介して人体Aの前面に延びる左右一対の延出部12とを備えている。各延出部12には、延出部12の先端からそれぞれ下方に延びる左右一対の連結ベルト12aが設けられ、各連結ベルト12aの先端側には面ファスナーからなる結合部12bが設けられている。また、ベース部材10には、各延出部12同士を人体Aの前面側で連結する胸部ベルト13が設けられ、胸部ベルト13は、雄部14a及び雌部14bを備えた締結バックル14により締結及び締結解除が可能となっている。更に、ベース部材10には、導風パイプ30を取り付けるための複数の取付ベルト15が設けられ、各取付ベルト15は導風パイプ30に沿って互いに間隔をおいて配置されている。本実施形態では、各取付ベルト15として面ファスナーを用いた。
各送風機20は、薄型略直方体形状の筐体21と、筐体内に配置されたファン(図示省略)とを備えている。本実施の形態ではファンとしてシロッコファンを用いた。筐体21の底面はベース部材10のベース部11に着脱自在に固定されている。本実施形態では、面ファスナーを用いて送風機20をベース部11に取り付けている。筐体21の背面及び側面には空気を吸入する多数の吸入孔21aが設けられている。また、筐体21の上部には導風パイプ30に空気を供給する吹出口が形成され、吹出口には導風パイプ30が接続されている。
各送風機20には、バッテリなどの電装品を収容する電装袋22が付設されている。電装袋22は一部のみがベース部材10のベース部11に固着されており、他の所定箇所が面ファスナーなどの着脱部材な連結手段によりベース部11に取り付けられている。これにより、バッテリ交換時の作業性が向上する。ベース部材10の各延出部12の先端部付近には、各送風機20の駆動オンオフを切り替える電源スイッチ23が送風機20ごとに付設されている。電源スイッチ23は、本実施形態のように各送風機20に対応して複数設けてもよいし、1つの電源スイッチ23で両送風機20を同時に制御するように構成してもよい。なお、各図では、電源スイッチ23と接続するケーブルは図示を省略した。
導風パイプ30は、一方の端部が送風機20の吹出口に嵌合している。すなわち、1つの導風パイプ30と1つの送風機20とは1つのユニットを形成している。導風パイプ30には、複数の吐出孔31が形成されている。吐出孔31の形状、位置、個数は種々の形態が可能である。また、導風パイプ30の他方の端部(先端部)には栓32が設けられている。
本実施形態では、略丸穴形状の6つの吐出孔31を、所定の間隔をおいて長手方向に連なるように形成した。具体的には、2つの吐出孔31a及び31bは、人体10の胸前付近に形成されている。これら2つの吐出孔31a及び31bは、人体Aに対してやや平行に空気が吐出する角度に形成されている。
また、他の3つの吐出孔31c,3d,31eは、主として、人体10の首又は顔方向に向かって空気を吐出するように形成されている。各吐出孔31c,31d,31eから吐出された空気は、人体Aの首又は顔方向に風が供給されるような角度に形成されている。ここで、3つの吐出孔31c,31d,31eは、導風パイプ30の中心軸に対して、吐出方向が互いに異なる角度となるように形成されている。これにより、使用者個人の人体Aに適した送風が可能となる。
さらに、他の1つの吐出孔31fは、人体の背面側に形成されている。この吐出孔31fは、人体10に対してやや平行に空気が吐出する角度に形成されている。より具体的には、吐出孔31c,31d,31eは、背面方向にあるものほど、吐出方向が上方になるように形成されている。
なお、人体Aの胸前付近に形成された吐出孔31a及び31b並びに背面側に形成された吐出孔31fは、ベース部材10側に向かって開口するように形成してもよい。この場合、ベース部材10として通気性の良好な部材を用いれば、ベース部材10を通過して人体Aの表面に向かって風を供給することができる。
反射ベルト40は、人体Aの前面から人体Aの肩上を介して人体の背面に延びる左右一対の肩掛けベルト41と、各肩掛けベルト41の両端が連結され、人体Aの胴回りに延びる胴ベルト42と、各肩掛けベルト41の背面側の上部同士を接続する横ベルト43とからなり、各肩掛けベルト41、胴ベルト42及び横ベルト43の表面は、例えば赤色、黄色、橙色等、目立ちやすい色の光反射性の周知の反射材によって形成されている。各肩掛けベルト41は、人体Aの前面側ではベース部材10の各延出部12に沿って上下方向に延びるように配置され、人体Aの背面側ではベース部材10のベース部11上を交差するように配置されている。胴ベルト42は、人体Aの腰回りに巻き付けられる帯状に形成され、図示しない面ファスナーによって人体Aの胴回りに応じた周長で人体Aに装着されるようになっている。横ベルト43は人体Aの背面側上部を左右方向に延びるように形成され、両端を各肩掛けベルト41にそれぞれ接続されている。
反射ベルト40には、ベース部材10が着脱自在に取り付けられている。即ち、ベース部材10の各連結ベルト12aの先端側を人体Aの前面側に位置する胴ベルト42に巻き掛けるとともに、結合部12bが連結ベルト12aの他の部分に面ファスナーで結合するように折り返すことにより、反射ベルト40にベース部材10が連結される。
以上のように構成された人体用送風装置1においては、ベース部材10のベース部材110が人体Aの背面に位置し、ベース部材10の各延出部12及び各導風パイプ30が人体Aの肩に掛けられるとともに、ベース部材10の各延出部12及び各導風パイプ30の先端側が人体Aの前面側に位置する。また、反射ベルト40の各肩掛けベルト41がベース部材10の各延出部12及び各導風パイプ30の上に位置するように人体Aの肩に掛けられるとともに、反射ベルト40の胴ベルト42が人体Aの腰回りに巻き付けられる。その際、各肩掛けベルト41の左右方向の位置は横ベルト43の左右方向の長さL1 によって決まるので、横ベルト43の長さL1 は、各肩掛けベルト41が各導風パイプ30の上に位置する長さになっている。また、ベース部材10の各連結ベルト12aの先端側が胴ベルト42に連結されているので、ベース部材10が確実に人体Aに保持される。
ここで、各電源スイッチ23をオンにすると、各送風機20が作動し、図2及び図4に示すように各送風機20から送風される空気が各導風パイプ30の吐出孔31から吐出される。これにより、各導風パイプ30の吐出孔31から吐出される風が人体Aに送風され、人体Aが冷却される。この場合、各吐出孔31は導風パイプ30の側方に臨むように形成されているので、反射ベルト40の肩掛けベルト41が導風パイプ30の上に位置していても、吐出孔31からの空気の吐出が妨げられることはない。
また、夜間の道路工事現場や交通整理現場において人体用送風装置1を着用することにより、夜間でも周囲の温度が高い場合に人体Aを冷却することができるとともに、反射ベルト40によって車両の通行に対する作業者の安全性が確保される。この場合、反射ベルト40の肩掛けベルト41が導風パイプ30の上に位置しているので、反射ベルト40の反射面の一部が導風パイプ30やベース部材10によって覆われることがなく、反射ベルト40の反射による安全性が十分に確保される。
このように、本実施形態の人体用送風装置1は、人体Aの背面側に配置される送風機20と、送風機20の吹出口から人体の肩上及び首横を介して人体の前面に延びるように形成された左右一対の導風パイプ30と、送風機20及び各導風パイプ30が取り付けられたベース部材10とから構成され、各導風パイプ30の吐出孔31から吐出される空気によって人体Aを冷却するようにしたので、導風パイプ30を肩掛け構造とすることができ、安定した送風が可能となるとともに、既存の衣服上に着用可能となるので、低コストに構成することができる。
また、本実施形態の人体用送風装置1は、人体Aに着用可能な反射ベルト40を備えているので、気温の高い夜間作業においても各導風パイプ30から吐出される空気によって人体Aを冷却することができるとともに、道路工事現場や交通整理現場においては、反射ベルト40の反射光により、車両の通行に対する作業者の安全性を確保することができる。この場合、ベース部材10が反射ベルト40に連結されているので、各送風機20及び各導風パイプ30が取り付けられたベース部材10を反射ベルト40と一体に着用することができる。これにより、従来の送風機付き衣服に反射ベストを重ねて着用した場合のように着用性が損なわれることがなく、現場での作業性を向上することができる。
さらに、本実施形態では、一つの導風パイプ30に対して一つの送風機20を設けるとともに、導風パイプ30と送風機20の組をユニット化してベース部材10に付設したので、導風パイプ30と送風機20のユニット化によりメンテナンス性に優れたものとなる。この場合、必要に応じて、一方の送風機20のみを駆動させて左右一方の導風パイプ30からのみ送風させることもできる。
また、反射ベルト40は、人体Aの前面から人体の肩上を介して人体Aの背面に延びる左右一対の肩掛けベルト41と、人体Aの胴回りに延びる胴ベルト42とを有しているので、反射ベルト40を人体Aに確実に着用することができるとともに、反射ベルト40によってベース部材10を確実に保持することができる。
さらに、ベース部材10は、人体Aの肩上及び首横を介して人体の前面に延びる左右一対の延出部12を有し、各延出部12には導風パイプ30が固定されるとともに、各延出部12は胴ベルト42に連結されているので、ベース部材10を反射ベルト40に確実に連結することができ、送風機20及び導風パイプ30を安定して保持することができる。
また、ベース部材10は反射ベルト40に着脱自在に連結されているので、送風機20及び導風パイプ30を付設したベース部材10を反射ベルト40から容易に取り外すことができる。即ち、ベース部材10の各連結ベルト12aを胴ベルト42から外すことにより、ベース部材10を反射ベルト40から取り外すことができる。これにより、図6及び図7に示すように反射ベルト40のみを着用することができるので、例えば冬場の現場作業など、人体への送風が必要ない場合に、送風機20及び導風パイプ30を付設したベース部材10を反射ベルト40から取り外すことにより、反射ベルト40のみとして使用することができ、汎用性の向上を図ることができる。
図8乃至図11は本発明の他の実施形態を示すもので、前記実施形態と同等の構成部分には同一の符号を付して示す。
本実施形態では、人体Aの前面側及び背面側上部において、反射ベルト40の各肩掛けベルト41がベース部材10の各延出部12及び各導風パイプ30の側方に位置するようになっている。即ち、各肩掛けベルト41の左右方向の位置は横ベルト43の左右方向の長さL2 によって決まるので、横ベルト43の長さL2 を前記実施形態の長さL1 よりも長くするとともに、各肩掛けベルト41がそれぞれ各延出部12及び各導風パイプ30に重ならずに左右方向外側に位置する長さにすることにより、各肩掛けベルト41がベース部材10の各延出部12及び各導風パイプ30の側方に配置される。
本実施形態においては、前記実施形態と同様、各送風機20から送風される空気が各導風パイプ30の吐出孔31から吐出される。これにより、各導風パイプ30の吐出孔31から吐出される風が人体Aに送風され、人体Aが冷却される。その際、反射ベルト40の肩掛けベルト41が導風パイプ30の側方に位置しているので、反射ベルト40の反射面の一部が導風パイプ30やベース部材10によって覆われることがなく、反射ベルト40の反射による安全性が十分に確保される。
また、前記実施形態と同様、各送風機20及び各導風パイプ30を付設したベース部材10を反射ベルト40から取り外すことにより、反射ベルト40のみとして使用することができ。
1…人体用送風装置、10…ベース部材、11…ベース部、12…延出部、20…送風機、30…導風パイプ、31…吐出孔、40…反射ベルト、41…肩掛けベルト、42…胴ベルト、43…横ベルト、A…人体。

Claims (9)

  1. 人体に空気を送風する人体用送風装置であって、
    人体の背面側に配置される送風機と、
    送風機の吹出口から人体の肩上及び首横を介して人体の前面に延びるように形成され、空気を吐出する吐出孔が設けられた左右一対の導風パイプと、
    送風機及び各導風パイプが取り付けられたベース部材と、
    人体に着用可能に形成され、表面に光反射性の反射材を有する反射体とを備え、
    ベース部材を反射体に連結した
    ことを特徴とする人体用送風装置。
  2. 前記反射体は、人体の前面から人体の肩上を介して人体の背面に延びる左右一対の肩掛けベルトと、人体の胴回りに延びる胴ベルトとを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の人体用送風装置。
  3. 前記反射体は、肩掛けベルトが導風パイプの上に位置するように形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の人体用送風装置。
  4. 前記反射体は、肩掛けベルトが導風パイプの側方に位置するように形成されている
    ことを特徴とする請求項2記載の人体用送風装置。
  5. 前記ベース部材は、人体の肩上及び首横を介して人体の前面に延びる左右一対の延出部を有し、各延出部には導風パイプが固定されるとともに、各延出部は胴ベルトに連結されている
    ことを特徴とする請求項1乃至4何れか1項記載の人体用送風装置。
  6. 前記ベース部材は反射体に着脱自在に連結されている
    ことを特徴とする請求項1乃至5何れか1項記載の人体用送風装置。
  7. 導風パイプには、少なくとも人体の首又は顔方向に向かって空気を吐出する位置に吐出孔が複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至6何れか1項記載の人体用送風装置。
  8. 導風パイプに設けられた複数の吐出孔は、導風パイプの中心軸に対して互いに異なる角度に形成されている
    ことを特徴とする請求項7記載の人体用送風装置。
  9. 導風パイプには、人体の背面側の位置に吐出孔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至8何れか1項記載の人体用送風装置。
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