JP2021059815A - 空調服 - Google Patents
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Abstract
Description
工事現場等で働く作業員は安全性を考慮して厚手の作業服を着なければならず、夏場には大量の汗をかき易い。この場合、身体と衣服との間に熱が籠って熱中症になり易い。このような問題を解消するために空調服が開発され、その実用性の高さから広く普及している。
而して、ファンに繋いだ電源ケーブルのプラグが外れたり、外れる毎にプラグが摩耗することで接続不良が発生するなど、空調服のクレームには電源ケーブルに係るものが多く、足の動きに対応してズボンは絶えず種々の方向に引っ張られたり押されたり折り曲げられたりするので、従来の空調機構をズボンにそのまま取入れても実用に耐え得るものにはならない。
図1で、符号3は着衣したときに身体を覆う上着(衣服本体)を示す。この上着3では、前身ごろが左右に分かれて、右前身ごろ、左前身ごろの合せ部には前ファスナが取付けられており、この前ファスナを開けば、上着3を着脱できるようになっている。上着3は一枚の表地5で構成されているが、図2に示すように、後身ごろの内側には裏地7が当てられて二枚仕立てになっている。この裏地7はメッシュ生地で構成されており、通風可能になっている。裏地7は矩形になっており、それぞれの辺縁が表地5に対して縫着されている。この縫着によって、表地5と裏地7の重なった部分は平袋状の受けポケット8になっている。
この表地5と裏地7が重なった部分の表地5側に左右に間隔をあけて矩形の開口部9、9(図4)が形成されている。
そして、図3、図4に示すように、開口部9の穴縁に沿って取付け部11が縫着されて立ち上がっており、この取付け部11の縁にはテープ13、エレメント15が取付けられている。なお、取付け部11は穴縁のうち左側〜上側〜右側に連なって設けられており、下側には設けられていない。
開口部9に対応してファン嵌着部17が設けられている。このファン嵌着部17は開口部9とほぼ同じ形状の主部19を有している。主部19の辺縁に沿って取付け部21が縫着されて立ち上がっており、この取付け部21の縁にはテープ23、エレメント25が取付けられている。なお、取付け部21は辺縁のうち左側〜上側〜右側に連なって設けられており、下側には設けられていない。
なお、エレメント15、25は視認の便宜のため実際のサイズよりも拡大したイメージ図になっている。
ここに以下の構成の空調機構が取付けられている。
符号37は軸流ファンを示す。この軸流ファン37のガードは前後方向から見ると円形になっており、プラスチックで成形されている。リアガード39側は膨らんで凹面状になっているが、図3に示すように上着3の外側に出るフロントガード41側は扁平になっている。
リアガード39の雌ネジ筒の筒内に、フロントガード41の雄ネジ筒41aが螺進することで、フロントガード41とリアガード39が一体化される。
リアガード39とバッテリーケース45が一体にプラスチック成形されている。このバッテリーケース45は左右方向に長い方形箱状をしており、その天面部の左右方向の中心部がリアガード39の下部と連結されており、バッテリーケース45の左右方向の長さはリアガード39の左右方向の最大長さとほぼ同じになっている。また、バッテリーケース45とリアガード39の厚みもほぼ同じになっており、リアガード39の雌ネジ筒の筒縁はバッテリーケース45の外面とほぼ面一に連なっている。
バッテリーケース45とモータとは配線接続されており、リアガード39の凹面内の羽根43、43、……の回転に干渉しない箇所に配線カバー用の細筒46が設けられている。
図6に示すように、バッテリーケース45の表面は操作面45aになっており、モータ起動/停止用のON/OFFボタンが設けられている。また、ON/OFFボタンの長押しに反応して空冷の強さを調整できるようになっており、空冷調整用のボタンとしても兼用されている。
この状態で、バッテリーケース45の操作面45aのON/OFFボタンを押せば、モータが起動して送風を開始する。
送風を停止したり、空冷の強さを調整したいときには、ファスナ31を開けば操作面45aに触れることができる。従って、上着3を着たままでも、操作可能になっている。
また、リアガード39側は身体に直接触れることは無く、メッシュ生地の裏地7を介している。
更に、表地5と裏地7の縫着により形成された受けポケット8がファン嵌着部17を囲んでいるので、開口部9が広がったり等により軸流ファン37がファン嵌着部17から脱落しても、受けポケット8内に落下してその中に収まるので、軸流ファン37が地面に落下して損傷するようなことが防止される。
図7で、符号49は着衣したときに足部を覆うズボン(衣服本体)を示す。このズボン49では、両足用の2つの股下部分のそれぞれの後側にファン嵌着部17が設けられており、それぞれに軸流ファン37、37が嵌着されている。これらはバッテリーケース45、45とそれぞれ一体化されている。
図8に示すように、メッシュ生地で構成された裏地51は腰から股下に至る形状に合せて逆三角形状になっているが、同様に縁が縫着されており、受けポケット53はファン嵌着部17を囲んでいる。すなわち、空調上着1とは空調機構の取付け部位が異なることから、その違いに応じて裏地51の形状等が異なっているが、それ以外の構成は同じになっている。
通常の作業中は身体の動きは上半身よりも下半身の方が激しいが、この構成により、動きの激しさに耐えて、空調上着1と同様に空調機構が働くようになっている。すなわち、本発明の特徴が最も生かされている。
開口部9の取付け部11の縁にはテープ13、エレメント15が、左側〜上側〜右側〜下側とループ状に連なって設けられており、それに対応してファン嵌着部55の取付け部21にも、テープ23、エレメント25が左側〜上側〜右側〜下側とループ状に連なって設けられている点が異なっている。
従って、ファスナ57を開くと、ファン嵌着部55が完全に分離される。
符号59はカバー部であり、このカバー部59は嵌込み穴33が設けられていないことを除いてはファン嵌着部55と同じ構成になっている。従って、このカバー部59をファン嵌着部55に代えて上着なりズボンなりの衣服本体側に取付けることができる。
また、空調機構のフロントガード41が取付けられていないので、見かけも通常の上着、ズボンと変わりなくなる。
このように構成することで、使い廻しが可能となる。
例えば、作業状況に応じて衣服本体のデザインやファン嵌着部の位置も変わる。
いずれにしても、特許請求されている形状等を除いては、本発明の範囲は限定されず、従来からあるまたは将来案出される形状や素材を任意に組み合せることができる。
3…上着 5…表地 7…裏地 8…受けポケット
9…開口部 11…取付け部 13…テープ 15…エレメント
17…ファン嵌着部 19…主部 21…取付け部 23…テープ
25…エレメント 27…フラップ 29…スライダ 31…ファスナ
33…嵌込み穴 35…縁保護部 37…軸流ファン 39…リアガード
39b…フランジ 41…フロントガード 41a…雄ネジ筒 41b…フランジ
43…羽根 45…バッテリーケース 45a…操作面 46…細筒
47…空調ズボン
49…ズボン 51…裏地 53…受けポケット
55…ファン嵌着部 57…ファスナ 59…カバー部 61…上着
63…ズボン
Claims (5)
- ファスナを介して周囲と結合され、前記ファスナが開かれるとフラップ状または完全に分離されるファン嵌着部を一部として備える衣服本体と、
前記ファン嵌着部に内側から当てられ、前記ファン嵌着部を囲んで縫着された、メッシュ生地製の裏地と、
前記ファン嵌着部に嵌着されて外側から空気を取込み内側に空気を吹出すファンと、前記ファンと一体化されたバッテリー及び操作部でなり、
前記ファンが前記バッテリー及び操作部と共に前記ファン嵌着部に収まることを特徴とする空調服。 - 請求項1に記載した空調服において、
操作部はバッテリーケースの表面に設けられていることを特徴とする空調服。 - 請求項1または2に記載した空調服において、
ファン嵌着部はファスナが開かれると完全に分離されるものであり、
前記ファン嵌着部に代えて衣服本体と結合されるカバー部を更に備えることを特徴とする空調服。 - 請求項1から3のいずれかに記載した空調服において、
ズボン型であることを特徴とする空調服。 - 請求項4に記載した空調服において、
左右の股下部分にそれぞれファンが嵌着されていることを特徴とする空調服。
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