JP7057024B1 - 空調衣服 - Google Patents
空調衣服 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7057024B1 JP7057024B1 JP2021181342A JP2021181342A JP7057024B1 JP 7057024 B1 JP7057024 B1 JP 7057024B1 JP 2021181342 A JP2021181342 A JP 2021181342A JP 2021181342 A JP2021181342 A JP 2021181342A JP 7057024 B1 JP7057024 B1 JP 7057024B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- garment
- conditioning hole
- conditioning
- conditioned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 claims abstract description 374
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 16
- 230000003187 abdominal effect Effects 0.000 claims description 10
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 31
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 31
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 31
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 8
- 239000000463 material Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 7
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 6
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 5
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 206010019345 Heat stroke Diseases 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000036760 body temperature Effects 0.000 description 1
- 239000002826 coolant Substances 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
Description
以上のように、上記従来技術の空調衣服では、ファンを取り付けない場合における外観の違和感が大きくなるため衣服としての汎用性が低くなる問題がある。
着用者に着用された状態において前記着用者との間に存在する内側の空間を空調するための空調衣服であって、
前記着用者に着用可能である衣服本体と、
前記衣服本体に設けられるとともに、前記衣服本体の内側面と外側面との間を貫通する第1空調穴を有する第1取付部であって、前記第1空調穴を介して外気を前記空調衣服の内側に取り込む第1温度調整装置を脱着可能な第1取付部と、
前記衣服本体に設けられるとともに、前記衣服本体の内側面と外側面との間を貫通する第2空調穴を有する第2取付部であって、前記第2空調穴を介して外気を前記空調衣服の内側に取り込む第2温度調整装置を脱着可能な第2取付部と、
所定の位置に係止するための係止用端部と、前記衣服本体に接続された接続部と、を有する第1空調穴用フタであって、前記衣服本体の外側から見た場合に、閉じた閉状態で前記第1空調穴を塞ぎ、一方、開いた開状態で前記第1空調穴を塞がない第1空調穴用フタと、
所定の位置に係止するための係止用端部と、前記衣服本体に接続された接続部と、を有する第2空調穴用フタであって、前記衣服本体の外側から見た場合に、閉じた閉状態で前記第2空調穴を塞ぎ、一方、開いた開状態で前記第2空調穴を塞がない第2空調穴用フタと、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが閉じた前記閉状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部及び前記第2空調穴用フタの前記係止用端部を前記衣服本体に係止することが可能な閉係止部と、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが開いた前記開状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを係止することが可能な開係止部と、を備える
ことを特徴とする空調衣服。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面に配置され、
前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記衣服本体の内側面に接続されている
ことを特徴とする。
前記閉係止部は、
前記衣服本体の内側面に前記第1取付部と隣接して設けられた第1本体側閉係止部と、
前記衣服本体の内側面に前記第2取付部と隣接して設けられた第2本体側閉係止部と、
前記第1空調穴用フタの前記係止用端部に設けられた第1フタ側閉係止部と、
前記第2空調穴用フタの前記係止用端部に設けられた第2フタ側閉係止部と、を備え、
前記第1空調穴用フタが閉じた前記閉状態で、前記第1本体側閉係止部と前記第1フタ側閉係止部とを係止することにより、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部を前記衣服本体の内側面に係止し、
前記第2空調穴用フタが閉じた前記閉状態で、前記第2本体側閉係止部と前記第2フタ側閉係止部とを係止することにより、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部を前記衣服本体の内側面に係止する
ことを特徴とする。
前記開係止部は、
前記第1空調穴用フタの前記係止用端部に設けられた第1フタ側開係止部と、
前記第2空調穴用フタの前記係止用端部に設けられた第2フタ側開係止部と、を備え、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが開いた前記開状態で、前記第1フタ側開係止部と前記第2フタ側開係止部とを係止することにより、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを係止する
ことを特徴とする。
前記第1フタ側閉係止部と前記第1フタ側開係止部とは、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部が延在する方向に沿って並んで配置され、
前記第2フタ側閉係止部と前記第2フタ側開係止部とは、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部が延在する方向に沿って並んで配置されている
ことを特徴とする。
前記衣服本体は、前記着用者の上半身に着用可能であることを特徴とする。
前記第1取付部及び前記第2取付部は、前記空調衣服が前記着用者に着用された状態において前記着用者の胴部の背中側に対面する前記衣服本体の後部の胴部領域に、設けられている
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタの素材は、少なくとも前記衣服本体の内側面の素材と同じ素材で構成されている
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタの素材は、布であることを特徴とする。
前記第1空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記接続部を中心軸として反転することにより、前記閉状態と前記開状態とが切り替えられ、
前記第2空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面上で、前記第2空調穴用フタの前記接続部を中心軸として反転することにより、前記閉状態と前記開状態とが切り替えられる
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
前記第2空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有する
ことを特徴とする。
前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部が前記第2空調穴用フタの前記係止用端部に重なるように、係止する
ことを特徴とする。
前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部の前記第1面側が、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部の前記第2面側に当接した状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを、係止する
ことを特徴とする。
前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部の前記第1面側が、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部の前記第1面側に当接した状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを、係止する
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、矩形の形状を有し、
前記第1空調穴用フタの前記接続部は、前記第1空調穴用フタの矩形の形状の第1の辺の部分であり、
前記第1空調穴用フタの前記係止用端部は、前記第1空調穴用フタの矩形の形状の前記第1の辺に対向する第2の辺の部分であり、
前記第2空調穴用フタの前記接続は、前記第2空調穴用フタの矩形の形状の第1の辺の部分であり、
前記第2空調穴用フタの前記係止用端部は、前記第2空調穴用フタの矩形の形状の前記第1の辺に対向する第2の辺の部分である
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記衣服本体の外側面に配置され、
前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記衣服本体の外側面に接続されている
ことを特徴とする。
前記開係止部は、ドット釦又はスナップであることを特徴とする。
前記開係止部は、前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが前記開状態で、前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタをそれぞれ収納するポケット又はスリットを含む
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが横方向に開閉できるように、前記衣服本体に接続されている
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記衣服本体に縫い付けられることで、前記衣服本体に接続されているとしていることを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが前記開状態において、前記第1取付部への前記第1温度調整装置の取り付け及び前記第2取付部への前記第2温度調整装置の取り付けに対して干渉しない位置に、係止される
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタ及び/又は前記第2空調穴用フタには、発熱体を収納するポケットが形成されている
ことを特徴とする。
前記第1空調穴用フタが開いた状態で前記第1取付部に取り付けられた前記第1温度調整装置と、
前記第2空調穴用フタが開いた状態で前記第2取付部に取り付けられた前記第2温度調整装置と、をさらに備え、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記開係止部により前記開状態に係止されている
ことを特徴とする。
前記第1取付部は、前記第1温度調整装置が外れている状態で、電源から供給される電力により発熱する第1発熱装置が脱着可能になっており、
前記第2取付部は、前記第2温度調整装置が外れている状態で、電源から供給される電力により発熱する第2発熱装置が脱着可能になっている
ことを特徴とする。
前記衣服本体に設けられ、電源から供給される電力により発熱する第3発熱装置を収納する発熱装置用収納部をさらに備える
ことを特徴とする。
前記発熱装置用収納部は、前記衣服本体の背中領域に位置することを特徴とする。
前記発熱装置用収納部は、前記衣服本体の内側面に設けられていることを特徴とする。
前記衣服本体に設けられ、前記電源を収納する電源用収納部をさらに備えることを特徴とする。
前記電源は、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置に共通して1個備えられ、配線を介して、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置にそれぞれ接続されている
ことを特徴とする。
前記電源は、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置にそれぞれ対応して、複数個備えられ、配線を介して、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置にそれぞれ接続されている
ことを特徴とする。
前記電源用収納部には、前記電源用収納部の内部と外部との間を貫通して前記配線を通すための配線用穴が形成されている
ことを特徴とする。
前記発熱装置用収納部には、前記発熱装置用収納部の内部と外部との間を貫通して前記配線を通すための配線用穴が形成されている
ことを特徴とする。
前記電源は、バッテリであることを特徴とする。
前記第2取付部に取り付けられた前記第2発熱装置と、をさらに備え、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記開係止部により前記開状態に係止されている
ことを特徴とする。
前記衣服本体の上部に設けられ、前記着用者に着用された状態で前記着用者の首の周辺を覆うカラー部をさらに備えることを特徴とする。
前記カラー部は、高さの最大値が8cm以上であることを特徴とする。
前記空調衣服は、ベストであることを特徴とする。
前記カラー部には、収納部が設けられていることを特徴とする。
前記空調衣服の横方向のサイズを調整するためのサイズ調整用係止部であって、前記着用者の腕を通すために前記空調衣服の肩周りに形成された肩開口部の近傍に、設けられた、サイズ調整用係止部を備える
ことを特徴とする。
前記サイズ調整用係止部は、
前記空調衣服において、前記空調衣服の肩周りに形成され肩開口部と、前記第1及び第2空調穴用フタ、前記閉係止部及び、前記開係止部が設けられた腹部領域と、の間に設けられた前側サイズ調整用係止部と、
前記肩開口部と前記腹部領域との間に設けられた後側サイズ調整用係止部と、を含み、
前記前側サイズ調整用係止部と前記後側サイズ調整用係止部とが係合することにより、前記空調衣服の横方向のサイズが小さくなる
ことを特徴とする。
前記前側サイズ調整用係止部と前記後側サイズ調整用係止部とは、横方向に並んで配置されている
ことを特徴とする。
前記後側サイズ調整用係止部は、前記空調衣服において、前記肩開口部と前記閉係止部の前記第1本体側閉係止部と、の間に設けられている
ことを特徴とする。
前記空調衣服の外側に付属品を取り付けるための付属品係止部をさらに備える
ことを特徴とする。
前記付属品係止部は、前記空調衣服の肩の領域及び腹周りの領域に配置され、閉じた閉状態で前記付属品を係止し、一方、開いた開状態で前記付属品を係止しない
ことを特徴とする。
前記付属品は、反射ベスト、反射帯、又は、蛍光ベストであることを特徴とする。
前記空調衣服において、前記付属品及び付属品係止部が配置される領域は、前記第1温度調整装置が取り付けられる前記第1取付部及び前記第2温度調整装置が取り付けられる前記第2取付部が配置される領域とは、異なる
ことを特徴とする。
前記衣服本体、前記カラー部、前記第1空調穴用フタ、及び、前記第2空調穴用フタの何れかに設けられ、電源から供給される電力により発熱する発熱装置を収納する1つ又は複数の発熱装置用収納部と、
前記衣服本体に設けられ、前記電源を収納する電源用収納部と、をさらに備える
ことを特徴とする。
前記1つ又は複数の発熱装置は、それぞれ接続された配線、及び、前記発熱装置の動作を制御するための制御装置を介して、前記電源に接続されている
ことを特徴とする。
図1A及び図1Bに示す実施例に係る空調衣服100は、例えば、着用者(図示せず)に着用された状態において当該着用者との間に存在する内側の空間を空調するための作業着である。
衣服本体10は、当該着用者に着用可能になっている。特に、この衣服本体10は、着用者の上半身に着用可能である。
第1取付部T1は、例えば、図1B~図3Bに示すように、衣服本体10の後部10Yに設けられるとともに、衣服本体10の後部10Yの内側面10Yinと外側面10Youtとの間を貫通する第1空調穴T1Aを有する。
第1空調穴用フタF1及び第2空調穴用フタF2は、例えば、図2A及び図2Bに示すように、衣服本体10の内側面10Yinに配置されている。
閉係止部Z1Y、Z2Y、Z1F、Z2Fは、例えば、図2B及び図3Bに示すように、第1空調穴用フタF1及び第2空調穴用フタF2が閉じた閉状態で、第1空調穴用フタF1の係止用端部F1k及び第2空調穴用フタF2の係止用端部F2kを衣服本体10に係止することが可能になっている。
開係止部W1F、W2Fは、例えば、図2A及び図3Aに示すように、第1空調穴用フタF1及び第2空調穴用フタF2が開いた開状態で、第1空調穴用フタF1の係止用端部F1kと第2空調穴用フタF2の係止用端部F2kとを係止することが可能になっている。
カラー部20は、例えば、図1A及び図1Bに示すように、衣服本体10の上部に設けられ、着用者に着用された状態で着用者の首の周辺を覆うようになっている
このカラー部20は、例えば、衣服本体10との接続部分(カラー部20の下端)から当該カラー部20の上端までの高さの最大値が8cm以上である。
ここで、以上のような構成を有する本実施例の空調衣服100の機能の例について説明する。
以上のように、本実施例の空調衣服によれば、空調用のファンを取り付けない場合における外観の違和感を低減して、衣服としての汎用性の向上を図ることができる。
既述の実施例では、空調衣服100の衣服本体10の第1及び第2取付部T1、T2に空調用の第1及び第2ファンを取り付けた仕様(夏仕様)と、空調用の第1及び第2ファン取り外した仕様(冬仕様)を想定した場合の一例について説明した。
既述の実施例では、空調衣服100の衣服本体10の第1及び第2取付部T1、T2に空調用の第1及び第2ファンを取り付けた仕様(夏仕様)と、空調用の第1及び第2ファン取り外した仕様(冬仕様)を想定した場合の一例について説明した。
発熱装置用収納部P3は、例えば、図6に示すように、衣服本体10に設けられ、電源Bから供給される電力により発熱する第3発熱装置H3を収納するようになっている。
ここで、電源Bは、例えば、図6に示すように、第1発熱装置H1、第2発熱装置H2、及び第3発熱装置H3に共通して1個備えられている。そして、この電源Bは、配線Lを介して、第1発熱装置H1、第2発熱装置H2、及び第3発熱装置H3にそれぞれ接続されている。なお、この電源Bは、例えば、携帯型のバッテリであり、第1発熱装置H1、第2発熱装置H2、及び第3発熱装置H3に発熱に必要な電力を供給するようになっている。
また、電源用収納部P2は、衣服本体10の前部10Xに設けられ、電源Bを収納するようになっている。この電源用収納部P2は、例えば、図6に示すように、衣服本体10の前方の左側に設けられた裾ポケットである。
ここで、以上のような構成を有する本変形例2の空調衣服100の機能の例について説明する。
この場合、図6に示すように、第1空調穴用フタF1及び第2空調穴用フタF2は、開係止部W1F、W2Fにより開状態に係止されることとなる。なお、空調衣服100の冬仕様の形態において、必要に応じて、第1空調穴用フタF1及び第2空調穴用フタF2は、閉係止部Z1Y、Z2Y、Z1F、Z2Fにより閉状態に係止されるようにしてもよい。
なお、本変形例2に係る空調衣服のその他の構成は、既述の実施例及び変形例1と同様である。
既述の実施例では、空調衣服100のサイズ調整については特段説明されていない。
なお、本変形例3に係る空調衣服のその他の構成は、既述の実施例と同様である。
既述の実施例では、空調衣服100の第1及び第2取付部に空調用の第1及び第2ファンを取り付ける構成については説明したが、この空調衣服100に対して、反射ベストや反射帯・蛍光ベスト等の付属品を係止させるようにしてもよい。
なお、本変形例4に係る空調衣服のその他の構成は、既述の実施例と同様である。
既述の実施例では、空調衣服100の衣服本体10の第1及び第2取付部T1、T2に空調用の第1及び第2ファンを取り付けた仕様(夏仕様)と、空調用の第1及び第2ファン取り外した仕様(冬仕様)を想定した場合の一例について説明した。
なお、本変形例5に係る空調衣服のその他の構成は、既述の実施例と同様である。
10 衣服本体
T1 第1取付部
T2 第2取付部
F1 第1空調穴用フタ
F2 第2空調穴用フタ
Z1Y、Z2Y、Z1F、Z2F 閉係止部
Z1Y 第1本体側閉係止部
Z2Y 第2本体側閉係止部
Z1F 第1フタ側閉係止部
Z2F 第2フタ側閉係止部
W1F、W2F 開係止部
W1F 第1フタ側開係止部
W2F 第2フタ側開係止部
P2 電源用収納部
P1 収納部
P3 発熱装置用収納部
P4 発熱装置用収納部
P5 発熱装置用収納部
P6 発熱装置用収納部
20 カラー部
Claims (29)
- 着用者に着用された状態において前記着用者との間に存在する内側の空間を空調するための空調衣服であって、
前記着用者に着用可能である衣服本体と、
前記衣服本体に設けられるとともに、前記衣服本体の内側面と外側面との間を貫通する第1空調穴を有する第1取付部であって、前記第1空調穴を介して外気を前記空調衣服の内側に取り込む第1温度調整装置を脱着可能な第1取付部と、
前記衣服本体に設けられるとともに、前記衣服本体の内側面と外側面との間を貫通する第2空調穴を有する第2取付部であって、前記第2空調穴を介して外気を前記空調衣服の内側に取り込む第2温度調整装置を脱着可能な第2取付部と、
所定の位置に係止するための係止用端部と、前記衣服本体に接続された接続部と、を有する第1空調穴用フタであって、前記衣服本体の外側から見た場合に、閉じた閉状態で前記第1空調穴を塞ぎ、一方、開いた開状態で前記第1空調穴を塞がない第1空調穴用フタと、
所定の位置に係止するための係止用端部と、前記衣服本体に接続された接続部と、を有する第2空調穴用フタであって、前記衣服本体の外側から見た場合に、閉じた閉状態で前記第2空調穴を塞ぎ、一方、開いた開状態で前記第2空調穴を塞がない第2空調穴用フタと、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが閉じた前記閉状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部及び前記第2空調穴用フタの前記係止用端部を前記衣服本体に係止することが可能な閉係止部と、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが開いた前記開状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを係止することが可能な開係止部と、を備える
ことを特徴とする空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面に配置され、
前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記衣服本体の内側面に接続されている
ことを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記接続部を中心軸として反転することにより、前記閉状態と前記開状態とが切り替えられ、
前記第2空調穴用フタは、前記衣服本体の内側面上で、前記第2空調穴用フタの前記接続部を中心軸として反転することにより、前記閉状態と前記開状態とが切り替えられる
ことを特徴とする請求項2に記載の空調衣服。 - 前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部が前記第2空調穴用フタの前記係止用端部に重なるように、係止する
ことを特徴とする請求項2に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
前記第2空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部の前記第1面側が、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部の前記第2面側に当接した状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを、係止する
ことを特徴とする請求項4に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
前記第2空調穴用フタは、前記開状態で前記衣服本体の内側面に対向する第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有し、
前記開係止部は、前記衣服本体の内側面上で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部の前記第2面側が、前記第2空調穴用フタの前記係止用端部の前記第2面側に当接した状態で、前記第1空調穴用フタの前記係止用端部と前記第2空調穴用フタの前記係止用端部とを、係止する
ことを特徴とする請求項4に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタが横方向に開閉できるように、前記衣服本体に接続されている
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタの前記接続部及び前記第2空調穴用フタの前記接続部は、前記衣服本体に縫い付けられ、又は、前記衣服本体に接着されることで、前記衣服本体に接続されているとしていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の空調衣服。
- 前記第1空調穴用フタ及び/又は前記第2空調穴用フタには、ポケットが形成されている
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の空調衣服。 - 前記第1空調穴用フタが開いた状態で前記第1取付部に取り付けられた前記第1温度調整装置と、
前記第2空調穴用フタが開いた状態で前記第2取付部に取り付けられた前記第2温度調整装置と、をさらに備え、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記開係止部により前記開状態に係止されている
ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の空調衣服。 - 前記第1取付部は、前記第1温度調整装置が外れている状態で、電源から供給される電力により発熱する第1発熱装置が脱着可能になっており、
前記第2取付部は、前記第2温度調整装置が外れている状態で、電源から供給される電力により発熱する第2発熱装置が脱着可能になっている
ことを特徴とする請求項10に記載の空調衣服。 - 前記衣服本体に設けられ、電源から供給される電力により発熱する第3発熱装置を収納する発熱装置用収納部をさらに備える
ことを特徴とする請求項11に記載の空調衣服。 - 前記衣服本体に設けられ、電源を収納する電源用収納部をさらに備えることを特徴とする請求項12に記載の空調衣服。
- 前記電源は、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置に共通して1個備えられ、配線を介して、前記第1発熱装置、前記第2発熱装置、及び前記第3発熱装置にそれぞれ接続されている
ことを特徴とする請求項13に記載の空調衣服。 - 前記電源用収納部には、前記電源用収納部の内部と外部との間を貫通して前記配線を通すための配線用穴が形成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の空調衣服。 - 前記発熱装置用収納部には、前記発熱装置用収納部の内部と外部との間を貫通して前記配線を通すための配線用穴が形成されている
ことを特徴とする請求項14に記載の空調衣服。 - 前記第1取付部に取り付けられた前記第1発熱装置と、
前記第2取付部に取り付けられた前記第2発熱装置と、をさらに備え、
前記第1空調穴用フタ及び前記第2空調穴用フタは、前記開係止部により前記開状態に係止されている
ことを特徴とする請求項11に記載の空調衣服。 - 前記衣服本体の上部に設けられ、前記着用者に着用された状態で前記着用者の首の周辺を覆うカラー部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。
- 前記カラー部は、高さの最大値が8cm以上であることを特徴とする請求項18に記載の空調衣服。
- 前記空調衣服は、ベストであることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。
- 前記カラー部には、収納部が設けられていることを特徴とする請求項18に記載の空調衣服。
- 前記空調衣服の横方向のサイズを調整するためのサイズ調整用係止部であって、前記着用者の腕を通すために前記空調衣服の肩周りに形成された肩開口部の近傍に、設けられた、サイズ調整用係止部を備える
ことを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。 - 前記サイズ調整用係止部は、
前記空調衣服において、前記空調衣服の肩周りに形成され肩開口部と、前記第1及び第2空調穴用フタ、前記閉係止部、及び、前記開係止部が設けられた腹部領域と、の間に設けられた前側サイズ調整用係止部と、
前記肩開口部と前記腹部領域との間に設けられた後側サイズ調整用係止部と、を含み、 前記前側サイズ調整用係止部と前記後側サイズ調整用係止部とが係合することにより、前記空調衣服の横方向のサイズが小さくなる
ことを特徴とする請求項22に記載の空調衣服。 - 前記後側サイズ調整用係止部は、前記空調衣服において、前記肩開口部と前記閉係止部の第1本体側閉係止部と、の間に設けられている
ことを特徴とする請求項23に記載の空調衣服。 - 前記空調衣服の外側に付属品を取り付けるための付属品係止部をさらに備え、
前記付属品係止部は、前記付属品を係止するループ状の形状、又は、前記付属品を直接的又は間接的に取り付け可能な形状を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。 - 前記空調衣服において、前記付属品及び付属品係止部が配置される領域は、前記第1温度調整装置が取り付けられる前記第1取付部及び前記第2温度調整装置が取り付けられる前記第2取付部が配置される領域とは、異なる
ことを特徴とする請求項25に記載の空調衣服。 - 前記衣服本体、前記カラー部、前記第1空調穴用フタ、及び、前記第2空調穴用フタの何れかに設けられ、電源から供給される電力により発熱する発熱装置を収納する1つ又は複数の発熱装置用収納部と、
前記衣服本体に設けられ、前記電源を収納する電源用収納部と、をさらに備える
ことを特徴とする請求項18に記載の空調衣服。 - 前記1つ又は複数の発熱装置は、それぞれ接続された配線、及び、前記発熱装置の動作を制御するための制御装置を介して、前記電源に接続されている
ことを特徴とする請求項27に記載の空調衣服。 - 前記第1温度調整装置は、第1ファンであり、前記第2温度調整装置は、第2ファンであることを特徴とする請求項1に記載の空調衣服。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020215598 | 2020-12-24 | ||
JP2020215598 | 2020-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP7057024B1 true JP7057024B1 (ja) | 2022-04-19 |
JP2022101470A JP2022101470A (ja) | 2022-07-06 |
Family
ID=81291717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021181342A Active JP7057024B1 (ja) | 2020-12-24 | 2021-11-05 | 空調衣服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7057024B1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7414349B1 (ja) | 2022-07-27 | 2024-01-16 | 株式会社金星 | 空調衣服 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017133121A (ja) | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 大成建設株式会社 | 空調装置付作業用衣服 |
JP2021080602A (ja) | 2019-11-19 | 2021-05-27 | ミドリ安全株式会社 | 衣服 |
JP2021172938A (ja) | 2020-04-30 | 2021-11-01 | 株式会社セフト研究所 | 空調衣服の服本体及び空調衣服 |
-
2021
- 2021-11-05 JP JP2021181342A patent/JP7057024B1/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017133121A (ja) | 2016-01-27 | 2017-08-03 | 大成建設株式会社 | 空調装置付作業用衣服 |
JP2021080602A (ja) | 2019-11-19 | 2021-05-27 | ミドリ安全株式会社 | 衣服 |
JP2021172938A (ja) | 2020-04-30 | 2021-11-01 | 株式会社セフト研究所 | 空調衣服の服本体及び空調衣服 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022101470A (ja) | 2022-07-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPWO2006009108A1 (ja) | 空調衣服 | |
EP3175726B1 (en) | Air-conditioned clothing adapted to helmet | |
JP2018071032A (ja) | 空調衣服 | |
JP7057024B1 (ja) | 空調衣服 | |
WO2021085185A1 (ja) | 空調衣服の服本体及び空調衣服 | |
US20160095359A1 (en) | Hooded garment | |
JP2022066860A (ja) | シェード付き衣服 | |
JP2023175913A (ja) | 空調衣服の服本体及び空調衣服 | |
JP6664443B2 (ja) | ヘルメット対応空調衣服の服本体及びヘルメット対応空調衣服 | |
JP7377519B2 (ja) | 送風機付き衣服 | |
JP6895171B2 (ja) | 冷却衣服 | |
WO2024189957A1 (ja) | 空調衣服 | |
JP2021139063A (ja) | 衣服 | |
JP2009041149A (ja) | 帽子 | |
JP7414349B1 (ja) | 空調衣服 | |
WO2021221041A1 (ja) | ファン付きウェアのウェア本体及びファン付きウェア | |
JP2020125550A (ja) | 空調ウェア | |
CN213215588U (zh) | 散热装置及穿戴设备 | |
JP3240160U (ja) | スペーサ及びファン付きウェア | |
JP2021021175A (ja) | メッシュベスト | |
JP3222749U (ja) | 空調衣服 | |
JP3246953U (ja) | ファン付きウェアの服本体及びファン付きウェア | |
JP7503032B2 (ja) | ファン付ウエア | |
JP3227120U (ja) | ファン付き衣服用インナーウェア | |
JP2023083316A (ja) | 空調衣服の服本体及び空調衣服 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211108 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20211108 |
|
AA64 | Notification of invalidation of claim of internal priority (with term) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A241764 Effective date: 20211116 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220215 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220304 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220315 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220331 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7057024 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |