JP2020125550A - 空調ウェア - Google Patents

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【課題】着用者の上半身の快適性を損なわずに下半身を冷却でき、着用が容易な空調ウェアを提供する。【解決手段】空調ウェア10は、上着21と、外気を上着21と着用者の上半身101との間に送風可能な送風ファン51と、ズボン71とを備える。周方向の背中側のズボン71の上端には密着部75が設けられ、密着部75より下側のズボン71には通風部84が設けられている。周方向において通風部84と重なる上着21の下端のコード挿通部42は、上着21と上半身101との間に外気200が送風された状態でズボン71に外側から密着可能である。【選択図】図8

Description

本発明は、空調ウェアに関する。
近年、屋外のようにエアコンを使用できない環境や、工場や建物内の修理点検現場のようにエアコンの効果が得られにくい環境において、作業者が快適に作業を行うことができるように、作業者が空調ウェアを着用する機会が増えている。空調ウェアは、空調服とも呼ばれ、服に取り付けられた送風ファンによって服と着用者の体の表面との間に外気を取り入れ、着用者の体の表面に風を流し、汗を気化させ、気化熱によって体を冷ますことができるように構成されている。
例えば、特許文献1には、内着と内着の上に着る上着とを備えた空調ウェアが開示されている。特許文献1に記載されている空調ウェアでは、内着と上着との間且つ着用者の胴部の下部に外気を取り込むための開口部が設けられている。外気は、開口部から内着と上着との間を通り、ファン等の送風手段によって内着と着用者の下着又は身体との間に取り込まれる。特許文献1には、上着がつなぎであって、内着の腰部に下着又は身体との密着度を調整可能なベルトが設けられた形態が開示されている。ベルトを緩めることにより、外気が外着と下半身との間に流れ、外着のズボン部分の裾部から外部に排出される。
特開2006−307354号公報
特許文献1に記載されている空調ウェアでは、着用者が腰部を曲げると、内着に取り付けられているファンは、内着と共に上半身の肩側に移動する。上着(外着)はつなぎ服であるため腰部に当たる部分が突っ張るが、外気取入口は送風ファンの吸引口に対して上下方向に余裕をもたせて大きく形成されている。そのため、腰部を曲げることによりファンが上方向にずれても、ファンの吸引口が上着の布地によって塞がれて外気を吸引できなくなることはない。このように、上着がつなぎであり、且つ内着の腰部にベルトが設けられた形態において、着用者の下半身を冷却できる。
しかしながら、前述の空調ウェアでは、内着とつなぎの双方を着なければならないので、上半身が暑くなって快適感が低下すると共に、着用が面倒であるという問題があった。
本発明は、上述の事情に鑑みてなされたものであり、着用者の上半身の快適性を損なわずに下半身を冷却でき、着用が容易な空調ウェアを提供する。
本発明の空調ウェアは、着用者の胴部、胸部、肩部を覆い、前記肩部の近傍又は前記肩部より上側の前記着用者の部位に密着可能で、袖口が前記着用者に密着可能な上着と、前記上着に設けられ、外気を前記上着と前記着用者の上半身との間に送風可能な送風ファンと、前記着用者の腰部及び脚部を覆うズボンと、を備え、前記ズボンの上端に、前記腰部に密着する密着部が設けられ、前記密着部より下側の前記ズボンに、前記着用者の下半身との間に前記外気を通す通風部が設けられ、周方向において前記上着の下端の少なくとも前記通風部と重なる部分は、前記上着と前記着用者の上半身との間に前記外気が送風された状態で前記ズボンに外側から密着可能であることを特徴とする。
本発明の空調ウェアでは、前記周方向において、前記通風部は前記腰部の背中側に当たる部分に設けられ、前記上着の前記腰部の背中側の着丈が他の部分の着丈より長くてもよい。
本発明の空調ウェアでは、前記上着の下端は、前記周方向に沿って設けられたコード挿通部と、前記コード挿通部に形成されたコード取出口と、前記コード挿通部に挿通され、両端部が前記コード取出口から前記コード挿通部の外部に取り出されたコードと、前記両端部を係止するストッパーと、を備えていてもよい。
本発明の空調ウェアによれば、着用者の上半身の快適性を損なわずに下半身を冷却でき、着用が容易である。
本発明の一実施形態の空調ウェアの上着の正面図である。 図1に示す上着の背面図である。 図1に示す上着の本体を展開して内側から見た正面図である。 本発明の一実施形態の空調ウェアのズボンの正面図である。 図4に示すズボンの背面図である。 図4に示すズボンの本体の上部を展開して内側から見た図である。 図4に示すズボンの本体の上部の正面図である。 本発明の一実施形態の空調ウェアの着用時の様子を示す図であり、(a)は側面図であり、(b)は腰部周囲を上下方向に沿って切断した断面図である。
以下、本発明の空調ウェア及び空調ウェア本体の好ましい実施形態について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態の空調ウェア10は、エアコンを使用できない環境や、エアコンの効果が得られにくい環境において、着用者が快適に作業を行うことができるように構成されている。空調ウェア10は、上着21と、送風ファン51と、ズボン71と、を備えている。
以下、図1に示すように空調ウェア10を正面から見たときの前側、後側、左側、右側、上側、下側をそれぞれ、単に「前側」、「後側」、「左側」、「右側」、「上側」、「下側」という。また、前側と後側とを結ぶ方向を前後方向とし、左側と右側とを結ぶ方向を左右方向とし、上側と下側とを結ぶ方向を上下方向とする。
図1に示すように、上着21は、例えば長袖の上着である。上着21は、不図示の着用者の胴部、胸部及び肩部を覆う本体40と、左側及び右側の袖38,38と、を有する。上着21の前側には、上下方向に沿って線ファスナー26が設けられている。即ち、上着21は、線ファスナー26によって前側で開閉可能に構成されている。
上着21は、首口22に着脱可能なフード28を備えている。フード28の前端には、着用者の顔が現れる開口(首口)25が設けられている。
開口25の周縁24は、袋とじされ、コード挿通部30が形成されている。コード挿通部30には、コード32が挿通されている。コード挿通部30の下側且つ前側には、コード挿通部30の周方向に沿って互いに間隔をあけて一対のコード取出口33,34が形成されている。コード32は、コード取出口33,34からフード28の外部且つ前方に取り出されている。コード取出口33,34のそれぞれから取り出されたコード32の端部35は、ループ状に閉じられている。端部35には、ストッパー36が設けられている。
着用者がストッパー36を解除して把持した状態で、端部35をコード挿通部30から引き出し、ストッパー36で留めると、開口25の周縁24が着用者の顔に密着する。着用者がストッパー36を解除して把持した状態で、端部35をコード挿通部30に戻し、ストッパー36で留めると、周縁24が緩み、周縁24と着用者の顔との間に隙間が生じる。
上着21は、肩部の近傍又は肩部より上側の着用者の部位に密着可能になっている。図1に示すように、フード28を備えた上着21は、前述のように解除状態のストッパー36を把持して端部35をコード挿通部30から引き出し、ストッパー36で留めることによって、着用者の顔(部位)に密着可能である。また、「肩部の近傍」とは、肩よりやや下方で肩甲骨が最も張り出している部位といえるが、着用者の体形や体形に対する上着21の相対的な大きさによって着用者毎に若干異なる。フード28が取り外された上着21は、肩部の近傍で着用者に密着可能になっている。
袖38の先端には、袖口23が開いている。袖口23には、挿通する着用者の手首に対する自身の緩み具合を調節可能な調節部39が設けられている。調節部39によって袖口23の周方向の長さを縮小すれば、袖口23が着用者の手首近傍に密着可能になっている。
本体40の裾部(下端)41は、着用者の胴部の周方向に沿って袋とじされている。裾部41には、コード挿通部42が設けられている。図3に示すように、本体40の内側の面、即ち胴部に向く面において、着用者の左側及び右側の脇下近傍のコード挿通部42に、一対のコード取出口43,44が周方向に沿って互いに間隔をあけて形成されている。周方向の2カ所に形成されたコード取出口43,44の間のコード挿通部42には、コード45が挿通している。コード45の周方向の端部(両端部)46は、コード取出口43,44のそれぞれから本体40の外部に、即ち図3の紙面の手前側に取り出され、ループ状に閉じられている。端部46には、ストッパー48が設けられている。
周方向において、上着21の背中側の着丈は、背中側以外の他の部分の着丈より長く、例えば前側の着丈より長くなっている。言い換えれば、上着21の裾部41は、線ファスナー26との交差位置から周方向に沿って反対側の交差位置に進むと、背中にあたる部分で着丈が長くなるように下降し、背中にあたる部分70から離れるに従って着丈が線ファスナー26との交差位置の着丈に戻るように上昇している。
図2及び図3に示すように、送風ファン51は、周方向において左右の脇下近傍にそれぞれ配置されている。左右の脇下近傍の本体40には、円形の外形を有する送風ファン51の筐体56に合わせて円形の開口部52が形成されている。送風ファン51は、筐体ごと開口部52に対して着脱可能である。筐体56は送風ファン51のカバーの役割もはたし、筐体56には動作時において外気の取り込みを妨げず且つ高速回転する送風ファン51に着用者の指等が触れないように小さな孔が形成されている。
送風ファン51は、電気コード53を介して電源54に接続され、上着21と着用者の上半身との間に外気を送風可能である。電源54は、送風ファン51を作動させるためのバッテリーを内蔵し、着用時に本体40の前側にくる部分に設けられたポケット55に収容可能である。着用者が上着21を着用した状態で、電源54を作動させると、送風ファン51によって外気が上着21と着用者の上半身との間に取り込まれる。
図3に示すように、本体40の襟元の内側且つ左右方向の両側に、帯状の襟開口調整部57,58が設けられている。襟開口調整部57は、襟開口調整部58より長く形成されている。襟開口調整部57の所定の位置にボタンやマジックテープ(登録商標)等の係止部59が設けられている。襟開口調整部58には、複数の挿通孔60が長手方向に互いに間隔をあけて複数形成されている。襟開口調整部57を所望の挿通孔60に通して係止部59で係止することによって、上着21の襟元と着用者の首との間に空隙が形成される。フード28が首口22の周縁に取り付けられているときは、空隙を通った外気がフード28の内部に通る。フード28が首口22の周縁から取り外されているときは、この空隙が外気の排出口になる。以下では、特筆しない限り、フード28は上着21に取り付けられているものとする。
図4及び図5に示すように、ズボン71は、着用者の腰部及び脚部を覆うように形成され、主に腰部を覆う本体73と、脚長部74とを備えている。ズボン71の脚部を覆う部分且つ股下より下側の所定の位置で、線ファスナー72によって、本体73と脚長部74とを着脱可能になっている。着用者の脚の長さ等に合わせて、所望の長さの脚長部74を本体73に取り付け可能である。
ズボン71の上端に、腰部に密着する密着部75が設けられている。密着部75は、着用者の左右方向及び前後方向において最も細いウエスト部位に密着する。ウエスト部位に良好且つ柔軟に密着するように、密着部75には、帯状のバンド78、バンド挿通部79、ストッパー77及び弾性部76が設けられている。
密着部75は、胴部の周方向に沿って袋とじされ、バンド挿通部79を形成している。着用時に着用者の前側且つ左右方向の略中心にあたる部分のバンド挿通部79に、一対のバンド取出口81,82が周方向に沿って互いに間隔をあけて形成されている。バンド取出口81,82の間のバンド挿通部79には、バンド78が挿通している。バンド78の周方向の端部83は、バンド取出口81,82から密着部75の外部に取り出され、ストッパー77で留められている。バンド78の長手方向におけるストッパー77の位置を調整することによって、密着部75の全周長及び腰部への密着度が調整される。
弾性部76は、例えば平ゴムで構成されている。弾性部76が設けられていることによって、着用者が体を曲げる、或いはしゃがむような動作をしても、弾性部76がウエスト部位との密着状態を維持しつつ、腰部の動きに柔軟に追従する。図5に示すように、弾性部76は、周方向において着用者の背中側、即ち後側に設けられている。
図5に示すように、密着部75より下側の本体73には、通風部84が設けられている。通風部84は、後述するように送風ファン51によって上着21と着用者の上半身との間に取り込まれた外気の通り道にあり、例えば任意のメッシュ素材で構成されている。外気を適度に取り込み且つズボン71の腰部にあたる部分の強度を低下させない観点から、通風部84の上下方向の大きさは0cmより大きく且つ5cm以下であることが好ましく、3cm以上4cm以下であることがより好ましい。
通風部84は、上下方向においてウエスト部位と前後方向において最も後側に張り出している尻部との間にあたる本体73に設けられている。詳細には、図8(a)に示すように、通風部84は、裾部41のうち背中にあたる部分70のコード挿通部42及びコード45より上側に配置されている。言い換えれば、上着21の背中側即ち後側の着丈は、上着21の背中側即ち後側のコード挿通部42が通風部84より下側に位置するように長くなっている。このことによって、周方向において、裾部41のうち背中にあたる部分70と通風部84が重なる部分では、上着21と着用者の上半身との間に外気が送風された状態で、コード挿通部(裾部の下端)42及びコード45が通風部84より下側のズボン71に外側から密着可能になっている。
ズボン71の前側には、左右方向の両側にポケット91,92が設けられている。ズボン71の前側且つ左側には、ポケット91の内側、即ち着用者側には、両面式の折り返しポケット95が設けられている。折り返しポケット95は、ズボン71の内側にある状態でも機能し、図6及び図7に示すように、ズボン71の内側から外側に折り返した状態でも機能する。ズボン71の後側にも、左右方向の両側にポケット93,94が設けられている。
以上説明した空調ウェア10は、図8(a)に示すように、上着21、送風ファン51及びズボン71を備えている。周方向の背中側のズボン71の上端には密着部75が設けられ、密着部75より下側のズボン71には通風部84が設けられている。図8(b)に示すように、周方向の背中側において通風部84と重なるコード挿通部42は、上着21と着用者100の上半身101との間に外気200が送風された状態でズボン71に外側から密着可能である。
空調ウェア10によれば、送風ファン51の作動によって、上着21と着用者の上半身との間に外気200が取り込まれ、上下方向に送風される。外気200によって上着21は膨らむが、着用者がコード45をコード挿通部42から引き出してコード挿通部42をズボン71に密着させることで、裾部41のうち背中にあたる部分70に、下降しつつ後側から前側に湾曲する湾曲面98が形成される。上着21と上半身との間で下側に送風された外気200は、湾曲面98によって後側から前側に向かいつつ、下降する。空調ウェア10では、通風部84がズボン71に密着しているコード挿通部42より上側、且つ外気200の進行方向に略直交するように位置しているので、外気200が円滑に通風部84の後側から前側に通る。このことによって、外気200が通風部84から滞りなくズボン71と着用者100の下半身102との間に送風される。
上述のように、外気200が通風部84から滞りなくズボン71と着用者100の下半身102との間に送風されることによって、下半身102を良好に冷却できる。例えば、従来の空調ウェアのように、湾曲面98に合った通風部84を備えていない空調ウェアで腰部のベルトと着用者との隙間を調節するだけでは、本発明を適用した空調ウェア10における下半身102の冷却能力及び快適性は得にくい。
空調ウェア10によれば、従来の空調ウェアのように上着が二重になっていないので、上半身101の快適性は損なれない。また、空調ウェア10は、通常の服と同様に上着21及びズボン71を着ればよく、着脱を容易にできる。
また、空調ウェア10では、周方向において通風部84は着用者100の腰部103の背中側に当たる部分に設けられ、上着21の腰部103の背中側にあたる着丈が他の部分の着丈より長くなっている。空調ウェア10によれば、着用者100の腹部を冷やしすぎることなく背中側から下半身102を冷却できる。
また、空調ウェア10では、上着21の下端には、周方向に沿って設けられたコード挿通部42と、コード挿通部42に形成されたコード取出口43,44と、コード挿通部42に挿通され、端部46がコード取出口43,44からコード挿通部42の外部に取り出されたコード45と、端部46を係止するストッパー48と、を備えている。空調ウェア10によれば、コード挿通部42に対してコード45を適宜掃引して端部46をストッパー48で係止すれば、ズボン71に対するコード挿通部42の密着状態及び解除状態を容易に切り替えられる。また、空調ウェア10によれば、コード挿通部42をズボン71に密着させた状態で、着用者がコード挿通部42からのコード45の引き出し量を調整することで、通風部84から下側に送風される外気200も調節できる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は特定の実施形態に限定されない。本発明は、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、変更可能である。
例えば、上述の実施形態では、通風部84はズボン71の背中側即ち後側に設けられているが、通風部84の位置は周方向の任意の位置に変更できる。通風部84の位置に合わせて、上着21の着丈も周方向において少なくとも通風部84と重なる位置で長くなっていればよい。
また、上述の実施形態では、上着21の下端にコード挿通部42、コード45及びストッパー48が設けられていることによって、上着21の下端が通風部84より下側のズボン71に密着可能であったが、前述の構成とは異なる構成で上着21の下端が通風部84より下側のズボン71に密着可能であってもよい。例えば、上着21の下端と通風部84より下側のズボン71とがマジックテープ(登録商標)によって密着可能であってもよい。
また、上述の実施形態では、コード取出口43,44が着用者の左側及び右側の脇下近傍のコード挿通部42に形成されているが、例えば前側且つ線ファスナー26の下端の近傍のコード挿通部42の外側に形成されていてもよい。このような構成では、着用者が空調ウェア10を着用した状態で前側においてズボン71に対するコード挿通部42の密着状態及び解除状態を容易に切り替えられる。
10 空調ウェア
21 上着
51 送風ファン
71 ズボン
75 密着部
84 通風部
100 着用者
101 上半身
102 下半身

Claims (3)

  1. 着用者の胴部、胸部、肩部を覆い、前記肩部の近傍又は前記肩部より上側の前記着用者の部位に密着可能で、袖口が前記着用者に密着可能な上着と、
    前記上着に設けられ、外気を前記上着と前記着用者の上半身との間に送風可能な送風ファンと、
    前記着用者の腰部及び脚部を覆うズボンと、
    を備え、
    前記ズボンの上端に、前記腰部に密着する密着部が設けられ、
    前記密着部より下側の前記ズボンに、前記着用者の下半身との間に前記外気を通す通風部が設けられ、
    周方向において前記上着の下端の少なくとも前記通風部と重なる部分は、前記上着と前記着用者の上半身との間に前記外気が送風された状態で前記ズボンに外側から密着可能である、
    空調ウェア。
  2. 前記周方向において、
    前記通風部は前記腰部の背中側に当たる部分に設けられ、
    前記上着の前記腰部の背中側の着丈が他の部分の着丈より長い、
    請求項1に記載の空調ウェア。
  3. 前記上着の下端は、
    前記周方向に沿って設けられたコード挿通部と、
    前記コード挿通部に形成されたコード取出口と、
    前記コード挿通部に挿通され、両端部が前記コード取出口から前記コード挿通部の外部に取り出されたコードと、
    前記両端部を係止するストッパーと、
    を備える、
    請求項1又は2に記載の空調ウェア。
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