JP3134972U - 通気性レインウェア - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構造であるにもかかわらず、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能を損ねることなく、通気性を格段に向上させることができて発汗等による蒸れを防止でき、雨中、雪中の長時間に亘る作業や雨中、雪中の屋外スポーツ等を行う場合に好適な、優れた多機能性とデザイン性を兼ね備えた通気性レインウェアを提供する。
【解決手段】通気性レインウェア上衣の特徴は、防水性を有する表地と、通気性を有する裏地とを縫製することによりこれらの間に通気路を有し、肩部には肩通気部を形成するとともに、前身頃の両胸部には胸ベンチレーション部を形成し、前身頃の腹部にはベンチレーションポケット部を形成し、後身頃には後身頃通気部74と腰ベンチレーション部を形成している。
【選択図】図12

Description

本考案は、レインウェアに関し、特に、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能を損ねることなく、通気性を格段に向上させることができるように構成された通気性レインウェアに関するものである。
従来より、通気性を高めて発汗による蒸れを防止することで、雨中、雪中の作業等に適するとしたレインウェアが提案されている。これらは、メッシュからなる通気部を部分的に形成して防水加工した布帛で被覆するものや、ポケット等に通気開口部を設けたもの等、部分的に通気性を高めたものや、透湿性能のある布帛で縫製されたものが一般的である。
例えば、実用新案登録第3045954号公報や特開平7−278913号公報には、後身頃の一部をメッシュ状布帛で縫製し、当該メッシュ状布帛とその下端に繋がる後身頃部分を、防水加工した布帛で被覆した通気性ウェアが提案されている(特許文献1および2)。また、特開2004−300618号公報には、大腿部後背面と膝下略全周に通気開口部を設けた防水性ズボンが提案されている(特許文献3)
一方、特開2003−147612号公報には、片側が多孔性層、他方の側が透湿性フィルム層であって、着用時に透湿性フィルム層側が外側となるように構成されているレインウェアが提案されている(特許文献4)
実用新案登録第3045954号公報 特開平7−278913号公報 特開2004−300618号公報 特開2003−147612号公報
しかしながら、上記文献1〜4に記載された発明のように、ウェア上衣やウェア下衣の一部に通気開口部を形成することで部分的に通気性を高めたものや透湿性素材により通気性を高めたものでは、雨中、雪中の作業を長時間行う等の場合の多量な発汗による蒸れに対応することができないという問題がある。
また、仮に通気開口部を多く形成することにより通気性を高めたとしても、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能が損なわれてしまい、レインウェアとして機能しないこととなる。一方、より透湿性の優れた素材を採用することにより通気性を高めようとすれば、優れた素材ほど原材料コストが膨大になり、汎用品であるレインウェアの原材料に用いることは困難である。
一方、最近では複雑な構造を有するベンチレーション部を形成したレインウェアも提案されているが(特許文献1〜3)、これらは雨水や雪、融雪水等の浸入防止の機能を向上させるためのものであり、従来のレインウェアの通気性を格段に向上させるものではない。特に重労働作業者によって利用される場合、汗により身体とレインウェアとの間が密着しやすいため、単にいくつかのベンチレーション部を形成したとしても簡単に通気性がよくならない。よってレインウェアの内側の空気の流れと、外気との交換作用を考慮した構造、さらには労働作業の動作に伴った気流の発生を加味しなければならない。
本考案は、上記問題を解決するためになされたものであり、シンプルな構造であるにもかかわらず、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能を損ねることなく、通気性を格段に向上させることができて発汗等による蒸れを防止でき、雨中、雪中の長時間に亘る作業や雨中、雪中の屋外スポーツ等を行う場合に好適な、優れた多機能性とデザイン性を兼ね備えた通気性レインウェアを提供することを目的としている。
本考案に係る通気性レインウェア上衣の特徴は、防水性を有する生地を用いた表地と、通気性を有する生地を用いた裏地とを縫製することにより前記表地と前記裏地との間に通気路を有する通気性レインウェア上衣であって、肩部には、通気性を有する生地を裏地に縫着して他の裏地部分よりも厚めにしてなる肩通気部を形成するとともに、前身頃の両胸部には、身巾方向に延びる開口を形成し、かつ、この開口において前記表地を下向きに重ねて下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた胸ベンチレーション部を形成し、前記前身頃の腹部には、通気性を有する生地を袋状に縫製してなるポケット袋を縫着し、かつ、このポケット袋の開口において前記表地を重ねて下向きまたは斜め下向きのポケットを設けることにより前記ポケット袋を通じて前記通気路と外気とを連通させたベンチレーションポケット部を形成し、後身頃には、下部側を表地で構成するとともに上部側を通気性を有する生地で構成し、さらに、前記後身頃の上部を前記表地からなる背ヨークで被覆してなる後身頃通気部を形成し、前記背ヨークの下縁を前記後身頃の境目より下方に延伸して下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた腰ベンチレーション部を形成した点にある。
ここでベンチレーション(ventilation)とは、直訳すれば、換気、空調、通気、通風の意味であるが、特に、通気性レインウェア内部の過剰な熱を外に逃がして蒸れを防止することにより、通気性レインウェア内部の温度や体温の調節を行うことができる機能をいい、ベンチレーション部という場合は、前記機能を有する構造をいう。
また、本考案に係る通気性レインウェア上衣において、少なくとも前記胸ベンチレーション部の通気開放口と前記腰ベンチレーション部の通気開放口のいずれかの一部を閉じてなることが好ましい。
一方、本考案に係る通気性レインウェア下衣の特徴は、防水性を有する生地を用いた表地と、通気性を有する生地を用いた裏地とを縫製することにより前記表地と前記裏地との間に通気路を有する通気性レインウェア下衣であって、臀部上部における通気性レインウェア上衣によって隠れる部分には、身巾方向に延びる開口を形成するとともに、この開口を通気性を有する生地を用いて前記表地と縫製することにより前記通気路と外気とを連通させた臀部上ベンチレーション部を形成し、膝下後背部には、身巾方向に延びる開口を形成し、かつ、この開口において前記表地を下向きに重ねて下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた膝下後背ベンチレーション部を形成した点にある。
また、本考案に係る通気性レインウェア下衣において、腰下部で、かつ、前記通気性レインウェア上衣によって隠れる部分には前記表地を重ねて通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた腰下両側ベンチレーション部を形成することが好ましい。
また、本考案に係る通気性レインウェア下衣において、前記膝下後背ベンチレーション部の通気開放口の一部を閉じてなることがより好ましい。
また、本考案に係る通気性レインウェア下衣において、防水性を有する生地を縫製してなる脛下防水部を形成するとともに、前記脛下防水部に脚部の長さを調整するための長さ調整用機構を形成することがさらに好ましい。
本考案に係る通気性レインウェアによれば、シンプルな構造であるにもかかわらず、優れた多機能性とデザイン性を兼ね備えつつ、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能を損ねることなく、通気性を格段に向上させることができて発汗等による蒸れを防止でき、例えば、雨中、雪中の長時間に亘る作業や雨中、雪中の屋外スポーツ等を行う場合に役割を果たすことができる。
以下、本考案に係る通気性レインウェアの実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1を示す正面図、図2は背面図である。図3は、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の内部基本構造を示す拡大図である。図4、図5、図6、および図7は、図1または図2における肩通気部18、胸ベンチレーション部19a、ベンチレーションポケット部19b、および腰ベンチレーション部19cの構造を示す拡大図である。図8は、背ヨーク13を剥がした場合の腰ベンチレーション部19cの内部構造を示す拡大図である。図9は、本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2の正面図、図10は背面図である。図11は、図10における膝下後背ベンチレーション部24b、脛下防水部25、および長さ調整用機構の構造を示す拡大図である。図12は、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の使用状態図である。
まず、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1について説明する。図1および図2に示すように、通気性レインウェア上衣1は、それぞれ表地を防水加工した前身頃11と、後身頃12と、背ヨーク13と、袖部14,14と、襟部15とから形成されている。
本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、図1および図3に示すように、機能性およびデザイン性等の観点からファスナー44およびファスナーカバー16を備えている。本考案の実施形態におけるファスナーカバー16の表地と裏地は、共に防水加工されている。また、図3に示すように、ファスナー44が雨水や雪、融雪水等に晒されて、雨水等がファスナー44から浸入するのを防ぐため、ファスナーカバー16を前身頃11に係止するための面ファスナー45が備えられているが、ファスナー44から雨水等が浸入するのを防ぐ構造であれば特に限定されない。
また、襟部15にはフード3が着脱自在に取り付けられている。本考案の実施形態におけるフード3は、フード3の下縁部に図示しない凹状のスナップボタンを、襟部15の付け根に図示しない凸状のスナップボタンをそれぞれ備えることにより、襟部15の付け根で係止することができるが、特に限定されるものではない。一方、本考案の実施形態における袖口部17は、雨水等の浸入防止効果を向上させるため、および機能性やデザイン性の観点から、ゴムによる伸縮構造と面ファスナーによる絞り構造との2つの構造を備えているが、雨水等が浸入するのを防ぐ構造を備えていれば、構造やその数は特に限定されるものではない。
次に、前身頃11、後身頃12、背ヨーク13、袖部14、襟部15、およびフード3における内部の基本構造は、図3に示すように、防水加工した生地からなる表地41と、通気性のある生地からなる裏地42とを、表地41と裏地42との間に通気路43を確保できるように縫製して形成されている。
なお、本考案の実施形態における表地41には、防水性と光沢に優れたポリウレタン加工されたナイロン(以下、「PU加工ナイロン」という。)が用いられているが、防水性を有する生地であれば特に限定されず、例えばポリエステル等を用いてもよい。また、本考案の実施形態における裏地42には、通気性とデザイン性に優れたポリエステルメッシュが用いられているが、通気性を有する生地であれば特に限定されず、例えばアラミド繊維等を用いてもよい。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、図4に示すように、肩部には、通気性を有する生地を裏地42に縫着して他の裏地部分よりも厚めにしてなる肩通気部18が形成されている。肩通気部18は、表地41と裏地42に挟まれるため、通気路43と連通している。本考案の実施形態における肩通気部18は、裏地42と同じポリエステルメッシュを複数重ねることにより形成されているが、通気性を有する生地を縫着して形成できるのであればこれに限られない。
また、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、前身頃11の両胸部に、身巾方向に胸ベンチレーション部19aを形成している。図5に示すように、本考案の実施形態における胸ベンチレーション部19aは、身巾方向に延びる開口を形成し、この開口において表地により形成された胸開口カバー51を、前身頃11の表地41に対し下向きに重ね、胸通気開放口53を設けることにより形成されている。この胸通気開放口53は、前身頃11の表地41と裏地42との間に形成されている通気路43と繋がっているため、通気路43は胸ベンチレーション部19aを介して外気と連通している。
なお、図5に示すように、本考案の実施形態における胸ベンチレーション部19aは、雨水等の浸入防止の機能を向上させるため、およびデザイン性の観点から、通気開放口の中央を縫製して形成した胸閉口部52を備えている。本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、胸ベンチレーション部19aにおいて胸通気開放口53の一部を閉じた胸閉口部を形成することが好ましいが、例えば、胸開口カバー51の下方向幅が十分であることにより雨水等の浸入防止の機能が担保されるのであれば、胸閉口部を備えなくても構わない。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、前身頃11の腹部にベンチレーションポケット部19bを形成している。図6に示すように、本考案の実施形態におけるベンチレーションポケット部19bは、通気性を有する生地を袋状に縫製したポケット袋63を縫着し、このポケット袋63の開口を、表地を重ねて形成したフラップ61により被覆することにより形成されている。また、本考案の実施形態におけるベンチレーションポケット部19bは、開口が下方へ垂れ下がってベンチレーションポケット部19b自体の形が崩れてしまい、防水性やデザイン性が損なわれてしまうのを防ぐため、適宜、折返し構造62を備えている。
折返し構造62は、開口の上縁部の表地を折り返して形成されている。また、ポケット袋63は、前身頃11の表地41と裏地42に挟まれるため、通気路43と連通している。これにより通気路43は、ベンチレーションポケット部19bを介して外気と連通することができる。さらに、フラップ61を閉じた状態にしておけば、雨水等の浸入を防止することができる。
なお、本考案の実施形態におけるポケット袋63は、裏地42と同じポリエステルメッシュを袋状に縫製して形成されているが、通気性を有する生地で形成できるのであればこれに限られない。また、本考案の実施形態におけるベンチレーションポケット部19bは、ポケットとしての機能を発揮し、かつ雨水等の侵入を防止するために、斜め下向きに形成されているが、下向きに形成してもよい。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、後身頃12は表地からなる後身頃下部73と通気性を有する生地からなる後身頃上部71とからなり、後身頃上部71を表地からなる背ヨーク13で被覆している。また、後身頃上部71と背ヨーク13の重なりにより後身頃通気部74を形成し、背ヨーク下縁76を、後身頃12の後身頃下部73との境目より下方に延伸して下向きの腰通気開放口75を設けることにより腰ベンチレーション部19cを形成している。
図8に示すように、通気性を有する生地からなる後身頃上部71は、裏地42の外側に形成され、裏地42と背ヨーク13に挟まれるため、図7に示すように、後身頃通気部74は通気路43と一体となる。これにより通気路43は、腰ベンチレーション部19cを介して外気と連通している。
なお、本考案の実施形態における後身頃上部71には、裏地42と同じポリエステルメッシュを用いているが、通気性を有する生地を用いるのであればこれに限られない。また、本考案の実施形態においては、図2および図7に示すように、背ヨーク13と後身頃下部73とを連結する上衣後身頃ホック72aおよび72bを一部に2つずつ備えている。本考案の実施形態における上衣後身頃ホック72aは凹状スナップボタン、上衣後身頃ホック72bは凸状スナップボタンである。これにより腰通気開放口75が大きく開くことを防止でき、雨水等の浸入を防止することやデザイン性を確保することができる。なお、雨水等の浸入を防止することができるのであれば、上衣後身頃ホック72aおよび72bの個数は限られず、また、背ヨーク下縁76の下方向幅が十分であることにより雨水等の浸入を防止することができるのであれば、上衣後身頃ホック72aおよび72bを備えなくても構わない。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2について説明する。図9および図10に示すように、通気性レインウェア下衣2は、それぞれ表地を防水加工した下衣前身頃21と、下衣後身頃22と、胴バンド部23とから構成されている。下衣前身頃21および下衣後身頃22の内部の基本構造は、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1と同様、図3に示すように、防水加工した生地からなる表地41と、通気性のある生地からなる裏地42とを、表地41と裏地42との間に通気路43を確保できるように縫製して形成されている。また、本考案の実施形態における胴バンド部23は、機能性およびデザイン性等の観点から、伸縮性のあるゴムバンドを表地41で被覆して縫製することにより形成されているが、胴に密着するような構造を備えていればよく、例えば、ベルトを用いた構造等であってもよい。
本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2では、下衣後身頃22の臀部上部において、通気性レインウェア上衣1の後身頃下部73によって隠れる部分に臀部上ベンチレーション部24aを形成している。図10に示すように、本考案の実施形態における臀部上ベンチレーション部24aは、身巾方向に延びる開口を形成し、この開口を通気性を有する生地を用いて表地41と縫製することにより形成されている。
図10に示すように、臀部上ベンチレーション部24aは通気路43と直結しており、これにより通気路43は、臀部上ベンチレーション部24aを介して外気と連通している。なお、本考案の実施形態における臀部上ベンチレーション部24aは、ポリエステルメッシュにより形成されているが、通気性を有する生地で形成できるのであればこれに限られない。
また、本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2では、下衣後身頃22の膝下後背部に、膝下後背ベンチレーション部24bを形成している。図11に示すように、本考案の実施形態における膝下後背ベンチレーション部24bは、身巾方向に延びる開口を形成し、この開口において表地により形成された膝下後背部開口カバー81を、下衣後身頃22の表地41に対し下向きに重ね、下向きの膝下後背通気開放口83を設けることにより形成されている。膝下後背通気開放口83は、下衣後身頃22の表地41と裏地42との間に形成されている通気路43と繋がっているため、通気路43は膝下後背ベンチレーション部24bを介して外気と連通している。
なお、図11に示すように、本考案の実施形態における膝下後背ベンチレーション部24bは、雨水等の浸入防止の機能を向上させるため、およびデザイン性の観点から、通気開放口の中央を縫製して形成した膝下後背閉口部82を備えている。本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2では、膝下後背ベンチレーション部24bにおいて膝下後背通気開放口83の一部を閉じた膝下後背閉口部82を形成することが好ましいが、例えば、膝下後背部開口カバー81の下方向幅が十分であることにより雨水等の浸入防止の機能が担保されるのであれば、膝下後背閉口部82を形成しなくてもよい。
また、本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2では、腰下部で、かつ、通気性レインウェア上衣1によって隠れる部分に腰下両側ベンチレーション部24cを形成している。図9に示すように、本考案の実施形態における腰下両側ベンチレーション部24cは、腰下の両側で、通気性レインウェア上衣1の後身頃下部73によって隠れる部分に、表地41を重ねて通気開放口を設けることにより形成されている。腰下両側ベンチレーション部24cは通気路43と直結しており、これにより通気路43は、腰下両側ベンチレーション部24cを介して外気と連通している。また、当該通気開放口には、適宜、面ファスナー等からなる閉口部を形成することができる。本考案の実施形態における腰下両側ベンチレーション部24cでは、当該通気開放口に、面ファスナーから形成された閉口部を備えている。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2では、脛下防水部25を形成するとともに、脛下防水部25に脚部の長さを調整するための長さ調整用機構を形成している。本考案の実施形態における脛下防水部25は、防水性を有する生地を縫製して形成されている。具体的には、脛下防水部裏地91は裏地42と同じPU加工ナイロンで縫製されている。
また、本考案の実施形態における長さ調整用機構は、凸状のスナップボタン等からなる脛下防水部ホック92aと、凹状のスナップボタン等からなる脛下防水部ホック92bとから構成された係止具からなり、脛下防水部25を内折りにするように、脛下防水部ホック92aと脛下防水部ホック92bを係止することでデザイン性を保持しつつ長さ調節が行われる。なお、本考案の実施形態における長さ調整用機構は、脛下防水部において長さ調節が可能であれば、いかなる機構でもよく、例えば、身巾方向に縫着したファスナーにより、膝下防水部が脱着し、長さ調節が可能となる機構等でもよい。
次に、以上のような構成を備えた本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の作用につき、図面を参照しつつ説明する。
まず、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の通気性について説明する。本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2では、脛下防水部25を除き、図3に示すような裏地42が内部全体に用いられている。裏地42としては、ポリエステルメッシュ等の通気性を有する生地が用いられており、長時間の着用や激しい運動等により過剰な熱や発汗による蒸れが内部に生じた場合、過剰な熱や蒸れを素早く通気路43に排出することができ、これにより内部のべとつき等を防止することができる。
また、図3に示すように、脛下防水部25を除き、表地41と裏地42との間に形成された通気路が、通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の内部全体に備わっている。このため、通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の内部全体に空気の通り道を造ることができる。裏地42を通じて通気路43に放出された過剰な熱や蒸れは熱対流を容易に生じさせ、その結果、過剰な熱や蒸れを通気路43に拡散させることができる。
次に、胸ベンチレーション部19a、ベンチレーションポケット部19b、腰ベンチレーション部19c、臀部上ベンチレーション部24a、膝下後背ベンチレーション部24b、および好適に形成された腰下両側ベンチレーション部24cの各々を介して、通気路43は外部と連通していることから、通気路43に拡散した過剰な熱や蒸れは、外部との連通によりさらに生じた熱対流によって、外部へ放出されるとともに外気を取り込むことになる。特に本実施形態の通気性レインウェア1,2は、建築現場等での労働者に利用されることが多いところ、労働時の動作に伴って通気性レインウェア上衣1および下衣2の内側で容易に空気対流を生じさせ、外気と交換することができる。
さらに、通気路43に拡散せずに内部に残留した過剰な熱や蒸れが、上昇気流を生じて通気性レインウェア上衣1の肩部に集まる場合がある。一般に、この肩部には上衣1の重りが集中しやすく、また肩との密着度が高いことから、熱や蒸れが滞留しやすい。しかし、本実施形態によれば、図4に示すように、肩通気部18は他の裏地42よりも厚めに形成されており、滞留しようとする過剰な熱や蒸れをより吸収し、通気路43に放出する作用を有している。
以上のように、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2は、シンプルな構造であるにもかかわらず、通気性が格段に向上している。
次に、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の、防水性について説明する。本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2では、図3に示すような表地41が外部全体に用いられている。表地41としては、PU加工ナイロン等の防水性を有する生地が用いられており、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止することができる。
また、ファスナー44を備える場合、雨水等の浸入を防止するため、表地と裏地とが防水性を有する生地で縫製したファスナーカバー16が備えられている。袖口部17には、雨水等の浸入を防止するための伸縮構造や絞り構造等が備えられている。また、脛下防水部25は、地面に跳ね返った雨水等を防水するため、防水性を有する生地を縫製して形成されている。また、首部から雨水等が浸入するのを防ぐため、適宜、フード3を備えられている。
また、胸ベンチレーション部19a、ベンチレーションポケット部19b、腰ベンチレーション部19c、臀部上ベンチレーション部24a、膝下後背ベンチレーション部24b、および好適に形成された腰下両側ベンチレーション部24cは、通気性を保ちつつ防水性を有している。
すなわち、胸ベンチレーション部19aは、図5に示すように、防水性を有する表地からなる胸開口カバー51を表地41に対して下向きに重ねることにより形成されている。これにより、上体を後方に反った状態でも、胸通気開放口53が大きく開いて裏地42が現れることはないので、雨水等の浸入を防止することができる。一方、胸開口カバー51を表地41に対し下向きに重ねることにより胸通気開放口53が形成され、通気性を確保している。また、通気性を担保しつつ雨水等の浸入防止機能を向上させるため、胸通気開放口53の一部を閉じた胸閉口部を形成することもできる。
ベンチレーションポケット部19bは、図6に示すように、このポケット袋63の開口を、表地を重ねて形成したフラップ61により被覆することにより形成されている。フラップ61を閉じた状態にしておけば、雨水等の浸入を防止することができる。また、斜め下向きまたは下向きに形成されていることにより、雨水等の侵入を防止することができる。一方、フラップ61を適宜開けることにより、ポケット袋63を介して通気路43が外気と連通し、通気性が確保される。
腰ベンチレーション部19cは、図7に示すように、背ヨーク下縁76を、後身頃12の後身頃下部73との境目より下方に延伸することにより形成されている。これにより、例えば上体を前屈した状態でも、腰通気開放口75が大きく開いて後身頃通気部74が現れることはないので、雨水等の浸入を防止することができる。また、適宜、上衣後身頃ホック72aおよび72bを備えることにより、背ヨーク下縁76と後身頃下部73との間の腰通気開放口75が大きく開くことを確実に防止でき、雨水等の浸入を防止することができる。一方、後身頃上部71が通気路43と一体となっていることにより、通気路43が外気と連通し、通気性が確保される。
臀部上ベンチレーション部24aは、図10に示すように、通気性レインウェア上衣1の後身頃下部73によって隠れる部分に形成されている。これにより、例えばしゃがんだ状態でも、臀部上ベンチレーション部24aが現れることはないので、雨水等の浸入を防止することができる。一方、臀部上ベンチレーション部24aが通気路43と直結していることにより、通気路43が外気と連通し、通気性が確保される。
膝下後背ベンチレーション部24bは、図11に示すように、防水性を有する表地からなる膝下後背部開口カバー81を表地41に対して下向きに重ねることにより形成されている。これにより、膝を曲げた状態でも、膝下後背通気開放口83が大きく開いて裏地42が現れることはないので、雨水等の浸入を防止することができる。一方、膝下後背部開口カバー81を表地41に対し下向きに重ねることにより膝下後背通気開放口83が形成され、通気性を確保している。また、通気性を担保しつつ雨水等の浸入防止機能を向上させるため、膝下後背通気開放口83の一部を閉じた膝下後背閉口部82を形成することもできる。
好適に形成された腰下両側ベンチレーション部24cは、図9に示すように、腰下部で、かつ、通気性レインウェア上衣1によって隠れる部分に、表地41を重ねることにより形成されている。これにより、例えば上体を真横に反らした状態でも、腰下両側ベンチレーション部24cの通気開放口が開くことはないので、雨水等の浸入を防止することができる。また、通気開放口には、適宜、面ファスナー等からなる閉口部を形成することができる。一方、腰下両側ベンチレーション部24cが通気路43と直結していることにより、通気路43が外気と連通し、通気性が確保される。
以上のような本考案の実施形態によれば、
1.熱や蒸れが滞留しやすい肩部や胸部、臀部、膝裏等に適宜、ベンチレーションを設けているため、身体の動きに応じて内側の熱や蒸れを外気と交換しやすいことから、シンプルな構造であるにもかかわらず、通気性を格段に向上させることができて発汗等による蒸れを防止できる。
2.通気性を確保しつつ、雨水や雪、融雪水等の浸入を防止する機能を保持することができる
3.部品点数が少なく、構造も複雑でないため、特に製造が容易である。
4.優れた多機能性を有するとともに、デザイン上も感じがよくファッション性に優れる。
5.雨中、雪中の長時間に亘る作業や雨中、雪中の屋外スポーツ等を行う場合に役割を果たすことができる等の効果を奏する。
なお、本考案に係る通気性レインウェア上衣および通気性レインウェア下衣は、前述した使用例に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1では、機能性およびデザイン性等の観点からファスナー44およびファスナーカバー16を備えているが、ファスナー44およびファスナーカバー16を備えずにセーターのように頭から被るようなものでもよい。この場合、胸部に、身巾方向に両胸にわたって胸ベンチレーション部を1つ形成してもよく、複数の胸ベンチレーション部を直列または並列に形成する等してもよい。また、腹部に、身巾方向に延びる下向きのベンチレーションポケット部を1つ形成してもよく、腹部の両側に形成したベンチレーションポケット部のポケット袋同士を繋いで形成する等してもよい。さらに、着用する人の大きさに合わせて、使用する生地の量や大きさ、縫い目の数を適宜変更して丈や胴回りを変えることができる。
本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1を示す正面図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1を示す背面図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の内部基本構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の肩通気部18の構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の胸ベンチレーション部19aの構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1のベンチレーションポケット部19bの構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の腰ベンチレーション部19cの構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1の背ヨーク13を剥がした場合の腰ベンチレーション部19cの内部構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2を示す正面図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2を示す背面図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア下衣2の膝下後背ベンチレーション部24b、脛下防水部25、および長さ調整用機構の構造を示す拡大図である。 本考案の実施形態における通気性レインウェア上衣1および通気性レインウェア下衣2の使用状態図である。
符号の説明
1 通気性レインウェア上衣
2 通気性レインウェア下衣
3 フード
11 前身頃
12 後身頃
13 背ヨーク
14 袖部
15 襟部
16 ファスナーカバー
17 袖口部
18 肩通気部
19a 胸ベンチレーション部
19b ベンチレーションポケット部
19c 腰ベンチレーション部
21 下衣前身頃
22 下衣後身頃
23 胴バンド部
24a 臀部上ベンチレーション部
24b 膝下後背ベンチレーション部
24c 腰下両側ベンチレーション部
25 脛下防水部
41 表地
42 裏地
43 通気路
44 ファスナー
45 面ファスナー
51 胸開口カバー
52 胸閉口部
53 胸通気開放口
61 フラップ
62 折返し構造
63 ポケット袋
71 後身頃上部
72a 上衣後身頃ホック(凹状)
72b 上衣後身頃ホック(凸状)
73 後身頃下部
74 後身頃通気部
75 腰通気開放口
76 背ヨーク下縁
81 膝下後背部開口カバー
82 膝下後背閉口部
83 膝下後背通気開放口
91 脛下防水部裏地
92a 脛下防水部ホック(凸状)
92b 脛下防水部ホック(凹状)

Claims (6)

  1. 防水性を有する生地を用いた表地と、通気性を有する生地を用いた裏地とを縫製することにより前記表地と前記裏地との間に通気路を有する通気性レインウェア上衣であって、
    肩部には、通気性を有する生地を裏地に縫着して他の裏地部分よりも厚めにしてなる肩通気部を形成するとともに、前身頃の両胸部には、身巾方向に延びる開口を形成し、かつ、この開口において前記表地を下向きに重ねて下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた胸ベンチレーション部を形成し、
    前記前身頃の腹部には、通気性を有する生地を袋状に縫製してなるポケット袋を縫着し、かつ、このポケット袋の開口において前記表地を重ねて下向きまたは斜め下向きのポケットを設けることにより前記ポケット袋を通じて前記通気路と外気とを連通させたベンチレーションポケット部を形成し、
    後身頃には、下部側を表地で構成するとともに上部側を通気性を有する生地で構成し、さらに、前記後身頃の上部を前記表地からなる背ヨークで被覆してなる後身頃通気部を形成し、前記背ヨークの下縁を前記後身頃の境目より下方に延伸して下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた腰ベンチレーション部を形成したことを特徴とする通気性レインウェア上衣。
  2. 請求項1において、少なくとも前記胸ベンチレーション部の通気開放口と前記腰ベンチレーション部の通気開放口のいずれかの一部を閉じてなる、通気性レインウェア上衣。
  3. 防水性を有する生地を用いた表地と、通気性を有する生地を用いた裏地とを縫製することにより前記表地と前記裏地との間に通気路を有する通気性レインウェア下衣であって、
    臀部上部における通気性レインウェア上衣によって隠れる部分には、身巾方向に延びる開口を形成するとともに、この開口を通気性を有する生地を用いて前記表地と縫製することにより前記通気路と外気とを連通させた臀部上ベンチレーション部を形成し、
    膝下後背部には、身巾方向に延びる開口を形成し、かつ、この開口において前記表地を下向きに重ねて下向きの通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた膝下後背ベンチレーション部を形成したことを特徴とする通気性レインウェア下衣。
  4. 請求項3において、腰下部で、かつ、前記通気性レインウェア上衣によって隠れる部分には前記表地を重ねて通気開放口を設けることにより前記通気路と外気とを連通させた腰下両側ベンチレーション部を形成した、通気性レインウェア下衣。
  5. 請求項3または4において、前記膝下後背ベンチレーション部の通気開放口の一部を閉じてなる、通気性レインウェア下衣。
  6. 請求項3から5のいずれかにおいて、防水性を有する生地を縫製してなる脛下防水部を形成するとともに、前記脛下防水部に脚部の長さを調整するための長さ調整用機構を形成した、通気性レインウェア下衣。
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