JP3118697U - 冷暖房衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】 重量が軽くかつ日常作業においても違和感が無く装着しやすい実用的な冷暖房衣服を提供する。
【解決手段】 冷暖房チョッキ1に着脱自在に装着でき、電圧の供給により遠赤外線を放射する遠赤外線放射シート2と、冷暖房チョッキ1に着脱自在に取り付けられ、送風によって体温を冷す送風ファン3・3と、遠赤外線放射シート2と送風ファン3・3の駆動を一台で共用できる携帯型二次電池4とを備えている。このような構成にすることにより、取り外し可能であるため洗濯も問題無く行え、暖房用と冷房用を一台の二次電池で済ますことができ、さらに冷房のみ、暖房のみ、冷暖房兼用型にも対応できるので、広範囲に使用することができる。
【選択図】 図2

Description

本考案は、冷房と暖房を行うことができる冷暖房衣服に関する。
従来、衣服を電気的な加熱手段によって暖める暖房服については、多くの公知技術が存在する。
例えば、下記特許文献1には、車両等の蓄電池を電源として用い、電熱ヒーター入り衣服の端子を運転者の衣服のズボン臀部外側に取り付け、運転者が座席に座った時に座席側と衣服側の端子を圧接することにより、電流が流れるように構成した電熱ヒーター入り衣服が提案されている。
また、下記特許文献2には、熱伝導性を有する素材の両端部に通気性素材を連結させてチョッキを形成し、このチョッキの先端部に係止部を設け、内央部には前記係止部と係着する複数の係着部を設けることによって着用者の体格に合わせて発熱体を最適位置に調整できる発熱体装着用チョッキが提案されている。
一方、近年、ジャンバーなどの作業着に空冷ファンを取り付け、携帯型の二次電池によって空冷ファンを駆動して作業者の身体を冷す衣服も提案されている。
実開昭60−193911「電熱ヒーター入り衣服」 実公昭62−9283「発熱体装着用チョッキ」
しかしながら、上記従来技術であれば下記のような課題がある。
(A)寒冷作業用と高温作業用の二種類の作業服が必要になる課題
上記構成の作業服であれば、寒冷時に使用する作業服と、暑い時に使用する作業服を二種類購入する必要がある。
また、暑い日に冷凍庫内での作業を行う場合や、寒い日に温室内で作業する場合などがある。このように暑い場所で作業を行う時間帯と寒い場所で作業を行う時間帯とが一日の作業時間内で混在する場合、その都度、作業服を着替えるようなことは面倒であり、寒冷作業用と高温作業用の二種類の作業服を兼用できる衣服が望まれていた。
(B)使用する二次電池の管理が面倒になる課題
空冷ファンを利用した冷房服に要求される二次電池の特性と、温熱ヒーターを利用した暖房服に要求される二次電池の特性とは異なるので、冷暖房服を製造する場合、二種類の二次電池を用意する必要があった。この場合、冷房服と暖房服の使用時に応じて二種類の二次電池を取替える必要があり、その管理が面倒になる。また、上記兼用型の冷暖房衣服の場合、電池の総重量が大きくなって作業の負担になるとともに製造コストが高くなるという課題がある。
(C)軽量で実用的な冷暖房衣服がないという課題
現在のところ、暖房か冷房のどちらか一方だけであり、宇宙服のような特別な物を除き、簡単な構成で冷暖房を一つの衣服で行えるようにした実用的なものは少ないようである。また、従来の暖房衣服は、電熱ヒーターを衣服内に縫い込むことで、衣服の装着感が著しく低下する問題があり、日常作業において手軽に使用しづらいという課題がある。
本考案は上記課題に鑑みてなされたものであり、本考案の目的は、上記課題を解決できる、冷暖房衣服を提供することにある。
具体的な目的の一例を示すと、以下の通りである。
(a)寒冷作業用のみならず、高温作業用としても使用できる兼用型の冷暖房衣服を提供する。
(b)冷暖房共用であっても使用する二次電池を一つでき、かつ二次電池の管理を簡単にできる冷暖房衣服を提供する。
(c)重量が軽くかつ日常作業においても違和感が無く装着しやすい実用的な冷暖房衣服を提供する。
なお、上記に記載した以外の考案の課題、その解決手段及びその効果は、後述する明細書内の記載において詳しく説明する。
本考案は多面的に表現できるが、例えば、代表的なものを挙げると、次のように構成したものである。
第1考案の冷暖房衣服は、衣服に着脱自在に取り付けられ、電源の供給により発熱する面状発熱体と、衣服に着脱自在に取り付けられ、送風によって体温を冷す送風ファンと、面状発熱体と送風ファンの駆動を一台で共用できる携帯型二次電池と、を備えたことを特徴とする。
第1考案において、面状発熱体としては、低温輻射熱を利用する面状発熱体を採用することが好ましい。また、遠赤外線を多く発生する面状発熱体を使用することが好ましい。携帯型二次電池に使用する直流電源はリチウム電池などの長時間使用できるものを採用することが好ましい。
第2考案は、第1考案に記載の考案において、前記面状発熱体の配設位置は、衣服の装着時におおよそ背骨の第7胸椎と第8胸椎の部分を覆うように面状に広がり、かつ衣服背中面(衣服の後面から腕の部分を除いた面)の面積の1/4〜1/6に設定してあることを特徴とする。
第3考案は、第1考案から第2考案のいずれか一つに記載の考案において、前記携帯型二次電池が、面状発熱体と送風ファンのどちらかに接続されたかを判別する判別手段と、電圧制御手段とを備え、判別手段が面状発熱体に接続されたと判別した場合には、電圧制御手段が接続後しばらくの間は高い第1電圧を印加して加熱し、その後はその第1電圧よりも低い第2電圧で面状発熱体を加熱し、判別手段が送風ファンに接続されたと判別した場合には、電圧制御手段が第3電圧とその第3電圧よりも低い第4電圧を時間的に交互に印加するようにしたことを特徴とする。
第3考案において、前記電圧制御手段はマイクロコンピュータを含んだ構成にすることが好ましい。また、面状発熱体と送風ファンの操作パネルを設け、駆動強度を「強、中、弱」のように作業者が選ぶことができるように構成してもよい。
第4考案は、第1考案から第3考案のいずれか一つに記載の考案において、前記送風ファンは、外部の空気を衣服の内部に取り入れ、衣服内の体温で暖まった空気を外部に放出させることにより、衣服内を冷房する構成であることを特徴とする。
第4考案に関連して、第4考案以外の本考案においては、衣服内の空気を衣服の外部に放出する送風ファンの構成も採用することも可能である。
第5考案は、第1考案から第4考案のいずれか一つに記載の考案において、衣服の上部側に設けられた水貯蔵部と、衣服の所定箇所に設けられ、水貯蔵部から徐々に漏れる水を保持する保水布帛とを備え、前記送風ファンによって生じた送風を保水布帛に当てることにより水の気化を促進させて冷房効果を高めたことを特徴とする。
第5考案において、水貯蔵部は衣服の着心地を悪くしないように柔軟性を備えた袋で構成することが好ましい。また、水貯蔵部から漏れる水分を保水布帛の広い範囲に広げるような水路を形成することが好ましい。
送風ファンによって発生した風を保水布帛の広範囲に導くための送風路を形成することが好ましい。このような送風路は衣服内面に内層材を設け、その内層材に送風路を形成することで構成することが好ましい。
第5考案は、第1考案に従属しない独立した考案とすることもできる。即ち、前記面状発熱体を設けず、少なくとも送風ファンの駆動を行うことができる携帯型二次電池を設ける構成である。
第6考案は、第1考案から第5考案のいずれか一つに記載の考案において、衣服の背中対応部分に面状発熱体を収容する発熱体ポケット部を設けることにより、面状発熱体を着脱自在に取り付けたことを特徴とする。
第6考案において、前記ホケット部は衣服の材質で形成されることが多く、その形状は特に限定されない。必要であれば、マジックテープ(登録商標)のような着脱自在部材を備えた当て布で発熱体ポケット部を形成し、発熱体ポケット部自体を衣服から着脱自在にすることもできる。
また、第6考案のような発熱体ポケット部を設けず、面状発熱体とその対応する衣服の背中部にマジックテープ(登録商標)の雄雌嵌合部材をそれぞれ取付け、面状発熱体自体を衣服に着脱自在に取付けるように構成してもよい。
第7考案は、第1考案から第6考案のいずれか一つに記載の考案において、衣服形状をチョッキ形状にするとともに、腕が出る両肩部と腰回りに送風ファンからの送風が肩部と腰回りから漏れることを抑制する締め具を設けたことを特徴とする。
第7考案において、「締め具」としては、肩部に設けられたギャザーや、腰回りに設けられた締め紐が例示できる。
第8考案は、第1考案から第7考案のいずれか一つに記載の考案において、衣服に携帯型二次電池を収容する電池ポケット部を設けるとともに、携帯型二次電池をベルトに止めるベルト装着具を設け、面状発熱体および送風ファンからの各接続線をベルト装着具に収容された携帯型二次電池にまで達する長さに設定したことを特徴とする。
第9考案は、第1考案から第8考案のいずれか一つに記載の考案において、衣服の前面のファスナー等の開閉部材を挟んで、左右対称に防刃パネルを入れる防刃パネル収容袋を設け、開閉部材を開いた状態で左右の防刃パネル収容袋に防刃パネルの左右両端部を挿入し、開閉部材を綴じることにより、衣服の前面に防刃パネルを配置させるようにしたことを特徴とする。
第9考案において、防刃パネル収容袋は防刃パネルの形状に合致する形状に構成されることが好ましい。また、防刃パネルの移動を抑制する留め具を備えていることが好ましい。
以下、各考案の効果などについて説明する。
第1考案であれば、以下の特有の効果を有する。
(イ)面状発熱体、送風ファンをそれぞれ衣服に着脱自在に取り付けるようにすることにより、冷房のみ、暖房のみの使用時には簡単にそれぞれ面状発熱体、送風ファンを取り外すことができる。したがって洗濯も問題無く行えることになる。
(ロ)本考案に係る携帯型二次電池は、面状発熱体と送風ファンの駆動を一台で共用できる携帯型二次電池としているので、暖房用と冷房用を一台の二次電池で済ますことができ、取り扱いが簡便となる。
(ハ)冷房のみ、暖房のみ、冷暖房兼用型にも対応できるので、広範囲に使用することができる。
第2考案であれば、前記面状発熱体を背骨の第7胸椎と第8胸椎の部分を覆うように面状に広がった構成としてあるので、少ない熱量であっても体全体が暖まる感じを得ることができる。これは、人間は背骨の第7胸椎と第8胸椎の部分を覆う部分を面状に暖めることによって背中から上半身にかけて体温が上昇するという発見に基づいて行ったものである。本考案者は、腹部などを暖める場合に比べて、体温上昇効果が高いことを実験により確認している。
また、衣服の背面の面積の1/4〜1/6程度に設定することにより、背中面の全体に面状発熱体を設ける構成に比べて、二次電池の動作時間を長くすることができるとともに、電池エネルギーの消費に比べて体感的な温感効果を高めることができる。
第3考案であれば、携帯型二次電池が、面状発熱体と送風ファンのどちらかに接続されたかを判別する判別手段を備えているので、冷暖房衣服を冷房と暖房のどちらに使用しても最適な運転状態を得ることができる。即ち、暖房に使用する場合には、早く面状発熱体を加熱する必要があるので、最初に高い電圧を印加し、その後はその温度を維持できる程度の電圧を印加する。また、冷房に使用する場合は、送風ファンが高回転で回る時間と、低回転又は停止する時間とを繰り返すことができ、少ない電力量で長時間冷却することができるとともに送風ファンが過剰に回転して加熱するなどの不都合を防止することができる。
第4考案であれば、衣服外の空気を衣服内に取り入れる軽量の送風ファンを少なくとも一つ取り付けるだけでよいので、冷却機能を比較的安価に構成できるという利点がある。
第5考案であれば、前記送風ファンによって生じた送風を含水用布帛に当てることにより水の気化を促進させて冷房効果を高めることができるので、少ない電力で高い冷房効果を得ることができる冷暖房衣服を提供できる。
第6考案であれば、衣服の背中対応部分に面状発熱体が収容される発熱体ポケット部を設けることにより、面状発熱体を着脱自在に取り付けることが安価かつ簡単に行える利点がある。
第7考案であれば、衣服形状をチョッキ形状にすることにより、軽量にできるとともに、他の衣服と組み合わせることができ、冷暖房衣服としての用途を広げることができる。また、腕が出る両肩部と腰回りに送風ファンからの送風が肩部と腰回りから漏れることを抑制する締め部を設けることにより、チョッキ内全体に送風を行き渡らせることができ、冷房の効果を高めることができる。
第8考案であれば、携帯型二次電池を衣服の電池ポケット部に収容した場合と、ベルトに携帯型二次電池を装着した場合とを選択することができ、作業の内容や作業者の好みにより、携帯型二次電池の装着の形態を変えられるという利点がある。
第9考案であれば、通常の衣服に防刃パネルを入れると風通しが悪くなるとともに重量が重くなることにより、衣服の装着感が著しく悪化する。これに対して、冷暖房機能を備えた衣服に防刃パネルを取り付けることにより、装着感を向上させることができる。また、防刃パネルを防刃パネル収容袋に入れるだけで、冷暖房衣服を冷暖房機能付き防護用衣服に簡単に変えることができるので、必要なときだけ防護機能を追加することができ、便利である。
以下、本考案の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1〜図6はそれぞれ本考案に係る第1実施形態を示す図であり、冷暖房衣服としての冷暖房チョッキ1を示している。
図1(A)は冷暖房チョッキ1の正面図、図1(B)はその背面図、図2はその内部の様子を示す図である。
このチョッキ1は、衣服に着脱自在に取り付けられ、電圧の供給により遠赤外線を放射する遠赤外線放射シート2と、衣服に着脱自在に取り付けられ、送風によって体温を冷す送風ファン3・3と、遠赤外線放射シート2と送風ファン3・3の駆動を一台で共用できる携帯型二次電池4と、を備えている。なお、図1〜図2に示す構成では、冷暖房チョッキ1にから遠赤外線放射シート2を取り外し、送風ファン3・3のみを取り付けた構成が示してある。
また、図1(A)に示すように開閉部材26としてのファスナーを挟んで、左右対称に防刃パネル24を入れる防刃パネル収容袋25を設けてある。そして、ファスナーを開いた状態で左右の防刃パネル収容袋25に防刃パネル24の左右両端部を挿入し、ファスナーを閉じることにより、冷暖房チョッキ1の前面に防刃パネル24を配置させることができるように構成してある。この防刃パネル収容袋25は必要なときにのみ使用する。
図2に示すように、衣服の背中対応部分に発熱体ポケット部5を設け、その発熱体ポケット部5内に遠赤外線放射シート2を収容するように構成してある。発熱体ポケット部5は、上部が開放され、下部に遠赤外線放射シート2の接続線の取出し口6が設けられている。また、発熱体ポケット部5は、チョッキ1を作業者が着たときに、背骨の第7胸椎と第8胸椎域を含み、かつ背中部背面の面積の1/4〜1/6の範囲に設定してある。
チョッキ1から遠赤外線放射シート2を取り外す場合は、発熱体ポケット部5から遠赤外線放射シート2を出すだけでよい。また、図3に示すように、遠赤外線放射シート2からは接続線7が延びており、その接続線7の端子8を、携帯型二次電池4の接続端子9に接続できるようになっている。
図2に示すように、送風ファン3・3は、チョッキ1の両脇の下側位置に一対取り付けられている。送風ファン3・3は、外部の空気を衣服の内部に取り入れ、衣服内の体温で暖まった空気を外部へ放出することにより、衣服内を冷房するように構成してある。
送風ファン3・3からは接続線10が延びており、その接続線10の端子11(図3参照)によって携帯型二次電池4に接続されるように構成されている。一対の送風ファン3・3もチョッキ1から着脱自在に構成されており、チョッキ1の洗濯が行えるように構成してある。
また、チョッキ1の内側下部に電池ポケット部12を設け、その電池ポケット部12に携帯型二次電池4を収容できるようになっている。
チョッキ1の内側には、メッシュなどで構成された通気性の良い内装材13が設けられ、その内装材13が送風ファン3・3の風出口面を覆うことで、送風ファン3・3の送風が妨げられないように構成してある。また、内装材13を設けることで、内装材13とチョッキ本体との間に送風路が形成されやすくなる利点がある。
また、腕が出る肩口14・14には、前記締め具15の一例としてのギャザー16・16が設けられ、そのギャザー16・16によって送風ファン3・3からの送風が肩口14・14から漏れることを抑制している。また、図1(A)に示すように、チョッキ1の下端位置には、前記締め具15の一例としての締め紐17が設けられ、チョッキ1の下端を締めることにより、送風ファン3・3からの送風が腰回りから漏れることを抑制している。
なお、この実施形態に係るチョッキ1では、首回りから送風ファン3・3の送風が吹き出すことになる。首回りから送風が吹き出させることにより、顔及び首回りも冷却することができ、冷却効果を高めることができる。
図3は、送風ファン3・3と遠赤外線放射シート2を取出し、それらの接続線7・10と携帯型二次電池4を並べて記載した図である。このように送風ファン3・3と遠赤外線放射シート2を衣服から取り外し可能に構成することにより、衣服の洗濯が行えるとともに、送風ファン3・3と遠赤外線放射シート2の故障時においても取替えが簡単にできるという利点がある。
図4は二次電池を取り付ける形態を多様化するための工夫を説明するための図である。なお、図4においては、衣服はチョッキではなく、ジャンバーを採用し、冷暖房ジャンバー18を構成した例が示してある。
ジャンバーに携帯型二次電池4を収容する電池ポケット部(図4において図示せず)を設けるとともに、ベルト19にベルト装着具20を設け、そのベルト装着具20内に携帯型二次電池4を収容するようにしてある。そして、図3に示す遠赤外線放射シート2および送風ファン3・3からの各接続線7・10をベルト装着具20に収容された携帯型二次電池4にまで達する長さに設定している。
ベルト19に携帯型二次電池4を止めるように構成することによって、衣服に携帯型二次電池4を装着するよりも重さを感じにくくなるとともに、動作が激しい場合にも携帯型二次電池4の揺れを小さくできる利点がある。
図5は本実施形態に係る携帯型二次電池の一例を示す概略ブロック図であり、用途に応じて印加する電圧を変える構成を示す図である。
図5において、携帯型二次電池4は、リチウム電池などの直流電源21と、その直流電源21に接続され、接続端子9に係る電圧を制御するマイクロコンピュータを備えた電圧制御部22と、所定の判別要素を検出することにより遠赤外線放射シート2の端子8(図3参照)であるか送風ファン3・3の端子11(図3参照)であるかを判別する判別部23とを備えている。
前記判別要素としては、接続端子9に接続された各端子の形状等を検出することによってどの端子8・11であるかを判別する方法や、接続された端子8・11に流れる電流や抵抗値等を測定してどの端子であるかを判別する方法などがある。
図6(A)(B)は、それぞれ前記電圧制御部22によってコントローラされる電圧の一例を示す図であり、横軸に時間t、縦軸Vに電圧を取っている。
図6(A)は遠赤外線放射シート2の端子8(図3参照)であると判別された時に電圧制御部22が印加する電圧の一例を示した図であり、接続端子9に端子8が接続された直後から大きな第1電圧V1を印加してできるだけ早く遠赤外線を放出するように駆動し、遠赤外線量がある程度の量得られる時点で、印加電圧を下げて第2電圧V0で継続駆動する。
図6(B)は送風ファン3・3の端子11であると判別された時に電圧制御部22が印加する電圧の一例を示した図であり、端子11が接続されたときから、所定時間間隔で高い第3電圧VHと低い第4電圧VLを繰り返して印加して送風ファン3・3が加熱することを防止する。
(第2実施形態)
図7(A)〜図10は、それぞれ本考案の第2実施形態を説明するための図であり、衣服に水を含ませて蒸発によって冷却するようにした冷暖房チョッキの説明図である。なお、第1実施形態とほど同じ機能を有する部材には同じ符号を付けてその説明は省略する。
図7(A)は冷暖房チョッキ33の正面図、図7(B)はその背面図、図8は内部の様子を示す図である。図9と図10は冷暖房チョッキ33の構成を説明するための図であり、図9は冷暖房チョッキの一部を切り欠いた図、図10は縦断面図である。
図7と図8に示すように、このチョッキ33は、衣服の上部側に設けられた水貯蔵部34と、衣服の所定箇所に設けられ、水貯蔵部34から徐々に漏れる水を含ませる保水布帛35(図9参照)と、衣服に着脱自在に取り付けられ、含水用布帛35へ送風を行う送風ファン3・3と、少なくとも送風ファン3・3を駆動できる携帯型二次電池4とを備え、前記送風ファン3・3によって生じた送風を保水布帛35に当てることにより水の気化を促進させて冷房効果を高めることを特徴としている。
図7と図8においては水貯蔵部34の配置位置が分かりやすいように描いているが、実際には水貯蔵部34の上には隠し布が設けられ、水貯蔵部34が外部からは分からないように構成して、デザイン性を向上させてある。
なお、図8に示すように、上記構成の衣服に着脱自在に装着でき、電圧の供給により遠赤外線を放射する遠赤外線放射シート2を設けてもよい。その場合は、携帯型二次電池4は第1実施形態に示したように遠赤外線放射シート2と送風ファン3・3の両方を駆動する構成にする。また、背中部に遠赤外線放射シート2を入れる発熱体ポケット部5を設ける。
図7(A)(B)に示すように、この第2実施形態では、水貯蔵部34は、前面には左と右に2個のビニール製などの貯水袋36・36が取り付けられ、後面には1個の大きな貯水袋37が取り付けられている。また、各貯水袋36・37の上部注ぎ口38(図9参照)から水を入れるように構成してある。
図9に示すように、貯水袋37の下部位置には開口39を形成し、その開口39に水が伝わり落ちる紐40を取付けている。そして、その紐40から貯水袋37内の水を徐々に保水布帛35に染み込ませるように構成してある。
また、図10に示すように、冷暖房チョッキ33は身体側から下地生地41、保水布帛35、メッシュ42、表面生地43の順に配置される。
保水布帛35は本実施形態において、最も特徴のある材料であり、保水布帛35の身体側部分は水分を通さない加工又は水分を通さない繊維材料で構成されるとともにその外側部分は水分を通しやすい繊維材料で構成されている。また、保水布帛35はその全面にわたって、風通しを良くするために細かい開口又は切り目(両方とも図示せず)が形成されている。必要に応じて下地生地41にも開口又は切り目を設けても良い。
下地生地41は水分を通さない繊維材料で構成されている。表面生地43は色などデザインを良くするために必要に応じて設けられるもので、表面生地43を設けない構成も採用できる。
また、図10に示すように冷暖房チョッキ33の下端には腰回り位置に帯状に延びる下端保水材44が設けられている。下端保水材44は、保水布帛35から蒸発せず、垂れてきた余分な水を保持するためのものである。
この含水型の冷暖房チョッキ33であっても送風ファン3・3の風を保水布帛35に巡らすことにより、気化を促進させてチョッキ内温度を早く下げることができる。この送風ファン3・3の風をチョッキ33内に行き渡らせるようにするために、下地生地41、メッシュ42の間に保水布帛35を挟み込む形態を取ることが好ましい。
また、表面生地43は、液体状の水分は通過させないが、蒸発した水蒸気は通過させる機能を備えている機能性繊維で構成されることが好ましい。
このような構成であれば、含水用布帛の水分が外側に漏れて付着することはなく、かつ送風ファンによって気化が促進された水蒸気は外側に逃すことができ、効率的に衣服内を冷すことができる。
本考案は上記実施形態に限定されず、本考案の要旨の範囲内で各種の変形が可能である。
(1)前記実施形態では、衣服としてチョッキ、ジャンバーを例示したが、それら以外にもコートなどの外装着や、コートなどの下側に着る衣服などにも適用できるものである。
(2)前記実施形態では、送風ファン3・3を2個設けるとともに、遠赤外線放射シート2は背中に1個だけ設けた場合を示したが、送風ファン3・3を2個以上設ける形態や、ほぼ背中全体を覆うように遠赤外線放射シート2を設ける構成などが採用可能である。
図1(A)は本考案の第1実施形態に係る冷暖房チョッキの正面図、図1(B)はその冷暖房チョッキの背面図である。 図2は、本考案の第1実施形態に係る冷暖房チョッキ内部の様子を示す図である。 図3は、送風ファン、遠赤外線放射シート、及び携帯型二次電池の説明図である。 図4は、衣服としてジャンバーを採用し、携帯型二次電池をベルトに取り付ける形態を示す図である。 図5は、本実施形態に係る携帯型二次電池の一例を示す概略ブロック図である。 図6(A)(B)は、それぞれ電圧制御部によってコントローラされる電圧の一例を示す図であり、図6(A)は遠赤外線放射シートの電圧印加の一例を示す図、図6(B)は送風ファンの電圧印加の一例を示す図である。 図7(A)は本考案の第2実施形態に係る冷暖房チョッキの正面図、図7(B)はその冷暖房チョッキの背面図である。 図8は、本考案の第2実施形態に係る冷暖房チョッキ内部の様子を示す図である。 図9は、本考案の第2実施形態に係る冷暖房チョッキの一部を切り欠いた図である。 図10は、本考案の第2実施形態に係る冷暖房チョッキの概略的な縦断面図である。
符号の説明
1,33…冷暖房チョッキ(衣服)、2…遠赤外線放射シート(面状発熱体)、3…送風ファン、4…携帯型二次電池、5…発熱体ポケット部、7…遠赤外線放射シートの接続線、10…送風ファンの接続線、12…電池ポケット部、15…締め具、16…ギャザー、17…締め紐、20…ベルト装着具、22…電圧制御部、23…判別部、24…防刃パネル、25…防刃パネル収容袋、26…開閉部材、34…水貯蔵部、35…保水布帛。

Claims (9)

  1. 衣服に着脱自在に取り付けられ、電源の供給により発熱する面状発熱体と、衣服に着脱自在に取り付けられ、送風によって体温を冷す送風ファンと、面状発熱体と送風ファンの駆動を一台で共用できる携帯型二次電池と、を備えたことを特徴とする冷暖房衣服。
  2. 請求項1に記載の冷暖房衣服において、前記面状発熱体の配設位置は、衣服の装着時におおよそ背骨の第7胸椎と第8胸椎の部分を覆うように面状に広がり、かつ衣服背中面の面積の1/4〜1/6に設定してある、冷暖房衣服。
  3. 請求項1から請求項2のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、前記携帯型二次電池が、面状発熱体と送風ファンのどちらかに接続されたかを判別する判別手段と、電圧制御手段とを備え、判別手段が面状発熱体に接続されたと判別した場合には、電圧制御手段が接続後しばらくの間は高い第1電圧を印加して加熱し、その後はその第1電圧よりも低い第2電圧で面状発熱体を加熱し、判別手段が送風ファンに接続されたと判別した場合には、電圧制御手段が第3電圧とその第3電圧よりも低い第4電圧を時間的に交互に印加するようにした、冷暖房衣服。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、前記送風ファンは、外部の空気を衣服の内部に取り入れ、衣服内の体温で暖まった空気を外部に放出させることにより、衣服内を冷房する構成である、冷暖房衣服。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、衣服の上部側に設けられた水貯蔵部と、衣服の所定箇所に設けられ、水貯蔵部から徐々に漏れる水を保持する保水布帛とを備え、前記送風ファンによって生じた送風を保水布帛に当てることにより水の気化を促進させて冷房効果を高めた、冷暖房衣服。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、衣服の背中対応部分に面状発熱体を収容する発熱体ポケット部を設けることにより、面状発熱体を着脱自在に取り付けた、冷暖房衣服。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、衣服形状をチョッキ形状にするとともに、腕が出る両肩部と腰回りに送風ファンからの送風が肩部と腰回りから漏れることを抑制する締め具を設けた、冷暖房衣服。
  8. 請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、衣服に携帯型二次電池を収容する電池ポケット部を設けるとともに、携帯型二次電池をベルトに止めるベルト装着具を設け、面状発熱体および送風ファンからの各接続線をベルト装着具に収容された携帯型二次電池にまで達する長さに設定した、冷暖房衣服。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載の冷暖房衣服において、衣服の前面のファスナー等の開閉部材を挟んで、左右対称に防刃パネルを入れる防刃パネル収容袋を設け、開閉部材を開いた状態で左右の防刃パネル収容袋に防刃パネルの左右両端部を挿入し、開閉部材を綴じることにより、衣服の前面に防刃パネルを配置させるようにした、冷暖房衣服。

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