JP3078514U - ベスト - Google Patents
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- JP3078514U JP3078514U JP2000009048U JP2000009048U JP3078514U JP 3078514 U JP3078514 U JP 3078514U JP 2000009048 U JP2000009048 U JP 2000009048U JP 2000009048 U JP2000009048 U JP 2000009048U JP 3078514 U JP3078514 U JP 3078514U
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- vest
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 身頃の長さ調整を容易にする。
【解決手段】 前身頃16bの先端の裏側には面状ファ
スナー18aが設けられ、前身頃16bの裏側の中間部
分には、面状ファスナー18bが設けられている。従っ
て、前身頃16bを折り返し、面状ファスナー18a、
18bを張り合わせることで、折り返しループが形成さ
れる。そこで、この折り返しループに胴帯部10やベル
トを通すことで、前身頃の下端を固定できる。また、折
り返し位置の調整で前身頃16bの長さを調整すること
ができる。
スナー18aが設けられ、前身頃16bの裏側の中間部
分には、面状ファスナー18bが設けられている。従っ
て、前身頃16bを折り返し、面状ファスナー18a、
18bを張り合わせることで、折り返しループが形成さ
れる。そこで、この折り返しループに胴帯部10やベル
トを通すことで、前身頃の下端を固定できる。また、折
り返し位置の調整で前身頃16bの長さを調整すること
ができる。
Description
本考案は、身頃の長さ調整が可能なベストに関する。
従来より、路上での交通規制や、道路工事の際の誘導の際に車両等の誘導を行 う作業者が着用するベストとして、光を反射する反射部材を設けたベストが広く 利用されている。 このようなベストによれば、車両のヘッドライトなどに照らされた場合に反射 部材が光ることで、作業者の存在を運転者が容易に視認できる。このため、ベス トの着用によって、誘導作業などの安全性を維持することができる。
ここで、このようなベストは、必ずしも1人が専用に着用するとは限らず、大 きな人でも着用可能であることが好ましい。また、サイズを固定することによっ てコストの削減もできる。 このために、比較的大きなサイズとすることが考えられるが、あまり大きいと 小さな人が着用した場合に、体にフィットせず、動きにくかったり、各種のもの に引っかかりやすかったりして好ましくない。 そこで、着丈などが容易に調整でき、かつその調整が容易であることが望まれ る。 本考案は、上記課題に鑑みなされたものであり、着丈の調整が容易なベストを 提供することを目的とする。
本考案は帯状で胴回りに配置される胴帯部とこの胴帯部の背中側部分に一端が 接続され、他端が胴帯部の腹側部に接続される身頃と、を有し、前記身頃の腹側 である先端部分は、折り返してループ状に接続することで、身頃の長さが調整可 能であることを特徴とする。 このように、折り返しループの折り返し部を変更することで、折り返しループ の長さを変更して身頃の長さを調整することができる。 また、前記身頃の先端部分は、所定の範囲で折り返し先端部が折り返しの手前 の部分と面状ファスナーにより着脱自在に接続されることが好適である。面状フ ァスナーを利用することで、位置調整が容易に行える。 また、前記胴帯部の腹側部の内面側に、身頃通しループが設けられており、前 記身頃の先端部は、この身頃通しループを通過することで胴帯部の腹側部と接続 されることが好適である。これによって、身頃通しループに身頃を通すことで、 身頃と胴帯部の接続が確実になる。 また、前記身頃の先端の折り返しループはベルト通しとして機能することが好 適である。これによって、身頃をベルトに固定できる。 また、前記身頃の中間部分に伸縮自在の弾性材からなる接続部分を設け、後ろ 身頃部分と前身頃部分とが弾性的に移動自在に構成されていることが好適である 。これによって、体の動きに応じて身頃が伸縮し、動きが規制されない。 また、前記身頃の中間部分に、接続部分を形成し、身頃をこの接続部分で分割 可能にすることが好適である。これによって、身頃の長さ調整の幅がさらに広が る。
以下、本考案の実施形態について、図面に基づいて説明する。 図1は、本実施形態に係るベストの展開図であり、図1(a)は表側、図1( b)は裏側を示している。胴帯部10は、人の胴回りに位置するもので、表側の 一端側部分に面状ファスナー12aが設けられており、他端側の裏側に面状ファ スナー12bが設けられている。これら面状ファスナー12a、12bは、胴帯 部10に縫いつけられている。また、面状ファスナー12a、12bは、例えば マジックテープ(商標)であり、一方がかぎ状、他方がループ状のファスナー素 材を有し、これらが係合することで面状ファスナー12a、12bが着脱自在に 貼り付けられる。 胴帯部10の裏面の背中側部分には、2つのベルト通し14が設けられている 。このベルト通し14は、通常のズボンのベルト通しに挿通されるベルトが通さ れる。従って、このベルトによって、胴帯部10がベルトおよびズボンに固定さ れる。 また、胴帯部10の背中の部分には、身頃16の背中側に当たる後ろ身頃16 aが接続されている。この後ろ身頃16aは、胴帯部10に接続されている部分 が狭くそこから上に向かって二股に分かれて伸びている。そして、背中に当たる 部分には胴帯部10と平行で、二股に分かれた部分を接続する部分が2つ設けら れている。従って、後ろ身頃部分16aは、英文字のAを逆さにして、横棒部分 を2つにしたような形状になっている。 そして、身頃16は、肩の部分では、2本の帯の形状となっており、そこから 伸びる前身頃16bもそのまま2本の帯の形状となっている。従って、身頃部分 は、ズボンつり(サスペンダー)と同様の形状となっている。 前身頃16bの先端部分の裏側には、面状ファスナー18aが設けられており 、前身頃16bの裏側の中間部分(先端より手前の部分)には、先端部の面状フ ァスナー18aと対になり接続される面状ファスナー18bが設けられている。 従って、前身頃16bは、その先端部分を裏側に向けて折り返し、面状ファスナ ー18a、18bを接続することで、ループ状になる。 さらに、胴帯部10の裏側の前身頃16bに対応する部分には、一対の前身頃 通し20が設けられている。従って、前身頃16bの先端部分は、この前身頃通 し20を通った後折り返し、面状ファスナー18a、18bを接続することで、 胴帯部10に接続される。ここで、面状ファスナー18bは、前身頃16bの裏 側の比較的広い範囲に形成されている。そこで、折り返しループの長さを調整し て、面状ファスナー18a、18bを任意位置で接続することができ、前身頃1 6bの長さ調整が可能になっている。 さらに、前身頃16bの先端部分は、ループ状になっているため、ここにズボ ンのベルトを挿通する事によって、前身頃16bおよび胴帯部10がベルトおよ びズボンに固定される。 図2(a)(b)には、面状ファスナー12a、12bを接続するとともに、 面状ファスナー18a、18bを接続した場合のベストの構成を示してある。こ のように、胴帯部10にサスペンダー状の身頃部16が接続された構造になって いる。 また、図3には、人が実際にベストを装着し、ベルト22をベルト通し14お よび前身頃16bに通した場合の図を示してある。このように、ベストが体に装 着され、ベルト22を利用して固定されることになる。 このように、本実施形態のベストでは、前身頃16bの先端部分に折り返しル ープがあり、面状ファスナー18a、18bの接続位置調整により、折り返しル ープの長さ調整が可能である。そこで、ベストを装着する人の体型に合わせて前 身頃16bの長さを調整することができ、ベストはどのような体型の人でもフィ ットさせることができる。 なお、ベストの表側は、反射テープが縫いつけられるが、本実施形態では、身 頃の長さ調整を行っても、反射テープのない場所(面状ファスナーなど)が現れ ることはない。 また、このベストは、前後において、ベルトを通すことができるため、装着し た場合に、ベルトおよびズボンにしっかりと固定することができる。 さらに、図4(a)、(b)に示したのは、他の実施形態であり、身頃16の 肩に当たる部分に弾性部材24が設けられており、この弾性部材24によって前 身頃16bと後ろ身頃16aが接続されている。そこで、前身頃16bと後ろ身 頃16aとの距離が弾性部材24によって伸縮可能であり、身頃16の長さが人 の動きにあわせて伸び縮みし、より人にフィットして着心地がよくなる。なお、 弾性部材24としては、柔らかいメッシュ状のゴム材が好適である。また、弾性 部材24を設ける位置は、身頃16の中間部分であれば、胴帯部10との接続部 分などでもよい。さらに、胴帯部10の中間部分に弾性材を配置することも好適 である。 図5(a)、(b)に示したのは、さらにほかの実施形態であり、この例では 、前身頃16bが面状ファスナー26で接続されて形成されている。すなわち、 前身頃16bは、肩側(上側)の前身頃16b−1と、腹側(下側)の前身頃1 6b−2に分割されており、上側の前身頃16b−1の下端表側に面状ファスナ ー26a、下側の目身頃16b−2の上端部裏側に面状ファスナー26bが設け られている。従って、これら面状ファスナー26a、26bを張り合わせること で、前身頃16bが形成されている。 従って、この対になる面状ファスナー26a、26bをはずすことで、前身頃 16bを16b−1と16b−2に分断することができる。従って、ベストを着 たまま前身頃16bを分断し、内側にきている服を脱ぐことなどが容易に行える 。 上記実施形態においては、身頃16の中間部分に弾性部材24または面状ファ スナー26の一方を設けたが、これらを両方設けることも好適である。 なお、上述の実施形態において、胴帯部10の面状ファスナー12による接続 部分の表側には、飾りボタン30が取り付けられている。 ここで、上述のベストは、基本的に通気性のある布(生地)(例えば合成繊維 )であり、面状ファスナー12,18,26は、布に縫いつけて構成する。そし て、表側には、基本的に全面に反射テープが縫いつけられている。なお、反射テ ープは接着してもよい。そこで、夜間に車両のヘッドライトなどを反射して、作 業者の安全性が保たれる。 さらに、身頃16の適宜箇所に所定間隔をおいて複数のLEDを取り付け、こ れを発光可能とすることも好適である。さらに、身頃16の形は、必ずしも上述 の形態に限定されない。 また、面状ファスナーに代えて、複数のスナップやボタンを採用し、この利用 するスナップやボタンの位置を変更することで身頃16の長さを調整することも できる。さらに、これらのスナップやボタンを面状ファスナーと一緒に利用して もよい。
以上説明したように、折り返しループの折り返し部を変更することで、折り返 しループの長さを変更して身頃の長さを調整することができる。 また、面状ファスナーを利用することで、位置調整が容易に行える。また、身 頃通しループに身頃を通すことで、身頃と胴帯部の接続が確実になる。また、前 記身頃の先端の折り返しループをベルト通しとして利用することで、身頃をベル トに固定できる。また、前記身頃の中間部分に伸縮自在の弾性材を設けることで 、体の動きに応じて身頃が伸縮し、動きが規制されない。さらに、身頃の中間部 分の接続部分で身頃を分割可能にすることで、身頃の長さ調整の幅がさらに広が る。
【図1】 実施形態の構成を示す展開図である。
【図2】 ファスナーを張り合わせた状態を示す図であ
る。
る。
【図3】 身体に装着した場合の状態を示す図である。
【図4】 他の実施形態の構成を示す展開図である。
【図5】 さらに他の実施形態の構成を示す展開図であ
る。
る。
10 胴帯部、12a,12b,18a,18b,26
a,26b 面状ファスナー、14 ベルト通し、16
身頃、16a 後ろ身頃、16b 前身頃、20 前
身頃通し、22 ベルト、24 弾性部材、30 飾り
ボタン。
a,26b 面状ファスナー、14 ベルト通し、16
身頃、16a 後ろ身頃、16b 前身頃、20 前
身頃通し、22 ベルト、24 弾性部材、30 飾り
ボタン。
Claims (6)
- 【請求項1】 帯状で胴回りに配置される胴帯部と この胴帯部の背中側部分に一端が接続され、他端が胴帯
部の腹側部に接続される身頃と、 を有し、 前記身頃の腹側である先端部分は、折り返してループ状
に接続することで、身頃の長さが調整可能であることを
特徴とするベスト。 - 【請求項2】 請求項1に記載のベストにおいて、 前記身頃の先端部分は、所定の範囲で折り返し先端部が
折り返しの手前の部分と面状ファスナーにより着脱自在
に接続されることを特徴とするベスト。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のベストにおい
て、 前記胴帯部の腹側部の内面側に、身頃通しループが設け
られており、前記身頃の先端部は、この身頃通しループ
を通過することで胴帯部の腹側部と接続されることを特
徴とするベスト。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1つに記載のベ
ストにおいて、 前記身頃の先端の折り返しループはベルト通しとして機
能することを特徴とするベスト。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか1つに記載のベ
ストにおいて、 前記身頃の中間部分に伸縮自在の弾性材からなる接続部
分を設け、後ろ身頃部分と前身頃部分とが弾性的に移動
自在に構成されていることを特徴とするベスト。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載のベ
ストにおいて、 前記身頃の中間部分に、接続部分を形成し、身頃をこの
接続部分で分割可能にすることを特徴とするベスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009048U JP3078514U (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | ベスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000009048U JP3078514U (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | ベスト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078514U true JP3078514U (ja) | 2001-07-10 |
Family
ID=43211448
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000009048U Expired - Fee Related JP3078514U (ja) | 2000-12-22 | 2000-12-22 | ベスト |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3078514U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016021528A1 (ja) * | 2014-08-05 | 2016-02-11 | 株式会社プロップ | 人体用送風装置 |
JP2017040017A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社プロップ | 人体用送風装置 |
-
2000
- 2000-12-22 JP JP2000009048U patent/JP3078514U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016021528A1 (ja) * | 2014-08-05 | 2016-02-11 | 株式会社プロップ | 人体用送風装置 |
JP2016037959A (ja) * | 2014-08-05 | 2016-03-22 | 株式会社プロップ | 人体用送風装置 |
CN106659254A (zh) * | 2014-08-05 | 2017-05-10 | 普洛浦有限公司 | 人体用吹风装置 |
JP2017040017A (ja) * | 2015-08-19 | 2017-02-23 | 株式会社プロップ | 人体用送風装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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