JP2015201626A - 基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】基板の液処理に用いられる処理液を劣化させることなく清浄(パーティクル除去)すること。【解決手段】本発明では、基板(3)を処理液で液処理する基板液処理装置(1)及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体(12)において、第1薬液供給部(17)から処理液貯留部(14)に第1の薬液を供給する第1薬液供給工程(S1,S6,S12)を行い、その後、第1の薬液を薬液清浄部(51)で清浄する第1薬液清浄工程(S2,S7,S13)を行い、その後、第2薬液供給部(18)から処理液貯留部(14)に第2の薬液を供給する第2薬液供給工程(S3,S8,S14)を行い、その後、第1の薬液と第2の薬液とを混合させた処理液を処理液供給部(38)から基板液処理部(10)に供給する処理液供給工程(S5,S11,S17)を行うことにした。【選択図】図3

Description

本発明は、基板を処理液で液処理する基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来より、半導体部品やフラットパネルディスプレイなどを製造する際には、基板液処理装置を用いて半導体ウエハや液晶基板などの基板に対して洗浄やエッチングなどの各種の処理を施す。
基板液処理装置では、洗浄液やエッチング液などの処理液を用いて基板を液処理する。処理液としては、たとえば、SC−1(Standard Clean 1)液(過酸化水素と水酸化アンモニウムと純水の混合液)などのように、複数種類の薬液を所定の混合比率(濃度)で混合させて生成したものが多く利用されている。
そして、従来の基板液処理装置では、所定濃度の処理液を生成するために、タンクに各薬液を所定の混合比率で同時に供給して処理液を生成する。その後、処理液に含有されるパーティクルを除去するために、タンクに設けた循環流路を用いて処理液を所定時間以上循環させて、循環流路に設けたフィルターで処理液の清浄を行う。その後、処理液を用いて基板の液処理を行う(たとえば、特許文献1参照。)。
特開2009−172459号公報
ところが、上記従来の基板液処理装置では、薬液を混合して処理液を生成した後に、処理液を清浄し、その後、処理液で基板を液処理しているために、薬液の混合(処理液の生成)から使用(液処理)までの時間が長くなる。
そのため、混合される薬液同士の化学的な反応や時間的な変化などによって薬液(処理液)が劣化したり分解したりして、処理液としての所望の能力を発揮できなくなるおそれがある。
そこで、本発明では、基板液処理装置において、基板を処理液で処理する基板液処理部と、前記処理液を貯留する処理液貯留部と、前記処理液貯留部から前記基板液処理部に前記処理液を供給する処理液供給部と、前記処理液貯留部に第1の薬液を供給する第1薬液供給部と、前記処理液貯留部に第2の薬液を供給する第2薬液供給部と、前記処理液貯留部に貯留された薬液を循環させながら清浄する薬液清浄部と、前記処理液供給部と第1薬液供給部と第2薬液供給部と薬液清浄部を制御する制御部とを有し、前記制御部は、前記第1薬液供給部から前記処理液貯留部に前記第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行い、その後、前記第1の薬液を前記薬液清浄部で清浄する第1薬液清浄工程を行い、その後、前記第2薬液供給部から前記処理液貯留部に前記第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を前記処理液供給部から前記基板液処理部に供給する処理液供給工程を行うことにした。
また、前記処理液貯留部に貯留された薬液を加熱する加熱手段を設け、前記制御部は、前記第2薬液供給工程を開始した後に前記加熱手段を駆動することにした。
また、前記制御部は、前記第2薬液供給工程と前記処理液供給工程との間に第1の薬液と第2の薬液とを混合して処理液を生成する処理液生成工程を行い、その処理液生成工程の途中で前記加熱手段を駆動することにした。
また、前記制御部は、前記加熱手段を駆動するタイミングを基準とし、前記タイミングよりも第1所定時間前に第1薬液供給工程を行うとともに、前記タイミングよりも第2所定時間前に第2薬液供給工程を行い、前記処理液生成工程で処理液が所定温度に達したときに前記処理液供給工程を開始することにした。
また、前記制御部は、前記第2薬液供給工程の開始から前記処理液供給工程の開始までの間の時間よりも長く前記第1薬液清浄工程を行うことにした。
また、前記処理液貯留部は、第1及び第2貯留タンクを有し、前記制御部は、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第2貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程、第1薬液清浄工程、第2薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程を終了した後に前記第2貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行うことにした。
また、前記薬液清浄部は、前記第1及び第2貯留タンクに直結した共通の第1薬液清浄流路と、前記第1及び第2貯留タンクと前記処理液供給部との間に設けた第2薬液清浄流路とを有し、前記制御部は、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第1薬液清浄流路で前記第2貯留タンクに貯留した第1の薬液の清浄を行うとともに、前記第2薬液清浄流路で前記第1貯留タンクに貯留した処理液の清浄を行うことにした。
また、前記制御部は、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の後に、前記第1貯留タンクに貯留された処理液を排出する処理液排出工程を行い、その後、前記第1貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の所定時間前に、前記第1貯留タンクを用いて前記第2薬液供給工程を行うことにした。
また、本発明では、基板液処理方法において、貯留タンクに第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程を行い、その後、前記貯留タンクに第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を供給する処理液供給工程を行って前記処理液で基板を液処理することにした。
また、前記第2薬液供給工程を開始した後に前記第1及び第2の薬液(処理液)を加熱することにした。
また、前記第2薬液供給工程と前記処理液供給工程との間に第1の薬液と第2の薬液とを混合して処理液を生成する処理液生成工程を行い、その処理液生成工程の途中で前記処理液を加熱することにした。
また、前記処理液を加熱するタイミングを基準として、前記タイミングよりも第1所定時間前に第1薬液供給工程を行うとともに、前記タイミングよりも第2所定時間前に第2薬液供給工程を行い、前記処理液生成工程で処理液が所定温度に達したときに前記処理液供給工程を開始することにした。
また、前記第2薬液供給工程の開始から前記処理液供給工程の開始までの間の時間よりも長く前記第1薬液清浄工程を行うことにした。
また、前記貯留タンクとして第1及び第2貯留タンクを用い、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第2貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程、第1薬液清浄工程、第2薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程を終了した後に前記第2貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行うことにした。
また、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の後に、前記第1貯留タンクに貯留された処理液を排出する処理液排出工程を行い、その後、前記第1貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の所定時間前に、前記第1貯留タンクを用いて前記第2薬液供給工程を行うことにした。
また、本発明では、基板液処理装置に基板の液処理を実行させる基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、貯留タンクに第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行わせ、その後、第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程を行わせ、その後、前記貯留タンクに第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行わせ、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を供給する処理液供給工程を行わせて前記処理液で基板を液処理させることにした。
本発明では、処理液を劣化させることなく清浄(パーティクル除去)することができ、基板を良好に液処理することができる。
基板液処理装置を示す平面図。 処理液供給機構を示す説明図。 基板液処理装置の動作を示すフローチャート。 基板液処理装置の動作を示す説明図。 基板液処理装置の動作を示す説明図。 基板液処理装置の動作を示す説明図。 基板液処理装置の動作を示すタイミングチャート。
以下に、本発明に係る基板液処理装置及び基板液処理方法並びに基板液処理プログラムの具体的な構成について図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、基板液処理装置1は、前端部に搬入出部2を形成する。搬入出部2には、複数枚(たとえば、25枚)の基板3(ここでは、半導体ウエハ)を収容したキャリア4が搬入及び搬出され、左右に並べて載置される。
また、基板液処理装置1は、搬入出部2の後部に搬送部5を形成する。搬送部5は、前側に基板搬送装置6を配置するとともに、後側に基板受渡台7を配置する。この搬送部5では、搬入出部2に載置されたいずれかのキャリア4と基板受渡台7との間で基板搬送装置6を用いて基板3を搬送する。
また、基板液処理装置1は、搬送部5の後部に処理部8を形成する。処理部8は、中央に前後に伸延する基板搬送装置9を配置するとともに、基板搬送装置9の左右両側に基板3を液処理するための基板液処理部10(基板処理装置)を前後に並べて配置する。この処理部8では、基板受渡台7と各基板液処理部10との間で基板搬送装置9を用いて基板3を搬送し、1又は複数の基板液処理部10を用いて基板3の液処理を行う。
この基板液処理装置1は、制御部11(コンピュータ)を有しており、制御部11に設けた記録媒体12に記録された各種のプログラムにしたがって制御される。なお、記録媒体12は、各種の設定データやプログラムを格納しており、ROMやRAMなどのメモリーや、ハードディスク、CD−ROM、DVD−ROMやフレキシブルディスクなどのディスク状記録媒体などの公知のもので構成される。
基板液処理部10には、図2に示すように、処理液を供給するための処理液供給機構13が接続されている。
処理液供給機構13は、処理液を貯留するための処理液貯留部14を有する。この処理液貯留部14は、第1貯留タンク15と第2貯留タンク16とで構成する。ここでは、処理液貯留部14を2個の貯留タンクで構成しているが、1個又は3個以上の貯留タンクで構成することもできる。また、処理液としては、グリコールエーテル類などの有機薬液(水溶液)を第1の薬液とし、過酸化水素水を第2の薬液とし、第1の薬液と第2の薬液とを所定濃度で混合した混合液を用いている。
また、処理液供給機構13は、処理液貯留部14に第1の薬液・第2の薬液・純水をそれぞれ供給するための第1薬液供給部17・第2薬液供給部18・純水供給部19を有する。第1薬液供給部17は、第1貯留タンク15に第1の薬液を供給する第1薬液供給流路20と、第2貯留タンク16に第1の薬液を供給する第1薬液供給流路21とを有する。各第1薬液供給流路20,21には、第1の薬液を供給する第1薬液供給源22,23が流量調整器24,25を介して接続されている。同様に、第2薬液供給部18も、第1貯留タンク15に第2の薬液を供給する第2薬液供給流路26と、第2貯留タンク16に第2の薬液を供給する第2薬液供給流路27とを有し、各第2薬液供給流路26,27には、第2の薬液を供給する第2薬液供給源28,29が流量調整器30,31を介して接続されている。また、純水供給部19も、第1貯留タンク15に純水を供給する純水供給流路32と、第2貯留タンク16に純水を供給する純水供給流路33とを有し、各純水供給流路32,33には、純水を供給する純水供給源34,35が流量調整器36,37を介して接続されている。なお、第1薬液供給源22,23や第2薬液供給源28,29や純水供給源34,35は、貯留タンクごとに別個のものを用いてもよく、1個の共通のものを用いてもよい。
また、処理液供給機構13は、処理液貯留部14から基板液処理部10に処理液を供給するための処理液供給部38を有する。この処理液供給部38は、第1及び第2貯留タンク15,16に処理液供給流路39を流路切換器40,41を介して接続するとともに、処理液供給流路39を開閉弁64,65を介して第1及び第2貯留タンク15,16に接続し、処理液供給流路39を途中で分岐して基板液処理部10に開閉弁66,67を介して接続している。処理液供給流路39には、ポンプ42とフィルター43とヒーター44とが順に設けられている。ここでは、処理液供給部38から2個の基板液処理部10に処理液を供給しているが、これに限られず、処理液供給部38から1個又は3個以上の基板液処理部10に処理液を供給するようにしてもよい。
また、処理液供給機構13は、基板液処理部10から処理液を回収するための処理液回収部45を有する。この処理液回収部45は、1又は複数の基板液処理部10に処理液回収流路46を開閉弁47,48を介して接続するとともに、処理液回収流路46を途中で分岐して第1及び第2貯留タンク15,16に開閉弁49,50を介して接続している。
また、処理液供給機構13は、第1薬液や第2薬液に含有されるパーティクル等を除去して薬液を清浄するための薬液清浄部51を有する。この薬液清浄部51は、第1及び第2貯留タンク15,16に直結した共通の第1薬液清浄流路52と、第1及び第2貯留タンク15,16と処理液供給部38との間に設けた第2薬液清浄流路53とを有する。第1薬液清浄流路52は、上流部が第1及び第2貯留タンク15,16に流路切換器40,41を介してそれぞれ接続されるとともに、途中にポンプ54とフィルター55とヒーター56とが順に設けられ、下流部が分岐されて第1及び第2貯留タンク15,16に開閉弁57,58を介して接続されている。第2薬液清浄流路53は、上流部が処理液供給流路39と兼用となっており、中途部で処理液供給流路39から分岐し、下流部が第1及び第2貯留タンク15,16に開閉弁59,60を介して接続されている。薬液清浄部51は、第1薬液清浄流路52に設けられたフィルター55と第2薬液清浄流路53の処理液供給流路39と兼用する部分に設けられたフィルター43で薬液(処理液)の清浄化を行う。ここでは、第1及び第2貯留タンク15,16に直結した共通の第1薬液清浄流路52を形成しているが、第1貯留タンク15と第2貯留タンク16にそれぞれ直結したそれぞれの薬液清浄流路を形成するようにしてもよい。第1及び第2貯留タンク15,16にそれぞれ薬液清浄流路を形成するよりも、第1及び第2貯留タンク15,16に共通の薬液清浄流路を形成した方が、基板液処理装置1の小型化や低コスト化を図ることができる。また、第1及び第2貯留タンク15,16に直結した共通の第1薬液清浄流路52と、第1及び第2貯留タンク15,16と処理液供給部38との間に設けた第2薬液清浄流路53とを設けることで、一方の第1又は第2貯留タンク15,16から処理液を基板液処理部10に供給中に第2薬液清浄流路53で処理液の清浄を行うとともに、他方の第1又は第2貯留タンク15,16において第1薬液清浄流路52で薬液の清浄を同時に行うことができる。
さらに、処理液供給機構13は、処理液を廃棄するための処理液廃棄部61を有する。この処理液廃棄部61は、第1及び第2貯留タンク15,16にドレイン62,63を流路切換器40,41を介して接続している。
基板液処理装置1は、以上に説明したように構成しており、記録媒体12に記録された基板液処理プログラム(図3参照。)にしたがって以下に説明するように制御部11が各部を制御することで基板3の液処理を行う。
まず、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に第1の薬液を供給する第1薬液供給工程S1を行う。この第1貯留タンク15を用いた第1薬液供給工程S1では、図4(a)に示すように、流路切換器40を閉塞状態とするとともに、流量調整器24を制御して、予め設定された混合比率に基づき所定量の第1の薬液を第1薬液供給源22から第1貯留タンク15に供給する。これにより、第1貯留タンク15に所定量の第1の薬液が貯留される。
次に、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に貯留した第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程S2を行う。この第1貯留タンク15を用いた第1薬液清浄工程S2では、図4(b)に示すように、流路切換器40を第1薬液清浄流路52と連通状態とし、第1貯留タンク15に連通する開閉弁57を開放状態とするとともに、第2貯留タンク16に連通する開閉弁58を閉塞状態とし、ポンプ54を駆動する。これにより、第1貯留タンク15に貯留された第1の薬液は、第1貯留タンク15と第1薬液清浄流路52との間を連続して循環され、フィルター55でパーティクル等が除去されることで清浄される。その際に、加熱手段としてのヒーター56は駆動せずに、第1の薬液を低温(常温)のまま循環させ、第1の薬液の熱による劣化を防止する。
次に、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に第2の薬液を供給する第2薬液供給工程S3を行う。この第1貯留タンク15を用いた第2薬液供給工程S3では、図4(c)に示すように、流量調整器30を制御して、予め設定された混合比率に基づき所定量の第2の薬液を第2薬液供給源28から第1貯留タンク15に供給する。これにより、第1貯留タンク15に先に貯留した所定量の第1の薬液に加えて所定量の第2の薬液が貯留され、第1貯留タンク15に貯留される第1の薬液と第2の薬液の量は、所定の混合比率となる。この第1貯留タンク15を用いた第2薬液供給工程S3では、第1貯留タンク15を用いた第1薬液清浄工程S2に引き続き、流路切換器40を第1薬液清浄流路52と連通状態とし、第1貯留タンク15に連通する開閉弁57を開放状態とするとともに、第2貯留タンク16に連通する開閉弁58を閉塞状態とし、ヒーター56を駆動せずにポンプ54を駆動している。これにより、第1の薬液と第2の薬液とが低温(常温)で徐々に撹拌混合される。
次に、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に貯留した第1の薬液と第2の薬液とを混合しながら加熱して所定温度の処理液を生成する処理液生成工程S4を行う。この第1貯留タンク15を用いた処理液生成工程S4では、図4(d)に示すように、第1貯留タンク15を用いた第2薬液供給工程S3に引き続き、流路切換器40を第1薬液清浄流路52と連通状態とし、第1貯留タンク15に連通する開閉弁57を開放状態とするとともに、第2貯留タンク16に連通する開閉弁58を閉塞状態とし、ポンプ54を駆動する。さらに、第1貯留タンク15を用いた処理液生成工程S4では、ヒーター56を駆動する。これにより、第1の薬液と第2の薬液が撹拌混合されながらヒーター56で加熱され、所定温度の処理液が生成される。なお、加熱によって処理液に含有される水分や過酸化水素水が蒸発するため、流量調整器30,36を制御して所定量の第2の薬液や純水を第1貯留タンク15に供給してもよい。
次に、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15から処理液を基板液処理部10に供給する処理液供給工程S5を行う。この第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5では、図4(e)に示すように、流路切換器40を処理液供給流路39と連通状態とし、ポンプ42と加熱手段としてのヒーター44を駆動する。これにより、第1貯留タンク15に貯留された処理液は、フィルター43でパーティクル等を除去して清浄化した後に開閉弁66,67を介して基板液処理部10に供給される。なお、各基板液処理部10に供給される流量は各基板液処理部10に設けられた流量調整器で調整される。この第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5では、第1貯留タンク15に連通する開閉弁59,64を開放状態とするとともに、第2貯留タンク16に連通する開閉弁60,65を閉塞状態とし、一部の処理液が基板液処理部10に供給されずに第1貯留タンク15に戻るようにしている。これにより、第1貯留タンク15に貯留された処理液が第1貯留タンク15と第2薬液清浄流路53との間を連続して循環され、フィルター43でパーティクル等を除去することで清浄されるようにしている。また、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5では、処理液回収流路46に設けた開閉弁47,48を開放状態とし、第1貯留タンク15に連通する開閉弁49を開放状態とするとともに、第2貯留タンク16に連通する開閉弁50を閉塞状態として、基板液処理部10から処理液を回収する。
以上に説明したようにして処理液を第1貯留タンク15から各基板液処理部10に供給し、各基板液処理部10で基板3を処理液で液処理する。この基板3の液処理を行っていくと、加熱によって処理液に含有される水分や過酸化水素水が蒸発する。そこで、処理した基板3の枚数などに応じて流量調整器30,36を制御して所定量の第2の薬液や純水を第1貯留タンク15に供給する。また、基板3の液処理を行っていくと、第1貯留タンク15に貯留した処理液の処理能力が低下したり貯留量が減少する。そこで、基板液処理装置1では、以下に説明するように、第1貯留タンク15に貯留した処理液を廃棄した後に、第1貯留タンク15に新規の処理液を補充することで、第1貯留タンク15の処理液を交換する。
まず、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に貯留された処理液を廃棄する。その場合、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5を実行中に、第2貯留タンク16に第1の薬液を供給する第1薬液供給工程S6を行う。この第2貯留タンク16を用いた第1薬液供給工程S6は、第1貯留タンク15を用いた第1薬液供給工程S1と同様の制御となっており、図5(a)に示すように、所定量の第1の薬液を第1薬液供給源23から第2貯留タンク16に供給する。
次に、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16に貯留した第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程S7を行う。この第2貯留タンク16を用いた第1薬液清浄工程S7は、第1貯留タンク15を用いた第1薬液清浄工程S2と同様の制御となっており、図5(b)に示すように、第2貯留タンク16に貯留された第1の薬液を第2貯留タンク16と第1薬液清浄流路52との間で連続して循環することによってフィルター55でパーティクル等を除去する。
次に、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16に第2の薬液を供給する第2薬液供給工程S8を行う。この第2貯留タンク16を用いた第2薬液供給工程S8は、第1貯留タンク15を用いた第2薬液供給工程S3と同様の制御となっており、図5(c)に示すように、所定量の第2の薬液を第2薬液供給源29から第2貯留タンク16に供給する。
次に、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16に貯留した第1の薬液と第2の薬液とを混合しながら加熱して所定温度の処理液を生成する処理液生成工程S9を行う。この第2貯留タンク16を用いた処理液生成工程S9では、第1貯留タンク15を用いた処理液生成工程S4と同様の制御となっており、図5(d)に示すように、第1の薬液と第2の薬液を撹拌混合しながらヒーター56で加熱して所定温度の処理液を生成する。
次に、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に貯留した処理液を排出する処理液排出工程S10を行う。この第1貯留タンク15を用いた処理液排出工程S10では、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5の実行を中止し、図5(e)に示すように、流路切換器40をドレイン62と連通状態とし、第1貯留タンク15に貯留された処理液をドレイン62を介して外部に廃棄する。これにより、第1貯留タンク15は、処理液が排出され空の状態となる。
次に、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16から処理液を基板液処理部10に供給する処理液供給工程S11を行う。この第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11では、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5と同様の制御となっており、図5(f)に示すように、第2貯留タンク16に貯留された処理液を基板液処理部10に供給する。
このようにして基板液処理装置1では、第1貯留タンク15に貯留した処理液を廃棄する。その際に、基板液処理装置1では、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5を実行中に、第2貯留タンク16を用いて第1薬液供給工程S6、第1薬液清浄工程S7、第2薬液供給工程S8、処理液生成工程S9を実行している。そのため、その後に第1貯留タンク15を用いた処理液排出工程S10を実行した後に直ちに第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11を実行することができる。これにより、基板液処理装置1の基板液処理部10で基板3を処理することができない時間を短縮することができ、基板液処理装置1のスループットを向上させることができる。
基板液処理装置1は、第1貯留タンク15に貯留した処理液を廃棄した後に新規の処理液を補充する。その場合、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11を実行中に、図6(a)〜(d)に示すように、第1貯留タンク15を用いて第1薬液供給工程S12、第1薬液清浄工程S13、第2薬液供給工程S14、処理液生成工程S15を行う。なお、第1貯留タンク15を用いた第1薬液供給工程S12、第1薬液清浄工程S13、第2薬液供給工程S14、処理液生成工程S15は、上記第1薬液供給工程S1、第1薬液清浄工程S2、第2薬液供給工程S3、処理液生成工程S4と同様の制御となっている。
その後、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11の実行を中止し、図6(e)、(f)に示すように、第2貯留タンク16を用いた処理液排出工程S16と第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S17を行う。これにより、第2貯留タンク16に貯留した処理液を廃棄した後に直ちに第1貯留タンク15から処理液を基板液処理部10に供給する。なお、第2貯留タンク16を用いた処理液排出工程S16、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S17は、第1貯留タンク15を用いた処理液排出工程S10、第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11と同様の制御となっている。
このように、基板液処理装置1は、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S5を実行中に、第2貯留タンク16を用いて第1薬液供給工程S6、第1薬液清浄工程S7、第2薬液供給工程S8、処理液生成工程S9を実行し、その後、第1貯留タンク15を用いた処理液排出工程S10を実行し、その後、第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11を実行することによって、第2貯留タンク16に貯留する処理液の交換を行う。また、基板液処理装置1は、第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11を実行中に、第1貯留タンク15を用いて第1薬液供給工程S12、第1薬液清浄工程S13、第2薬液供給工程S14、処理液生成工程S15を実行し、その後、第2貯留タンク16を用いた処理液排出工程S16を実行し、その後、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S17を実行することによって、第1貯留タンク15に貯留する処理液の交換を行う。
そして、上記基板液処理装置1は、第1貯留タンク15の処理液交換と第2貯留タンク16の処理液交換とを連続して交互に行っている。この場合に、第2貯留タンク16を用いた第1薬液供給工程S6や第1貯留タンク15を用いた第1薬液供給工程S12の実行開始は、第1貯留タンク15を用いた処理液供給工程S17や第2貯留タンク16を用いた処理液供給工程S11の実行開始後であればよい。たとえば、第1貯留タンク15から処理液を排出する処理液排出工程S10や第2貯留タンク16から処理液を排出する処理液排出工程S16の実行開始時間を先に人為的又は自動的に設定し、その設定時間よりも所定時間(たとえば、20時間)前に第2貯留タンク16を用いた第1薬液供給工程S6や第1貯留タンク15を用いた第1薬液供給工程S12の実行を開始するようにしてもよい。さらに、設定時間よりも所定時間(たとえば、1時間)前に第2貯留タンク16を用いた第2薬液供給工程S8や第1貯留タンク15を用いた第2薬液供給工程S14の実行を開始し、その後、設定時間よりも所定時間(たとえば、30分)前に第2貯留タンク16を用いた処理液生成工程S9や第1貯留タンク15を用いた処理液生成工程S15の実行を開始するようにしてもよい。その際に、第2薬液供給工程S8,S14の開始から処理液供給工程S11,S17の開始までの間の時間よりも長く第1薬液清浄工程S7,S13を行うと、第1薬液に含有されるパーティクル等の除去が促進され、第1薬液を良好に清浄することができる。なお、第1薬液供給工程の開始は、上記したように設定時間を基準としてその設定時間よりも所定時間前に行われるように設定し、第2薬液供給工程や処理液生成工程は、第1薬液供給工程を開始する時間を基準としてその第1薬液供給工程の開始から予め設定した一定時間経過後(設定時間よりも前)に行われるように設定してもよい。
以上に説明したように、上記基板液処理装置1では、貯留タンク(15,16)に第1の薬液を供給した後に第1の薬液を清浄し、その後、貯留タンク(15,16)に第2の薬液を供給し、第1の薬液と第2の薬液とを混合して処理液生成しているために、処理液を劣化させることなく清浄(パーティクル除去)することができ、基板3を良好に液処理することができる。
また、上記基板液処理装置1では、図7に示すように、第1薬液供給工程、第1薬液清浄工程、第2薬液供給工程、処理液生成工程、処理液供給工程を順に行っていく中で、第2薬液供給工程を開始した後に(処理液生成工程の途中で)加熱手段による加熱を開始する。これにより、第1又は第2の薬液の熱による劣化を防止することができる。上記基板液処理装置1では、制御部11が加熱手段による加熱を開始するタイミングを基準として、そのタイミングよりも第1所定時間前に第1薬液供給工程(第1の薬液の供給)を開始するとともに、前記タイミングよりも第2所定時間前に第2薬液供給工程(第2の薬液の供給)を開始し、さらに、加熱開始後に処理液が所定の温度に達した時に処理液供給工程を開始するよう制御することもできる。この場合には、第1及び第2の薬液だけでなく処理液をも必要以上に加熱することがなく、第1の薬液、第2の薬液、処理液のいずれについても熱による劣化を防止することができるとともに、第1の薬液と第2の薬液との反応を防止することができるので、基板3をより一層良好に液処理することができる。
なお、処理液としては、第1の薬液と第2の薬液との混合液であれば洗浄液でもエッチング液などであってもよい。また、第1の薬液や第2の薬液は、1種類の有機薬液(水溶液を含む。)に限られず、複数種類の有機薬液の混合液であってもよい。第1の薬液としては、第2の薬液よりも含有されるパーティクル等の量が多い薬液であったり、時間の経過や第2の薬液との反応などによって劣化しやすい薬液が望ましい。
1 基板液処理装置
10 基板液処理部
11 制御部
13 処理液供給機構
14 処理液貯留部
15 第1貯留タンク
16 第2貯留タンク
17 第1薬液供給部
18 第2薬液供給部
51 薬液清浄部

Claims (16)

  1. 基板を処理液で処理する基板液処理部と、
    前記処理液を貯留する処理液貯留部と、
    前記処理液貯留部から前記基板液処理部に前記処理液を供給する処理液供給部と、
    前記処理液貯留部に第1の薬液を供給する第1薬液供給部と、
    前記処理液貯留部に第2の薬液を供給する第2薬液供給部と、
    前記処理液貯留部に貯留された薬液を循環させながら清浄する薬液清浄部と、
    前記処理液供給部と第1薬液供給部と第2薬液供給部と薬液清浄部を制御する制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、前記第1薬液供給部から前記処理液貯留部に前記第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行い、その後、前記第1の薬液を前記薬液清浄部で清浄する第1薬液清浄工程を行い、その後、前記第2薬液供給部から前記処理液貯留部に前記第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を前記処理液供給部から前記基板液処理部に供給する処理液供給工程を行うことを特徴とする基板液処理装置。
  2. 前記処理液貯留部に貯留された薬液を加熱する加熱手段を設け、
    前記制御部は、前記第2薬液供給工程を開始した後に前記加熱手段を駆動することを特徴とする請求項1に記載の基板液処理装置。
  3. 前記制御部は、前記第2薬液供給工程と前記処理液供給工程との間に第1の薬液と第2の薬液とを混合して処理液を生成する処理液生成工程を行い、その処理液生成工程の途中で前記加熱手段を駆動することを特徴とする請求項2に記載の基板液処理装置。
  4. 前記制御部は、前記加熱手段を駆動するタイミングを基準とし、前記タイミングよりも第1所定時間前に第1薬液供給工程を行うとともに、前記タイミングよりも第2所定時間前に第2薬液供給工程を行い、前記処理液生成工程で処理液が所定温度に達したときに前記処理液供給工程を開始することを特徴とする請求項3に記載の基板液処理装置。
  5. 前記制御部は、前記第2薬液供給工程の開始から前記処理液供給工程の開始までの間の時間よりも長く前記第1薬液清浄工程を行うことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の基板液処理装置。
  6. 前記処理液貯留部は、第1及び第2貯留タンクを有し、
    前記制御部は、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第2貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程、第1薬液清浄工程、第2薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程を終了した後に前記第2貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行うことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の基板液処理装置。
  7. 前記薬液清浄部は、前記第1及び第2貯留タンクに直結した共通の第1薬液清浄流路と、前記第1及び第2貯留タンクと前記処理液供給部との間に設けた第2薬液清浄流路とを有し、
    前記制御部は、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第1薬液清浄流路で前記第2貯留タンクに貯留した第1の薬液の清浄を行うとともに、前記第2薬液清浄流路で前記第1貯留タンクに貯留した処理液の清浄を行うことを特徴とする請求項6に記載の基板液処理装置。
  8. 前記制御部は、
    前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行い、
    前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の後に、前記第1貯留タンクに貯留された処理液を排出する処理液排出工程を行い、その後、前記第1貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程を行い、
    前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の所定時間前に、前記第1貯留タンクを用いて前記第2薬液供給工程を行うことを特徴とする請求項6に記載の基板液処理装置。
  9. 貯留タンクに第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程を行い、その後、前記貯留タンクに第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行い、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を供給する処理液供給工程を行って前記処理液で基板を液処理することを特徴とする基板液処理方法。
  10. 前記第2薬液供給工程を開始した後に前記第1及び第2の薬液(処理液)を加熱することを特徴とする請求項9に記載の基板液処理方法。
  11. 前記第2薬液供給工程と前記処理液供給工程との間に第1の薬液と第2の薬液とを混合して処理液を生成する処理液生成工程を行い、その処理液生成工程の途中で前記処理液を加熱することを特徴とする請求項10に記載の基板液処理方法。
  12. 前記処理液を加熱するタイミングを基準として、前記タイミングよりも第1所定時間前に第1薬液供給工程を行うとともに、前記タイミングよりも第2所定時間前に第2薬液供給工程を行い、前記処理液生成工程で処理液が所定温度に達したときに前記処理液供給工程を開始することを特徴とする請求項11に記載の基板液処理方法。
  13. 前記第2薬液供給工程の開始から前記処理液供給工程の開始までの間の時間よりも長く前記第1薬液清浄工程を行うことを特徴とする請求項9〜請求項12のいずれかに記載の基板液処理方法。
  14. 前記貯留タンクとして第1及び第2貯留タンクを用い、前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行っている間に、前記第2貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程、第1薬液清浄工程、第2薬液供給工程を行い、前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程を終了した後に前記第2貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行うことを特徴とする請求項9〜請求項13のいずれかに記載の基板液処理方法。
  15. 前記第1貯留タンクを用いて前記処理液供給工程を行い、
    前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の後に、前記第1貯留タンクに貯留された処理液を排出する処理液排出工程を行い、その後、前記第1貯留タンクを用いて前記第1薬液供給工程を行い、
    前記第1貯留タンクを用いた前記処理液供給工程の所定時間前に、前記第1貯留タンクを用いて前記第2薬液供給工程を行う
    ことを特徴とする請求項9〜請求項14のいずれかに記載の基板液処理方法。
  16. 基板液処理装置に基板の液処理を実行させる基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、
    貯留タンクに第1の薬液を供給する第1薬液供給工程を行わせ、その後、第1の薬液を清浄する第1薬液清浄工程を行わせ、その後、前記貯留タンクに第2の薬液を供給する第2薬液供給工程を行わせ、その後、第1の薬液と第2の薬液とで混合された処理液を供給する処理液供給工程を行わせて前記処理液で基板を液処理させることを特徴とする基板液処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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