JP2015199338A - 液体収容体 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体を収容する袋部を巻回し易い液体収容体を提供する。
【解決手段】液体収容体31は、液体収容袋13及び口栓7を備えている。液体収容袋13は、シート13A,13Bによって形成されている。口栓7は、液体収容袋13の第一端部131に接続されている。液体収容袋13は、液体収容部133と延伸部134とを備えている。液体収容部133は、第一端部131を含む位置に設けられている。液体収容部133は、液体が収容される部位である。延伸部134は、第一端部131の反対側の第二端部132において液体収容部133に接続され、延伸方向に延びる。延伸部134には液体が収容されない。延伸部134における延伸方向の長さは、縁部135,136における直交方向の長さより長い。
【選択図】図5

Description

本発明は、液体を内部に収容する液体収容体に関する。
従来、液体を収容する袋部に口栓が接続された液体収容体が知られている。例えば、特許文献1に記載のインク容器は、インク供給口が取り付けられたインク収容部を備えている。インク収容部には、付勢部材が装着されている。付勢部材がインク収容部を巻回することで、インク収容部に残存するインクがインク供給口に向けて集められ、外部に導出される。
特開2002−361882号公報
付勢部材によってインク収容部を巻回する場合の他に、作業者がインク収容部をインク供給口に向けて手で巻回し、インクをインク供給口から導出させることも考えられる。しかしながら、インク収容部における巻き初めの部分にはインクが収容されているため、インク収容部の巻き初めの部分に、インクが残り易かった。このため、巻回されたインク収容部にインクが巻き込まれ、巻回されたインク収容部の径が大きくなり、インク収容部を巻回し難くなる場合があった。
本発明の目的は、液体を収容する袋部を巻回し易い液体収容体を提供することである。
本発明に係る液体収容体は、可撓性を有する2層のシートで形成された袋部と、前記袋部の第一端部に接続された口栓と、前記袋部における前記第一端部を含む位置に設けられ、液体が収容される液体収容部と、前記袋部における前記液体を収容しない部位であって、前記袋部の前記第一端部の反対側の第二端部において前記液体収容部に接続され、前記第一端部から第二端部に向かう延伸方向に延びる延伸部と、前記液体収容部に設けられ、前記延伸方向と直交する直交方向において前記2層のシートが互いに接続された縁部とを備え、前記延伸部における前記延伸方向の長さは、前記縁部における前記直交方向の長さより長い。この場合、巻き初めの部分となる延伸部には、液体が収容されていない。よって、巻き初めの部分に液体が残らない。さらに、液体が収容されていない延伸部から、液体が収容されている液体収容部に向けて巻回されるので、液体が収容されている液体収容部から巻回され始める場合に比べて、液体収容部における口栓とは反対側の端部の液体が、口栓側に押されやすい。このため、巻回された液体収容部に液体が残り難い。よって、巻回された袋部に液体が巻き込まれ、巻回された袋部の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、作業者は、液体を収容する袋部を巻回し易い。
前記液体収容体において、前記延伸部は、前記延伸方向に向かうほど、前記直交方向における前記延伸部の長さを短くするテーパ部を備えてもよい。この場合、テーパ部が設けられているので、テーパ部が設けられていない場合に比べて、延伸部における延伸方向の端部の直交方向の長さが短くなる。よって、袋部が巻回される場合に、延伸部の直交方向の端部が折れ曲がって巻き込まれ、巻回された袋部の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、作業者は袋部を巻回し易い。
前記液体収容体は、前記延伸部における前記延伸方向側の端部に設けられ、前記2層のシートによって形成された開口部を備えてもよい。延伸部に開口が設けられているので、延伸部周囲全体を接続する場合に比べて接続される部位が少なくなり、延伸部に空気が残り難い。さらに、延伸部が巻回される場合に、開口部の内側に残った空気が開口部から袋部の外側に排出され易い。故に、延伸部に空気が残り難い。よって、延伸部に空気が残り、巻回された袋部の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、作業者は袋部を巻回し易い。
前記液体収容体において、前記延伸部は、前記直交方向における前記縁部の位置より内側に、前記延伸方向に延び、前記2層のシートを互いに接続する複数の第一接続部を備えてもよい。この場合、作業者は、開口部から、複数の第一接続部の間において2層のシートによって形成される空間に、開口部から芯材を入れて、袋部を巻回することができる。よって、作業者は袋部を巻回し易い。また、第一接続部が設けられていない場合に比べて、2層のシートによって形成される空間における直交方向の長さが短くなる。よって、2層のシートが互いに離れる場合における2層のシート相互間の距離が短くなり、開口部から空間に挿入された芯材が外れ難くなる。
前記液体収容体において、前記複数の第一接続部相互間の長さは、前記延伸部の前記延伸方向の長さより小さくてもよい。この場合、第一接続部相互間の長さが延伸部の延伸方向の長さ以上である場合に比べて、第一接続部相互間における2層のシートによって形成される空間が、延伸方向に長くなる。よって、開口部から複数の第一接続部の間に芯材を入れた場合に、芯材が2層のシートによって形成される空間から外れ難くなる。よって、作業者は、液体収容袋を巻回し易い。
前記液体収容体において、前記延伸部における外側の面の摩擦係数は、前記液体収容部における外側の面の摩擦係数より大きくてもよい。この場合、延伸部における外側の面の摩擦係数が、液体収容部における外側の面の摩擦係数以下の場合に比べて、芯材を延伸部における外側の面に接触させて袋部を巻き取る場合に、延伸部が芯材に対して滑り難い。また、作業者が手で袋部を巻き取る場合に、巻き初めの延伸部が滑り難い。よって、作業者は袋部を巻回し易い。
前記液体収容体は、前記延伸部における外側の面に接着部材を備えてもよい。この場合、接着部材が設けられていない場合に比べて、芯材を延伸部の外側の面に接触させて袋部を巻き取る場合に、延伸部が芯材に対して滑りにくい。よって、作業者は袋部を巻回し易い。
前記液体収容体は、前記口栓における前記延伸方向の端部に設けられ、前記2層のシートの間に配置されて前記液体収容部の内部に挿通される挿通部と、前記挿通部に沿って湾曲することで前記2層のシートが互いに離れる方向に湾曲して形成された領域であって、前記挿通部より前記延伸方向に延びる湾曲領域とを備えてもよい。この場合、湾曲領域が設けられているので、作業者は、袋部を巻回する場合に、巻回を終了させる位置を把握し易い。故に、作業者は袋部を巻回し易い。
前記液体収容体は、前記第一端部に設けられ、前記挿通部の前記直交方向側において前記2層のシートを互いに接続する第二接続部と、前記第二接続部の角部であって、前記袋部における前記直交方向の内側且つ前記延伸方向側に位置する角部とを備え、前記角部の前記延伸方向における位置は、前記挿通部の前記延伸方向の端部と前記湾曲領域の前記延伸方向の端部との間にあってもよい。この場合、挿通部の延伸方向の端部より延伸方向の反対方向側に角部が設けられている場合に比べて、挿通部より延伸方向側で袋部の巻回が終了された場合に、液体収容部に残る液体の量を低減できる。
前記液体収容体において、前記第二接続部における前記延伸方向側の辺は、前記直交方向において前記辺が夫々離隔する方向に向かうほど前記延伸方向に位置するように傾いてもよい。この場合、前記第二接続部における前記延伸方向側の辺が単に直交方向に延びる場合に比べて、液体が辺に沿って挿通部に流れやすい。故に、液体収容部に残る液体の量を低減できる。
プリンタ1の斜視図である。 カートリッジ3が装着されたカートリッジ装着部8の斜視図である。 カートリッジ3の斜視図である。 第二ケース60が第一ケース33に対して第二方向に移動したカートリッジ3の斜視図である。 液体収容体31の平面図である。 液体収容体31の左側面図である。 液体収容体31の正面図である。 ケース32の分解斜視図である。 第一ケース33の前端部の斜視図である。 カートリッジ3の前端部の底面図である。 図3のA−A線矢視方向断面図である。 第二ケース60の斜視図である。 第一表示部473と第二表示部483との図示を省略したカートリッジ3の正面図である。 液体収容体31が装着された第一ケース33の前端部の斜視図である。 カートリッジ3の状態の変化を示す図3のB−B線矢視方向断面図である。 図15の続きの断面図である。 作業者が液体収容袋13を巻いた状態を示す液体収容体31の左側面図である。 作業者が板状部材972を使用して液体収容袋13を巻いた状態を示す液体収容体31の左側面図である。 変形例に係る押圧壁部67Aの底面図である。 変形例に係る押圧壁部67Bの底面図である。 変形例に係る液体収容体311の底面図である。
本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。まず、図1及び図2を参照して、プリンタ1の概略構成について説明する。以下の説明では、図1の上方、下方、右下方、左上方、右上方、及び左下方を、各々、プリンタ1の上方、下方、右方、左方、後方、及び前方と定義して説明する。
図1に示すように、プリンタ1は、印刷媒体であるTシャツ等の布帛(図示外)に対して、液体であるインクを吐出することで印刷を行うインクジェットプリンタである。プリンタ1は、紙等を印刷媒体としてもよい。本実施形態においては、プリンタ1は、互いに異なる5種のインク(ホワイト(W)、ブラック(K)、イエロー(Y)、シアン(C)、及びマゼンタ(M))を下方へ向けて吐出することで、印刷媒体にカラー画像の印刷を行うことができる。
プリンタ1は、筐体2、プラテン駆動機構6、プラテン5、トレイ4、枠体10、ガイドシャフト9、レール11、キャリッジ20、支持部(図示略)、ヘッドユニット100,200、駆動ベルト101、及び駆動モータ19を主に備える。
筐体2は、左右方向を長手方向とする略直方体状である。筐体2の右部の前側には、プリンタ1の操作を行うための操作部(図示略)が設けられている。操作部は、ディスプレイ及び操作ボタンを備える。ディスプレイは、各種情報を表示する。操作ボタンは、ユーザがプリンタ1の各種動作に関する指示を入力する際に操作される。
プラテン駆動機構6は、前後方向に延びる一対のガイドレール(図示略)を内部に備える。一対のガイドレールは、プラテン5、及びトレイ4を前後方向に搬送可能に支持する。プラテン駆動機構6は、後端部に設けられたモータ(図示外)を駆動源として、プラテン5及びトレイ4を、一対のガイドレールに沿って筐体2の前後方向に移動する。プラテン5は、筐体2の前後方向を長手方向とする平面視略長方形状の板状である。プラテン5は、後述する枠体10の下方に設けられている。プラテン5の上面には、例えばTシャツ等の布帛からなる印刷媒体が載置される。トレイ4は、平面視矩形状であり、プラテン5の下方に設けられている。トレイ4は、ユーザがTシャツ等をプラテン5に載置する際に、Tシャツのそで等を受けることで、当該そで等が筐体2内部に落ちないように保護する。
枠体10は、平面視略長方形状の枠状である。枠体10は、筐体2の上部に設置される。枠体10は、ガイドシャフト9と、レール11とを内側において夫々支持する。ガイドシャフト9は、左右方向に延びる軸部材である。レール11は、ガイドシャフト9に対向して配置され、左右方向に延びる棒状部材である。ガイドシャフト9とレール11とは、互いに前後方向に離間している。
キャリッジ20は、ガイドシャフト9に沿って左右方向に搬送可能に支持されている。ヘッドユニット100,200は、キャリッジ20に搭載される。ヘッドユニット100,200夫々の底面には、ヘッド部(図示略)が設けられている。該ヘッド部は複数個の微細なノズルを備えており、圧電素子の駆動によりノズルから下向きにインクの液滴を吐出する。
駆動ベルト101は、枠体10の内側において、左右方向に沿って架け渡される帯状である。駆動ベルト101は、可撓性を有する樹脂製である。駆動モータ19は、枠体10の内側の前方右側に設けられる。駆動モータ19は、前後方向においてガイドシャフト9とレール11との間に設けられる。駆動モータ19は、正逆回転可能であり、駆動ベルト101を介して、キャリッジ20と連結されている。駆動モータ19が駆動ベルト101を駆動させると、キャリッジ20が左右方向(主走査方向)に往復移動し、ヘッドユニット100,200夫々のヘッド部が左右方向に往復移動する。プラテン5が、印刷媒体を前後方向(搬送方向、副走査方向)に搬送し、左右方向に往復移動するヘッド部からインクが吐出されることで、プリンタ1による印刷媒体への印刷が行われる。
プリンタ1の右側には、図2に示すカートリッジ装着部8が設けられている。カートリッジ装着部8は、図示略の筐体によって支持されている。ヘッドユニット100,200の夫々のヘッド部には、カートリッジ装着部8に装着されたカートリッジ3からインクが供給される。カートリッジ装着部8には、複数(本実施形態では、6つ)のカートリッジ3をセット可能である。カートリッジ装着部8の前部に設けられた枠部38には、カートリッジ3を出し入れ可能な上下方向に3列、左右方向に2列の開口部120が設けられている。カートリッジ3がカートリッジ装着部8に装着されると、カートリッジ3に収容された液体収容体31の口栓7(図3参照、後述)に配置されたゴム栓(図示略)に、液体収容体31から液体を導出するための中空針(図示略)が刺さる。これによって、カートリッジ3はカートリッジ装着部8にセットされる。
図3〜図16を参照し、カートリッジ3について説明する。以下の説明では、図3の上方、下方、右下方、左上方、右上方、及び左下方を、各々、カートリッジ3の上方、下方、前方、後方、右方、及び左方と定義して説明する。図3及び図4に示すように、カートリッジ3は、液体収容体31と、液体収容体31を内部に収容するケース32とを備えている。
図4及び図5に示すように、液体収容体31は、液体収容袋13及び口栓7を備えている。図5及び図6に示すように、液体収容袋13は、可撓性を有する長方形状の樹脂性の2枚のシート13A,13Bを、夫々の一面同士が対向した状態で重ね合わせ、周縁部分を熱溶着(熱シール)によって接続することで形成された袋状の容器である。液体収容袋13は前後方向に延びる。以下の説明において、液体収容袋13の前端部を第一端部131といい、第一端部131の反対側の後端部を第二端部132という。第一端部131から第二端部132に向かう後方向を「延伸方向」という場合があり、延伸方向に直交する左右方向を「直交方向」という場合がある。
液体収容袋13について詳述する。図5に示すように、液体収容袋13は、液体収容部133、及び延伸部134を備えている。液体収容部133は、第一端部131を含んで後方に延びる。液体収容部133の内部には、液体が収容される。液体には、インク、及び、布帛が染められた色を脱色する抜染材等、種々の液体を用いることができる。本実施形態における液体は、インクであるとする。
延伸部134は、液体収容袋13におけるインクを収容しない部位である。延伸部134は、液体収容袋13の第二端部132側において液体収容部133に接続される部位であり、液体収容部133から延伸方向に延びる。液体収容部133における直交方向の端部において、2枚のシート13A,13Bが互いに熱溶着により接続された部位を縁部135,136という。液体収容部133における延伸方向の端部において、2枚のシート13A,13Bが互いに直交方向に熱溶着により接続された部位を後縁部142という。縁部135,136は、延伸部134まで延びている。延伸部134における延伸方向の長さL1は、縁部135,136における直交方向の長さL2より長い。
延伸部134は、テーパ部137,138、第一接続部140,141、及び開口部143,144,145を備えている。テーパ部137,138は、延伸方向に向かうほど、直交方向における延伸部134の長さを短くする部位である。延伸部134の延伸方向の端部における直交方向の中央部139は、直交方向と平行である。
第一接続部140,141は、延伸部134において、2枚のシート13A,13Bが互いに熱溶着により接続された部位である。第一接続部140,141は、直交方向における縁部135,136の位置より内側に設けられている。より詳細には、第一接続部140は、後縁部142から延伸方向に延び、中央部139の右端部に接続されている。第一接続部141は、後縁部142から延伸方向に延び、中央部139の左端部に接続されている。2つの第一接続部140,141相互間の長さL3は、延伸部134の延伸方向の長さL1より小さい。
開口部143,144,145は、延伸部134における延伸方向側の端部に設けられた、2枚のシート13A,13Bの間の部位である。言い換えると、開口部143,144,145は、延伸部134における延伸方向側の端部におけるシート13A,13Bが接続されていない部位である。開口部143は、テーパ部137に位置している。開口部144は、中央部139において第一接続部140,141の間に位置している。開口部145は、テーパ部138に位置している。
第一端部131におけるシート13A,13Bの間には、口栓7の挿通部76(後述)が挿通されている。第一端部131には、挿通部76に沿って湾曲することでシート13A,13Bが互いに離れる方向(上下方向)に湾曲して形成された湾曲領域146が設けられている。湾曲領域146は、挿通部76よりも延伸方向に延びる。
第一端部131には、2枚のシート13A,13Bを互いに熱溶着によって接続する第二接続部147.148が設けられている。第二接続部147,148は、挿通部76の直交方向側に設けられており、平面視で略矩形状の形状をしている。第二接続部147,148は、夫々、液体収容袋13における直交方向内側且つ延伸方向側に位置する角部154,155を備えている。角部154,155は、丸みを有している。角部154,155は、延伸方向において、挿通部76の延伸方向の端部762と湾曲領域146の延伸方向の端部156との間に位置している。第二接続部147,148の夫々における延伸方向側の辺を辺150,151という。辺150,151は、直交方向において、延伸方向の辺150,151のそれぞれが離隔する方向に向かうほど、延伸方向に位置するように傾いている。
口栓7について説明する。図5及び図6に示すように、口栓7は、液体収容袋13の第一端部131に接続され、軸線X方向である前後方向に延びる。軸線X方向は、延伸方向と平行である。図5に示すように、口栓7は、先端部713、第一口栓突出部83、第二口栓突出部85、ホルダ90、電気基板98、及び挿通部76を備えている。口栓7の前側の先端部713は、軸線X方向である前後方向に延びる円筒状である。図7に示すように、口栓7において、先端部713の正面視中央から後方に向けて、中空部712が設けられている。中空部712は、液体収容部133の内部と口栓7の外部とを連通する。図示しないが、中空部712の軸線X方向の一部には、ゴム栓が配置されており、液体収容部133内のインクが漏れないように封止されている。
図5に示すように、第一口栓突出部83、第二口栓突出部85、及びホルダ90は、先端部713の後側に設けられている。図7に示すように、第一口栓突出部83は、口栓7の右部に設けられている。第一口栓突出部83は、下方に延びた後、右斜め下方に延び、下端が下方に延びる。第一口栓突出部83の下端部の右部には、右方に突出する第一係合爪834が設けられている。
第二口栓突出部85は、口栓7の左部に設けられている。第二口栓突出部85は、板状部材によって形成されており、口栓7に向かう右方向に弾性変形する。第二口栓突出部85は、下方向に延び、下端部で屈曲して上側に延びる。第二口栓突出部85の左側面には、左方に突起する第二係合爪856が設けられている。
第一口栓突出部83がケース32の第一開口部372(図9参照、後述)に係合し、第二口栓突出部85がケース32の第二開口部391(図9参照、後述)に係合することで、液体収容体31がケース32に装着される(図4参照)。
図5に示すように、ホルダ90は、口栓7の上部に設けられている。ホルダ90の上面には、開口部であるホルダ開口901が設けられている。ホルダ90は、電気基板98を保持し、ホルダ開口901から電気基板98の上面を露出させる。ホルダ90の延伸方向側には、載置部75が設けられている。載置部75は口栓7の周囲から外側に突出する鍔状である。
挿通部76は、口栓7における延伸方向の端部に設けられている。挿通部76は、延伸方向に延びる円筒状であり、2枚のシート13A,13Bの間に配置されて液体収容部133の内部に挿通される。シート13A,13Bは、挿通部76に熱溶着される。
ケース32について説明する。以下の説明において、前方向を「第一方向」という場合があり、第一方向の反対方向である後方向を「第二方向」という場合がある。また、後述する第一内面344と第二内面644とが対向する上下方向を「対向方向」という場合がある。
図3に示すように、ケース32は、全体として前後方向に長い箱状の外観を有し、第一方向側の端部に開口部である端部開口部321を備えている。図3、図4、及び図8に示すように、ケース32は、第一ケース33、第二ケース60、軸部43、弾性部材45、及び検出部46を含む。第一ケース33は、液体収容体31を支持する。第二ケース60は、第一ケース33の上側に配置される。第二ケース60は、第一ケース33に対して第一方向及び第二方向にスライド移動可能である(図3及び図4参照)。
図8に示すように、第一ケース33は、支持壁部34、一対の側壁51,52、後壁部334、ケース凹部335、及び装着部336(図10参照)を備えている。支持壁部34は、後端側から第一方向に延びる上側の第一内面344と第一内面344の反対側の第一外面345とを備えている。前述の直交方向は、第一内面344に平行且つ第一方向と直交する方向と同じ方向である。一対の側壁51,52は、第一内面344の直交方向の端部から上方に延び、第一ケース33における直交方向の側壁を形成する。後壁部334は、第一内面344の後端部から上方に延びる。後壁部334の直交方向の端部には、後壁部334の上端から下方に延びるスリット351,352が設けられている。第二ケース60が第一ケース33に対して第二方向にスライド移動する場合、第二ケース60に設けられた突出壁部65、66(図11参照、後述)が、スリット351,352の内側を通過する。第一ケース33の第一方向の端部には、壁部が設けられておらず、開口している。
図8及び図9に示すように、支持壁部34の第一方向側の端部における左右方向中央には、平面視矩形状に第二方向に向かって凹んだ凹部341が設けられている。第一外面345には、上方向に凹む2つの溝部361,362が設けられている。溝部361は、凹部341の左側に設けられ、支持壁部34の前端から後端のやや前側まで延びる。溝部362は、凹部341の右側に設けられ、支持壁部34の前端から後端のやや前側まで延びる。第一内面344における溝部361,362の上側の部位は、第一外面345に溝部361,362が設けられることによって、上方に突出した突出部363,364である。
図9に示すように、凹部341の後側には、口栓7を支持する口栓支持部37が設けられている。口栓支持部37は、第一開口部371,372、開口壁部381,382、第一支持部346、及び第二支持部347を含む。第一開口部371、372は、夫々、溝部361,362の前部において、支持壁部34が平面視矩形状に上下方向に貫通されて形成されている(図9及び図10参照)。開口壁部381,382は、突出部363,364に設けられ、上方に延びる。開口壁部381,382は、夫々、直交方向内側に、側面視矩形状の第二開口部391,392を備えている。第一開口部371,372は、夫々、第二開口部391,392の内側に位置している。
液体収容体31が第一ケース33に装着された場合、口栓7の第一口栓突出部83の下端が第一開口部372から突出し、溝部362に配置される。第一係合爪834は、溝部362に係合する(図10参照)。また、第二係合爪856が第二開口部391に係合する。なお、第一開口部371,372は、第一支持部346(後述)を中心として直交方向に対称に設けられている。また、第二開口部391,392は、第一支持部346を中心として直交方向に対称に設けられている。このため、例えば、口栓7が、第一口栓突出部83を左側に配置し、第二口栓突出部85を右側に配置した口栓である場合、第一口栓突出部83は第一開口部371に係合し、第二口栓突出部85は第二開口部392に係合する。
図9に示すように、第一支持部346は、支持壁部34において凹部341の第二方向側、且つ、直交方向における溝部361と溝部362との間に設けられている。第一支持部346は、上方に突出する平面視矩形状の部位である。第一支持部346は、口栓7の底面を支持する。第一支持部346の第二方向側には、第二支持部347が設けられている。第二支持部347は、支持壁部34から上方に延びる左右方向に長い壁部であり、その上端が正面視U字状に下方に凹んでいる。第二支持部347の前後方向中央部には、左右方向に亘って下方に凹んだ凹部348が設けられている。第二支持部347の凹部348に、口栓7の載置部75(図5参照)の下端が配置されることで、口栓7が支持される。
ケース凹部335は、口栓支持部37の第二方向側に設けられている。図8に示すように、ケース凹部335は、突出部363,364の間の下方に凹む凹部である。ケース凹部335は、支持壁部34の後端部のやや前側から第一方向に延びる。弾性部材45は、ケース凹部335の内側に配置され、第一内面344に支持される。弾性部材45は、変動荷重の板バネである。
図10に示すように、装着部336は、口栓支持部37の第二方向側において、第一外面345が上方に凹むことで形成されている。装着部336は、第一外面345から下方に突出する2つの凸部337を備えている。2つの凸部337は直交方向に並んでいる。
ケース凹部335(図8参照)において、装着部336の第二方向側には、支持壁部34を上下方向に貫通する開口部である装着開口部339(図10参照)が設けられている。弾性部材45の第一方向側の端部には、直交方向に並ぶ2つの丸孔部451が設けられている。ケース凹部335に配置される弾性部材45の第一方向側の端部は、装着開口部339を介して第一外面345側に配置され、2つの丸孔部451内に2つの凸部337が挿通される。これによって、弾性部材45が装着部336に装着される。図4及び図8に示すように、弾性部材45は第二方向に延び、第二方向側の端部が軸部43に巻回される。弾性部材45は、第一方向に復元力を生じるように付勢される。このため、弾性部材45は、軸部43を第一方向に付勢する。
一対の側壁51,52について詳述する。なお、図11においては、液体収容袋13の図示は省略している。図8及び図11に示すように、左側の側壁51は、第一部位511、第二部位512、及び第三部位513を備えている。右側の側壁52は、第一部位521、第二部位522、及び第三部位523を備えている。第一部位511,521は、夫々、対向方向において側壁51,52の下端部から中央部の間をなす壁部であり、第一ケース33における直交方向の端部が第一方向に亘って上方に突出する部位である。後述するが、第一部位511,521の上端は、第二ケース60の突出壁部65,66との間で軸部43の突出端部431,432を挟んで支持する(図11参照)。
第二部位512,522は、第一部位511,521の上端から、直交方向に突出する部位である。第三部位513,523は、夫々側壁51,52の中央部から上端部の間をなす壁部であり、第二部位512,522の直交方向の端部から上方に延びる。
軸部43について説明する。図8及び図11に示すように、軸部43は、直交方向に延びる。軸部43は、外周面433が周方向に平滑な円柱である。軸部43は、突出端部431,432と軸凹部434とを備えている。突出端部431,432は、軸部43の直交方向の一対の端部の夫々から、直交方向に突出する。軸凹部434は、軸部43の外周面において、直交方向の中央部に設けられ、軸部43の内側に向かって凹む凹部である。弾性部材45における第二方向側の端部は、軸凹部434に巻回される。
図11に示すように、突出端部431,432は、第一ケース33の第一部位511,521と、第二ケース60の突出壁部65,66(後述)との間に配置される。軸部43が弾性部材45の付勢力によって移動する場合、突出端部431,432は、第一部位511,521と突出壁部65,66とによって形成される、前後方向に延びる移動経路53(図11及び図15(A)参照)に沿って移動する。
軸部43は、液体収容袋13を巻き取ってインクを口栓7へ向けて集めながら第一方向に進む。即ち、軸部43が第一方向にあればあるほど、液体収容部133内のインクの残量が少なくなる。このため、軸部43の第一方向の位置を表示すれば、液体収容部133内のインクの残量を表示することができる。ケース32には、インクの残量を表示するための検出部46(図14参照)が設けられている。図8及び図14に示すように、検出部46は、第一側板部47、第二側板部48、及び巻バネ461を備えている。第一側板部47は、第一方向の端部に第一表示部473を備えている。第二側板部48は、第一方向の端部に第二表示部483を備えている。巻バネ461は、第一側板部47と第二側板部48とに架設される。軸部43の第一方向に移動に伴い、突出端部432が第一側板部47と第二側板部48とに当接し、第一表示部473と第二表示部483との対向方向の位置が移動する。これによって、ケース32は、インクの残量を表示できるが、詳細な説明は省略する。
第二ケース60について説明する。なお、図13においては、第一表示部473及び第二表示部483(図14参照)の図示を省略している。図8、図11〜図13に示すように、第二ケース60は、上壁部64、一対の側壁61,62、突出壁部65,66(図11参照)、溝部611,612(図11参照)、及び押圧壁部67,68(図12参照)を備えている。上壁部64は、後端部から第一方向に延びる。上壁部64は、上壁部64の底面である第二内面644と、第二内面644の反対側の第二外面645とを備えている。図8に示すように、第一ケース33の第一内面344と第二ケース60の第二内面644とは、互いに対向方向に対向する。第二外面645の第二方向側の端部には、第一内面344側である下方に凹む凹部である外面凹部641が設けられている。外面凹部641は、平面視で直交方向に長い矩形状である。作業者が第二ケース60を第一ケース33に対してスライド移動させる場合、作業者は、例えば、外面凹部641に指を入れて、第二ケース60を移動させる。
一対の側壁61,62は、夫々、第二内面644の直交方向の端部から下方に延びる。図12及び図13に示すように、一対の側壁61,62における第一ケース33の第一内面344側である下端部には、夫々、先端壁部613,623が複数設けられている。先端壁部613,623は、夫々、側壁61,62から直交方向内側に向けて突出する。
図13に示すように、第二ケース60が第一ケース33に装着された場合、第二ケース60の一対の側壁61,62は、第一ケース33の一対の側壁51,52の外側に配置される。すなわち、第一ケース33は内ケースであり、第二ケース60は外ケースである。また、側壁51,52の第二部位512,522が、夫々、先端壁部613,623における第二内面644側の面である上面614,624に対向して配置される。これによって、第二部位512,522と先端壁部613,623とが互いに係合する。
図12に示すように、第二ケース60における第一方向側の端部には、前後方向に開口する開口部642が設けられている。第二ケース60における第二方向側の端部には、前後方向に開口する開口部643が設けられている。
図11に示すように、突出壁部65,66は、夫々、側壁61,62の直交方向内側において、側壁61,62に対向して設けられた壁部である。突出壁部65,66は、第一方向に亘って第二内面644から第一内面344に向かって延びる(図12参照)。溝部611は、突出壁部65と側壁61とが互いに離間することで形成された、上方に凹む溝である。溝部612は、突出壁部66と側壁62とが互いに離間することで形成された、上方に凹む溝である。第一ケース33の一対の側壁51,52の第三部位513,523は、夫々、溝部611,612の内側に配置される。
図12に示すように、押圧壁部67,68は、第二内面644の第一方向の端部から第一内面344側である下方に突出する。押圧壁部67,68は、後述する第二位置にある軸部43よりも第一方向側に位置している(図15(A)参照)。図13に示すように、押圧壁部67,68は、第二ケース60における直交方向の端部に設けられ、直交方向において弾性部材45を挟んで配置されている。図12及び図13に示すように、押圧壁部67は、第一壁部671と2つの第二壁部672とを備えている。押圧壁部68は、第一壁部681と2つの第二壁部682とを備えている。第一壁部671,681は、夫々、直交方向と平行な平面を有し、軸部43と対向する壁部である。2つの第二壁部672は、第一壁部671の直交方向中央部と右端部とから第一方向に突出する。2つの第二壁部682は、第一壁部681の直交方向の端部から第一方向に突出する。
作業者が、ケース32を組み立て、ケース32に液体収容体31を装着し、カートリッジ装着部8に装着する作業について説明する。例えば、カートリッジ3の生産工場においてカートリッジ3が生産される場合、また、プリンタ1を使用する工場又は家庭においてカートリッジ3が使用される場合に、ケース32の組み立て及び液体収容体31のケース32への装着の作業が行われる。また、例えば、プリンタ1を使用する工場又は家庭において、カートリッジ3内の液体収容体31を交換する場合に、使用済みの液体収容体31がケース32から取り外された後、新たな液体収容体31がケース32に装着される。以下の説明において、図15(B)に示すように、軸部43の移動範囲のうち、最も第二方向側の位置を第一位置という。また、図15(A)に示すように、第一位置よりも第一方向側の移動範囲のうち、最も第一方向側の位置を第二位置という。なお、図15及び図16は、図面を簡略化して表しており、検出部46等の図示は省略している。図15及び図16においては、押圧壁部67,68のうち、押圧壁部68のみを図示している。また、移動経路53は、図15(A)のみに図示しており、図15及び図16における他の図においては図示を省略している。
図8に示すように、ケース32が組み立てられる場合、弾性部材45が第一ケース33のケース凹部335に配置される。弾性部材45の第一方向側の端部は装着部336に装着され、第二方向側の端部は軸部43の軸凹部434に巻き付けられる。軸部43の突出端部431,432が第一部位511,521の上側に置かれ、軸部43が第一ケース33に配置される。第二ケース60が、第一ケース33の第一方向側から、第二方向にスライド移動されながら、第一ケース33の上方に配置される。このとき、軸部43の突出端部431,432が第一ケース33の第一部位511,521と、突出壁部65,66との間に配置される。そして、第二ケース60が第一ケース33に対して第二方向にスライド移動され、検出部46が第一ケース33に配置される。以上のように、ケース32が組み立てられる。なお、各部材を組み立てる順番は任意であり、上記の順番に限定されない。
図15(A)に示すように、液体収容体31がケース32に装着されていない場合、弾性部材45の付勢力によって、軸部43が第二位置まで移動している。第二ケース60の押圧壁部67,68は、軸部43の第一方向側に位置している。図15(B)に示すように、作業者は、第二ケース60を第一ケース33に対して第二方向にスライド移動させ、ケース32の蓋をなす第二ケース60が開いた状態にする。第二ケース60のスライド移動に伴い、押圧壁部67,68によって軸部43が第二方向に押され、第一位置まで移動する。
作業者は、液体収容体31の口栓7を把持し、第二口栓突出部85を口栓7側に弾性変形させる。そして、図15(C)に示すように、第一ケース33の上方から、液体収容体31を第一ケース33に配置する。このとき、第一口栓突出部83は第一開口部372から下方に突出し、下端部が溝部362内に配置される(図13参照)。第一口栓突出部83の第一係合爪834が、溝部362における第一外面345側に係合する(図13参照)。口栓7の底面が、第一支持部346及び第二支持部347に支持される。第二口栓突出部85の第二係合爪856が、第二開口部391(図9参照)に係合する。第二口栓突出部85は、弾性変形した状態で第二開口部391に係合する。これによって、口栓7が口栓支持部37に支持される。
図15(C)に示すように、対向方向において、口栓支持部37に支持された口栓7の中心位置(軸線Xに示す位置)は、弾性部材45における第一内面344側の下端部452より、第二内面644側である上側に位置している。言い換えると、口栓7の中心位置が、弾性部材45の上端部453と下端部452との間に位置する。なお、上端部453は、軸部43に巻回された弾性部材45の上端であり、下端部452は、弾性部材45における第一内面344(図8参照)に接触している部位である。また、口栓7の中心位置は、中空部712(図7参照)の中心と同じ位置である。
液体収容袋13は、支持壁部34と弾性部材45との上面側に配置される。第一位置にある軸部43の第一方向側の端部435は、液体収容袋13の第二方向側の第二端部132より第一方向側にある。
図15(D)に示すように、作業者は、第二ケース60を第一ケース33に対して第一方向に移動させ、ケース32の蓋をなす第二ケース60を閉めた状態にする。第二ケース60の第一方向への移動に伴い、押圧壁部67,68が第一方向に移動する。弾性部材45の付勢力によって、軸部43が左側面視時計回りに回転しながら第一方向に移動する。軸部43は、液体収容袋13を第二方向側の第二端部132から第一方向側に向けて巻き取る。延伸部134にはインクが配置されていないので、軸部43は延伸部134を巻き取る。そして、軸部43は、液体収容部133の巻取りを開始する。軸部43が液体収容部133の巻取りを開始すると、液体収容部133内のインクは口栓7に向かって第一方向に押される。そして、弾性部材45の付勢力によって軸部43が第一方向に移動する力と、液体収容部133が軸部43を第二方向に押す力とが等しくなる位置で、軸部43の移動が停止する。これによって、新しい液体収容体31がケース32に装着されたカートリッジ3の完成体が得られる。
作業者は、カートリッジ3の前端側から開口部120に挿し込み、カートリッジ3をカートリッジ装着部8に装着する(図2参照)。前述したように、カートリッジ3に収容された液体収容体31の口栓7に配置されたゴム栓(図示略)に、液体収容体31から液体を導出するための中空針(図示略)が刺さる。
印刷動作が行われると、液体収容部133内のインクが中空針を介して液体収容体31の外部に導出され、プリンタ1のノズルから吐出される。図16(E)〜図16(G)に示すように、インクが導出されるのに伴って、弾性部材45の付勢力によって、軸部43が液体収容部133を巻き取りながら第一方向に移動する。
図16(G)に示すように、軸部43は液体収容袋13の湾曲領域146まで移動する。湾曲領域146は、湾曲領域146より第二方向側の部位より巻き取り難いので、湾曲領域146において軸部43の移動が停止する。軸部43が停止した位置が、軸部43の移動の終了位置となる。なお、軸部43の移動の終了位置は、図16(G)に示す位置より第一方向側であってもよい。
作業者は、カートリッジ3をカートリッジ装着部8から取り外し、インクが導出された後の液体収容体31を交換する。作業者が第二ケース60を第一ケース33に対して第二方向に移動させると、押圧壁部67,68が、弾性部材45の付勢力に抗して、液体収容袋13が巻回された軸部43を第二方向に移動させる。これによって、図16(H)に示すように、軸部43への液体収容袋13の巻回が解除される。作業者は、インクが導出された後の液体収容体31を取り外し、図15(B)及び図15(C)に示すように、新たな液体収容袋13をケース32に装着する。以上のように、本実施形態のカートリッジ3が形成され、印刷に使用される。
本実施形態における液体収容体31は、プリンタ1に設置されなくても、作業者が手で液体収容袋13を巻回し、インクを外部に導出することもできる。図17に示すように、作業者は、軸部43が液体収容袋13を巻回するのと同様に、延伸部134側から第一方向(延伸方向の反対方向)に向けて液体収容袋13を巻回する。なお、作業者が、液体収容袋13を巻き回する場合、軸部43が液体収容袋13を巻回するのと同様に、図17に示すように、直交方向に延びる円柱部材971の周囲に液体収容袋13を巻回させてもよい。また、図18に示すように、平面視矩形状の板状部材972を、開口部144(図5参照)から延伸部134におけるシート13A,13Bの間の空間に入れて、板状部材972の周囲に液体収容袋13を巻回するようにしてもよい。また、作業者が液体収容体31を巻回する作業は、第一ケース33に液体収容体31が装着された状態で行われてもよい。
以上のように、本実施形態におけるカートリッジ3が形成され、印刷に使用される。本実施形態においては、作業者の手作業又は軸部43によって、液体収容袋13が巻回される(図15〜図18参照)。液体収容体31において、巻き初めの部分となる延伸部134には、インクが収容されていない。よって、巻き初めの部分にインクが残らない。さらに、インクが収容されていない延伸部134から、インクが収容されている液体収容部133に向けて巻回されるので、インクが収容されている液体収容部133から巻回され始める場合に比べて、液体収容部133における口栓7とは反対側の端部のインクが、口栓7側に押されやすい。このため、巻回された液体収容部133にインクが残り難い。よって、巻回された液体収容袋13にインクが巻き込まれ、巻回された液体収容袋13の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、手で液体収容袋13を巻回する作業者は、液体収容袋13を巻回し易い。また、軸部43が液体収容袋13を巻回する場合に、液体収容袋13の径が大きくなり、ケース32の第一内面344と第二内面644との間に液体収容袋13が挟まり、軸部43が第一方向に移動し難くなる可能性を低減できる。また、巻回された液体収容袋13にインクが巻き込まれることで、液体収容体31から導出されるインクの量が減る可能性を低減できる。
また、図5に示すように、延伸部134にテーパ部137,138が設けられているので、テーパ部137,138が設けられていない場合に比べて、延伸部134における延伸方向の端部における直交方向の長さが短くなる。よって、液体収容袋13が巻回される場合に、延伸部134の直交方向の端部が折れ曲がって巻き込まれ、巻回された液体収容袋13の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、作業者は液体収容袋13を巻回し易い。また、軸部43が第一方向に移動し難くなる可能性を低減できる。
また、例えば、シート13A,13Bにおける延伸部134全体を接続する場合、接続面積が大きくなり、溶着するための熱量が大きくなる。このため、延伸部134におけるシート13A,13Bの接続面積は少ない方が望ましい。この場合において、例えば、開口部143,144,145が設けられず、シート13A,13Bにおける延伸部134の周囲が接続される場合、延伸部134に空気が残る可能性がある。このため、液体収容袋13が巻回される場合に延伸部134に残った空気が巻き込まれ、巻回された液体収容袋13の径が大きくなる可能性がある。
本実施形態では、延伸部134に開口部143,144,145が設けられているので、延伸部134の周囲全体を接続する場合に比べて延伸部134に空気が残り難い。さらに、延伸部134が巻回される場合に、開口部143,144,145の内側に残った空気が開口部143,144,145から袋部の外側に排出され易い。故に、延伸部134に空気が残り難い。よって、延伸部134に空気が残り、巻回された液体収容袋13の径が大きくなる可能性を低減できる。故に、作業者は、液体収容袋13を巻回し易い。また、軸部43が第一方向に移動し難くなる可能性を低減できる。
また、図18に示すように、第一接続部140,141の間においてシート13A,13Bによって形成される空間に、開口部144から芯材となる板状部材972を入れて、液体収容袋13を巻回することができる。よって、作業者は、液体収容袋13を巻回し易い。また、第一接続部140,141が設けられていない場合に比べて、シート13A,13Bによって形成される空間の直交方向の長さが短くなる。よって、シート13A,13Bが互いに離れる場合におけるシート13A,13B相互間の距離が短くなり、開口部144から空間に挿入された芯材が外れ難くなる。
また、図5に示すように、複数の第一接続部140,141の間の長さL3が、延伸部134の延伸方向の長さL1より小さい。このため、第一接続部140,141の間の長さが、延伸部134の延伸方向の長さ以上である場合に比べて、第一接続部140,141の間においてシート13A,13Bによって形成される空間が、延伸方向に長くなる。よって、開口部144から第一接続部140,141の間に芯材を入れた場合に、芯材がシート13A,13Bによって形成される空間から外れ難くなる。故に、作業者は、液体収容袋13を巻回し易い。
また、湾曲領域146が設けられているので、作業者は、液体収容袋13を巻回する場合に、巻回を終了させる位置を把握し易い。故に、作業者は、液体収容袋13を巻回し易い。また、前述したように、軸部43によって液体収容袋13を巻回する場合に、湾曲領域146によって巻回を停止させることができる。故に、挿通部76が設けられている位置まで液体収容袋13が巻回され、軸部43と挿通部76とによって液体収容袋13が挟まれて液体収容袋13が傷つく可能性を低減できる。
また、第二接続部147,148における角部154,155は、延伸方向において挿通部76の延伸方向の端部762と湾曲領域146の延伸方向の端部156との間に配置されている。このため、挿通部76の端部762より前側に角部154,155が設けられている場合に比べて、挿通部76より延伸方向で液体収容袋13の巻回が終了された場合に、液体収容部133に残るインクの量を低減できる。また、第二接続部147,148には、口栓7側に押されるインクによって負荷が加えられる。しかし、第二接続部147,148は、角部154,155を備えない直交方向に延びる縁部においてシート13A,13Bが溶着されている場合に比べて強度が強く、シート13A,13Bが互いに離れ難い。
また、辺150,151は、直交方向において夫々が離隔する方向に向かうほど、延伸方向に位置するように傾いている。このため、辺150,151が単に直交方向に延びる場合に比べて、インクが辺150,151に沿って挿通部76に流れやすい。故に、液体収容部133に残るインクの量を低減できる。
また、液体収容体31が製造される場合、インクが口栓7を介して液体収容部133に注入される。このとき、辺150,151が傾いているので、液体収容部133内に入った空気が辺150,151に沿って挿通部76に向かって移動し、口栓7を通って外部に放出される。このため、液体収容部133内に空気が残り難い。
また、第一部位511,521を有する第一ケース33と、突出壁部65,66を有する第二ケース60とが別体で形成されている。このため、一方の第一ケース33の第一部位511,521に突出端部431,432を配置し、その後、他方の第二ケース60の突出壁部65,66を配置するだけで、突出端部431,432が突出壁部65,66と第一部位511,521との間に挟まれるようにして、軸部43がケース32に配置される。よって、例えば、ケースの側壁に孔部を形成し、突出端部を該孔部に挿通させるようにしてケースを組み立てる場合に比べて、ケース32の組み立てが容易である。
また、例えば、組み立て易くするために、ケースの側壁に設けた孔部の大きさを突出端部に対して大きくした場合、軸部が傾く可能性がある。本実施形態では、突出端部431,432が突出壁部65,66と第二部位512,522との間に挟まれるようにして、軸部43がケース32に配置されるので、孔部に突出端部431,432を配置する場合に比べて、軸部43が傾き難い。
また、外ケースである第二ケース60の第二内面644から内ケースである第一ケース33の第一内面344に向かって延びる突出壁部65,66と、第一部位511,521との間に突出端部431,432が挟まれるようにして、軸部43がケース32に配置される。よって、ケース32の組み立てが容易である。
また、第二ケース60の第一方向側の端部に開口部642(図12参照)が設けられているので、第二ケース60を第一ケース33に対してスライド移動させることができる。また、第二ケース60の溝部611,612に第一ケース33の側壁51,52が配置される。このため、第二ケース60と第一ケース33とが互いにスライド移動した場合に、第一ケース33の側壁51,52が溝部611,612によって案内され、スムーズにスライド移動する。このため、外ケースである第二ケース60を内ケースである第一ケース33に対してスライド移動させながら、容易にケース32を組み立てることができる。
また、図8に示すように、ケース凹部335の内側に弾性部材45が配置されるので、ケース凹部335が設けられていない場合に比べて、弾性部材45が直交方向にずれ難い。故に、弾性部材45によって付勢される軸部43が傾き難い。よって、ケース32の組み立て中に軸部43が傾く場合に比べて、ケース32を組み立て易い。また、軸部43が傾いて軸部43が移動し難くなり、液体収容袋13を巻き取れなくなる可能性を低減できる。
また、弾性部材45が付勢力を発揮できるのは、装着部336より第二方向側である。装着部336が口栓支持部37より第二方向側に位置するので(図10参照)、装着部336が口栓支持部37より第一方向側に設けられている場合に比べて、軸部43が口栓支持部37まで移動し難い。よって、組み立て時に、軸部43が口栓支持部まで移動し、口栓支持部37に乗り上げる場合に比べて、ケース32を組み立て易い。また、口栓支持部37又は口栓7に軸部43が乗り上げ、軸部43及び第二ケース60が上方に浮き上がる可能性を低減できる。
図15(C)に示すように、対向方向における口栓7の中心位置(軸線Xに示す位置)が、弾性部材45における第一ケース33の第一内面344側である下端部452より、第二内面644側である上側に位置している。この場合、液体収容袋13の下側のシート13Bの第一方向側の端部が弾性部材45から離れる領域950が形成される。このため、対向方向における口栓7の中心位置が、弾性部材45における下端部452と同じ位置に設けられており、領域950が形成されない場合に比べて、液体収容袋13のシート13Bが撓んだり、折れ曲がったりし難い。よって、シート13Bが撓んだり、折れ曲がったりして、軸部43が移動し難くなる可能性を低減できる。
また、軸部43は、外周面433が周方向に平滑な円柱である。このため、外周面の周方向に凸凹が形成されている場合に比べて、液体収容袋13が折れ曲がって軸部43に巻き込まれ、巻回された液体収容袋13の径が大きくなる可能性を低減できる。よって、径が大きくなった液体収容袋13が第一内面344と第二内面644との間に挟まり、軸部43が移動し難くなる可能性を減できる。
また、弾性部材45における第二方向側の端部が軸凹部434に巻回されるので、軸凹部434が設けられていない場合に比べて、弾性部材45が軸部43に対して直交方向にずれ難い。よって、弾性部材45によって付勢される軸部43が傾き難い。故に、ケース32の組み立て中に軸部43が傾く場合に比べて、ケースを組み立て易い。また、軸部43が傾いて軸部43が移動し難くなり、液体収容袋13を巻き取れなくなる可能性を低減できる。
また、弾性部材45の付勢力によって液体収容袋13を巻き取る場合、図5に点線で示すように、液体収容袋13の直交方向の端部が内側に窪む窪み部961が発生する可能性がある。窪みの大きさ(直交方向の長さ)は、液体収容袋13の対向方向の厚みと、軸部43が液体収容袋13を第一方向に押す力Fとに比例する傾向がある。弾性部材45が定荷重バネの場合、力Fが一定であるので、液体収容袋13の対向方向の厚みが前側の端部(図6の厚みL5参照)より大きくなる前後方向中央部(図6の厚みL4参照)において、窪みが大きくなる可能性がある。本実施形態では、弾性部材45が荷重変動バネであるので、液体収容袋13の前後方向中央部を巻き取る場合の力Fを、液体収容袋13の前側の端部を巻き取る場合の力Fより小さくすることで、窪みが大きくなる可能性を低減することができる。
また、図15(C)に示すように、軸部43の第一方向側の端部435は、液体収容袋13の第二方向側の第二端部132より第一方向側にある。このため、軸部43の第一方向側の端部435が、液体収容袋13の第二方向側の第二端部132より第二方向側にある場合に比べて、より確実に、液体収容袋13が軸部43に巻回される。よって、ケース32を用いたカートリッジ3を容易に組み立てることができる。
本実施形態においては、作業者が、第一ケース33に対して第二ケース60を第二方向にスライドさせる動作に連動して、押圧壁部67,68が、弾性部材45の付勢力に抗して、軸部43を第二方向に移動させる(図15(B)参照)。このため、巻回された弾性部材45が延びる。作業者は、弾性部材45が延ばされた状態で、液体収容体31をケース32内に収容することができる(図15(C)参照)。よって、第二ケース60を第一ケース33に対して移動させた後に、手で弾性部材45を延ばし、液体収容体31を装着する場合に比べて、液体収容体31をケース32に容易に装着できる。
また、複数の押圧壁部67,68が設けられているので、1箇所の押圧壁部で軸部43を第二方向に移動させる場合に比べて、軸部43が傾き難い。よって、軸部43が傾いて軸部43の第二方向の移動がスムーズに行われない場合に比べて、液体収容体31をケース32に容易に装着できる。
また、複数の押圧壁部67,68が直交方向において弾性部材45を挟んで配置されているので、押圧壁部67,68が弾性部材45に対して一方向側(例えば、左方向側)のみに設けられている場合に比べて、軸部43が傾きにくい。よって、作業者は、さらに容易に液体収容体31をケース32に装着できる。
また、第一ケース33及び第二ケース60の直交方向の2つの端部には、液体収容体31における直交方向の端部が配置される(図13参照)。液体収容体31における直交方向の端部は、直交方向の中央部に比べて第一ケース33と第二ケース60とが対向する方向の厚みが小さい(図13参照)。よって、押圧壁部67,68が第二ケース60の直交方向の中央部に配置されている場合に比べて、押圧壁部67,68が液体収容体31に接触する可能性を低減できる。よって、作業者は、液体収容体31をケース32に容易に装着できる。
また、押圧壁部67,68は、夫々、第一壁部671,681が有する平面で、軸部43を第二方向に押すことができる。よって、凹凸のある部位で軸部43を押す場合に比べて、軸部43の周囲に巻き取られた液体収容袋13を傷つける可能性を低減できる。また、第二壁部672,682が設けられているので、第二壁部672,682が設けられていない場合に比べて、第一壁部671,681の強度を大きくすることができる。このため、弾性部材45の付勢力に抗して軸部43を移動させる第一壁部671,681の強度を確保することができる。
また、押圧壁部67,68は、第一壁部671,681と第二壁部672,682とによって形成されている。このため、直交方向の長さが第一壁部671,681と同じであり、第一方向の長さが第二壁部672,682と同じである角柱で、押圧壁部67,68を形成する場合に比べて、押圧壁部67,68を構成する部位の厚みが薄くなり、押圧壁部67,68の形成時にいわゆるヒケが発生する可能性を低減できる。
また、第一ケース33に対して第二ケース60を第二方向に移動させた後、作業者が第二ケース60から手を離すと、弾性部材45の付勢力によって、軸部43が押圧壁部67,68を第一方向に押し、第二ケース60が第一方向に移動する可能性がある。本発明では、第一ケース33の側壁51,52が、溝部611,612に配置されるので、弾性部材45の付勢力によって第二ケース60が第一方向に移動する場合に、溝部611,612と側壁51,52との間に摩擦が生じ、第二ケース60が第一方向に移動する速さを制限することができる。よって、作業者が手を離した場合に第二ケース60が急激に第一方向に移動する可能性を低減でき、作業者が液体収容体31をケース32に装着する作業が容易になる。
また、先端壁部613,623と第二部位512,522とが係合することで、第一ケース33と第二ケース60とが互いに離れる可能性を低減する。よって、作業者が液体収容体31をケース32に装着する作業を行う場合に、第一ケース33と第二ケース60とが離れ難く、容易に作業を行うことができる。
また、外面凹部641が設けられているので、作業者は、外面凹部641に手をかけて、第二ケース60を第一ケース33に対してスライド移動させることができる。よって、作業者は、外面凹部641が設けられていない場合に比べて、液体収容体31をケース32に装着する作業を容易に行うことができる。
本実施形態において、液体収容袋13は本発明の「袋部」の一例である。縁部135,136は本発明の「縁部」の一例である。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、液体収容袋13は、2枚のシート13A,13Bを互いに熱溶着することで形成されていたが、接続されていればよい。例えば、液体収容袋13は、2枚のシート13A,13Bを互いに接着剤で接続することで形成されてもよい。液体収容袋13は、2枚のシート13A,13Bによって形成されていたが、2層であればよく、必ずしも2枚でなくてもよい。例えば、可撓性を有する1枚のシートを折り曲げて2層を形成し、直交方向の一端を溶着し、液体収容袋13を形成してもよい。
また、縁部135,136が延伸部134の延伸方向の端部まで延びている。しかし、縁部135,136は、液体収容部133の直交方向の端部に位置していればよく、延伸部134の直交方向の端部が溶着されていなくてもよい。また、開口部143,144,145が設けられておらず、溶着されていてもよい。また、辺150,151は、直交方向と平行に延びてもよい。また、角部154,155の位置は限定されず、例えば、挿通部76の端部762より前側であってもよい。また、湾曲領域146が形成されていなくてもよい。
第一接続部140,141の間の長さL3は、延伸部134の延伸方向の長さL1以上であってもよい。また、第一接続部140,141は、2つに限らず、3つ以上であってもよいし、1つでもよい。第一接続部140,141が設けられていなくてもよい。また、テーパ部137,138が設けられていなくてもよい。
また、延伸部134における外側の面の摩擦係数を、液体収容部133における外側の面の摩擦係数より大きくしてもよい。この場合、例えば、延伸部134における外側の面に凹凸を形成してもよい。また、例えば、合成樹脂性のシートなど、液体収容部133における外側の面より摩擦係数の大きい部材を、延伸部134における外側の面に貼り付けてもよい。この場合、延伸部134における外側の面の摩擦係数が、液体収容部133における外側の面の摩擦係数以下である場合に比べて、作業者が巻回に使用する円柱部材971又はカートリッジ3の軸部43を、延伸部134における外側の面に接触させて液体収容袋13を巻き取る場合に、延伸部134が円柱部材971又は軸部43に対して滑り難い。また、円柱部材971等の芯材を使用せず、作業者が手で液体収容袋13を巻く場合に、巻き初めの延伸部が滑り難い。よって、作業者又は軸部43は、液体収容袋13を巻回し易い。
また、図5に点線で示すように、延伸部134における外側の面に接着部材891,892を備えてもよい。接着部材891,892は、例えば、接着剤であってもよいし、両面粘着テープであってもよい。この場合、接着部材891,892が設けられていない場合に比べて、作業者が巻回に使用する円柱部材971又はカートリッジ3の軸部43を、延伸部134における外側の面に接触させて液体収容袋13を巻き取る場合に、延伸部134が円柱部材又は軸部43に対して滑りにくい。よって、作業者又は軸部43は、液体収容袋13を巻回し易い。
また、弾性部材45は定荷重バネでもよい。図15(C)に示す軸部43の第一方向側の端部435は、液体収容袋13の第二方向側の第二端部132より第二方向側にあってもよい。軸部43は軸凹部434を備えなくてもよい。
また、軸部43は、外周面433が周方向に平滑な円柱でなくてもよく、例えば、外周面433の周方向に凸凹が形成されていてもよい。また、軸部43は円柱でなくてもよく、例えば、角柱であってもよい。また、対向方向における口栓7の中心位置が、弾性部材45における第一内面344側である下端部452より、第二内面644側である上側に位置していなくてもよい。また、ケース凹部335が設けられなくてもよく、例えば、弾性部材45は第一内面344に形成された平面に配置されてもよい。
また、上側の第二ケース60が、外ケースであり、下側の第一ケース33が内ケースであったが、これに限定されない。例えば、下側の第一ケース33は、一対の側壁51,52が、上側の第二ケース60の一対の側壁61,62の外側に配置される外ケースであってもよい。この場合、外ケースである第一ケース33に、突出壁部65,66の場合と同様に、第一内面344から第二内面644に向かって延びる突出壁部が設けられてもよい。また、内ケースである第二ケース60には、第一部位511,521に相当する部位が設けられてもよい。そして、外ケースである第一ケース33の突出壁部と、内ケースである第二ケース60の第一部位511,521に相当する部位とによって、突出端部431,432が挟まれてもよい。
また、第一ケース33において突出端部431,432を挟む部位の形状は限定されず、第一ケース33における直交方向の端部が第一方向に亘って突出する突出部であればよい。例えば、該突出部は、第一内面344から上方に突出する部位であってもよいし、側壁51,52から直交方向内側に突出する部位であってもよい。また、第二ケース60において突出端部431,432を挟む部位の形状は限定されず、第二ケース60における直交方向の端部が第一方向に亘って突出する突出部であればよい。例えば、該突出部は、側壁61,62から直交方向内側に突出する部位であってもよい。
また、押圧壁部67,68は少なくとも1つ設けられていればよく、数は限定されない。また、押圧壁部67,68が第二ケース60における直交方向の端部以外の部位、例えば直交方向の中央部に設けられてもよい。また、複数の押圧壁部67,68が直交方向において弾性部材45を挟んで配置されなくてもよく、例えば、弾性部材45に対して直交方向の一方側に設けられていてもよい。
また、押圧壁部67,68は、第二内面644から下方に突出していたが、例えば、側壁61,62から直交方向内側に突出してもよい。押圧壁部67,68の形状は限定されない。第二壁部672,682は少なくとも1つあればよい。例えば、図19に示す変形例に係る押圧壁部67Aのように、第一壁部671Aの直交方向中央部から1つの第二壁部672Aが第一方向に突出してもよい。また、図20に示す変形例に係る押圧壁部67Bのように、第一壁部671Bの直交方向の端部から2つの第二壁部672Bが第一方向に突出し、第二壁部672Bの第一方向の端部が直交方向に延びる第三壁部673によって接続されてもよい。なお、第二壁部672,682が設けられていなくてもよい。また、第一壁部671,681が直交方向の平面を備えていなくてもよく、第一壁部671,681が円柱状に設けられてもよい。
また、外面凹部641が設けられなくてもよい。また、第二ケース60が第一ケース33に対してスライド移動可能に構成されていればよく、構成は限定されない。例えば、先端壁部613,623と第二部位512,522で係合しなくてもよい。また、突出壁部65,66が設けられなくてもよく、溝部611,612が形成されていなくてもよい。これらの場合においても、第二ケース60が第一ケース33に対してスライド移動可能である。
また、弾性部材45がケース32に設けられていたが、これに限定されない。例えば、図21に示す底面側から見た変形例に係る液体収容体311に示すように、液体収容袋13の底面側のシート13Bの直交方向中央部に弾性部材455が貼り付けられてもよい。弾性部材455は、第一方向側の端部に設けられた口栓7の第二方向側から第二方向(延伸方向)に延びる。弾性部材455の第二方向側の端部は、延伸部134に位置している。液体収容体311を用いる場合、第一ケース33に装着部336(図10参照)及び弾性部材45(図8参照)が設けられなくてもよい。弾性部材45が設けられていないケース32に液体収容体311を載置し、弾性部材455の第二方向側の端部を延伸部134と共に軸部43に巻き付けることで、図15及び図16に示す場合と同様に、液体収容袋13を巻回することができる。
7 口栓
13 液体収容袋
13A,13B シート
31,311 液体収容体
131 第一端部
132 第二端部
133 液体収容部
134 延伸部
135,136 縁部
137,138 テーパ部
140,141 第一接続部
143,144,145 開口部
146 湾曲領域
147,148 第二接続部
150,151 辺
154,155 角部
891,892 接着部材

Claims (10)

  1. 可撓性を有する2層のシートで形成された袋部と、
    前記袋部の第一端部に接続された口栓と、
    前記袋部における前記第一端部を含む位置に設けられ、液体が収容される液体収容部と、
    前記袋部における前記液体を収容しない部位であって、前記袋部の前記第一端部の反対側の第二端部において前記液体収容部に接続され、前記第一端部から第二端部に向かう延伸方向に延びる延伸部と、
    前記液体収容部に設けられ、前記延伸方向と直交する直交方向において前記2層のシートが互いに接続された縁部と
    を備え、
    前記延伸部における前記延伸方向の長さは、前記縁部における前記直交方向の長さより長いことを特徴とする液体収容体。
  2. 前記延伸部は、前記延伸方向に向かうほど、前記直交方向における前記延伸部の長さを短くするテーパ部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の液体収容体。
  3. 前記延伸部における前記延伸方向側の端部に設けられ、前記2層のシートによって形成された開口部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体収容体。
  4. 前記延伸部は、前記直交方向における前記縁部の位置より内側に、前記延伸方向に延び、前記2層のシートを互いに接続する複数の第一接続部を備えたことを特徴とする請求項3に記載の液体収容体。
  5. 前記複数の第一接続部相互間の長さは、前記延伸部の前記延伸方向の長さより小さいことを特徴とする請求項4に記載の液体収容体。
  6. 前記延伸部における外側の面の摩擦係数は、前記液体収容部における外側の面の摩擦係数より大きいことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の液体収容体。
  7. 前記延伸部における外側の面に接着部材を備えたことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の液体収容体。
  8. 前記口栓における前記延伸方向の端部に設けられ、前記2層のシートの間に配置されて前記液体収容部の内部に挿通される挿通部と、
    前記挿通部に沿って湾曲することで前記2層のシートが互いに離れる方向に湾曲して形成された領域であって、前記挿通部より前記延伸方向に延びる湾曲領域と
    を備えたことを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の液体収容体。
  9. 前記第一端部に設けられ、前記挿通部の前記直交方向側において前記2層のシートを互いに接続する第二接続部と、
    前記第二接続部の角部であって、前記袋部における前記直交方向の内側且つ前記延伸方向側に位置する角部と
    を備え、
    前記角部の前記延伸方向における位置は、前記挿通部の前記延伸方向の端部と前記湾曲領域の前記延伸方向の端部との間にあることを特徴とする請求項8に記載の液体収容体。
  10. 前記第二接続部における前記延伸方向側の辺は、前記直交方向において前記辺が夫々離隔する方向に向かうほど、前記延伸方向に位置するように傾くことを特徴とする請求項9に記載の液体収容体。
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