JP2015193847A - 熱放射性塗料、及びそれを塗布した発光ダイオード(led)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシート - Google Patents

熱放射性塗料、及びそれを塗布した発光ダイオード(led)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシート Download PDF

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Abstract

【課題】赤外領域の放射率を高め、効率よく放熱できる、熱放射性塗料及びそれを塗布した発光ダイオード(LED)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシートを提供する。【解決手段】(a)平均粒径が0.1〜50μmで、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方を含むセラミックス粉末と、(b)バインダーとを含み、該(b)成分100質量部に対し該(a)成分を25〜100質量部含む熱放射性塗料。【選択図】図1

Description

本発明は、高い熱放射性を有し、発生する熱を赤外線として効率よく系外へ放出する、熱放射性塗料及びそれを塗布した発光ダイオード(LED)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシートに関する。
黒体放射で知られているように、熱放射とは物体から電磁波、特に赤外線として熱エネルギーが物体から放出される現象のことである。これに対して、熱源から放射された電磁波によって物体が温められる現象を熱エネルギーの吸収という。熱放射と熱吸収はエネルギー変換の方向が逆であり、その方向は熱力学第2法則に従う。熱放射を有利に進行させるためには、広領域の波長で電磁波を吸収することと表面積を大きくすることが挙げられる。しかし、LED(発光ダイオード)照明や電子部品等の発熱温度は70〜200℃程度であり、この熱は赤外領域で放射されるため完全黒体である必要はない。セラミックスは赤外領域で選択的に熱放射する特徴をもつためこれまで多く使用されてきた(特許文献1〜3参照)。
特開平3−136807号公報 特開平10−279845号公報 特開2004−43612号公報
しかしながら、従来の技術では熱放射性と塗膜密着性を両立させることは困難な場合があった。
本発明は、赤外領域の放射率を高め、効率よく放熱できる、熱放射性塗料及びそれを塗布した発光ダイオード(LED)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシートを提供することを目的とする。
本発明者らは、上記問題点を解決すべく検討した結果、特定のセラミックスを使用し、さらにセラミックス粉末(以下、セラミックスとも表す)とバインダーの配合比をある特定の比とすることにより、熱放射性と塗膜密着性を高めることを見出した。
本発明は、(a)平均粒径が0.1〜50μmで、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方を含むセラミックス粉末と、(b)重量平均分子量が100,000〜200,000で、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、又は、フッ素樹脂のうち少なくとも1種であるバインダーとを含み、該バインダー100質量部に対し、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方の合計を30〜100質量部含む熱放射性塗料に関する。
また本発明は、(b)バインダーが、フェノール樹脂、アルキド樹脂、メラミン尿素樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、シリコン樹脂、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、セルロースガム、コロイダルシリカのうち少なくとも1種である前記の熱放射性塗料に関する。
また本発明は、波長域2〜22μmにおける放射率が0.90以上である前記の熱放射性塗料に関する。
また本発明は、前記の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布された発光ダイオード(LED)照明に関する。
また本発明は、前記の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布されたヒートシンクに関する。
また本発明は、前記の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布された太陽電池モジュール用バックシートに関する。
本発明によって、赤外領域の放射率を高め、効率よく放熱できる熱放射性塗料及びそれを塗布した発光ダイオード(LED)照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシートを提供することが可能となった。
塗料を塗装したLED電球の温度の測定方法を示した模式図である。 塗料を塗装したヒートシンクを示した模式図である。 塗料を塗装した太陽電池モジュール用バックシートを示した展開図である。
本発明の実施の形態について以下説明する。
本発明は、(a)平均粒径が0.1〜50μmで、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方を含むセラミックス粉末と、(b)重量平均分子量が100,000〜200,000で、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、又は、フッ素樹脂のうち少なくとも1種であるバインダーとを含み、該バインダー100質量部に対し、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方の合計を30〜100質量部含む熱放射性塗料である。
本発明で用いる酸化亜鉛粉末、酸化チタン粉末としては、従来公知のものが使用でき、特に限定されない。例えば、市販されている23−K(ハクスイテック株式会社製、酸化亜鉛)、TIG R−900(デュポン株式会社製、酸化チタン)、JR−1000(テイカ株式会社製、酸化チタン)などを好適に用いることができる。また、その他熱放射特性を有するセラミックス粉末を含んでもよく、従来公知のものが使用でき、特に限定されない。これ以下、セラミックス粉末とは酸化亜鉛粉末、酸化チタン粉末も含んだ総称として用いる。他に用いることができるセラミックス粉末としては、例えば、酸化ケイ素、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化鉄、酸化銅、酸化ニッケル、酸化コバルトの粉末等が挙げられる。
本発明における酸化亜鉛粉末、酸化チタン粉末の粒子の平均粒径は、熱放射性の観点から0.1〜50μmであるが、塗膜性の観点から1〜45μmであることが好ましい。これら以外に用いることができるセラミックス粉末の平均粒径においても、好ましくは0.1〜50μm、より好ましくは1〜45μmである。セラミックス粉末の平均粒径が50μmを超えると効率よく熱放射性するための推奨膜厚50μmの膜を貫通してしまい、塗膜の強度や被塗装体との接着強度、密着力が低下する恐れがある。一方、セラミックス粉末の平均粒径が0.1μm未満であると、セラミックス粉末が、バインダーに完全に覆われてしまい、熱放射性塗料の塗膜表面の放射率を低下させてしまう恐れがある。これらセラミックス粉末は、単独または2種またはそれ以上で使用されてもよく、遠赤外域の放射性に優れる酸化チタン、酸化ケイ素や近赤外域も高放射性を有する酸化亜鉛を組み合わせて使用することも可能である。
なお、セラミックス粉末の平均粒径は、例えば、レーザ回折式粒度分布測定法等で測定することができる。
本発明におけるセラミックス粉末は空孔を有していてもよい。また、セラミック粉末の一次粒子が凝集することにより空孔を形成されていてもよい。空孔を有するセラミックスを含むことで放射率が向上する傾向がある。これについて、本願発明者らは、空孔を有していることで塗装後に塗膜表面に浮き上がって、熱放射性塗料の塗膜の表面積を拡大できることで放射率を高めることができる、と考えている。また、表面のセラミックス粉末の割合が増加し、樹脂(バインダー)の割合が減少することでセラミックス本来の放射率を発現することができる、と考えている。
本発明の熱放射性塗料は、波長域2〜22μmにおける放射率が0.90以上であることが好ましい。なお、放射率(熱放射率とも表す)を求めるためには、一般的に、放射率測定器TSS−5X(ジャパンセンサー株式会社製、波長域2〜22μm)を使用、測定はアクリルケース内で行う。放射率(熱放射率)が0.90未満では、非金属に対して放熱効果が不十分である可能がある。
本発明に用いられるバインダーとしては、従来公知のものが使用でき、特に限定されないが、例えば、合成樹脂や水系エマルション樹脂などのエマルション樹脂が挙げられる。合成樹脂としては、アルキド樹脂、アミノアルキド樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂、ユリア樹脂、メラミン樹脂、エポキシ樹脂、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等の合成樹脂があり、中でも価格の観点からアクリル樹脂が好ましい。また水系エマルション樹脂としては、シリコンアクリルエマルション、アクリルエマルション、ウレタンエマルション、ウレタンアクリルエマルション等があり、中でも分散性、耐熱性の観点からシリコンアクリルエマルションが好ましい。更に、合成樹脂は、機械安定性が良く、ガラス転移温度(以下、Tgと略す)が0〜70℃のものが好ましい。0℃未満では、付着性は良いが塗膜が柔軟すぎて、耐摩耗性、耐汚染性、乾燥性、塗膜強度が劣る。70℃を超えると、過剰の造膜助剤の添加、塗料の粘度の著しい上昇、塗膜の柔軟性の低下によるクラックが発生し、更には塗膜の耐水性が低下する傾向がある。0〜70℃の範囲であれば前述のようなことが生じず良好な塗膜となる。
また、バインダーとして使用される合成樹脂の平均分子量(ゲルパーミエーションクロマトグラフィーによる標準ポリスチレン換算の重量平均分子量)は、100,000〜200,000が好ましい。平均分子量が100,000未満のものを使用すると、塗膜強度が弱すぎて、塗膜がちぎれるように剥離したり、耐汚染性が劣る傾向がある。また200,000を超えると、塗膜強度、耐汚染性は問題ないが、粘度が高くなる傾向がある。より好ましくは130,000〜170,000である。重量平均分子量が前記範囲であれば前述のようなことが生じず良好な塗膜となる。水系エマルション樹脂の場合は、固形分濃度(以下、NVと略す)が43〜62質量%であることが好ましい。43質量%未満の場合、塗料中のNVが低くなり、乾燥性に劣る傾向があり、62質量%を超えると塗料粘度が上昇したり、耐クラック性が低下する傾向がある。合成樹脂、水系エマルション樹脂等のバインダーの配合量は、熱放射性塗料に対して10〜70質量%が好ましく、20〜60質量%がより好ましく、30〜50質量%がさらに好ましい。10質量%未満では塗料粘度の増加により作業性が傾向にあり、一方70質量%を超えると乾燥性、汚染性が劣る傾向にある。
また、200℃を超える高温部位への適用の場合、耐熱性を付与するために、バインダーとして熱硬化性樹脂を含むことが特に好ましい。かかる熱硬化性樹脂は、市販のものを入手可能であり、常法により合成することもできる。熱硬化性樹脂としては、好ましくはエポキシ樹脂が挙げられ、YDCN−700−10、YSLV−80XY(東都化成株式会社製、商品名)などが挙げられる。この樹脂の硬化剤としては、通常用いられている公知の硬化剤を使用することができる。例えば、アミン類、ポリアミド、酸無水物、ポリスルフィド、三フッ化ホウ素、ビスフェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールSのようなフェノール性水酸基を1分子中に2個以上有するビスフェノール類、フェノールノボラック樹脂、ビスフェノールAノボラック樹脂又はクレゾールノボラック樹脂等のフェノール樹脂などが挙げられる。これらは1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いられる。かかるフェノール樹脂は、市販のものを入手可能であり、常法により合成することもできる。市販の上記フェノール樹脂としては、例えば、ミレックスXLCシリーズ及びミレックスXLシリーズ(以上、三井化学株式会社製、商品名)、並びに、HE−200C−10(日本エアウォーター株式会社製、フェノール樹脂、商品名))が挙げられる。
また、コロイダルシリカ等をバインダーとして用いてゾルゲル法で焼結後の塗膜は、塗膜全てがセラミックスとなり高い熱放射性と高い耐熱性を有することができる。
本発明は、(a)平均粒径が0.1〜50μmで、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方を含むセラミックスと、(b)バインダーとを含み、該(b)成分100質量部に対し該(a)成分を25〜100質量部含む熱放射性塗料である。また、上記(b)バインダー100質量部に対して、上記酸化粉末あるいは酸化チタン粉末の一方またはその両方を含むセラミックス(粉末)は、30〜100質量部であることが好ましい。さらに、熱放射性の観点から40〜90質量部であることが好ましく、塗膜性の観点から50〜85質量部であることが特に好ましい。上記(a)成分が25質量部未満の場合はバインダー内に埋もれてしまい熱放射性能を低下させる恐れがある。また、上記(a)成分が100質量部を超えると塗膜表面に不規則な凹凸が多数現れて外観を損ねる可能性がある。
本発明で使用される熱放射性塗料には、一般に上記成分と共にその他の成分を充填又は混練して製造されてもよい。このような成分としては、造膜助剤、可塑剤、顔料、シランカップリング剤、分散剤、消泡剤等がある。
造膜助剤としては、ブチルカルビトールアセテート、ブチルカルビトール、ブチルセロソルブ、ブチルセロソルブアセテート、ベンジルアセテート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール2−エチルヘキサノエート イソブチレート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール ジ2−エチルヘキサノエート、2−エチルヘキシルグリコール、プロピレングリコールモノブチルエーテル等が挙げられる。前記造膜助剤の含有量は、熱放射性塗料中、0.1〜20質量%含有することが好ましく、0.5〜10質量%含有することがより好ましく、1〜5質量%含有することがさらに好ましい。ここで造膜助剤の含有量が0.1質量%未満では塗装時の成膜が得られない傾向があり、20質量%を超えると、成膜は良好であるが塗膜乾燥が悪化する傾向がある。
可塑剤としては、ジオクチルフタレート(DOP)等のフタル酸エステル、トリエチルホスフェート(TEP)、トリブチルホスフェート(TBP)等のリン酸エステル、フェニルグリシジルエーテル(PGE)、ベンジルアルコール、アセチルクエン酸系可塑剤、エポキシ系可塑剤、トリメット系可塑剤等が挙げられる。可塑剤の配合量は、熱放射性塗料中、0.5〜5質量%が好ましく、1〜4質量%がより好ましく、1.5〜2.5質量%がさらに好ましい。0.5質量%未満では低温時の可とう性が劣る傾向があり、一方5質量%を超えると乾燥性、汚染性が劣る傾向がある。
シランカップリング剤としては種々のものが挙げられ、エポキシ基、スチリル基、メタクリロキシ基、アクリロキシ基、アミノ基、ウレイド基、クロロプロピル基、メルカプト基、イソシアネート基、スルフィド基等の官能基を持つ物が挙げられるが、エポキシ基が好ましい。前記シランカップリング剤は、熱放射性塗料中、0.01〜5質量%含有されることが好ましく、0.02〜4質量%含有合されることがより好ましく、0.03〜3質量%含有されることがさらに好ましい。ここで、シランカップリング剤の含有量が0.01質量%未満であると塗膜強度、耐水性向上の効果が不十分となる傾向があり、5質量%を超えると塗料バランスがくずれ、接着力、粘度、耐クラック性、などの低下や経日増粘する傾向がある。
分散剤としては、ポリカルボン酸のアルキルアミン塩、アルキルアンモニウム塩、アルキルロールアミノアマイド、ポリカルボン酸ポリアミノアマイド、アクリル系共重合物のアンモニウム塩、ポリカルボン酸ナトリウム塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩、ポリカルボン酸アミノアルコール塩、ポリアミノアマイド系カルボン酸塩、ポリアミノアマイド系の極性酸エステル塩等が挙げられる。
消泡剤としては、変性シリコーン系消泡剤、特殊シリコーン系消泡剤、シリコーン系消泡剤、シリカ系消泡剤、シリカシリコーン系消泡剤、疎水性シリカ、疎水性シリコーン、ワックス、特殊ワックス、ポリシロキサン等が挙げられる。
分散剤、消泡剤の配合量は、各々、熱放射性塗料中、0.1〜5質量%が好ましく、0.3〜4質量%がより好ましく、0.5〜3質量%がさらに好ましい。0.1質量%未満では、塗料の分散、消泡性が低くなる傾向がある。一方5質量%を超えると、分散、消泡性は良好であるが、塗装時において塗膜表面にはじきや柚子肌現象が生じやすくなる。
本発明の熱放射性塗料を用いて塗料を製造する場合、塗料の製造方法は特に制限はないが、まず、セラミックス粉末をバインダーに分散させる必要がある。この方法としては通常、バインダー及びセラミックス粉末を水又は有機溶剤と混合し、この混合物を三本ロール、ボールミル、サンドミル、ビーズミル、ニーダー等の各種分散、混錬装置を用いて分散、混練することにより行うことができる。バインダーがエマルション樹脂である場合には、水又は有機溶剤は必ずしも必要ではなく、必要に応じて適宜使用することができる。
また、セラミックスの分散時に上記の分散剤を用いると、顔料の分散性や分散安定性が良好になり好ましい。なお、顔料としては、亜鉛華、鉛白、リトポン、二酸化チタン、ウルトラマリン青、プロシア青(フェロシアン化鉄カリ)、カーボンブラック等の無機顔料、あるいは、アゾ化合物等を成分とする有機顔料が挙げられる。
分散剤は、セラミックス粉末の分散時に顔料100質量部に対して50質量部以下で用いることが好ましい。大粒径二酸化チタン、シリカ粉又はシリケート粉、その他の成分は、それぞれ、顔料分散時に加えてもよく、分散後に加えてもよい。同様に水又は有機溶剤もセラミックス粉末の分散時に全量用いてもよく、それらの一部を分散後に加えてもよい。ただし、水や有機溶剤は、分散時のバインダー及びセラミックス粉末の全量100質量部に対して、分散時に少なくとも50質量部以上用いることが好ましい。50質量部未満では、分散時の粘度が高すぎて、特にボールミル、サンドミル、ビーズミル等で分散する場合には分散が困難になる可能性がある。
分散時に用いる水又は有機溶剤としては特に制限はなく、有機溶剤としては、例えば、ケトン系、アルコール系、芳香族系等が挙げられる。具体的には、アセトン、メチルエチルケトン、シクロヘキサン、エチレングリコール、プロピレングリコール、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、ベンゼン、トルエン、キシレン、乳酸エチル、酢酸エチル等が挙げられる。これらは単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
ただし、水もしくは有機溶剤の選定は、セラミックス、分散剤等、他の材料との組み合わせにおいて適切に決められるものであり、場合によっては、ある有機溶剤を用いると本発明の特徴である熱放射性能が特定の範囲からはずれることになれば、その有機溶剤はその系には使用できないことは自明である。したがって、用いる有機溶剤に制限はないが、その系に適した有機溶剤を選定しなければならない。
次にこのようにして得られた熱放射性塗料の塗布方法としては、ハケ塗り、スプレー塗布、ロールコータ塗布が好ましいが、塗布する対象物により、静電塗装、カーテン塗装、浸漬方法、電着塗装等も適用可能である。さらに塗布後、乾燥させて塗膜化させる方法については、自然乾燥、焼き付け等の方法を用いることができ、塗料性状等によって適宜選択される。
熱放射性塗料の塗装後の平均膜厚に関して特に限定されないが、50μm以下であることが好ましい。50μmを超えると、膜内の熱抵抗の影響が無視できず、塗膜表面まで熱が十分に伝わらずに放熱効率を低下させる恐れがある。また、平均膜厚は1μm以上であることが好ましい。1μm未満では、放熱効果が十分発揮できない恐れがある。
上記熱放射性塗料を塗装する系は特に限定されないが、LED電球(LED照明)用をはじめとするヒートシンクや液晶テレビのバックシャーシなどへ適用が可能である。例えばAl製ヒートシンク2が挙げられる。塗装方法は前記方法で行なわれ、図2のように熱源と接しない部分の塗装が好ましい。一般的に金属は放射率が非常に低く、熱放射による放熱は期待できないため、熱放射性塗料による金属表面へのコーティングは放熱に有用である。
また、非金属であっても塗膜の放射率より低い放射率である被塗装体であれば本発明の効果を期待することができる。例えば、図3に示すように太陽電池モジュール用バックシートが挙げられる。なお、塗装部位は図3に示すとおり、バックシート面が好ましい。
また、LED照明、ヒートシンク、太陽電池モジュール用バックシート等の適当な部位に塗布される熱放射性塗料の平均膜厚は1〜50μmであることが好ましい。
以下、実施例を挙げて本発明についてより具体的に説明する。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1〜6、比較例1〜3、参考例1)
表1及び表2に商品名及び配合比(質量比)を示す。各成分を均一になるまで攪拌して塗料を得た。
Figure 2015193847
Figure 2015193847
以下に、各成分の詳細を示す。
23−K(商品名):ハクスイテック株式会社製、酸化亜鉛、平均粒径5.5μm
TIG R−900(商品名):デュポン株式会社製、酸化チタン、平均粒径0.2μm
JR−1000(商品名):テイカ株式会社製、酸化チタン、平均粒径1.0μm
プライマルAC−3001(商品名):ローム・アンド・ハースジャパン株式会社製、アクリルエマルジョン
SNディスパーサント5029(商品名):サンノプコ株式会社製、ポリカルボン酸アンモニウム
CS16(商品名):チッソ石油化学株式会社製、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタジオールイソブチレート
ノプコ8034(商品名):サンノプコ株式会社製、疎水性シリカポリエチレングリコール
アデカサイザーNRS−602(商品名):旭電化工業株式会社製、アジピン酸ジエステル
KBM−403(商品名):信越化学工業株式会社製、3―グリシドキシプロピルトリメトキシシラン
(評価)
実施例1〜6及び比較例1〜3で得られた塗料を用いて以下に示す評価項目について評価を行った。
[熱放射率の測定サンプル板作製]
熱放射率の測定サンプルは、厚さ1mmのアルミニウム板に塗料を卓上コーターで塗装し、80℃30分加熱乾燥させた。乾燥後の膜厚が40μmとなるようにし、作製した。
[熱放射率]
熱放射率とは熱エネルギーの放出能力を完全黒体と比較して表した値である。また、キルヒホフの法則より熱放射と熱吸収は等価であり、熱放射率=熱吸収率の関係が成り立つ。また、不透明な物質に入射されたエネルギーは反射と吸収を同時に行うため、反射率+吸収率(放射率)=1の関係が成り立つ。そのため、反射率を測定すれば間接的に熱放射率を求めることができる。
上記のような原理で熱放射率を求めるために、放射率測定器TSS−5X(ジャパンセンサー株式会社製、波長域2〜22μm)を使用した。また、測定はアクリルケース内で行った。
[LED電球の温度測定]
実施例1〜6及び比較例1〜3で得られた塗料を用いて、スプレーにてAl製ヒートシンク2表面とLED電球1近傍に膜厚25μmで塗装し、80℃30分加熱乾燥させた。この塗料を塗装した、ヒートシンク2とLED電球1近傍を図1に示した2点(測定点)において温度を測定した。温度の測定方法は、熱電対を3×5mmにカットしたポリイミドテープにて、図1に示したように2点(測定点)に固定し、点灯前と点灯1時間後の温度を測定した。この点灯前後における温度差を求めた。
[塗膜密着性試験]
実施例1〜6及び比較例1〜3で得られた塗料を用いて、厚さ1mmのアルミニウム板に塗料を卓上コーターで塗装し、80℃30分加熱乾燥する。尚、塗膜の厚さは乾燥後に40μmとなるよう調整した。この塗膜部分のみを2mmの間隔で縦横方向ともに平行にカットし、5×5で25マスの切り込みを付けた。この格子パターン部にセロハンテープ(ニチバン株式会社製)を強く圧着させてから引き剥がし、塗膜の剥離の有無を判定した。4サンプルで行い、剥離した数が10マス未満の場合を○、10マス以上の場合を×とした。
Figure 2015193847
Figure 2015193847
比較例1,3を対比するとセラミックスが前記範囲より少ない、あるいは含まれていない場合は放射率が0.90以下となり放熱性が低下したのに対し、実施例1〜6の全ては放射率が0.90より大きく、温度も1℃以上低減することができた。また、比較例2と対比するとセラミックスが前記範囲内であると塗膜密着性が良好であることが判明した。
なお、参考例1とは、塗料を塗布しない場合である。
1:LED電球、2:ヒートシンク、3:塗膜、4:熱源、5:カバーガラス、6:充填材、7:セル、8:タブ線、9:バックシート。

Claims (5)

  1. (a)平均粒径が0.1〜50μmで、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方を含むセラミックス粉末と、(b)重量平均分子量が100,000〜200,000で、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂、塩化ゴム系樹脂、塩化ビニル樹脂、又は、フッ素樹脂のうち少なくとも1種であるバインダーとを含み、該バインダー100質量部に対し、酸化亜鉛粉末あるいは酸化チタン粉末又はその両方の合計を30〜100質量部含む熱放射性塗料。
  2. 波長域2〜22μmにおける放射率が0.90以上である請求項1記載の熱放射性塗料。
  3. 請求項1又は2に記載の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布された発光ダイオード(LED)照明。
  4. 請求項1又は2に記載の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布されたヒートシンク。
  5. 請求項1又は2に記載の熱放射性塗料を平均膜厚1〜50μmで塗布された太陽電池モジュール用バックシート。
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