JP2015193582A5

JP2015193582A5 -

Info

Publication number: JP2015193582A5
Application number: JP2014142910A
Authority: JP
Filing date: 2014-07-11
Publication date: 2017-08-17

Claims

カルノシンおよびアンセリンからなる群より選択される少なくとも一を含有する、神経心理機能の改善のための経口剤であって、
神経心理機能の改善が、加齢に関連した認知機能の低下の改善、うつの改善、脳の機能老化の予防、および認知症の発症の予防からなる群より選択される少なくとも一である、剤。
記憶機能の低下の抑制用である、請求項１に記載の剤。
うつが、加齢によるものである、請求項１に記載の剤。
カルノシンおよびアンセリンからなる群より選択される少なくとも一を、鶏肉抽出物として含有する、請求項１〜３のいずれか１項に記載の剤。
トランスポーター遺伝子である、SLC23A2、SLC43A2、SLC29A3、SLC35C1、SLC25A33、SLC25A23、SLC6A12およびSLC6A13；
ケモカイン遺伝子である、CXCL12およびCCL17；
老化関連遺伝子である、TSPOおよびP2RY1；
神経系遺伝子である、CAMK1；
ミトコンドリア系遺伝子である、ACO2、ATP7A、POLG、IDH3G、UCP2、BCKDHAおよびTAP2；並びに
抗老化遺伝子である、SMARCD1およびSIRT6
からなる群より選択される少なくとも一の遺伝子の発現を変動させる、請求項１〜４のいずれか１項に記載の剤。
抗炎症作用を有する、請求項１〜５のいずれか１項に記載の剤。
IP-10（CXCL10)、IL-2、IL-5、IL-7、IL-8(CXCL8)、IL-13、G-CSFおよびMCP-1（CCL2）からなる群より選択される少なくとも一のサイトカインの血液中の濃度を制御する、請求項１〜６のいずれか１項に記載の剤。
血糖値の上昇抑制作用または低減作用を有する、請求項１〜７のいずれか１項に記載の剤。
血中のインスリン濃度の上昇抑制作用または低減作用を有する、請求項１〜８のいずれか１項に記載の剤。
一日量として200mg以上のカルノシンまたはアンセリンを摂取させるための、請求項１〜９のいずれか１項に記載の剤。
一日量として1000mg以上のカルノシンまたはアンセリンを１回または複数回に分けて摂取させるための、請求項１〜１０のいずれか１項に記載の剤。
クレアチンおよび核酸をさらに含む、請求項１〜１１のいずれか１項に記載の剤。
高齢者または軽度の気分障害を有する者を対象とする、請求項１〜１２のいずれか１項に記載の剤。
医薬組成物または食品組成物である、請求項１〜１３のいずれか１項に記載の剤。
カルノシンおよびアンセリンからなる群より選択される少なくとも一を含む栄養組成物を、加齢に関連した認知機能の低下の改善、うつの改善、脳の機能老化の予防、および認知症の発症の予防からなる群より選択される少なくとも一の神経心理機能の改善が望ましい対象に摂取させる工程を含む、神経心理機能の改善のための食餌方法（医療行為を除く。）。
カルノシンおよびアンセリンからなる群より選択される少なくとも一をリード化合物として用いる、加齢に関連した認知機能の低下の改善、うつの改善、脳の機能老化の予防、および認知症の発症の予防からなる群より選択される少なくとも一の神経心理機能の改善のための有効成分を探索する方法。