JP2017508737A5 - - Google Patents

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本発明の多様な実施形態は、治療を必要としている対象において、治療の有効性を決定するための方法を提供する。当該方法は、効果的なレチノイドアゴニスト及びG−CSFの有効量を投与されている対象からのサンプルを与え、活性酸素(ROS)の生成レベルを評価し、仮にそのROS生成が参照サンプルのROS生成より高い場合、その治療が効果的であると決定し、または仮にそのROS生成が参照サンプルのROS生成と同じかまたは相対的に低い場合、その治療が効果的でないと決定することを含む。
[本発明1001]
対象の疾患を治療し、予防し、発達の可能性を抑え、その重症度を軽減し、その予防を促進し及び/またはその進行を遅らせる方法であって、
レチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体を提供すること;及び
前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体の治療有効量をその対象に投与し、それにより前記対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせること
を含む、前記方法。
[本発明1002]
前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、1つの組成物に与えられる、本発明1001の方法。
[本発明1003]
前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、別々の組成物に与えられる、本発明1001の方法。
[本発明1004]
前記疾患が、好中球減少症または微生物感染症である、本発明1001の方法。
[本発明1005]
前記疾患が、化学療法誘発性の好中球減少症、先天性好中球減少症、特発性好中球減少症、周期性好中球減少症、または自己免疫性好中球減少症である、本発明1001の方法。
[本発明1006]
前記対象が、ヒトである、本発明1001の方法。
[本発明1007]
前記レチノイドアゴニストが、タミバロテン(Am80、レチノ安息香酸、AMNOID、TAMIBARO)、CH55、ITYA(ITYA−01115)、Am580、BD4、若しくはNRX195183、またはそれらの組み合わせである、本発明1001の方法。
[本発明1008]
前記レチノイドアゴニストが、静脈内に、筋肉に、皮下に、腹腔内に、経口で、または吸入を介して投与される、本発明1001の方法。
[本発明1009]
前記G−CSFまたはその類似体が、静脈内に、筋肉に、皮下に、腹腔内に、経口で、または吸入を介して投与される、本発明1001の方法。
[本発明1010]
前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、同時にまたは連続的に投与される、本発明1001の方法。
[本発明1011]
前記G−CSFまたはその類似体の投与前に、投与中に、または投与後に、前記レチノイドアゴニストが投与される、本発明1001の方法。
[本発明1012]
前記レチノイドアゴニストが、約0.001〜0.01mg/kg、0.01〜0.1mg/kg、0.1〜0.5mg/kg、0.5〜5mg/kg、5〜10mg/kg、10〜20mg/kg、20〜50mg/kg、50〜100mg/kg、100〜200mg/kg、200〜300mg/kg、300〜400mg/kg、400〜500mg/kg、500〜600mg/kg、600〜700mg/kg、700〜800mg/kg、800〜900mg/kg、または900〜1000mg/kgで投与される、本発明1001の方法。
[本発明1013]
前記レチノイドアゴニストが、1日に1〜3回または1週間に1〜7回投与される、本発明1001の方法。
[本発明1014]
前記レチノイドアゴニストが、約1〜10日間、10〜20日間、20〜30日間、30〜40日間、40〜50日間、50〜60日間、60〜70日間、70〜80日間、80〜90日間、90〜100日間、1〜6か月間、6〜12か月間、または1〜5年間投与される、本発明1001の方法。
[本発明1015]
前記G−CSFまたはその類似体が、約0.01〜0.1mcg/kg、0.1〜0.5mcg/kg、0.5〜5mcg/kg、5〜10mcg/kg、10〜20mcg/kg、20〜50mcg/kg、50〜100mcg/kg、100〜200mcg/kg、200〜300mcg/kg、300〜400mcg/kg、400〜500mcg/kg、500〜600mcg/kg、600〜700mcg/kg、700〜800mcg/kg、800〜900mcg/kg、または900〜1000mcg/kgで投与される、本発明1001の方法。
[本発明1016]
前記G−CSFまたはその類似体が、1日に1〜3回または1週間に1〜7回投与される、本発明1001の方法。
[本発明1017]
前記G−CSFまたはその類似体が、約1〜10日間、10〜20日間、20〜30日間、30〜40日間、40〜50日間、50〜60日間、60〜70日間、70〜80日間、80〜90日間、90〜100日間、1〜6か月間、6〜12か月間、または1〜5年間投与される、本発明1001の方法。
[本発明1018]
化学療法薬を前記対象に提供しかつ投与することをさらに含む、本発明1001の方法。
[本発明1019]
前記レチノイドアゴニスト、前記G−CSFまたはその類似体、及び前記化学療法薬が、同時にまたは連続的に投与される、本発明1017の方法。
[本発明1020]
前記化学療法薬の投与前に、投与中に、または投与後に、前記レチノイドアゴニスト及び/または前記G−CSFまたはその類似体が投与される、本発明1017の方法。
[本発明1021]
抗微生物薬を前記対象に提供し及び投与することをさらに含む、本発明1001の方法。
[本発明1022]
レチノイドアゴニスト及び/またはG−CSFもしくはその類似体を含む組成物。
[本発明1023]
前記レチノイドアゴニストが、タミバロテン(Am80、レチノ安息香酸、AMNOID、TAMIBARO)、CH55、ITYA(ITYA−01115)、Am580、BD4、若しくはNRX195183、またはそれらの組み合わせである、本発明1021の組成物。
[本発明1024]
前記レチノイドアゴニストが、約0.001〜0.01mg/kg、0.01〜0.1mg/kg、0.1〜0.5mg/kg、0.5〜5mg/kg、5〜10mg/kg、10〜20mg/kg、20〜50mg/kg、50〜100mg/kg、100〜200mg/kg、200〜300mg/kg、300〜400mg/kg、400〜500mg/kg、500〜600mg/kg、600〜700mg/kg、700〜800mg/kg、800〜900mg/kg、または900〜1000mg/kgである、本発明1021の組成物。
[本発明1025]
前記G−CSFまたはその類似体が、約0.01〜0.1mcg/kg、0.1〜0.5mcg/kg、0.5〜5mcg/kg、5〜10mcg/kg、10〜20mcg/kg、20〜50mcg/kg、50〜100mcg/kg、100〜200mcg/kg、200〜300mcg/kg、300〜400mcg/kg、400〜500mcg/kg、500〜600mcg/kg、600〜700mcg/kg、700〜800mcg/kg、800〜900mcg/kg、または900〜1000mcg/kgである、本発明1021の組成物。
[本発明1026]
薬学的に許容される添加剤をさらに含む、本発明1021の組成物。
[本発明1027]
薬学的に許容される担体をさらに含む、本発明1021の組成物。
[本発明1028]
静脈内用、筋肉用、皮下用、腹腔内用、経口用、または吸入を介する投与用に製剤化される、本発明1021の組成物。
[本発明1029]
化学療法薬をさらに含む、本発明1021の組成物。
[本発明1030]
抗微生物薬をさらに含む、本発明1021の組成物。
[本発明1031]
対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるためのキットであって、
ある量のレチノイドアゴニスト;
ある量のG−CSFまたはその類似体;及び
前記対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるための、前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体の使用説明書
を含む、前記キット。
[本発明1032]
顆粒球の生成方法であって、
細胞を提供すること;及び
その細胞をレチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激し、それにより顆粒球を生成すること
を含む、前記方法。
[本発明1033]
前記顆粒球が、好中球である、本発明1000の方法。
[本発明1034]
前記生成された顆粒球及び/または前記刺激された細胞を培養することをさらに含む、本発明1000の方法。
[本発明1035]
前記生成された顆粒球及び/または前記刺激された細胞を単離することをさらに含む、本発明1000の方法。
[本発明1036]
対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせる方法あって、
細胞を提供すること;
前記細胞をレチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激し、それにより顆粒球を生成すること;及び
前記生成した顆粒球を前記対象に投与し、それにより前記対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせること
を含む、前記方法。
[本発明1037]
前記顆粒球が、好中球である、本発明1035の方法。
[本発明1038]
対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせる方法あって、
細胞を提供すること;
前記細胞をレチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激すること;及び
前記刺激された細胞を前記対象に投与し、それにより前記対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせること
を含む、前記方法。
[本発明1039]
治療が必要な対象の、治療の有効性を決定する方法であって、
(a)効果的なレチノイドアゴニスト及びG−CSFの有効量を投与されている対象からのサンプルを提供すること;
(b)活性酸素(ROS)の生成レベルを評価すること;及び
(c)前記ROS生成が、参照サンプルのROS生成より高い場合、前記治療が効果的であると決定し、または前記ROS生成が、参照サンプルのROS生成と同じかまたは相対的に低い場合、前記治療が効果的でないと決定すること
を含む、前記方法。
[本発明1040]
前記サンプルが、末梢血、骨髄細胞、血漿、組織またはそれらの組み合わせである、本発明1039の方法。
[本発明1041]
前記対象が、好中球減少症の治療中であるかまたは治療を受けたことがある、本発明1039の方法。
[本発明1042]
好中球減少症の治療前に、治療中に、または治療後に、前記サンプルが取得される、本発明1039の方法。
[本発明1043]
基準値が、好中球減少症にかかっていない対象の集団からのROS生成の平均または中央レベルである、本発明1039の方法。
[本発明1044]
基準値が、レチノイドアゴニスト及びG−CSFを含む治療を受けたことがある対象の集団からのROS生成の平均または中央レベルである、本発明1039の方法。

Claims (44)

  1. レチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体を組み合わせてなる、対象の疾患を治療し、予防し、発達の可能性を抑え、その重症度を軽減し、その予防を促進し及び/またはその進行を遅らせるための医薬
  2. 前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、1つの組成物で提供される、請求項1に記載の医薬
  3. 前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、別々の組成物で提供される、請求項1に記載の医薬
  4. 前記疾患が、好中球減少症または微生物感染症である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の医薬
  5. 前記疾患が、化学療法誘発性の好中球減少症、先天性好中球減少症、特発性好中球減少症、周期性好中球減少症、または自己免疫性好中球減少症である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の医薬
  6. 前記対象が、ヒトである、請求項1〜5のいずれか一項に記載の医薬
  7. 前記レチノイドアゴニストが、タミバロテン(Am80、レチノ安息香酸、AMNOID、TAMIBARO)、CH55、ITYA(ITYA−01115)、Am580、BD4、若しくはNRX195183、またはそれらの組み合わせである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の医薬
  8. 前記レチノイドアゴニストが、静脈内に、筋肉に、皮下に、腹腔内に、経口で、または吸入を介して投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の医薬
  9. 前記G−CSFまたはその類似体が、静脈内に、筋肉に、皮下に、腹腔内に、経口で、または吸入を介して投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一項に記載の医薬
  10. 前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体が、同時にまたは連続的に投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の医薬
  11. 前記G−CSFまたはその類似体の投与前に、投与中に、または投与後に、前記レチノイドアゴニストが投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の医薬
  12. 前記レチノイドアゴニストが、約0.001〜0.01mg/kg、0.01〜0.1mg/kg、0.1〜0.5mg/kg、0.5〜5mg/kg、5〜10mg/kg、10〜20mg/kg、20〜50mg/kg、50〜100mg/kg、100〜200mg/kg、200〜300mg/kg、300〜400mg/kg、400〜500mg/kg、500〜600mg/kg、600〜700mg/kg、700〜800mg/kg、800〜900mg/kg、または900〜1000mg/kgで投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の医薬
  13. 前記レチノイドアゴニストが、1日に1〜3回または1週間に1〜7回投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の医薬
  14. 前記レチノイドアゴニストが、約1〜10日間、10〜20日間、20〜30日間、30〜40日間、40〜50日間、50〜60日間、60〜70日間、70〜80日間、80〜90日間、90〜100日間、1〜6か月間、6〜12か月間、または1〜5年間投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜13のいずれか一項に記載の医薬
  15. 前記G−CSFまたはその類似体が、約0.01〜0.1mcg/kg、0.1〜0.5mcg/kg、0.5〜5mcg/kg、5〜10mcg/kg、10〜20mcg/kg、20〜50mcg/kg、50〜100mcg/kg、100〜200mcg/kg、200〜300mcg/kg、300〜400mcg/kg、400〜500mcg/kg、500〜600mcg/kg、600〜700mcg/kg、700〜800mcg/kg、800〜900mcg/kg、または900〜1000mcg/kgで投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の医薬
  16. 前記G−CSFまたはその類似体が、1日に1〜3回または1週間に1〜7回投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか一項に記載の医薬
  17. 前記G−CSFまたはその類似体が、約1〜10日間、10〜20日間、20〜30日間、30〜40日間、40〜50日間、50〜60日間、60〜70日間、70〜80日間、80〜90日間、90〜100日間、1〜6か月間、6〜12か月間、または1〜5年間投与されるように用いられることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか一項に記載の医薬
  18. 化学療法薬と併用される、請求項1〜17のいずれか一項に記載の医薬
  19. 前記レチノイドアゴニスト、前記G−CSFまたはその類似体、及び前記化学療法薬が、同時にまたは連続的に投与されるように用いられることを特徴とする、請求項18に記載の医薬
  20. 前記化学療法薬の投与前に、投与中に、または投与後に、前記レチノイドアゴニスト及び/または前記G−CSFまたはその類似体が投与されるように用いられることを特徴とする、請求項18に記載の医薬
  21. 抗微生物薬と併用される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の医薬
  22. レチノイドアゴニスト及び/またはG−CSFもしくはその類似体を含む組成物。
  23. 前記レチノイドアゴニストが、タミバロテン(Am80、レチノ安息香酸、AMNOID、TAMIBARO)、CH55、ITYA(ITYA−01115)、Am580、BD4、若しくはNRX195183、またはそれらの組み合わせである、請求項22に記載の組成物。
  24. 前記レチノイドアゴニストが、約0.001〜0.01mg/kg、0.01〜0.1mg/kg、0.1〜0.5mg/kg、0.5〜5mg/kg、5〜10mg/kg、10〜20mg/kg、20〜50mg/kg、50〜100mg/kg、100〜200mg/kg、200〜300mg/kg、300〜400mg/kg、400〜500mg/kg、500〜600mg/kg、600〜700mg/kg、700〜800mg/kg、800〜900mg/kg、または900〜1000mg/kgである、請求項22または23に記載の組成物。
  25. 前記G−CSFまたはその類似体が、約0.01〜0.1mcg/kg、0.1〜0.5mcg/kg、0.5〜5mcg/kg、5〜10mcg/kg、10〜20mcg/kg、20〜50mcg/kg、50〜100mcg/kg、100〜200mcg/kg、200〜300mcg/kg、300〜400mcg/kg、400〜500mcg/kg、500〜600mcg/kg、600〜700mcg/kg、700〜800mcg/kg、800〜900mcg/kg、または900〜1000mcg/kgである、請求項22〜24のいずれか一項に記載の組成物。
  26. 薬学的に許容される添加剤をさらに含む、請求項22〜25のいずれか一項に記載の組成物。
  27. 薬学的に許容される担体をさらに含む、請求項22〜26いずれか一項に記載の組成物。
  28. 静脈内用、筋肉用、皮下用、腹腔内用、経口用、または吸入を介する投与用に製剤化されている、請求項22〜27のいずれか一項に記載の組成物。
  29. 化学療法薬をさらに含む、請求項22〜28のいずれか一項に記載の組成物。
  30. 抗微生物薬をさらに含む、請求項22〜29のいずれか一項に記載の組成物。
  31. 対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるためのキットであって、
    ある量のレチノイドアゴニスト;
    ある量のG−CSFまたはその類似体;及び
    前記対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるための、前記レチノイドアゴニスト及び前記G−CSFまたはその類似体の使用説明書
    を含む、前記キット。
  32. 顆粒球の生成方法であって、
    細胞を提供すること;及び
    その細胞をレチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激し、それにより顆粒球を生成すること
    を含む、前記方法。
  33. 前記顆粒球が、好中球である、請求項32に記載の方法。
  34. 前記生成された顆粒球及び/または前記刺激された細胞を培養することをさらに含む、請求項32または33に記載の方法。
  35. 前記生成された顆粒球及び/または前記刺激された細胞を単離することをさらに含む、請求項32〜34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 細胞をレチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激することによって生成された顆粒球を含む、対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるための医薬
  37. 前記顆粒球が、好中球である、請求項36に記載の医薬
  38. レチノイドアゴニスト及びG−CSFまたはその類似体で刺激された細胞を含む、対象の疾患を治療し、予防し、発症の可能性を抑え、その重症度を軽減し及び/またはその進行を遅らせるための医薬
  39. 治療が必要な対象の、治療の有効性を決定する方法であって、
    (a)効果的なレチノイドアゴニスト及びG−CSFの有効量を投与されている対象からのサンプルを提供すること;
    (b)活性酸素(ROS)の生成レベルを評価すること;及び
    (c)前記ROS生成が、参照サンプルのROS生成より高い場合、前記治療が効果的であると決定し、または前記ROS生成が、参照サンプルのROS生成と同じかまたは相対的に低い場合、前記治療が効果的でないと決定すること
    を含む、前記方法。
  40. 前記サンプルが、末梢血、骨髄細胞、血漿、組織またはそれらの組み合わせである、請求項39に記載の方法。
  41. 前記対象が、好中球減少症の治療中であるかまたは治療を受けたことがある、請求項39または40に記載の方法。
  42. 好中球減少症の治療前に、治療中に、または治療後に、前記サンプルが取得される、請求項39〜41のいずれか一項に記載の方法。
  43. 基準値が、好中球減少症にかかっていない対象の集団からのROS生成の平均または中央レベルである、請求項39〜42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 基準値が、レチノイドアゴニスト及びG−CSFを含む治療を受けたことがある対象の集団からのROS生成の平均または中央レベルである、請求項39〜42のいずれか一項に記載の方法。
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