JP2015175124A - シールドトンネル用の枕木およびシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 枕木10は、後続台車13が走行可能な平面10dを有するアーム部10bと、トンネルの下方内面に沿った形状を有する主アーチ部10aとを備え、アーム部10bが主アーチ部10aの両端部に設けられた軸10cまわりに回動可能に構成されている。
【選択図】 図2
Description
以上のような、従来の大断面シールド工法においては、後続台車、資機材の搬出入および掘削土の搬出に使用する自走台車のレールの枕木は、H型鋼をセグメント下半に架け渡すことによって形成されている。特許文献1においては、この枕木の両端部上に門型の後続台車を走行させるレールを敷き、枕木の中央部上に、資機材の搬出入用の自走台車を走行させるレールを敷設するようにしている。
トンネルの下方内面に沿った形状を有する主アーチ部とを備え、
前記アーム部が前記主アーチ部の両端部に設けられた軸まわりに回動可能に構成されたことを特徴とするシールドトンネル用の枕木によって達成される。
後続台車が走行可能な平面を有し、トンネルの内面に沿った形状を有するアーム部と、
トンネルの下方内面に沿った形状を有する主アーチ部とを備え、
前記アーム部が前記主アーチ部の両端部に設けられた軸まわりに回動可能に構成され、
前記主アーチ部が前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、
前記アーム部が前記トンネル内面に沿うように取り付けられた枕木を前記トンネルの前記下方内面に盛り替えする枕木の盛り替え方法であって、
トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも坑口に近い枕木の前記軸まわりに、前記アーム部を前記トンネル内面から前記トンネル空間内に回動させ、
前記トンネル空間内に回動された前記アーム部の先端部近傍を把持して、
前記トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも前記トンネルの坑口に近い前記枕木を、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の前記切羽側に隣接する位置に移送して、
前記枕木の前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、
後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させて、前記トンネル内面に沿うように取り付け、
同様にして、前記トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも前記トンネルの坑口に近い前記枕木を、順次、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の切羽側に隣接する位置に移送して、
前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させて、前記トンネル内面に沿うように取り付けるステップを繰り返すことを特徴とするシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法によって達成される。
2 枕木、H型鋼
5 作業スペース
6 デッドスペース
10 枕木
10a 主アーチ部
10b アーム部
10c 枢軸
12 トンネル
13 後続台車
13a 後続台車
15 作業スペース
21 ジャッキ
22 移動式揚重クレーン
23 ワイヤ
Claims (7)
- 後続台車が走行可能な平面を有するアーム部と、
トンネルの下方内面に沿った形状を有する主アーチ部とを備え、
前記アーム部が前記主アーチ部の両端部に設けられた軸まわりに回動可能に構成されたことを特徴とするシールドトンネル用の枕木。 - 前記アーム部の前記平面が、後続台車が走行可能なレールを備えていることを特徴とする請求項1に記載の枕木。
- 後続台車が走行可能な平面を有し、トンネルの内面に沿った形状を有するアーム部と、
トンネルの下方内面に沿った形状を有する主アーチ部とを備え、
前記アーム部が前記主アーチ部の両端部に設けられた軸まわりに回動可能に構成され、
前記主アーチ部が前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、
前記アーム部が前記トンネル内面に沿うように取り付けられた枕木を前記トンネルの前記下方内面に盛り替えする枕木の盛り替え方法であって、
トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも坑口に近い枕木の前記軸まわりに、前記アーム部を前記トンネル内面から前記トンネル空間内に回動させ、
前記トンネル空間内に回動された前記アーム部の先端部近傍を把持して、
前記トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも前記トンネルの坑口に近い前記枕木を、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の前記切羽側に隣接する位置に移送して、
前記枕木の前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、
後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させて、前記トンネル内面に沿うように取り付け、
同様にして、前記トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも前記トンネルの坑口に近い前記枕木を、順次、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の切羽側に隣接する位置に移送して、
前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させて、前記トンネル内面に沿うように取り付けるステップを繰り返すことを特徴とするシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。 - 前記アーム部と前記主アーチ部を繋ぐようにジャッキを取り付けて、前記ジャッキを伸縮することによって、前記アーム部を回動させるように構成されていることを特徴とする請求項3に記載のシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。
- 前記後続台車に設けられた移動式揚重手段によって、前記枕木を、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の切羽側に隣接する位置に移送するように構成されていることを特徴とする請求項3または4に記載のシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。
- 前記トンネルの切羽に最も近い枕木に隣り合った枕木よりも前記トンネルの坑口に近い前記枕木を、前記トンネルの切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の前記切羽側に隣接する位置に移送して、前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、前記ジャッキを伸ばすことによって、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させるように構成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載のシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。
- 前記トンネルの坑口に最も近い枕木を、順次、切羽に最も近い位置に取り付けられた既設の枕木の切羽側に隣接する位置に移送して、前記主アーチ部を前記トンネルの下方内面に沿うように取り付け、後続台車が走行可能な前記平面が略水平を向くように、前記アーム部を回動させて、前記トンネル内面に沿うように取り付けるステップを繰り返すことを特徴とする請求項3ないし6のいずれか1項に記載のシールドトンネル用の枕木の盛り替え方法。
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