JP6426813B1 - トンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法 - Google Patents

トンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 トンネル工事の切羽から発生する土砂・岩片・石等のズリを、トンネル壁に構築されるベルトコンベヤによって搬送する連続ベルトコンベヤ装置Cにおいて、切羽が前進すると延長されるコンベヤベルトBのベルト受けローラを組み込んだローラ支持構造体RSKをコンクリート壁に効率的に構築できるようにする。【解決手段】 連続ベルトコンベヤ装置Cにはベルトを延長できるためのベルト格納部Kを有するとともに、テールピース台車Tにはコンクリート壁吊下げのための上部アンカー部材取付作業の為の高所作業台THWと,後部に上部アンカー部材と下方アンカー部材と水平部材とでローラ支持構造体RSKを組み立てこれにベルト受けローラを組み込む作業をする昇降台TEと,ローラを組み込んだローラ支持構造体RSKをコンクリート壁に取付ける低位置作業台TLWとを設け、ローラを有する新しい支持構造体を効率的にコンクリート壁に取付ける。【選択図】図3

Description

本発明は、トンネル工事で切羽から発生する土砂・石・岩片等のズリを開設したトンネル空間を介して外方向へ搬送するための連続ベルトコンベヤ装置であって、コンベヤベルトを保持するベルト受けローラのキャリアローラ,リターンローラは開設されたトンネルのコンクリート壁から所定間隔で吊下げられ、2.5m程のトンネル地面からの高さで水平に吊下げられたローラ支持構造体に設置され、トンネル壁に沿ってコンベヤベルトを多数のローラ支持構造体によって長く配装されている。又、連続ベルトコンベヤ装置の途中にベルトを折り返し格納するベルト格納部を有し、必要長さ繰り出してベルトを延長でき、又コンベヤベルトの先端リターン部は移動できるテールピース台車に設けられ、先端リターン部はテールピース台車の前進とともにコンベヤベルトを延伸できるようになっている。本発明は、この連続ベルトコンベヤ装置の切羽の前進とともにコンベヤベルトを効率的に延長できるようにする技術に関する。
これらの構造のトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置は出願前公知の特許文献1,2において知られている。
この連続ベルトコンベヤ装置は長いトンネルの工事において、切羽は掘削されて前進し、切羽からのズリの搬送長さは長くなり、コンベヤベルトの長さは逐次長くしてそのベルトの先端リターン部を切羽近くに移動させられるようにしている。
そして、延長したコンベヤベルト部分を支持するため延長したコンベヤベルト部分を支持するためにコンクリート壁に吊下げた新しいローラ支持構造体を逐次構築し、そのローラ支持構造体上にキャリアローラとリターンローラを装着して延長する。このローラ支持構造体の吊下げの作業にはトンネル地面から6m程の高さに上方アンカーを打設し、これに吊りチェーン等の吊下げ部材を取付け、又トンネル地面から2.2m程の高さに下方アンカーを打設し、ローラ支持構造体を水平に保持する水平部材を下方アンカーに取付ける作業が必要である。又、テールピース台車を前進させると、テールピース台車の後部の新しいローラ支持構造体を2.5m程の搬送高さに保持する。又、テールピース台車の後端と既設のローラ支持構造体とに長い間隔が発生すると、その間を継ぐ間にも新しいローラ支持構造体の設置が必要となる。
しかし、ローラ支持構造体の上部アンカーの打設とこれに吊下げるチェーン等の吊下げ部材の取付作業は、別の高所作業台車での作業で行われる。又、テールピース台車とコンクリート壁に吊下げられた既設のローラ支持構造体との間の新しいローラ支持構造体の構築作業は、トンネル地面及びテールピース台車の後部の低位置作業台に立って作業者が手作業による作業でなされていた。そのため、コンベヤベルトの延長に伴う新しいローラ支持構造体の構築作業に手間がかかり、効率的なコンベヤベルトの延長作業がなされなかった。
特開2014−28670号公報 特開2015−101454号公報
本発明が解決しようとする課題は、従来のコンベヤベルトの延長作業に別の高所作業車を必要とし、又ローラ支持構造体の継ぎ作業におけるローラ支持構造体を継ぐための同じ高さにしての継ぎ作業も手間時間のかかる作業であった。
この点の問題点を解消し、本発明では一台のテールピース台車上でこれらの作業が行え、又ローラ支持構造体の構築作業と継ぎ作業が迅速・容易に行え、コンベヤベルトの延長作業が効率的に行えるように延長作業方法を提供することにある。
かかる課題を解決した本発明の構成は、
1) トンネル工事において、切羽から発生する土砂・岩片・石等のズリを開設したトンネル空間を通して外方向に搬送するための連続ベルトコンベヤ装置であって、
切羽の前進とともにベルトコンベヤのコンベヤベルトの途中に設けたベルト折り返し格納部からベルトを繰り出して延伸でき、しかも開設したトンネルのコンクリート壁に吊下げて保持される所定長さのローラ支持構造体を数個互に継いでトンネル方向に連続的に構築するとともに、前記コンベヤベルトを保持するキャリアローラとリターンローラからなるベルト受けローラを前記ローラ支持構造体に取付ける構造とし、前記コンベヤベルトの先端リターン部をクローラ車で移動できるテールピース台車の先端部に設け、同テールピース台車の前部に前記先端リターン部に導く前記コンベヤベルトの複数のローラを複数配置し、又テールピース台車の前方位置にズリを前記コンベヤベルトのキャリア側ベルト上面に投入する投入部を設け、前記テールピース台車の後部の低位置には新しい次のローラ支持構造体を載置して昇降できる昇降台を設け、同テールピース台車の中間位置に次の前記ローラ支持構造体を前記コンクリート壁に吊下げるための上方アンカー部材を打設するための高所作業台を設け、前記昇降台の近くに低位置作業台を設けた構造のトンネル工事のズリ搬送用の前記連続ベルトコンベヤ装置における前記コンベヤベルトのベルト延長作業方法であって、
前記テールピース台車を停止した状態で前記テールピース台車の前記高所作業台で前記ローラ支持構造体の吊下げのための前記上方アンカー部材の打ち込みと吊下げ部材の取付の第1工程の作業し、又コンクリート壁のその低い位置に下方アンカー部材を打設し、同下方アンカー部材に前記ローラ支持構造体を水平に設置できる水平部材の一端を連結する第2工程の作業をし、前記テールピース台車の後部の前記低位置作業台で次に継ぐ前記の新しいローラ支持構造体を前記昇降台上に設置し、これに前記のキャリアローラとリターンローラの前記ベルト受けローラを取付ける第3工程の作業を行い、その後前記コンクリート壁に先に吊下げ支持された最先端のローラ支持構造体と前記の新しいローラ支持構造体とを前記昇降台で同じ高さにして連結して継ぎ、更に前記新しいローラ支持構造体を前記水平部材とこれを水平に保持する前記上方アンカー部材とそれに結着された前記下げ部材と前記下方アンカー部材で前記コンクリート壁に吊り下げ保持させ、前記の新しいローラ支持構造体のキャリアローラとリターンローラに前記コンベヤベルトを載せる第4工程の作業を行い、この状態で前記コンベヤベルトを送ることで前記テールピース台車の前記投入部で投入されたズリを台車の前部の前記ローラと前記の新しいローラ支持構造体上の前記ベルト受けローラと既設のローラ支持構造体の前記ベルト受けローラで支持されて前記コンベヤベルトで搬送でき、その後切羽位置が前進すると前記コンベヤベルトの送りを停止して前記昇降台の台座の高さを低くし、切羽の前進に応じて前記テールピース台車の所定距離の前進と、その停止時での高所作業の吊下げの為の前記の上下のアンカー部材打設と前記吊下げ部材の第1と第2の工程の取付作業を行い、前記昇降台での次の新しいローラ支持構造体載置しての取付と、これに前記ベルト受けローラの取付ける第3工程の作業を行い、既設の前記コンクリート壁に吊下げた前記ローラ支持構造体との継ぎ作業と前記の新しいローラ支持構造体を前記の上下のアンカー部材と前記水平部材で前記コンクリート壁に吊下げ支持して前記コンベヤベルトを新しい前記ローラ支持構造体の前記受けローラに載せる第4工程の作業を行ってズリの搬送を可能とし、切羽の前進に応じて前記テールピース台車の次の前進と前記第1〜4の工程の作業を繰り返すことで、前記ベルトコンベヤをトンネル内に長く延伸配装できるトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法
2) 前記トンネル工事のズリ搬送用の前記連続ベルトコンベヤ装置は、前記テールピース台車に前記コンベヤベルトを送るモータで回動されるベルト駆動ドラムを備え、同ベルト駆動ドラムの回動軸にブレーキ装置を備え、前記連続ベルトコンベヤ装置の前記コンベヤベルトの逆走及び逸走を防止できる構造のものとした、前記1)記載のトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法
3) 前記ローラ支持構造体が、コンベヤ搬送方向に延びた二本の平行な前後に継ぐことができるサイドフレームと、同サイドフレームに前記リターンローラを取付けるためのリターンローラ取付具と、前記キャリアローラを取付けるためのキャリアローラ取付具とが取付けられ、前記リターンローラはリターンローラ取付具を介して取付けられ、又複数の前記キャリアローラは前記キャリアローラ取付具に取付けられる構造を有した構造のものである、前記1)又は2)記載のトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法
にある。
本発明によれば、ローラ支持構造体の取付作業はテールピース台車を停止状態でテールピース台車の後部の低位置作業台での昇降台を用いた作業として行えるようになった。ローラ支持構造体の水平吊下げの為のトンネル壁6m高さ程の上部アンカー打設作業及びこれに吊下げるチェーン等の吊下げ作業はその高所作業台での作業で行える。又、下方アンカー部材の打設作業とこれに水平部材の一端を連結する作業は低位置作業台での作業として容易に行える。このように、ローラ支持構造体のコンクリート壁に吊下げの為の上方アンカー部材,これに連結される吊下げ部材,下方アンカー部材とこれに連結される水平部材についてはテールピース台車の高所・低位置作業台を利用して容易に構築できる。
次に、ローラ支持構造体のサイドフレーム,キャリアローラ取付具,リターンローラ取付具及びこれらにキャリアローラ,リターンローラの取付作業はテールピース台車の後部に設けた昇降台の上にサイドフレームを設置し、リターンローラ取付具を介しリターンローラを取付け、これにリターン側ベルトを載せる。又、上方にあるキャリア側ベルトをミニクレーン等によって少し高く持ち上げてサイドフレームにキャリアローラを取付た状態のキャリアローラ取付具を取付け、その後キャリア側ベルトを降下させることでキャリア側ベルトをキャリアローラ上に置くことができる。
更に、その後このローラ支持構造体のサイドフレームの下方にコンクリート壁の下方アンカー部材に連結された水平部材を挿入し、水平部材の他端を上方アンカー部材に吊下げられたチェーン等吊下げ部材と結着して水平部材上にローラ支持構造体を水平に保持する構築作業が昇降台にサイドフレーム等を置いて低位置作業台上にて行える。又、水平保持した新しいローラ支持構造体と既設のローラ支持構造体とのサイドフレームの前後端を昇降台で同一高さに調整することで容易に同一高さで連結できる。これによって、延長したキャリア側ベルト及びリターン側ベルトを新しいローラ支持構造体のローラで支持できる。これらの構築作業はテールピース台車の低位置作業台で昇降台上に部材を載せて昇降高さを調整することで容易且つ迅速にできるようにでき、この延長の状態でコンベヤベルトを作動させるとズリを搬送できる。又、切羽が前進すると昇降台の台座位置を低くして、テールピース台車を3.0m程移動してもコンクリート壁に吊下げた新しいローラ支持構造体と昇降台の台座とは台座位置が低くされているので当ることなく、テールピース台車が前進しても新しいローラ支持構造体は水平部材とチェーンでコンクリート壁に吊下げられたままその場に残される。テールピース台車の前進で繰り出された新しいコンベヤ延長部分は、テールピース台車の後部の昇降台の上方に配置される。停止して前記同様に上下のアンカー部材,チェーン・水平部材の取付作業,ローラ支持構造体の組み立てと継ぎ作業及び水平支持作業を行うことによって、次の延長したコンベヤベルトの為のローラを取付けたローラ支持構造体をコンクリート壁に吊下げることができ、その作業が容易・迅速に行える。
よって、コンベヤベルトの延長毎に3.0m程のピッチで前進・停止・ローラ支持構造体の組立て・コンクリート壁に吊下げを行うことで、長くコンベヤベルトを迅速に延伸できる。
図1は実施例に使用したトンネル工事のズリ搬送用の連続搬送用の連続ベルトコンベヤ装置の全体構成を示す説明図である。 図2は実施例のテールピース台車の平面図である。 図3は実施例のテールピース台車の側面図である。 図4は図3のD−D断面図である。 図5は図3のA−A断面図である。 図6は図3のB−B断面図である。 図7は図3のC−C断面図である。 図8は実施例のコンベヤベルトの駆動構造を示す説明図である。 図9は実施例のブレーキ装置を示す側面図である。 図10は実施例のテールピース台車の昇降台にサイドフレームを載置した状態を示す平面図である。 図11は実施例のテールピース台車の昇降台にサイドフレームを載置した状態を示す側面図である。 図12は実施例のテールピース台車の昇降台でのローラ支持構造体の取付作業の状態を示す説明図である。 図13は実施例のローラ支持構造体の連結状態を示す平面図である。 図14は実施例のローラ支持構造体の連結状態を示す側面図である。 図15はテールピース台車にミニクレーン構造物を設置した例を示す側面図である。 図16は図15のミニクレーン構造物の正面図である。
本発明で、ローラ支持構造体のサイドフレーム等の部材を昇降台の台上に載置するため、及びコンベヤベルトを水平フリーローラでもって持ち上げるためのミニクレーンは、図15,16に示すようにテールピース台車の後部に設けてもよいし、テールピース台車とは別体のミニクレーン車を用いてこれら部材を吊り上げて昇降台の台上に置くように、又はコンベヤベルトを持ち上げるようにしてもよい。
本発明のブレーキ装置は、回転ブレーキ盤をシューで摩擦・回転抵抗力を与える以外のブレーク力を発生させるブレーキ装置でもよい。
更に、ローラ支持構造体は昇降台上に載せる前にサイドフレームにキャリアローラ取付具及びリターンローラ取付具を組み込んで、これら取付具にキャリアローラ及びリターンローラを取付けた状態の組立てられたローラ支持構造体で昇降台上に設置して、既設のローラ支持構造体と連結できるようにするようにすることもできる。
図1〜14に示す本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本実施例のテールピース台車の後部の昇降台上に、次の新しいローラ支持構造体のサイドフレームをミニクレーンを用いてまず設置し、このサイドフレームにリターンローラ取付具を取付け、これにリターンローラを取付ける。そしてミニクレーンでコンベヤベルトのキャリア側ベルトを水平なフリーローラで支えて少し持ち上げ、サイドフレームにキャリアローラを取付けたキャリアローラ取付具を装置することによってローラ支持構造体を組み立てる。
その後、新しいローラ支持構造体のサイドフレームの高さを既設のコンクリート壁に吊下げ支持された既設のローラ支持構造体のサイドフレームと同じ高さとするため昇降台の台座の高さを一致するように調整する。既設のローラ支持構造体のサイドフレームの先端と昇降台のサイドフレームの後端とを連結し、ローラ支持構造体を継ぐことで延長したコンベヤベルトの支持のローラ支持構造体をコンクリート壁に吊下げて、延伸するコンベヤベルトをこの連続したローラ支持構造体上に配置する例である。
(図面の符号の説明)
Cは本発明の実施例で使用する連続ベルトコンベヤ装置、Bは同連続ベルトコンベヤ装置のコンベヤベルト、BCはコンベヤベルトBの往路のキャリア側ベルト、BRはコンベヤベルトBの復路となるリターン側ベルト、GTは掘削されたトンネル、GTWは同トンネルGTのコンクリート壁、KはコンベヤベルトBを折り畳んで格納したベルト格納部で、繰り出してコンベヤベルトBを延伸できるようにしている。周知構造であり、詳細構造は省略している。Tはテールピース台車、FRはテールピース台車Tの先端に設けたコンベヤベルトBの先端リターン部、TCはテールピース台車Tのクローラ車、THWはテールピース台車Tの高所作業台、TLWはテールピース台車Tの低位置作業台、TBDはテールピース台車Tに設けられたコンベヤベルトBのベルトドライブドラム、TBMは同ベルトドライブドラムTBDを回動する駆動モータ、TBBはベルトドライブドラムTBDの回動を抑えるベルトドライブドラムTBDと連動させたディスクブレーキ盤をシューの押付けによってブレーキ力を発生させるブレーキ装置、TEは低位置作業台TLWの近くに設置された前後2台の昇降台、TTはテールピース台車Tのズリ投入部、RSKはローラ支持構造体、RSK1は左右に平行に対向的に配置される3m程の長さのサイドフレーム、RSK2はサイドフレームRSK1に取付けられるリターンローラ取付具、RSK3はサイドフレームRSK1に取付けられるキャリアローラ取付具、RCは複数のローラからなるキャリアローラ取付具RSK3に取付けられるキャリアローラ、RRはリターンローラ取付具RSK2に取付けられるリターンローラ、RFはミニクレーンで吊下げられる水平なフリーローラ、CONSはサイドフレームRSK1の前後方向の継手筒で、サイドフレームRSK1の端末を互に挿入し、ボルトナット等(図示せず)で連結している。HAはコンクリート壁GTWの6m高さで打設される上方アンカー部材、HBは同上方アンカー部材HAに連結された吊下げ部材のチェーン、LAはコンクリート壁GTWの2.2m程の高さで打設される下方アンカー部材、LHBは下方アンカー部材LAに一端が連結された水平部材で、同水平部材の他端はチェーンHBに連結され、コンクリート壁GTWに水平に保持され、又これと直交するサイドフレームRSK1とは連結される。
又、CRCはテールピース台車Tの前に配置される切羽にある大きな岩石・石等を小さく破砕してテールピース台車Tの投入部TTへ送り出すクラッシャー車、SHはシャベル作業車である。WBはコンベヤベルトBの水洗装置、MDはコンベヤベルトBのメインドライブ、BMはベルト巻取装置、SCはベルト格納部Kを構成するストレージカセットである。
本発明の連続ベルトコンベヤ装置CのコンベヤベルトBは、図1,5に示すようにトンネルGTのコンクリート壁GTWの上方アンカー部材HAとチェーンHBと下方アンカー部材LAとで吊下げられた高さ2.2m程に水平な水平部材LHBで保持される3.0m程の間隔で配置された多数個のローラ支持構造体RSKの凵字状に配置された3本ローラのキャリアローラRCと一本ローラのリターンローラRRの上に載置され、コンベヤベルトBは送られる。
(テールピース台車Tの停車時のズリの搬送)
テールピース台車Tの停止時において、コンベヤベルトBは先端リターン部FRを介してキャリア側ベルトBCはテールピース台車Tの前部の固設の複数のローラTR上に載って送られ、テールピース台車Tの後部の昇降台TEで組立てられたローラ支持構造体RSKが配置され、又水平部材LHBによってコンクリート壁GTWに吊下げられるように支持され、このローラ支持構造体RSKに取付けられたキャリアローラRCとリターンローラRR上にコンベヤベルトBが載置され、テールピース台車Tの後方の既設のコンクリート壁GTWに吊下げられたローラ支持構造体RSKのキャリアローラRCとリターンローラRRとの上に置かれ、ベルトは水平に送られる。
よって、テールピース台車Tのズリ投入部TTから投入されたズリはテールピース台車Tの前部に設けたコンベヤベルトのキャリア側ベルトに載って、ローラによってキャリア側ベルトで後部に送られる。後部では、昇降台TEと水平部材LHBで支持されたローラ支持構造体のキャリアローラに載って、既設のローラ支持構造体のキャリアローラに載って、コンベヤベルトの送りとともにズリも搬送される。
尚、切羽KHの土砂・小石等ズリはシャベル作業車SHによって集めて運ばれて、テールピース台車Tの投入部TTから投入される。大きな岩石・破石はクラッシャー車CRCに投入され小さく破砕された後、後方の傾斜した投入コンベヤCRCSからテールピース台車Tの投入部TTへ投入される。
又、テールピース台車Tの前進とともに、コンベヤベルトBはベルト格納部Kの折り返し保管されていたベルトが繰り出され、延長されるようになっている。
(切羽位置の前進によるテールピース台車の前進行程)
切羽位置が前進すると、昇降台TEの台座位置を低くする。その後、テールピース台車Tを3.0m程前進させる。テールピース台車Tの前進とともにベルト格納部Kから新しいベルトが繰り出され、先端リターン部FRが3.0m程移動する。この3.0m移動させると、テールピース台車Tを停車させる。
この位置で前記通り、図3,4,6,7に示すように高所作業台THWに作業員がのって、コンクリート壁GTWのトンネル地面から6m程の高さの位置に上方アンカー部材HAを打設し、これにチェーンHBを連結して垂した状態にする。又、その下方の2.5m程のコンクリート壁GTWの位置に下方アンカー部材LAを低位置作業台TLW上から又はトンネル地面上から直接作業員が打設作業して取付け、又この下方アンカー部材LAに水平部材LHBの一端を連結して垂しておく。上方アンカー部材HA,下方アンカー部材LA,水平部材LHBは3.0mピッチでコンクリート壁GTWに取付けられる。尚、前回取付けたローラ支持構造体RSKはテールピース台車Tの3.0m前進によって、移動後のテールピース台車Tの後端の階段の位置に残されている。その状態は図5に示されている。
次に、停車したテールピース台車Tの後部に設けた昇降台TEの台座の上に、次の新しいローラ支持構造体RSKの左右一対で平行なサイドフレームRSK1を載せる(図3,11,12参照)。
次に、昇降台TEの台座の高さを少し低くし、リターンローラ取付具RSK2とリターンローラRRをそれに取付ける(図12の手順2参照)。
次に、ミニクレーンに吊下げた水平なフリーローラRFをキャリア側ベルトBCの下方に挿入して、ミニクレーンでこのフリーローラRFを少し持ち上げる。キャリア側ベルトBCが持ち上げられると、サイドフレームRSK1の上部に3個のキャリアローラRCを取付けた状態のキャリアローラ取付具RSK3の取付作業を行う(図12の手順3,手順4参照)。そして、昇降台TEの台座の高さを高くすることで、キャリア側ベルトBCをキャリアローラRC上に載せ、又リターン側ベルトBRを下方のリターンローラRR上に載せる(図12の手順5参照)。
この状態にして、コンベヤベルトBを駆動モータTBMを作動させることでベルトドライブドラムTBDが作動し、コンベヤベルトBが送られる。このコンベヤベルトがズリの重み又はトンネルの地面の傾斜地となって逆走するのをブレーキ装置TBBで防いで、ズリを坑口の方向に搬送できる。
次に、切羽KHが前進するとコンベヤベルトBを停止し、昇降台TEの台座を低くして、テールピース台車Tを3.0m程前進させ、停止させる。後の手順は、前記のようにテールピース台車Tの後部の昇降台TEの上に台座の高さを調整しながらサイドフレームRSK1,リターンローラ取付具RSK2,キャリアローラ取付具RSK3,リターンローラRR,キャリアローラRCを組立て、ローラ支持構造体RSKを組立て、既設のローラ支持構造体RSKと接続して継ぐ。
更に、水平部材LHBを上方アンカー部材HA,チェーンHB,下方アンカー部材LAを使って水平にコンクリート壁GTWに吊下げる。そして、このキャリアローラRC,リターンローラRR上にコンベヤベルトBを載せてコンベヤベルトBを送れば、3.0m先の位置でズリを搬送できる。
更に、切羽が前進すれば前の行程に従ってテールピース台車Tを3.0m程移動させ、新しいローラ支持構造体をコンクリート壁GTWに吊下げて、ズリの搬送が続行できる。
本発明では、コンベヤベルトBの配装に必要なローラ支持構造体をテールピース台車上での作業で効率的に構築でき、ズリ搬送を効率的に行える。
本発明は、大型で長いトンネルの工事ばかりでなく、中型のトンネルでも使用できる。
C 連続ベルトコンベヤ装置
B コンベヤベルト
BC キャリア側ベルト
BR リターン側ベルト
FR コンベヤベルトBの先端リターン部
GT トンネル
GTW コンクリート壁
K ベルト格納部
T テールピース台車
TC クローラ車
TT テールピース台車のズリ投入部
THW 高所作業台
TLW 低位置作業台
TBD ベルトドライブドラム
TBM 駆動モータ
TBB ブレーキ装置
TE 昇降台
TR テールピース台車Tの前部のベルト受けローラ
RSK ローラ支持構造体
RSK1 サイドフレーム
RSK2 リターンローラ取付具
RSK3 キャリアローラ取付具
RC キャリアローラ
RR リターンローラ
RF フリーローラ
CONS 継手筒
HA 上方アンカー部材
HB チェーン
LA 下方アンカー部材
LHB 水平部材
CRC クラッシャー車
CRCS 投入コンベヤ
SH シャベル作業車
KH 切羽
WB 水洗装置
MD メインドライブ
BM ベルト巻取装置
SC ストレージカセット

Claims (3)

  1. トンネル工事において、切羽から発生する土砂・岩片・石等のズリを開設したトンネル空間を通して外方向に搬送するための連続ベルトコンベヤ装置であって、
    切羽の前進とともにベルトコンベヤのコンベヤベルトの途中に設けたベルト折り返し格納部からベルトを繰り出して延伸でき、しかも開設したトンネルのコンクリート壁に吊下げて保持される所定長さのローラ支持構造体を数個互に継いでトンネル方向に連続的に構築するとともに、前記コンベヤベルトを保持するキャリアローラとリターンローラからなるベルト受けローラを前記ローラ支持構造体に取付ける構造とし、前記コンベヤベルトの先端リターン部をクローラ車で移動できるテールピース台車の先端部に設け、同テールピース台車の前部に前記先端リターン部に導く前記コンベヤベルトの複数のローラを複数配置し、又テールピース台車の前方位置にズリを前記コンベヤベルトのキャリア側ベルト上面に投入する投入部を設け、前記テールピース台車の後部の低位置には新しい次のローラ支持構造体を載置して昇降できる昇降台を設け、同テールピース台車の中間位置に次の前記ローラ支持構造体を前記コンクリート壁に吊下げるための上方アンカー部材を打設するための高所作業台を設け、前記昇降台の近くに低位置作業台を設けた構造のトンネル工事のズリ搬送用の前記連続ベルトコンベヤ装置における前記コンベヤベルトのベルト延長作業方法であって、
    前記テールピース台車を停止した状態で前記テールピース台車の前記高所作業台で前記ローラ支持構造体の吊下げのための前記上方アンカー部材の打ち込みと吊下げ部材の取付の第1工程の作業し、又コンクリート壁のその低い位置に下方アンカー部材を打設し、同下方アンカー部材に前記ローラ支持構造体を水平に設置できる水平部材の一端を連結する第2工程の作業をし、前記テールピース台車の後部の前記低位置作業台で次に継ぐ前記の新しいローラ支持構造体を前記昇降台上に設置し、これに前記のキャリアローラとリターンローラの前記ベルト受けローラを取付ける第3工程の作業を行い、その後前記コンクリート壁に先に吊下げ支持された最先端のローラ支持構造体と前記の新しいローラ支持構造体とを前記昇降台で同じ高さにして連結して継ぎ、更に前記新しいローラ支持構造体を前記水平部材とこれを水平に保持する前記上方アンカー部材とそれに結着された前記下げ部材と前記下方アンカー部材で前記コンクリート壁に吊り下げ保持させ、前記の新しいローラ支持構造体のキャリアローラとリターンローラに前記コンベヤベルトを載せる第4工程の作業を行い、この状態で前記コンベヤベルトを送ることで前記テールピース台車の前記投入部で投入されたズリを台車の前部の前記ローラと前記の新しいローラ支持構造体上の前記ベルト受けローラと既設のローラ支持構造体の前記ベルト受けローラで支持されて前記コンベヤベルトで搬送でき、その後切羽位置が前進すると前記コンベヤベルトの送りを停止して前記昇降台の台座の高さを低くし、切羽の前進に応じて前記テールピース台車の所定距離の前進と、その停止時での高所作業の吊下げの為の前記の上下のアンカー部材打設と前記吊下げ部材の第1と第2の工程の取付作業を行い、前記昇降台での次の新しいローラ支持構造体載置しての取付と、これに前記ベルト受けローラの取付ける第3工程の作業を行い、既設の前記コンクリート壁に吊下げた前記ローラ支持構造体との継ぎ作業と前記の新しいローラ支持構造体を前記の上下のアンカー部材と前記水平部材で前記コンクリート壁に吊下げ支持して前記コンベヤベルトを新しい前記ローラ支持構造体の前記受けローラに載せる第4工程の作業を行ってズリの搬送を可能とし、切羽の前進に応じて前記テールピース台車の次の前進と前記第1〜4の工程の作業を繰り返すことで、前記ベルトコンベヤをトンネル内に長く延伸配装できるトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法。
  2. 前記トンネル工事のズリ搬送用の前記連続ベルトコンベヤ装置は、前記テールピース台車に前記コンベヤベルトを送るモータで回動されるベルト駆動ドラムを備え、同ベルト駆動ドラムの回動軸にブレーキ装置を備え、前記連続ベルトコンベヤ装置の前記コンベヤベルトの逆走及び逸走を防止できる構造のものとした、請求項1記載のトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法。
  3. 前記ローラ支持構造体が、コンベヤ搬送方向に延びた二本の平行な前後に継ぐことができるサイドフレームと、同サイドフレームに前記リターンローラを取付けるためのリターンローラ取付具と、前記キャリアローラを取付けるためのキャリアローラ取付具とが取付けられ、前記リターンローラはリターンローラ取付具を介して取付けられ、又複数の前記キャリアローラは前記キャリアローラ取付具に取付けられる構造を有した構造のものである、請求項1又は2記載のトンネル工事におけるズリ搬送用連続ベルトコンベヤ装置のベルト延長作業方法。
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