JP2020037807A - セントルレール送り出しシステム、及びセントル - Google Patents
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Abstract
Description
このように、本発明では、従来のように重機を使用してレールを盛り替える必要がないことから、効率よくセントルを移動することができ、作業時間を低減することができる。しかも、レールを盛り替えるための重機によって作業スペースが占有されることを抑制することができ、他の作業への影響を低減することが可能となるので、工事の作業効率を向上させることができ、工期を短くすることができる。
また、セントル本体をレールに沿って移動させる際には、レール把持ローラをレールのウェブから離反させて非保持位置とすることができるので、セントル本体をスムーズに走行させることができる。
脚部13Aには、上下移動可能な昇降ジャッキ17が設けられている。支持台車13がレール3に載っている状態で、昇降ジャッキ17が上下に伸縮駆動することで、アーチ型枠11の上アーチ部11Aが打設位置と脱型位置との間で移動させることができる。側アーチ部11Bは、上アーチ部11Aに対してヒンジ部を11a介して接続されており、そのヒンジ部11aを中心にしてトンネル内空側に折り畳み可能に設けられている。
ここでは、図5(a)〜(c)及び図6(a)、(b)に示すように、セントル1を使用して第1打設スパンS1でコンクリート打設した後、第1打設スパンS1からセントル1を次の第2打設スパンS2に移設する盛替え方法を主に説明する。
具体的には、図2(a)に示すように一対のレール把持ローラ4でレール3のウェブ32を挟持して保持位置Q1とした後、図4及び図5(b)に示すように、昇降装置5のシリンダ51を伸長させてレール3とともにセントル本体10を上昇させる。つまり、昇降装置5でセントル本体10を上昇させると、セントル本体10に連結されている一対のレール把持ローラ4も上昇することになる。この上昇時に、レール把持ローラ4がレール頭部31を下方から持ち上げることになるので、溝形鋼30を有するレール3も路盤面2Bから上方に離れた位置に上昇する。
本実施の形態では、図1に示すように、セントル1の移動用のレール3を盛り替える際に、昇降装置5によりセントル本体10とともに、セントル本体10にレール把持ローラ4によって保持されているレール3を上昇させる。このとき、レール3は路盤面2Bに設置されない上方の位置となり、レール把持ローラ4に対してトンネル軸方向X1に移動可能な状態で保持されているので、人力によって容易にレール3を次の打設スパンに向けて送り出すことができる。そして、レール3の送り出しが終わったときに、昇降装置5によりセントル本体10とともにレール3を下降させて路盤面2Bに接地することでレール3を盛り替えることができる。その後、セントル本体10を路盤面2Bに接地されたレール3に沿って次の第2打設スパンS2に移動させることで、セントル1を移設することができる。
また、セントル本体10をレール3に沿って走行させる際には、レール把持ローラ4をレール3のウェブ32から離反させて非保持状態とすることができるので、セントル本体10をスムーズに走行させることができる。
2 覆工コンクリート
2A 掘削壁面
2B 路盤面
3 レール
4 レール把持ローラ(レール保持部)
4a ローラ回転軸
5 昇降装置
10 セントル本体
11 アーチ型枠
30 溝形鋼
32 レールのウェブ
41 スライドガイド部
51 シリンダ
S1 第1打設スパン
S2 第2打設スパン
Q1 保持位置
Q2 非保持位置
Claims (3)
- トンネルコンクリート打設用の型枠を有するセントル本体に設けられるセントルレール送り出しシステムであって、
前記セントル本体に設けられ、トンネルの路盤面に敷設されたレールに沿って転動する車輪と、
前記レールをトンネル軸方向に移動可能に保持するレール保持部と、
前記セントル本体を前記レールとともに上昇させる昇降装置と、
を備え、
前記レール保持部で保持された前記レールは、前記昇降装置で前記セントル本体を上昇させた状態において、トンネル進行方向に送り出し可能に設けられていることを特徴とするセントルレール送り出しシステム。 - 前記レール保持部は、前記レールのウェブを左右両側から挟持するように近接離反可能に配置され、ローラ回転軸を上下方向に向けた一対のレール把持ローラであって、
コンクリート打設時に前記セントル本体を前記レールに沿って移動させる際に、前記レール把持ローラを前記ウェブから離反させた非保持位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のセントルレール送り出しシステム。 - トンネルコンクリート打設用の型枠を有するセントル本体と、
該セントル本体に設けられ、トンネルの路盤面に敷設されたレールに沿って転動する車輪と、
前記レールをトンネル軸方向に移動可能に保持するレール保持部と、
前記セントル本体を前記レールとともに上昇させる昇降装置と、
を備え、
前記レール保持部で保持された前記レールは、前記昇降装置で前記セントル本体を上昇させた状態において、トンネル進行方向に送り出し可能に設けられていることを特徴とするセントル。
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JP2018165311A JP7079702B2 (ja) | 2018-09-04 | 2018-09-04 | セントルレール送り出しシステム、及びセントル |
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