JP2015174259A - サーマルプリンタ - Google Patents

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芳史 山本
Yoshiji Yamamoto
芳史 山本
伊藤 昭人
Akito Ito
昭人 伊藤
浅野 修
Osamu Asano
修 浅野
紘介 小田
Kosuke Oda
紘介 小田
誠知 阪口
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誠知 阪口
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Abstract

【課題】印画物と印画用紙の切断屑を分離し、印画物のみを排紙することができるサーマルプリンタを提供することを目的とする。【解決手段】サーマルプリンタ1は、サーマルヘッド2と、カッタ11と、スリッタ14と、印画され切断された印画用紙8を排出するための排紙口15とを備えている。カッタ11は、排紙口15とサーマルヘッド1との間においてスリッタ14よりもサーマルヘッド1側に配置されるとともに、スリッタ14は、排紙口15とサーマルヘッド1との間においてカッタ11よりも排紙口15側に配置されている。サーマルプリンタ1は、カッタ11とスリッタ14との間に配置され、かつ、印画用紙8をスリッタ14へ導く機能と、カッタ11が印画用紙8を切断したときに発生する切断屑8aを印画用紙8から分離する機能とを備える可動用紙ガイド20a,20bをさらに備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、印画用紙を印画用紙の搬送方向に切断するスリッタを備えたサーマルプリンタに関するものである。
従来、印画用紙を印画用紙の搬送方向と直交する方向である印画用紙の幅方向に切断するカッタと、印画用紙の搬送方向に切断可能なスリッタとを備えたサーマルプリンタがある。例えば、特許文献1には次のようなサーマルプリンタが提案されている。サーマルプリンタは、印画用紙を排紙方向に選択的に切断することが可能に構成されている。サーマルプリンタは、印画用紙を排紙方向に切断しない場合、スリッタの用紙切断刃を印画用紙と接触しない位置とし、印画が完了した印画用紙をスリッタで排紙方向に切断しながら、印画用紙の先端側の余白部分をカッタで切断する。さらに、サーマルプリンタは、印画用紙をスリッタで切断した後、印画サイズの規定長にカッタで切断する。
特開2007−111999号公報
しかしながら、特許文献1に記載のサーマルプリンタは、排紙口側にカッタが配置されているため、印画された印画用紙がカッタとスリッタで切断された後、印画物と印画用紙の切断屑が同じ排紙口から排紙される。印画物と印画用紙の切断屑が混在するため、それらの分別が煩雑であった。
そこで、本発明は、印画物と印画用紙の切断屑を分離し、印画物のみを排紙することができるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明に係るサーマルプリンタは、印画用紙に印画を行うサーマルヘッドと、印画された前記印画用紙を前記印画用紙の幅方向に切断するカッタと、印画された前記印画用紙を前記印画用紙の搬送方向に切断するスリッタと、印画され切断された前記印画用紙を排出するための第1排紙口とを備え、前記カッタは、前記第1排紙口と前記サーマルヘッドとの間において前記スリッタよりも前記サーマルヘッド側に配置されるとともに、前記スリッタは、前記第1排紙口と前記サーマルヘッドとの間において前記カッタよりも前記第1排紙口側に配置され、前記カッタと前記スリッタとの間に配置され、かつ、前記印画用紙を前記スリッタへ導く機能と、前記カッタが前記印画用紙を切断したときに発生する切断屑を前記印画用紙から分離する機能とを備える用紙ガイドをさらに備えるものである。
本発明によれば、サーマルプリンタは、カッタとスリッタとの間に配置され、かつ、印画用紙をスリッタへ導く機能と、カッタが印画用紙を切断したときに発生する切断屑を印画用紙から分離する機能とを備える用紙ガイドを備えるため、印画物と切断屑を効果的に分離することができる。これにより、第1排紙口からは印画物のみが排紙されるため、印画物と切断屑を分別する煩雑さを解消することができる。
実施の形態に係るサーマルプリンタの構成図である。 カッタ、可動用紙ガイドおよびスリッタの断面図である。 スリッタの斜視図である。 スリッタの用紙搬送のための駆動構成を示す概略図である。 スリッタの主要部の斜視図である。 スリッタを正面から視た断面図である。 カッタ、可動用紙ガイドおよびスリッタの動作を説明する示す説明図である。 カッタ、可動用紙ガイドおよびスリッタの動作を説明する説明図である。 カッタ、可動用紙ガイドおよびスリッタの動作を説明する説明図である。 スリッタの動作を説明する説明図である。
<実施の形態>
本発明の実施の形態について、図面を用いて以下に説明する。図1は、実施の形態に係るサーマルプリンタ1の構成図である。
図1に示すように、サーマルプリンタ1は、ロール状の印画用紙8と、インクシート9と、印画に係る機構とを備えている。なお、サーマルプリンタ1はさらに、電源部と、画像処理部と、種々のセンサと、駆動部と、制御部と、構造支持部とを備えているが、これらは従来の構成と同様であるため、図面においても図示せず説明を省略する。
インクシート9には、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)の染料、および、オーバーコート層(OP)が順に配列されている。
サーマルプリンタ1は、印画に係る機構として、グリップローラ7aと、ピンチローラ7bと、サーマルヘッド2と、ヒートシンク4と、冷却ファン5と、プラテンローラ6と、インクシート9の巻取りリール10aと、インクシート9の巻出しリール10bと、排紙ガイドローラ18a,18bと、カッタ11と、スリッタ14と、排紙口15(第1排紙口)と、用紙ガイドである可動用紙ガイド20a,20b(図2参照)と、分離ガイド60(図3参照)と、排紙口61(第2排紙口)を備えている。
グリップローラ7aおよびピンチローラ7bは、印画用紙8を挟みこんだ状態で用紙搬送を行う。サーマルヘッド2は、印画用紙8に画像の転写を行うことで印画を行う。サーマルヘッド2には、温度を検出するサーミスタ3が取り付けられている。ヒートシンク4は、サーマルヘッド2の放熱を行う。冷却ファン5は、ヒートシンク4の冷却を行う。プラテンローラ6は、印画用紙8とインクシート9をサーマルヘッド2に圧着する。
カッタ11は、印画された印画用紙8を印画用紙8の幅方向に切断する。スリッタ14は、印画された印画用紙8を印画用紙8の搬送方向(以下、単に「搬送方向」という)に切断する。排紙口15は、印画され切断された印画用紙である印画物8c(図10参照)を排出するためのものであり、フロント意匠62に設けられている。なお、可動用紙ガイド20a,20b、分離ガイド60および排紙口61の詳細については後述する。
次に、サーマルプリンタ1の基本的な動作について説明する。サーマルプリンタ1に転送された画像データは、画像処理部にて印刷用の印画データに変換され、印画が行われる。印画の転写時、サーマルヘッド2はプラテンローラ6に圧着され、印画データに応じた発熱量をインクシート9と印画用紙8に加熱し、インクシート9の染料を昇華させて印画用紙8に転写する。画像形成のため、Y、M、CおよびOPと、同じ印画用紙8の印画面は転写動作が繰り返される。
このとき、印画用紙8は、グリップローラ7aとピンチローラ7bに圧着され、ステッピングモータ(図示省略)によって一定速度で搬送方向に搬送されている。インクシート9は、インク巻取りモータ12の駆動によって所定の張力でインク巻取りリール10aに巻き取られる。インク巻出しリール10bは、インクシート9が所定の張力で巻き出されるようにトルクリミッタ13と直結されている。
印画用紙8は、Y、M、CおよびOPと転写動作が繰り返されることで画像の印画が完了する。画像の印画が完了した印画用紙8は、グリップローラ7aおよびピンチローラ7bによってカッタ11へ送られる。カッタ11は、印画用紙8の先端側の余白部分を、印画用紙8の幅方向に切断した後、印画用紙8を印画サイズの規定長に切断する。スリッタ14は、印画用紙8を印画サイズにおける規定の印画用紙8の幅に切断する。そして、印画物8cが排紙口15から排紙される。
次に、図2から図9を参照しながら、サーマルプリンタ1の動作について詳細に説明する。図2は、カッタ11、可動用紙ガイド20a,20bおよびスリッタ14の断面図であり、図3は、スリッタ14の斜視図であり、図4は、スリッタ14の用紙搬送のための駆動構成を示す概略図であり、図5は、スリッタ14の主要部の斜視図であり、図6は、スリッタ14を正面から視た断面図である。図7から図9は、カッタ11、可動用紙ガイド20a,20bおよびスリッタ14の動作を説明する示す説明図である。
図2から図9に示すように、印画が完了した印画用紙8は、グリップローラ7aおよびピンチローラ7bによって、用紙ガイド19a,19bと、排紙ガイドローラ18a,18bを経由して、カッタ11に搬送される。ここで、カッタ11は、排紙口15とサーマルヘッド2との間においてスリッタ14よりもサーマルヘッド2側に配置されている。スリッタ14は、排紙口15とサーマルヘッド2との間においてカッタ11よりも排紙口15側に配置されている。
カッタ11は、可動刃11aと、固定刃11bと、可動刃支持部11cとを備えている。可動刃支持部11cは固定刃11bに対して可動刃11aが可動するように支持し、可動刃11aと固定刃11bとの協働で印画用紙8を切断する。カッタ11によって印画用紙8の先端側の余白部分が印画用紙8の幅方向に切断されるとき、図7に示すように、可動用紙ガイド20a,20bは、第2位置に切り換えられる。
ここで、可動用紙ガイド20a,20bは、カッタ11とスリッタ14との間に配置され、駆動部の駆動によって第1位置と第2位置に切り換え可能に構成されている。第1位置は、図8に示すように、印画用紙8をスリッタ14へ導く機能を実現するために切り換えられる位置である。第2位置は、図7に示すように、カッタ11が印画用紙8を切断したときに発生する切断屑8aを印画用紙8から分離する機能を実現するために切り換えられる位置である。
可動用紙ガイド20a,20bが第2位置に切り換えられることで、印画用紙8において切断された先端側の余白部分の紙片である切断屑8aは、カッタ11の下方に設けられたカット屑受け16(図2参照)に自然落下して収容される。
先端側の余白部分が切断された印画用紙8は、引き続きグリップローラ7aとピンチローラ7bによって排紙口15の方向へ搬送される。このとき、可動用紙ガイド20a,20bは、図8に示すように、印画用紙8をスリッタ14に導くように第1位置に切り換えられる。印画用紙8は、可動用紙ガイド20a,20bに導かれて印画サイズの規定長だけ搬送され、カッタ11によって規定長に切断される。スリッタ14に導かれた印画用紙8は、スリッタ14によって搬送方向に切断される。
図4に示すように、スリッタ14は、スリッタ14の上刃である従動側丸刃21と、スリッタ14の下刃である駆動側丸刃27と、スリッタ給紙ピンチローラ23と、スリッタ給紙ローラ25と、スリッタ駆動ピンチローラ22と、スリッタ駆動ローラ26とを備えている。スリッタ14の給紙側には、印画用紙8を排紙方向に搬送するスリッタ給紙ピンチローラ23およびスリッタ給紙ローラ25が配置されている。従動側丸刃21と駆動側丸刃27の同軸上に、用紙搬送用のスリッタ駆動ピンチローラ22とスリッタ駆動ローラ26がそれぞれ配置されている。駆動側丸刃27は、スリッタ駆動ローラ26に対して回転止めされている。
図7から図9に示すように、スリッタ14においてスリッタ駆動ピンチローラ22とスリッタ駆動ローラ26よりも排紙口15側には、スリッタ排紙ピンチローラ24とスリッタ排紙ローラ28が配置されている。また、ローラ間に印画用紙8を通すために固定上ガイド47と固定下ガイド48が配置されている。それぞれ接触するローラ間には用紙搬送のために適切な接圧がばね(図示省略)によって与えられている。
サーマルプリンタ1はスリッタ搬送モータ32(図4参照)をさらに備え、スリッタ搬送モータ32は、フレーム側面に配置されている伝達ギアを介して、スリッタ給紙ローラ25、スリッタ駆動ローラ26およびスリッタ排紙ローラ28を回転させることで、印画用紙8は排紙方向へ搬送され切断される。
ここで、印画用紙8の切断品位を確保するためにそれぞれの各ローラの周速は、
V1 > V2 > V3
V1:スリッタ排紙ローラ28の周速
V2:スリッタ駆動ローラ26の周速
V3:スリッタ給紙ローラ25の周速
となるように減速比が設定されている。スリッタ搬送モータ32とそれぞれのローラの間に上記の減速比となるよう適切な値のトルクリミッタ29,30,31が配置されている。
図6に示すように、スリッタ14のジョイント43は、ねじシャフト42に嵌合されかつ従動側丸刃21および駆動側丸刃27を保持する丸刃フレーム45に回転止めされている。パルスモータ50は、伝達ギア41を介してねじシャフト42を回転させることで、スリッタ14の用紙切断部40を移動させる。従動側丸刃21は、丸刃加圧スプリング44によって接圧をかけられている。用紙切断部40が印画用紙8を切断しないときは、従動側丸刃21は待機位置に移動し、待機位置の検知はセンサ46にて行われる。なお、図3、図5および図6において、用紙切断部40の位置は、印画用紙8を切断しない場合の待機位置である。
用紙切断部40は、印画用紙8が排紙口15へ到達する前に、予め所望の印画用紙8の幅が得られる位置に待機位置から移動する。パルスモータ50が駆動して、ねじシャフト42を回転させ、ねじ部42aの回転によって用紙切断部40は待機位置から切断位置へ移動する。このとき、パルスモータ50の回転量が適切に調整され、制御部は、用紙切断部40の位置を所望の位置に精度良く制御する。なお、印画用紙8を搬送方向に切断を行わない場合は、用紙切断部40はそのまま待機位置に待機しておく。
図10は、スリッタ14の動作を説明する説明図である。図4、図5、図6および図10に示すように、排紙口61は、サーマルプリンタ1のフロント意匠62の排紙口15とは別の排紙口であり、フロント意匠62において排紙口15よりも下側に設けられている。分離ガイド60は、スリッタ14が印画用紙8を切断したときに発生する切断片(以下「切断屑8d」という)を印画用紙8から分離する。分離ガイド60は、スリッタ14における印画用紙8の搬送経路の途中部から排紙口61に渡って配置されている。
印画用紙8は、排紙方向へ搬送されながら従動側丸刃21と駆動側丸刃27によって切断され、印画物8cは排紙口15から排紙される。スリッタ14が印画用紙8を切断したときに発生する切断屑8dは、分離ガイド60によって印画物8cから分離され、排紙口61から排紙される。
なお、印画物8cと切断屑8dが排紙口15と排紙口61からそれぞれ排紙された後、それぞれが混在しないように排紙口15の外側に印画物8cを受けるトレーを配置してもよいし、排紙口61の外側に切断屑8dを収容する収容箱を配置してもよい。
以上のように、実施の形態に係るサーマルプリンタ1は、カッタ11とスリッタ14との間に配置され、かつ、印画用紙8をスリッタ14へ導く機能と、カッタ11が印画用紙8を切断したときに発生する切断屑8aを印画用紙8から分離する機能とを備える可動用紙ガイド20a,20bを備えるため、印画物8cと切断屑8aを効果的に分離することができる。これにより、排紙口15からは印画物8cのみが排紙されるため、印画物8cと切断屑8aを分別する煩雑さを解消することができる。
また、印画された印画用紙8の先端側の余白部分を印画用紙8の幅方向にカッタ11で切断し、切断した余白部分の切断屑8aを印画用紙8から可動用紙ガイド20a,20bで分離する。印画用紙8を印画サイズの規定長だけ搬送し、印画用紙8を規定長にカッタ11で切断し、その後、規定長に切断された印画用紙8をスリッタ14で印画サイズにおける規定の印画用紙8の幅に切断する。したがって、カッタ11による切断後にスリッタ14による切断を開始することで、カッタ11の切断による印画用紙8の幅方向にかかる応力の影響をなくし、搬送方向のスリッタ14の切断品位を向上させることができる。
可動用紙ガイド20a,20bは、印画用紙8をスリッタ14へ導く機能を実現する第1位置と、切断屑8aを印画用紙8から分離する機能を実現する第2位置に切り換え可能であるため、印画用紙8と切断屑8aを効果的に分離することができる。
スリッタ14が印画用紙8を切断したときに発生する切断屑8dを印画用紙8から分離する分離ガイド60をさらに備えるため、印画物8cと切断屑8dを確実に分離することができる。
排紙口15とは別に、分離ガイド60によって印画用紙8から分離された切断屑8dを排出するための排紙口61をさらに備えるため、印画物8cと切断屑8dを分別する煩雑さが解消できる。上記のように、印画物8cと切断屑8a,8dを、効果的に分離することができるため、切断屑8a,8dが印画用紙8の搬送経路の中に入り込むことに起因する紙詰まりを防止でき、サーマルプリンタ1の信頼性が向上する。
また、印画用紙8を搬送方向に切断しない場合は、スリッタ14の用紙切断部40を待機位置に移動させて従動側丸刃21と駆動側丸刃27を用紙幅外に退避させるため、印画用紙8の印画面の損傷を防止でき、印画品位を向上させることができる。印画用紙8を搬送方向に切断する場合は、用紙切断部40を所望の位置に移動させることができるので、仮に連続的に印画しても、異なる印画サイズを1台のサーマルプリンタ1で実現できるので、安価なプリンタシステムを提供することができる。
また、サーマルプリンタ1の動作として、カッタ11で印画が完了した印画用紙8の先端側の余白部分を切断し、スリッタ14で印画用紙8を搬送方向に指定の位置(印画サイズにおける規定の印画用紙8の幅)で切断し、カッタ11で印画用紙8を印画サイズの規定長に切断することも可能である。ここで、印画用紙8が、スリッタ14で搬送方向に指定の位置で切断中に、印画用紙8の先端からの印画用紙8の搬送長が規定長に達したら、一旦、印画用紙8の搬送を止める。そして、カッタ11で印画用紙8を印画サイズの規定長に切断した後、印画用紙8の搬送を再開して規定長のうち残りの長さ分だけ搬送方向に指定の位置で切断する動作を行う。
このとき、スリッタ14の用紙切断部40を待機位置に移動させて、従動側丸刃21と駆動側丸刃27を用紙幅外に退避させる。先にカッタ11で印画用紙8を印画サイズの規定長に切断し、規定長に切断された印画用紙8を戻して、スリッタ14による切断を行ってもよい。
この場合、スリッタ14による切断を行っている途中においてカッタ11の切断による印画用紙8の幅方向にかかる応力の影響をなくし、搬送方向のスリッタ14の切断品位を向上させることができる。
また、可変用紙ガイド20a,20bで印画用紙8と分離する切断屑8aは印画用紙8の先端側の余白部分に限定されるものではない。例えば、長尺の印画用紙を分割して複数枚の印画物を作成する場合に発生する印画物の間の切断紙片を分離する等の用途にも利用できるので、種々のサイズの印画物を安定して得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 サーマルプリンタ、2 サーマルヘッド、8 印画用紙、8a 切断屑、8c 印画物、8d 切断屑、11 カッタ、14 スリッタ、15 排紙口、20a 可動用紙ガイド、20b 可動用紙ガイド、60 分離ガイド、61 排紙口。

Claims (5)

  1. 印画用紙に印画を行うサーマルヘッドと、
    印画された前記印画用紙を前記印画用紙の幅方向に切断するカッタと、
    印画された前記印画用紙を前記印画用紙の搬送方向に切断するスリッタと、
    印画され切断された前記印画用紙を排出するための第1排紙口と、
    を備え
    前記カッタは、前記第1排紙口と前記サーマルヘッドとの間において前記スリッタよりも前記サーマルヘッド側に配置されるとともに、前記スリッタは、前記第1排紙口と前記サーマルヘッドとの間において前記カッタよりも前記第1排紙口側に配置され、
    前記カッタと前記スリッタとの間に配置され、かつ、前記印画用紙を前記スリッタへ導く機能と、前記カッタが前記印画用紙を切断したときに発生する切断屑を前記印画用紙から分離する機能とを備える用紙ガイドをさらに備える、サーマルプリンタ。
  2. 印画された前記印画用紙の先端側の余白部分を前記印画用紙の幅方向に前記カッタで切断し、切断した前記余白部分の切断屑を前記印画用紙から前記用紙ガイドで分離し、前記印画用紙を印画サイズの規定長だけ搬送し、前記印画用紙を前記規定長に前記カッタで切断し、その後、前記規定長に切断された前記印画用紙を前記スリッタで印画サイズにおける規定の前記印画用紙の幅に切断する、請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記用紙ガイドは、前記印画用紙を前記スリッタへ導く機能を実現する第1位置と、切断屑を前記印画用紙から分離する機能を実現する第2位置に切り換え可能である、請求項1または請求項2記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記スリッタが前記印画用紙を切断したときに発生する切断片を前記印画用紙から分離する分離ガイドをさらに備える、請求項1記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記第1排紙口とは別に、前記分離ガイドによって前記印画用紙から分離された切断片を排出するための第2排紙口をさらに備える、請求項4記載のサーマルプリンタ。
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