JPH05392U - フイルム切断装置 - Google Patents

フイルム切断装置

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Publication number
JPH05392U
JPH05392U JP4574891U JP4574891U JPH05392U JP H05392 U JPH05392 U JP H05392U JP 4574891 U JP4574891 U JP 4574891U JP 4574891 U JP4574891 U JP 4574891U JP H05392 U JPH05392 U JP H05392U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
guide
blade
lower blade
guide plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4574891U
Other languages
English (en)
Inventor
俊治 山田
正治 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Noritsu Koki Co Ltd filed Critical Noritsu Koki Co Ltd
Priority to JP4574891U priority Critical patent/JPH05392U/ja
Publication of JPH05392U publication Critical patent/JPH05392U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定の下刃と可動の上刃とでフィルムを切断
するカッタ装置のフィルム送り出し側にフィルムガイド
を設けたフィルタ切断装置において、切断後のフィルム
が下刃とフィルムガイドの先端間に形成された隙間に引
っ掛かりあるいは侵入するのを防止する。 【構成】 固定の下刃21の背面に沿って上刃22を昇
降動させるカッタ装置20のフィルム送り出し側にフィ
ルムガイド30を設けて上下方向に揺動自在に支持す
る。下刃21の背面側に上刃22と共に上下動する案内
板27を設ける。フィルムの切断後、上刃22と共に案
内板27を上方に移動させて下刃21の背面とフィルム
ガイド30の先端間の隙間を案内板27で閉じ、その案
内板27の上端面でフィルムFの移動を案内する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、フィルムの先端のベロ部を切断除去するフィルム切断装置に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
露光済の写真フィルムを多数接続し、そのフィルム接続体を連続的に自動現像 処理することは従来から普通に行なわれている。
【0003】 上記フィルム接続体の形成にスプライサが用いられる。このスプライサは、パ トローネから取り出されたうず巻状の写真フィルムを長さ方向に送り、その移送 途中においてフィルム先端のベロ部を切断除去し、切断処理されたフィルムの先 端を先行側のフィルムの後端に粘着片の貼付けによって互に接続している。
【0004】 スプライサは上記のように、フィルムの先端のベロ部を除去してフィルム同士 を互に接続する構成であるため、フィルム切断装置が組込まれている。
【0005】 上記フィルム切断装置として、図4に示したものが従来から知られている。こ のフィルム切断装置は、固定の下刃1の背面に沿って上刃2を上下動自在に設け たカッタ装置3のフィルム送り出し側にフィルムガイド4を揺動自在に設け、そ のフィルムガイド4を同図の鎖線で示すように、上方向に揺動させた状態におい て下刃1と上刃2間にフィルムFを送り、上刃2の下降によりその上刃2と下刃 1とでフィルムFの先端のベロ部を切断除去し、切断されたベロ部をフィルムガ イド4の下方に落下させるようにしている。
【0006】 また、ベロ部の切断後に、フィルムガイド4を下方向に揺動させ、そのフィル ムガイド4によって長さ方向に送り出されるフィルムFの移動を案内するように している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記従来のフィルム切断装置においては、下刃1の背面とフィルム ガイド4の先端間に上刃2の上下動を可能とする隙間5があるため、巻ぐせの強 いフィルムFの場合、そのフィルムFの先端が上記隙間に引っ掛かり、あるいは 隙間内に侵入し、切断後のフィルムFをフィルムガイド4に正確に搬送すること ができない不都合があった。
【0008】 そこで、この考案は上記の不都合を解消し、巻ぐせの強いフィルムの正確な搬 送を可能とすることを技術的課題としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案においては、下刃の背面側に上刃と共 に上下動し、上昇時に下刃とフィルムガイドの先端間に侵入してフィルムの先端 の移動を案内する案内板を設けた構成を採用したのである。
【0010】
【作用】
下刃の背面側に設けた案内板は、フィルム先端のベロ部の切断後に上刃が上昇 すると、その上刃と共に上昇して下刃の背面とフィルムガイドの先端間に侵入し 、切断後のフィルムの移送時にそのフィルムの先端の移動を案内する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図1乃至図3に基づいて説明する。 図1に示すように、パトローネから取り出されたうず巻き状のフィルムFは、 上下一対の送りローラ10、11の回転により巻戻されて長さ方向に搬送される 。
【0012】 フィルムFの搬送路には、カッタ装置20とフィルムガイド30とがフィルム Fの移送方向に順に設けられている。
【0013】 カッタ装置20は、図1および図3に示すように、下刃21と上刃22とから 成り、下刃21は固定され、その上縁に切り刃23が設けられている。また、下 刃21の両側には上向きに一対の案内片24が一体に設けられている。
【0014】 上刃22は案内片24の背面に重ねられ、その下縁には切り刃25が形成され ている。また、上刃22の両側には下向きに一対の支持片26が一体に設けられ 、その一対の支持片26の下部間に案内板27が取付けられている。
【0015】 上刃22と案内板27はシリンダ28によって上下動され、その上昇停止状態 では、案内板27の上端面が下刃21の切り刃23より少し下側に位置する状態 とされる。
【0016】 フィルムガイド30は、図1および図2に示すように、フィルム案内溝31を 上側に有し、そのフィルム案内溝31の両側壁32の上面にフィルムの浮き上が りを防止するフィルム押え33が取付けられている。また、フィルムガイド30 の下面には、フィルム先端のベロ部aの移動を案内するガイド板34が取付けら れている。
【0017】 フィルムガイド30はその後端部がピン35を介して揺動自在に支持され、下 面の連結片36に接続したシリンダ37によって上下方向に揺動される。
【0018】 実施例で示すフィルム切断装置は上記の構造から成り、次にその作用を説明す る。
【0019】 いま、シリンダ37の作動により、フィルムガイド30が上方向に揺動され、 図1の鎖線で示すように傾斜状態に保持されると、一対の送りローラ10、11 が回転し、フィルムFを長さ方向に搬送する。
【0020】 そのフィルム送りにより、フィルムFの先端は下刃21と上刃22間に侵入し 、フィルムガイド30のガイド板34に案内されて移動する。
【0021】 上記フィルムFが所定長さ搬送されると、一対の送りローラ10、11は停止 し、同時にシリンダ28が作動し、上刃22を下降させる。このため、フィルム Fの先端のベロ部aは下刃21と上刃22とで切断されて下方に落下する。
【0022】 上記フィルムFの切断後、シリンダ28が作動して上刃22を上昇させる。ま た、シリンダ36が作動してフィルムガイド30を下方向に揺動させる。
【0023】 フィルムガイド30が水平の状態に戻ると、一対の送りローラ10、11が回 転し、フィルムFをフィルムガイド30に向けて移動させる。このとき、案内板 27は下刃21とフィルムガイド30間の隙間を閉じるため、フィルムFはその 案内板27の上端面で案内されてフィルムガイド30に向けて移動する。
【0024】 このように、切断後のフィルムFの移送時、案内板27はフィルム先端の移動 を案内するため、巻きぐせの強いフィルムFであっても、そのフィルムFをフィ ルムガイド30に確実に導くことができる。
【0025】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係るフィルム切断装置においては、上刃と共に上下 動する案内板によって切断後のフィルムの先端の移動を案内するようにしたので 、巻ぐせの強いフィルムであっても、そのフィルムをフィルムガイドに確実に案 内することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るフィルム切断装置の一実施例を
示す縦断正面図
【図2】図1のII−II線に沿った断面図
【図3】同上のカッタ装置の斜視図
【図4】従来のフィルム切断装置を示す縦断正面図
【符号の説明】
20 カッタ装置 21 下刃 22 上刃 27 案内板 30 フィルムガイド 37 シリンダ

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 固定された下刃の背面に沿って上刃を昇
    降自在に設けたカッタ装置のフィルム送り出し側にフィ
    ルムの移動を案内するフィルムガイドを上下方向に揺動
    自在に設け、このフィルムガイドの揺動駆動装置を備え
    て成るフィルム切断装置において、前記下刃の背面側に
    上刃と共に上下動し、上昇時に下刃の背面とフィルムガ
    イドの先端間に侵入してフィルムの先端の移動を案内す
    る案内板を設けたことを特徴とするフィルム切断装置。
JP4574891U 1991-06-18 1991-06-18 フイルム切断装置 Pending JPH05392U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4574891U JPH05392U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 フイルム切断装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4574891U JPH05392U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 フイルム切断装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05392U true JPH05392U (ja) 1993-01-08

Family

ID=12727934

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JP4574891U Pending JPH05392U (ja) 1991-06-18 1991-06-18 フイルム切断装置

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JP (1) JPH05392U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174259A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 三菱電機株式会社 サーマルプリンタ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174259A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 三菱電機株式会社 サーマルプリンタ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970930