JP2006192654A - プリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 カッタ機構で切断されて屑箱に収容された切屑の散乱を防止する。
【解決手段】 カラー感熱プリンタに、切屑押圧部材33を有する屑箱27を装填する。切屑押圧部材33を、回転板68により(A)に示す押圧位置と(B)に示す退避位置との間で変位させる。押圧位置では、切屑を切屑押圧部材33により屑箱27内で押圧する。退避位置では、切屑を切屑押圧部材33と干渉しないようにする。回転板68に設けた摺動軸69と、カッタ機構のキャリッジに設けたアーム45とにより、カッタ機構の切断動作に連動させて、切屑押圧部材33を変位させる。カラー感熱プリンタを傾けたり、持ち運んだりしても、切屑が屑箱27から飛び出すことがなくなる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録紙を切断するカッタを備えたプリンタに関するものであり、さらに詳しくは、切断された切屑を収容する切屑収容部を備えたプリンタに関するものである。
サーマルヘッドによりカラー感熱記録紙を加熱して3色面順次でフルカラー画像を記録するカラー感熱プリンタが知られている。カラー感熱プリンタでは、搬送ローラでニップした状態でカラー感熱記録紙の往復動が行われる。サーマルヘッドは、搬送ローラに近い位置に配置されているが、搬送ローラとサーマルヘッドとの間の距離に相当する部分には、画像を記録することができない。また、サーマルヘッドは、プラテンローラとの間でカラー感熱記録紙をニップしているが、カラー感熱記録紙からはみ出ているサーマルヘッドの部分でプラテンローラを加熱すると、プラテンローラが熱変形したり、寿命が劣化したりする。そこで、カラー感熱記録紙の端部に余白を残し、その内側に画像を記録している。これらの理由から、プリント済みのカラー感熱記録紙の端部には余白が形成される。
最近は余白のないプリントを望むユーザーが増えているため、プリント済みのカラー感熱記録紙の余白を切断するカッタを備えたプリンタが提供されている。このプリンタには、カッタの下方位置に、切断した切屑(余白)を収納する切屑収納部として屑箱が設けられている。このようなプリンタに対して、特許文献1では、カッタの下方に搬送ベルトを備え、記録紙の前端または後端をカットする時には搬送ベルトを停止させておき、カットした切屑が搬送ベルトに落下した後に搬送ベルトを駆動させて切屑を屑箱に搬送している。また、特許文献2では、切屑収納部の特定位置に堆積する切屑を、屑箱の空きスペースに押し込む切屑押し込み手段を備えている。また、特許文献3では、不揮発性記憶素子に切屑の累積積算量を記憶させ、切屑の総量が所定量を超えたときに使用者に対して警告を行っている。
特開平2001−162877号公報 特開平2003−260834号公報 特開平2004−182422号公報
上記特許文献1ないし3では、切屑の搬送や屑箱内で堆積する切屑を平らにすることで、切屑の収納効率を向上させることや、余白のカット不良を防止している。しかしながら、屑箱に切屑を収納した状態でプリンタの運搬や清掃を行うと、プリンタが傾けられることや倒されることがある。これにより、カッタ部やプリント部内に屑箱の切屑が侵入する。この場合、記録紙のカット動作やプリント動作に支障をきたすばかりでなく、プリンタの故障原因となる恐れがある。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、切屑収納部に収納された切屑が、プリンタ内でカッタより上流側に侵入するのを防止することを目的とする。
本発明のプリンタは、可動刃を第1位置から第2位置へ移動させ記録紙を幅方向に切断して記録紙先端部または後端部を切り離すカッタ機構を有するプリンタにおいて、前記カッタ機構の下方に配置され、切断された切屑を収容する切屑収容部と、前記切屑収容部の前記切屑を上方から押圧する押圧位置と、前記切屑収容部に向かって落下する前記切屑と干渉しない退避位置との間で変位自在に設けられた切屑押圧部材と、前記カッタ機構によって前記記録紙が切断される前に前記切屑押圧部材を前記押圧位置から前記退避位置へ変位させておき、切断後に前記切屑押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置へ変位させる変位機構とを備えたことを特徴とするものである。
また、前記変位機構は、前記可動刃の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して前記切屑押圧部材を前記押圧位置から前記退避位置へ変位させるとともに、前記可動刃の前記第2位置から前記第1位置の移動に連動して、前記退避位置から前記押圧位置へ変位させるようにしてもよい。
また、前記切屑押圧部材は、前記押圧位置で前記切屑を押圧する部分が弾性体で形成されていることが好ましい。また、前記切屑押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置に向けて付勢する付勢手段を備えてもよい。
また、前記切屑収容部が満杯になったことを検出する満杯検出手段と、前記満杯検出手段の検出結果に基づき、満杯を告知する警告手段とを備え、前記満杯検出手段は、前記切屑押圧部材が切屑を押圧している状態でほぼ最大変位量となったときに、前記切屑収容部が満杯であると検出するようにしてもよい。
本発明によれば、可動刃を第1位置から第2位置へ移動させ記録紙を幅方向に切断して記録紙先端部または後端部を切り離すカッタ機構を有するプリンタにおいて、カッタ機構の下方に配置され、切断された切屑を収容する切屑収容部と、切屑収容部の切屑を上方から押圧する押圧位置と、切屑収容部に向かって落下する切屑と干渉しない退避位置との間で変位自在に設けられた切屑押圧部材と、カッタ機構によって先端部が切断される前に切屑押圧部材を押圧位置から退避位置へ変位させておき、切断後に切屑押圧部材を退避位置から押圧位置へ変位させる変位機構とを備えたので、切屑収納部に収納された切屑がプリンタ内でカッタ機構より上流側に進入することを防止でき、カット動作やプリント動作に支障をきたすことを防止できる。
また、変位機構は、可動刃の第1位置から第2位置への移動に連動して切屑押圧部材を押圧位置から退避位置へ変位させるとともに、可動刃の第2位置から第1位置の移動に連動して、退避位置から押圧位置へ変位させるようにしたので、切屑が発生する度に切屑収納部で切屑を押圧するので、切屑収容部での収容効率を向上できる。また、カッタ機構が作動していない時には、確実に切屑を押圧することができる。
また、切屑押圧部材は、押圧位置で切屑を押圧する部分が弾性体で形成することや、切屑押圧部材を退避位置から押圧位置に向けて付勢する付勢手段を備えたので、切屑収容部で確実に切屑を押圧することができる。
また、切屑収容部が満杯になったことを検出する満杯検出手段と、満杯検出手段の検出結果に基づき、満杯を告知する警告手段とを備え、満杯検出手段は切屑押圧部材が切屑を押圧している状態でほぼ最大変位量となったときに、切屑収容部が満杯であると検出するようにしたので、満杯の誤検出が発生しなくなる。
図1は、本発明を実施したカラー感熱プリンタの概略を示すものである。このカラー感熱プリンタ2は、プリント部3と切断排紙部4から構成されている。プリント部3及び切断排紙部4は、コントローラ5によって制御されている。
プリント部3には、長尺のカラー感熱記録紙10(以下、記録紙という)をロール状に巻いた記録紙ロール12がセットされる。給紙ローラ13は、この記録紙ロール12から記録紙10を引き出して給紙する。記録紙10は、周知のように、支持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエロー感熱発色層が順次層設されている。イエロー感熱発色層は、発光ピークの波長が420nm付近のイエロー用定着光の照射により発色能力が消失し、マゼンタ用定着光は発光ピークが365nm付近のマゼンタ用定着光の照射により発色能力が消失する。
プリント部3の給紙ローラ13の下流側には、搬送ローラ対15,サーマルヘッド16、イエロー及びマゼンタの各光定着器17,18などが順に配置されている。搬送ローラ対15は、記録紙10をニップして給紙側から排紙側へ向かう順方向と、排紙側から給紙側へ向かう逆方向とに搬送する。搬送ローラ対15は、記録紙10をニップするニップ位置と、記録紙10から離れるニップ解除位置との間で移動し、搬送モータ20によって駆動される。
搬送モータ20としては、例えば、与えられた駆動パルスの個数に応じて回転量が決まるパルスモータが使用される。給紙時にフォトセンサ21が記録紙10の先端を検出すると、その検出信号が、コントローラ5に送られる。コントローラ5は、検出信号に基づいて駆動パルスのカウントを開始する。そして、この駆動パルスをアップ及びダウンカウントすることにより、記録紙10の順方向及び逆方向の搬送量を制御するとともに、記録紙10の現在位置を特定する。
サーマルヘッド16は、周知のように主走査方向に多数の発熱素子を並べた発熱素子アレイが設けられ、この発熱素子アレイを記録紙10に圧接して熱記録を行う。サーマルヘッド16と対向する位置には、記録紙10を裏面から支持するプラテンローラ24が設けられている。
記録紙10が給紙されると、記録紙10が順方向に搬送されて画像記録エリアがいったんサーマルヘッド16を通過する。その後、搬送方向を逆転させて、記録紙10を逆方向に搬送しながら熱記録が行われる。記録紙10の先端部は、サーマルヘッド16及びプラテンローラ24のニップ代として確保されるため、画像が記録されない余白となる。
イエロー用光定着器17は、イエロー定着光を発光するイエロー用定着ランプ17aと、リフレクタ17bとからなり、イエロー画像を記録済みのイエロー感熱発色層に対してイエロー定着光を照射して光定着する。マゼンタ用光定着器18は、マゼンタ定着光を発光するマゼンタ用定着ランプ18aと、リフレクタ18bとからなり、マゼンタ画像を記録済みのマゼンタ感熱発色層に対してマゼンタ定着光を照射して光定着する。各リフレクタ17b,18bは、イエロー用及びマゼンタ用の各定着ランプ17a,18aが発光したそれぞれの光を記録紙10に向けて反射する。なお、イエロー用及びマゼンタ用の各定着ランプ17a,18aに代えて、LEDにより各光定着器を構成してもよい。
切断排紙部4は、カッタ機構26、屑箱27、排紙ガイド機構28などが順に配置されている。カッタ機構26は、熱記録及び光定着が終了したプリント済み部分が送られる。カッタ機構26は、記録紙10を停止させた状態で切断する。カッタ機構26は、記録紙10の先端部(余白)を切断するとともに、プリント済み部分を所定サイズに切断してシート29に切り離す。
カッタ機構26の下方には、切屑収容部である屑箱27が収容スペースに収納されており、屑箱27はその長手方向を記録紙10の幅方向と平行にして、着脱自在に収納されている。切屑30を廃棄する場合には、カラー感熱プリンタ2のカバー2aの一部が開放され、屑箱27が引き出される。また、詳しくは後述するが、屑箱27には、屑箱27に堆積している切屑30を上方から押圧する押圧位置と、カッタ機構26で切断された切屑30が屑箱27に向かって落下する際に、この切屑30と干渉しない退避位置の間で変位自在な切屑押圧部材33が設けられている。
図2にも示すように、カッタ機構26は、記録紙10の幅方向に延びた固定刃41と、円板刃42とからなるロータリー式のカッタを備えている。円板刃42は、回転しながら固定刃41に沿って第1位置(ホームポジション)と第2位置とを往復動する可動刃である。円板刃42は、キャリッジ43によって保持される。また、キャリッジ43の下面には、下方に延設されたアーム45が設けられている。
キャリッジ43は、断面が略コの字形のガイドレール44に沿って移動する。このガイドレール44は、刃物台としても機能し、その下面に固定刃41が取り付けられる。キャリッジ43はベルト46に取り付けられる。このベルト46は、一対のプーリ47,48に取り付けられる。カッタモータ49は、プーリ48を回転させてベルト46を駆動することにより、キャリッジ43を移動させる。
カッタモータ49が正転すると、プーリ47側の第1位置からプーリ48側の第2位置に向けて円板刃42が往動(R方向移動)する。この往動の際に記録紙10が切断される。反対に、カッタモータ49が逆転すると、円板刃42が第2位置から第1位置に向けて復動(L方向移動)する。
第1位置には、マイクロスイッチ51が、他方、第2位置には、マイクロスイッチ52がそれぞれ設けられている。これら各マイクロスイッチ51,52は、キャリッジ43の位置を検出する。マイクロスイッチ51,52は、一対の金属接片を有しており、キャリッジ43の上部に形成された突出部53との当接により、両接片が接触してオンする。各マイクロスイッチ51,52は、コントローラ5に接続されており、それらがオンしたときに検出信号をコントローラ5に送る。なお、マイクロスイッチ51,52の代わりに、例えば、フォトセンサや近接センサなどを使用してもよい。
固定刃41の下方には、紙押さえ部材56が設けられている。紙押さえ部材56は、記録紙10を切断するときに、記録紙10を固定刃41に押しつける。これにより、切断時に記録紙10がズレることを防止している。
紙押さえ部材56は、軸57を中心に揺動自在に設けられており、記録紙10を固定刃41に押しつけて挟持する挟持位置と、この挟持位置から退避する挟持解除位置との間で揺動する。軸57には、バネ58が取り付けられており、紙押さえ部材56は、このバネ58によって挟持位置に付勢される。また、紙押さえ部材56には、回動自在な押しつけローラ59が設けられている。挟持位置にあるときには、記録面にキズがつかないように押しつけローラ59によって記録紙10を挟持する。
この紙押さえ部材56は、キャリッジ43と連動する。図3(A)に示すように、紙押さえ部材56には、第1位置側の端部に係合部61が設けられている。他方、キャリッジ43には、紙押さえ部材56と対面する面にカム部材62が設けられている。キャリッジ43が第1位置にあるときには、係合部61とカム部材62とが係合して、紙押さえ部材56をバネ58の付勢に抗して挟持解除位置に保持する。他方、図3(B)に示すように、キャリッジ43が第1位置から往動(R方向移動)を開始した直後に、係合部61とカム部材62との係合が外れて、紙押さえ部材56がバネ58の付勢により挟持位置に揺動する。また、キャリッジ43が第1位置に復帰する時には、カム部材62に形成された斜面と係合部61とが当接する。この当接により、キャリッジ43が復動(L方向移動)するのに伴って、紙押さえ部材56が挟持位置から挟持解除位置に向けて揺動する。なお、紙押さえ部材56は、円板刃42が記録紙10の側端と接触する切断開始位置に至る前に、記録紙10を固定刃41に押さえつけ、キャリッジ43が再び第1位置に復帰するまで、記録紙10を押さえ続ける。
この紙押さえ部材56を設けたことにより、切断開始から終了に至るまで記録紙10が固定刃41と押しつけローラ59に挟持されているので、切断中に記録紙10がズレることはない。また、紙押さえ部材56を、キャリッジ43と連動させたから、専用のアクチュエータを用いる必要がない。これにより、構成を簡単化することができる。
図2及び図4に示すように、カッタ機構26の下方の収容スペースには、直方体形状をした屑箱27が収納されており、その上面には開口65が形成されている。また、屑箱27には堆積した切屑をその上方から押圧する切屑押圧部材33、及びこの切屑押圧部材33の変位機構66が設けられている。この変位機構66は、軸67、回転板68、摺動軸69、捩りバネ70から構成されている。
回転板68は屑箱27の両側面に設けられた軸67を中心に回動自在に取り付けられている。この回転板68には、例えばゴムチューブなどの弾性体で形成された切屑押圧部材33が設けられている。切屑押圧部材33は、図4(B)に示すように、その長手方向を屑箱27の開口65の短辺と平行に配置され、回転板68の対向面に端部をそれぞれ固定されている。そして、キャリッジ43が第1位置にある場合には、切屑押圧部材33は図4(A)に示す押圧位置にある。また、キャリッジ43が第2位置にある場合は切屑押圧部材33は図4(B)に示す退避位置にある。
軸67には、捩りバネ70が設けられている。捩りバネ70の一端は、回転板68に形成された突起72と係合し、他端は屑箱27の側面に形成された突起73と係合している。これにより、捩りバネ70は、切屑押圧部材33を押圧位置に向けて付勢している。
また、カッタ機構26側に取り付けられた回転板68には、摺動軸69が回転板68から突出して設けられている。キャリッジ43が往動を行うと、図5(A)に示すように、摺動軸69はアーム45と当接する。そして、キャリッジ43が第1位置から第2位置に移動途中では、図5(B)に示すように、摺動軸69はアーム45に沿って摺動し上方に移動する。これにより、回転板68は捩りバネ70の付勢力に抗して軸67を中心に一定の範囲で回転する。このとき、切屑押圧部材33は、屑箱27の両側面に形成された円弧形状のガイド溝75に沿って押圧位置から退避位置に向けて変位する。そして、キャリッジ43が第2位置に達すると、図5(C)に示す切屑押圧部材33は退避位置となる。
また、キャリッジ43が復動により第2位置から第1位置に向けて移動すると、摺動軸69は、アーム45に沿って摺動し下方へ移動する。これにより、切屑押圧部材33は、ガイド溝75に沿って退避位置から押圧位置に向けて変位する。また、屑箱27に堆積する切屑30の量が多くなると、切屑押圧部材33が切屑30によって押し上げられるので、切屑押圧部材33の押圧位置は、図4(A)に示す位置からガイド溝75に沿って変位した上方位置となる。
図6に示すように、排紙ガイド機構28は、排紙ガイド部材78と、可動フラップ79と、連動部材80とから構成される。排紙ガイド部材78は、可動フラップ79とともに、カッタ機構26によって切断されたシート29をカラー感熱プリンタ2のケース31に形成された排紙口32(図1参照)に向けて案内する。
排紙ガイド部材78の上部には、軸81によって回動自在に保持された排紙ローラ83が設けられている。軸81の一端には駆動ギア85が設けられており、ギアトレイン86を介してカッタモータ49の回転力が駆動ギア85へ伝達される。これにより、排紙ローラ83は、カッタモータ49が逆転する際、すなわち、キャリッジ43を第2位置から第1位置へ復動させる際に時計方向に回転する。この回転により記録紙10が排紙口32に向けて送られる。
可動フラップ79は、軸88を中心に回動自在に設けられており、屑箱27の開口65の大半を覆う閉じ位置と、その開口65を開放する開き位置との間で回動する。さらに、可動フラップ79は、プリント済み部分を切断する際には、プリント済み部分の記録紙10が可動フラップ79の上面に進入するように、閉じ位置にされている。また、余白を切断する際には、余白が可動フラップ79の上面には進入することがないように、開き位置にされている。
連動部材80は、連動アーム89を備えている。この連動アーム89には、バネ90の一端が引っ掛けられ、バネ90の他端は可動フラップ79に形成されたフックに引っ掛けられている。従って、図6(A)に示すように、連動部材80は、バネ90を介して可動フラップ79の重さによって引っ張られるため、可動フラップ79は閉じ位置にある。このとき、切屑押圧部材33は押圧位置にあるので、屑箱27に堆積した切屑30を押圧している。
また、連結部材80の下面は、キャリッジ43に形成された係合部63(図3参照)と係合するカム面91となっている。カム面91は、キャリッジ43の移動方向に沿って変化しており、第1位置側よりも第2位置側の方が固定刃41に近い。これにより、図6(B)に示すように、キャリッジ43が第1位置から第2位置に移動するまでの間に、カム面91及び係合部63との係合により、連動部材80が時計方向に回動して、可動フラップ79は開き位置に移動する。また、キャリッジ43の移動に沿って、摺動軸69がアーム45に沿って摺動し上方に移動するので、切屑押圧部材33は押圧位置から退避位置に変位する。
余白を切断する際には、カッタ機構26から突出した余白は、可動フラップ79の回動経路内に進入しない。そのため、キャリッジ43の往動に連動して、可動フラップ79が閉じ位置から開き位置に回動し、切屑押圧部材33が退避位置に変位するので、切断された切屑30(余白)は屑箱27に向かって落下する(図6(B)参照)。これにより、切屑30が屑箱27に収容される。また、キャリッジ43が復動すると、可動フラップ79が開き位置から閉じ位置に回動するとともに、切屑押圧部材33は退避位置から押圧位置に変位して、屑箱27に収容された切屑30を上方から押圧する(図6(A)参照)。
また、記録紙10を切断してシート29にする際には、記録紙10が可動フラップ79の回動経路内に進入する。そして、回動経路内に進入した記録紙10を、キャリッジ43が第1位置から第2位置に移動途中に切断する。これにより、キャリッジ43が第2位置に達すると、可動フラップ79が開き位置へ回動しているので、シート29は可動フラップ79に設けられた従動ローラ92と排紙ローラ83に挟持される。キャリッジ43の復動に連動して、排紙ローラ83が回転し、シート29は排紙口32に案内される。
以下、上記構成による作用について説明する。プリント指示がなされると、搬送モータ20が回転して、記録紙ロール12から記録紙10が引き出される。給紙された記録紙10は、搬送ローラ対15によってニップされて、搬送路を順方向と逆方向とに交互に往復搬送される。この搬送中に、サーマルヘッド16によるイエロー、マゼンタ、シアンの各色の熱記録と、イエロー及びマゼンタの各光定着器17,18による光定着とが行われる。プリントが終了すると、記録紙10のプリント済み部分がカッタ機構26に送られる。
コントローラ5は、固定刃41の刃先に記録紙10の先端部(余白)の切断位置が合ったところで、記録紙10の搬送を停止する。コントローラ5は、キャリッジ43を往動させる。キャリッジ43の往動に連動して、紙押さえ部材56は記録紙10を挟持する。さらに、可動フラップ79は、閉じ位置から開き位置に回動し、屑箱27の切屑押圧部材45は押圧位置から退避位置に変位する。キャリッジ43が第1位置から第2位置に移動するまでの間に余白が切断される。このとき、カッタ機構26から突き出ている余白は、可動フラップ79の回動経路内に進入していないので、開き位置に回動する可動フラップ79と記録紙10とが接触することはない。さらに、切屑押圧部材33が退避位置に変位しているので、屑箱27に向かって落下する切屑30が切屑押圧部材33と干渉することはない。従って、切屑30は屑箱27に堆積して収容される。
余白の切断が終了すると、コントローラ5はキャリッジ43を復動させる。キャリッジ43の復動に連動して、可動フラップ79が開き位置から閉じ位置に回動し、切屑押圧部材33が退避位置から押圧位置に変位する。これにより、屑箱27に収容された切屑30は切屑押圧部材33によって上方から押圧され、ほぼ平らにされる。従って、切屑30の収容効率が向上する。さらに、カラー感熱プリンタ2が傾けられることや倒されることがあっても、屑箱27に収容されている切屑30がカッタ機構26やプリント部3に侵入し、カット動作やプリント動作に支障をきたすことを防止することができる。なお、キャリッジ43が第2位置から第1位置に復帰するまで、紙押さえ部材56は記録紙10を挟持している。
次に、コントローラ5は、マイクロスイッチ51(図2参照)からの信号により、キャリッジ43が第1位置に復帰したことを検出すると、記録紙10を排紙口32へ向けて搬送する。この搬送の際、可動フラップ79は、閉じ位置にあるので、記録紙10の先端が屑箱27内に進入してしまうようなことはない。従って、ジャミング等の発生が防止される。コントローラ5は、プリント済み部分の切断位置が固定刃41の刃先に達したところで、記録紙10の搬送を停止する。
そして、コントローラ5は、再びキャリッジ43を往動させる。キャリッジ43の往動に連動して、紙押さえ部材56が記録紙10を挟持し、可動フラップ79は開き位置に向けて回動する。また、切屑押圧部材33も押圧位置から退避位置に変位する。キャリッジ43が第1位置から第2位置に移動途中に、記録紙11は切断されシート16となる。そして、キャリッジ43が第2位置に達すると、可動フラップ79は回動経路内に進入したシート16を排紙ローラ83に押しつける。
そして、コントローラ5は、マイクロスイッチ52からの信号により、キャリッジ43が第2位置に復帰したことを検出すると、キャリッジ43を復動させる。キャリッジ43の復動に連動して、排紙ローラ83が回転してシート16を排紙口32から排紙する。さらに、可動フラップ79は開き位置から閉じ位置に回動し、切屑押圧部材33は退避位置から押圧位置に変位する。これにより、余白は切断されて屑箱27に収容され、プリント済み部分の記録紙10は切断されてシート16となり排紙口32から排紙される。
また、上記実施形態では、屑箱27に切屑30を押圧する切屑押圧部材33を1つ設けたが、これに代えて、図7に示すように、切屑押圧部材33を2つ設けて、屑箱27に収容された切屑30をより確実に押圧してもよい。なお、上記実施形態と同一構成部材には同一の符号を付して、重複した説明は省略する。
この屑箱27に設けられた変位機構95は、第1及び第2軸96、97、第1及び第2可動部材98,99、三角板100、切屑押圧部材33、捩りバネ70などから構成されている。第1及び第2軸96、97は、屑箱27の両側面に設けられている。第1軸96には、第1可動部材98の一端が第1軸96を中心に回転自在に取り付けられており、第1可動部材98の他端は、三角板100に設けられた軸101に取り付けられている。第1可動部材98の他端は、第1可動部材98が第1軸96を中心に回転すると、軸101に取り付けられている第1可動部98の他端も連動して回転自在である。さらに、第1軸96には捩りバネ70が設けられている。捩りバネ70は、その一端を第1可動部材96に形成された突起103と係合させ、他端を屑箱27の側面に形成された突起104と係合させている。
また、カッタ機構26と反対側の側面に設けられた第2軸97にも、第1可動部材98の一端が第二軸97を中心に回転自在に取り付けられており、他端は三角板100に設けられた軸101取り付けられている。前記一端が第2軸97を中心に回転すると、この他端も連動して回転自在である。
第2可動部材99は、略くの字形状をしている。カッタ機構26側の側面に設けられた第2軸97には、第2可動部材99の一端が第2軸97を中心に回転自在に取り付けられており、第2可動部材99の屈曲部は、三角板100に設けられた軸101に取り付けられている。第2可動部材99の一端が第2軸97を中心に回転すると、屈曲部も連動して回転自在である。また、第2可動部材99の他端には、アーム45と摺動する摺動軸105が突出して設けられている。
そして、三角板100には2つの切屑押圧部材33が固定されている。2つの押圧部材33は、長手方向を平行にし、所定の間隔で配置されており、それぞれの端部を三角板100の内側面に固定されている。
キャリッジ43が第1位置にある場合には、切屑押圧部材33は、図8(A)に示すように押圧位置に配置されている。キャリッジ43が復動を行い、第1位置から第2位置に移動途中では、図8(B)に示すように、摺動軸105がアーム45に沿って上方に摺動する。これにより、切屑押圧部材33は、屑箱27の側面に設けられたガイド溝106に沿って押圧位置から上方に移動する。キャリッジ43が第2位置に達すると、図8(C)に示すように、切屑押圧部材33は退避位置となる。このとき、キャリッジ43の往動に連動して、可動フラップ79が閉じ位置から開き位置に回動する。これにより、カッタ機構26で切断された切屑37は、屑箱27に向けて落下する。このとき、可動フラップ79は開き位置に、切屑押圧部材33は退避位置にあるので落下する切屑30と干渉することはない。
キャリッジ43が第2位置から第1位置に移動すると、摺動軸105は捩りバネ70の付勢力によってアーム45の方向に向けて付勢されている。そのため、摺動軸105はアーム45に沿って下方に摺動するので、切屑押圧部材33は円弧形状のガイド溝106に沿って退避位置から押圧位置に変位する。これにより、切屑押圧部材33は屑箱27に収容された切屑30を押圧する。なお、屑箱27に堆積する切屑30が多くなると、切屑押圧部材33の押圧位置は、図8(A)に示す位置からガイド溝75に沿って変位した上方位置に移動する。これにより、屑箱27に収容された切屑30は、2つの切屑押圧部材33で確実に押圧されるので、屑箱27への収容効率が向上するとともに、屑箱27の切屑30がカッタ機構26やプリント部3などに侵入することがなくなり、カット動作やプリント動作に支障をきたすことがない。
上記実施形態では、キャリッジ43の往復動とともに移動するアーム45に沿って摺動軸105を摺動させることで、切屑押圧部材33を押圧位置と退避位置に変位させたが、これに代えて、開き位置と閉じ位置に回動する可動フラップ79の回動に伴って、切屑押圧部材33を押圧位置と退避位置に変位させてもよい。
この場合は、図9に示すように、屑箱107には、略U字形状の切屑押圧部材108と、変位機構110を構成する回動軸111、サブギア112、捩りバネ113、トルククラッチ114を備える。屑箱107が収納スペースに収納された際に、カッタ機構26側に配置される屑箱107の側壁115には、開口65から底面にかけて2つの切り欠き116が形成されている。切屑押圧部材33は、切り欠き116の間の側壁を囲むように切り欠き116からU字部分を屑箱107の外側に突出させており、切屑押圧部材108の端部は、屑箱107内に設けられた回動軸111に固定されている。
回動軸111は、切り欠き116が設けられた側壁115と直交する側壁120、121に、両端をそれぞれ貫通させて回動自在に設けられている。側壁120を貫通した回動軸111の一方の端部には、サブギア112が設けられている。さらに、側面120の内側には、回動軸111の回転を規制するトルククラッチ114が設けられている。
また、側面121の内側の回動軸111には、捩りバネ113が設けられている。この捩りバネ113の一方の端部は、側壁121に形成された突起125と係合しており、他方の端部は回動軸111の段差に設けられた図示しない係合穴と係合している。これにより、図9(A)に示すように、切屑押圧部材108を押圧位置に向けて付勢している。
また、屑箱107の切り欠き116の間の側壁には、満杯検出手段である光電センサ130が設けられている。この光電センサ130は、図10に示すように、コントローラ5に接続されている。図9(B)に示すように、屑箱107が切屑30で満杯になったとき、押圧位置にある切屑押圧部材108を検出する。光電センサ130によって切屑押圧部材107が一定時間検出されると、コントローラ5は屑箱107が満杯であると判断し、警告手段であるスピーカ131から警報を発する。このように、屑箱107に堆積した切屑30を切屑押圧部材108によって上方から押圧し、押圧位置での切屑押圧部材108を検出することで屑箱107の満杯を検出しているので、切屑30を直接検出して満杯を検出する場合に比べて誤検出することがない。なお、警告手段としては、スピーカ以外にLEDなどを設け、このLEDを点灯させて満杯を警告してもよい。また、満杯検出手段は図9、図10の実施形態に限らず、図1〜図8に示す実施形態でも設けることが好ましい。
また、図10に示すように、可動フラップ79を開き位置と閉じ位置に回動させる軸88には、メインギア133が設けられている。さらに、図示しないカラー感熱プリンタ2のフレームには、メインギア133と連結する連結ギア134が設けられている。屑箱107が収納スペースに収納されると、屑箱107に設けられたサブギア112が連結ギア134と嵌合する。これにより、メインギア133の回転は、連結ギア134を介してサブギア112に伝達される。
キャリッジ43が第1位置にある場合には、切屑押圧部材108は図10(A)に示す押圧位置に配置される。そして、キャリッジ43の復動に連動して、可動フラップ79は軸88を中心に閉じ位置から開き位置に回動する。このとき、軸88に設けられたメインギア133は反時計方向に回転し、この回転が連結ギア134を介してサブギア112に伝達される。これにより、回動軸111は捩りバネ113の付勢力に抗して反時計方向に回転することで、切屑押圧部材108は図10(B)に示す退避位置に変位する。これにより、カッタ機構26で切断された余白は、屑箱107に向けて落下する。また、プリント済み部分の記録紙10をシート29に切断した際には、可動フラップ79はシート29を排紙ローラ83に押しつける。そして、キャリッジ43の復動に伴って排紙ローラ83が駆動され、シート29は排紙口32から排紙される。
なお、可動フラップ79が閉じ位置から開き位置への回動に伴ってメインギア133からの回転がサブギア112に伝達され、切屑押圧部材108が押圧位置から退避位置に変位した後で、メインギア133から回転が伝達されている場合は、トルククラッチ114が作動してサブギア112を空転させるので、切屑押圧部材108が退避位置以上回転することはない。また、退避位置から押圧位置に変位する際も同様である。
キャリッジ43が復動途中に可動フラップ79は開き位置から閉じ位置に回動する。このとき、メインギア133は図10に示す矢印方向(時計回り)に回転する。このメインギア133の回転が連結ギア134を介してサブギア112に伝達される。これにより、サブギア112は時計方向に回転して、退避位置にあった切屑押圧部材108は押圧位置に変位する。従って、屑箱107に落下した切屑30を上方から押圧するので、切屑30が屑箱107から出ることはない。
なお、上記実施形態では、屑箱107に光電センサ131を備え、押圧位置での切屑押圧部材108を検出することで屑箱の満杯を検出したが、光電センサ131の代わりにリミットスイッチなどを用いてもよい。また、キャリッジ43に設けられたアーム45に摺動軸を摺動させて切屑押圧部材を押圧位置と退避位置に変位させた構成の屑箱27に、押圧位置での切屑押圧部材33を検出する光電センサを備え、屑箱27の満杯を検出させてもよい。
上記実施形態では、カッタとして、可動刃(円板刃)を記録紙の幅方向に往復動させて切断するロータリー式のカッタで説明しているが、本発明ではこれに限らず、記録紙の幅方向に刃先が延びた可動刃を用い、この可動刃を固定刃に向けて移動させて記録紙を切断するいわゆるギロチン式のカッタを採用してもよい。また、固定刃41を記録紙10の幅方向に配置したロータリー式カッタに代えて、図示は省略したが固定刃も可動刃とともに移動する円板刃から構成したロータリー式カッタを用いてもよい。
また、押圧位置と退避位置への切屑押圧部材の変位機構としては、例えばベルト、ボールネジ、ラックアンドピニオンなどを用いて、キャリッジ43の往復動に連動させて行ってもよい。また、切屑押圧部材を変位させるための専用のアクチュエータを用いてもよい。この場合は、カッタ機構で余白を切断する前に切屑押圧部材を押圧位置から退避位置に変位させ、切断後に退避位置から押圧位置に変位させるようにすることが好ましい。
上記実施形態では、感熱記録方式を用いたサーマルプリンタを例に説明したが、本発明はこれに限られず、インクリボンやインクシートを使用する熱転写タイプのサーマルプリンタなど他のサーマルプリンタに適用してもよい。また、サーマルプリンタに限らず、インクドット方式のプリンタや、レーザープリンタなどに本発明を適用することもできる。
上記実施形態では、記録紙ロールから引き出される記録紙を例に説明しているが、予め所定サイズにカットされたシートを使用してもよい。
なお、切屑収容部として、直方体形状の屑箱を用いて説明したが、切屑収容部としては箱型に限らず、切屑を収容可能な形状であればよい。
プリンタの全体構成を示す概略側面図である。 排紙部の分解斜視図である。 キャリッジと紙押さえの連動機構を示す正面図である。 屑箱を示す斜視図である。 切屑押圧部材の動作を示す正面図である。 切屑押圧部材の押圧位置と退避位置を示す側面図である。 切屑押圧部材を2つ備えた屑箱の斜視図である。 2つの切屑押圧部材の動作を示す正面図である。 U字形状の切屑押圧部材を備えた屑箱を示す斜視図である。 U字形状の切屑押圧部材の動作を示す側面図である。
符号の説明
2 カラー感熱プリンタ
5 コントローラ
10 記録紙
27 屑箱
30 切屑
33 切屑押圧部材
41 固定刃
42 円板刃
43 キャリッジ
45 アーム
65 開口
66 変位機構
70 捩りバネ
79 可動フラップ
131 スピーカ

Claims (6)

  1. 可動刃を第1位置から第2位置へ移動させ記録紙を幅方向に切断して記録紙先端部または後端部を切り離すカッタ機構を有するプリンタにおいて、
    前記カッタ機構の下方に配置され、切断された切屑を収容する切屑収容部と、
    前記切屑収容部の前記切屑を上方から押圧する押圧位置と、前記切屑収容部に向かって
    落下する前記切屑と干渉しない退避位置との間で変位自在に設けられた切屑押圧部材と、
    前記カッタ機構によって前記記録紙が切断される前に前記切屑押圧部材を前記押圧位置から前記退避位置へ変位させておき、切断後に前記切屑押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置へ変位させる変位機構とを備えたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記変位機構は、前記可動刃の前記第1位置から前記第2位置への移動に連動して前記切屑押圧部材を前記押圧位置から前記退避位置へ変位させるとともに、前記可動刃の前記第2位置から前記第1位置の移動に連動して、前記切屑押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置へ変位させることを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
  3. 前記切屑押圧部材は、前記押圧位置で前記切屑を押圧する部分が弾性体で形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のプリンタ。
  4. 前記切屑押圧部材を前記退避位置から前記押圧位置に向けて付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれか1項記載のプリンタ。
  5. 前記切屑収容部が満杯になったことを検出する満杯検出手段と、
    前記満杯検出手段の検出結果に基づき、満杯を告知する警告手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載のプリンタ。
  6. 前記満杯検出手段は、前記切屑押圧部材が切屑を押圧している状態でほぼ最大変位量となったときに、前記切屑収容部が満杯であることを検出することを特徴とする請求項5記載のプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015174259A (ja) * 2014-03-14 2015-10-05 三菱電機株式会社 サーマルプリンタ

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