JP2005014242A - プリンタ - Google Patents

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Tomoyuki Nishiyama
友之 西山
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Abstract

【課題】切屑の堆積によるカッタ等の動作不良の防止と、メモリーカードの活電挿抜の対策とを低コストで実現するプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタ10は、本体11と屑箱12とからなる。本体11の前面には、メモリーカード13,14を装填するスロット16,17が設けられている。スロット16,17の奥には、カードリーダが設けられており、その下方には記録用紙を切断するカッタが配置されている。屑箱12は、切断された切屑を収容する収容部26と、前記スロット16,17を覆うカバー部27とからなり、これらは一体に設けられている。プリントに際してメモリーカード13,14をスロット16,17へ挿入する際には、屑箱12が取り外される。収容部26の切屑の堆積状況はこの際に確認される。また、屑箱12を取り外すと、カードリーダへの給電が停止されてアクセス動作が停止又は禁止される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像データが記録された記憶メディアを装填するスロットと、カッタによって切り落とされた記録紙の切屑を収容する屑箱とが設けられたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年のデジタルカメラの急速な普及と相俟って、長尺の記録紙をロール状に巻いた記録紙ロールを使用するとともに、メモリーカードなどの記憶メディアへアクセスして記録された画像データを読み取るメディアリーダを備えたプリンタが普及している。こうしたプリンタによれば、パーソナルコンピュータを使用することなく手軽にデジタル画像のプリントを楽しめるとともに、大量のプリントがしやすい。
【0003】
記録紙ロールを使用するプリンタはカッタを備えており、記録紙ロールから記録紙を引き出して画像を記録した後、その記録済み部分を切断して未記録部分から切り離し、切り離した記録済み部分をシートとしてプリンタ外へ排紙する。このようなカッタ付きのプリンタの中には、余白の無いいわゆる縁無しプリントを得るために、画像記録エリアの周囲に生じる余白部分をカッタでカットするものがある(例えば、下記特許文献1参照)。
【0004】
こうしたプリンタには、切り落とされた切屑を収容する屑箱が設けられている。この屑箱は、プリンタの本体に着脱自在に装着されており、溜まった切屑を簡単に捨てられるようにしている。屑箱は、一般的に、カッタで切断された切屑が落下するカッタの下方に配置される。このため、屑箱に切屑が溜まり過ぎると、その堆積屑が、カッタやその周辺に配置される排紙機構などと接触してそれらの動作不良を引き起こす場合がある。特許文献1記載のプリンタでは、カッタの作動回数をカウントすることにより、堆積した切屑の量を推測し、予め設定された許容量を超えた場合に、警告を発することでその旨をユーザーへ通知するようにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開平8−110582号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したプリンタでは、カッタの作動回数をカウントして切屑の堆積量を推定しているが、そのためには、カッタの作動回数をカウントするカウンタや、警告装置などが必要になるので、コストが増加してしまうという問題があった。
【0007】
また、メディアリーダを設ける場合には、記憶メディアへアクセスしている途中にメディアスロットに記憶メディアが挿抜されるといういわゆる活電挿抜を防止するための対策が施されていることが好ましい。周知のとおり、活電挿抜は、最悪の場合には、データ破壊や、カードリーダ自体の故障の原因ともなる。この対策としては、メディアスロットに専用のスロットカバーを設け、アクセス途中ではこのスロットカバーが開かないようにするなどの方法がある。しかし、この方法は、専用のスロットカバーの他に、アクセス途中にスロットカバーの開き動作を禁止する機構などが必要になりコストが増加する原因となっていた。
【0008】
本発明は、切屑の堆積によるカッタ等の動作不良の防止と、記憶メディアの活電挿抜の対策とを低コストで実現するプリンタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明のプリンタは、画像データが記録された記憶メディアを装填するメディアスロットと、このスロット内に装填された記憶メディアへアクセスして前記画像データを読み取るメディアアクセスユニットと、このメディアアクセスユニットによって読み取られた画像データに基づいて記録紙に画像を記録するプリント部と、記録紙の端部を切断するカッタとを備えたプリンタ本体と、カットされた切屑を収容し、前記プリンタ本体に着脱自在に装着される屑箱とを備えたプリンタにおいて、前記屑箱に、それがプリンタ本体に装着されたときに、前記スロットを覆うスロットカバーを一体に設けたことを特徴とする。
【0010】
また、前記プリンタ本体に、前記屑箱がプリンタ本体から取り外されたことを検知する検知手段を設け、この検知信号に基づいて、前記メディアアクセスユニットの記憶メディアへのアクセス動作を停止又は禁止することが好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を実施したプリンタの外観図であり、図2は、その断面図を示す。プリンタ10は、本体11と、この本体11に着脱自在に装着される屑箱12とからなる。屑箱12は、後述するように、記録用紙を切断した切屑を収容する。図1(A)は、本体11に屑箱12を装着した状態を示し、図1(B)は、本体11から屑箱12を取り外した状態を示す。
【0012】
本体11には、その前面に、種類の異なる2つの記憶メディアであるメモリーカード13,14が挿抜されるスロット16,17が設けられている。各スロット16,17の奥には、それぞれの種類に対応したメディアアクセスユニットとしてカードリーダ18(図2参照)が組み込まれている。各メモリーカード13,14には、デジタルカメラで記録された画像データが記録される。カードリーダ18は、各メモリーカード13,14にアクセスして画像データを読み取る。プリンタ10は、この画像データに基づいてプリント処理を行う。
【0013】
各スロット16,17の横には、該スロットに挿入されたメモリーカード13,14を取り出すためのイジェクトボタン21,22が設けられている。メモリーカード13,14は、スロット16,17に装填された状態では、適正な読み取り位置に固定されるように爪部材等により係止されている。イジェクトボタン21,22を押下すると、係止が外れてバネ等の付勢により、メモリーカード13,14がスロット外へ押し出される。各スロット16,17の下方には、前端に排紙口23が設けられた排紙ガイド24が設けられている。
【0014】
屑箱12は、切屑を収容する収容部26と、各スロット16,17を覆うカバー部27とからなる。収容部26とカバー部27とは、例えば、一体成形されている。カバー部27は、収容部26の前端部から上方へ向かって立ち上がるように形成されている。屑箱12は、本体11の前方から後方に向かってスライドさせながら装着され、装着された際には、屑箱12の前面がプリンタ10の前面を構成する。カバー部27は、各スロット16,17を覆うことで、該スロット内への塵や埃の侵入を防止するとともに、イジェクトボタン21,22を覆うことで、それらが不用意に押下されることを防止する。
【0015】
また、屑箱12に一体にカバー部27を設けると、メモリーカード13,14の挿抜の際に、屑箱12が取り出されることになる。このため、その都度、収容部26への切屑の堆積状況が確認されることになるので、収容部26の容量を超えてに堆積した切屑がそのまま放置されてしまうことが防止される。また、カバー部27には、その中央に、前記排紙口23を露呈するための開口27aが形成されており、この開口27aの下方には、屑箱12を本体11から引き出して取り外す際に指が挿入される取っ手口27bが形成されている。
【0016】
なお、本例では、カバー部27と収容部26とを一体成形した例で説明しているが、一体に成形されていなくともよく、カバー部27を取り外す際には収容部26も取り外されるというように、両者が一体として移動するように設けられていればよい。例えば、両者を別々に成形し、その後の接合により両者が一体として取り扱われるようにしてもよい。
【0017】
本体11の上面には、画像の選択やプリント指示をするための各種操作ボタンが配された操作パネル31と,画像を表示したり、操作案内やエラーメッセージを表示するためのディスプレイ32が設けられている。また、本体11の後端部は、記録用紙を収納する収納部となっている。その上部には蓋33が開閉自在に取り付けられており、記録用紙を交換する際に開閉される。符号34は、この蓋33を開けるための操作部材である。
【0018】
図2に示すように、プリンタ10は、感熱記録タイプのものであり、記録用紙として、カラー感熱記録紙36が使用される。カラー感熱記録紙36は、長尺のものを巻芯に巻き付けた記録紙ロール37の形態で前記収納部にセットされる。カラー感熱記録紙36は、周知のように、支持体上に、イエロー,マゼンタ,シアンの各色に発色する複数の感熱発色層を順次層設したものであり、これら各感熱発色層が加熱されることにより画像が記録される。最上層のイエロー感熱発色層及び中層のマゼンタ感熱発色層には、それぞれ特有な波長の定着光に対する光定着性が付与されており、それぞれの定着光を照射することにより発色能力が消失される。この光定着により、より下層の感熱発色層を熱記録する際に、上層の感熱発色層が発色しないようにしている。
【0019】
給紙ローラ38によってカラー感熱記録紙36が引き出されてプリント部へ給紙される。搬送路上には、搬送ローラ対41,42が設けられており、給紙されたカラー感熱記録紙36は、搬送ローラ対41,42によって搬送される。搬送ローラ対41,42は、図示しないモータによって駆動される。モータとしては、例えば、与えられた駆動パルス数によって回転量が決まるパルスモータが使用される。搬送ローラ対41の下流側には、カラー感熱記録紙36の先端を検出する先端検出センサ45が設けられている。コントローラ40は、この先端検出センサ45からの検出信号の受信を契機としてパルス数のカウントを開始して、カラー感熱記録紙36の搬送量を制御する。
【0020】
搬送ローラ対41の下流側には、サーマルヘッド43,光定着器44が配置されている。サーマルヘッド43は、カラー感熱記録紙36の幅方向に延びた発熱素子アレイを備えており、この発熱素子アレイとカラー感熱記録紙36とを圧接させた状態で画像を熱記録する。発熱素子アレイは、例えば、カラー感熱記録紙36の幅以上の長さを持っており、カラー感熱記録紙36の両側端に余白を残さずに幅一杯に記録を行う。サーマルヘッド43の対向位置には、カラー感熱記録紙36を裏面から支持するプラテンローラ46が設けられている。
【0021】
給紙の際、カラー感熱記録紙36は給紙方向に搬送されて画像記録エリアがいったんサーマルヘッド22を通過する。その後、搬送方向を逆転させて、カラー感熱記録紙36を巻き戻し方向に搬送しながら熱記録が行われる。カラー感熱記録紙36の前端部は、サーマルヘッド43及びプラテンローラ46のニップ代として確保する必要があるため、画像が記録されない余白となる。これは、前端ギリギリまで記録しようとした場合に、前端がサーマルヘッド43から外れて誤ってサーマルヘッド43がプラテンローラ46を直接加熱してしまうという誤動作を防止するためである。
【0022】
カラー感熱記録紙36は、各感熱発色層の層設順序に従って、イエロー,マゼンタ,シアンの順で熱記録される。光定着器44は、イエロー定着光を照射するイエロー定着ランプと、マゼンタ定着光を照射するマゼンタ定着ランプとを備えている。イエロー画像を熱記録した後には、記録済み部分が光定着器44に送られてイエロー定着光の照射によりイエロー感熱発色層が光定着される。マゼンタ画像を熱記録した後には、記録済み部分が光定着器44に送られてマゼンタ感熱発色層が光定着される。シアン感熱発色層は、最下層に位置するので、光定着は行われない。
【0023】
搬送ローラ対42の下流側には、カラー感熱記録紙36を切断するカッタ48と排紙ローラ対49とが配置されている。熱記録及び光定着がすべて終了した記録済み部分は、カッタ48に送られる。カッタ48の切断位置に、まず、画像記録エリアの前端を合わせて余白となっている前端部が切断される。その後、前記切断位置に画像記録エリアの後端が到達するまで記録済み部分が送られて、記録済み部分がカラー感熱記録紙36から切り離される。これにより余白の無い縁無しプリントが得られる。
【0024】
カッタ48としては、例えば、カラー感熱記録紙36の幅方向に延びた固定刃と、この固定刃に沿って前記幅方向に移動する回転刃とからなるロータリー式のカッタが使用される。もちろん、カラー感熱記録紙36の幅方向に延びた上刃及び下刃とからなり、いずれかを上下動させて切断するいわゆるギロチン式のカッタを使用してもよい。
【0025】
カッタ48によって切り離された記録済み部分は、排紙ローラ対49にニップされて排紙ガイド24に案内されて、記録済みシート51としてプリンタ10外へ排紙される。
【0026】
屑箱12の収容部26は、本体11に装着されたときに、その開口部がカッタ48の下方に位置するようになっている。カッタ48によって切断されたカラー感熱記録紙36の前端部は、切屑52となって、収容部26へ落下する。プリント処理を繰り返すと、収容部26に切屑52が堆積していくが、その堆積量が収容量を超えると、堆積した切屑52がカッタ48やその周辺に配置される排紙ローラ対49などと接触して動作不良を引き起こすおそれがある。なお、本例のプリンタには設けられていないが、カッタ38の周辺に配置される機構としては、前記排紙ローラ対49の他に、切屑を収納部へ案内する可動式の切屑ガイド機構など各種のものがある。これらの機構の動作不良を防止するために、堆積量が収容量に達する前に収容部26内の切屑52は処分される必要がある。
【0027】
コントローラ40は、CPU,ROM,RAMなどからなり、プリンタ10の各部を制御する。カードリーダ56は、コントローラ40等が設けられるシステム基板57に取り付けられており、コントローラ40とデータバスを介してデータ通信可能に接続されている。各メモリーカード13,14から読み取られた画像データがコントローラ40に送られるとともに、コントローラ40からカードリーダ56に対して制御信号が送られる。
【0028】
マイクロスイッチ58は、屑箱12が本体11から取り出されていることを検知するためのものである。収容部26の後端面には、後方に突き出された凸部23aが形成されており、屑箱12が本体11に装着された状態では、この凸部23aがマイクロスイッチ58を押圧する。
【0029】
マイクロスイッチ58は、電源回路59が設けられた電源基板61上に取り付けられており、電源回路59と接続されており、マイクロスイッチ58のオンオフの信号は、電源回路59に送信される。マイクロスイッチ58がオンの時には、カードリーダ56へ電源が供給され、マイクロスイッチ58がオフすると、電源回路59からカードリーダ56への電源供給が停止される。このため、カバー部27を備えた屑箱12が本体11に装着されている場合には、マイクロスイッチ58がオンするので、カードリーダ56のアクセス動作が許容されるが、屑箱12が本体11から取り外されている場合には、マイクロスイッチ58がオフされるので、アクセス動作が禁止される。これにより、メモリーカード13,14の活電挿抜が防止される。
【0030】
以下、上記構成による作用について図3に示すフローチャートを参照しながら説明する。プリントを行う場合には、ユーザーは、カバー部27が一体に設けられた屑箱12を本体11から取り外して、スロット16,17を露呈させる。そして、プリントすべき画像データが記録されたメモリーカードをスロット16,17のいずれかに装填する。このとき、ユーザーは、収容部26内の切屑52の堆積状況を確認することになるので、必要に応じて切屑52を処分する。このように、プリントを開始する際に、収容部26の堆積状況が確認されるので、堆積屑によるカッタ等の動作不要が防止される。
【0031】
メモリーカードを装填した後、屑箱12を本体11に装着して、操作パネル31からプリント指示を行う。プリント指示がなされると、コントローラ40は、カードリーダ56に読み取り指令を送信する。屑箱12が装着されている場合には、マイクロスイッチ58がオンされているので、カードリーダ56に電源が供給されて、データ読み取りが開始される。他方、屑箱12を装着せずにプリント指示を行った場合には、マイクロスイッチ58がオフされているので、電源供給が行われず、データ読み取りは開始されない。また、データ読み取りが開始された後、その途中で屑箱12が不用意に取り外された場合でも、マイクロスイッチ58がオフしてアクセス動作が停止される。このように、スロット16,17が露呈される状態ではアクセス動作が行われないようにしたので、活電挿抜が防止される。
【0032】
データ読み取りが終了すると、プリント処理が開始される。プリント処理では、給紙されたカラー感熱記録紙36に対して熱記録及び定着が行われる。熱記録及び光定着が終了すると、記録済み部分がカッタ48に送られて、余白となる前端部が切断されたのち、記録済み部分全体が切断されて記録済みシート26として排紙される。
【0033】
上記実施形態では、屑箱が取り出されたことを検知する検知手段としてマイクロスイッチを使用した例で説明しているが、検知手段はこれに限らず、例えば、マイクロスイッチの代わりにフォトセンサなどを使用してもよい。
【0034】
また、アクセス動作の停止又は禁止を行うために、メディアアクセスユニットの電源供給を遮断する例で説明しているが、これに限らず、例えば、コントローラでアクセス動作の停止又は禁止を行うようにするなど他の方法を用いてもよい。
【0035】
また、マイクロスイッチがオフされたときには、カードリーダの動作を禁止又は停止しているが、その際に、屑箱を装着すべきことなどの警告メッセージをディスプレイに表示するようにしてもよい。
【0036】
また、上記実施形態では、長尺の記録用紙をロール形態でセットされる例で説明しているが、予め所定サイズにカットされたシートタイプの記録用紙を使用してもよい。シートタイプの記録用紙を使用する場合でも、余白部分を切断するためにカッタが装備される場合もあるので、本発明を適用することができる。
【0037】
また、上記実施形態では、2つのスロットを設けたプリンタを例に説明したが、スロットの数は2つに限定されるものではなく、1つでもよいし3つ以上あってもよい。
【0038】
また、上記実施形態では、メディアアクセスユニットとして、データ読み取りを行うカードリーダの例で説明したが、読み取りの他に書き込みを行うメディアアクセスユニットを使用してもよい。例えば、スロットが2つあり、2つのメディア間でデータをコピーする機能を設ける場合などには、メディアアクセスユニットに書き込み機能が設けられる場合もある。そうしたプリンタに本発明を適用すれば、読み取り動作中の他、書き込み動作中の活電挿抜も防止することもできる。
【0039】
また、上記実施形態では、記憶メディアとしてメモリーカードを例に説明しているが、メモリーカードの他、CDメディア,DVDメディア,マイクロドライブ(商品名)など各種のストレージメディアを使用してもよい。
【0040】
また、上記実施形態では、感熱記録方式を用いたサーマルプリンタを例に説明したが、本発明はこれに限られず、インクリボンやインクシートを使用する熱転写タイプのサーマルプリンタなど他のサーマルプリンタに適用してもよい。また、サーマルプリンタに限らず、インク噴射式のプリンタや、レーザープリンタなどに本発明を適用することもできる。
【0041】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明のプリンタは、画像データが記録された記憶メディアを装填するメディアスロットと、前記記憶メディアにアクセスするメディアアクセスユニットと、記録紙の端部を切断するカッタとを備えたプリンタ本体と、切断された切屑を収容し、前記プリンタ本体に着脱自在に装着される屑箱とを備えたプリンタにおいて、前記屑箱に、それがプリンタ本体に装着されたときに、前記スロットを覆うスロットカバーを一体に設けたから、メモリーカードの挿抜の際には、屑箱が取り外されることにより、収容部の堆積状況が確認されるので、切屑の堆積によるカッタの動作不良等を低コストで防止することができる。
【0042】
また、前記プリンタ本体に、前記屑箱がプリンタ本体から取り外されたことを検知する検知手段を設け、この検知信号に基づいて、前記メディアアクセスユニットの記憶メディアへのアクセス動作を停止又は禁止するから、記憶メディアの活電挿抜の対策を低コストで実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリンタの外観図である。
【図2】プリンタの断面図である。
【図3】プリント手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 プリンタ
11 本体
12 屑箱
13,14 メモリーカード
16,17 スロット
26 収容部
27 カバー部
48 カッタ
52 切屑
56 カードリーダ
58 マイクロスイッチ

Claims (2)

  1. 画像データが記録された記憶メディアを装填するメディアスロットと、このスロット内に装填された記憶メディアへアクセスして前記画像データを読み取るメディアアクセスユニットと、このメディアアクセスユニットによって読み取られた画像データに基づいて記録紙に画像を記録するプリント部と、記録紙の端部を切断するカッタとを備えたプリンタ本体と、カットされた切屑を収容し、前記プリンタ本体に着脱自在に装着される屑箱とを備えたプリンタにおいて、
    前記屑箱に、それがプリンタ本体に装着されたときに、前記スロットを覆うスロットカバーを一体に設けたことを特徴とするプリンタ。
  2. 前記プリンタ本体に、前記屑箱がプリンタ本体から取り外されたことを検知する検知手段を設け、この検知信号に基づいて、前記メディアアクセスユニットの記憶メディアへのアクセス動作を停止又は禁止することを特徴とする請求項1記載のプリンタ。
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