JP2015170686A - アバランシェフォトダイオード - Google Patents

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允洋 名田
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Abstract

【課題】光吸収層を薄くすることなく、アバランシェフォトダイオード光入力強度に対する応答の線形性が得られるようにする。【解決手段】アンドープの第1光吸収層103の上に接してp型の第2光吸収層104を形成し、第2光吸収層104の上にp型電界制御層105を形成し、p型電界制御層の上にアバランシェ層106を形成する。第1光吸収層103は、III−V族化合物半導体からなる第1材料より構成し、第2光吸収層104は、p型の第1材料より構成し、p型電界制御層105は、p型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成し、アバランシェ層106は、III−V族化合物半導体から構成する。【選択図】 図1

Description

本発明は、アバランシェ現象を利用したアバランシェフォトダイオードに関する。
アバランシェフォトダイオード(APD)は、光吸収で発生したキャリアの数をなだれ増倍機構により増幅することで、ノイズの低い光レシーバとして用いるデバイスである。最近の長波長帯のアバランシェフォトダイオードは、光吸収層となだれアバランシェ層(増倍層)とを分離した、SAM(Separeted Absorption and Multiplication)構造が一般的である。
アバランシェフォトダイオードは、様々なセンサの他、光通信用途に幅広く用いられ、今なおより高性能なアバランシェフォトダイオードが活発に研究開発されている。光通信用途のアバランシェフォトダイオードとしては、光吸収層を構成する材料として通信波長帯(1.5μm帯ないしは1.3μm帯)にバンドギャップが存在するInGaAsが一般的に用いられる。
アバランシェフォトダイオードにおいて、その光入力強度に対する電気応答の線形性を高めることは重要である。特に、光信号をパルス強度で多値化するPAM等の通信方式においては、光強度で多値化された光信号を、強度関係を損なわないよう電気信号に変換する必要があるため、受光素子の光入力強度に対する電気出力強度の線形性が重要になる。
K. J. Williams et al. , " Effects of High Space-Charge Fields on the Response of Microwave Photodetectors", IEEE Photon. Technol. Lett. , vol.6, no.5, pp.639-641, 1994. Pearsall et al. , "GaInAsP Alloy Semiconductors", John Wiley & Sons Ltd. , pp.290-291, 1982.
しかしながら、一般的には、半導体のフォトダイオードおよびアバランシェフォトダイオードは、光入力強度が大きい場合には、電気出力強度は光入力強度に対して良好な線形性を示さない。これは、光吸収層における正孔の蓄積に伴い、光吸収層がバンドベンディングするためであり、空間電荷効果と呼ばれている(非特許文献1参照)。図8に、空間電荷効果によるバンドベンディングの状態を模式的に示す。
図8では、光吸収層801,電界制御層802,およびアバランシェ層803の部分を示している。また、図8において、黒丸が電子を示し、白丸が正孔を示している。上述した正孔の蓄積は、光吸収層801の層内で、アバランシェ層803の側(図示していないp型コンタクト層とは反対側の領域)で顕著になる。これは、p型コンタクト層(不図示)付近の光吸収層801で生じた正孔は、p型コンタクト層までの移動距離が短いために蓄積が生じにくいが、反対にp型コンタクト層までの移動距離が大きいアバランシェ層803の側ほど蓄積しやすいためである。アバランシェフォトダイオードの光入力強度に対する線形性を向上させるためには、この正孔の蓄積を緩和することが重要となる。
一般的に、上述した空間電荷効果は、光吸収層を薄くすることにより緩和できる。これは、光吸収層を薄くすることで、正孔の走行距離が低減し、正孔の蓄積が生じにくくなるためである。一方、光吸収層の薄層化は、受光感度の低減を生じさせる。このように、光収集層の薄層化による空間電荷効果の緩和は、受光感度とのトレードオフの関係にある。このように、従来の技術では、光吸収層を薄くすることなく、アバランシェフォトダイオード光入力強度に対する応答の線形性を得ることができないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、光吸収層を薄くすることなく、アバランシェフォトダイオード光入力強度に対する応答の線形性が得られるようにすることを目的とする。
本発明に係るアバランシェフォトダイオードは、p型のIII−V族化合物半導体からなるp型コンタクト層と、p型コンタクト層の上に形成されたアンドープのIII−V族化合物半導体からなる第1材料より構成された第1光吸収層と、第1光吸収層の上に接して形成されたp型の第1材料より構成された第2光吸収層と、第2光吸収層の上に形成されたp型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成されたp型電界制御層と、p型電界制御層の上に形成されたIII−V族化合物半導体からなるアバランシェ層と、アバランシェ層の上に形成されたn型のIII−V族化合物半導体からなるn型コンタクト層とを備える。
上記アバランシェフォトダイオードにおいて、第1光吸収層のp型コンタクト層側に接して形成されたp型の第1材料より構成された第3光吸収層を備えるようにしてもよい。また、n型コンタクト層の下側で、アバランシェ層の上に形成されたn型の第2材料より構成されたn型電界制御層を備えるようにしてもよい。
上記アバランシェフォトダイオードにおいて、p型電界制御層の不純物濃度は、第2光吸収層の不純物濃度を超えて大きい濃度とされていればよい。なお、第2材料のバンドギャップは、第1材料のバンドギャップより大きい。
以上説明したことにより、本発明によれば、光吸収層を薄くすることなく、アバランシェフォトダイオード光入力強度に対する応答の線形性が得られるようになるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。 図2は、実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの素子動作状態でのバンドプロファイルを示すバンド図である。 図3は、一般的な光吸収層(アンドープ構造)と、本発明の実施の形態1における光吸収層付近の、光入力が小さい場合と光入力の大きい場合のバンドプロファイルを示す説明図である。 図4は、第1光吸収層103および第2光吸収層104における電界強度の状態を示す特性図である。 図5は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。 図6は、実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの素子動作状態でのバンドプロファイルを示すバンド図である。 図7は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。 図8は、光吸収層近傍における空間電荷効果によるバンドベンディングの状態を模式的に示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。図1では、断面を模式的に示している。
このアバランシェフォトダイオードは、基板101の上に形成されたp型コンタクト層102と、p型コンタクト層102の上に形成された第1光吸収層103と、第1光吸収層103の上に接して形成された第2光吸収層104と、第2光吸収層104の上に形成されたp型電界制御層105と、p型電界制御層105の上に形成されたアバランシェ層106と、アバランシェ層106の上に形成されたn型コンタクト層107とを備える。また、第2光吸収層104とp型電界制御層105との間には、ギャップ接続層108が形成されている。
p型コンタクト層102は、p型のIII−V族化合物半導体から構成され、第1光吸収層103は、III−V族化合物半導体からなる第1材料より構成され、第2光吸収層104は、p型の第1材料より構成されている。また、p型電界制御層105は、p型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成され、アバランシェ層106は、III−V族化合物半導体から構成され、n型コンタクト層107は、n型のIII−V族化合物半導体から構成されている。
ここで、第2材料のバンドギャップは、第1材料のバンドギャップより大きい。また、p型電界制御層105の不純物濃度は、第2光吸収層104の不純物濃度を超えて大きい濃度とされている。なお、基板101は、鉄をドープすることで高抵抗とされた半絶縁性のInPからなる半導体基板であればよい。なお、ギャップ接続層108は、第2光吸収層104とp型電界制御層105との間のバンドギャップエネルギーとされていればよい。第2光吸収層104とp型電界制御層105との間のバンドギャップエネルギーの差があまり大きくない場合、ギャップ接続層108は用いなくてもよい。
また、第1光吸収層103,第2光吸収層104,ギャップ接続層108,p型電界制御層105,アバランシェ層106,n型コンタクト層107は、所望とする形状にパターニングされ、例えば、よく知られたメサ構造とされている。例えば、第1光吸収層103,第2光吸収層104,ギャップ接続層108,p型電界制御層105,アバランシェ層106,n型コンタクト層107は、直径22μm程度の円柱形状に加工されている。また、メサの側面(側壁)は、窒化シリコンなどのパッシベーション膜(不図示)で保護されている。なお、図示していないが、上記メサの周囲のp型コンタクト層102およびn型コンタクト層107の上には、p側電極およびn側電極が形成され、また、これら電極には引き出し配線が接続され、電位が印加可能とされている。
次に、上述したアバランシェフォトダイオードの製造方法について簡単に説明する。まず、半絶縁性のInPからなる基板101上に、p型のInAlGaAs(p型コンタクト層102)、アンドープのInGaAs(第1光吸収層103)、p型のInGaAs(第2光吸収層104)、アンドープのInAlGaAs(ギャップ連続層108)、p型のInGaAs(p型電界制御層105)、アンドープのInAlAs(アバランシェ層106)、およびn型のInP(n型コンタクト層107)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られた有機金属気相成長法により形成すればよい。
次に、n型としたInPの層の上に、n側電極を形成する。例えば、n側電極となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、チタン層/白金層/金層の3層積層膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、n型のInP(n型コンタクト層107)にオーミック接続するn側電極が形成できる。これは、いわゆるリフトオフ法と呼ばれる製造方法である。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、p型のInAlGaAs、アンドープのInGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlAs、およびn型のInPの層をパターニングし、所望の形状(メサ形状)とした第1光吸収層103,第2光吸収層104,ギャップ接続層108,p型電界制御層105,アバランシェ層106,およびn型コンタクト層107を形成する。
この後、上記パターニングにより露出したp型コンタクト層102の上に、p側電極を形成する。p側電極は、チタン層/白金層/金層の3層構造とする。n側電極と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりp側電極を形成すればよい。
次に、実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの動作について説明する。まず、図2は、実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの素子動作状態でのバンドプロファイルを示すバンド図である。実施の形態1のアバランシェフォトダイオードは、素子に電圧を印加するにしたがって、最初にp型電界制御層105の空乏化が進行する。p型電界制御層105の空乏化が完了した時点で、引き続き、第2光吸収層104の空乏化が進行する。第2光吸収層104の空乏化が完了後、第1光吸収層103に電界が生じる。
以上の結果、例えば増倍率が10程度の値を示すアバランシェフォトダイオードの動作状態においては、光吸収層(第1光吸収層103,第2光吸収層104)の電界強度は、層全体にわたって同一の電界強度とはならず、第2光吸収層104の部分がより高い電界を有することになる。
次に、一般的な光吸収層(アンドープ構造)と、実施の形態1における光吸収層付近の、光入力が小さい場合と光入力の大きい場合のバンドプロファイルを図3に示す。図3の(a),(c)は、一般的な光吸収層(アンドープ構造)のバンドプロファイルを示し、図3の(b),(d)は、実施の形態1における光吸収送付金のバンドプロファイルを示している。また、図3の(a),(b)は、光入力強度が小さい場合のバンドプロファイルを示し、図3の(c),(d)は、光入力強度が大きい場合のバンドプロファイルを示している。光入力強度が大きい場合については、光吸収層中に1017cm-3程度の正孔の蓄積が生じる程度の光入力を仮定している。
従来の一般的な光吸収層(アンドープ構造)の場合、上述した正孔の蓄積により、アバランシェ層付近のバンドが湾曲され、バンドの傾きはゼロに近づく。このように、一般的な光吸収層(アンドープ構造)の場合は、光入力の大小により、アバランシェ層付近のバンドの傾きは大きく変化する。これに対し、実施の形態1によれば、光入力が小さい場合(b)と光入力が大きい場合(d)とを比較しても、バンドの傾き度合い度合いの変化は非常に小さくなる。
ここで、実施の形態1におけるにおける第1光吸収層103ならびに第2光吸収層104の電界強度は、アバランシェフォトダイオードの動作状態において200kV/cm以下であることが好ましい。これは、アバランシェフォトダイオードにおいては、長期信頼性の観点から、エピタキシャル層構造のうち最も電界強度を小さく保つ必要がある層はInGaAsからなる光吸収層であるとされており、動作状態において200kV/cm以下に保つことが重要な条件とされているためである。
図4に示すように、光吸収層は、アンドープの第1光吸収層103およびp型の第2光吸収層104のいずれにおいても、電界強度は200kV/cm以下に保たれている。アンドープとしている第1光吸収層103の部分においては、電界強度は顕著に小さいが、InGaAsにおいて電子が飽和速度を示す電界強度は数kV/cmと言われており(非特許文献2)、実施の形態1のアバランシェフォトダイオードにおける光吸収層の電界強度は、電子ドリフトには十分である。
実施の形態1によれば、上述したバンドプロファイルにより、光入力が大きい場合であっても、より正孔の蓄積しやすいアバランシェ層106付近では正孔が選択的に加速され、一般的な光吸収層の構造を有するアバランシェフォトダイオードと比較し、空間電荷効果が緩和される。また、光吸収の効率は、第1光吸収層103+第2光吸収層104の全体の層厚で決定され、この全層厚を、所望の感度および帯域に合わせて決定すればよい。これらのことにより、実施の形態1によれば、アバランシェフォトダイオードの受光感度を損なうことなく、アバランシェフォトダイオードの線形性を向上させることが可能となる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図5を用いて説明する。図5は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。図5では、断面を模式的に示している。
このアバランシェフォトダイオードは、基板201の上に形成されたp型コンタクト層202と、p型コンタクト層202の上に形成された第1光吸収層203と、第1光吸収層203の上に接して形成された第2光吸収層204と、第2光吸収層204の上に形成されたp型電界制御層205と、p型電界制御層205の上に形成されたアバランシェ層206と、アバランシェ層206の上に形成されたn型コンタクト層207とを備える。また、第2光吸収層204とp型電界制御層205との間には、ギャップ接続層208が形成されている。加えて、実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードは、第1光吸収層203のp型コンタクト層202側に接して形成された第3光吸収層209を備える。
p型コンタクト層202は、p型のIII−V族化合物半導体から構成され、第1光吸収層203は、III−V族化合物半導体からなる第1材料より構成され、第2光吸収層204は、p型の第1材料より構成され、第3光吸収層209は、p型の第1材料より構成されている。また、p型電界制御層205は、p型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成され、アバランシェ層206は、III−V族化合物半導体から構成され、n型コンタクト層207は、n型のIII−V族化合物半導体から構成されている。
ここで、第2材料のバンドギャップは、第1材料のバンドギャップより大きい。また、p型電界制御層205の不純物濃度は、第2光吸収層204の不純物濃度を超えて大きい濃度とされている。なお、基板201は、鉄をドープすることで高抵抗とされた半絶縁性のInPからなる半導体基板であればよい。なお、ギャップ接続層208は、第2光吸収層204とp型電界制御層205との間のバンドギャップエネルギーとされていればよい。第2光吸収層204とp型電界制御層205との間のバンドギャップエネルギーの差があまり大きくない場合、ギャップ接続層208は用いなくてもよい。
また、第3光吸収層209,第1光吸収層203,第2光吸収層204,ギャップ接続層208,p型電界制御層205,アバランシェ層206,n型コンタクト層207は、所望とする形状にパターニングされ、例えば、よく知られたメサ構造とされている。例えば、第3光吸収層209,第1光吸収層203,第2光吸収層204,ギャップ接続層208,p型電界制御層205,アバランシェ層206,n型コンタクト層207は、直径22μm程度の円柱形状に加工されている。また、メサの側面(側壁)は、窒化シリコンなどのパッシベーション膜(不図示)で保護されている。なお、図示していないが、上記メサの周囲のp型コンタクト層202およびn型コンタクト層207の上には、p側電極およびn側電極が形成され、また、これら電極には引き出し配線が接続され、電位が印加可能とされている。
次に、上述したアバランシェフォトダイオードの製造方法について簡単に説明する。まず、半絶縁性のInPからなる基板201上に、p型のInAlGaAs(p型コンタクト層202)、p型のInGaAs(第3光吸収層209)、アンドープのInGaAs(第1光吸収層203)、p型のInGaAs(第2光吸収層204)、アンドープのInAlGaAs(ギャップ連続層208)、p型のInGaAs(p型電界制御層205)、アンドープのInAlAs(アバランシェ層206)、およびn型のInP(n型コンタクト層207)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られた有機金属気相成長法により形成すればよい。例えば、第3光吸収層209とするp型のInGaAsは、p型の不純物が1×1018cm-3程度ドーピングされていればよい。後述するように、第3光吸収層209は、動作状態において空乏化しない程度に、不純物濃度が高濃度となっていればよい。
次に、n型としたInPの層の上に、n側電極を形成する。例えば、n側電極となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、チタン層/白金層/金層の3層積層膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、n型のInP(n型コンタクト層207)にオーミック接続するn側電極が形成できる。これは、いわゆるリフトオフ法と呼ばれる製造方法である。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、p型のInAlGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlAs、およびn型のInPの層をパターニングし、所望の形状(メサ形状)とした第3光吸収層209,第1光吸収層203,第2光吸収層204,ギャップ接続層208,p型電界制御層205,アバランシェ層206,およびn型コンタクト層207を形成する。
この後、上記パターニングにより露出したp型コンタクト層202の上に、p側電極を形成する。p側電極は、チタン層/白金層/金層の3層構造とする。n側電極と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりp側電極を形成すればよい。なお、上記アバランシェフォトダイオードは、電子注入型である。
次に、実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの動作について説明する。まず、図6は、実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの素子動作状態でのバンドプロファイルを示すバンド図である。
実施の形態2の構造によれば、素子に電圧を印加するにしたがって、最初にp型電界制御層205の空乏化が進行する。p型電界制御層205の空乏化が完了した時点で、引き続き第2光吸収層204の空乏化が進行する。第2光吸収層204の空乏化が完了した後、第1光吸収層203に電界が生じる。結果、例えば増倍率が10程度の値を示すアバランシェフォトダイオードの動作状態においては、光吸収層の電界強度は、層全体にわたって同一の電界強度とはならず、第2光吸収層204の部分がより高い電界を有することになる。
ここで、光吸収層においては、p型とした第2光吸収層204およびp型とした第3光吸収層209を備えている。第3光吸収層209は高濃度にドーピングされているため、動作状態においても空乏化はせず、第2光吸収層204は空乏化が完了し、一定の電界強度を有している。この状態において、第3光吸収層209において生じたフォトキャリアのうち正孔は、生成後まもなく誘電緩和するため、アバランシェフォトダイオード全体のキャリア輸送特性には寄与しない。
一方、第3光吸収層209において生じたフォトキャリアのうち電子は、キャリア輸送特性に寄与するが、電界が生じていないため、拡散によってのみ移動し、第1光吸収層203および第2光吸収層204においては、拡散時間と比較して無視できるほど短時間でドリフト移動する。
また、第1光吸収層203,第2光吸収層204においては、ドリフト速度の小さい正孔がキャリア輸送特性を支配し、電子ドリフト速度はキャリア輸送特性にほとんど寄与しない。
以上の結果、第3光吸収層209におけるキャリア移動(電子拡散)と、第1光吸収層203および第2光吸収層204におけるキャリア移動(正孔ドリフト)とは、各々が互いに独立と考えることができる。このため、ある所望のキャリア輸送時間、ないしは帯域幅に対して、第3光吸収層209の層厚、および第1光吸収層203+第2光吸収層204の層厚を、各々適切に選択することで、所望の帯域幅を維持したまま合計の光吸収層厚をより厚くすることができる。
また、実施の形態2においても、第1光吸収層203ならびに第2光吸収層204の電界強度は、アバランシェフォトダイオードの動作状態において200kV/cm以下であることが好ましい。これは、アバランシェフォトダイオードにおいては、長期信頼性の観点から、エピタキシャル層構造のうち最も電界強度を小さく保つ必要がある層はInGaAs光吸収層であるとされており、動作状態において200kV/cm以下に保つことが重要な条件とされているためである。
アンドープとしている第1光吸収層203の部分においては、電界強度は顕著に小さいが、InGaAsにおいて電子が飽和速度を示す電界強度は数kV/cmと言われており(非特許文献2)、実施の形態2のアバランシェフォトダイオードにおける光吸収層の電界強度は、電子ドリフトには十分である。
このようなバンドプロファイルならびに吸収層の設計により、より正孔の蓄積しやすいアバランシェ層付近では正孔が選択的に加速され、一般的な光吸収層の構造を有するアバランシェフォトダイオードと比較して空間電荷効果が緩和され、さらに一般的なアンドープ光吸収層と比較して高感度化が可能になる。この結果、アバランシェフォトダイオードの線形性を向上させ、さらに高速・高感度なアバランシェフォトダイオードを得ることができるようになる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について図7を用いて説明する。図7は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す構成図である。図7では、断面を模式的に示している。
このアバランシェフォトダイオードは、基板301の上に形成されたp型コンタクト層302と、p型コンタクト層302の上に形成された第1光吸収層303と、第1光吸収層303の上に接して形成された第2光吸収層304と、第2光吸収層304の上に形成されたp型電界制御層305と、p型電界制御層305の上に形成されたアバランシェ層306と、アバランシェ層306の上に形成されたn型コンタクト層307とを備える。また、第2光吸収層304とp型電界制御層305との間には、ギャップ接続層308が形成されている。また、前述した実施の形態3と同様に、アバランシェフォトダイオードは、第1光吸収層303のp型コンタクト層302側に接して形成された第3光吸収層309を備える。
加えて、実施の形態3では、n型コンタクト層307の下側で、アバランシェ層306の上に形成されたn型電界制御層310と、n型コンタクト層307の下側で、n型電界制御層310の上に形成された電子走行層311とを備える。
p型コンタクト層302は、p型のIII−V族化合物半導体から構成され、第1光吸収層303は、III−V族化合物半導体からなる第1材料より構成され、第2光吸収層304は、p型の第1材料より構成され、第3光吸収層309は、p型の第1材料より構成されている。また、p型電界制御層305は、p型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成され、アバランシェ層306は、III−V族化合物半導体から構成され、n型コンタクト層307は、n型のIII−V族化合物半導体から構成されている。また、n型電界制御層310は、n型の第2材料より構成され、電子走行層311は、アンドープのIII−V族化合物半導体から構成されている。
ここで、第2材料のバンドギャップは、第1材料のバンドギャップより大きい。また、p型電界制御層305の不純物濃度は、第2光吸収層304の不純物濃度を超えて大きい濃度とされている。なお、基板301は、鉄をドープすることで高抵抗とされた半絶縁性のInPからなる半導体基板であればよい。なお、ギャップ接続層308は、第2光吸収層304とp型電界制御層305との間のバンドギャップエネルギーとされていればよい。第2光吸収層304とp型電界制御層305との間のバンドギャップエネルギーの差があまり大きくない場合、ギャップ接続層308は用いなくてもよい。
また、第3光吸収層309,第1光吸収層303,第2光吸収層304,ギャップ接続層308,p型電界制御層305,アバランシェ層306,n型電界制御層310,電子走行層311,n型コンタクト層307は、所望とする形状にパターニングされ、例えば、よく知られたメサ構造とされている。
例えば、第3光吸収層309,第1光吸収層303,第2光吸収層304,ギャップ接続層308,p型電界制御層305,アバランシェ層306,n型電界制御層310,電子走行層311,n型コンタクト層307は、直径22μm程度の円柱形状に加工されている。また、メサの側面(側壁)は、窒化シリコンなどのパッシベーション膜(不図示)で保護されている。なお、図示していないが、上記メサの周囲のp型コンタクト層302およびn型コンタクト層307の上には、p側電極およびn側電極が形成され、また、これら電極には引き出し配線が接続され、電位が印加可能とされている。
次に、上述したアバランシェフォトダイオードの製造方法について簡単に説明する。まず、半絶縁性のInPからなる基板301上に、p型のInAlGaAs(p型コンタクト層302)、p型のInGaAs(第3光吸収層309)、アンドープのInGaAs(第1光吸収層303)、p型のInGaAs(第2光吸収層304)、アンドープのInAlGaAs(ギャップ連続層308)、p型のInGaAs(p型電界制御層305)、アンドープのInAlAs(アバランシェ層306)、n型のInGaAs(n型電界制御層310),InP(電子走行層311),およびn型のInP(n型コンタクト層307)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られた有機金属気相成長法により形成すればよい。例えば、第3光吸収層309とするp型のInGaAsは、p型の不純物が1×1018cm-3程度ドーピングされていればよい。実施の形態2と同様に、第3光吸収層309は、動作状態において空乏化しない程度に、不純物濃度が高濃度となっていればよい。
次に、n型としたInPの層の上に、n側電極を形成する。例えば、n側電極となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、チタン層/白金層/金層の3層積層膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、n型のInP(n型コンタクト層307)にオーミック接続するn側電極が形成できる。これは、いわゆるリフトオフ法と呼ばれる製造方法である。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、p型のInAlGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlGaAs、p型のInGaAs、アンドープのInAlAs、n型のInGaAs,InP,およびn型のInPの層をパターニングし、所望の形状(メサ形状)とした第3光吸収層309,第1光吸収層303,第2光吸収層304,ギャップ接続層308,p型電界制御層305,アバランシェ層306,n型電界制御層310,電子走行層311,およびn型コンタクト層307を形成する。
この後、上記パターニングにより露出したp型コンタクト層302の上に、p側電極を形成する。p側電極は、チタン層/白金層/金層の3層構造とする。n側電極と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりp側電極を形成すればよい。
次に、実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの動作について説明する。実施の形態3においては、光吸収層(第3光吸収層309+第1光吸収層303+第2光吸収層304)で生じた電子は、アバランシェ層306,電子走行層311を経てn型コンタクト層307に到達する。ここで、実施の形態3では、電子走行層311を設けたことにより、素子全体の空乏層幅が拡大し、素子容量を低減させることができる。
また、n型電界制御層310により、素子の動作状態において、電子走行層311の電界強度をアバランシェ層306に比べて小さくすることができる。この構造により、電子走行層311におけるアバランシェ増倍やツェナー降伏を避けることができるようになる。
上述したように、n型電界制御層310ならびに電子走行層311を設けたことによって、第1光吸収層303および第2光吸収層304を含む、p型コンタクト層302からアバランシェ層306までの電界プロファイルに影響を与えることはない。これは、第2光吸収層304、p型電界制御層305、n型電界制御層310などの不純物濃度ならびに層厚を最適化することにより、素子全体にかかる電圧を層ごとに適切に分配できるためである。
このように、実施の形態3によれば、n型電界制御層310ならびに電子走行層311の導入により、動作状態の素子への印加電圧そのものは増大するが、本発明の本質的な部分に相当する、光吸収層近傍におけるバンドプロファイルに影響は与えない。
また、実施の形態3においても、第1光吸収層303ならびに第2光吸収層304の電界強度は、アバランシェフォトダイオードの動作状態において200kV/cm以下であることが好ましい。これは、アバランシェフォトダイオードにおいては、長期信頼性の観点から、エピタキシャル層構造のうち最も電界強度を小さく保つ必要がある層はInGaAs光吸収層であるとされており、動作状態において200kV/cm以下に保つことが重要な条件とされているためである。
アンドープとしている第1光吸収層303の部分においては、電界強度は顕著に小さいが、InGaAsにおいて電子が飽和速度を示す電界強度は数kV/cmと言われており(非特許文献2)、実施の形態3のアバランシェフォトダイオードにおける光吸収層の電界強度は、電子ドリフトには十分である。
以上に説明したように、本発明によれば、アンドープの第1光吸収層の上に接してp型の第2光吸収層を形成し、第2光吸収層の上にp型電界制御層を形成し、p型電界制御層の上にアバランシェ層を形成するようにしたので、光吸収層を薄くすることなく、アバランシェフォトダイオード光入力強度に対する応答の線形性が得られるようになる。上記構成とすることで、より正孔の蓄積しやすいアバランシェ層付近では正孔が選択的に加速され、一般的な光吸収層の構造を有するアバランシェフォトダイオードと比較して空間電荷効果が緩和され、さらに素子容量の低減によりさらに高速化が可能になる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述した説明では、アバランシェ層をInAlAsから構成する場合を例に挙げたが、これに限るものではなく、アバランシェ層は、InPなど他の材料系から構成してもよい。
また、上述では、p型コンタクト層を基板側に配置する、いわゆる反転型構造を用いたが、これに限るものではなく、いずれの導電型のコンタクト層を基板側に配置しても本質的な効果を失うものではない。また、素子容量のさらに低減やエッジブレークダウン抑制のため、多段メサ構造としてもよく、また、アバランシェ層を挟んだ光吸収層とは反対側に、InP等による電子走行層を設けてもよい。
また、上述した実施の形態では、各III−V族化合物半導体の層の結晶成長手法として有機金属気相成長法を例に挙げたが、分子線エピタキシー法など、他の成長方法を用いてもよいことは言うまでもない。
また、光吸収層に導入する不純物に関し、層厚方向に対して均一濃度のドーピング、すなわちユニフォームドーピングを前提として説明したが、これに限るものではなく、層厚方向に不純物濃度を変化させた、いわゆる傾斜ドーピング構造を用いても本発明の本質的な効果を失うものではない。
本発明は、光吸収層付近の構造設計により、光入力強度に対する応答の線形性を改善するものであり、その他の構造部分に関しては、所望の感度、帯域、信頼性の程度により任意に設計できる。
101…基板、102…p型コンタクト層、103…第1光吸収層、104…第2光吸収層、105…p型電界制御層、106…アバランシェ層、107…n型コンタクト層、108…ギャップ接続層。

Claims (5)

  1. p型のIII−V族化合物半導体からなるp型コンタクト層と、
    前記p型コンタクト層の上に形成されたアンドープのIII−V族化合物半導体からなる第1材料より構成された第1光吸収層と、
    前記第1光吸収層の上に接して形成されたp型の前記第1材料より構成された第2光吸収層と、
    前記第2光吸収層の上に形成されたp型のIII−V族化合物半導体からなる第2材料より構成されたp型電界制御層と、
    前記p型電界制御層の上に形成されたIII−V族化合物半導体からなるアバランシェ層と、
    前記アバランシェ層の上に形成されたn型のIII−V族化合物半導体からなるn型コンタクト層と
    を備えることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  2. 請求項1記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記第1光吸収層の前記p型コンタクト層側に接して形成されたp型の前記第1材料より構成された第3光吸収層を備えることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  3. 請求項1または2記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記n型コンタクト層の下側で、前記アバランシェ層の上に形成されたn型の前記第2材料より構成されたn型電界制御層を備えることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記p型電界制御層の不純物濃度は、前記第2光吸収層の不純物濃度を超えて大きい濃度とされていることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記第2材料のバンドギャップは、前記第1材料のバンドギャップより大きいことを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
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