JP2016213362A - アバランシェフォトダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】動作電圧の高い再現性が実現されている高速・高感度なアバランシェフォトダイオードが、より容易に製造できるようにする。【解決手段】増倍層103は、化合物半導体から構成されて光吸収層104とn型コンタクト層102との間に形成され、増倍層103が、光吸収層104より小さいバンドギャップとされている。これにより、アバランシェフォトダイオードへの電圧印加時に光吸収層104および増倍層103において一様に電界強度が高くなっていったとしても、増倍層103においてのみ選択的にアバランシェブレークダウンを生じさせることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、アバランシェ現象を利用したアバランシェフォトダイオードに関する。
フォトダイオードの一つであるアバランシェフォトダイオード(APD)は、半導体光吸収層で発生したキャリアを高電界で加速することにより、格子位置原子に衝突させて二次電子ならびに正孔を発生し、更に発生した電子と正孔が電界で加速され衝突を繰り返していくアバランシェ増倍を利用したフォトダイオードである。つまり一般的なフォトダイオードでは光を電気に変換する際の効率は100%が限界となるのに対して、アバランシェフォトダイオードでは素子自身に増倍機能を有するため、100%を大きく超える高効率化が可能となる。
光通信に用いられるアバランシェフォトダイオードは通信用の波長帯である1.55μm帯および1.3μm帯の光信号を電気信号に効率よく変換するために、一般的には光吸収層としてInGaAsが用いられる。しかしながら、InGaAsはアバランシェ増倍を起こす高電界状態ではリーク電流が増大してしまうため、よりバンドギャップの大きな材料であるInPやInAlAsを増倍層とし、素子の動作時には光吸収層の電界は低く、増倍層の電界強度は高くする「Low−high」の電界構造が一般的に用いられている。
例えば、光通信用の高速・高感度アバランシェフォトダイオードにおいては、上述した構成を実現するために、電界強度を制御するための電界制御層を増倍層の周辺に設け、光吸収層と増倍層を分離するSAM(Separated Absorption and Multiplication)構造が用いられている(非特許文献1参照)。
上述した増倍層のバンドギャップを入射光エネルギーよりも大きくするSAM構造によれば、電子正孔対が走行する層は光吸収層および増倍層のみであり、他の層においては増倍層に注入される少数キャリアがキャリア輸送特性に寄与する。このため、SAM構造において増倍層に飽和速度の大きい電子を注入する構造を適用した場合、光吸収層および増倍層以外の層では、飽和速度の小さい正孔はキャリア輸送特性に影響を与えることはない。このように、増倍層に飽和速度の大きい電子を注入する構造は、高速高感度アバランシェフォトダイオードを実現するうえで有効である。
N. Susa et al., "Characteristics in InGaAs/InP Avalanche Photodiodes with Separated Absorption and Multiplication Regions", IEEE Journal of Quantum Electronics, vol. QE-17, no.2, pp.243-250, 1981. H. Takagi et al., "Surface activated bonding of silicon wafers at room temperature", Applied Physics Letters, vol.68, no.16, pp.2222-2224, 1996.
ところで、アバランシェフォトダイオードの動作電圧(電流−電圧特性)に高い再現性を要求する場合,電界制御層の不純物濃度に高い制御性が要求される。これは、アバランシェフォトダイオードが、電圧の印加に伴い、まず電界制御層が空乏化され、この後で光吸収層の電界強度が上昇していくように設計されているためである。
電界制御層の不純物濃度の設計値からのずれは、光電流が生じ始めるオン電圧、およびブレークダウン電圧に直接的に影響する。例えば、電界制御層の膜厚、濃度として一般的に用いられる範囲内においては、20%の不純物濃度のずれは、2V以上のオン電圧、ブレークダウン電圧の変動に相当する。
このように、アバランシェフォトダイオードに高速・高感度動作を提供するSAM構造において、動作電圧の再現性を2V以内の精度で確保するためには、電界制御層の不純物濃度に±10%以内の高い制御性が要求されており、容易に製造できないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、動作電圧の高い再現性が実現されている高速・高感度なアバランシェフォトダイオードが、より容易に製造できるようにすることを目的とする。
本発明に係るアバランシェフォトダイオードは、n型の化合物半導体から構成されたn型コンタクト層と、p型の化合物半導体から構成されたp型コンタクト層と、化合物半導体から構成されてn型コンタクト層とp型コンタクト層との間に形成された光吸収層と、化合物半導体から構成されて光吸収層とn型コンタクト層との間に形成され、光吸収層より小さいバンドギャップとされた増倍層とを備える。
上記アバランシェフォトダイオードにおいて、光吸収層と増倍層との間に形成された半導体多層構造からなる反射構造層を備えるようにするとよい。
上記アバランシェフォトダイオードにおいて、光吸収層と増倍層とは、異なる格子定数とされていても良い。
以上説明したように、本発明によれば、増倍層を光吸収層より小さいバンドギャップとし、電界制御層を用いないようにしたので、動作電圧の高い再現性が実現されている高速・高感度なアバランシェフォトダイオードが、より容易に製造できるという優れた効果が得られる。
図1は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。 図2は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。 図3は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードを駆動した時の電界強度プロファイルの概念を示す説明図である。 図4は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。 図6は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。 図7は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。 図8は、本発明の実施の形態4におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。 図9は、本発明の実施の形態4におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[実施の形態1]
はじめに、本発明の実施の形態1について図1,図2を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。また、図2は、本発明の実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。
このアバランシェフォトダイオードは、基板101の上に形成されたn型コンタクト層102、増倍層103、光吸収層104、p型コンタクト層105、p電極111,n電極112を備える。光は、p型コンタクト層105の側より入射させる。
n型コンタクト層102は、n型の化合物半導体から構成され、p型コンタクト層105は、p型の化合物半導体から構成されている。光吸収層104は、化合物半導体から構成され、n型コンタクト層102とp型コンタクト層105との間に形成されている。増倍層103は、化合物半導体から構成されて光吸収層104とn型コンタクト層102との間に形成されている。ここで、本発明では、増倍層103が、光吸収層104より小さいバンドギャップとされているところに特徴がある。
例えば、基板101は、InAsから構成し、n型コンタクト層102は、シリコンをドーパントしたn型のn−GaAsSbから構成すれば良い。また、増倍層103は、アンドープのInAsから構成し、光吸収層104は、GaAsSbから構成すれば良い。また、p型コンタクト層105は、炭素をドーパントとしたp型のp−AlAsSbから構成すれば良い。
ここで、製造方法について簡単に説明する。まず、InAsからなる基板101上に、n−GaAsSb(n型コンタクト層102)、アンドープのInAs(増倍層103)、GaAsSb(光吸収層104)、p−AlAsSb(p型コンタクト層105)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られた有機金属気相成長(MOVPE)法により形成すればよい。
次に、p−AlAsSbの層の上に、p電極111を形成する。例えば、p電極111となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、電極材料の膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、p−AlAsSbの層(p型コンタクト層105)にオーミック接続するp電極111が形成できる。これは、いわゆるリフトオフ法と呼ばれる製造方法である。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、上述した各層をパターニングし、各々所望の形状(メサ形状)としたn型コンタクト層102,増倍層103,光吸収層104,p型コンタクト層105を形成する。この後、上記パターニングにより露出したn型コンタクト層102の上に、n電極112を形成する。p電極111と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりをn電極112形成すればよい。
次に、実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオードの動作について説明する。半導体がアバランシェブレークダウンないしはツェナーブレークダウンを生じる電界強度は、概ねバンドギャップの大きさに依存し、ナローギャップであるほどブレークダウンの電界強度は小さい傾向にある。
例えば、上記に例示したInAsおよびGaAsSbにおいては、室温でのバンドギャップの小さいInAsの方が、GaAsSbよりブレーク電界強度も小さい。このため、増倍層103をInAsから構成し、光吸収層104をGaAsSbから構成すると、電圧印加によって、増倍層103がある一定電圧でブレークダウン電界強度に到達し、更に電圧を印加しない限り、光吸収層104の電界強度は、ブレークダウン電圧に到達しない。この状態において、光吸収層104はブレークダウン電圧に到達はしていないが、電子、正孔をドリフト移動させるには十分な電界強度を有している。
実施の形態1において、アバランシェフォトダイオードへの電圧印加時に光吸収層104および増倍層103において一様に電界強度が高くなっていったとしても、先に説明した通り、増倍層103と光吸収層104を構成する半導体材料のバンドギャップの大小関係から、増倍層103においてのみ選択的にアバランシェブレークダウンを生じさせることができる。
言い換えると、動作時の印加電圧において、上述した増倍層103においてのみ選択的にアバランシェブレークダウンが生じる状態となるように、増倍層103のバンドギャップエネルギーと光吸収層104のバンドギャップエネルギーとの関係が設定されていればよい。実施の形態1におけるアバランシェフォトダイオード駆動時の電界強度プロファイルの概念を図3に示す。図3に示すように、増倍層103の降伏電界強度131は、動作時印加電圧より低くなり、光吸収層104の降伏電界強度141は、動作時印加電圧より高くなる。
以上に説明したように、高速・高感度動作が実現できるSAM構造で課題であった、高い不純物濃度の制御性を要求する電界制御層が、本発明においては必要とされない。言い換えると、本発明においては、電界制御層を用いずに、動作電圧の高い再現性が実現されている高速・高感度なアバランシェフォトダイオードが実現している。また、本発明によれば、光吸収層に対して増倍層のバンドギャップを小さくするという、材料の特性により、高速・高感度を実現しているので、電界制御層を用いる場合のような不純物濃度や層厚を制御するなどの必要が無く、より容易に動作電圧の高い再現性を得ることができる。
[実施の形態2]
次に、本発明の実施の形態2について図4,図5を用いて説明する。図4は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。また、図5は、本発明の実施の形態2におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。
このアバランシェフォトダイオードは、基板201の上に形成されたn型コンタクト層202、増倍層203、反射構造層206、光吸収層204、p型コンタクト層205、p電極211,n電極212を備える。光は、p型コンタクト層205の側より入射させる。
n型コンタクト層202は、n型の化合物半導体から構成され、p型コンタクト層205は、p型の化合物半導体から構成されている。光吸収層204は、化合物半導体から構成され、n型コンタクト層202とp型コンタクト層205との間に形成されている。増倍層203は、化合物半導体から構成されて光吸収層204とn型コンタクト層202との間に形成されている。
実施の形態2においても、増倍層203が、光吸収層204より小さいバンドギャップとされている。上記構成に加え、実施の形態2では、光吸収層204と増倍層203との間に半導体多層構造からなる反射構造層206を備える。反射構造層206は、例えば、GaAsSb/AlAsSbなどの半導体多層膜ミラーである。反射構造層206は、電子および正孔が通過することのできる構造とされていれば良い。なお、反射構造層206以外は、前述した実施の形態1と同様である。
反射構造層206を備えることで、入射光が増倍層203に侵入することが防がれ、増倍層203のバンドギャップを光吸収層204より小さくしても、光吸収層204においてのみ効率的に光吸収を行えるようになる。なお、上述したように反射構造層206を設けても、アバランシェフォトダイオードとして致命的な短所が新たに生じるものではないことを付記する。
実施の形態2においても、前述した実施の形態1と同様に、増倍層のバンドギャップを光吸収層よりも小さくすることで、動作電圧印加時に光吸収層および増倍層において一様に電界強度が高くなっていったとしても、増倍層おいてのみ選択的にアバランシェブレークダウンを生じさせることができる。この結果、高速・高感度動作が実現できるSAM構造で課題であった、高い不純物濃度の制御性を要求する電界制御層が、実施の形態2においても必要とされない。また、実施の形態2においても、光吸収層に対して増倍層のバンドギャップを小さくするという、材料の特性により、高速・高感度を実現しているので、電界制御層を用いる場合のような不純物濃度や層厚を制御するなどの必要が無く、より容易に動作電圧の高い再現性を得ることができる。
[実施の形態3]
次に、本発明の実施の形態3について図6,図7を用いて説明する。図6は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。また、図7は、本発明の実施の形態3におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。
このアバランシェフォトダイオードは、基板301の上に形成されたp型コンタクト層305、光吸収層304、反射構造層306、増倍層303、エッジ電界バッファ層307、n型コンタクト層302、p電極311,n電極312を備える。光は、基板301の側より入射させる。
n型コンタクト層302は、n型の化合物半導体から構成され、p型コンタクト層305は、p型の化合物半導体から構成されている。光吸収層304は、化合物半導体から構成され、n型コンタクト層302とp型コンタクト層305との間に形成されている。増倍層303は、化合物半導体から構成されて光吸収層304とn型コンタクト層302との間に形成されている。
実施の形態3においても、増倍層303が、光吸収層304より小さいバンドギャップとされている。また、実施の形態3においても光吸収層304と増倍層303との間に半導体多層構造からなる反射構造層306を備える。反射構造層306は、例えば、GaAsSb/AlAsSbなどの半導体多層膜ミラーである。反射構造層306は、電子および正孔が通過することのできる構造とされていれば良い。反射構造層306を備えることで、入射光が増倍層303に侵入することが防がれ、増倍層303のバンドギャップを光吸収層304より小さくしても、光吸収層304においてのみ効率的に光吸収を行えるようになる。
また、実施の形態3では、増倍層303とn型コンタクト層302との間に、エッジ電界バッファ層307を備える。実施の形態3では、素子の上部側にn型コンタクト層302を配置しており、増倍層303や光吸収層304などによるメサよりn型コンタクト層302を小さい面積としている。この構成において、増倍層303に直接n型コンタクト層302を接して形成すると、n型コンタクト層302の形状に由来したエッジ電界が生じる場合があり、生じたエッジ電界に起因するエッジブレークダウンが増倍層303の内部で発生し、十分な増倍率を得ることができなくなる場合が発生する。これを防ぐため、エッジ電界バッファ層307を備えている。エッジ電界バッファ層307によって、増倍層303とn型コンタクト層302とを空間的に隔離し、エッジブレークダウンを抑制する。
例えば、基板301は、半絶縁性のInPから構成し、p型コンタクト層305は、p型のp−InGaAsPから構成すれば良い。また、光吸収層304は、InGaAsから構成し、増倍層303は、アンドープのInAsから構成すれば良い。また、反射構造層306は、例えば、InAlAs/InAlGaAsなどの半導体多層膜ミラーであればよい。また、エッジ電界バッファ層307は、n型のn−AlAsSbから構成し、n型コンタクト層302は、n型のn−GaAsSbから構成すれば良い。実施の形態3では、増倍層303(を構成する半導体)の格子定数と、光吸収層304(を構成する半導体)の格子定数とが異なっている。
ここで、製造方法について簡単に説明する。まず、高抵抗なInPからなる基板301上に、p型のp−InGaAsP(p型コンタクト層305)、InGaAs(光吸収層304)、InAlAs/InAlGaAs(反射構造層306)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られたMOVPE法により形成すればよい。
一方、n型のInAsからなる他基板の上に、n−GaAsSb(n型コンタクト層302)、n−AlAsSb(エッジ電界バッファ層307)、アンドープのInAs(増倍層303)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらも、よく知られたMOVPE法により形成すればよい。
次に、基板301のInAlAs/InAlGaAs多層構造と、他基板のアンドープのInAsの層とを貼り合わせる。例えば、表面活性化接合法により両者を貼り合わせれば良い(非特許文献2参照)。なお、他の接合方法であっても、電子および正孔が接合界面を通過する際にこれらの輸送特性を阻害しなければ良い。
以上のように接合した後、例えば、研磨、エッチングなどにより他基板を除去する。これにより、基板301の上に、p−InGaAsP(p型コンタクト層305)、InGaAs(光吸収層304)、InAlAs/InAlGaAs(反射構造層306)、アンドープのInAs(増倍層303)、n−AlAsSb(エッジ電界バッファ層307)、n−GaAsSb(n型コンタクト層302)が、これらの順に積層された状態となる。
次に、n−GaAsSbの層の上に、n電極312を形成する。例えば、n電極312となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、電極材料の膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、n−GaAsSb(n型コンタクト層302)にオーミック接続するn電極312が形成できる。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、上述した各層をパターニングし、各々所望の形状(メサ形状)としたp型コンタクト層305,光吸収層304,反射構造層306,増倍層303,エッジ電界バッファ層307,n型コンタクト層302を形成する。この後、上記パターニングにより露出したp型コンタクト層305の上に、p電極311を形成する。n電極312と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりをp電極311形成すればよい。
実施の形態3では、格子定数の異なる材料の層を、各々異なる基板の上に形成し、これらを貼り合わせることで一体としているので、反射構造層を構成する半導体多層膜ミラーの材料選択の自由度を高くすることができる。
実施の形態3においても、前述した実施の形態1,2と同様に、増倍層のバンドギャップを光吸収層よりも小さくすることで、動作電圧印加時に光吸収層および増倍層において一様に電界強度が高くなっていったとしても、増倍層おいてのみ選択的にアバランシェブレークダウンを生じさせることができる。この結果、高速・高感度動作が実現できるSAM構造で課題であった、高い不純物濃度の制御性を要求する電界制御層が、実施の形態3においても必要とされない。また、実施の形態3においても、光吸収層に対して増倍層のバンドギャップを小さくするという、材料の特性により、高速・高感度を実現しているので、電界制御層を用いる場合のような不純物濃度や層厚を制御するなどの必要が無く、より容易に動作電圧の高い再現性を得ることができる。
[実施の形態4]
次に、本発明の実施の形態4について図8,図9を用いて説明する。図8は、本発明の実施の形態4におけるアバランシェフォトダイオードの構成を示す断面図である。また、図9は、本発明の実施の形態4におけるアバランシェフォトダイオードの層厚方向のバンドギャップエネルギーの変化を示すバンド図である。
このアバランシェフォトダイオードは、基板401の上に形成されたp型コンタクト層405、光吸収層404、反射構造層406、第1界面層408、第2界面層409、増倍層403、エッジ電界バッファ層407、n型コンタクト層402、p電極411,n電極412を備える。光は、基板401の側より入射させる。
n型コンタクト層402は、n型の化合物半導体から構成され、p型コンタクト層405は、p型の化合物半導体から構成されている。光吸収層404は、化合物半導体から構成され、n型コンタクト層402とp型コンタクト層405との間に形成されている。増倍層403は、化合物半導体から構成されて光吸収層404とn型コンタクト層402との間に形成されている。
実施の形態4においても、増倍層403が、光吸収層404より小さいバンドギャップとされている。また、実施の形態4においても光吸収層404と増倍層403との間に半導体多層構造からなる反射構造層406を備える。反射構造層406は、例えば、GaAsSb/AlAsSbなどの半導体多層膜ミラーである。反射構造層406は、電子および正孔が通過することのできる構造とされていれば良い。反射構造層406を備えることで、入射光が増倍層403に侵入することが防がれ、増倍層403のバンドギャップを光吸収層404より小さくしても、光吸収層404においてのみ効率的に光吸収を行えるようになる。
また、実施の形態4においても、増倍層403とn型コンタクト層402との間に、エッジ電界バッファ層407を備える。実施の形態3と同様に、エッジ電界バッファ層407によって、増倍層403とn型コンタクト層402とを空間的に隔離し、エッジブレークダウンを抑制する。
また、実施の形態4では、反射構造層406と増倍層403との間に、第1界面層408および第2界面層409を備える。
例えば、基板401は、半絶縁性のInPから構成し、p型コンタクト層405は、p型のP−InGaAsPから構成すれば良い。また、光吸収層404は、InGaAsから構成し、増倍層403は、アンドープのInAsから構成すれば良い。また、反射構造層406は、例えば、InAlAs/InAlGaAsなどの半導体多層膜ミラーであればよい。また、エッジ電界バッファ層407は、n型のn−AlAsSbから構成し、n型コンタクト層402は、n型のn−GaAsSbから構成すれば良い。実施の形態4では、増倍層403(を構成する半導体)の格子定数と、光吸収層404(を構成する半導体)の格子定数とが異なっている。
また、界面層408は、高濃度にp型不純物が導入されたp型のp+−InGaAsPから構成し、界面層409は、高濃度にp型不純物が導入されたp型のp+−GaAsSbから構成すれば良い。
ここで、製造方法について簡単に説明する。まず、高抵抗なInPからなる基板401上に、p−InGaAsP(p型コンタクト層405)、InGaAs(光吸収層404)、InAlAs/InAlGaAs(反射構造層406)、p+−InGaAsP(第1界面層408)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらは、よく知られたMOVPE法により形成すればよい。
一方、n型のInAsからなる他基板の上に、n−GaAsSb(n型コンタクト層402)、n−AlAsSb(エッジ電界バッファ層407)、アンドープのInAs(増倍層403)、p+−GaAsSb(第2界面層409)をエピタキシャル成長により順次堆積する。これらも、よく知られたMOVPE法により形成すればよい。
次に、基板401のp+−InGaAsPの層と、他基板のp+−GaAsSbの層とを貼り合わせる。例えば、表面活性化接合法により両者を貼り合わせれば良い(非特許文献2参照)。なお、他の接合方法であっても、電子および正孔が接合界面を通過する際にこれらの輸送特性を阻害しなければ良い。
以上のように接合した後、例えば、研磨、エッチングなどにより他基板を除去する。これにより、基板401の上に、p−InGaAsP(p型コンタクト層405)、InGaAs(光吸収層404)、InAlAs/InAlGaAs(反射構造層406)、
+−InGaAsP(第1界面層408)、p+−GaAsSb(第2界面層409)、アンドープのInAs(増倍層403)、n−AlAsSb(エッジ電界バッファ層407)、n−GaAsSb(n型コンタクト層402)が、これらの順に積層された状態となる。
次に、n−GaAsSbの層の上に、n電極412を形成する。例えば、n電極412となる領域に開口部を備えるレジストマスクパターンを形成し、この上に、電子ビーム蒸着法により、電極材料の膜を形成する。この後、レジストマスクパターンを除去すれば、n−GaAsSb(n型コンタクト層402)にオーミック接続するn電極412が形成できる。
次に、公知のリソグラフィー技術およびエッチング技術(ウエットエッチング)により、上述した各層をパターニングし、各々所望の形状(メサ形状)としたp型コンタクト層405,光吸収層404,反射構造層406,第1界面層408,第2界面層409増倍層403,エッジ電界バッファ層407,n型コンタクト層402を形成する。この後、上記パターニングにより露出したp型コンタクト層405の上に、p電極411を形成する。n電極412と同様に、電子ビーム蒸着法とリフトオフ法とによりをp電極411形成すればよい。
実施の形態4では、格子定数の異なる材料の層を、各々異なる基板の上に形成し、これらを貼り合わせることで一体としているので、反射構造層を構成する半導体多層膜ミラーの材料選択の自由度を高くすることができる。また、実施の形態4では、また、は、高濃度に不純物が導入された界面層408と高濃度に不純物が導入された界面層409とを貼り合わせるようにしているので、接合界面における界面準位に起因した、バンド不連続が緩和できるようになる。これにより、接合界面における電荷の移動を安定化できる。
実施の形態4においても、前述した実施の形態1,2,3と同様に、増倍層のバンドギャップを光吸収層よりも小さくすることで、動作電圧印加時に光吸収層および増倍層において一様に電界強度が高くなっていったとしても、増倍層おいてのみ選択的にアバランシェブレークダウンを生じさせることができる。この結果、高速・高感度動作が実現できるSAM構造で課題であった、高い不純物濃度の制御性を要求する電界制御層が、実施の形態4においても必要とされない。また、実施の形態4においても、光吸収層に対して増倍層のバンドギャップを小さくするという、材料の特性により、高速・高感度を実現しているので、電界制御層を用いる場合のような不純物濃度や層厚を制御するなどの必要が無く、より容易に動作電圧の高い再現性を得ることができる。
以上に説明したように、本発明では、増倍層を光吸収層より小さいバンドギャップとし、電界制御層を用いないようにしたので、動作電圧の高い再現性が実現されている高速・高感度なアバランシェフォトダイオードが、より容易に製造できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、増倍層をInAsから構成する場合について説明したが、これに限るものではなく、InSbやHgCdTeなどの他の半導体材料から増倍層を構成しても良い。また、InAs/GaAsSbなどの超格子構造から増倍層を構成しても良い。
また、エッジ電界バッファ層は、成長基板に格子整合するAlAsSbやInP、InAlAsから構成しても良い。また、反射層は、InGaAs/InGaAsP、AlAsSb/AlGaAsSbなどの多層膜から構成しても良い。
また、上述した貼り合わせは、表面活性化接合法に限るものではなく、例えば、原子拡散法などの他の接合方法を用いてもよい。また、反射層と増倍層とを貼り合わせるようにしたが、反射層と光吸収層とを貼り合わせるようにしてもよい。また、接合界面におけるバンド不連続を低減するため、接合面として高濃度にドーピングされた界面層を用いるようにしたが、真性半導体同士の接合等を利用してもよい。
また、光吸収層としてp型半導体を用いる場合について説明したが、光吸収層から接合面に向けてドーピング濃度を低下させる傾斜ドーピングの状態としても良い。また、各半導体層の成長は、分子線エピタキシー法などの他の結晶成長方法を用いてもよい。
また更に、素子の高感度化を実現するため、入射面の鏡面化や誘電体多層膜による反射防止膜を施すことによる光の入射端での結合損の低下、ならびにミラーや導波路構造などによる光路長の拡大などの工夫を施しても良いことは、言うまでも無い。
101…基板、102…n型コンタクト層、103…増倍層、104…光吸収層、105…p型コンタクト層、111…p電極、112…n電極。

Claims (3)

  1. n型の化合物半導体から構成されたn型コンタクト層と、
    p型の化合物半導体から構成されたp型コンタクト層と、
    化合物半導体から構成されて前記n型コンタクト層と前記p型コンタクト層との間に形成された光吸収層と、
    化合物半導体から構成されて前記光吸収層と前記n型コンタクト層との間に形成され、前記光吸収層より小さいバンドギャップとされた増倍層と
    を備えることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  2. 請求項1記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記光吸収層と前記増倍層との間に形成された半導体多層構造からなる反射構造層を備えることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
  3. 請求項1または2記載のアバランシェフォトダイオードにおいて、
    前記光吸収層と前記増倍層とは、異なる格子定数とされていることを特徴とするアバランシェフォトダイオード。
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