JP2015152115A - シフトガイド機構 - Google Patents

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【課題】簡単な構成で潤滑機能を確保することが可能なシフトガイド機構を提供することを目的とする【解決手段】シフトガイド機構は、シフトセレクト操作を行う操作シャフトに接続される接続部としての立壁101,102と、操作シャフトに設けられたインナーレバーが挿通される挿通部としての長孔111とを有するインターロックプレート100を備えたシフトガイド機構であって、変速段を形成する係合装置に潤滑油を供給する加工部としての孔113、凸部114および突起形状121がインターロックプレート100に設けられている。【選択図】図1

Description

この発明はシフトガイド機構に関し、より特定的には、インターロックプレートを有するシフトガイド機構に関するものである。
従来、シフトガイド機構は、たとえば特開2001−254811号公報(特許文献1)、特開平6−147314号公報(特許文献2)、特開平7−174230号公報(特許文献3)、および特開2013−194838号公報(特許文献4)に開示されている。
特開2001−254811号公報 特開平6−147314号公報 特開平7−174230号公報 特開2013−194838号公報
特許文献1では潤滑が必要なシンクロメッシュ機構およびギヤへオイルを供給するためのレシーバを設けることが開示されている。
引用文献2では、インターロックプレートを有する手動変速機が開示されている。
引用文献3では、孔が設けられたインターロックプレートが開示されている。
引用文献4では、インターロックプレートを有する手動変速機が開示されている。
引用文献1では、レシーバにより、コストおよび重量が増加するという問題があった。さらにレシーバを固定するためのボスおよび孔を設ける必要があり、コストが増加するという問題があった。
そこで、この発明は上記の問題点を解決するためになされたものであり、簡単な構成で潤滑機能を確保することが可能なシフトガイド機構を提供することを目的とするものである。
シフトセレクト操作を行う操作シャフトに接続される接続部と、前記操作シャフトに設けられたインナーレバーが挿通される挿通部とを有するインターロックプレートを備えたシフトガイド機構であって、変速段を形成する係合装置に潤滑油を供給する加工部が前記インターロックプレートに設けられている。
このように構成されたシフトガイド機構では、加工部を設けるだけで、追加部品や特別工程を必要とせずにインターロックプレートにおいて潤滑機能を確保することができる。
インターロックプレートにおいて潤滑機能を確保することができるシフトガイド機構を提供することができる。
実施の形態に従ったシフトガイド機構を構成するインターロックプレートの平面図である。 実施の形態に従ったシフトガイド機構を構成するインターロックプレートの正面図である。 実施の形態に従ったシフトガイド機構の斜視図である。 実施の形態に従った変速機におけるオイルの流れを示すブロック図である。 比較例に従った変速機におけるオイルの流れを示すブロック図である。
この発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。以下の実施の形態では同一または相当する部分については同一の参照番号を付し、その説明については繰り返さない。
図1は、実施の形態に従ったシフトガイド機構を構成するインターロックプレートの平面図である。図2は、実施の形態に従ったシフトガイド機構を構成するインターロックプレートの正面図である。図1を参照して、インターロックプレート100は、平面部105と、平面部105の両側に設けられた立壁101,102とを有する。
平面部105には横方向に延在する長孔111が設けられている。長孔111は、矢印100aで示すシフト方向に延在する。矢印100bで示す方向がセレクト方向であり、セレクト方向はシフト方向に直交する。
平面部105には孔113が設けられている。孔113は、平面部105上の潤滑油を下部へ流すための潤滑油の通路として機能する。孔113は、図1では円形状であるが、この形状に限られず角型の孔113が設けられていてもよい。
平面部105には、矢印100bで示すセレクト方向に延在するように突起形状121が設けられている。突起形状121を伝って平面部105の潤滑油が流れるため、突起形状121を設けることでインターロックプレート100下部を確実に潤滑することができる。
平面部105には凸形状114が設けられている。凸形状114が平面部105から下方向に延在している。これにより、平面部105の下側では凸形状114が存在する位置で多くの潤滑油を滴下することが可能となる。凸形状114の下側に特に潤滑が必要となる部位を設けることで、その部位を効果的に潤滑することが可能となる。
図1では、凸形状114が凹面を形成しており、潤滑油が溜まるスペースを提供している。エンジン始動時には変速機の各シャフトが回転しておらず、各部位の潤滑が不足気味となるが、上記の凹面に潤滑油を溜めておき、これをエンジン始動時の潤滑に用いることが可能である。
一対の対向する立壁101,102には貫通孔106,107が設けられている。貫通孔106,107には操作シャフト(シフトセレクトシャフト)201が差し込まれている。操作シャフト201は円柱形状である。
操作シャフト201には、インナーレバー202が固定されている。インナーレバー202の棒状部分203が下方向に延びており、棒状部分203が長孔111に挿入される。棒状部分203が長孔111内で矢印100aで示すシフト方向に移動することが可能である。
インターロックプレート100は、一対の脚部103,104を有する。一対の脚部103,104の間に棒状部分203が位置しており、棒状部分203は一つの脚部103,104から離隔した位置に配置される。
図3は、実施の形態に従ったシフトガイド機構の斜視図である。図3を参照して、シフトガイド機構1は、インターロックプレート100を有する。インターロックプレート100の立壁102には、係合部108が設けられている。図3のインターロックプレート100では、図1および図2で示す孔113、凸形状114および突起形状121を記載していない。
セレクトアウターシャフト210が操作シャフト201と直交する方向に延在している。セレクトアウターシャフト210の先端にはセレクトインナーレバー211が取り付けられている。
セレクトインナーレバー211は、立壁102の係合部108と係合している。セレクトアウターシャフト210が長手方向を中心軸として回転すると、セレクトインナーレバー211も回転する。セレクトインナーレバー211の先端が係合部108に係合しているため、インターロックプレート100が操作シャフト201を中心として回転する。
フォークシャフト301,302が互いに平行に距離を隔てて延在しており、フォークシャフト301にはフォーク305が取り付けられ、フォークシャフト302にはフォーク306が取り付けられている。
フォーク305,306はスリーブを保持しており、このスリーブがフォーク305,306に保持された状態でフォーク305,306の軸方向に移動することで変速段が決定される。
フォークシャフト301,302にはヘッド303,304が設けられている。ヘッド303,304はインナーレバー202の棒状部分203と係合可能である。ヘッド303,304の両方に同時に棒状部分203が係合しないように脚部103,104が設けられている。
フォーク305,306の周囲に位置するギヤがオイルをかき上げる。そのため、矢印400で示す方向にオイル飛沫がかき上げられる。オイルの飛沫はインターロックプレート100の平面部105にのる。オイルは、孔113から下方向へ滴下され、滴下されたオイルは孔113下部に位置する各部材の潤滑に用いられる。
平面部105上のオイルは、平面部105の表面を流れて、突起形状121から下方向へ滴下される。これにより滴下されたオイルは突起形状121下部に位置する各部材の潤滑に用いられる。
平面部105上のオイルは、平面部105の表面を流れて、平面部105の裏面(凸形状114が突出する側の面)に達する。裏面において凸形状114からオイルが滴下され、滴下されたオイルは突起形状121下部に位置する各部材の潤滑に用いられる。
さらに、平面部105の表面では、凸形状114は窪み形状であるため、この窪みにオイルが溜まる。エンジンを停止してオイルをかき上げるギヤが停止した後でもオイルが窪みに溜まっている。エンジン始動後、セレクト方向にインターロックプレート100を回転させて窪み内のオイルをインターロックプレート100下部に滴下することで、エンジン始動直後の駆動装置の各部材を潤滑することができる。
シフトガイド機構1は、シフトセレクト操作を行う操作シャフト201に接続される接続部としての立壁101,102と、操作シャフト201に設けられたインナーレバー202が挿通される挿通部としての長孔111とを有するインターロックプレート100を備えたシフトガイド機構1であって、変速段を形成する係合装置に潤滑油を供給する加工部としての孔113、凸形状114および突起形状121がインターロックプレート100に設けられている。
加工部として、必ずしも孔113、凸形状114および突起形状121の3つを設ける必要はない。長孔111、脚部103,104、立壁101,102の貫通孔106,107、および係合部108などの、他の部材と係合、当接するか、または他の部材を案内する部分は加工部に該当せず、専らオイルの滴下、拡散のために加工された形状を有する部位が加工部である。
図4は、実施の形態に従った変速機におけるオイルの流れを示すブロック図である。図4を参照して、実施の形態に従ったシフトガイド機構では、オイル飛沫はインターロックプレート100でキャッチされる。インターロックプレート100の加工部から潤滑が必要なギヤ、シンクロナイザなどへオイルが供給される。
図5は、比較例に従った変速機におけるオイルの流れを示すブロック図である。図5を参照して、比較例に従ったシフトガイド機構では、インターロックプレートには樹脂などで形成されたレシーバが設けられる。オイル飛沫はレシーバでキャッチされる。レシーバから潤滑が必要なギヤ、シンクロナイザなどへオイルが供給される。
図1から3で示す構成を採用することでレシーバを設けることなく各部材を確実に潤滑することが可能となる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、ここで示した実施の形態は様々に変更することが可能である。シフトガイド機構1が用いられる手動変速機は、車両の運転者が操作するシフトレバーと手動変速機が離れており、その間をケーブルおよびリンクなどで連結する、いわゆるリモートコントロールタイプの手動変速機でもよく、手動変速機に直接シフトレバーを取付けた、いわゆるダイレクトコントロール方式の手動変速機であってもよい。また、リモートコントロール方式において、シフトレバーの位置は特に限定されず、ステアリングコラム部にシフトレバーが取付けられたコラムシフト式、シフトレバーがフロアに取付けられたフロアシフト式などを採用することも可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。この発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、変速機の分野において用いることができる。
1 シフトガイド機構、100 インターロックプレート、101,102 立壁、103,104 脚部、105 平面部、106,107 貫通孔、108 係合部、111 長孔、113 孔、114 凸形状、121 突起形状、201 操作シャフト、202 インナーレバー、203 棒状部分、210 セレクトアウターシャフト、211 セレクトインナーレバー、301,302 フォークシャフト、303,304 ヘッド、305,306 フォーク。

Claims (1)

  1. シフトセレクト操作を行う操作シャフトに接続される接続部と、前記操作シャフトに設けられたインナーレバーが挿通される挿通部とを有するインターロックプレートを備えたシフトガイド機構であって、
    変速段を形成する係合装置に潤滑油を供給する加工部が前記インターロックプレートに設けられている、シフトガイド機構。
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