JP6038176B2 - 変速操作装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるための変速操作装置に関するものである。
一般的に、自動車等の車両に搭載された変速操作装置は、複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とが可能とされており、特定のシフトフォークをシフト操作することで、任意の変速段に対応するドライブギアとドリブンギアとを一体結合させ、その変速段へ変速し得るようになっている。
従来の変速操作装置は、例えば特許文献1にて開示されているように、セレクト位置の位置決めとシフト位置の保持を行う機構を有するセレクト装置が設けられており、当該セレクト装置の機構には、固定された軸に対して回転又は摺動可能なセレクトレバーが形成されている。かかる従来の変速操作装置には、その軸側にシフトパターンの如く延設された溝が形成されるとともに、セレクトレバー側にスプリングで当該溝に付勢されたボールが配設されていた。
そして、シフト操作に応じてセレクトレバーが軸に対して摺動してセレクト操作される過程、及び軸に対して回転してシフト操作される過程において、ボールが溝に嵌合しつつ案内されるよう構成されていた。これにより、セレクト操作が不完全な状態でシフト操作しようとした場合、ボールが溝から外れてセレクトレバーを回り止めすることで、次のシフト操作ができないようロックすることができる。
特開昭58−132820号公報
しかしながら、上記従来の変速操作装置においては、セレクト操作が不完全な状態でシフト操作しようとした場合、ボールが溝から外れてセレクトレバーを回り止めするので、それ以降のシフト操作を続けて行うことができなくなってしまうという問題があった。すなわち、従来の変速操作装置は、ボールが溝から外れて回り止めを行うことで、セレクト操作が不完全な状態でのシフト操作を規制することができるものの、それ以降にシフト操作を行わせるには、外れたボールを溝に戻す別個の作業が必要とされるのである。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作を規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作を円滑に行わせることができる変速操作装置を提供することにある。
請求項1記載の発明は、複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるための変速操作装置において、軸周りに回転可能なシャフト部材と、該シャフト部材に取り付けられ、当該シャフト部材に対する長手方向の摺動及び当該シャフト部材との一体的な回転、又は当該シャフト部材との一体的な摺動及び当該シャフト部材に対する回転が選択的に行われることにより、前記セレクト操作又はシフト操作が行われるシフト部材と、該シフト部材の外周面に形成され、当該シフト部材の前記セレクト操作時及び前記シフト操作時の摺動方向又は回転方向に対応して形成された案内溝と、前記案内溝に対して付勢手段により付勢されつつ嵌合して取り付けられた案内部材と、前記案内溝から外れて前記付勢手段による付勢力に抗して移動しようとする案内部材と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝から案内部材が外れる方向への前記シフト部材の移動を規制し得る規制手段とを備えたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の変速操作装置において、前記案内部材は、球状部材から成るとともに、前記シフト部材の前記セレクト操作又は前記シフト操作に応じて前記案内溝にて案内される案内状態と、前記案内溝を乗り上げて外れようとする乗り上げ状態となり得るものとされ、前記案内状態の案内部材の上端位置と前記乗り上げ状態の案内部材の上端位置との間に前記規制手段における案内部材との当接部位が位置することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載の変速操作装置において、前記案内溝は、前記セレクト操作方向に延びて形成され、当該セレクト操作時に前記案内部材が案内されるセレクト溝と、前記シフト操作方向に延びて形成され、当該シフト操作の過程で前記案内部材が案内されるシフト溝と、該シフト溝の先端部に形成され、前記シフト操作の完了時に前記案内部材が位置するポジション保持溝とを有するとともに、前記案内部材は、前記シフト溝に位置するとき及び前記セレクト溝におけるシフト溝との分岐部以外に位置するとき、前記案内溝における他の部位に位置するときよりも前記規制手段に近接するよう設定されたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れか1つに記載の変速操作装置において、前記案内部材及び規制手段は、前記シフト部材の近傍に固定された保持部材に保持されたことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載の変速操作装置において、前記シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材を前記シャフト部材に対して摺動させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の回転を許容し得る作動部材を具備したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項5記載の変速操作装置において、前記シフト部材の外周面に取り付けられ、前記セレクト操作時又はシフト操作時に前記シフト部材の前記シャフト部材に対する摺動を許容するとともに、前記シフト操作時又はセレクト操作時に前記シフト部材と前記シャフト部材とを係合して当該シフト部材を前記シャフト部材と一体的に回転させる係合手段を具備したことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1〜4の何れか1つに記載の変速操作装置において、前記シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材を前記シャフト部材に対して回転させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の摺動を許容し得る作動部材を具備したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の変速操作装置において、前記シフト操作時又はセレクト操作時に前記シフト部材と前記シャフト部材とを係合して当該シフト部材を前記シャフト部材と一体的に摺動させるとともに、前記セレクト操作時又はシフト操作時に前記シフト部材の前記シャフト部材に対する回転を許容する係合手段を具備したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、案内溝から外れて付勢手段による付勢力に抗して移動しようとする案内部材と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝から案内部材が外れる方向へのシフト部材の移動を規制し得る規制手段を具備したので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作を規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作を円滑に行わせることができる。
請求項2の発明によれば、案内部材が球状部材から成るので、コストを抑えることができるとともに、摺動抵抗が低減されるので、シフト部材を円滑に作動させることができる。さらに、案内状態の案内部材の上端位置と乗り上げ状態の案内部材の上端位置との間に規制手段における案内部材との当接部位が位置するので、案内部材が案内溝にて案内される過程において当該案内部材と規制手段との間にクリアランスが生じ、シフト部材の作動を円滑に行わせることができるとともに、案内部材が案内溝を乗り上げようとした際、規制手段に対して確実に当接させ、当該案内溝から外れてしまうのを確実に防止することができる。
請求項3の発明によれば、案内部材は、シフト溝に位置するとき及びセレクト溝におけるシフト溝との分岐部以外に位置するとき、案内溝における他の部位に位置するときよりも規制手段に近接するよう設定されたので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作をより確実に規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作をより円滑に行わせることができる。
請求項4の発明によれば、案内部材及び規制手段は、シフト部材の近傍に固定された保持部材に保持されたので、案内部材及び規制手段のメンテナンスや交換を容易に行わせることができる。
請求項5の発明によれば、シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材をシャフト部材に対して摺動させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の回転を許容し得る作動部材を具備したので、セレクト操作及びシフト操作時のシフト部材の動作を確実かつ円滑に行わせることができる。
請求項6の発明によれば、シフト部材の外周面に取り付けられ、セレクト操作時又はシフト操作時にシフト部材のシャフト部材に対する摺動を許容するとともに、シフト操作時又はセレクト操作時にシフト部材とシャフト部材とを係合して当該シフト部材をシャフト部材と一体的に回転させる係合手段を具備したので、セレクト操作及びシフト操作に必要なものをシフト部材に集約させることができ、より簡素な構成にてセレクト操作及びシフト操作を確実かつ円滑に行わせることができる。
請求項7の発明によれば、シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材をシャフト部材に対して回転させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の摺動を許容し得る作動部材を具備したので、セレクト操作及びシフト操作時のシフト部材の動作を確実かつ円滑に行わせることができる。
請求項8の発明によれば、シフト操作時又はセレクト操作時にシフト部材とシャフト部材とを係合して当該シフト部材をシャフト部材と一体的に摺動させるとともに、セレクト操作時又はシフト操作時にシフト部材のシャフト部材に対する回転を許容する係合手段を具備したので、簡素な構成にてセレクト操作及びシフト操作を確実かつ円滑に行わせることができる。
本発明の第1の実施形態に係る変速操作装置が適用されるトランスミッションを示す模式図 同変速操作装置の全体構成を示す模式図 同変速操作装置における案内溝を示す模式図 同変速操作装置の案内部材が案内溝のセレクト溝におけるシフト溝との分岐部に位置した状態を示す模式図 同変速操作装置の案内部材が案内溝のポジション保持溝に位置した状態を示す模式図 同変速操作装置の案内部材が案内溝のシフト溝に位置した状態を示す模式図 同変速操作装置の案内部材が案内溝のセレクト溝におけるシフト溝との分岐部以外に位置した状態を示す模式図 同変速操作装置の案内部材と規制手段との位置関係を示す模式図 同変速操作装置における作動部材を示す模式図 同変速操作装置における係合手段を示す模式図 同変速操作装置におけるシフト部材とシフトピースとの連結状態(シフト部材の回転前)を示す模式図 同変速操作装置におけるシフト部材とシフトピースとの連結状態(シフト部材が一方向へ回転した状態)を示す模式図 同変速操作装置におけるシフト部材とシフトピースとの連結状態(シフト部材が他の方向へ回転した状態)を示す模式図 本発明の他の実施形態に係る変速操作装置の全体構成を示す模式図 本発明の第2の実施形態に係る変速操作装置の全体構成を示す模式図 同変速操作装置における案内溝を示す模式図 本発明の第3の実施形態に係る変速操作装置の全体構成を示す斜視図 同変速操作装置の全体構成(カバーを外した状態)を示す斜視図 同変速操作装置におけるシャフト部材を示す側面図 図19におけるXX−XX線断面図 同変速操作装置におけるシフト部材を示す側面図 同変速操作装置における軸部材、シャフト部材及びシフト部材を組み付けた状態を示す側面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
第1の実施形態に係る変速操作装置は、例えばマニュアルトランスミッション、及びその他デュアルクラッチトランスミッション(DCT)等、車両のトランスミッションに配設されるとともに、当該トランスミッションが具備する複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるためのものである。
かかる変速操作装置が適用されるトランスミッションは、図1に示すように、エンジン側と連結されたメインシャフトSa及び駆動輪側と連結されたカウンタシャフトSbが互いに略平行な状態で回転可能に配設されており、当該メインシャフトSaには、1速用ドライブギヤG1a、2速用ドライブギヤG2a、3速用ドライブギヤG3a、4速用ドライブギヤG4a、5速用ドライブギヤG5a、6速用ドライブギヤG6aがそれぞれ取り付けられるとともに、当該カウンタシャフトSbには、1速用ドリブンギヤG1b、2速用ドリブンギヤG2b、3速用ドリブンギヤG3b、4速用ドリブンギヤG4b、5速用ドリブンギヤG5b、6速用ドリブンギヤG6bがそれぞれ取り付けられている。
また、1速用ドリブンギヤG1bと2速用ドリブンギヤG2bとの間、3速用ドライブギヤG3aと4速用ドライブギヤG4aとの間、5速用ドライブギヤG5aと6速用ドライブギヤG6aとの間には、それぞれ同期機構H1〜H3が設けられている。例えば、1速用ドリブンギヤG1bと2速用ドリブンギヤG2bとの間に設けられた同期機構H1には、スリーブS1及びS2が配設されており、スリーブS1を図1中右側に移動させると、1速用ドリブンギヤG1bがカウンタシャフトSbと一体的に結合して変速段を1速とする一方、スリーブS2を同図中左側に移動させると、2速用ドリブンギヤG2bがカウンタシャフトSbと一体的に結合して変速段を2速とするよう構成されている。
さらに、カウンタシャフトSbの所定位置には、ドライブギヤGaが形成されており、かかるドライブギヤGaにドリブンギヤGbが噛み合って配設されている。このドリブンギヤGbには、差動機構Dを介して駆動輪に連結されるドライブシャフト(不図示)が取り付けられており、メインシャフトSaから入力されたエンジンの駆動力が、所定の変速段のドライブギヤ(G1a〜G6a)及びドリブンギヤ(G1b〜G6b)を経た後、カウンタシャフトSb、ドライブギヤGa及びドリブンギヤGb、並びにドライブシャフトを介して駆動輪に伝達されるようになっている。
一方、同期機構H2、H3には、上記の同期機構H1と同様のスリーブが配設されているとともに、各同期機構H1〜H3における一対のスリーブの間には、シフトフォーク(f1、f2、f3)がそれぞれ嵌め込まれている。これらシフトフォーク(f1、f2、f3)は、シフトピースシャフト(h1〜h3)を介してシフトピース(fa〜fd)とそれぞれ連結されており、変速操作装置1によってシフトフォーク(f1、f2、f3)の何れかを選択的に作動させることにより、任意の変速段への変速を行わせ得るようになっている。
すなわち、変速操作装置1によって、特定のシフトピース(fa〜fd)が選択されるとともに、選択された特定のシフトピース(fa〜fd)を所定方向に作動することにより、そのシフトピース(fa〜fd)と連結したシフトフォーク(f1、f2、f3)を所定方向に作動させることで、所定の変速段への変速が可能とされているのである。なお、本実施形態においては、シフトピースfaが同期機構H1、シフトピースfbが同期機構H2、及びシフトピースfcが同期機構H3を作動させ得るものとされており、シフトピースfdは、車両を後退させる後進速(リバース)とするものである。
ここで、本実施形態に係る変速操作装置1は、上記の如きトランスミッション内に配設されて所定の変速段への変速を行わせるもので、図2に示すように、モータMの駆動により回転可能なシャフト部材2と、アクチュエータAの駆動により移動可能なシフト部材3と、案内溝4と、案内部材6と、規制手段7と、作動部材9と、係合手段10とを有して構成されている。このうち、シャフト部材2は、モータMの出力軸と連結され、当該モータMの駆動により軸周りに回転可能とされている。なお、モータM及びアクチュエータAは、ブラケットB1にて所定位置に固定されている。
シフト部材3は、シャフト部材2に取り付けられた略円筒状部材から成り、当該シャフト部材2に対する長手方向の摺動及び当該シャフト部材2との一体的な回転とが選択的に行われることにより、セレクト操作又はシフト操作が行われるものであって、本実施形態においては、当該シャフト部材2の長手方向(図2中上下方向)に沿って摺動してセレクト操作を行い得るとともに、当該シャフト部材2と一体的に回転してシフト操作を行い得るものである。本実施形態に係るシフト部材3は、シリンダ等から成るアクチュエータAによりセレクト操作が可能とされるとともに、モータMによりシフト操作がなされるようになっている。
より具体的には、シフト部材3の外周面には、一対の凸状部から成る係止部3bが形成されており、当該係止部3bの間には、図9に示すように、フォーク状の作動部材9が取り付けられている。かかる作動部材9は、当該シフト部材3をシャフト部材2に対して摺動(停止したシャフト部材2に対してシフト部材3が相対的に摺動)させてセレクト操作するとともに、当該シフト部材3の回転(シャフト部材2と一体的な回転)を許容し得るもので、アクチュエータAの作動部Aaに取り付けられている。
これにより、作動部材9は、シフト部材3の上下方向に対して係合した状態とされるとともに、当該シフト部材3の周方向に対して非係合な状態(シフト部材3の回転方向の動作を許容した状態)とされており、アクチュエータAを駆動して作動部Aaを図2中上下方向に動作させると、作動部材9を介してシフト部材3を同方向に摺動させ得るよう構成されている。
一方、シフト部材3の外周面(作動部材9が取り付けられた部位より上部)には、係合手段10が取り付けられている。かかる係合手段10は、例えば金属製の球状部材から成る係合ボール10aと、該係合ボール10aを嵌合させ得るとともにシフト部材3の摺動方向(セレクト操作方向)に延びた長溝から成る係合溝10bとから主に構成されており、セレクト操作時にシフト部材3のシャフト部材2に対する摺動を許容するとともに、シフト操作時にシフト部材3とシャフト部材2とを係合して当該シフト部材3をシャフト部材2と一体的に回転させ得るようになっている。
すなわち、セレクト操作時においてアクチュエータAを駆動させて作動部材9を動作させると、係合ボール10aと係合溝10bとの係合がなされず、シフト部材3がシャフト部材2の長手方向に対して摺動可能とされるとともに、シフト操作時においてモータMを駆動させると、係合ボール10aと係合溝10bとが係合して、シフト部材3とシャフト部材2とが一体的に回転するのである。なお、図中符号10cは、係合ボール10aが係合溝10bから脱落する方向(シフト部材3の径方向)に移動するのを防止する固定ボルトを示しており、当該固定ボルト10cの突端10caが係合ボール10aに当接した状態で固定されている。
さらに、シフト部材3の所定位置には、作動部3aが一体的に形成されており、シフト部材3がシャフト部材2の長手方向に沿って摺動することにより、作動部3aと嵌合するシフトピース(fa〜fd)が選択される(図11参照)とともに、シフト部材3がシャフト部材2と一体的に回転するのに伴って作動部3aが所定方向に回転することにより、選択されたシフトピース(fa〜fd)を同方向に作動させ(図12、13参照)、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)を作動させ得るよう構成されている。
案内溝4は、シフト部材3の外周面に形成され、図3に示すように、当該シフト部材3のセレクト操作時の摺動方向(セレクト操作方向α)及びシフト操作時の回転方向(シフト操作方向β)に対応して形成された溝形状から成るもので、同図中上下方向に延びたセレクト溝4aと、同図中左右方向に延びたシフト溝4bと、案内部材6の寸法及び形状に対応(本実施形態においては円形状)して形成されたポジション保持溝4cとから主に構成されている。
セレクト溝4aは、セレクト操作方向αに延びて形成され、当該セレクト操作時に案内部材6が案内される部位(ニュートラル位置に相当する部位)から成り、シフト溝4bは、当該セレクト溝4aの所定位置から分岐してシフト操作方向βに延びて形成され、当該シフト操作の過程で案内部材6が案内される部位から成る。また、ポジション保持溝4cは、シフト溝4bの先端部に形成され、シフト操作の完了時に案内部材6が位置する部位から成る。
案内部材6は、図2に示すように、案内溝4に対してコイルバネ5(付勢手段)により付勢されつつ嵌合して取り付けられたもので、本実施形態においては、金属製の球状部材から成る。かかる案内部材6及びコイルバネ5は、シフト部材3の近傍に固定された筒状の保持部材8内に保持されている。また、本実施形態に係る保持部材8は、ブラケットB1から延設されたブラケットB2に固定されている。
なお、本実施形態においては、案内部材6がコイルバネ5により案内溝4に対して付勢されているが、他の付勢手段(他の形態のバネや弾性部材等、汎用的な付勢手段)にて付勢されたものとしてもよい。また、本実施形態に係る案内部材6は、球状部材から成るものとされているが、案内溝4に対して付勢手段により付勢されつつ嵌合して取り付けられたものであれば足り、例えばローラ状部材若しくはピン状部材から成るものとしてもよい。
しかして、案内部材6は、ニュートラル状態のとき、セレクト溝4aに位置するとともに、ニュートラル状態から任意の変速段に操作されてシフト部材3が摺動(セレクト操作による動作)及び回転(シフト操作による動作)すると、セレクト溝4aから分岐する任意のシフト溝4bに案内されるとともに、変速操作が完了した時点で、当該シフト溝4bの先端部に位置するポジション保持溝4cに嵌合した状態とされる。
ここで、本実施形態に係る保持部材8には、案内部材6及びコイルバネ5(付勢手段)に加え、規制手段7が保持されている。この規制手段7は、案内溝4から外れてコイルバネ5(付勢手段)による付勢力に抗して図2中符号a方向に移動しようとする案内部材6と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材3の移動を規制し得るものである。
具体的には、規制手段7は、保持部材8内に形成された金属製の棒状部材から成り、その先端面から所定寸法離間した位置に案内部材6が保持されるよう構成されており、シフト操作過程において、当該案内部材6が案内溝4から外れてコイルバネ5(付勢手段)による付勢力に抗して移動(図2中符号a方向へ移動)しようとすると、その案内部材6が規制手段7の先端面に当接して、それ以上の移動を規制し得るのである。
しかるに、案内部材6がセレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部に位置するとき、図4に示すように、セレクト溝4aの縁部とシフト溝4bの縁部との間の4つの交叉点P1と接触した状態とされており、当該案内部材6がポジション保持溝4cに達すると、図5に示すように、当該ポジション保持溝4cの輪郭縁4caに沿って接触した状態とされる。これにより、シフト操作後においては、案内部材6がポジション保持溝4cに位置し、安定した状態が維持されるようになっている。
また、案内部材6は、シフト溝4aに位置するとき、図6に示すように、当該シフト溝4bの対向する2つの点P2と接触した状態とされるとともに、セレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部以外に位置するとき、図7に示すように、当該シフト溝4aの対向する2つの点P3と接触した状態とされる。そして、対向する一対のP2間の寸法d3(図6参照)及び対向する一対のP3間の寸法d4(図7参照)は、4つのP1のうち交差する一対のP1間の寸法d1(図4参照)及びポジション保持溝4cにおける輪郭縁の直径寸法d2(図5参照)より小さく設定されている。
上記構成により、図8に示すように、案内部材6は、シフト溝4aに位置するとき(図6参照)及びセレクト溝4bにおけるシフト溝4aとの分岐部以外に位置するとき(図7参照)、案内溝4における他の部位(セレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部及びポジション保持溝4c)に位置するときよりも規制手段7に近接(規制手段7の先端面に接近した位置)するよう設定されている。
すなわち、図8に示すように、案内部材6がセレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部に位置するときの当該案内部材6と規制手段7との間の離間寸法をT1、案内部材6がポジション保持溝4cに位置するときの当該案内部材6と規制手段7との間の離間寸法をT2とし、案内部材6がセレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部以外に位置するとき及びシフト溝4aに位置するときの当該案内部材6と規制手段7との間の離間寸法をT3とすると、T3<T2<T1の大小関係に設定されており、寸法T3が最も小さく設定されているのである。
特に、本実施形態に係る案内部材6は、球状部材から成るとともに、シフト部材3のセレクト操作又はシフト操作に応じて案内溝4にて案内される案内状態と、案内溝4を乗り上げて外れようとする乗り上げ状態となり得るものとされ、案内状態の案内部材6の上端位置と乗り上げ状態の案内部材6の上端位置との間に規制手段7における案内部材6との当接部位(突端面)が位置するよう構成されている。
これにより、案内部材6が球状部材から成るので、コストを抑えることができるとともに、摺動抵抗が低減されるので、シフト部材3を円滑に作動させることができる。さらに、案内状態の案内部材6の上端位置と乗り上げ状態の案内部材6の上端位置との間に規制手段7における案内部材6との当接部位が位置するので、案内部材6が案内溝4にて案内される過程において当該案内部材6と規制手段7との間にクリアランスが生じ、シフト部材3の作動を円滑に行わせることができるとともに、案内部材6が案内溝4を乗り上げようとした際、規制手段7に対して確実に当接させ、当該案内溝4から外れてしまうのを確実に防止することができる。
次に、上記第1の実施形態に係る変速操作装置1における変速操作時の動作について、図11〜13に基づいて説明する。
トランスミッションがニュートラル状態にあるとき、シフト部材3は、図11に示すように、作動部3aが並設された複数のシフトピース(fa〜fd)の何れかに位置するとともに、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aに位置している。そして、所定の変速段へ変速を行う際、アクチュエータAが駆動してシフト部材3をシャフト部材2の長手方向に沿って摺動させ、当該変速段に応じた特定のシフトピース(fa〜fd)に作動部3aを位置させる(セレクト操作)。
その後、モータMを正転駆動させることにより、シフト部材3がシャフト部材2と一体的に所定方向に回転すると、図12に示すように、作動部3aにより特定のシフトピース(fa〜fd)が押圧されて同方向に移動し(シフト操作)、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)が作動することにより、任意の同期機構H1〜H3を選択的に作動させて所定の変速段とされる。同様に、モータMを逆転駆動させることにより、シフト部材3がシャフト部材2と一体的に上記とは逆方向に回転すると、図13に示すように、作動部3aにより特定のシフトピース(fa〜fd)が押圧されて同方向に移動し(シフト操作)、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)が作動することにより、任意の同期機構H1〜H3を選択的に作動させて所定の変速段とされる。
かかるシフト操作時において、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aから任意のシフト溝4bに沿って案内され、所定のポジション保持溝4cに至ることとなる。このような変速操作時において、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作がなされる場合、案内部材6は、案内溝4から外れてコイルバネ5による付勢力に抗してa方向(図2参照)に移動しようとする。本実施形態においては、そのa方向に移動しようとする案内部材6が規制手段7と当接して当該移動を規制することにより、案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材3の移動を規制することができる。
上記第1の実施形態に係る変速操作装置1によれば、案内溝4から外れてコイルバネ5(付勢手段)による付勢力に抗して移動しようとする案内部材6と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材3の移動を規制し得る規制手段7を具備したので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作を規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作を円滑に行わせることができる。
また、本実施形態に係る案内部材6は、シフト溝4bに位置するとき及びセレクト溝4aにおけるシフト溝4bとの分岐部以外に位置するとき、案内溝4における他の部位に位置するときよりも規制手段7に近接するよう設定されたので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作をより確実に規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作をより円滑に行わせることができる。
さらに、本実施形態に係る案内部材6及び規制手段7は、シフト部材3の近傍に固定された保持部材8に保持されたので、案内部材6及び規制手段7のメンテナンスや交換を容易に行わせることができる。またさらに、本実施形態に係る変速操作装置1によれば、シフト部材3の外周面に取り付けられ、当該シフト部材3をシャフト部材2に対して摺動させてセレクト操作するとともに、当該シフト部材3の回転を許容し得る作動部材9を具備したので、セレクト操作及びシフト操作時のシフト部材3の動作を確実かつ円滑に行わせることができる。
また、本実施形態に係る変速操作装置1によれば、シフト部材3の外周面に取り付けられ、セレクト操作時にシフト部材3のシャフト部材2に対する摺動を許容するとともに、シフト操作時にシフト部材3とシャフト部材2とを係合して当該シフト部材3をシャフト部材2と一体的に回転させる係合手段10を具備したので、セレクト操作及びシフト操作に必要なものをシフト部材3に集約させることができ、より簡素な構成にてセレクト操作及びシフト操作を確実かつ円滑に行わせることができる。
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係る変速操作装置は、第1の実施形態と同様、例えばマニュアルトランスミッション、及びその他デュアルクラッチトランスミッション(DCT)等、車両のトランスミッションに配設されるとともに、当該トランスミッションが具備する複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるためのものである。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すこととする。
本実施形態に係る変速操作装置1は、第1の実施形態と同様、トランスミッション内に配設されて所定の変速段への変速を行わせるもので、図15に示すように、モータMの駆動により回転可能なシャフト部材2と、アクチュエータAの駆動により移動可能なシフト部材3と、案内溝4と、案内部材6と、規制手段7と、作動部材9と、係合手段10とを有して構成されている。
ここで、シフト部材3は、シャフト部材2に取り付けられた略円筒状部材から成り、当該シャフト部材2に対する長手方向の摺動及び当該シャフト部材2との一体的な回転とが選択的に行われることにより、セレクト操作又はシフト操作が行われるものであって、本実施形態においては、当該シャフト部材2の長手方向(図15中上下方向)に沿って摺動してシフト操作を行い得るとともに、当該シャフト部材2と一体的に回転してセレクト操作を行い得るものである。本実施形態に係るシフト部材3は、シリンダ等から成るアクチュエータAによりシフト操作が可能とされるとともに、モータMによりセレクト操作がなされるようになっている。
なお、本実施形態に係る作動部材9は、シフト部材3をシャフト部材2に対して摺動(停止したシャフト部材2に対してシフト部材3が相対的に摺動)させてシフト操作するとともに、当該シフト部材3の回転(シャフト部材2と一体的な回転)を許容し得るものとされている。また、本実施形態に係る係合手段10は、シフト操作時にシフト部材3のシャフト部材2に対する摺動を許容するとともに、セレクト操作時にシフト部材3とシャフト部材2とを係合して当該シフト部材3をシャフト部材2と一体的に回転させ得るようになっている。
これにより、シフト操作時においてアクチュエータAを駆動させて作動部材9を動作させると、係合ボール10aと係合溝10bとの係合がなされず、シフト部材3がシャフト部材2の長手方向に対して摺動可能とされるとともに、セレクト操作時においてモータMを駆動させると、係合ボール10aと係合溝10bとが係合して、シフト部材3とシャフト部材2とが一体的に回転するのである。
さらに、シフト部材3の所定位置には、第1の実施形態と同様、作動部3aが一体的に形成されており、シフト部材3がシャフト部材2と一体的に回転するのに伴って作動部3aが所定方向に回転することにより、作動部3aと嵌合するシフトピース(fa〜fd)が選択されるとともに、シフト部材3がシャフト部材2の長手方向に沿って摺動することにより、選択されたシフトピース(fa〜fd)を同方向に作動させ、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)を作動させ得るよう構成されている。
本実施形態に係る案内溝4は、シフト部材3の外周面に形成され、図16に示すように、当該シフト部材3のセレクト操作時の回転方向(セレクト操作方向α)及びシフト操作時の摺動方向(シフト操作方向β)に対応して形成された溝形状から成るもので、同図中左右方向に延びたセレクト溝4aと、同図中上下方向に延びたシフト溝4bと、案内部材6の寸法及び形状に対応(本実施形態においては円形状)して形成されたポジション保持溝4cとから主に構成されている。
しかして、案内部材6は、ニュートラル状態のとき、セレクト溝4aに位置するとともに、ニュートラル状態から任意の変速段に操作されてシフト部材3が回転(セレクト操作による動作)及び摺動(シフト操作による動作)すると、セレクト溝4aから分岐する任意のシフト溝4bに案内されるとともに、変速操作が完了した時点で、当該シフト溝4bの先端部に位置するポジション保持溝4cに嵌合した状態とされる。
次に、上記第2の実施形態に係る変速操作装置1における変速操作時の動作について説明する。
トランスミッションがニュートラル状態にあるとき、シフト部材3は、作動部3aが並設された複数のシフトピース(fa〜fd)の何れかに位置するとともに、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aに位置している。そして、所定の変速段へ変速を行う際、モータMを正転駆動させることにより、シフト部材3をシャフト部材2と一体的に所定方向に回転させ、当該変速段に応じた特定のシフトピース(fa〜fd)に作動部3aを位置させる(セレクト操作)。
その後、アクチュエータAが駆動してシフト部材3をシャフト部材2の長手方向に沿って摺動させると、作動部3aにより特定のシフトピース(fa〜fd)が押圧されて同方向に移動し(シフト操作)、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)が作動することにより、任意の同期機構H1〜H3を選択的に作動させて所定の変速段とされる。
かかるシフト操作時において、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aから任意のシフト溝4bに沿って案内され、所定のポジション保持溝4cに至ることとなる。このような変速操作時において、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作がなされる場合、案内部材6は、案内溝4から外れてコイルバネ5(第1の実施形態の付勢手段としてのコイルバネ5参照)による付勢力に抗してa方向(図15参照)に移動しようとする。本実施形態においては、第1の実施形態と同様、そのa方向に移動しようとする案内部材6が規制手段7と当接して当該移動を規制することにより、案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材3の移動を規制することができる。
上記第2の実施形態に係る変速操作装置1によれば、第1の実施形態と同様、案内溝4から外れてコイルバネ5による付勢力に抗して移動しようとする案内部材6と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材3の移動を規制し得る規制手段7を具備したので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作を規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作を円滑に行わせることができる。
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。
本実施形態に係る変速操作装置は、第1、2の実施形態と同様、例えばマニュアルトランスミッション、及びその他デュアルクラッチトランスミッション(DCT)等、車両のトランスミッションに配設されるとともに、当該トランスミッションが具備する複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるためのものである。なお、第1、2の実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付すこととする。
本実施形態に係る変速操作装置1は、第1、2の実施形態と同様、トランスミッション内に配設されて所定の変速段への変速を行わせるもので、図17、18に示すように、モータM2の駆動により軸部材Lの軸方向に対して摺動可能なシャフト部材13と、モータM1の駆動により軸部材Lを中心として回転可能なシフト部材14と、案内溝4と、案内部材6と、規制手段7と、係合手段10とを有して構成されている。なお、係合手段10については、第1の実施形態と同様の構成である。
シャフト部材13は、図19、20に示すように、中央に軸部材Lを挿通させ得る挿通孔13cが形成された略円筒状部材から成り、ギア部13a及び係合溝13bを有して構成されている。ギア部13aは、シャフト部材13の一部において長手方向に延びて形成された歯形状から成り、ギアGfと噛み合って構成されている。これらギア部13a及びギアGfは、ラックアンドピニオンを構成しており、モータM2を駆動させると、ギアGd、Geが回転するので、その回転に伴ってピニオンとして機能するギアGfが回転し、ラックとして機能するシャフト部材13を軸部材Lに対してその軸方向に移動させ得るようになっている。
シフト部材14は、シャフト部材13に取り付けられた略円筒状部材から成り、当該シャフト部材13との一体的な摺動及び当該シャフト部材13に対する回転が選択的に行われることにより、セレクト操作又はシフト操作が行われるものであって、本実施形態においては、当該シャフト部材13と一体的に摺動してシフト操作し得るとともに、当該シャフト部材13に対して回転してセレクト操作を行い得るものである。より具体的には、シフト部材14は、図21、22に示すように、中央にシャフト部材13を挿通させ得る挿通孔14cが形成された略円筒状部材から成り、作動部14a、ギア部14b及び係合手段10を取り付けるための取付孔14dを有して構成されている。
ギア部14bは、シフト部材14の一部において周方向に亘って形成された歯形状から成り、ギアGcと噛み合って構成されている。しかして、モータM1を駆動させると、ギアGa、Gbが回転するので、その回転に伴ってギアGcが回転し、シフト部材14をシャフト部材13に対して回転させ得るようになっている。ここで、本実施形態に係るシフト部材14は、モータM1の駆動によりセレクト操作が可能とされるとともに、モータM2の駆動によりシフト操作が可能とされている。なお、ギアGcは、シフト部材14の外周面に取り付けられ、当該シフト部材14をシャフト部材13に対して回転させてセレクト操作又はシフト操作(本実施形態においてはセレクト操作)するとともに、当該シフト部材14の摺動を許容し得る作動部材を構成している。
すなわち、シャフト部材13に形成された係合溝13bは、係合手段10における係合ボール10a(第1の実施形態の説明及び図2を参照)を嵌合させ得るとともにシフト部材の回転方向(セレクト操作方向)に延びた長孔から成るので、モータM1を駆動させたセレクト操作時にシフト部材14のシャフト部材13に対する回転を許容するとともに、モータM2を駆動させたシフト操作時にシフト部材14とシャフト部材13とを係合して当該シフト部材14をシャフト部材13と一体的に摺動(軸部材Lに沿って移動)させることができるのである。
なお、シフト部材14の所定位置には、作動部14aが一体的に形成されており、シフト部材14がシャフト部材2に対して回転するのに伴って作動部14aが所定方向に回転することにより、作動部14aと嵌合するシフトピース(fa〜fd)が選択されるとともに、シフト部材14がシャフト部材13と一体的に軸部材Lの軸方向に沿って摺動することにより、選択されたシフトピース(fa〜fd)を同方向に作動させ、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)を作動させ得るよう構成されている。
本実施形態に係る案内溝4は、第2の実施形態と同様、シフト部材14の外周面に形成され、図16に示すように、当該シフト部材14のセレクト操作時の回転方向(セレクト操作方向α)及びシフト操作時の摺動方向(シフト操作方向β)に対応して形成された溝形状から成るもので、同図中左右方向に延びたセレクト溝4aと、同図中上下方向に延びたシフト溝4bと、案内部材6の寸法及び形状に対応(本実施形態においては円形状)して形成されたポジション保持溝4cとから主に構成されている。
しかして、案内部材6は、ニュートラル状態のとき、セレクト溝4aに位置するとともに、ニュートラル状態から任意の変速段に操作されてシフト部材3が回転(セレクト操作による動作)及び摺動(シフト操作による動作)すると、セレクト溝4aから分岐する任意のシフト溝4bに案内されるとともに、変速操作が完了した時点で、当該シフト溝4bの先端部に位置するポジション保持溝4cに嵌合した状態とされる。
次に、上記第3の実施形態に係る変速操作装置1における変速操作時の動作について説明する。
トランスミッションがニュートラル状態にあるとき、シフト部材14は、作動部14aが並設された複数のシフトピース(fa〜fd)の何れかに位置するとともに、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aに位置している。そして、所定の変速段へ変速を行う際、モータM1を正転駆動させることにより、シフト部材14をシャフト部材13に対して所定方向に回転させ、当該変速段に応じた特定のシフトピース(fa〜fd)に作動部14aを位置させる(セレクト操作)。
その後、モータM2が駆動してシフト部材14をシャフト部材13と一体的に軸部材Lの軸方向に沿って摺動させると、作動部14aにより特定のシフトピース(fa〜fd)が押圧されて同方向に移動し(シフト操作)、そのシフトピース(fa〜fd)に対応したシフトフォーク(f1、f2、f3)が作動することにより、任意の同期機構H1〜H3を選択的に作動させて所定の変速段とされる。
かかるシフト操作時において、案内部材6は、案内溝4におけるセレクト溝4aから任意のシフト溝4bに沿って案内され、所定のポジション保持溝4cに至ることとなる。このような変速操作時において、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作がなされる場合、案内部材6は、案内溝4から外れてコイルバネ5(第1の実施形態の付勢手段としてのコイルバネ5参照)による付勢力に抗する方向に移動しようとする。本実施形態においては、第1、2の実施形態と同様、その方向に移動しようとする案内部材6が規制手段7と当接して当該移動を規制することにより、案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材14の移動を規制することができる。
上記第3の実施形態に係る変速操作装置1によれば、第1、2の実施形態と同様、案内溝4から外れてコイルバネ5による付勢力に抗して移動しようとする案内部材6と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝4から案内部材6が外れる方向へのシフト部材14の移動を規制し得る規制手段7を具備したので、不完全な状態でのシフト操作又はセレクト操作を規制することができるとともに、その規制後のシフト操作又はセレクト操作を円滑に行わせることができる。
しかるに、本実施形態に係るシフト部材14は、シャフト部材13との一体的な摺動(軸部材Lの軸方向の摺動)によりシフト操作が行われるとともに、シャフト部材13に対する回転によりセレクト操作が行われるよう構成されているが、これに代えて、シャフト部材13との一体的な摺動(軸部材Lの軸方向の摺動)によりセレクト操作が行われるとともに、シャフト部材13に対する回転によりシフト操作が行われるよう構成してもよい。その場合、第1の実施形態における案内溝4(図3参照)が形成されることとなる。
さらに、上記第3の実施形態に係る変速操作装置1によれば、シフト部材14の外周面に取り付けられ、当該シフト部材14をシャフト部材13に対して回転させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材14の摺動を許容し得る作動部材(本実施形態においては、ギアGc)を具備したので、セレクト操作及びシフト操作時のシフト部材14の動作を確実かつ円滑に行わせることができる。特に、本実施形態によれば、シフト操作時又はセレクト操作時にシフト部材14とシャフト部材13とを係合して当該シフト部材14をシャフト部材13と一体的に摺動させるとともに、セレクト操作時又はシフト操作時にシフト部材14のシャフト部材13に対する回転を許容する係合手段10を具備したので、簡素な構成にてセレクト操作及びシフト操作を確実かつ円滑に行わせることができる。
以上、本実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば図14に示すように、第1の実施形態の構成を基本としつつ、アクチュエータAに代えてセレクト操作を手動で行わせ得るレバーL1と、モータMに代えてシフト操作を手動で行わせ得るレバーL2とを有したものとしてもよい。この場合、所定の変速段への変速を行わせる際、運転者が図示しないシフトレバー等をセレクト操作することで、ワイヤ等を介してレバーL1が連動することで、スプリング12で付勢された棒状部材11を介してシフト部材3をシャフト部材2の長手方向に沿って摺動させるとともに、当該シフトレバー等をシフト操作することで、ワイヤ等を介してレバーL2が連動してシフト部材3をシャフト部材2と一体的に回転させ得るよう構成されている。
また、上記第1、2の実施形態に係るシフト部材3は、作動部材9が取り付けられた部位(係止部3b)を挟んで下部に案内溝4及び上部に係合手段10がそれぞれ形成されているが、上部に案内溝4及び下部に係合手段10がそれぞれ形成されたものとしてもよく、或いはこれら作動部材9に対する案内溝4及び係合手段10を他の部位に形成するものとしてもよい。第3の実施形態における案内溝4及び係合手段10の取付位置についても同様である。なお、係合手段10に代えて、セレクト操作時にシフト部材3のシャフト部材2に対する摺動を許容するとともに、シフト操作時にシフト部材3とシャフト部材2とを係合して当該シフト部材3をシャフト部材2と一体的に回転させ得る他の構造(スプライン構造等)としてもよい。
案内溝から外れて付勢手段による付勢力に抗して移動しようとする案内部材と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝から案内部材が外れる方向へのシフト部材の移動を規制し得る規制手段を具備した変速操作装置であれば、他の形態のトランスミッションに適用されたもの或いは他の機能が付加されたもの等にも適用することができる。
1 変速操作装置
2 シャフト部材
3 シフト部材
4 案内溝
5 コイルバネ(付勢手段)
6 案内部材
7 規制手段
8 保持部材
9 作動部材
10 係合手段
11 棒状部材
12 スプリング
13 シャフト部材
14 シフト部材

Claims (8)

  1. 複数のシフトフォークのうち特定のシフトフォークを選択するセレクト操作と、選択された特定のシフトフォークを作動させるシフト操作とにより、所定の変速段への変速を行わせるための変速操作装置において、
    軸周りに回転可能なシャフト部材と、
    該シャフト部材に取り付けられ、当該シャフト部材に対する長手方向の摺動及び当該シャフト部材との一体的な回転、又は当該シャフト部材との一体的な摺動及び当該シャフト部材に対する回転が選択的に行われることにより、前記セレクト操作又はシフト操作が行われるシフト部材と、
    該シフト部材の外周面に形成され、当該シフト部材の前記セレクト操作時及び前記シフト操作時の摺動方向又は回転方向に対応して形成された案内溝と、
    前記案内溝に対して付勢手段により付勢されつつ嵌合して取り付けられた案内部材と、
    前記案内溝から外れて前記付勢手段による付勢力に抗して移動しようとする案内部材と当接して当該移動を規制することにより、当該案内溝から案内部材が外れる方向への前記シフト部材の移動を規制し得る規制手段と、
    を備えたことを特徴とする変速操作装置。
  2. 前記案内部材は、球状部材から成るとともに、前記シフト部材の前記セレクト操作又は前記シフト操作に応じて前記案内溝にて案内される案内状態と、前記案内溝を乗り上げて外れようとする乗り上げ状態となり得るものとされ、前記案内状態の案内部材の上端位置と前記乗り上げ状態の案内部材の上端位置との間に前記規制手段における案内部材との当接部位が位置することを特徴とする請求項1記載の変速操作装置。
  3. 前記案内溝は、
    前記セレクト操作方向に延びて形成され、当該セレクト操作時に前記案内部材が案内されるセレクト溝と、
    前記シフト操作方向に延びて形成され、当該シフト操作の過程で前記案内部材が案内されるシフト溝と、
    該シフト溝の先端部に形成され、前記シフト操作の完了時に前記案内部材が位置するポジション保持溝と、
    を有するとともに、前記案内部材は、前記シフト溝に位置するとき及び前記セレクト溝におけるシフト溝との分岐部以外に位置するとき、前記案内溝における他の部位に位置するときよりも前記規制手段に近接するよう設定されたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の変速操作装置。
  4. 前記案内部材及び規制手段は、前記シフト部材の近傍に固定された保持部材に保持されたことを特徴とする請求項1〜3の何れか1つに記載の変速操作装置。
  5. 前記シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材を前記シャフト部材に対して摺動させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の回転を許容し得る作動部材を具備したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の変速操作装置。
  6. 前記シフト部材の外周面に取り付けられ、前記セレクト操作時又はシフト操作時に前記シフト部材の前記シャフト部材に対する摺動を許容するとともに、前記シフト操作時又はセレクト操作時に前記シフト部材と前記シャフト部材とを係合して当該シフト部材を前記シャフト部材と一体的に回転させる係合手段を具備したことを特徴とする請求項5記載の変速操作装置。
  7. 前記シフト部材の外周面に取り付けられ、当該シフト部材を前記シャフト部材に対して回転させてセレクト操作又はシフト操作するとともに、当該シフト部材の摺動を許容し得る作動部材を具備したことを特徴とする請求項1〜4の何れか1つに記載の変速操作装置。
  8. 前記シフト操作時又はセレクト操作時に前記シフト部材と前記シャフト部材とを係合して当該シフト部材を前記シャフト部材と一体的に摺動させるとともに、前記セレクト操作時又はシフト操作時に前記シフト部材の前記シャフト部材に対する回転を許容する係合手段を具備したことを特徴とする請求項7記載の変速操作装置。
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