JP2015112725A - 液体噴射装置 - Google Patents

液体噴射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015112725A
JP2015112725A JP2013253927A JP2013253927A JP2015112725A JP 2015112725 A JP2015112725 A JP 2015112725A JP 2013253927 A JP2013253927 A JP 2013253927A JP 2013253927 A JP2013253927 A JP 2013253927A JP 2015112725 A JP2015112725 A JP 2015112725A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiping
area
unit
liquid ejecting
liquid
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013253927A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6379480B2 (ja
Inventor
晃 篠遠
Akira Shinoto
晃 篠遠
圭一郎 吉野
Keiichiro Yoshino
圭一郎 吉野
政紀 内山
Masaki Uchiyama
政紀 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013253927A priority Critical patent/JP6379480B2/ja
Priority to US14/551,987 priority patent/US9254665B2/en
Publication of JP2015112725A publication Critical patent/JP2015112725A/ja
Priority to US14/979,295 priority patent/US9463629B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP6379480B2 publication Critical patent/JP6379480B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16538Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with brushes or wiper blades perpendicular to the nozzle plate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2/16544Constructions for the positioning of wipers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16517Cleaning of print head nozzles
    • B41J2/16535Cleaning of print head nozzles using wiping constructions
    • B41J2002/1655Cleaning of print head nozzles using wiping constructions with wiping surface parallel with nozzle plate and mounted on reels, e.g. cleaning ribbon cassettes

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】速やかにワイピングを行うことができる液体噴射装置を提供する。【解決手段】液体噴射装置11は、媒体に液体を噴射する複数のノズル22が開口するノズル開口領域23が設けられた液体噴射部20と、ノズル開口領域23を第1方向+Yまたは第1方向+Yの反対方向となる第2方向−Yに払拭する払拭部42aと、を備え、ノズル開口領域23は、第1方向+Yと交差する方向において異なる位置にある第1払拭領域23Lと第2払拭領域23Rとを含み、払拭部42aは、第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭し、第2払拭領域23Rを第2方向−Yに払拭する。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばプリンターなどの液体噴射装置に関する。
従来から、液体噴射装置の一例として、用紙等にインクを噴射する記録ヘッドと、記録ヘッドに対して相対移動するワイピング部材とを備え、ワイピング部材の相対移動に伴って記録ヘッドに付着したインク等を払拭するワイピングを行うインクジェット式のプリンターがある(例えば特許文献1)。
特開2013−103376号公報
ところで、記録ヘッドにおいて、ワイピングを行う対象領域が広い場合や、対象領域が離れた位置に複数ある場合などには、一方向に移動しながらワイピングした後、一旦元の位置に戻って、再度一方向に移動しながら別の領域をワイピングしなければならない。そのため、ワイピングを終了するまでにワイピング部材が複数回往復移動する必要があり、ワイピングを実行するのに時間がかかってしまうという課題がある。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、速やかにワイピングを行うことができる液体噴射装置を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決する液体噴射装置は、媒体に液体を噴射する複数のノズルが開口するノズル開口領域が設けられた液体噴射部と、前記ノズル開口領域を第1方向または前記第1方向の反対方向となる第2方向に払拭する払拭部と、を備え、前記ノズル開口領域は、前記第1方向と交差する方向において異なる位置にある第1払拭領域と第2払拭領域とを含み、前記払拭部は、前記第1払拭領域を前記第1方向に払拭し、前記第2払拭領域を前記第2方向に払拭する。
この構成によれば、払拭部は、往路移動において第1払拭領域を第1方向に払拭した後、復路移動において第2払拭領域を第2方向に払拭することができるので、第1払拭領域を第1方向に払拭した後に元の位置に戻って、再度第2払拭領域を第1方向に払拭する場合よりも、速やかにワイピングを行うことができる。
上記液体噴射装置では、前記第1方向と交差する方向において、前記払拭部の長さは前記ノズル開口領域よりも短い。
この構成によれば、第1方向と交差する方向における払拭部の長さをノズル開口領域よりも短くすることにより、装置を小型化することができる。
上記液体噴射装置において、前記液体噴射部は、前記第1方向と交差する方向において、媒体が搬送される搬送領域と、前記液体噴射部が待機するための待機位置との間を移動可能であり、前記払拭部は、前記第1方向と交差する方向において前記搬送領域と前記待機位置との間に配置され、前記第1払拭領域及び前記第2払拭領域のうち、前記第1方向と交差する方向において前記搬送領域側となる領域から順に払拭する。
この構成によれば、第1払拭領域及び第2払拭領域のうち、第1方向と交差する方向において搬送領域側の払拭領域を払拭部が払拭した後、搬送領域側に向けて移動した液体噴射部の待機位置側の払拭領域を払拭部が払拭する。これにより、2つの払拭領域の払拭が終了したときの液体噴射部の位置は、搬送領域側の払拭領域を後に払拭する場合よりも、搬送領域に近い位置にある。そのため、払拭領域の払拭が終了した後に、液体噴射部が搬送領域に向けて速やかに移動することができる。
上記液体噴射装置において、前記払拭部は払拭部材の一部からなり、前記払拭部材を保持する保持機構を備え、前記保持機構は、前記払拭部が前記第1払拭領域を払拭するときと、前記第2払拭領域を払拭するときとで前記払拭部材の異なる位置が前記液体噴射部に接触するように、前記払拭部材における前記払拭部の位置を変更する。
この構成によれば、第1払拭領域を払拭するときと第2払拭領域を払拭するときとで、払拭部材の異なる位置が液体噴射部に接触するので、異なる2つの払拭領域を払拭する場合の払拭性能を同程度にすることができる。
上記液体噴射装置において、前記第1払拭領域を前記第1方向に払拭するときの前記第1払拭領域の終端は、前記第2払拭領域よりも前記第1方向における終点側にある。
この構成によれば、第1払拭領域を第1方向に払拭するときの第1払拭領域の終端は、第2払拭領域よりも第1方向における終点側にあるので、第1払拭領域を払拭し終わった払拭部が液体噴射部から離れるときの勢いで液体が第1方向に飛散したとしても、飛散した液体が第2払拭領域に付着しにくい。
一実施形態の液体噴射装置の概略構成を示す平面図。 図1における2−2線矢視断面図。 (a)及び(b)は、払拭部が第1払拭領域を第1方向に払拭する様子を示す模式図。 (a)及び(b)は、払拭部が第2払拭領域を第2方向に払拭する様子を示す模式図。 液体噴射装置の第1変更例を示す模式図。 液体噴射装置の第2変更例を示す模式図。 (a)、(b)及び(c)は、液体噴射装置の第3変更例を示す模式図。
以下、液体噴射装置の実施形態について、図を参照して説明する。
液体噴射装置は、例えば、用紙などの媒体に液体の一例であるインクを噴射することによって印刷を行うインクジェット式のプリンターである。
図1に示すように、液体噴射装置11は、媒体Sを支持する支持台12と、支持台12に支持された媒体Sに対して液体を噴射する液体噴射部20と、液体噴射部20を保持するキャリッジ13と、液体噴射部20のメンテナンスを行うためのメンテナンス機構31と、液体噴射装置11の制御を行う制御部15とを備えている。
液体噴射部20は、キャリッジ13に保持された2つの噴射ヘッド21(21L,21R)を含む。噴射ヘッド21は、液滴を噴射する複数のノズル22が開口するノズル開口領域23が支持台12と鉛直方向Zに所定の間隔を開けて対向する姿勢で、キャリッジ13の下部に取り付けられる。本実施形態において、第1噴射ヘッド21Lにおいて複数のノズル22が開口するノズル開口領域23を第1払拭領域23L、第2噴射ヘッド21Rにおいて複数のノズル22が開口するノズル開口領域23を第2払拭領域23Rという。
払拭領域23L,23Rは噴射ヘッド21L,21Rの下面からなるノズル形成面であるが、必ずしも噴射ヘッド21の下面全体をいうものではなく、ノズル形成面に異物が付着した場合に液滴の噴射に影響を及ぼすおそれのあるノズル開口周辺の領域を含めばよい。なお、噴射ヘッド21に付着する可能性のある異物の例としては、媒体Sとしての用紙から発生した紙粉、媒体Sとしての布から発生した繊維片、液滴の噴射に伴って生じたミスト、塵埃などが挙げられる。
支持台12は、液体を受容した媒体Sの乾燥を促進するための乾燥機構として機能するように、発熱体を内蔵していてもよい。また、媒体Sの乾燥を促進するための乾燥機構として、液体噴射部20の上方から媒体Sを加熱する発熱体や媒体Sに向けて送風する送風装置等を設けてもよい。
キャリッジ13は、制御部15の制御によってキャリッジモーター14が駆動したときに、支持台12とメンテナンス機構31とが並ぶ方向である走査方向X(+X,−X)に沿って往復走査する。液体噴射部20は、キャリッジ13が走査方向Xに走査する過程で、支持台12上の媒体Sに対して噴射ヘッド21のノズル22から液体を噴射することで、印刷を行う。本実施形態において、液体噴射部20が印刷のために媒体Sに対して液体を噴射する領域であって、媒体Sが搬送される可能性のある領域を搬送領域PAという。
噴射ヘッド21L,21Rには、走査方向X及び鉛直方向Zの双方と交差(本実施形態では直交)する方向Y(+Y,−Y)に並ぶ複数のノズル22が形成するノズル列24が、走査方向Xに並ぶように複数列形成されている。1つのノズル列24を構成する複数のノズル22は同じ種類の液体(例えば同じ色のインク)を噴射するものであり、複数のノズル列24は、異なる種類の液体(例えばシアン、マゼンタ、イエロー及びブラックなど、異なる色のインク)を噴射するものである。
印刷が施される媒体Sは、図示しない搬送機構によって方向+Yに搬送されることによって、支持台12上に配置されたり、支持台12上から退避したりする。そして、本実施形態においては、媒体Sの搬送方向となる方向+Yを第1方向+Yというとともに、第1方向+Yの反対方向となる方向−Yを第2方向−Yという。
噴射ヘッド21L,21Rは、走査方向Xに離れた位置に配置されている。そのため、第1払拭領域23Lと第2払拭領域23Rとは走査方向Xにおいて異なる位置にある。また、噴射ヘッド21L,21Rは方向Y(+Y,−Y)に所定距離ずれた位置に配置されている。例えば、第1払拭領域23Lの搬送方向(第1方向+Y)における下流端は第2払拭領域23Rよりも下流に配置されているとともに、第2払拭領域23Rの搬送方向(第1方向+Y)における上流端は第1払拭領域23Lよりも上流に配置されている。
メンテナンス機構31は、走査方向Xにおけるキャリッジ13の走査領域内であって、搬送領域PAの外側(図1では右側)に配置される。メンテナンス機構31は、走査方向Xにおいて搬送領域PAに近い位置から順に並ぶように配置されたワイピングユニット41と、液体受容部32を有するフラッシングユニット33と、2つのキャップ部35(35L,35R)を有するキャップユニット36とを有している。
キャリッジ13及び液体噴射部20は、印刷を行わないときや電源オフ時などには、キャップユニット36が配置された待機位置HPで待機する。すなわち、液体噴射部20は、第1方向+Yと交差する走査方向Xにおいて、媒体Sが搬送される搬送領域PAと、液体噴射部20が待機するための待機位置HPとの間を移動可能になっている。
走査方向Xにおいて、待機位置HPから搬送領域PAに向かう方向を第1走査方向+Xといい、搬送領域PAから待機位置HPに向かう方向を第2走査方向−Xという。そして、待機位置HPにあるキャリッジ13は、第1走査方向+Xに往路移動した後、第2走査方向−Xに復路移動することで、待機位置HPに戻る。
液体噴射部20が待機位置HPに配置されたときに、キャップ部35Lは第1噴射ヘッド21Lの下方に位置する一方、キャップ部35Rは第2噴射ヘッド21Rの下方に位置する。キャップ部35L,35Rは、制御部15の制御によってキャッピングモーター37が駆動することによって、払拭領域23L,23Rに接触可能な位置と、払拭領域23L,23Rから離れる位置との間を移動する。
キャップ部35L,35Rは、複数のノズル22を囲むようにそれぞれ噴射ヘッド21L,21Rに接触することによって、払拭領域23L,23Rとの間の閉空間を形成して、ノズル22の乾燥を抑制する。このように、キャップ部35によってノズル22が開口する空間を囲むことをキャッピングという。噴射ヘッド21L,21Rは、印刷を行わないときなどには、待機位置HPにおいてキャップ部35L,35Rによってキャッピングされる。
また、液体噴射部20がフラッシングユニット33の上方に配置されたとき、噴射ヘッド21は液体受容部32に向けて液体を噴射するフラッシングを行う。フラッシングとは、ノズル22の目詰まりなどを予防または解消する目的で、印刷とは無関係の液滴をノズル22から噴射することをいう。なお、フラッシングユニット33は、噴射ヘッド21Lがワイピングユニット41の上方に配置されたとき、液体受容部32が噴射ヘッド21Rの下方に位置するように配置されている。
ワイピングユニット41は、液体を吸収可能な払拭部材42と、払拭部材42を保持する保持機構43と、ワイピングモーター51とを備えている。払拭部材42は、例えば合成樹脂などの不織布で形成することによって、合成樹脂の繊維と繊維の隙間に液体を吸収する構成を実現することができる。払拭部材42は、保持機構43に対して着脱可能に取り付けられる。そのため、払拭部材42は、使用後などには新しいものに交換することができる。
保持機構43は、方向Yに延びる一対のガイド軸52に支持されているとともに、制御部15の制御によってワイピングモーター51が駆動したときに、ワイピングモーター51の駆動力によってガイド軸52に沿って第1方向+Yまたは第2方向−Yに移動する。すなわち、方向Y(+Y,−Y)は保持機構43の移動方向Yである。また、保持機構43は、ワイピングを行わないときや電源オフ時などに、媒体Sの搬送方向(第1方向+Y)の上流側となる起点位置(図1に示す位置)に配置される。
保持機構43は、例えばワイピングモーター51が第1回転方向に回転駆動すると、起点位置から終点位置(図2に二点鎖線で示す位置)に向かう第1方向+Yに往路移動する一方で、ワイピングモーター51が第1回転方向の逆方向となる第2回転方向に回転駆動すると、終点位置から起点位置に向かう第2方向−Yに復路移動する。
図2に示すように、保持機構43には、走査方向Xが軸方向となる繰出軸44、押圧ローラー45及び巻取軸46が移動方向Yに並ぶように保持されている。払拭部材42は帯状をなして、長手方向の基端側が繰出軸44に巻きつけられている一方で長手方向の先端側が巻取軸46に巻きつけられている。また、払拭部材42は、繰出軸44と巻取軸46との間の部分が押圧ローラー45に巻きかけられている。払拭部材42の押圧ローラー45に巻きかけられた部分は、保持機構43に設けられた開口部47を通じて鉛直方向Zにおける上方に突出することによって、ノズル開口領域23を払拭可能な払拭位置に配置される払拭部42aとなる。
押圧ローラー45の回転軸45aは、付勢部材48によって鉛直方向Z上方に向けて付勢されている。付勢部材48は、例えば保持機構43の互いに対向する2つの側壁に取り付けられた一対の棒ばねである。そのため、払拭部42aの噴射ヘッド21に対する接触圧は、付勢部材48の付勢力に基づいて設定される。
第1方向+Yと交差する走査方向X(図2においては紙面と直交する方向)において、払拭部42aの長さは、第1払拭領域23L及び第2払拭領域23Rを含むノズル開口領域23全体の長さよりも短い。また、走査方向Xにおいて、第1払拭領域23Lと第2払拭領域23Rは長さが等しく、払拭部42aは払拭領域23L,23Rと同等の長さを有する。したがって、払拭部42aは、第1方向+Yまたは第2方向−Yへの移動で第1払拭領域23Lまたは第2払拭領域23Rの全体を払拭することができるが、一方向への移動で第1払拭領域23L及び第2払拭領域23Rを含むノズル開口領域23全体を払拭することはできない。
払拭部42aの走査方向Xにおける長さは、押圧ローラー45の走査方向Xにおける長さに基づいて設定される。そのため、走査方向Xにおいて払拭部材42と押圧ローラー45の長さを同じにすれば、払拭部材42と払拭部42aの長さが等しくなる一方、走査方向Xにおいて払拭部材42よりも押圧ローラー45が短ければ、走査方向Xにおいて払拭部42aは払拭部材42よりも短くなる。ただし、ワイピングユニット41を小型化するためには、押圧ローラー45及び払拭部材42を払拭領域23L,23Rと同等の長さにするのが好ましい。
巻取軸46は、図示しないクラッチ機構等を介してワイピングモーター51に連結されている。そして、例えばワイピングモーター51が第1回転方向に回転駆動すると、巻取軸46が図2における時計方向に回転する一方で、ワイピングモーター51が第2回転方向に回転駆動すると、巻取軸46が図2における反時計方向に回転する。巻取軸46が図2における時計方向に回転すると、繰出軸44と巻取軸46との間にある払拭部材42が巻取軸46に巻き取られる。そのため、巻取軸46が図2における時計方向に回転するときの回転方向を巻取方向という。
繰出軸44は、繰出軸44の回転を規制可能な規制機構49に連結されている。繰出軸44が図2における時計方向に回転すると、繰出軸44に巻き付けられていた払拭部材42が繰り出されるので、繰出軸44が図2における時計方向に回転するときの回転方向を繰出方向という。
規制機構49によって繰出軸44の回転が規制されていないときに巻取軸46が巻取方向に回転すると、繰出軸44と巻取軸46との間に位置する払拭部材42が巻取軸46に巻き取られるのに伴って、繰出軸44が繰出方向に回転して払拭部材42が繰り出される。これにより、払拭部材42における払拭部42aの位置が変更される。
一方、規制機構49が駆動して繰出軸44の回転が規制されているときに巻取軸46が巻取方向に回転すると、繰出軸44から払拭部材42が繰り出されることなく、繰出軸44と巻取軸46との間に位置する払拭部材42が巻取軸46に巻き取られる。これにより、繰出軸44と巻取軸46との間に位置する払拭部材42の長さが短くなるので、短くなった払拭部材42が押圧ローラー45を押圧し、押圧された押圧ローラー45が付勢部材48の付勢力に抗して鉛直方向Z下方に移動する。このとき、払拭部42aは鉛直方向Zにおいて噴射ヘッド21から離れた退避位置に配置される。
このように払拭部42aが退避位置にあるときに規制機構49が駆動を停止すると、回転の規制が解除された繰出軸44が繰出方向に回転して払拭部材42が繰り出され、押圧ローラー45が付勢部材48の付勢力によって鉛直方向Z上方に移動する。これにより、払拭部42aが退避位置から払拭位置に戻るとともに、払拭部材42における払拭部42aの位置が変更される。
これに対して、払拭部42aが退避位置にあるときに巻取軸46が巻取方向の逆方向に回転すると、繰出軸44と巻取軸46との間に位置する払拭部材42の長さが長くなるので、押圧ローラー45が付勢部材48の付勢力によって鉛直方向Z上方に移動する。これにより、払拭部42aが退避位置から払拭位置に戻るが、このときには、払拭部材42における払拭部42aの位置は変更されない。
保持機構43が起点位置(図2において実線で示す位置)に配置されたとき、払拭部42aは移動方向Yにおいて噴射ヘッド21Rと重なる位置にあるのが好ましい。この構成によれば、起点位置において払拭部42aと噴射ヘッド21とが重ならない場合よりも、ワイピングに伴う保持機構43の移動距離が短くなる。そのため、ワイピングの実行時間を短縮することができるとともに、ワイピングユニット41を移動方向Yにおいて小型化することができる。
次に、液体噴射装置11におけるワイピング動作について説明する。
液体噴射装置11においては、印刷の前や後など、所定のタイミングで払拭領域23L,23Rを払拭部42aで払拭するワイピングを行う。
例えば媒体Sに対する印刷後にワイピングを行う場合、制御部15がキャリッジモーター14を制御して、液体噴射部20をキャリッジ13とともに搬送領域PAから第2走査方向−Xに移動させ、走査方向Xにおいて第1払拭領域23Lが払拭部42aと重なる位置(図3に示す位置。以下、これを「第1停止位置」という。)で停止させる。このように、ワイピングに先立って液体噴射部20が第1停止位置に移動する工程を第1移動工程という。
第1移動工程の間、制御部15が規制機構49及びワイピングモーター51を駆動させて払拭部42aを退避位置に移動させておくのが好ましい。これにより、移動する噴射ヘッド21と払拭部42aとの不要な接触を抑制して、ノズル開口領域23の摩耗を抑制することができるためである。この場合、制御部15は、液体噴射部20が第1停止位置で停止した後に、巻取軸46を巻取方向の逆方向に回転させて、払拭部42aを退避位置から払拭位置に戻しておく。
次に、第1払拭工程として、制御部15がワイピングモーター51を駆動させて保持機構43を起点位置から終点位置まで第1方向+Yに往路移動させる。このとき、払拭部42aが第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭する。すなわち、第1払拭工程における液体噴射部20の払拭方向は、起点位置から終点位置に向かう第1方向+Y(図2及び図3(a)に実線の白抜き矢印で示す方向)になる。
第1払拭工程が終了すると、第2移動工程として、制御部15がキャリッジモーター14を制御して、液体噴射部20をキャリッジ13とともに第1走査方向+Xに移動させて、走査方向Xにおいて第2払拭領域23Rが払拭部42aと重なる位置(図4に示す位置。以下、これを「第2停止位置」という。)で停止させる。
第2移動工程の間、制御部15が規制機構49及びワイピングモーター51を駆動させて払拭部42aを退避位置に退避させるのが好ましい。これにより、移動する液体噴射部20と払拭部42aとの不要な接触が抑制される。
この場合、制御部15は、液体噴射部20が第2停止位置で停止した後に規制機構49の駆動を停止させて、払拭部42aを退避位置から払拭位置に戻すとともに払拭部材42における払拭部42aの位置を変更する。これにより、払拭部材42において、第1払拭領域23Lを払拭して液体が付着した部分が巻取軸46側に移動して、液体が付着していない部分が新たな払拭部42aとなる。
このように、第1払拭工程の後に払拭部材42における払拭部42aの位置の変更する工程を、第1巻取工程という。そして、本実施形態においては、第2移動工程と第1巻取工程とが並行して進行する。
第2移動工程及び第1巻取工程の後、第2払拭工程として、制御部15がワイピングモーター51を駆動させて保持機構43を終点位置から起点位置まで第2方向−Yに復路移動させる。このとき、払拭部42aが第2払拭領域23Rを第2方向−Yに払拭する。すなわち、第2払拭工程における液体噴射部20の払拭方向は、終点位置から起点位置に向かう第2方向−Y(図2において二点鎖線の白抜き矢印で示す方向であって、図4(a)において実線の白抜き矢印で示す方向)になる。
第2払拭工程が終了すると、第3移動工程として、制御部15がキャリッジモーター14を制御して、キャリッジ13とともに液体噴射部20を待機位置HPまたは搬送領域PAに移動させる。すなわち、印刷終了後にワイピングを行う場合には、第3移動工程において液体噴射部20が待機位置HPに移動する一方、印刷の途中または印刷の実行前にワイピングを行う場合には、第3移動工程において液体噴射部20が搬送領域PAに向けて移動する。
なお、第3移動工程の間にも、制御部15が規制機構49及びワイピングモーター51を駆動させて払拭部42aを退避位置に移動させておき、液体噴射部20が移動した後に、規制機構49の駆動を停止させて払拭部42aを払拭位置に戻すのが好ましい。これにより、移動する液体噴射部20と払拭部42aとの不要な接触が抑制されるとともに、液体が付着した払拭部材42の部分を巻取軸46側に移動させて、液体が付着していない部分を払拭部42aとして、次のワイピングに備えることができるためである。
このように、第2払拭工程の後に払拭部材42における払拭部42aの位置の変更することを、第2巻取工程という。そして、本実施形態においては、第3移動工程と第2巻取工程とが並行して進行する。
次に、液体噴射装置11の作用について説明する。
図3(a),(b)に示すように、払拭部42aは保持機構43の往路移動に伴って第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭する。
また、図4(a),(b)に示すように、払拭部42aは保持機構43の復路移動に伴って第2払拭領域23Rを第2方向−Yに払拭する。そのため、払拭部42aは、走査方向Xにおいて異なる位置にある払拭領域23L,23Rを一回の往復移動で払拭することができる。
保持機構43は、払拭部42aが第1払拭領域23Lを払拭するときと第2払拭領域23Rを払拭するときとで、払拭部材42の異なる位置が液体噴射部20に接触するように、払拭部材42における払拭部42aの位置を変更する。そのため、第2払拭領域23Rを払拭するときにも、第1払拭領域23Lを払拭するときと同様の払拭性能で、噴射ヘッド21に付着した付着物を除去したり、噴射ヘッド21に付着した液体を吸収したりすることができる。
また、第1払拭工程と第2払拭工程との間に、第2移動工程及び第1巻取工程を並行して進行させることによって、第2移動工程と第1巻取工程とを別々に進行させる場合よりも、ワイピングの実行時間を短縮することが可能になる。
払拭部42aを有するワイピングユニット41は、走査方向Xにおいて印刷を行う搬送領域PAと待機位置HPとの間に配置されているので、印刷終了後、待機位置HPに移動する途中でワイピングを行うことができる。そのため、例えば走査方向Xにおいて待機位置HPと反対側となる搬送領域PAの外側(図1における左側)にワイピングユニット41を配置する場合よりも、第1移動工程及び第3移動工程の時間を短縮することが可能になる。
また、ワイピングユニット41は、メンテナンス機構31を構成するフラッシングユニット33及びキャップユニット36よりも搬送領域PAに近い位置にあるので、印刷の途中や印刷の前にワイピングを行った後、速やかに搬送領域PAに戻ることが可能である。
本実施形態において、払拭部42aは、第1払拭領域23L及び第2払拭領域23Rのうち、走査方向Xにおいて搬送領域PA側となる第1払拭領域23Lから順に払拭する。そのため、第2払拭工程の後、キャリッジ13の走査方向Xを反転させることなく、速やかに液体噴射部20が搬送領域PAに移動することができる。
さらに、払拭部42aが第1払拭領域23Lを後に払拭する場合には、第3移動工程において液体噴射部20が図3に示す第1停止位置から搬送領域PAに向かう必要がある。これに対して、払拭部42aが第2払拭領域23Rを後に払拭する本実施形態では、第3移動工程において第1停止位置よりも搬送領域PAに近い第2停止位置(図4に示す位置)が搬送領域PAへの移動の起点となる。すなわち、第3移動工程における液体噴射部20の移動距離が短くなるので、ワイピングを行った後、搬送領域PAに戻るまでの時間が短縮される。
これに対して、ワイピングを行った後、液体噴射部20が待機位置HPに戻る場合などには、第1払拭領域23Lを後に払拭すれば、第2停止位置よりも待機位置HPに近い第1停止位置が第3移動工程における移動の起点になるので、第3移動工程の時間が短縮される。したがって、払拭部42aは、第1払拭領域23L及び第2払拭領域23Rのうち、2つの払拭領域23L,23Rを払拭した後に液体噴射部20が移動する方向の終点側にある領域から順に払拭するのが好ましい。
加えて、払拭部42aの起点位置及び終点位置が第1方向+Yにおいて噴射ヘッド21と重なる位置にあるので、払拭部42aの起点位置及び終点位置が第1方向+Yにおいて噴射ヘッド21から離れた位置にある場合よりも、第1払拭工程及び第2払拭工程の時間が短縮される。
ここで、液体噴射部20が液体の噴射をせず、また、キャッピングもされていない状態でノズル22が露出した状態が長く続くと、ノズル22が乾燥して、液体の増粘等に起因する噴射不良を招く可能性が高くなる。特に、液体噴射装置11が媒体Sに付着した液体の乾燥を促進するための乾燥機構を備える場合などには、ノズル22が露出して大気に触れていると、乾燥機構が発生させた風や熱にさらされて乾燥しやすい。その点、ワイピングの実行時間を短縮することができれば、ノズル22の乾燥を抑制して吐出不良の発生を予防することができるので、好ましい。
なお、ノズル22周辺が乾燥すると、液体噴射部20に付着した液体が増粘したり固着したりして、払拭によって除去しにくくなる。そのため、例えば液体の溶媒成分を含む溶液など、固化した液体を再溶解させる溶液(クリーニング液)を含浸させた吸収体を払拭領域23L,23Rに接触させて固化した液体の再溶解をさせた後に、払拭部42aによる払拭を行うようにしてもよい。
また、噴射ヘッド21Lがワイピングユニット41の上方に配置されたとき、噴射ヘッド21Rの下方には液体受容部32が配置されるようになっているので、第1払拭工程を実行する間、噴射ヘッド21Rが液体受容部32に向けてフラッシングを行うようにしてもよい。このようにすれば、噴射ヘッド21Lをワイピングしている間に噴射ヘッド21Rのノズル22が乾燥して目詰まりするのを抑制するとともに、フラッシングによって吐出不良の発生を予防することができる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)払拭部42aは、往路移動において第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭した後、復路移動において第2払拭領域23Rを第2方向−Yに払拭することができる。そのため、第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭した後に元の位置に戻って、再度第2払拭領域23Rを第1方向+Yに払拭する場合よりも、速やかにワイピングを行うことができる。
(2)第1方向+Yと交差する方向における払拭部42aの長さをノズル開口領域23よりも短くすることにより、ワイピングユニット41を小型化することができる。
(3)第1払拭領域23L及び第2払拭領域23Rのうち、第1方向+Yと交差する走査方向Xにおいて搬送領域PA側の第1払拭領域23Lを払拭部42aが払拭した後、搬送領域PA側に向けて移動した液体噴射部20の待機位置HP側の第2払拭領域23Rを払拭部42aが払拭する。これにより、2つの払拭領域23L,23Rの払拭が終了したときの液体噴射部20の位置は、搬送領域PA側の第1払拭領域23Lを後に払拭する場合よりも、搬送領域PAに近い位置にある。そのため、払拭領域23L,23Rの払拭が終了した後に、液体噴射部20が搬送領域PAに向けて速やかに移動することができる。
(4)第1払拭領域23Lを払拭するときと第2払拭領域23Rを払拭するときとで、払拭部材42の異なる位置が液体噴射部20に接触するので、異なる2つの払拭領域23L,23Rを払拭する場合の払拭性能を同程度にすることができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図5に示す第1変更例及び図6に示す第2変更例のように、1つの噴射ヘッド21に設けられたノズル開口領域23内に複数の払拭領域が設けられていてもよいし、複数の払拭領域の第1方向+Y及び第2方向−Yにおける端部の位置がずれていなくてもよい。なお、複数の払拭領域は、上記実施形態のように第1方向+Yと交差する走査方向Xに離れていてもよいし、走査方向Xに隣接していてもよいし、走査方向Xにおける端部が重なっていてもよい。また、液体噴射部20が3つ以上の噴射ヘッド21を含み、これら噴射ヘッド21にそれぞれ1つ以上の払拭領域が設けられる構成にしてもよい。
そして、図5に示す第1変更例のように払拭領域が3つ以上ある場合には、例えば、1回目の往路移動において第1払拭領域23Dを第1方向+Yに払拭し、1回目の復路移動において第2払拭領域23Eを第2方向−Yに払拭し、2回目の往路移動において第3払拭領域23Fを第1方向+Yに払拭する。すなわち、払拭領域が3つ以上ある場合には、往路移動によって払拭される1または複数の払拭領域を第1払拭領域とする一方、復路移動によって払拭される1または複数の払拭領域を第2払拭領域とすればよい。
この構成によれば、第1方向+Yへの往路移動時に払拭部42aが一の払拭領域の払拭を行った後、復路移動によって起点位置に戻って、再度第1方向+Yへの往路移動時に次の払拭領域の払拭を行う場合よりも、払拭のための移動距離を短くして、速やかにワイピングを行うことができる。また、この場合には、第3払拭領域23Fを払拭した後、払拭部42aが起点位置に戻らずに、次のワイピングを行うときに1つめの払拭領域を第2方向−Yに払拭するようにしてもよい。また、第1方向+Yと交差する方向に並ぶ複数の払拭領域がある場合、払拭を行う領域の順番は任意に変更することができる。
・図6に示す第2変更例のように、払拭部42aの大きさを、複数の払拭領域23G,23Hを一方向への移動によって払拭可能な大きさに変更してもよい。そして、払拭部42aの第1方向+Yと交差する方向における一端側(図6において斜線で示す部分)で第1払拭領域23Gを第1方向+Yに払拭した後、払拭部42aの第1方向+Yと交差する方向における他端側で第2払拭領域23Hを第2方向−Yに払拭してもよい。この構成によれば、例えば噴射不良が生じているノズル22を含むノズル列24を選択的にワイピングして、噴射不良が生じていないノズル22が開口する領域に対する不要なワイピングの実行を回避できるので、ワイピングに伴う液体噴射部20の摩耗が抑制される。なお、この構成を採用する場合、一方向への移動に伴って払拭するノズル22(ノズル列24)の数は、任意に変更することができる。
・払拭部材42は液体を吸収可能な帯状の部材に限らない。
例えば、図7に示す第3変更例のように、液体を吸収しないエラストマーなどからブレード状の払拭部材42Bを形成して、この払拭部材42Bの弾性変形可能な先端部分を払拭部としてもよい。ただし、払拭部材42が液体を吸収可能な部材とすれば、払拭に伴って液体を周囲に飛散させにくいので、好ましい。
・また、図7(a)に示すように、移動しない払拭部材42Bに対して、液体噴射部20がキャリッジ13とともに第2走査方向−Xに移動しながら接触することで第1払拭領域23Lを払拭するようにしてもよい。このときには、図7(a)に白抜き矢印で示す払拭方向(図7における左方向であって、液体噴射部20の移動方向の反対方向)が第1払拭領域23Lの払拭方向となる。また、第3変更例においては、第1払拭領域23Lを払拭した後に、図7(b)に示すように払拭部材42Bが第2方向−Yに移動する。そしてその後、図7(c)に示すように、移動しない払拭部材42Bに対して、キャリッジ13が第1走査方向+Xに移動しながら接触することで第2払拭領域23Rを図7(c)に白抜き矢印で示す払拭方向(図7における右方向であって、液体噴射部20の移動方向の反対方向)に払拭するようにしてもよい。
すなわち、第1払拭領域及び第2払拭領域を払拭するために往復移動するのは払拭部に限らず、液体噴射部20が払拭部に対して相対移動することで第1払拭領域及び第2払拭領域を払拭してもよい。この構成によれば、払拭部材42Bを払拭方向に移動させる構成を省略することができるので、ワイピングユニット41の構成を簡素化することができる。
ただし、同じ種類の液体(例えば、同じ色のインク)を噴射する複数のノズル22が並ぶ方向であるノズル列方向と払拭方向とが交差していると、ワイピングに伴って、ノズル22内に同ノズル22から噴射される液体と異なる種類の液体が混入することがある。その点、上記実施形態のように、ノズル列方向が払拭方向と一致していると、ノズル22内に異なる種類の液体が混入することが抑制されるので、好ましい。なお、第3変更例のように払拭方向とノズル列方向とが交差する場合には、ワイピングの後にフラッシングを行うことによって、ノズル22に混入した異なる種類の液体を排出することができる。
・払拭部材42は帯状の部材に限らず、例えば液体を吸収可能な回転体(例えば、ローラーや多面体など)を払拭部材として、同回転体を回転させることで払拭部の位置を変更するようにしてもよい。ただし、帯状の払拭部材42を巻き取りつつ払拭部42aの位置を変更する構成にすれば、ワイピングユニット41の大型化を抑制しつつ、新たな払拭部42aに変更する回数を多くすることができるので、好ましい。
・払拭部42aの起点位置及び終点位置は、移動方向Yにおいて噴射ヘッド21Rと重ならない位置であってもよい。この構成によれば、第1、第2及び第3移動工程やキャリッジ13がワイピングユニット41を通過するときに払拭部42aが退避しなくても、液体噴射部20と払拭部42aとの接触を抑制することができる。そして、この構成を採用する場合には、払拭部42aを退避位置に移動させるために繰出軸44の回転を規制する規制機構49を備えなくてもよいので、ワイピングユニット41の構成を簡素化することができる。
ただし、規制機構49によって払拭部42aの鉛直方向Zにおける位置を変更することによって、払拭部42aの噴射ヘッド21に対する接触圧を調整することができる。そのため、払拭部42aを退避させる必要がない場合でも、払拭部42aの接触圧を調整するために規制機構49を備えてもよい。
また、払拭部42aの起点位置及び終点位置が移動方向Yにおいて噴射ヘッド21Rと重ならない場合、第1払拭工程及び第2払拭工程の終了時に払拭部42aが噴射ヘッド21から離れるときの勢いで液体が払拭方向に飛散して、他の払拭領域などに付着するおそれがある。そのため、特に払拭方向において第1払拭領域と第2払拭領域の位置がずれている場合には、第1払拭方向に払拭される第1払拭領域の払拭の終端が、第2払拭方向に払拭される第2払拭領域よりも、第1払拭方向における終点側に配置されるのが好ましい。
例えば、図3(a),(b)に示すように、第1払拭領域23Lを第1方向+Yに払拭するときには、第1払拭領域23Lの払拭の終端が、第2払拭領域23Rよりも第1方向+Yにおける終点側にあるようにするのが好ましい。これにより、第1払拭領域23Lを払拭し終わった払拭部42aが第1噴射ヘッド21Lから離れるときの勢いで液体が第1方向+Yに飛散したとしても、飛散した液体が第2払拭領域23Rに付着しにくい。
また、図4(a),(b)に示すように、第2払拭領域23Rを第2方向−Yに払拭するときには、第2払拭領域23Rの払拭の終端が、第1払拭領域23Lよりも第2方向−Yにおける終点側(上記実施形態においては保持機構43の移動方向Yにおける始点位置側)にあるようにするのが好ましい。これにより、第2払拭領域23Rを払拭し終わった払拭部42aが第2噴射ヘッド21Rから離れるときの勢いで液体が第2方向−Yに飛散したとしても、飛散した液体が第1払拭領域23Lに付着しにくい。したがって、一方の払拭領域の払拭に伴って他の払拭領域に液滴が付着するのを抑制することができる。
・第2移動工程を行うときに、第1巻取工程を行わなくてもよい。すなわち、第1払拭工程と第2払拭工程との間で、払拭部材42における払拭部42aの位置を変更しなくてもよい。
・第1払拭工程を実行する間、または第2払拭工程を実行する間に、払拭部材42の繰り出し及び巻き取りを継続的に行ってもよい。この構成によれば、常に払拭部材42の未使用の部分で払拭領域23L,23Rを払拭することができるので、より高い払拭性能を発揮することができる。なお、この場合には、第1払拭工程において払拭部材42の繰り出し方向と払拭方向とが一致する一方、第2払拭工程において払拭部材42の繰出方向が払拭方向の逆方向となる。そして、払拭部材42の繰出方向が払拭方向の逆方向となる第2払拭工程の方が、第1払拭工程よりも付着物を掻き取る能力が高いといえる。そのため、例えば噴射不良が生じているノズル22が一方の噴射ヘッド21にある場合には、その噴射ヘッド21を第2払拭工程で払拭するようにしてもよい。
・メンテナンス機構31は、ワイピングユニット41の走査方向Xにおける両側にフラッシングユニット33を有していてもよい。この構成によれば、払拭領域23L,23Rの払拭が終了した後に、液体噴射部20が搬送領域PAに向けて移動する過程で、ワイピングユニット41の搬送領域PA側にあるフラッシングユニット33にフラッシングを行うことができる。
この場合、ワイピングユニット41の搬送領域PA側にある液体受容部32の大きさは、噴射ヘッド21Lの全てのノズル22から同時に噴射された液滴を一度に受容できるように設定されていることが好ましい。ただし、メンテナンス機構31の走査方向Xにおける長さを短くするために、少なくとも1列のノズル列24を構成するノズル22から噴射される液滴を受容できるように、液体受容部32の大きさを設定してもよい。
・第1方向+Yにおける終点側(媒体Sの搬送方向における下流側)を保持機構43の起点位置として、払拭部42aが保持機構43とともに第2方向−Yに往路移動するとともに、払拭部42aが保持機構43とともに第1方向+Yに復路移動するようにしてもよい。
・第1方向+Yにおける終点側と起点側とにそれぞれ繰出軸44と巻取軸46とを配置して、繰出軸44、巻取軸46及び払拭部材42を移動させることなく、押圧ローラー45を移動方向Yに移動させて液体噴射部20を払拭するようにしてもよい。
・キャリッジ13を備えず、媒体Sの幅(走査方向Xにおける長さ)全体と対応した長尺状の固定された液体噴射部を備える、いわゆるフルラインタイプの液体噴射装置に変更してもよい。この場合の液体噴射部は、ノズルが形成された複数の単位ヘッド部を並列配置することによって印刷範囲が媒体Sの幅全体に亘るようにしてもよいし、単一の長尺ヘッドに媒体Sの幅全体に亘るように多数のノズルを配置することによって、印刷範囲が媒体Sの幅全体に亘るようにしてもよい。
・液体噴射装置は、印刷機能のみを備えるプリンターであってもよいし、ファクシミリ、複写装置、またはこれら装置を備える複合機に備えられるプリンターであってもよい。
・液体噴射部20が噴射する液体は、インク以外の流体(液体や、機能材料の粒子が液体に分散又は混合されてなる液状体、ゲルのような流状体、流体として流して噴射できる固体を含む)ものであってもよい。例えば、液晶ディスプレイ、EL(エレクトロルミネッセンス)ディスプレイ及び面発光ディスプレイの製造などに用いられる電極材や色材(画素材料)などの材料を分散または溶解のかたちで含む液状体を噴射する構成にしてもよい。
11…液体噴射装置、20…液体噴射部、22…ノズル、23…ノズル開口領域、23D,23G,23L…第1払拭領域、23E,23H,23R…第2払拭領域、42,42B…払拭部材、42a…払拭部、43…保持機構、S…媒体、−Y…第2方向、+Y…第1方向、HP…待機位置、PA…搬送領域。

Claims (5)

  1. 媒体に液体を噴射する複数のノズルが開口するノズル開口領域が設けられた液体噴射部と、
    前記ノズル開口領域を第1方向または前記第1方向の反対方向となる第2方向に払拭する払拭部と、
    を備え、
    前記ノズル開口領域は、前記第1方向と交差する方向において異なる位置にある第1払拭領域と第2払拭領域とを含み、
    前記払拭部は、前記第1払拭領域を前記第1方向に払拭し、前記第2払拭領域を前記第2方向に払拭することを特徴とする液体噴射装置。
  2. 前記第1方向と交差する方向において、前記払拭部の長さは前記ノズル開口領域よりも短いことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記液体噴射部は、前記第1方向と交差する方向において、媒体が搬送される搬送領域と、前記液体噴射部が待機するための待機位置との間を移動可能であり、
    前記払拭部は、前記第1方向と交差する方向において前記搬送領域と前記待機位置との間に配置され、前記第1払拭領域及び前記第2払拭領域のうち、前記第1方向と交差する方向において前記搬送領域側となる領域から順に払拭することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の液体噴射装置。
  4. 前記払拭部は払拭部材の一部からなり、
    前記払拭部材を保持する保持機構を備え、
    前記保持機構は、前記払拭部が前記第1払拭領域を払拭するときと、前記第2払拭領域を払拭するときとで前記払拭部材の異なる位置が前記液体噴射部に接触するように、前記払拭部材における前記払拭部の位置を変更することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
  5. 前記第1払拭領域を前記第1方向に払拭するときの前記第1払拭領域の終端は、前記第2払拭領域よりも前記第1方向における終点側にあることを特徴とする請求項1から請求項4のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
JP2013253927A 2013-12-09 2013-12-09 液体噴射装置 Active JP6379480B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253927A JP6379480B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 液体噴射装置
US14/551,987 US9254665B2 (en) 2013-12-09 2014-11-24 Liquid ejecting apparatus
US14/979,295 US9463629B2 (en) 2013-12-09 2015-12-22 Liquid ejecting apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013253927A JP6379480B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 液体噴射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015112725A true JP2015112725A (ja) 2015-06-22
JP6379480B2 JP6379480B2 (ja) 2018-08-29

Family

ID=53270282

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013253927A Active JP6379480B2 (ja) 2013-12-09 2013-12-09 液体噴射装置

Country Status (2)

Country Link
US (2) US9254665B2 (ja)
JP (1) JP6379480B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3208092A1 (en) 2016-02-10 2017-08-23 Fujifilm Corporation Liquid ejection device and cleaning method
JP2019059057A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出ヘッドのノズル面払拭方法及びノズル面払拭装置並びに液滴吐出装置
JP2020019283A (ja) * 2019-11-06 2020-02-06 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置及びクリーニング装置

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6379480B2 (ja) * 2013-12-09 2018-08-29 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP6700576B2 (ja) * 2015-10-09 2020-05-27 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
EP3523130B1 (en) * 2016-10-05 2024-05-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Wiping nozzles of fluid ejection dies
JP6896502B2 (ja) * 2017-05-01 2021-06-30 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置および処理液保持ユニット
JP7346138B2 (ja) * 2019-07-30 2023-09-19 キヤノン株式会社 記録装置およびその制御方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295862A (ja) * 1988-10-03 1990-04-06 Canon Inc 記録ヘッドのワイピング方法
JPH0671904A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Seiko Epson Corp カラーインクジェット記録装置
JPH10217494A (ja) * 1996-12-04 1998-08-18 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2010234668A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujifilm Corp ヘッドクリーニング方法及び装置
JP2012185763A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Seiko Epson Corp 記録媒体処理装置、記録媒体処理装置の制御方法、及びプログラム
US20130257931A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus and method of wiping recording head
JP2014043026A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Canon Inc 記録装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE69723215T2 (de) * 1996-12-04 2004-04-22 Canon K.K. Ein Tintenstrahlaufzeichnungsgerät
JP4222234B2 (ja) 2004-03-17 2009-02-12 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置
JP5720232B2 (ja) 2010-12-17 2015-05-20 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置及びクリーニング方法
JP2012218238A (ja) 2011-04-06 2012-11-12 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP5899840B2 (ja) 2011-11-11 2016-04-06 セイコーエプソン株式会社 ワイパーユニット及び液体噴射装置
CN103101307B (zh) 2011-11-11 2016-03-23 精工爱普生株式会社 擦拭单元以及液体喷射装置
JP6379480B2 (ja) * 2013-12-09 2018-08-29 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0295862A (ja) * 1988-10-03 1990-04-06 Canon Inc 記録ヘッドのワイピング方法
JPH0671904A (ja) * 1992-08-26 1994-03-15 Seiko Epson Corp カラーインクジェット記録装置
JPH10217494A (ja) * 1996-12-04 1998-08-18 Canon Inc インクジェット記録装置
JP2010234668A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Fujifilm Corp ヘッドクリーニング方法及び装置
JP2012185763A (ja) * 2011-03-08 2012-09-27 Seiko Epson Corp 記録媒体処理装置、記録媒体処理装置の制御方法、及びプログラム
US20130257931A1 (en) * 2012-03-30 2013-10-03 Canon Kabushiki Kaisha Ink jet recording apparatus and method of wiping recording head
JP2013226805A (ja) * 2012-03-30 2013-11-07 Canon Inc インクジェット記録装置および、記録ヘッドの払拭方法
JP2014043026A (ja) * 2012-08-24 2014-03-13 Canon Inc 記録装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3208092A1 (en) 2016-02-10 2017-08-23 Fujifilm Corporation Liquid ejection device and cleaning method
US9878546B2 (en) 2016-02-10 2018-01-30 Fujifilm Corporation Liquid ejection device and cleaning method
JP2019059057A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 富士ゼロックス株式会社 液滴吐出ヘッドのノズル面払拭方法及びノズル面払拭装置並びに液滴吐出装置
JP7003529B2 (ja) 2017-09-25 2022-01-20 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 液滴吐出ヘッドのノズル面払拭方法及びノズル面払拭装置並びに液滴吐出装置
JP2020019283A (ja) * 2019-11-06 2020-02-06 セイコーエプソン株式会社 液体噴射装置及びクリーニング装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6379480B2 (ja) 2018-08-29
US9463629B2 (en) 2016-10-11
US20150158302A1 (en) 2015-06-11
US20160136959A1 (en) 2016-05-19
US9254665B2 (en) 2016-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6379480B2 (ja) 液体噴射装置
JP6119312B2 (ja) 液体吐出装置および吐出ヘッドの洗浄方法
JP6070084B2 (ja) 液体噴射装置
JP5377188B2 (ja) 液体吐出ヘッド清掃装置およびインクジェット記録装置
JP5455575B2 (ja) 記録装置
JP6500593B2 (ja) メンテナンス装置及び液体噴射装置
US20110279525A1 (en) Recording apparatus
JP5281537B2 (ja) ヘッド洗浄装置およびヘッド洗浄方法、インクジェット記録装置
KR100788668B1 (ko) 잉크젯 화상형성장치
JP6204323B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6233389B2 (ja) 液体吐出装置および吐出ヘッドの洗浄方法
JP6988245B2 (ja) 液体噴射装置
JP5573783B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6575501B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6579090B2 (ja) 記録ヘッド及びそれを備えたインクジェット記録装置
JP6602020B2 (ja) 液体吐出装置
JP6081975B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6028900B2 (ja) 液体吐出装置、及び、送風方法
JP6308154B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6319146B2 (ja) インクジェット記録装置
JP6299657B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2019202473A (ja) インクジェット記録装置
JP5262345B2 (ja) 記録装置及びヘッドメンテナンス方法
JP2019202472A (ja) インクジェット記録装置
JP2010221536A (ja) 記録装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20160617

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20160627

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20161111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170725

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180703

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180716

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6379480

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150