JP2015089051A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】トランジスタに流れる電流の検出感度と、トランジスタに逆並列に接続されたダイオードに流れる電流の検出感度とを独立に調整できる、半導体装置を提供すること。【解決手段】トランジスタと、前記トランジスタと逆並列に接続されたダイオードと、前記トランジスタに流れる電流に応じたセンス電流を生成するセンストランジスタと、前記ダイオードに流れる電流に応じたセンスダイオード電流を生成するセンスダイオードと、前記センストランジスタのエミッタと前記センスダイオードのアノードに接続された一端と、前記トランジスタのエミッタと前記ダイオードのアノードに接続された他端とを有し、前記センス電流又は前記センスダイオード電流が流れる抵抗部と、前記センス電流が前記抵抗部を流れるときと前記センスダイオード電流が前記抵抗部を流れるときとで、前記抵抗部の抵抗値を異ならせる抵抗値制御手段とを備える、半導体装置。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体装置に関する。
従来、トランジスタに流れる電流と、トランジスタに逆並列に接続されたダイオードに流れる電流とを、共通のセンス抵抗で検出する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−268054号公報
しかしながら、トランジスタに流れる電流と、トランジスタに逆並列に接続されたダイオードに流れる電流とを、共通のセンス抵抗で検出する場合、従来技術のセンス抵抗では、それらの電流それぞれの検出感度を独立に調整することが難しい。
そこで、トランジスタに流れる電流の検出感度と、トランジスタに逆並列に接続されたダイオードに流れる電流の検出感度とを独立に調整できる、半導体装置の提供を目的とする。
一つの案では、
トランジスタと、
前記トランジスタと逆並列に接続されたダイオードと、
前記トランジスタに流れる電流に応じたセンス電流を生成するセンストランジスタと、
前記ダイオードに流れる電流に応じたセンスダイオード電流を生成するセンスダイオードと、
前記センストランジスタのエミッタと前記センスダイオードのアノードに接続された一端と、前記トランジスタのエミッタと前記ダイオードのアノードに接続された他端とを有し、前記センス電流又は前記センスダイオード電流が流れる抵抗部と、
前記センス電流が前記抵抗部を流れるときと前記センスダイオード電流が前記抵抗部を流れるときとで、前記抵抗部の抵抗値を異ならせる抵抗値制御手段とを備える、半導体装置が提供される。
一態様によれば、トランジスタに流れる電流の検出感度と、トランジスタに逆並列に接続されたダイオードに流れる電流の検出感度とを独立に調整できる。
半導体装置における一実施例の構成図である。 半導体装置の動作波形の一例を示したタイミングチャートである。 半導体装置における一実施例の構成図である。 半導体装置における一実施例の構成図である。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、半導体装置の一例である駆動装置1の構成例を示した図である。駆動装置1は、集積回路により形成された構成を有する半導体デバイスでもよいし、ディスクリート部品により形成された構成を有する半導体デバイスでもよい。
駆動装置1は、トランジスタ部11のメイントランジスタ12をオンオフ駆動することによって、第1の導電部61又は第2の導電部62に接続される誘導性の負荷(例えば、インダクタ、モータなど)を駆動する手段を備えた半導体回路である。駆動装置1が単数又は複数使用される装置として、例えば、直流電圧を昇圧又は降圧又は昇降圧するコンバータ、直流電力と交流電力との間で電力変換するインバータなどが挙げられる。
例えば、駆動装置1が複数使用される装置では、誘導性の負荷が接続される中間ノードに対してハイサイドとローサイドのそれぞれに設けられたスイッチング素子10が直列に接続されたスイッチング回路が設けられる。例えば、駆動装置1が複数使用される装置の一例である三相インバータは、当該スイッチング回路を3個並列に備えている。
導電部61は、電源の正極等の高電源電位部に導電的に接続される電流経路であり、高電源電位部に他のスイッチング素子又は負荷を介して間接的に接続されてもよい。導電部62は、電源の負極等の低電源電位部(例えば、グランド電位部)に導電的に接続される電流経路であり、低電源電位部に他のスイッチング素子又は負荷を介して間接的に接続されてもよい。
駆動装置1は、スイッチング素子10を備えている。スイッチング素子10は、電流センス機能付きの絶縁ゲート型電圧制御半導体素子である。スイッチング素子10は、トランジスタ部11と、ダイオード部14とを有している。
スイッチング素子10は、例えば、トランジスタ部11がInsulated Gate Bipolar Transistor(IGBT)である場合、トランジスタ部11とダイオード部14とが共通の半導体基板に設けられたダイオード内蔵IGBTである。ダイオード内蔵IGBTは、ダイオードのアノード電極とIGBTのエミッタ電極とを共通電極とし、ダイオードのカソード電極とIGBTのコレクタ電極とを共通電極とした構造を有している。ダイオード内蔵IGBTは、逆導通IGBT(Reverse Conducting(RC)‐IGBT)とも称される。
トランジスタ部11の具体例として、IGBT,MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などのパワートランジスタ素子が挙げられる。図1には、トランジスタ部11の一例であるIGBTが図示されている。以下、説明の便宜上、トランジスタ部11がIGBTであるとして、説明する。MOSFETの場合であれば、「コレクタ」を「ドレイン」に、「エミッタ」を「ソース」に置き換えて読むとよい。
トランジスタ部11のゲート端子Gは、例えば、ゲート端子Gに直列接続されたゲート抵抗を介して、制御回路40の駆動回路43に接続される制御端子である。トランジスタ部11のコレクタ端子Cは、例えば、接続点cに接続され、接続点cを介して導電部61に接続される第1の主端子である。トランジスタ部11のエミッタ端子Eは、例えば、接続点dに接続され、接続点dを介して導電部62に接続される第2の主端子である。トランジスタ部11のセンスエミッタ端子SEは、例えば、接続点bに接続され、接続点bを介して抵抗回路20の一端に接続されるセンス端子である。センスエミッタ端子SEは、抵抗回路20の他端が接続される接続点dを介して、導電部62に接続される。
トランジスタ部11は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13を含んで構成されている。メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13は、IGBT等のスイッチング素子である。センストランジスタ13は、メイントランジスタ12に並列に接続されている。メイントランジスタ12とセンストランジスタ13は、それぞれ、複数のセルトランジスタから構成されてよい。
メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のそれぞれのゲート電極gは、トランジスタ部11のゲート端子Gに共通接続される制御電極である。メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のそれぞれのコレクタ電極cは、トランジスタ部11のコレクタ端子Cに共通接続される第1の主電極である。メイントランジスタ12のエミッタ電極eは、トランジスタ部11のエミッタ端子Eに接続される第2の主電極である。センストランジスタ13のセンスエミッタ電極seは、トランジスタ部11のセンスエミッタ端子SEに接続されるセンス電極である。
センストランジスタ13は、メイントランジスタ12に流れる電流に応じた電流を生成するセンストランジスタの一例であり、メイントランジスタ12に流れる電流が大きいほど大きな電流が流れるセンス素子である。センストランジスタ13は、例えば、メイントランジスタ12に流れる主電流Ieに比例したセンス電流Iseを出力する。
例えば、コレクタ端子Cからトランジスタ部11に流入するコレクタ電流は、メイントランジスタ12を流れる主電流Ieとセンストランジスタ13を流れるセンス電流Iseとにセンス比nで分割される。センス電流Iseは、主電流Ieに応じてセンス比nの割合で流れる電流であり、主電流Ieよりも電流値がセンス比nによって小さくされた電流である。センス比nは、例えば、メイントランジスタ12のエミッタ電極eの面積と、センストランジスタ13のセンスエミッタ電極seの面積との比に応じて決定される。
主電流Ieは、メイントランジスタ12におけるコレクタ電極cとエミッタ電極eとを流れ、エミッタ端子Eから出力される。エミッタ端子Eから出力された主電流Ieは、接続点dを介して、導電部62を流れる。センス電流Iseは、センストランジスタ13におけるコレクタ電極cとセンスエミッタ電極seとを流れ、センスエミッタ端子SEから出力される。センスエミッタ端子SEから出力されたセンス電流Iseは、抵抗回路20及び接続点dを経由して、導電部62を流れる。
一方、ダイオード部14は、メインダイオード15及びセンスダイオード16を含んで構成されている。
メインダイオード15は、メイントランジスタ12に逆並列に接続されたダイオードの一例であり、エミッタ端子Eに接続されたアノードと、コレクタ端子Cに接続されたカソードとを有する逆導通素子である。メインダイオード15のアノード電極は、エミッタ端子Eが接続された接続点dに接続され、接続点dを介して導電部62に接続されたP型電極である。メインダイオード15のカソード電極は、コレクタ端子Cが接続された接続点cに接続され、接続点cを介して導電部61に接続されたN型電極である。
センスダイオード16は、メインダイオード15に流れる電流に応じた電流を生成するセンスダイオードの一例であり、メインダイオード15に流れる電流が大きいほど大きな電流が流れるセンス素子である。センスダイオード16は、例えば、メインダイオード15に流れるダイオード電流Idに比例したセンスダイオード電流Isdを出力する。
センスダイオード電流Isdは、ダイオード電流Idに応じてセンス比mの割合で流れる電流であり、ダイオード電流Idよりも電流値がセンス比mによって小さくされた電流である。
センスダイオード16のアノード電極は、センスエミッタ端子SEが接続された接続点bに接続され、抵抗回路20及び接続点dを介して導電部62に接続されたP型電極である。センスダイオード16のカソード電極は、コレクタ端子Cが接続された接続点cに接続され、接続点cを介して導電部61に接続されたN型電極である。
駆動装置1は、センスエミッタ端子SEとエミッタ端子Eとの間に設けられた抵抗回路20を有している。抵抗回路20は、センストランジスタ13のセンスエミッタ電極seとセンスダイオード16のアノード電極とに共通に接続された接続点bに接続される一端と、メイントランジスタ12のエミッタ電極eとメインダイオード15のアノード電極とに共通に接続された接続点dに接続される他端とを有する抵抗部の一例である。
抵抗回路20は、複数のセンス抵抗21,22を並列に有している。センス抵抗21は、接続点bに接続された一端と、接続点dに接続された他端とを有する第1の抵抗素子である。センス抵抗22は、接続点bに接続された一端と、トランジスタ31を介して接続点dに接続された他端とを有する第2の抵抗素子である。
駆動装置1は、センス抵抗22と、センス抵抗22に直列に接続されたトランジスタ31とを有する直列回路を備えている。当該直列回路は、センス抵抗21に並列に接続されている。トランジスタ31は、抵抗回路20により発生するセンス電圧Vseの検出結果に基づいて、抵抗回路20の抵抗値を変化させる抵抗値制御部の一例である。
センス電圧Vseは、例えば、抵抗回路20の両端電圧であり、接続点bと接続点dとの電位差に等しい。センス電圧Vseは、センスダイオード16の順方向と同方向のセンスダイオード電流Isdが抵抗回路20に流れているとき、負の電圧値であり、センスダイオード16の順方向とは逆方向のセンス電流Iseが抵抗回路20に流れているとき、正の電圧値である。また、センス電圧Vseは、センスダイオード電流Isd又はセンス電流Iseが抵抗回路20に流れていないとき、零である。
抵抗回路20の抵抗値は、センス抵抗21とセンス抵抗22の合成抵抗値Raに等しい値である。なお、合成抵抗値Raは、トランジスタ31のオン抵抗も含めて合成された抵抗値であってもよい。
トランジスタ31は、センス電圧Vseの検出結果に基づいてコンパレータ49から出力された出力信号S6が入力される制御電極と、センス抵抗22を介して接続点bに接続された第1の主電極と、接続点dに接続された第2の主電極とを有している。センス抵抗22とトランジスタ31の配置位置は、互いに置換されてもよい。
図1には、トランジスタ31がNチャネル型MOSFETである場合が例示されている。この場合、トランジスタ31は、出力信号S6が入力されるゲート電極と、センス抵抗22を介して接続点bに接続されたドレイン電極と、接続点dに接続されたソース電極とを有している。なお、トランジスタ31は、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチング素子でもよい。
トランジスタ31は、センスダイオード電流Isdが抵抗回路20を流れることにより発生する負のセンス電圧Vseの検出結果に基づいてローレベルの出力信号S6が出力されているとき、オフしている。つまり、センス電圧Vseが負の値であるとき、トランジスタ31はオフしている。トランジスタ31がオフのときの合成抵抗値Raは、センス抵抗21の抵抗値に等しく、トランジスタ31がオンのときよりも大きな抵抗値である。
一方、トランジスタ31は、センス電流Iseが抵抗回路20を流れることにより発生する正のセンス電圧Vseの検出結果に基づいてハイレベルの出力信号S6が出力されているとき、オンしている。つまり、センス電圧Vseが正の値であるとき、トランジスタ31はオンしている。トランジスタ31がオンのときの合成抵抗値Raの逆数は、センス抵抗21の抵抗値の逆数とセンス抵抗22の抵抗値の逆数との和に等しい。つまり、トランジスタ31がオンのときの合成抵抗値Raは、トランジスタ31がオフのときよりも小さな抵抗値である。
このように、トランジスタ31はセンス電圧Vseの検出結果に基づいて合成抵抗値Raを変化させることができる。そのため、主電流Ieの検出とダイオード電流Idの検出とに抵抗回路20を共用していても、主電流Ieの検出感度とダイオード電流Idの検出感度とを独立に調整できる。
例えば、トランジスタ31は、センス電圧Vseが、抵抗回路20を流れるセンス電流Iseにより発生する電圧であるか、抵抗回路20を流れるセンスダイオード電流Isdにより発生する電圧であるかで、合成抵抗値Raを異ならせる。これにより、トランジスタ31は、合成抵抗値Raを、主電流Ieを検出するときとダイオード電流Idを検出するときとで異なる値に設定できるので、主電流Ieの検出感度とダイオード電流Idの検出感度とを独立に調整できる。
例えば、抵抗回路20を流れるセンス電流Iseにより発生するときのセンス電圧Vseを電圧Vs1とし、抵抗回路20を流れるセンスダイオード電流Isdにより発生するときのセンス電圧Vseを電圧Vs2とする。例えば、電圧Vs1は、正の電圧値であり、電圧Vs2は、負の電圧値である。
トランジスタ31は、センス電圧Vseが電圧Vs2であるとき、センス電圧Vseが電圧Vs1であるときよりも合成抵抗値Raを大きくすることにより、センスダイオード電流Isdの検出感度を上げることができる。これにより、微小なセンスダイオード電流Isdを精度良く検出できるので、ダイオード電流Idの検出感度も上がる。したがって、零よりも僅かに大きなダイオード電流Idがメインダイオード15に流れていることを、センス電圧Vseによって高精度に検出できる。
一方、トランジスタ31は、センス電圧Vseが電圧Vs1であるとき、センス電圧Vseが電圧Vs2であるときよりも合成抵抗値Raを小さくすることにより、センス電流Idの検出感度を下げることができる。これにより、主電流Ieが所定値以上の比較的大きな電流(例えば、過電流)であっても、そのような大きな電流をセンス電圧Vseによって検出できる。また、センス電圧Vseが過大になることを防止でき、抵抗回路20で発生する損失を抑えることができる。
駆動装置1は、制御回路40を備えている。制御回路40は、センス電圧Vseの検出結果に基づいて、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13の駆動を制御する制御部の一例である。
制御回路40は、センスダイオード電流Isdが抵抗回路20を流れることにより発生する負のセンス電圧Vseが検出されるとき、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオフさせる。これにより、ダイオード電流Idが流れているときに、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13がオンすることを防止できる。また、ダイオード電流Idが流れているときに、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13がオンすることによって、ダイオード部14の損失が増大することを防止できる。
例えば、制御回路40は、センス電圧Vseが所定の閾値(例えば、零又は所定の負の電圧値)以下であることが検出されるとき、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオフさせる。
制御回路40は、コンパレータ49と、コンパレータ46と、AND回路42と、駆動回路43とを有している。
コンパレータ49は、センス電流Iseが抵抗回路20に流れているときかセンスダイオード電流Isdが抵抗回路20に流れているときかを判定する判定回路の一例である。コンパレータ49は、センスダイオード電流Isdの流れが終わること又はセンス電流Iseの流れが始まることを検出することができ、センス電流Iseの流れが終わること又はセンスダイオード電流Isdの流れが始まることを検出することができる。
コンパレータ49は、センス電圧Vseが所定の閾値Vthを跨ぐことを検出したタイミングで、出力信号S6の電圧レベルを反転させる。例えば、コンパレータ49は、接続点bに接続された非反転入力部と、接続点dに接続される反転入力部とを有している。この場合、閾値Vthは零に設定される。
コンパレータ49の出力信号S6は、AND回路48とトランジスタ31とに入力される。
ダイオード電流Idが流れているとき、センスダイオード電流Isdも流れているため、センス電圧Vseは負電圧である。コンパレータ49は、センス電圧Vseが負の値から零以上の値(すなわち、零又は正の値)に変化することを検出した時、出力信号S6をローレベルからハイレベルに切り替える。
出力信号S6がローレベルからハイレベルに切り替わると、トランジスタ31はオンする。トランジスタ31のオンによって、合成抵抗値Raは小さくなる。トランジスタ31のオンのとき、センス電流Iseは、トランジスタ31及びセンス抵抗22、並びにセンス抵抗21を流れる。
一方、主電流Ieが流れているとき、センス電流Iseも流れているため、センス電圧Vseは正電圧である。コンパレータ49は、センス電圧Vseが正の値から零以下の値(すなわち、零又は負の値)に変化することを検出した時、出力信号S6をハイレベルからローレベルに切り替える。
出力信号S6がハイレベルからローレベルに切り替わると、トランジスタ31はオフする。トランジスタ31のオフによって、合成抵抗値Raは大きくなる。トランジスタ31のオフのとき、センスダイオード電流Isdは、トランジスタ31及びセンス抵抗22を流れずに、センス抵抗21を流れる。
コンパレータ46は、抵抗回路20にセンス電流Iseが流れることにより発生したセンス電圧Vseに基づいて、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオフさせる過電流検出回路の一例である。コンパレータ46は、抵抗回路20の一端に接続される反転入力部と、一定の基準電圧VR2を出力する基準電圧部47に接続される非反転入力部とを有している。基準電圧VR2は、主電流Ieが過電流であるか否かを判定するための閾値電圧である。
コンパレータ46は、ダイオード電流Idが流れているとき、センス電圧Vseは基準電圧VR2よりも低いため、ハイレベルの出力信号S4を出力する。また、コンパレータ46は、過電流よりも小さな通常の主電流Ieがメイントランジスタ12に流れているとき、センス電圧Vseは基準電圧VR2よりも低いため、ハイレベルの出力信号S4を出力する。また、コンパレータ46は、所定値以上の過大な主電流Ieがメイントランジスタ12に流れると、センス電圧Vseは基準電圧VR2よりも高くなるため、ローレベルの出力信号S4を出力する。
制御回路40は、コンパレータ49の出力信号S6とコンパレータ46の出力信号S4が入力されるAND回路48を有している。AND回路48は、出力信号S4の電圧レベルと出力信号S6の電圧レベルとに基づいて、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオンさせるかオフさせるかを判定する判定部の一例である。AND回路48は、出力信号S4と出力信号S6との論理積を演算して出力信号S5を出力する。
AND回路42は、指令信号S1の電圧レベルと出力信号S5の電圧レベルとに基づいて、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオンさせるかオフさせるかを判定する判定部の一例である。AND回路42は、指令信号S1と出力信号S5との論理積を演算してプレ駆動信号S2を出力する。指令信号S1は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のオンオフを指令する信号であり、マイクロコンピュータ等の外部装置から供給される信号(例えば、パルス幅変調信号)である。
AND回路42は、指令信号S1と指令信号S5の少なくとも一方がメイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のオフを指示するローレベルの信号である場合、ローレベルのプレ駆動信号S2を出力する。ローレベルのプレ駆動信号S2は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオフさせるための信号である。つまり、AND回路42は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のオンを指示するハイレベルの指令信号S1を受けても、指令信号S5がローレベルであるとき、ローレベルのプレ駆動信号S2を出力する。
一方、AND回路42は、指令信号S1と指令信号S5のいずれも、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のオンを指示するハイレベルの信号である場合、ハイレベルのプレ駆動信号S2を出力する。ハイレベルのプレ駆動信号S2は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオンさせるための信号である。
駆動回路43は、AND回路42から出力されるプレ駆動信号S2と同位相のゲート駆動信号S3を出力する。駆動回路43は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13を駆動できるように、プレ駆動信号S2の電圧レベルを高くシフトして、プレ駆動信号S2の電圧レベルよりも大きなゲート駆動信号S3を出力する。
これにより、制御回路40は、ダイオード電流Idがメインダイオード15に流れることと過大な主電流Ieがメイントランジスタ12に流れることとの少なくとも一方が検出されたとき、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオフできる。一方、通常の主電流Ieがメイントランジスタ12に流れていることが検出されているとき、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13をオンできる。
図2は、駆動装置1の動作波形の一例を示したタイミングチャートである。指令信号S1は、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13のオンオフを指令する信号である。電流Iswは、導電部62を流れる電流であり、主電流Ieとダイオード電流Idとの和にほぼ等しい。なお、センス電流Iseは主電流Ieよりも十分小さく、センスダイオード電流Isdはダイオード電流Idよりも十分小さいため、センス電流Ise及びセンスダイオード電流Isdは、電流Iswに対して無視できる大きさである。
電流Iswが負の値である期間は、電流Iswが、メインダイオード15及びセンスダイオード16の順方向と同方向に流れていることを表す。メインダイオード15及びセンスダイオード16の順方向とは、アノード電極からカソード電極に向かう方向である。一方、電流Iswが正の値である期間は、電流Iswが、メインダイオード15及びセンスダイオード16の順方向とは逆向きの方向に流れていることを表す。メインダイオード15及びセンスダイオード16の順方向とは逆向きの方向とは、コレクタ端子Cからエミッタ端子E又はセンスエミッタ端子SEに向かう方向である。
ダイオード電流Idが流れているとき、センスダイオード電流Isdが流れているため、センス電圧Vseはローレベルの負電圧である。センス電圧Vseがローレベルの負電圧であるとき、出力信号S6はローレベルである。よって、指令信号S1がハイレベルであり且つ出力信号S6がローレベルであるとき、ゲート駆動信号S3はローレベルになるため、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13は共にオフする。メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13が共にオフすることにより、主電流Ie及びセンス電流Iseの流れは遮断される。出力信号S6はローレベルであるとき、トランジスタ31はオフしている。したがって、主電流Ie及びセンス電流Iseの流れが遮断されているとき、電流Iswは、ダイオード電流Idとセンス抵抗21に流れる抵抗電流I1との和にほぼ等しい。
ダイオード電流Idが減少するにつれて、センスダイオード電流Isdも減少する。センスダイオード電流Isdは、抵抗電流I1にほぼ等しい。ダイオード電流Idが零アンペアまで減少すると、電流Iswもほぼ零アンペアになる。電流Iswが負から正に切り替わる零アンペア付近で、出力信号S6はローレベルからハイレベルに切り替わる(タイミングt1,t4を参照)。これにより、ゲート駆動信号S3はハイレベルになる。
よって、指令信号S1がハイレベルであり且つ出力信号S6がハイレベルであるとき、ゲート駆動信号S3はハイレベルになるため、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13は共にオンする。メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13が共にオンすることにより、主電流Ie及びセンス電流Iseは漸増するため、電流Iswも漸増する(期間t1−t2及び期間t4−t5参照)。
合成抵抗値Raは、センスダイオード電流Isdの流れが終わる又は主電流Iseの流れが始まるタイミングt1又はt3で、センスダイオード電流Isdが流れている期間よりも、トランジスタ31によって大きくなる。これにより、センス電圧Vseが上昇する傾きは緩やかになる(期間t1−t2及び期間t4−t5参照)。
指令信号S1がハイレベルからローレベルに切り替わると、ゲート駆動信号S3はハイレベルからローレベルに切り替わるため(タイミングt2,t5参照)、メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13は共にオフする。メイントランジスタ12及びセンストランジスタ13が共にオフすることにより、主電流Ie及びセンス電流Iseの流れは遮断される(期間t2−t3参照)。
主電流Ieが減少するにつれて、センス電流Iseも減少する。センス電流Iseは、抵抗電流I1と抵抗電流I2との和にほぼ等しい。抵抗電流I2は、センス抵抗22に流れる電流である。主電流Ieが零アンペアまで減少すると、電流Iswもほぼ零アンペアになる。電流Iswが正から負に切り替わる零アンペア付近で、出力信号S6はハイレベルからローレベルに切り替わる(タイミングt2,t5を参照)。これにより、ゲート駆動信号S3はローレベルになる。
合成抵抗値Raは、センス電流Iseの流れが終わるタイミングt2又はt5で、センス電流Iseが流れている期間よりも、トランジスタ31によって大きくなる。なお、合成抵抗値Raは、センスダイオード電流Isdの流れが始まるタイミングt3又はt6で、センス電流Iseが流れている期間よりも、トランジスタ31によって大きくなってもよい。
図3は、半導体装置の一例である駆動装置2の構成例を示した図である。上述の駆動装置の構成例と同一の構成及び効果についての説明は省略する。駆動装置2は、RSフリップフロップ32を有している。RSフリップフロップ32は、指令信号S1の立ち下がりエッジでトランジスタ31をオンからオフに切り替え、センス電圧Vseが閾値を上回ったタイミングでトランジスタ31をオフからオンに切り替える。図2の場合、指令信号S1の立ち下がりエッジは、タイミングt2,t5に相当し、センス電圧Vseが閾値を上回ったタイミングは、タイミングt1,t4に相当する。
このようなRSフリップフロップ32により、コンパレータ49の出力信号S6のチャタリングを除去できるため、トランジスタ31のオンオフ動作を安定化できる。
図4は、半導体装置の一例である駆動装置3の構成例を示した図である。上述の駆動装置の構成例と同一の構成及び効果についての説明は省略する。駆動装置3は、センスエミッタ端子SEとエミッタ端子Eとの間に設けられた抵抗回路25を有している。抵抗回路25は、センストランジスタ13のセンスエミッタ電極seとセンスダイオード16のアノード電極とに共通に接続された接続点bに接続される一端と、メイントランジスタ12のエミッタ電極eとメインダイオード15のアノード電極とに共通に接続された接続点dに接続される他端とを有する抵抗部の一例である。
抵抗回路25は、複数のセンス抵抗23,24を直列に有している。センス抵抗23は、接続点bに接続された一端と、接続点eに接続された他端とを有する第1の抵抗素子である。センス抵抗24は、接続点eに接続された一端と、接続点dに接続された他端とを有する第2の抵抗素子である。
駆動装置3は、センス抵抗24と、センス抵抗24に並列に接続されたトランジスタ34とを有する並列回路を備えている。当該並列回路は、センス抵抗23に直列に接続されている。トランジスタ34は、抵抗回路25により発生するセンス電圧Vseの検出結果に基づいて、抵抗回路25の抵抗値を変化させる抵抗値制御部の一例である。
抵抗回路25の抵抗値は、センス抵抗23とセンス抵抗24の合成抵抗値Rbに等しい値である。なお、合成抵抗値Rbは、トランジスタ34のオン抵抗も含めて合成された抵抗値であってもよい。
トランジスタ34は、センス電圧Vseの検出結果に基づいてコンパレータ49から出力された出力信号S6が入力される制御電極と、センス抵抗23を介して接続点bに接続された第1の主電極と、接続点dに接続された第2の主電極とを有している。トランジスタ34は、センス抵抗23に並列に接続されてもよい。
図4には、トランジスタ34がNチャネル型MOSFETである場合が例示されている。この場合、トランジスタ34は、出力信号S6が入力されるゲート電極と、センス抵抗23を介して接続点bに接続されたドレイン電極と、接続点dに接続されたソース電極とを有している。なお、トランジスタ34は、バイポーラトランジスタ等の他のスイッチング素子でもよい。
トランジスタ34は、センスダイオード電流Isdが抵抗回路25を流れることにより発生する負のセンス電圧Vseの検出結果に基づいてローレベルの出力信号S6が出力されているとき、オフしている。つまり、センス電圧Vseが負の値であるとき、トランジスタ34はオフしている。トランジスタ34がオフのときの合成抵抗値Rbは、センス抵抗23の抵抗値とセンス抵抗24の抵抗値との和に等しく、トランジスタ34がオンのときよりも大きな抵抗値である。
一方、トランジスタ34は、センス電流Iseが抵抗回路20を流れることにより発生する正のセンス電圧Vseの検出結果に基づいてハイレベルの出力信号S6が出力されているとき、オンしている。つまり、センス電圧Vseが正の値であるとき、トランジスタ34はオンしている。トランジスタ34がオンのときの合成抵抗値Rbは、センス抵抗23の抵抗値に等しく、トランジスタ34がオフのときよりも小さな抵抗値である。
このように、トランジスタ34はセンス電圧Vseの検出結果に基づいて合成抵抗値Rbを変化させることができる。そのため、主電流Ieの検出とダイオード電流Idの検出とに抵抗回路25を共用していても、主電流Ieの検出感度とダイオード電流Idの検出感度とを独立に調整できる。
以上、半導体装置を実施形態例により説明したが、本発明は上記実施形態例に限定されるものではない。他の実施形態例の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、トランジスタ等のスイッチング素子は、IGBTに限らず、Nチャネル型のMOSFETでもよいし、Pチャネル型のMOSFETでもよい。
また、例えば、センス抵抗の数は2つに限らず、3つ以上あってもよい。センス抵抗は、抵抗値が変化する可変抵抗であってもよい。
1,2,3 駆動装置(半導体装置の例)
10 スイッチング素子
11 トランジスタ部
12 メイントランジスタ
13 センストランジスタ
14 ダイオード部
15 メインダイオード
16 センスダイオード
20,25 抵抗回路(抵抗部の例)
21,22,23,24 センス抵抗
31,34 トランジスタ(抵抗値制御手段の例)
32 RSフリップフロップ回路(抵抗値制御手段の例)
40 制御回路
47 基準電圧部
61,62 導電部

Claims (12)

  1. トランジスタと、
    前記トランジスタと逆並列に接続されたダイオードと、
    前記トランジスタに流れる電流に応じたセンス電流を生成するセンストランジスタと、
    前記ダイオードに流れる電流に応じたセンスダイオード電流を生成するセンスダイオードと、
    前記センストランジスタのエミッタと前記センスダイオードのアノードに接続された一端と、前記トランジスタのエミッタと前記ダイオードのアノードに接続された他端とを有し、前記センス電流又は前記センスダイオード電流が流れる抵抗部と、
    前記センス電流が前記抵抗部を流れるときと前記センスダイオード電流が前記抵抗部を流れるときとで、前記抵抗部の抵抗値を異ならせる抵抗値制御手段とを備える、半導体装置。
  2. 前記抵抗値制御手段は、前記センスダイオード電流の流れが終わることが検出されたとき、又は、前記センス電流の流れが始まることが検出されたとき、前記抵抗値を変化させる、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記抵抗値制御手段は、前記センス電流の流れが終わることが検出されたとき、又は、前記センスダイオード電流の流れが始まることが検出されたとき、前記抵抗値を変化させる、請求項1又は2に記載の半導体装置。
  4. 前記抵抗値は、前記センスダイオード電流が前記抵抗部を流れるとき、前記センス電流が前記抵抗部を流れるときよりも大きい、請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
  5. 前記抵抗部は、複数の抵抗を有し、
    前記抵抗値制御手段は、前記複数の抵抗の合成抵抗値を変化させる、請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
  6. 前記抵抗値制御手段は、前記抵抗部により発生するセンス電圧の検出結果に基づいて、前記抵抗値を変化させる、請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
  7. 前記抵抗値制御手段は、前記センス電圧が閾値を跨ぐことが検出されたとき、前記抵抗値を変化させる、請求項6に記載の半導体装置。
  8. 前記抵抗値制御手段は、前記センス電圧が負の値から零以上の値に変化することが検出されたとき、又は、前記センス電圧が正の値から零以下の値に変化することが検出されたとき、前記抵抗値を変化させる、請求項6又は7に記載の半導体装置。
  9. 前記センス電圧の検出結果に基づいて前記トランジスタの駆動を制御する制御部を備える、請求項6から8のいずれか一項に記載の半導体装置。
  10. 前記制御部は、前記ダイオードに電流が流れているとき、前記トランジスタをオフさせる、請求項9に記載の半導体装置。
  11. 前記制御部は、前記トランジスタのオン指令を受けても、前記ダイオードに電流が流れているとき、前記トランジスタをオフさせる、請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記制御部は、前記ダイオードに電流が流れることと前記トランジスタに所定値以上の電流が流れることとの少なくとも一方が検出されたとき、前記トランジスタをオフさせる、請求項9から11のいずれか一項に記載の半導体装置。
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