JP5949727B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイオードを内蔵したトランジスタを含む電力変換装置に関するものである。
従来、インバータ、コンバータ等の電力変換装置には、トランジスタとダイオードとを同一基板上に設けたダイオード内蔵トランジスタが用いられる場合がある。
該ダイオード内蔵トランジスタでは、トランジスタのコレクタ電極とダイオードのカソード電極とが共通電極とされ、トランジスタのエミッタ電極とダイオードのアノード電極とが共通電極とされる。そのため、トランジスタにゲート信号が入力され、トランジスタがターンオンした場合、ダイオードのアノードとカソードとが同電位になろうとすることで、ダイオードが順方向動作しにくくなり、結果として、ダイオードの順方向電圧が増大するゲート干渉が発生する。よって、ダイオード通電時に、トランジスタにゲート信号が入力され、トランジスタがターンオンした場合、ダイオードの順方向損失が増大するという問題がある。
そこで、ダイオード内蔵トランジスタにおいて、ダイオードが通電しているか否かを判定し、ダイオードの通電時にはトランジスタへのゲート信号の入力を禁止する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。具体的には、ダイオード及びトランジスタに電流検出用のセンス素子を設け、各センス素子に接続されたセンス抵抗に流れる電流の方向、すなわち、センス抵抗の両端電圧が正値か負値かに基づき、ダイオードが通電しているか否かを判定する。これにより、ダイオード通電時にトランジスタがターンオンしないため、ダイオードの順方向損失の増大を防止することができる。
特開2012−019550号公報
ところで、ダイオード(以下、メインダイオードと呼ぶ)に対して、センス素子であるセンスダイオードは、サイズが小さく、流れる電流もメインダイオードに対して少なくなる。そのため、メインダイオードとセンスダイオードの電流密度が近しい値となる場合がある。
しかしながら、ダイオードは、一般に電流密度と順方向電圧とが比例するため、メインダイオードとセンスダイオードの電流密度が近しい値の場合、両者の順方向電圧の差が小さくなる。そのため、メインダイオードの通電時におけるセンス抵抗の両端電圧が略ゼロとなり、上述したセンス抵抗の両端電圧によるダイオードが通電しているか否かの判定の精度が低下するおそれがある。
そこで、上記課題に鑑み、ダイオード内蔵トランジスタを含む電力変換装置であって、ダイオード内蔵トランジスタ内のダイオードが通電しているか否かを精度良く判定することが可能な電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態において、電力変換装置は、
ゲートに入力される駆動信号により駆動されるトランジスタと、前記トランジスタと並列接続され、前記トランジスタのエミッタからコレクタに向かう方向を順方向とするダイオードと、前記ダイオードに流れる電流を検出するセンスダイオードであって、カソードが前記トランジスタのコレクタに接続されたセンスダイオードと、を含むダイオード内蔵トランジスタと、
前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間に電圧を発生させる電圧発生部であって、前記ダイオードが通電していない場合は、前記ダイオードが通電している場合に対して、所定以上の差を有する前記電圧を発生させる電圧発生部と、
前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間の電圧に基づいて、前記ダイオードが通電しているか否かを判定する判定部と、を備え
前記電圧発生部は、前記センスダイオードのアノードと前記ダイオードのアノードとの間に設けられたセンス抵抗と、前記センスダイオードのアノード及び前記センス抵抗のそれぞれに分岐して接続される電流供給部を含むことを特徴とする。
また、他の実施形態において、電力変換装置は、
ゲートに入力される駆動信号により駆動されるトランジスタと、前記トランジスタと並列接続され、前記トランジスタのエミッタからコレクタに向かう方向を順方向とするダイオードと、前記ダイオードに流れる電流を検出するセンスダイオードであって、カソードが前記トランジスタのコレクタに接続されたセンスダイオードと、を含むダイオード内蔵トランジスタと、
前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間に電圧を発生させる電圧発生部であって、前記ダイオードが通電していない場合は、前記ダイオードが通電している場合に対して、所定以上の差を有する前記電圧を発生させる電圧発生部と、
前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間の電圧に基づいて、前記ダイオードが通電しているか否かを判定する判定部と、を備え、
前記電圧発生部は、前記センスダイオードのアノードに接続され、前記トランジスタが通電している場合において、前記センスダイオードを通電させる電流を供給することが可能な電流供給部を含むことを特徴とする。
本実施の形態によれば、ダイオード内蔵トランジスタを含む電力変換装置であって、ダイオード内蔵トランジスタ内のダイオードが通電しているか否かを精度良く判定することが可能な電力変換装置を提供することができる。
第1の実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。 第1の実施形態に係る半導体装置1の動作を説明する図である。 第2の実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。 第3の実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。 第3の実施形態に係る半導体装置1の動作を説明する図である。 第4の実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。なお、本実施形態に係る電力変換装置は、例えば、ハイブリッド車、電気自動車等においてバッテリの直流電力を三相交流電力に変換して三相交流モータに供給するインバータやバッテリの電圧を昇圧する昇圧コンバータ等であってよい。また、半導体装置1は、上記インバータ、昇圧コンバータに搭載されるパワースイッチング素子として用いられてよい。
半導体装置1は、駆動回路10、ダイオード内蔵トランジスタ20、センス抵抗30、電流源40、コンパレータ50、基準電圧Vref1等を含む。
駆動回路10は、電力変換装置を制御する制御装置(以下、単に制御装置と呼ぶ)からの制御信号に基づいて、後述するダイオード内蔵トランジスタ20に含まれるトランジスタ21m、センストランジスタ21sのゲートに駆動信号を出力可能に構成される。例えば、電力変換装置が昇圧コンバータの場合、所望の電圧に昇圧するためのデューティ比に対応するPWM(Pulse Width Modulation)信号を駆動信号として、トランジスタ21m、センストランジスタ21sのゲートに出力してよい。また、駆動回路10は、後述するコンパレータ50からの判定信号が入力され、該判定信号に基づいて、駆動信号の出力を制限することが可能に構成される。コンパレータ50からの判定信号に基づく、駆動信号の出力制限の詳細については、後述する。
ダイオード内蔵トランジスタ20は、トランジスタ部21とダイオード部22とを含む。
トランジスタ部21は、トランジスタ21mとセンストランジスタ21sとを含む。
トランジスタ21mは、図示しない電源や負荷等と接続され、駆動回路10からの駆動信号により電力変換装置の所定機能(例えば、上記昇圧コンバータにおける昇圧機能)を満足させるためのスイッチング動作を行うスイッチング素子である。センストランジスタ21sは、トランジスタ21mの電流検出用に設けられるスイッチング素子である。なお、トランジスタ21mとセンストランジスタ21sは、例えば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)であって、トレンチゲート構造により構成されるものであってよく、ゲートは、それぞれにおいて共通化されている。よって、センストランジスタ21sは、トランジスタ21mと同様のスイッチング動作(例えば、トランジスタ21mがターンオンすると、センストランジスタ21sもターンオンする)を行う。
トランジスタ21m、及びセンストランジスタ21sのゲートは、駆動回路10と接続される。また、トランジスタ21mは、ダイオード22mと並列接続され、センストランジスタ21sは、センスダイオード22sと並列接続される。具体的には、トランジスタ21mとセンストランジスタ21sのコレクタは、共通化され、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sのカソードと接続される。また、トランジスタ21mのエミッタは、ダイオード22mのアノードと接続され、センストランジスタ21sのエミッタは、センスダイオード22sのアノードと接続される。
また、トランジスタ21mのコレクタは、半導体装置1のコレクタ端子25cを介して、図示しない負荷や電源等と接続される。また、トランジスタ21mのエミッタは、半導体装置1のエミッタ端子25eを介して、図示しない負荷や電源等と接続される。
ダイオード部22は、ダイオード22mとセンスダイオード22sとを含む。
ダイオード22mは、トランジスタ21mに流れる電流を転流させるための整流素子である。センスダイオード22sは、ダイオード22mの電流検出用に設けられる整流素子である。
ダイオード22m及びセンスダイオード22sのカソードは、トランジスタ21mのコレクタに接続される。また、ダイオード22mのアノードは、トランジスタ21mのエミッタに接続される。また、センスダイオード22sのアノードは、センストランジスタ21sのエミッタに接続される。
センス抵抗30は、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向、即ち、トランジスタ21m(のコレクタからエミッタ)に電流が流れているのか、ダイオード22mに電流が流れているのか、又は双方とも電流が流れていないのかを検出するために設けられる。センス抵抗30の一端は、センストランジスタ21sのエミッタ、及びセンスダイオード22sのアノードに接続される。また、センス抵抗30の他端は、トランジスタ21mのエミッタ及びダイオード22mのアノードに接続される。センス抵抗30を用いたダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向の検出手法の詳細については、後述する。
電流源40は、所定の電流を供給することができ、分岐して接続されるセンス抵抗30とセンスダイオード22s(のアノード)とのいずれか一方に該所定の電流を供給することが可能に構成される。電流源40の具体的な作用については、後述する。
コンパレータ50は、エミッタ端子25e(トランジスタ21mのエミッタ又はダイオード22mのアノード)の電位を基準とするセンス抵抗30の両端電圧(以下、単にセンス抵抗30の両端電圧と呼ぶ)と、基準電圧Vref1とが入力され、両者の比較を行う。そして、比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20のダイオード22mが通電しているか否かを判定する。また、コンパレータ50は、比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20のダイオード22mが通電しているか否かに対応する判定信号を駆動回路10に出力する。具体的には、コンパレータ50は、ダイオード22mが通電していないと判定した場合に、駆動信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を許可する判定信号(許可信号)を駆動回路10に出力する。また、ダイオード22mが通電していると判定した場合に、駆動信号(のうち、少なくともオン信号)のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する判定信号(禁止信号)を駆動回路10に出力する。具体的な動作については、後述する。
基準電圧Vref1は、コンパレータ50において、センス抵抗30の両端電圧と比較するための基準となるものである。基準電圧Vref1の詳細(決定手法)については、後述する。
次に、本実施形態に係る半導体装置1の具体的な動作について説明をする。
図2は、本実施形態に係る半導体装置1の動作を説明する図である。図2(a)は、トランジスタ21m及びダイオード22mの双方に電流が流れていない場合における半導体装置1の動作を説明する図である。図2(b)は、トランジスタ21mに電流が流れている場合(ダイオード22mには電流が流れていない場合)における半導体装置1の動作を説明する図である。図2(c)は、ダイオード22mに電流が流れている場合(トランジスタ21mには電流が流れていない場合)における半導体装置1の動作を説明する図である。なお、以下、簡単のため、いくつかの記号の定義を行う。電流源40から供給される電流をI1とする。また、センストランジスタ21sのエミッタからセンス抵抗30に流れる電流をIsとする。また、センス抵抗30の抵抗値をRsとし、両端電圧をVsとする。また、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sの順方向電圧をそれぞれ、VFm、及びVFsとする。
図2(a)を参照するに、駆動回路からトランジスタ21m(センストランジスタ21s)のゲートにオン信号(Hi信号)が入力されず、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間に電流が流れていない。また、ダイオード22mも通電していない。即ち、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、エミッタ(エミッタ端子25e)の電位より高くなる。そのため、電流源40から供給される電流I1は、センスダイオード22sには流れず、センス抵抗30に流れる(図中における点線矢印)。従って、センス抵抗30の両端電圧Vsは、Vs=I1×Rsとなる。
また、図2(b)を参照するに、駆動回路10からトランジスタ21mのゲートにオン信号が入力され、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間(コレクタ端子25cからエミッタ端子25e)に電流が流れている(図中太い矢印)。また、駆動回路10からトランジスタ21mのゲートと共通化されたセンストランジスタ21sのゲートにもオン信号が入力され、センストランジスタ21sのコレクタ−エミッタ間に電流が流れる。これにより、センストランジスタ21sのエミッタからセンス抵抗30に電流Isが流れる(図中点線矢印)。これに併せて、電流源40から供給される電流I1もセンス抵抗30に流れる(図中点線矢印)。従って、センス抵抗30の両端電圧Vsは、Vs=(Is+I1)×Rsとなる。
また、図2(c)を参照するに、ダイオード22mが通電し、エミッタ端子25eからコレクタ端子25cに向けて電流が流れている(図中太い矢印)。この場合、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、トランジスタ21mのエミッタ(エミッタ端子25e)の電位より低くなる。よって、センス抵抗30からセンスダイオード22sに電流が流れる(図中点線矢印)。また、電流源40から供給される電流I1もセンスダイオード22sに流れる(図中点線矢印)。このとき、センス抵抗30の両端電圧Vsは、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sの順方向電圧VFm、及びVFsによりクランプされ、Vs=−VFm+VFsとなる。なお、ダイオード22mは、大きな電流が流れ、それに応じてサイズもある程度大きなものが設定される。また、センスダイオード22sは、電流検出用であり、小さな電流が流れ、サイズもある程度小さいものが設定される。よって、ダイオード22mとセンスダイオード22sの電流密度は比較的近しい値となる場合がある。また、一般的にダイオードの順方向電圧は、電流密度に比例するため、この場合、ダイオード22mの順方向電圧VFmとセンスダイオード22sの順方向電圧VFsとは、近しい値になる。そのため、ダイオード22mが通電している場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vs=−VFm+VFsは、非常に小さい値(略ゼロ)となる場合がある。
ここで、ダイオード22mが通電していない場合において、電流源40からセンス抵抗30に電流I1が流れることにより、ダイオード22mが通電していない場合におけるセンス抵抗30の両端電圧を大きくすることができる。従って、電流源40によって、ダイオード22mが通電している場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vsと通電していない場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vsとの差を明確にすることができる。即ち、センス抵抗30の両端電圧に基づいて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向(ダイオード22mが通電しているか否か)を明確に判定することができる。
次に、センス抵抗30の両端電圧Vsに基づく、コンパレータ50によるダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向の判定手法について説明をする。
上述したとおり、コンパレータ50は、センス抵抗30の両端電圧Vsと基準電圧Vref1との比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向、即ち、ダイオード22mが通電しているか否かを判定する。
ここで、上述したとおり、ダイオード22mが通電していない場合のセンス抵抗30の両端電圧Vsは、トランジスタ21mも通電していない場合には、Vs=I1×Rsであり、トランジスタ21mが通電している場合には、Vs=(Is+I1)×Rsである。また、ダイオード22mが通電している場合のセンス抵抗30の両端電圧Vsは、Vs=−VFm+VFsである。従って、−VFm+VFs<Vref1<I1×Rsを満足するように、基準電圧Vref1を決定することによりコンパレータ50は、センス抵抗30の両端電圧Vsと基準電圧Vref1との比較によりダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向を判定することができる。
また、電流源40から供給される電流I1を適宜設定することにより、上述したとおり、ダイオード22mが通電している場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vs=−VFm+VFsと、ダイオード22mが通電していない場合における両端電圧Vs=I1×Rsとの差を大きくすることができる。従って、ダイオード22mが通電している場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vs=−VFm+VFsと、ダイオード22mが通電していない場合における両端電圧Vs=I1×Rsとの差を明確にすることができる。そのため、コンパレータ50は、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向、即ち、ダイオード22mが通電しているか否かを明確に判定することが可能となり、判定精度が高まる。
次に、コンパレータ50からの判定信号に基づく、駆動信号の出力制限について説明をする。
コンパレータ50は、ダイオード22mが通電していないと判定した場合に、駆動信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を許可する判定信号(許可信号)を駆動回路10に出力する。また、ダイオード22mが通電していると判定した場合に、駆動信号のうち、少なくともオン信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する判定信号(禁止信号)を駆動回路10に出力する。
駆動回路10は、コンパレータ50から判定信号として許可信号を受信した場合、制御装置からの制御信号に基づく、駆動信号をトランジスタ21mのゲートに出力する。また、駆動回路10は、コンパレータ50から判定信号として禁止信号を受信した場合、駆動信号の出力を制限する。例えば、トランジスタ21mをターンオンするオン信号(Hi信号)及びターンオフするオフ信号(Lo信号)の双方とも出力しないようにしてもよいし、トランジスタ21mをターンオンするオン信号を出力しないようにしてもよい。これにより、ダイオード22mが通電している場合に、トランジスタ21mがターンオンされることがないため、ゲート干渉によるダイオード22mの順方向損失を低減することができる。特に、上述したとおり、電流源40からの電流I1によって、コンパレータ50におけるダイオード22mが通電しているか否かの判定精度が高まるため、より適切にゲート干渉によるダイオード22mの順方向損失を低減することができる。
なお、コンパレータ50からの判定信号(禁止信号)により駆動信号の出力を制限する具体構成としては、例えば、駆動回路10の出力部を接地させるトランジスタを設け、禁止信号をオン信号(Hi信号)として該トランジスタのゲートに入力してターンオンする構成としてよい。これにより、駆動回路10の出力部が接地され、駆動回路10は、オン信号(Hi信号)を出力することができない。
[第2の実施形態]
次いで、第2の実施形態について説明をする。
本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1は、電流源40の代わりにプルアップ抵抗45が設けられる点において、第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して、異なる部分を中心に説明をする。
図3は、本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。ここでは、第1の実施形態における図1と異なる部分であるプルアップ抵抗45について説明をする。
プルアップ抵抗45は、センス抵抗30とセンスダイオード22s(のアノード)とに分岐して接続される。また、プルアップ抵抗45のセンス抵抗30側の一端の電位に対して、他端の電位が高くなるように、プルアップ抵抗45は構成される。これにより、第1の実施形態における電流源と同様、センス抵抗30とセンスダイオード22s(のアノード)とのいずれか一方に電流を供給することが可能となる。なお、以下において、簡単のため、プルアップ抵抗45の抵抗値をRp、センス抵抗側の一端を基準とするプルアップ抵抗45の両端電圧(以下、単にプルアップ抵抗45の両端電圧と呼ぶ)をVp、プルアップ抵抗45からセンス抵抗又はセンスダイオード22sに流れる電流をIp(=Vp/Rp)とする。具体的には、ダイオード22mが通電していない場合に、プルアップ抵抗45からセンス抵抗30に電流Ipが流れ、ダイオード22mが通電している場合に、プルアップ抵抗45からダイオード22m(のアノード)に電流Ipが流れる。以下、より具体的に説明をする。
トランジスタ21mとダイオード22mの双方が通電していない場合、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、エミッタ(エミッタ端子25e)の電位より高くなる。そのため、プルアップ抵抗45からセンスダイオード22sには電流は流れず、プルアップ抵抗45からセンス抵抗30に電流Ipが流れる。このとき、センス抵抗30の両端電圧Vsは、Vs=Rs×Ip=(Rs/Rp)×Vpとなる。
また、トランジスタ21mが通電している場合、駆動回路10からトランジスタ21mのゲートにオン信号が入力され、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間(コレクタ端子25cからエミッタ端子25e)に電流が流れている(図中太い矢印)。また、駆動回路10からトランジスタ21mのゲートと共通化されたセンストランジスタ21sのゲートにもオン信号が入力され、センストランジスタ21sのコレクタ−エミッタ間に電流が流れる。これにより、センストランジスタ21sのエミッタからセンス抵抗30に電流Isが流れる。これに併せて、プルアップ抵抗45から供給される電流Ipもセンス抵抗30に流れる。従って、センス抵抗30の両端電圧Vsは、Vs=(Is+Ip)×Rs=Is×Rs+(Rs/Rp)×Vpとなる。
また、ダイオード22mが通電している場合、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、トランジスタ21mのエミッタ(エミッタ端子25e)の電位より低くなる。よって、センス抵抗30からセンスダイオード22sに電流が流れる。また、プルアップ抵抗45から供給される電流Ipもセンスダイオード22sに流れる。このとき、センス抵抗30の両端電圧Vsは、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sの順方向電圧VFm、及びVFsによりクランプされ、Vs=−VFm+VFsとなる。
このように、第1の実施形態と同様、ダイオード22mが通電していない場合において、プルアップ抵抗45からセンス抵抗30に電流Ipが流れることにより、ダイオード22mが通電していない場合におけるセンス抵抗30の両端電圧を大きくすることができる。従って、プルアップ抵抗45によって、ダイオード22mが通電している場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vsと通電していない場合におけるセンス抵抗30の両端電圧Vsとの差を明確にすることができる。即ち、センス抵抗30の両端電圧に基づいて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向(ダイオード22mが通電しているか否か)を明確に判定することができる。
また、センス抵抗30の両端電圧Vsに基づく、コンパレータ50によるダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向の判定手法は、第1の実施形態と同様であるため、説明を省略する。第1の実施形態と同様に、基準電圧Vref1を決定することにより、コンパレータ50は、該基準電圧Vref1に基づいて、ダイオード22mが通電しているか否かを精度良く判定することができる。なお、本実施形態における基準電圧Vref1が満足すべき条件は、第1の実施形態における電流源40の電流I1をプルアップ抵抗45の電流Ip(=Vp/Rp)に置き換えたものである。
また、コンパレータ50からの判定信号に基づく、駆動信号の出力制限についても、第1の実施形態と同様であり、同様の作用・効果を奏するため、説明を省略する。
[第3の実施形態]
次いで、第3の実施形態について説明をする。
本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1は、センス抵抗30を設けない点において、主に第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して、異なる部分を中心に説明をする。
図4は、本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。
半導体装置1は、駆動回路10、ダイオード内蔵トランジスタ20、電流源40、コンパレータ50、基準電圧Vref1等を含む。第1の実施形態と異なる電流源40、コンパレータ50について説明をする。
電流源40は、所定の電流を供給することができ、接続されるセンスダイオード22s(のアノード)に該所定の電流を供給することが可能に構成される。また、電流源40は、後述するとおり、トランジスタ21mが通電している場合において、センスダイオード22sを通電させることが可能に構成される。電流源40の具体的な作用については、後述する。
コンパレータ50は、トランジスタ21mのエミッタ(ダイオード22mのアノード)に対するセンストランジスタ21sのエミッタ(センスダイオード22sのアノード)の電圧(以下、センスエミッタ電圧と呼ぶ)と基準電圧Vref1とが入力される。そして、センスエミッタ電圧と基準電圧Vref1との比較を行い、比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20のダイオード22mが通電しているか否かを判定する。また、コンパレータ50は、比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20のダイオード22mが通電しているか否かに対応する判定信号を駆動回路10に出力する。具体的には、コンパレータ50は、ダイオード22mが通電していないと判定した場合に、駆動信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を許可する判定信号(許可信号)を駆動回路10に出力する。また、ダイオード22mが通電していると判定した場合に、駆動信号(のうち、少なくともオン信号)のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する判定信号(禁止信号)を駆動回路10に出力する。
次に、本実施形態に係る半導体装置1の具体的な動作について説明をする。
図5は、本実施形態に係る半導体装置1の動作を説明する図である。図5(a)は、トランジスタ21m及びダイオード22mの双方に電流が流れていない場合における半導体装置1の動作を説明する図である。図5(b)は、トランジスタ21mに電流が流れている場合(ダイオード22mには電流が流れていない場合)における半導体装置1の動作を説明する図である。図5(c)は、ダイオード22mに電流が流れている場合(トランジスタ21mには電流が流れていない場合)における半導体装置1の動作を説明する図である。なお、以下、簡単のため、いくつかの記号の定義を行う。電流源40から供給される電流をI1とし、トランジスタ21mのエミッタ(ダイオード22mのアノード)に対する電流源40の上流側の一端の電圧(以下、電流源40の電圧と呼ぶ)をV1とする。また、センスエミッタ電圧をVseとする。また、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sの順方向電圧をそれぞれ、VFm、及びVFsとする。また、トランジスタ21mが通電している場合におけるトランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間電圧(以下、トランジスタ21mのオン電圧と呼ぶ)をVonとする。
図5(a)を参照するに、駆動回路からトランジスタ21m(センストランジスタ21s)のゲートにオン信号(Hi信号)が入力されず、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間に電流が流れていない。また、ダイオード22mも通電していない。即ち、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、エミッタ(エミッタ端子25e)の電位より高くなる。そのため、電流源40からセンスダイオード22sに電流は流れない。従って、センスエミッタ電圧Vseは、Vse=V1となる。
また、図5(b)を参照するに、駆動回路10からトランジスタ21mのゲートにオン信号が入力され、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間(コレクタ端子25cからエミッタ端子25e)に電流が流れている(図中太い矢印)。これにより、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、トランジスタ21mがターンオンする前と比較して、低下する。ここで、電流源40の電圧V1とトランジスタ21mのオン電圧Vonとの差がセンスダイオード22sの順方向電圧VFs以上となるように、電流源40の電圧V1を設定するとよい。これにより、電流源40から供給される電流I1がセンスダイオード22sを介して、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間に流れる(図中点線矢印)。従って、センスエミッタ電圧Vseは、Vse=Von+VFs(≦V1)となる。
また、図5(c)を参照するに、ダイオード22mが通電し、エミッタ端子25eからコレクタ端子25cに向けて電流が流れている(図中太い矢印)。この場合、トランジスタ21mのコレクタ(コレクタ端子25c)の電位は、トランジスタ21mのエミッタ(エミッタ端子25e)の電位より低くなる。よって、電流源40から供給される電流I1は、センスダイオード22sに流れる(図中点線矢印)。このとき、センスエミッタ電圧Vseは、ダイオード22m、及びセンスダイオード22sの順方向電圧VFm、及びVFsによりクランプされ、Vse=−VFm+VFsとなる。
ここで、ダイオード22mが通電していない場合とダイオード22mが通電している場合との双方でのセンスエミッタ電圧Vseの差ΔVseは、ΔVse=Von+VFmとなり、ダイオード22mが通電しているか否かを明確に判別可能な差を有している。即ち、センスエミッタ電圧Vseに基づいて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向(ダイオード22mが通電しているか否か)を判定することができる。このように、電流源40(の電圧V1)によって、トランジスタ21mの通電時にセンスエミッタ電圧Vse=Von+VFmを発生させることにより、センスエミッタ電圧Vseに基づくダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向を明確に判定することができる。
次に、センスエミッタ電圧Vseに基づく、コンパレータ50によるダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向の判定手法について説明をする。
上述したとおり、コンパレータ50は、センスエミッタ電圧Vseと基準電圧Vref1との比較結果に応じて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向、即ち、ダイオード22mが通電しているか否かを判定する。
ここで、上述したとおり、ダイオード22mが通電していない場合のセンスエミッタ電圧Vseは、トランジスタ21mも通電していない場合には、Vse=V1であり、トランジスタ21mが通電している場合には、Vs=Von+VFs(≦V1)である。また、ダイオード22mが通電している場合のセンスエミッタ電圧Vseは、Vse=−VFm+VFsである。従って、−VFm+VFs<Vref1<Von+VFsを満足するように、基準電圧Vref1を決定することによりコンパレータ50は、センスエミッタ電圧Vseと基準電圧Vref1との比較によりダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向を判定することができる。
また、上述したとおり、電流源40(の電圧V1)によって、トランジスタ21mの通電時にセンスエミッタ電圧Vse=Von+VFmを発生させることにより、ダイオード22mが通電している場合と通電していない場合とにおけるセンスエミッタ電圧Vseに明確に判別可能な差を生じさせることができる。そのため、コンパレータ50は、センスエミッタ電圧Vseに基づいて、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向、即ち、ダイオード22mが通電しているか否かを明確に判定することが可能となり、判定精度が高まる。
また、コンパレータ50からの判定信号に基づく、駆動信号の出力制限については、第1、2の実施形態と同様であり、同様の作用・効果を奏するため、説明を省略する。
なお、本実施形態においては、電流源40を用いたが、第2の実施形態と同様、電流源40に代えて、プルアップ抵抗を用いてもよい。
[第4の実施形態]
次いで、第4の実施形態について説明をする。
本実施形態は、センスエミッタ電圧Vseに基づいて、トランジスタ21mに異常な電流が流れているか否かを判定するコンパレータが追加されている点において、第3の実施形態と異なる。以下、第3の実施形態と同様の構成要素については、同一の符号を付して、異なる部分を中心に説明をする。
図6は、本実施形態に係る電力変換装置に含まれる半導体装置1の回路図である。
半導体装置1は、駆動回路10、ダイオード内蔵トランジスタ20、電流源40、コンパレータ50、基準電圧Vref1、異常検出用コンパレータ51、異常検出用基準電圧Vref2等を含む。ここでは、第3の実施形態と異なる、駆動回路10、異常検出用コンパレータ51、異常検出用基準電圧Vref2について説明をする。
駆動回路10は、ダイオード内蔵トランジスタ20の通電方向を判定するコンパレータ50からの判定信号に加えて、ダイオード内蔵トランジスタ20に異常な電流が流れているか否かを判定する異常検出用コンパレータ51からの異常判定信号が入力される。そして、駆動回路10は、該異常判定信号に基づいて、駆動信号の出力を制限することが可能に構成される。詳細については、後述するが、駆動回路10は、コンパレータ50又は異常検出用コンパレータ51のいずれか一方から駆動信号(のうち、少なくともオン信号)のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する禁止信号が入力された場合に、駆動信号の出力制限を行う。
異常検出用コンパレータ51は、センストランジスタ21sのエミッタ(センスダイオード22sのアノード)とトランジスタ21mのエミッタ(ダイオード22mのアノード)との間の電圧(センスエミッタ電圧)と異常検出用基準電圧Vref2とが入力される。そして、センスエミッタ電圧と異常検出用基準電圧Vref2との比較を行い、比較結果に応じて、トランジスタ21mに異常な電流が流れているか否かを判定する。また、異常検出用コンパレータ51は、比較結果に応じて、トランジスタ21mに異常電流が流れているか否かに対応する異常判定信号を駆動回路10に出力する。具体的には、異常検出用コンパレータ51は、トランジスタ21mに異常な電流が流れていないと判定した場合に、駆動信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を許可する異常判定信号(許可信号)を駆動回路10に出力する。また、トランジスタ21mに異常な電流が流れていると判定した場合に、駆動信号のうち、少なくともオン信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する判定信号(禁止信号)を駆動回路10に出力する。具体的な動作については、後述する。
異常検出用基準電圧Vref2は、異常検出用コンパレータ51において、センスエミッタ電圧と比較するための基準となるものである。異常検出用基準電圧Vref2の詳細(決定手法)については、後述する。
次に、センスエミッタ電圧Vseに基づく、異常検出用コンパレータ51によるトランジスタ21mに異常な電流が流れているか否かの判定手法について説明をする。
第3の実施形態において説明したとおり、トランジスタ21m及びダイオード22mの双方が通電していない場合におけるセンスエミッタ電圧Vseは、Vse=V1である。また、トランジスタ21mの正常通電時(トランジスタ21mに正常な電流が流れている場合)におけるセンスエミッタ電圧Vseは、Vse=Von+VFsである。また、ダイオード22mが通電している場合におけるセンスエミッタ電圧Vseは、Vse=−VFm+VFsである。
ここで、トランジスタ21mに短絡などによる過電流等の異常な電流が流れている場合、トランジスタ21mのコレクタ−エミッタ間の電圧は、正常通電時におけるコレクタ−エミッタ間の電圧Vonよりも大きい値となる。従って、Vref2>Von+VFsを満足するように、異常検出用基準電圧Vref2を決定することにより、異常検出用コンパレータ51は、トランジスタ21mに異常な電流が流れているか否かを判定することができる。
次に、異常検出用コンパレータ51からの異常判定信号に基づく、駆動信号の出力制限について説明をする。
異常検出用コンパレータ51は、上述したとおり、トランジスタ21mに異常な電流が流れていないと判定した場合に、駆動信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を許可する判定信号(許可信号)を駆動回路10に出力する。また、トランジスタ21mに異常な電流が流れていると判定した場合に、駆動信号のうち、少なくともオン信号のトランジスタ21mのゲートへの入力を禁止する判定信号(禁止信号)を駆動回路10に出力する。
駆動回路10は、コンパレータ50から判定信号として許可信号を受信し、かつ、異常検出用コンパレータ51から異常判定信号として許可信号を受信した場合、制御装置からの制御信号に基づく、駆動信号をトランジスタ21mのゲートに出力する。また、駆動回路10は、コンパレータ50から判定信号としての禁止信号、及び/又は、異常検出用コンパレータ51からの異常判定信号としての禁止信号を受信した場合、駆動信号の出力を制限する。例えば、トランジスタ21mをターンオンするオン信号(Hi信号)及びターンオフするオフ信号(Lo信号)の双方とも出力しないようにしてもよいし、トランジスタ21mをターンオンするオン信号を出力しないようにしてもよい。これにより、ダイオード22mが通電している場合に、トランジスタ21mがターンオンされることがないため、ゲート干渉によるダイオード22mの順方向損失を低減することができる。加えて、トランジスタ21mに異常な電流が流れている場合に、トランジスタ21mがターンオフされるので、異常電流によりトランジスタ21mが破壊されることを防止することができる。
なお、本実施形態においては、第3の実施形態に係る半導体装置にトランジスタ21mの異常電流を検出するための異常検出用コンパレータ51を追加したが、第1、第2の実施形態に係る半導体装置に同様の異常検出用コンパレータを追加してもよい。
例えば、第1の実施形態に異常検出用コンパレータを追加する場合、当該異常検出用コンパレータは、第1の実施形態におけるセンス抵抗30の両端電圧と異常検出用基準電圧Vref2とを比較するように構成するとよく、第2の実施形態についても同様である。この場合、第1の実施形態で説明したとおり、トランジスタ21mの正常通電時におけるセンス抵抗30の両端電圧は、(I1+Is)×Rsであり、トランジスタ21mに過電流等の異常な電流が流れた場合、センストランジスタ21sのエミッタからセンス抵抗に流れる電流Isが増加する。従って、Vref2>(I1+Is)×Rsを満足するように異常検出用基準電圧Vref2を決定するとよい。これにより、当該異常検出用コンパレータは、トランジスタ21mに異常な電流が流れているか否かを判定することができる。なお、当該異常検出用コンパレータから第1の実施形態における駆動回路10に出力される異常判定信号、及び、該駆動回路10の動作については、本実施形態と同様のものとすればよい。これにより、本実施形態と同様に、異常電流によりトランジスタ21mが破壊されることを防止することができる。
以上、本発明を実施するための形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 半導体装置
10 駆動回路
20 ダイオード内蔵トランジスタ
21 トランジスタ部
21m トランジスタ
21s センストランジスタ
22 ダイオード部
22m ダイオード
22s センスダイオード
25c コレクタ端子
25e エミッタ端子
30 センス抵抗(電圧発生部)
40 電流源(電圧発生部)
45 プルアップ抵抗(電圧発生部)
50 コンパレータ(判定部)
51 異常検出用コンパレータ(判定部)
Vref1 基準電圧
Vref2 異常検出用基準電圧


Claims (7)

  1. ゲートに入力される駆動信号により駆動されるトランジスタと、前記トランジスタと並列接続され、前記トランジスタのエミッタからコレクタに向かう方向を順方向とするダイオードと、前記ダイオードに流れる電流を検出するセンスダイオードであって、カソードが前記トランジスタのコレクタに接続されたセンスダイオードと、を含むダイオード内蔵トランジスタと、
    前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間に電圧を発生させる電圧発生部であって、前記ダイオードが通電していない場合は、前記ダイオードが通電している場合に対して、所定以上の差を有する前記電圧を発生させる電圧発生部と、
    前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間の電圧に基づいて、前記ダイオードが通電しているか否かを判定する判定部と、を備え
    前記電圧発生部は、前記センスダイオードのアノードと前記ダイオードのアノードとの間に設けられたセンス抵抗と、前記センスダイオードのアノード及び前記センス抵抗のそれぞれに分岐して接続される電流供給部を含むことを特徴とする、
    電力変換装置。
  2. ゲートに入力される駆動信号により駆動されるトランジスタと、前記トランジスタと並列接続され、前記トランジスタのエミッタからコレクタに向かう方向を順方向とするダイオードと、前記ダイオードに流れる電流を検出するセンスダイオードであって、カソードが前記トランジスタのコレクタに接続されたセンスダイオードと、を含むダイオード内蔵トランジスタと、
    前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間に電圧を発生させる電圧発生部であって、前記ダイオードが通電していない場合は、前記ダイオードが通電している場合に対して、所定以上の差を有する前記電圧を発生させる電圧発生部と、
    前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間の電圧に基づいて、前記ダイオードが通電しているか否かを判定する判定部と、を備え、
    前記電圧発生部は、前記センスダイオードのアノードに接続され、前記トランジスタが通電している場合において、前記センスダイオードを通電させる電流を供給することが可能な電流供給部を含むことを特徴とする
    力変換装置。
  3. 前記電流供給部は、
    電流源、又はプルアップ抵抗であることを特徴とする、
    請求項又はに記載の電力変換装置。
  4. 前記判定部は、
    前記ダイオードが通電しているか否かを判定するための第1基準電圧であって、前記ダイオードの通電時における前記ダイオードのアノードに対する前記センスダイオードのアノードの電圧よりも大きく、かつ、前記トランジスタの正常な通電時における前記ダイオードのアノードに対する前記センスダイオードのアノードの電圧よりも小さい第1基準電圧を有し、
    前記ダイオードのアノードに対する前記センスダイオードのアノードの電圧が前記第1基準電圧よりも小さい場合に、前記ダイオードが通電していると判定することを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  5. 前記判定部は、
    前記ダイオードが通電していると判定した場合、前記駆動信号のうち、少なくともオン信号の入力を禁止することを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  6. 前記判定部は、
    前記ダイオードのアノードと前記センスダイオードのアノードとの間の電圧に基づいて、前記トランジスタに異常な電流が流れているか否かを判定し、前記トランジスタに異常な電流が流れていると判定した場合、前記駆動信号のうち、少なくともオン信号の入力を禁止することを特徴とする、
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の電力変換装置。
  7. 前記判定部は、
    前記トランジスタに異常な電流が流れているか否かを判定するための第2基準電圧であって、前記トランジスタの正常な通電時における前記ダイオードのアノード対する前記センスダイオードのアノードの電圧よりも大きい第2基準電圧を有し、
    前記ダイオードのアノードに対する前記センスダイオードのアノードの電圧が前記第2基準電圧よりも大きい場合に、前記トランジスタに異常な電流が流れていると判定することを特徴とする、
    請求項に記載の電力変換装置。
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