JP2015085801A - サスペンションタワー及び車両前部構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与する。
【解決手段】サスペンションタワー10のサスタワー本体部28には、フロントサスペンション36のショックアブソーバの上端部が固定されると共に、フロントサスペンション36のアッパアーム62が連結される。このサスタワー本体部28は、フロントサイドメンバ14の閉断面の一部を構成するサイドメンバ構成部32と一体に成形されている。これにより、サスペンションタワーとフロントサイドメンバとの間に1乃至複数の結合部が設けられた構成と比較して、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14に効率的に伝達することに寄与することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、フロントサスペンションを支持するサスペンションタワー及び車両前部構造に関する。
下記特許文献1に記載された車体構造では、サイドフレーム(フロントサイドメンバ)とアッパ・ロアメンバとの間に架け渡されたダンパハウジング(サスペンションタワー)が、車体の軽量化のために、アルミニウム合金等の軽合金によって構成されている。このダンパハウジングの下端部には、鋼板製のサイドフレームとの異材結合のために、前後2個の鋼板製のブラケットがボルト止めによって結合されている。また、サイドフレームの上部には、前後2個の鋼板製のブラケット組込部が結合されており、これらのブラケット組込部と上記前後のブラケットとがスポット溶接等の溶接によって結合されている。
特開2010−111200号公報
上述の如き車体構造では、ダンパハウジングとサイドフレームとの間には、ダンパハウジングと前後のブラケットとの結合部、前後のブラケットと前後のブラケット組込部との結合部、及び前後のブラケット組込部とサイドフレームとの結合部が存在している。このように多数の結合部が存在するため、フロントサスペンションからダンパハウジングに入力される荷重をサイドフレームに効率的に伝達する観点で改善の余地がある。
本発明は上記事実を考慮し、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与することができるサスペンションタワー及び車両前部構造を得ることを目的とする。
請求項1に記載の発明に係るサスペンションタワーは、車両のフロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとの間に架け渡され、フロントサスペンションのショックアブソーバの上端部が固定されると共に、前記フロントサスペンションのアッパアームが連結されるサスタワー本体部と、前記サスタワー本体部と一体に成形され、前記フロントサイドメンバの閉断面の一部を構成するサイドメンバ構成部と、を備えている。
なお、請求項1に記載の「閉断面の一部を構成」とは、サイドメンバ構成部が設けられることにより、フロントサイドメンバの一部において閉断面が完成することである。換言すれば、サイドメンバ構成部が設けられていない状態では、フロントサイドメンバの一部が開断面となることである。
請求項1に記載の発明では、サスタワー本体部には、フロントサスペンションのショックアブソーバの上端部が固定されると共に、フロントサスペンションのアッパアームが連結される。このサスタワー本体部は、フロントサイドメンバの閉断面の一部を構成するサイドメンバ構成部と一体に成形されている。これにより、サスペンションタワーとフロントサイドメンバとの間に1乃至複数の結合部が設けられた構成と比較して、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与することができる。
請求項2に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項1において、前記フロントサイドメンバは、車幅方向外側部と車幅方向内側部とが結合されて形成されており、前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部は、鋳物であり、前記サイドメンバ構成部は、前記車幅方向外側部の一部を構成している。
請求項2に記載の発明では、例えば車両がオフセット衝突をすることにより、フロントサイドメンバに車幅方向外側への曲げ荷重が作用すると、フロントサイドメンバの車幅方向内側部には引張り荷重が作用し、車幅方向外側部には圧縮荷重が作用する。この車幅方向外側部の一部は、鋳物であるサイドメンバ構成部によって構成されているが、一般に鋳物のような塑性材料は、引張り強度よりも圧縮強度が高い。そのため、フロントサイドメンバにおいて上記のように圧縮荷重が作用する部位を、鋳物のサイドメンバ構成部によって構成することにより、材料の特性を生かすことができ、フロントサイドメンバをより効率的に衝突部材として活用することができる。
請求項3に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項2において、前記サイドメンバ構成部には、車両前後方向の位置が前記サスタワー本体部と重なる部位に、前記閉断面内へ延びるリブが設けられている。
請求項3に記載の発明では、サイドメンバ構成部における車両前後方向の位置がサスタワー本体部と重なる部位において、上記のリブがフロントサイドメンバの閉断面を補強する。これにより、フロントサスペンションからサスタワー本体部を介してフロントサイドメンバに伝達される荷重に対する上記閉断面の剛性を向上させることができる。その結果、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達(分散)する効果に更に寄与することができる。
請求項4に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項3において、前記サイドメンバ構成部には、車両前後方向に隣り合う一対の前記リブが設けられると共に、前記フロントサイドメンバの車両下方側に配設されるサブフレームが取り付けられるサブフレーム取付部が前記一対のリブの間に設けられている。
請求項4に記載の発明では、サイドメンバ構成部における車両前後方向の位置がサスタワー本体部と重なる部位において、車両前後方向に隣り合う一対のリブの間にサブフレーム取付部が設けられている。これにより、サブフレーム取付部を一対のリブによって補強することができるため、フロントサスペンションからの荷重をサブフレームに効率的に伝達(分散)することに寄与することができる。
請求項5に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項3又は請求項4において、前記リブは、前記サスタワー本体部が備える一の壁部と同一平面上に設けられている。
請求項5に記載の発明では、サスタワー本体部がフロントサスペンションから受ける荷重を、サスタワー本体部の一の壁部を介して、サイドメンバ構成部のリブに直線的に伝達することができる。それにより、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに更に寄与することができる。
請求項6に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項1〜請求項5の何れか1項において、前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部と一体に成形され、前記フロントサスペンションのロアアームが連結されるロアアーム連結部を更に備えている。
請求項6に記載の発明では、フロントサスペンションのロアアームが連結されるロアアーム連結部が、サスタワー本体部及びサイドメンバ構成部(フロントサイドメンバの閉断面の一部)と一体に成形されている。このため、ロアアーム連結部がサスタワー本体部やフロントサイドメンバとは別体に形成される場合と比較して、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与することができる。
請求項7に記載の発明に係るサスペンションタワーは、請求項1〜請求項6の何れか1項において、前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部に跨って一体に延びる連続壁を有している。
請求項7に記載の発明では、サスタワー本体部がフロントサスペンションから受ける荷重を、上記のように一体に延びる連続壁を介して、サイドメンバ構成部に効率的に伝達することができる。それにより、フロントサイドメンバへの荷重伝達効率の向上に更に寄与することができる。
請求項8に記載の発明に係るサスペンションタワーは、車両のフロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとの間に架け渡され、フロントサスペンションのショックアブソーバの上端部が固定されると共に、前記フロントサスペンションのアッパアームが連結されるサスタワー本体部と、前記サスタワー本体部と一体に成形され、前記フロントサイドメンバに結合されるサイドメンバ結合部と、前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ結合部と一体に成形され、前記フロントサスペンションのロアアームが連結されるロアアーム連結部と、を備えている。
請求項8に記載の発明では、ショックアブソーバが固定されると共にアッパアームが連結されるサスタワー本体部と、ロアアームが連結されるロアアーム連結部とが、フロントサイドメンバに結合されるサイドメンバ結合部と一体に成形されている。これにより、サスタワー本体部及びロアアーム連結部とフロントサイドメンバとの間の結合部を少なくすることができるので、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与することができる。
請求項9に記載の発明に係る車両前部構造は、請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のフロントサイドメンバ、エプロンアッパメンバ、フロントサスペンション及びサスペンションタワーを車両前部の左右両側部に備えている。
請求項9に記載の発明では、上記のように構成されているため、前述した如き作用効果を奏する。
以上説明したように、本発明に係るサスペンションタワー及び車両前部構造では、フロントサスペンションからの荷重をフロントサイドメンバに効率的に伝達することに寄与することができる。
本発明の第1実施形態に係る車両前部構造の分解斜視図である。 図1に示されるサスペンションタワーの斜視図である。 図2のF3−F3線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 図2のF4−F4線に沿った切断面を拡大して示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両前部構造の部分的な構成を示す図3に対応した断面図である。
<第1の実施形態>
本発明の第1実施形態に係るサスペンションタワー10及び車両前部構造12について、図1〜図4に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印INは、車両の前方向(進行方向)、上方向、車幅方向の内側をそれぞれ示している。以下、単に前後、左右、上下の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両左右方向(車幅方向)の左右、車両上下方向の上下を示すものとする。
(構成)
図1に示されるように、本実施形態に係る車両前部構造12は、例えばセダンタイプの車両に適用されており、フロントサイドメンバ14と、エプロンアッパメンバ16と、サスペンションタワー10とを備えている。また、この車両前部構造12は、図3に一部が示されるフロントサスペンション36を備えている。なお、これらの構成要素は、車両前部の左右両側部にそれぞれ設けられているが、左右対称に形成されている以外は基本的に同様の構成とされているため、車両右側の構成について説明し、車両左側の構成についての説明を省略する。
フロントサイドメンバ14は、車両前部の両側部に車両前後方向に沿って延在する車体の骨格部材である。このフロントサイドメンバ14は、車幅方向外側部14Aと車幅方向内側部14Bとが結合されて形成されており、車両前後方向から見て矩形の閉断面形状をなしている。車幅方向外側部14Aは、鋼板製のプレス成型品である前後一対のアウタパネル18、20と、サスペンションタワー10の一部であるサイドメンバ構成部32とによって構成されている。また、車幅方向内側部14Bは、鋼板製のプレス成形品であるインナパネル22によって構成されている。このフロントサイドメンバ14の前端部には、図示しないバンパリインフォースメントが連結されている。
エプロンアッパメンバ16は、フロントサイドメンバ14の車両上方側かつ車幅方向外側で車両前後方向に沿って延在する車体の骨格部材である。このエプロンアッパメンバ16は、上部16Aと下部16Bとが結合されて形成されている。上部16Aは、鋼板製のプレス成型品である前後一対のアッパパネル24、26と、サスペンションタワー10の一部であるアッパメンバ構成部30とによって構成されている。下部16Bは、鋼板製のプレス成型品であるロアパネル27によって構成されている。このエプロンアッパメンバ16は、車両前後方向から見て矩形の閉断面形状をなしており、図示しないフロントピラーとラジエータサポートとの間に架け渡されている。なお、図1では、アウタパネル18、20、インナパネル22、アッパパネル24、26及びロアパネル27を概略的に記載している。
一方、サスペンションタワー10は、図1〜図4に示されるように、サスタワー本体部28と、前述したアッパメンバ構成部30及びサイドメンバ構成部32と、ロアアーム連結部34とが一体に成形された一体成形品である。このサスペンションタワー10は、例えばダブルウィッシュボーンタイプのフロントサスペンション36(図3に一部のみ図示)を車体に連結するための部材であり、本実施形態ではアルミニウム等の軽金属製の鋳物とされている。
サスタワー本体部28は、フロントサイドメンバ14とエプロンアッパメンバ16との間に架け渡されている。このサスタワー本体部28は、上壁38、前壁40、後壁42及び車幅方向内側壁46を一体に備えている。このサスタワー本体部28によってフロントサスペンション36の上部が車両内側から覆われる構成になっている。
上壁38は、厚さ方向が略車両上下方向に沿っており、平面視で矩形状に形成されている。前壁40は、上壁38の前端部から車両下方へ延びており、後壁42は、上壁38の後端部から車両下方へ延びている。また、車幅方向内側壁46は、上壁38の車幅方向内側端部から車両下方へ延びており、当該車幅方向内側壁46によって前壁40と後壁42とが車両前後方向に連結されている。
なお、前壁40の車幅方向外側端部からは、車両前方へ向けてフランジ部48が延出されている。また、後壁42の車幅方向外側端部からは、車両後方へ向けて図示しないフランジ部が延出されている。これらのフランジ部には、フロントフェンダエプロンを構成する前後のパネル部が結合される構成になっている。
上記サスタワー本体部28の上壁38の中央部には、フロントサスペンション36が備えるショックアブソーバ(図示省略)の上端部と対向する部位に円形の貫通孔50が形成されている。この貫通孔50の孔縁部は、車両上方側へ向けて曲げられている。なお、上記のショックアブソーバには、図示しないバネが装着されている。
上壁38における貫通孔50の周囲には、ショックアブソーバの上端部に設けられた複数(ここでは3本)のボルト(図示省略)が挿入される複数(ここでは3つ)のアブソーバ取付孔52が形成されている。これらのアブソーバ取付孔52は、貫通孔50の周方向に等間隔又は略等間隔に並んでおり、これらのアブソーバ取付孔52に挿入されたボルトにナットが螺合される。それにより、ショックアブソーバの上端部がサスタワー本体部28の上壁38に締結固定される。この上壁38において複数のアブソーバ取付孔52の周囲は、アブソーバ取付部54とされている。
また、このサスタワー本体部28では、前壁40と後壁42との間に、リブ状に形成された前後一対のリブ状壁56、58が設けられている。これらのリブ状壁56、58は、上壁38の下面及び車幅方向内側壁46の車幅方向外側面から車両外側へ向けて延出されており、前壁40及び後壁42と同様に厚さ方向が車両前後方向に沿っている。前壁40及び後壁42と前後一対のリブ状壁56、58とは、互いに間隔をあけて車両前後方向に並んでいる。
前壁40、後壁42、及び前後一対のリブ状壁56、58には、車両前後方向に貫通した円形のアッパアーム取付孔60が形成されている。これらのアッパアーム取付孔60には、フロントサスペンション36のアッパアーム62(図3参照)の車幅方向内側端部を貫通するシャフト(何れも図示省略)が挿通され、当該シャフトの軸線方向両端部に形成された雄ねじ部にナットが螺合される。これにより、アッパアーム62の車幅方向内側端部がサスタワー本体部28に回転可能に連結されている。このサスタワー本体部28において複数のアッパアーム取付孔60の周囲は、アッパアーム連結部64とされている。
一方、アッパメンバ構成部30は、サスタワー本体部28の上端部から車幅方向外側へ向けて一体に延出されている。このアッパメンバ構成部30は、サスタワー本体部28よりも車両前後方向に沿った寸法が長く設定されており、サスタワー本体部28の前後に突出している。このアッパメンバ構成部30は、車両前後方向から見て車両下方側が開放された断面ハット状に形成されており、左右一対のフランジ部68を有している。
このアッパメンバ構成部30の前端部には、前述した前後一対のアッパパネル24、26のうち前側のアッパパネル24の後端部が重ね合わされて結合されている。また、アッパメンバ構成部30の後端部には、後側のアッパパネル26の前端部が重ね合わされて結合されている。これにより、エプロンアッパメンバ16の上部16Aが形成されている。なお、アッパパネル24、26とアッパメンバ構成部30との結合には、リベット止め、ボルト締結、摩擦撹拌溶接などの手段を用いることができる。
上記のアッパパネル24、26は、アッパメンバ構成部30と同様に、車両前後方向から見て断面ハット状に形成されており、前記左右一対のフランジ部68に連続する左右一対のフランジ部70、72をそれぞれが有している。そして、上記各フランジ部68、70、72の下面には、エプロンアッパメンバ16の下部16Bを構成する平板状のロアパネル27が重ね合わされている。このロアパネル27は、フランジ部70、72に対してスポット溶接等の手段によって結合されると共に、フランジ部68に対してリベット止め、ボルト締結、摩擦撹拌溶接などの手段によって結合されている。これにより、矩形閉断面形状のエプロンアッパメンバ16が形成されており、アッパメンバ構成部30によってエプロンアッパメンバ16の閉断面の一部が構成されている。
一方、サイドメンバ構成部32は、サスタワー本体部28の下端部から車両下方へ一体に延びる車幅方向外側壁74と、該車幅方向外側壁74の下端から車幅方向内方へ延びる下壁76とを備えている。また、この下壁76の車幅方向内側端部からは、車両下方へ向けてフランジ部78が延出されており、サイドメンバ構成部32は、図3に示されるように車両前方から見て断面略L字状(断面略クランク状)に形成されている。
このサイドメンバ構成部32の前端部には、前述した前後一対のアウタパネル18、20のうち前側のアウタパネル18の後端部が重ね合わされて結合されている。また、サイドメンバ構成部32の後端部には、後側のアウタパネル20の前端部が重ね合わされて結合されている。これにより、フロントサイドメンバ14の車幅方向外側部14Aが形成されている。なお、アウタパネル18、20とサイドメンバ構成部32との結合には、リベット止め、ボルト締結、摩擦撹拌溶接などの手段を用いることができる。
上記のアウタパネル18、20は、サイドメンバ構成部32と同様に、車両前方から見て断面略L字状に形成されており、フランジ部78に連続するフランジ部80、82を有している。そして、上記各フランジ部78、80、82には、フロントサイドメンバ14の車幅方向内側部14Bを構成するインナパネル22の下端部が車幅方向内側から重ね合わされている。このインナパネル22の下端部は、フランジ部80、82に対してスポット溶接等の手段によって結合されると共に、フランジ部78に対してリベット止め、ボルト締結、摩擦撹拌溶接などの手段によって結合されている。
このインナパネル22は、車両前方から見て断面略逆L字状(断面略クランク状)に形成されており、上端部の車幅方向外側端部に設けられたフランジ部88が、アウタパネル18、20の上端部及び車幅方向外側壁74の上端部に車幅方向内側から重ね合わされている。このフランジ部88は、アウタパネル18、20の上端部に対してスポット溶接等の手段によって結合されると共に、サイドメンバ構成部32の車幅方向外側壁74の上端部に対してリベット止め、ボルト締結、摩擦撹拌溶接などの手段によって結合されている。これにより、閉断面形状のフロントサイドメンバ14が形成されており、サイドメンバ構成部32によってフロントサイドメンバ14の閉断面の一部(車幅方向外側部14Aの一部)が構成されている。
このサイドメンバ構成部32の車両前後方向の寸法は、サスタワー本体部28の車両前後方向の寸法と同等に設定されている。そして、このサイドメンバ構成部32には、車両前後方向の位置がサスタワー本体部28と重なる部位に、フロントサイドメンバ14の閉断面内へ延びる複数(ここでは4つ)のリブ90が、車両前後方向に並んで設けられている。
これら複数のリブ90は、車両前後方向から見て直角三角形状に形成されており、車幅方向外側壁74と下壁76との間に筋交い状に架け渡されている。一番前のリブ90は、サスタワー本体部28の前壁40と同一平面上に設けられており、前から2番目のリブ90は、前側のリブ状壁56と同一平面上に設けられている。また、前から3番目のリブ90は、後側のリブ状壁58と同一平面上に設けられており、一番後ろのリブ90は、後壁42と同一平面上に設けられている。これにより、複数のリブ90が、車両前後方向に互いに間隔をあけて配置されている。
前から3番目のリブ90と一番後ろのリブ90との間(車両前後方向に隣り合う一対のリブの間)には、サブフレーム取付部92が挟まれた状態で設けられている。このサブフレーム取付部92は、前から3番目のリブ90、一番後ろのリブ90、車幅方向外側壁74及び下壁76と一体に形成されており、フロントサイドメンバ14の閉断面内へ断面台形状に突出している。このサブフレーム取付部92には、車両上下方向に貫通したボルト孔94が形成されている。このボルト孔94の内周には、雌ねじが形成されている。
上記のサブフレーム取付部92は、フロントサイドメンバ14の車両下方側に設けられたサブフレーム96(図4参照)に対応している。サブフレーム96は、車体の骨格部材であり、左右のフロントサイドメンバ14間に跨って配設されている。このサブフレーム96の車幅方向端部には、車両上下方向に貫通した挿通孔98が形成されている。この挿通孔98には車両下方側からボルト100が挿通されており、当該ボルト100がボルト孔94の雌ねじに螺合することにより、サブフレーム96がサブフレーム取付部92に締結固定されている。
一方、ロアアーム連結部34は、サイドメンバ構成部32の下端の車両前後方向中央部から車両下方側へ延びており、車両前後方向の寸法がサイドメンバ構成部32の車両前後方向寸法よりも小さく設定されている。このロアアーム連結部34は、サイドメンバ構成部32の下壁76から車両下方へ向けて延出された前壁102及び後壁104を備えている。また、このロアアーム連結部34は、前壁102及び後壁104の車幅方向内側端部を車両前後方向に連結した車幅方向内側壁106を備えており、車両上下方向から見て車幅方向外側が開放された断面略U字状に形成されている。
前壁102は、サスタワー本体部28の前側のリブ状壁56、及びサイドメンバ構成部32の前から2番目のリブ90と同一平面上に設けられている。また、後壁104は、サスタワー本体部28の後側のリブ状壁58、及びサイドメンバ構成部32の前から3番目のリブ90と同一平面上に設けられている。また、車幅方向内側壁106の上部は、車両上方側へ向かうほど車幅方向外側へ向かうように傾斜しており、サイドメンバ構成部32のフランジ部78に一体に接続されている。
前壁102及び後壁104には、車両前後方向に貫通した円形のロアアーム取付孔108が形成されている。これらのロアアーム取付孔108には、フロントサスペンション36のロアアーム63(図3参照)の車幅方向内側端部を貫通するシャフト(図示省略)が挿通され、当該シャフトの軸線方向両端部に形成された雄ねじ部にナットが螺合される。これにより、ロアアーム63の車幅方向内側端部がロアアーム連結部34に回転可能に連結されている。
上記構成のサスペンションタワー10は、図3に示されるように、サスタワー本体部28、サイドメンバ構成部32、及びロアアーム連結部34に跨って一体に延びる連続壁110を有している。この連続壁110は、サスタワー本体部28の上壁38及び車幅方向内側壁46と、サイドメンバ構成部32の車幅方向外側壁74、下壁76及びフランジ部78と、ロアアーム連結部34の車幅方向内側壁106とによって構成されている。
(作用及び効果)
次に、本第1実施形態の作用及び効果について説明する。
本第1実施形態では、サスタワー本体部28には、フロントサスペンション36のショックアブソーバの上端部が固定されると共に、フロントサスペンション36のアッパアーム62が連結される。このため、このサスタワー本体部28には、車両走行時にフロントサスペンション36から荷重が入力される。
ここで、上記のサスタワー本体部28は、フロントサイドメンバ14の閉断面の一部を構成するサイドメンバ構成部32と一体に成形されている。これにより、サスペンションタワーとフロントサイドメンバとの間に1乃至複数の結合部が設けられた構成と比較して、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14に効率的に伝達することに寄与することができる。
その結果、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14の全体で受け止めることが可能になるので、各部の変位を抑えて剛性を向上させることができる。それにより、車両走行時のロードノイズを低減させることや、車両の走行安定性を向上させることに寄与することができる。しかも、サスペンションタワー10によって通常走行時における剛性を確保しつつ、フロントサイドメンバ14におけるサスペンションタワー10よりも車両前方側の部分を、衝突エネルギの吸収に適した構成にすることができる。このように、役割分担をさせることができるので、各役割に対する性能を最適化することや、設計の自由度を向上させることに寄与することができる。また、サスペンションタワーとフロントサイドメンバとの間に1乃至複数の結合部が設けられた構成と比較して、部品点数が少なくなるため、質量効率を向上させることに寄与することができる。
また、本実施形態では、例えば車両がオフセット衝突をすることにより、フロントサイドメンバ14に車幅方向外側への曲げ荷重が作用すると、フロントサイドメンバ14の車幅方向内側部14Bには引張り荷重が作用し、車幅方向外側部14Aには圧縮荷重が作用する。この車幅方向外側部14Aの一部は、軽金属製の鋳物であるサスペンションタワー10のサイドメンバ構成部32によって構成されているが、一般に鋳物のような塑性材料は、引張り強度よりも圧縮強度が高い。そのため、フロントサイドメンバ14において上記のように圧縮荷重が作用する部位を、鋳物のサイドメンバ構成部32によって構成することにより、材料の特性を生かすことができ、フロントサイドメンバ14をより効率的に衝突部材として活用することができる。
さらに、本実施形態では、サスペンションタワー10のサイドメンバ構成部32には、車両前後方向の位置がサスタワー本体部28と重なる部位に、フロントサイドメンバ14の閉断面内へ延びる複数のリブ90が設けられている。これらのリブ90がフロントサイドメンバ14の閉断面を補強することにより、フロントサスペンション36からフロントサイドメンバ14に伝達される荷重に対する上記閉断面の剛性を向上させることができる。その結果、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14に効率的に分散する効果を高めることができる。それにより、各部の変位を抑えて剛性を向上させる効果に更に寄与することができる。
また、本実施形態では、サイドメンバ構成部32における車両前後方向の位置がサスタワー本体部28と重なる部位において、車両前後方向に隣り合う一対のリブ90の間にサブフレーム取付部92が設けられている。これにより、サブフレーム取付部92を上記一対のリブ90によって補強することができる。その結果、サスタワー本体部28を介して伝達されるフロントサスペンション36からの荷重を、一対のリブ90及びサブフレーム取付部92を介してサブフレーム96にも効率的に分散(分担)させることができる。つまり、フロントサスペンション36から荷重をフロントサイドメンバ14とサブフレーム96とを使って効率的に受け止めることができるので、各部の変位を効果的に抑制し、剛性を一層向上させることに寄与することができる。また、フロントサイドメンバ14に対するサブフレーム96の取付剛性を向上させることに寄与することもできる。しかも、本実施形態では、サブフレーム取付部92が上記一対のリブ90と一体に形成されているため、上記の効果を向上させることができる。
さらに、本実施形態では、一番前のリブ90は、サスタワー本体部28の前壁40と同一平面上に設けられており、前から2番目のリブ90は、前側のリブ状壁56と同一平面上に設けられている。また、前から3番目のリブ90は、後側のリブ状壁58と同一平面上に設けられており、一番後ろのリブ90は、後壁42と同一平面上に設けられている。このため、サスタワー本体部28がフロントサスペンション36から受ける荷重を、前壁40、後壁42及びリブ状壁56、58を介して、サイドメンバ構成部32のリブ90に直線的に伝達することができる。それにより、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14に効率的に伝達することに更に寄与することができる。
また、本実施形態では、ロアアーム63が連結されるロアアーム連結部34が、サスタワー本体部28及びサイドメンバ構成部32(フロントサイドメンバ14の閉断面の一部)と一体に成形されている。このため、ロアアーム連結部34がサスタワー本体部28やフロントサイドメンバ14とは別体に形成される場合と比較して、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ14に効率的に伝達することに寄与することができる。
しかも、本実施形態では、ロアアーム連結部34の前壁102は、サスタワー本体部28の前側のリブ状壁56、及びサイドメンバ構成部32の前から2番目のリブ90と同一平面上に設けられている。また、ロアアーム連結部34の後壁104は、サスタワー本体部28の後側のリブ状壁58、及びサイドメンバ構成部32の前から3番目のリブ90と同一平面上に設けられている。これにより、ロアアーム63からの荷重を効率的にサイドメンバ構成部32に伝達することが可能になるので、フロントサイドメンバ14への荷重の伝達効率を向上させる効果により一層寄与することができる。
また、本実施形態では、フロントサスペンション36のショックアブソーバ、アッパアーム62及びロアアーム63が、一体成形品であるサスペンションタワー10に固定又は連結される。それにより、フロントサスペンション36のアライメント精度を向上させることに寄与することができる。
つまり、背景技術の欄で説明した車体構造では、バネが装着されたショックアブソーバとアッパアームが取り付けられるサスペンションタワー(ダンパハウジング)と、ロアアームが取り付けられるサスペンションメンバとの間に介在する部品数が増えている。そのため、サスペンションタワーとサスペンションメンバとの間の精度を確保することが難しくなり、結果としてサスペンション本来の性能を十分に発揮しきれなくなることが考えられる。
これに対し、本実施形態では、アッパアーム連結部64とロアアーム連結部34とがサスペンションタワー10に一体化されている。それにより、アッパアーム62とロアアーム63との間の相対公差を一つの部品内で設定することができるので、アッパアーム62とロアアーム63との組み付け精度を向上させることができる。その結果、サスペンション本来の性能を十分に発揮させることに寄与することができる。
また、本実施形態では、サスペンションタワー10が、サスタワー本体部28、サイドメンバ構成部32、及びロアアーム連結部34に跨って一体に延びる連続壁110を有している。このため、サスタワー本体部28及びロアアーム連結部34がフロントサスペンション36から受ける荷重を、上記の連続壁110を介してサイドメンバ構成部32(すなわちフロントサイドメンバ14)に効率的に伝達することができる。それにより、フロントサイドメンバ14への荷重伝達効率を更に向上させることに寄与することができる。
なお、上記第1実施形態では、サスペンションタワー10のサイドメンバ構成部32に4つのリブ90が設けられた構成にしたが、本発明はこれに限らず、リブ90の数は適宜変更可能である。
また、上記第1実施形態では、サスペンションタワー10がロアアーム連結部34を備えた構成にしたが、本発明はこれに限らず、ロアアーム連結部34が省略された構成にしてもよい。その場合でも、サスタワー本体部28とサイドメンバ構成部32(フロントサイドメンバ14)との間に従来のような多数の結合部が存在しないため、前述した如き剛性向上、質量効率の向上、アライメント精度の向上などに寄与することができる。
また、上記第1実施形態では、サスペンションタワー10のサイドメンバ構成部32によって、フロントサイドメンバ14の車幅方向外側部14Aの一部が構成された場合について説明したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、サスペンションタワーのサイドメンバ構成部によって、フロントサイドメンバの車幅方向内側部の一部を構成してもよい。
次に、本発明の他の実施形態について説明する。なお、前記第1実施形態と基本的に同様の構成・作用については、前記第1実施形態と同符号を付与しその説明を省略する。
<第2の実施形態>
図5には、本発明の第2実施形態に係る車両前部構造の部分的な構成が図3に対応した断面図にて示されている。この実施形態に係るサスペンションタワー120は、前記第1実施形態に係るサスペンションタワー10に近い構成とされているが、前記第1実施形態に係るサイドメンバ構成部32を備えていない。その代わりに、このサスペンションタワー120では、サイドメンバ結合部122を備えている。このサイドメンバ結合部122は、前記第1実施形態に係るサイドメンバ構成部32と同様に、車幅方向外側壁74及び下壁76を備えているが、複数のリブ90及びサブフレーム取付部92が省略されている。
また、この実施形態では、フロントサイドメンバ124が鋼板製のプレス成形品であるアウタパネル126及びインナパネル128によって形成されている。このフロントサイドメンバ124は、サイドメンバ結合部122の車幅方向外側壁74及び下壁76に対してボルト締結等の手段によって結合(固定)されている。つまり、この実施形態では、前記第1実施形態とは異なり、フロントサイドメンバ124の閉断面の一部がサスペンションタワー120の一部によって構成されていない。なお、上記フロントサイドメンバ124の閉断面内には、車両前後方向における位置がサスペンションタワー120と重なる部位に、図示しないバルクが固定されている。上記以外の構成は、前記第1実施形態と同様である。
この実施形態では、サスタワー本体部28及びロアアーム連結部34と一体に成形されたサイドメンバ結合部122が、ブラケット等を介さずにフロントサイドメンバ124と直接結合されている。これにより、サスタワー本体部28及びロアアーム連結部34とフロントサイドメンバ124との間の結合部を少なくすることができるので、フロントサスペンション36からの荷重をフロントサイドメンバ124に効率的に伝達することに寄与することができる。
また、この実施形態では、アッパアーム連結部64が設けられたサスタワー本体部28とロアアーム連結部34とが連続壁110によって繋がれている。これにより、フロントサスペンション36からの荷重を、サスタワー本体部28及びロアアーム連結部34を介してフロントサイドメンバ124に効率的に伝達することに更に寄与することができる。また、アブソーバ取付部54及びアッパアーム連結部64が設けられたサスタワー本体部28とロアアーム連結部34とが一体に形成されているため、フロントサスペンション36のアライメント精度を向上させることに寄与することができる。
なお、上記第2実施形態では、サスタワー本体部28とロアアーム連結部64との間に一体に設けられたサイドメンバ結合部122が、フロントサイドメンバ124の車両外側に設けられた構成にしたが、本発明はこれに限るものではない。例えば、サスタワー本体部とロアアーム連結部との間に一体に設けられたサイドメンバ結合部が、フロントサイドメンバのアウタパネル(車幅方向外側部)とインナパネル(車幅方向内側部)との間に挟まれた状態で両者に結合される構成にしてもよい。
以上、2つの実施形態を挙げて本発明について説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲が上記各実施形態に限定されないことは勿論である。
10 サスペンションタワー
12 車両前部構造
14 フロントサイドメンバ
14A 車幅方向外側部
14B 車幅方向内側部
16 エプロンアッパメンバ
28 サスタワー本体部
32 サイドメンバ構成部
34 ロアアーム連結部
36 フロントサスペンション
62 アッパアーム
63 ロアアーム
90 リブ
92 サブフレーム取付部
110 連続壁
120 サスペンションタワー
124 フロントサイドメンバ

Claims (9)

  1. 車両のフロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとの間に架け渡され、フロントサスペンションのショックアブソーバの上端部が固定されると共に、前記フロントサスペンションのアッパアームが連結されるサスタワー本体部と、
    前記サスタワー本体部と一体に成形され、前記フロントサイドメンバの閉断面の一部を構成するサイドメンバ構成部と、
    を備えたサスペンションタワー。
  2. 前記フロントサイドメンバは、車幅方向外側部と車幅方向内側部とが結合されて形成されており、前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部は、鋳物であり、前記サイドメンバ構成部は、前記車幅方向外側部の一部を構成している請求項1に記載のサスペンションタワー。
  3. 前記サイドメンバ構成部には、車両前後方向の位置が前記サスタワー本体部と重なる部位に、前記閉断面内へ延びるリブが設けられている請求項2に記載のサスペンションタワー。
  4. 前記サイドメンバ構成部には、車両前後方向に隣り合う一対の前記リブが設けられると共に、前記フロントサイドメンバの車両下方側に配設されるサブフレームが取り付けられるサブフレーム取付部が前記一対のリブの間に設けられている請求項3に記載のサスペンションタワー。
  5. 前記リブは、前記サスタワー本体部が備える一の壁部と同一平面上に設けられている請求項3又は請求項4に記載のサスペンションタワー。
  6. 前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部と一体に成形され、前記フロントサスペンションのロアアームが連結されるロアアーム連結部を更に備えた請求項1〜請求項5の何れか1項に記載のサスペンションタワー。
  7. 前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ構成部に跨って一体に延びる連続壁を有する請求項1〜請求項6の何れか1項に記載のサスペンションタワー。
  8. 車両のフロントサイドメンバとエプロンアッパメンバとの間に架け渡され、フロントサスペンションのショックアブソーバの上端部が固定されると共に、前記フロントサスペンションのアッパアームが連結されるサスタワー本体部と、
    前記サスタワー本体部と一体に成形され、前記フロントサイドメンバに結合されるサイドメンバ結合部と、
    前記サスタワー本体部及び前記サイドメンバ結合部と一体に成形され、前記フロントサスペンションのロアアームが連結されるロアアーム連結部と、
    を備えたサスペンションタワー。
  9. 請求項1〜請求項8の何れか1項に記載のフロントサイドメンバ、エプロンアッパメンバ、フロントサスペンション及びサスペンションタワーを車両前部の左右両側部に備えた車両前部構造。
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