JP5011265B2 - 車体構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車体において、ダンパハウジング(サスペンションタワー)と他の車体骨格部材とが、互いに異種金属から成る技術の改良に関する。
近年、車体の軽量化を図る技術の開発が進められている。その1つに、車体の構成部材における一部に軽合金を採用する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
欧州特許第1440870号明細書(EP1440870B1)
この特許文献1で知られている車体構造は、アルミニウム合金製エンジンルームモジュールと、鋼材製フロアモジュールとを、鋼材製アダプタを介して結合したというものである。つまり、鋼材製アダプタを介して、異種金属同士を結合する。車体の構成部材における一部にアルミニウム合金を用いることによって、車体の軽量化を図ることができる。
ところで、一般的な車体製造設備は、鋼材同士を溶接することによって車体を製造するものである。このような既存の車体製造設備を、そのまま用いて、特許文献1のような異種金属を用いた車体を製造することはできない。このため、既存の車体製造設備を大幅に変更する必要がある。これでは、車体の生産コストが増大する要因となるので、改良の余地がある。
本発明は、車体の軽量化を図るとともに、車体の生産コストを極力低減することができる技術を、提供することを課題とする。
請求項1に係る発明では、予め組み立てられているダンパハウジング組立体を、車体に組込むように構成し、前記ダンパハウジング組立体は、アルミニウム合金等の軽合金によって構成されたダンパハウジングと、このダンパハウジングの上部に結合されて前記車体の一部をなす鋼材製の車体骨格部材と、前記ダンパハウジングの下部に結合された鋼材製のブラケットと、からなる車体構造である。
請求項2に係る発明では、前記車体骨格部材は、パイプからなることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、前記ダンパハウジングの上部と前記車体骨格部材との間には、電食を防止するための塗布剤の層が介在しており、前記車体骨格部材に前記ダンパハウジングの上部を結合する結合構成は、ボルト締結構造であることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、前記ダンパハウジングは、上下方向の応力が集中する角部を残すとともに、応力が集中しない他の部分の少なくとも一部を削除した構成であることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、前記ブラケットは、平面視略L字状に形成されており、前記車体において前記ブラケットを組込む部分は、このブラケットに合わせた平面視略L字状に形成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、前記ダンパハウジングは鋳造品であり、このダンパハウジングの下部に前記ブラケットを結合する結合構成は、前記ダンパハウジングを鋳造するときに、このダンパハウジングに前記ブラケットの一部を鋳ぐるむことにより、結合された構成であることを特徴とする。ここで、「鋳ぐるむ」(enveloped casting)とは、鋳型の中にブラケットの一部を埋め込み、このブラケットを包み込むようにして鋳物を製造することを言う。
請求項7に係る発明では、前記ダンパハウジングは、上から見たときに角部が曲線状に形成されており、この曲線状の角部は、下から上に向かうにつれて、曲線の度合いが緩やかになるように形成されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明は、部品生産工程で予め組み立てておいたダンパハウジング組立体(ダンパハウジングモジュール)を、その後の車体生産工程において、車体に組込むことが可能な構成としたものである。
一般に、車体は所定の剛性を確保するために、鋼材によって構成されている。これに対し、ダンパハウジングをアルミニウム合金等の軽合金によって構成することで、車体の軽量化を図った。鋼材製の車体と軽合金製のダンパハウジングとは、互いに異種金属からなる。これに対処するため、軽合金製のダンパハウジングを中核としたダンパハウジング組立体を、前工程において予め組み立てておくようにした。
このダンパハウジング組立体は、軽合金製のダンパハウジングと、鋼材製の車体骨格部材と、鋼材製のブラケットとからなる。車体骨格部材は、ダンパハウジングの上部に結合されており、車体の一部をなす。ブラケットは、ダンパハウジングの下部に結合されている。このようなダンパハウジング組立体は、車体全体に比べて小型である。このため、部品生産工程において、互いに異種金属からなる部材同士を、より適切に且つ迅速に結合することができる。部品生産工程は、例えば部品製造メーカーによって実施される。
車体生産工程においては、それぞれ鋼材からなる車体骨格部材及びブラケットを、同じく鋼材によって構成されている車体に結合するだけで、ダンパハウジング組立体を車体に組込むことができる。車体生産工程は、例えば車体の完成品を製造する車体製造メーカーによって実施される。互いに同種の金属同士を溶接等によって結合するのであるから、既存の生産設備を活用して、車体を量産することができる。このため、車体の生産コストを極力低減することができる。
このように、車体の剛性を確保しつつ、車体の軽量化を図るとともに、車体の生産コストを極力低減することができる。
請求項2に係る発明では、車体骨格部材をパイプによって構成したので、車体骨格部材の強度、剛性を一層高めることができる。強度、剛性が高まった分だけ、車体骨格部材における断面の大きさを小さくすることができる。この結果、車体を一層軽量化できる。
請求項3に係る発明では、ダンパハウジングの上部と車体骨格部材との間に、電食を防止するための塗布剤の層を介在させたので、軽合金製のダンパハウジングの電食を防止することができる。また、ダンパハウジングの上部を車体骨格部材にボルト止めによって結合したので、結合構成が簡単である。また、車体骨格部材をパイプによって構成した場合であっても、ボルトによって確実に結合することができる。
請求項4に係る発明では、ダンパハウジングにおいて、上下方向の応力が集中しない部分の少なくとも一部を削除したので、車体を一層軽量化できる。
請求項5に係る発明では、ブラケットは平面視略L字状に形成されている。一方、車体においてブラケットを組込む部分(ブラケット組込部)も、ブラケットに合わせた平面視略L字状に形成されている。車体にブラケットを組込むときには、ブラケット組込部にブラケットを位置決めした上で、両者を結合すればよい。このため、車体に対してダンパハウジングを容易に且つ確実に位置決めすることができる。
さらには、ブラケット組込部及びブラケットの両方が、平面視略L字状に形成されているので、単なる平板に比べて曲げ剛性が大きい。しかも、平板同士の合わせ面は1面であるのに対し、L字状の部材同士の重ね合わせなので、合わせ面は2面である。このため、両者の結合強度を十分に高めることができる。従って、互いに異種金属からなるダンパハウジングとブラケット組込部との結合剛性を一層高めることができる。
請求項6に係る発明では、ダンパハウジングの下部にブラケットの一部を鋳ぐるむことによって、ダンパハウジングにブラケットを結合した。このため、ダンパハウジングにブラケットを結合するのに、溶接やボルト止めをする工程を必要としない。従って、結合工数を低減することができるので、製造コストを低減することができる。
また、一般に、軽合金の鋳造品の熱収縮量は、鋼材の熱収縮量よりも大きい。このため、鋳造後におけるダンパハウジングは温度が低下すると、鋼材製のブラケットを押圧して、強固に結合する。このように、軽合金の鋳造品と鋼材との融点や線膨張係数の差を利用して、ダンパハウジングにブラケットを強固に結合することができる。
請求項7に係る発明では、ダンパハウジングは、上から見たときに角部が曲線状に形成されており、この曲線状の角部は、下から上に向かうにつれて、曲線の度合いが緩やかになるように形成されている。このため、角部における応力の集中を緩和することができるので、ダンパハウジングの剛性を高めることができる。
しかも、角張っている場合に比べて、角部を曲線状に形成した分だけ、ダンパハウジングを軽量にすることができる。さらには、角部における曲線の度合いは、ダンパハウジングの下から上に向かうにつれて緩やかである。このため、ダンパハウジングを鋳造品としたときに、鋳型の型抜きが容易である。従って、角部を曲線状にした分だけ、鋳造品のダンパハウジングを容易に軽量にすることができる。このようなことから、車体を一層軽量化できる。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、「下」は運転者から見た方向に従い、Frは前側、Rrは後側、CLは車幅中央側を示す。
図1は本発明に係る異種金属材料の結合構造を採用した車体フレームの斜視図である。図2は図1に示すダンパハウジング周りを車幅中央側から見た斜視図である。
図1は車体フレーム10(車体10)における左前部を示している。なお、車体フレーム10における右前部は、左前部と同様の構成である。
車体フレーム10の前部は、左右のフロントピラー11(左だけを示す。以下同じ。)と左右のサイドフレーム12と左右のアッパメンバ13と左右のロアメンバ14とフロントバルクヘッド15と左右のダンパハウジング16とからなる。
この車体フレーム10は、ダンパハウジング16を除き、他の各部材が鉄鋼等の鋼材(鉄系材料)によって構成されている。詳しくは、サイドフレーム12とアッパメンバ13とロアメンバ14は、全て正面視略矩形状断面の閉断面体であって、鉄鋼等の鋼材(鉄系材料)からなる。例えば、サイドフレーム12は鋼板製のプレス成形品である。アッパメンバ13及びロアメンバ14は角パイプ(鋼管)からなる。
これらのアッパメンバ13及びロアメンバ14は、車体10の一部をなす鋼材製の車体骨格部材である。以下、アッパメンバ13及びロアメンバ14のことを、適宜「車体骨格部材13,14」と言い換えることにする。
左右のサイドフレーム12は、車体前部の左右両側において前後に延びている。サイドフレーム12は後端から後方へ延びる延長部12aを有している。この延長部12aは、図示せぬフロアフレームに繋がる。
左右のアッパメンバ13は、左右のサイドフレーム12の上部に且つ車幅方向外側に位置しており、車体前部の左右両側において前後に延びている。各アッパメンバ13の後端部13aは、各フロントピラー11の前端部における上部ブラケット11aに、それぞれ溶接によって結合されている。
左右のロアメンバ14は、左右のアッパメンバ13の真下に位置しており、車体前部の左右両側において前後に延びている。ロアメンバ14の前端部14aは、ダンパハウジング16の位置においてアッパメンバ13の下面に、溶接によって一体的に結合されている。ロアメンバ14の後端部14bは、各フロントピラー11の前下端部における下部ブラケット11bに、それぞれ溶接によって結合されている。
フロントバルクヘッド15は、全体が正面視で略矩形状に形成された部材であり、左右のサイドフレーム12の前端に結合されている。フロントバルクヘッド15において、前部上部で車幅方向に延びたアッパクロスメンバ15aの両端は、左右のアッパメンバ13の各前端部13bに溶接によって結合されている。
図1及び図2に示すように、左のダンパハウジング16は、図示せぬフロントサスペンションのダンパを収納し且つダンパの上端部を固定するものである。この左のダンパハウジング16は、上端部が左のアッパメンバ13及び左のロアメンバ14に結合されるとともに、下端部がブラケット41,41を介して左のサイドフレーム12に結合されている。右のダンパハウジングは、左のダンパハウジング16と同様の構成なので、説明を省略する。
以下、左のダンパハウジング16について詳しく説明する。図3は図2に示すダンパハウジング周りの分解図である。図4は図2に示すダンパハウジング周りの組立図である。図5は図4の5−5線断面図である。図6は図4の6−6線断面図である。
図3に示すように、ダンパハウジング16は、軽合金から成る鋳造品(ダイカスト製品など)である。軽合金としては、例えばアルミニウム合金(アルミニウムを含む)を採用する。このダンパハウジング16は、ハウジング本体21と上部結合部22と下部結合部23,23とからなる、一体成形品である。ハウジング本体21は、天板24と周壁部25とからなる。
天板24は、平面視略矩形状を呈した概ね平板状の部分であって、ダンパの上端部を取り付けるための孔24aと、複数のダンパ用フランジ取付孔24bとを有する。
周壁部25は、アッパメンバ13及びロアメンバ14に接する部分を除いて、天板24の縁からサイドフレーム12へ向かって下方に延びた縦壁である。この周壁部25は、アッパメンバ13側が開放されており、車幅中央側の主壁部26と、この主壁部26の前後両端から車幅方向外側へ延びている側壁部27,27とからなる。主壁部26及び側壁部27,27は概ね平板状に形成されている。
主壁部26と各側壁部27,27とのコーナー28,28、つまり角部28,28は上から見たときに曲線状に形成されている。この角部28,28は、上下方向の応力が集中する部分である。角部28,28を曲線状に形成することによって、角部28,28における応力の集中を緩和することができる。この結果、ダンパハウジング16の剛性を高めることができる。
さらに、周壁部25は、上下方向の応力が集中する角部28,28を残すとともに、応力が集中しない他の部分の少なくとも一部を削除した構成である。具体的には、主壁部26は、車体側方から見たときに、中央部分が切り欠かれることによって空間部26aを有した構成である。この空間部26aは下方が開放されている。側壁部27,27は、車体前方から見たときに、角部28,28から概ね一定幅の帯状に構成されている。このように、ダンパハウジング16において、上下方向の応力が集中しない部分の少なくとも一部を削除したので、車体10を一層軽量化できる。
図3及び図4に示すように、上部結合部22は、アッパメンバ13の側面及びロアメンバ14の側面にボルト結合する部分であって、ダンパハウジング16の上部側部に有している。この上部結合部22は、取付け面が車幅方向外側を向いている、縦板状のフランジからなり、ダンパハウジング16と同じ材料からなる。
アッパ・ロアメンバ13,14に対する上部結合部22の結合構造は、次の通りである(図3〜図5)。
それぞれ角パイプから成る、アッパ・ロアメンバ13,14において、上部結合部22(フランジ22)を結合する位置の内面には、ナット31が取り付けられている。上述のように、アッパ・ロアメンバ13,14は閉断面体であるため、ボルト挿通用の孔を予め開けておく必要がある。これに対処するために、ナット31としては、例えばセルフピアスナットが採用される。セルフピアスナット(Self Piercing and Clinching Nut)は、周知の結合部品であって、結合装置によって板に打ち込まれることにより、自分自身で板に孔を開けて、板にかしめることが可能なナットである。このように、ナット31はカシメ等によってアッパ・ロアメンバ13,14に取り付けられる。
また、アッパメンバ13の側面及びロアメンバ14の側面には、電食を防止するための「塗布剤の層32」(図5参照)が形成されている。この塗布剤の層32は、例えば、図示せぬ塗布機におけるガンのノズルから塗布剤を吐出して、アッパ・ロアメンバ13,14におけるフランジ結合部分に塗布剤を塗布することにより、形成することができる。塗布剤の層32を成すための塗布剤としては、例えばエポキシ系接着剤が用いられる。
上部結合部22は、塗布剤の層32を介して、アッパメンバ13の側面及びロアメンバ14の側面に重ね合わされるとともに、ボルト33によってアッパメンバ13の側面及びロアメンバ14の側面に結合される。つまり、ボルト33をナット31にねじ込むことによって、アッパメンバ13の側面及びロアメンバ14の側面にダンパハウジング16の上部が結合される。なお、ボルト33の表面は、電食を防止するための被膜によって覆われている(電食防止剤によって表面処理されている)。
このように、アッパ・ロアメンバ13,14と上部結合部22との間に、電食を防止するための塗布剤の層32を介在させたので、軽合金製のダンパハウジング16の電食を防止することができる。
また、ダンパハウジング16の上部をアッパ・ロアメンバ13,14にボルト止めによって結合したので、結合構成が簡単である。また、アッパ・ロアメンバ13,14をパイプによって構成したにもかかわらず、ボルト33によって確実に結合することができる。
図4及び図5に示すように、上部結合部22の縁の周囲、つまり、アッパ・ロアメンバ13,14と上部結合部22との間の合わせ部分の周囲は、腐食性環境に晒され易い部分である。腐食性環境に晒される(例えば、水分に晒される)ことによって、電食が促進される要因となり得る。これに対処するために、上部結合部22の縁の周囲、つまり、アッパ・ロアメンバ13,14と上部結合部22との間の合わせ部分の周囲は、封止層34(図5参照)によって覆われている。この封止層34は、電食を防止するための塗布剤を、上部結合部22の縁の周囲に塗布することによって形成された層である。塗布剤としては、例えばシーラ又はシーラントとも言われている、液状のシール剤を用いる。上部結合部22の縁周りを、封止層34によって外部から密封することができる。
図3及び図4に示すように、各下部結合部23,23は、それぞれブラケット41,41を介してサイドフレーム12に結合される部分であって、周壁部25の下端から下方へ延長した部分である。上述のように、周壁部25は、下方が開放された空間部26aを周壁部25に有しているので、天板24から下方へ延びる二股状を呈する。このため、下部結合部23,23は、平面視略L字状断面形状の前後一対からなる。これら2つの下部結合部23,23は、それぞれフランジ23a,23aを有する。各フランジ23a,23aは、それぞれ側壁部27,27の縁に位置する。このため、各下部結合部23,23は、フランジ23a,23aを有している状態において、平面視略クランク状を呈する。
各ブラケット41,41は、鋼板の折り曲げ成形品であって、平面視において、下部結合部23,23と略同様の断面形状に形成されている。このように、各ブラケット41,41は、ダンパハウジング16とは互いに異種金属の材料、つまり鉄鋼等の鋼材から成る。これらのブラケット41,41は、下部結合部23,23に車幅方向外側から重ね合わせてボルト止めによって結合されている。なお、ブラケット41,41は、下部結合部23,23に車幅方向内側から重ね合わせてボルト止めによって結合してもよい。
各下部結合部23,23に対するブラケット41,41の結合構造は、上記図3〜図5に示す、アッパ・ロアメンバ13,14に対する上部結合部22の結合構造と同様の構成である。以下、各下部結合部23,23に対するブラケット41,41の結合構造を、図3、図4及び図6に基づいて説明する。
各下部結合部23,23(フランジ23a,23aを含む)において、車幅方向外側の面には、複数のナット42が溶接やカシメによって取り付けられている。
また、下部結合部23,23(フランジ23a,23aを含む)において、車幅方向内側の面には、電食を防止するための「塗布剤の層43」(図6参照)が形成されている。この塗布剤の層43は、下部結合部23,23における結合面に塗布剤を塗布することにより、形成することができる。塗布剤の層43を成すための塗布剤としては、例えばエポキシ系接着剤が用いられる。
下部結合部23,23は、塗布剤の層43を介して、ブラケット41,41の一端部に重ね合わされるとともに、ボルト44によってブラケット41,41に結合される。つまり、ボルト44をナット42にねじ込むことによって、下部結合部23,23にブラケット41,41の上部が結合される。なお、ボルト44の表面は、電食を防止するための被膜によって覆われている(電食防止剤によって表面処理されている)。
このように、下部結合部23,23とブラケット41,41との間に、電食を防止するための塗布剤の層43を介在させたので、軽合金製のダンパハウジング16の電食を防止することができる。また、ダンパハウジング16の下部にブラケット41,41をボルト止めによって結合したので、結合構成が簡単である。
図4及び図6に示すように、下部結合部23,23の縁の周囲、つまり、下部結合部23,23とブラケット41,41との間の合わせ部分の周囲は、腐食性環境に晒され易い部分である。腐食性環境に晒される(例えば、水分に晒される)ことによって、電食が促進される要因となり得る。これに対処するために、下部結合部23,23の縁の周囲、つまり、下部結合部23,23とブラケット41,41との間の合わせ部分の周囲は、封止層45(図6参照)によって覆われている。この封止層45は、電食を防止するための塗布剤を、下部結合部23,23の縁の周囲に塗布することによって形成された層である。塗布剤としては、例えばシーラ又はシーラントとも言われている、液状のシール剤を用いる。下部結合部23,23の縁周りを、封止層45によって外部から密封することができる。
次に、サイドフレーム12に対するブラケット41,41の結合構造を、図2、図4及び図6に基づいて説明する。
サイドフレーム12の上部において、ブラケット41,41を結合する位置には、前後2個のブラケット組込部46,46を有している。各ブラケット組込部46,46は、ブラケット41,41の下半部を組込む部分であって、サイドフレーム12の上部から上方へ延びた、鋼板の折り曲げ成形品である。つまり、各ブラケット組込部46,46は、ブラケット41,41と同種の材料から成る。
さらに、各ブラケット組込部46,46は、平面視において、ブラケット41,41と略同様の断面形状に形成されている。図2に示すように、ブラケット41,41は、各ブラケット組込部46,46に車幅方向外側から重ね合わせて、スポット溶接等の溶接によって結合されている。
ブラケット41,41は平面視略L字状に形成されている。ブラケット41,41を組込む部分46,46(ブラケット組込部46,46)も、ブラケット41,41に合わせた平面視略L字状に形成されている。L字状のブラケット組込部46,46に、L字状のブラケット41,41を嵌合することによって、ブラケット41,41の車体前後方向の位置及び車幅方向の位置を、容易に且つ正確に決めることができる。車体10にブラケット41,41を組込むときには、ブラケット組込部46,46にブラケット41,41を位置決めした上で、両者を結合すればよい。このため、車体10に対してダンパハウジング16を容易に且つ確実に位置決めすることができる。
さらには、ブラケット組込部46,46及びブラケット41,41の両方が、平面視略L字状に形成されているので、単なる平板に比べて曲げ剛性が大きい。しかも、平板同士の合わせ面は1面であるのに対し、L字状の部材同士の重ね合わせなので、合わせ面は2面である。このため、両者46,41の結合強度を十分に高めることができる。従って、互いに異種金属からなるダンパハウジング16とブラケット組込部46,46との結合剛性を一層高めることができる。
ここで、図2〜図4に示すように、左のアッパ・ロアメンバ13,14(車体骨格部材13,14)と左のダンパハウジング16と左のブラケット41,41とからなる組立体50のことを、「ダンパハウジング組立体50」と言うことにする。右についても同様である。つまり、ダンパハウジング組立体50は左右一対有る。
本発明は、予め組み立てられている左右のダンパハウジング組立体50(ダンパハウジングモジュール50)を、車体10に組込むように構成したことを特徴とする。つまり、部品生産工程で予め組み立てておいたダンパハウジング組立体50を、その後の車体生産工程において、車体10に組込むことが可能な構成としたものである。
車体10は、所定の剛性を確保するために、鋼材によって構成されている。これに対し、ダンパハウジング16をアルミニウム合金等の軽合金によって構成することで、車体10の軽量化を図った。鋼材製の車体10と軽合金製のダンパハウジング16とは、互いに異種金属からなる。これに対処するため、軽合金製のダンパハウジング16を中核としたダンパハウジング組立体50を、前工程において予め組み立てておくようにした。
上述のように、このダンパハウジング組立体50は、軽合金製のダンパハウジング16と、鋼材製の車体骨格部材13,14と、鋼材製のブラケット41,41とからなる。車体骨格部材13,14は、ダンパハウジング16の上部に結合されており、車体10の一部をなす。ブラケット41,41は、ダンパハウジング16の下部に結合されている。このようなダンパハウジング組立体50は、車体10全体に比べて小型である。このため、部品生産工程において、互いに異種金属からなる部材同士(各メンバ13,14,41,41と、ダンパハウジング16)を、より適切に且つ迅速に結合することができる。部品生産工程は、例えば部品製造メーカーによって実施される。
車体生産工程においては、それぞれ鋼材からなる車体骨格部材13,14及びブラケット41,41を、同じく鋼材によって構成されている車体10に結合するだけで、ダンパハウジング組立体50を車体10に組込むことができる。車体生産工程は、例えば車体10の完成品を製造する車体製造メーカーによって実施される。互いに同種の金属同士を溶接等によって結合するのであるから、既存の生産設備を活用して、車体10を量産することができる。このため、車体10の生産コストを極力低減することができる。
このように、車体10の剛性を確保しつつ、車体10の軽量化を図るとともに、車体10の生産コストを極力低減することができる。
ダンパハウジング組立体50を製造して車体10に組込む手順、つまり、車体10の製造方法の、一例を挙げると、次の通りである(図2〜図4参照)。
先ず、アッパメンバ13、ロアメンバ14、ダンパハウジング16及びブラケット41,41を準備する。
次に、ロアメンバ14をアッパメンバ13に結合する。
次に、上部結合部22をアッパ・ロアメンバ13,14に結合するとともに、ブラケット41,41を下部結合部23,23に結合する。以上で、ダンパハウジング組立体50の組立作業(部品生産工程)を完了する。
次に、このダンパハウジング組立体50を車体10に組込む(車体生産工程)。これで、組込み作業を完了する。具体的には、次の4箇所を車体10の各部に結合する。なお、4箇所の結合順序は任意である。
(1)アッパメンバ13の後端部13aを、フロントピラー11の上部ブラケット11aに結合する。
(2)アッパメンバ13の前端部13bを、フロントバルクヘッド15のアッパクロスメンバ15aに結合する。
(3)ロアメンバ14の後端部14bを、フロントピラー11の下部ブラケット11bに結合する。
(4)ブラケット41,41を、サイドフレーム12のブラケット組込部46,46に結合する。
次に、ダンパハウジング組立体50の各変形例について説明する。なお、上記図1〜図6に示す実施例と同様の構成については同一符号を付し、その説明を省略する。
先ず、図7及び図8に基づいて、ダンパハウジング組立体50の第1変形例を説明する。図7は本発明に係る第1変形例のダンパハウジング組立体の組立図であり、上記図4に合わせて表してある。図8は図7の8−8線断面図である。
第1変形例のダンパハウジング組立体50Aは、上記図1〜図6に示すダンパハウジング組立体50と実質的に同じ構成であり、ダンパハウジング16Aを、軽合金からなる板材のプレス加工品としたことを特徴とする。軽合金としては、例えばアルミニウム合金(アルミニウムを含む)を採用する。第1変形例によれば、上記図1〜図6に示すダンパハウジング組立体50と実質的に同じ効果を発揮する。さらに、第1変形例のダンパハウジング16Aは、板材のプレス加工品であるから、鋳物に比べて比較的容易に生産できる。
図7に示すように、ダンパハウジング16Aは、天板24と周壁部25とを別々に構成し、最終的に一体に結合したものである。両者24,25は、例えば複数のセルフピアスリベット等のリベット61によって互いに結合されている。なお、両者24,25同士の結合は、リベット止めに限らず、例えば溶接や、ボルト止めでもよい。
図7及び図8に示すように、各下部結合部23,23に対するブラケット41,41の結合構造は、複数のセルフピアスリベット62によって結合した構成である。つまり、上記図6に示すボルト止めの構成を、セルフピアスリベット62による結合の構成に変更した。下部結合部23,23とブラケット41,41との間には、電食を防止するための塗布剤の層43が介在している。下部結合部23,23とブラケット41,41との間の合わせ部分の周囲は、封止層45によって覆われている。
ここで、セルフピアスリベット61,62は、周知の結合部品であって、軸部とこの軸部の一端に形成されている頭部とからなる。結合装置のパンチとダイとによって、複数枚の板にセルフピアスリベットが打ち込まれると、セルフピアスリベットの軸部が板を突き通りつつ、軸部の先端が展開するように塑性変形する。この結果、展開した軸部の先端と頭部とによって複数の板同士が互いに結合される。
セルフピアスリベット61,62によって結合する構成なので、結合装置を用いて、結合工程を自動化することができる。このため、ダンパハウジング組立体50Aの生産効率が高まる。
次に、図9及び図10に基づいて、ダンパハウジング組立体50の第2変形例を説明する。図9は本発明に係る第2変形例のダンパハウジング組立体の組立図であり、上記図4に合わせて表してある。図10は図9の10−10線断面図である。
第2変形例のダンパハウジング組立体50Bは、上記図1〜図6に示すダンパハウジング組立体50と実質的に同じ構成であり、ダンパハウジング16Bは軽合金から成る鋳造品(ダイカスト製品など)である。軽合金としては、例えばアルミニウム合金(アルミニウムを含む)を採用する。さらに、ダンパハウジング16Bの下部結合部23,23は、周壁部25よりも肉厚である。第2変形例によれば、上記図1〜図6に示すダンパハウジング組立体50と実質的に同じ効果を発揮する。
第2変形例は、ダンパハウジング16Bを鋳造するときに、このダンパハウジング16Bにブラケット41,41の上半部を「鋳ぐるみ」によって結合したことを特徴とする。ここで、「鋳ぐるみ」(enveloped casting)とは、鋳型の中にブラケット41,41の一部を埋め込み、このブラケット41,41を包み込むようにして鋳物(ダンパハウジング16B)を製造することを言い、「鋳ぐるむ」、「鋳込む」、「鋳包み」とも言われている。つまり、ダンパハウジング16Bは鋳物であり、ブラケット41,41はダンパハウジング16Bに鋳ぐるまれたインサート部材であると、言うことができる。
ブラケット41,41の上半部には、各下部結合部23,23の下縁に沿う方向に複数の貫通孔41aが形成されている。このため、ダンパハウジング16Bを鋳造するときに、鋳型の中にブラケット41,41の上半部が埋め込まれているので、鋳型に流し込まれた軽合金の溶融材料の一部が、複数の貫通孔41aに入り込む。複数の貫通孔41aに入り込んだ溶融材料は、凝固して貫通孔41aに固定される。このように、溶融材料が貫通孔41aに入り込んで凝固した部分71(図10参照)のことを、固定部71と言うことにする。複数の貫通孔41aにそれぞれ固定部71が固定されるので、ダンパハウジング16Bに対するブラケット41,41の結合は、より強固なものになる。なお、ブラケット41,41に形成される貫通孔41aの個数や孔径は、下部結合部23,23に対するブラケット41,41の結合強度を勘案して、適宜設定すればよい。
以上の説明から明らかなように、第2変形例は、ダンパハウジング16Bの下部にブラケット41,41の一部を鋳ぐるむことによって、ダンパハウジング16Bにブラケット41,41を結合した。このため、ダンパハウジング16Bにブラケット41,41を結合するのに、溶接やボルト止めする工程を必要としない。従って、結合工数を低減することができるので、製造コストを低減することができる。
一般に、軽合金の鋳造品の熱収縮量は、鋼材の熱収縮量よりもが大きい。このため、鋳造後におけるダンパハウジング16Bは温度が低下すると、鋼材製のブラケット41,41を押圧して、強固に結合する。このように、軽合金の鋳造品と鋼材との融点や線膨張係数の差を利用して、ダンパハウジング16Bにブラケット41,41を強固に結合することができる。
下部結合部23,23とブラケット41,41との間には、電食を防止するための塗布剤の層が介在していない。下部結合部23,23とブラケット41,41との間の合わせ部分の周囲は、封止層45によって覆われている。
さらに、第2変形例では、図9に示すように、ダンパハウジング16Bは、上から見たときに角部28,28が曲線状に形成されており、この曲線状の角部28,28は、下から上に向かうにつれて、曲線の度合いが緩やかになるように形成されている。このため、角部28,28における応力の集中を緩和することができるので、ダンパハウジング16Bの剛性を高めることができる。しかも、角張っている場合に比べて、角部28,28を曲線状に形成した分だけ、ダンパハウジング16Bを軽量にすることができる。
さらには、角部28,28における曲線の度合いは、ダンパハウジング16Bの下から上に向かうにつれて緩やかである。このため、ダンパハウジング16Bを鋳造品としたときに、鋳型の型抜きが容易である。従って、角部28,28を曲線状にした分だけ、鋳造品のダンパハウジング16Bを容易に軽量にすることができる。
このようなことから、車体10(図1参照)を一層軽量化できる。
第2変形例において、上部結合部22は、内部にアッパメンバ13及びロアメンバ14を「鋳ぐるみ」によって結合した構成であってもよい。このようにすることで、アッパ・ロアメンバ13,14は、上部結合部22によって一様に覆われ且つ互いに結合される。
なお、本発明では、車体10にダンパハウジング組立体50,50A,50Bを組込む構成は、車体10の前部に限定されるものではなく、車体10の後部にも採用することができる。
また、ダンパハウジング16,16A,16Bを構成する軽金属は、アルミニウム又はアルミニウム合金に限定されるものではなく、例えばマグネシウム又はマグネシウム合金であってもよい。
本発明の車体構造は、車体にダンパハウジングを有した車両に採用するのに好適である。
本発明に係る異種金属材料の結合構造を採用した車体フレームの斜視図である。 図1に示すダンパハウジング周りを車幅中央側から見た斜視図である 図2に示すダンパハウジング周りの分解図である。 図2に示すダンパハウジング周りの組立図である。 図4の5−5線断面図である。 図4の6−6線断面図である。 本発明に係る第1変形例のダンパハウジング組立体の組立図である。 図7の8−8線断面図である。 本発明に係る第2変形例のダンパハウジング組立体の組立図である。 図9の10−10線断面図である。
符号の説明
10…車体(車体フレーム)、16,16A,16B…ダンパハウジング、13,14…車体骨格部材、26,27…ダンパハウジングの他の部分、28…ダンパハウジングの角部、41…ブラケット、32…塗布剤の層、46…ブラケットを組込む部分、50,50A,50B…ダンパハウジング組立体。

Claims (7)

  1. 予め組み立てられているダンパハウジング組立体を、車体に組込むように構成し、
    前記ダンパハウジング組立体は、アルミニウム合金等の軽合金によって構成されたダンパハウジングと、このダンパハウジングの上部に結合されて前記車体の一部をなす鋼材製の車体骨格部材と、前記ダンパハウジングの下部に結合された鋼材製のブラケットと、からなる車体構造。
  2. 前記車体骨格部材は、パイプからなることを特徴とした請求項1記載の車体構造。
  3. 前記ダンパハウジングの上部と前記車体骨格部材との間には、電食を防止するための塗布剤の層が介在しており、
    前記車体骨格部材に前記ダンパハウジングの上部を結合する結合構成は、ボルト締結構造であることを特徴とした請求項1又は請求項2記載の車体構造。
  4. 前記ダンパハウジングは、上下方向の応力が集中する角部を残すとともに、応力が集中しない他の部分の少なくとも一部を削除した構成であることを特徴とした請求項1から請求項3までのいずれか1項記載の車体構造。
  5. 前記ブラケットは、平面視略L字状に形成されており、
    前記車体において前記ブラケットを組込む部分は、このブラケットに合わせた平面視略L字状に形成されていることを特徴とした請求項1から請求項4までのいずれか1項記載の車体構造。
  6. 前記ダンパハウジングは鋳造品であり、
    このダンパハウジングの下部に前記ブラケットを結合する結合構成は、前記ダンパハウジングを鋳造するときに、このダンパハウジングに前記ブラケットの一部を鋳ぐるむことにより、結合された構成であることを特徴とした請求項1から請求項5までのいずれか1項記載の車体構造。
  7. 前記ダンパハウジングは、上から見たときに角部が曲線状に形成されており、
    この曲線状の角部は、下から上に向かうにつれて、曲線の度合いが緩やかになるように形成されていることを特徴とした請求項6記載の車体構造。
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