JP2015076522A - 複合電子部品及び複合電子部品の製造方法 - Google Patents

複合電子部品及び複合電子部品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の目的は、静電気対策素子とコイルとを備える複合電子部品において、静電気対策素子に含まれるグランド電極とコイルとの間で発生する浮遊容量を抑制することができる複合電子部品及びその製造方法を提供することである。
【解決手段】複合電子部品1は、積層体20、コイル31,32、静電気対策素子60及び外部電極41〜44を備えている。積層体20は、絶縁体層21〜24が積層されて構成されている。コイル31,32は、絶縁体層21,22の上面に設けられている。静電気対策素子60は、コイル31,32に接続されグランド電極61,62を有している。外部電極41〜44は、コイル31,32と接続されている。そして、コイル31,32が設けられた絶縁体層22,21の上面とグランド電極61,62とは交差していない。
【選択図】図2

Description

本発明は、複合電子部品及び複合電子部品の製造方法に関し、詳しくは、静電気対策素子とコイルとを備える複合電子部品及びその製造方法に関する。
従来の複合電子部品として、特許文献1に記載のノイズフィルタ部品が知られている。この種の複合電子部品は、複数の絶縁体層からなる積層体、該絶縁体層上に設けられたコイル、該コイルと接続された静電気対策素子を備えている。また、静電気対策素子には、グランド電極が含まれる。
ところで、上記の複合電子部品では、静電気対策素子に含まれるグランド電極が、積層体の底面から上面に向かって側面を跨って設けられているため、側面部分に設けられたグランド電極とコイルの外周部分とが近接している。これにより、該グランド電極と該コイルとの間で浮遊容量が発生するという問題がある。
特開2010−28695
本発明の目的は、静電気対策素子とコイルとを備える複合電子部品において、静電気対策素子に含まれるグランド電極とコイルとの間で発生する浮遊容量を抑制することができる複合電子部品及びその製造方法を提供することである。
本発明の第1の形態に係る複合電子部品は、
複数の絶縁体層が積層されてなる積層体と、
前記絶縁体層上に設けられた第1のコイルと、
前記第1のコイルと接続され、グランド電極を有する静電気対策素子と、
前記第1のコイルと接続された外部電極と、
を備え、
前記グランド電極は、前記第1のコイルが設けられた絶縁体層の面と交差しないこと、
を特徴とする。
本発明の第2の形態に係る複合電子部品の製造方法は、
前記複合電子部品の製造方法であって、
前記外部電極と前記静電気対策素子に含まれる導体とを、同時に形成する工程を備えること、
を特徴とする。
前記複合電子部品では、第1のコイルが設けられた絶縁体層の面とグランド電極とが交差しない。これにより、第1のコイルとグランド電極とが近接することが防止され、浮遊容量の発生を抑制することができる。
本発明によれば、静電気対策素子とコイルとを備える複合電子部品において、静電気対策素子に含まれるグランド電極とコイルとの間で発生する浮遊容量を抑制することができる。
一実施例である複合電子部品の外観図である。 一実施例である複合電子部品の分解斜視図である。 一実施例である複合電子部品を放電電極を通る断面で切断した断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。 製造途中の複合電子部品の断面図である。
(複合電子部品の概略構成、図1及び図2参照)
以下に、一実施例である複合電子部品1について図面を参照しながら説明する。以下で、電子部品1の積層方向をz軸方向と定義し、z軸方向から平面視したときに、電子部品1の長辺に沿った方向をx軸方向とし、短辺に沿った方向をy軸方向と定義する。また、z軸方向の正方向側に位置する面を上面と称し、z軸方向の負方向側に位置する面を下面と称す。なお、x軸、y軸及びz軸は互いに直交している。
図1に示すように、複合電子部品1は、略直方体状を成している。また、複合電子部品1は、図2に示すように、磁性体基板12、磁性体層14、積層体20、コイル31,32、外部電極41〜44、接続導体51〜54、静電気対策素子60及び静電気対策素子保護層70を備えている。
(磁性体基板及び磁性体層の構成、図2参照)
磁性体基板12は、複合電子部品1のz軸方向の負方向側に位置している。また、磁性体基板12における下面S0(電極形成面)は、複合電子部品1を回路基板に実装する際の実装面である。そして、磁性体基板12は、焼結済みのフェライトセラミックスが削り出されて作製されている。なお、磁性体基板12は、フェライト仮焼粉末及びバインダーからなるペーストがアルミナ等のセラミックス基板に塗布されることによって作製されてもよいし、フェライト材料のグリーンシートが積層及び焼成されて作製されてもよい。さらに、金属磁性粉入りのエポキシ樹脂等を熱硬化して作製されてもよい。
また、磁性体基板12は、直方体状を成している。ただし、磁性体基板12の下面側の4つの角には、切欠きが設けられている。具体的には、磁性体基板12における、x軸方向の正方向側に位置する側面S1とy軸方向の正方向側に位置する側面S2とが成す角E1、側面S2とx軸方向の負方向側の側面S3とが成す角E2、側面S3とy軸方向の負方向側の側面S4とが成す角E3、及び側面S1と側面S4とが成す角E4に対して、切欠きが設けられている。
磁性体層14は、複合電子部品1のz軸方向の正方向側の端部に位置する直方体状の部材である。磁性体層14の材料は、磁性粉入りの樹脂や磁性体セラミックであり、磁性粉としてフェライトや金属磁性体、樹脂としてポリイミド樹脂やエポキシ樹脂が挙げられる。なお、磁性体層14の厚みは、磁性体基板12の厚みよりも薄く、磁性体層14の初期透磁率は、磁性体基板12の初期透磁率よりも小さい。
(積層体の構成、図2参照)
積層体20は、ポリイミドにより作製された絶縁体層21〜24が積層されてなる直方体状の部材であり、磁性体基板12と磁性体層14との間に挟まれている。なお、絶縁体層21〜24は、ベンゾジクロブテン等の絶縁性樹脂により作製されていてもよいし、ガラスセラミックス等の絶縁性無機材料で作製されていてもよい。
絶縁体層21〜24は、z軸方向から平面視したときに長方形状を成し、z軸方向の負方向側から正方向側に向かってこの順に積層されている。また、絶縁体層21,22における、x軸方向の正方向側の外縁とy軸方向の正方向側の外縁とが成す角C1、及びx軸方向の負方向側の外縁とy軸方向の正方向側の外縁とが成す角C2には切欠きが設けられている。さらに、絶縁体層21〜23における、x軸方向の負方向側の外縁とy軸方向の負方向側の外縁とが成す角C3、及びx軸方向の正方向側の外縁とy軸方向の負方向側の外縁とが成す角C4にも切欠きが設けられている。
絶縁体層23のy軸方向の中央には、絶縁体層23をz軸方向に貫く二つの貫通孔H1,H2が設けられている。貫通孔H1,H2は、z軸方向から見たときに長方形状を成し、x軸方向の負方向側から正方向側に向かって、この順に並んでいる。
絶縁体層22のy軸方向の中央には、絶縁体層22をz軸方向に貫く貫通孔H3が設けられている。貫通孔H3は、z軸方向から平面視したときに、貫通孔H2と重なるように設けられた長方形状の孔である。
(コイルの構成、図2参照)
コイル31,32は、積層体12の内部に設けられたAu,Ag,Cu,Pd,Ni等の導電性材料によりなる線状導体である。また、コイル31とコイル32とは、電磁気的に結合することにより、コモンモードチョークコイルを構成している。
図2に示すように、コイル31は、絶縁体層21の上面に設けられており、z軸方向の正方向側から平面視したときに、時計回りに旋回しながら中心に近づく螺旋状を成している。また、コイル31における外周側の端部は、角C1に向かって延びている。さらに、コイル31における内周側の端部は、z軸方向から見たときに、貫通孔H2,H3と重なるように位置している。
コイル32は、絶縁体層22の上面に設けられており、z軸方向の正方向側から平面視したときに、時計回りに旋回しながら中心に近づく螺旋状を成している。また、コイル32における外周側の端部は、角C2に向かって延びている。さらに、コイル32における内周側の端部は、z軸方向から平面視したときに、貫通孔H1と重なるように位置している。
(外部電極の構成、図2参照)
外部電極41〜44は、Au,Ag,Cu,Pd,Ni等を材料とし、複合電子部品1の入力電極又は出力電極として機能する。また、外部電極41〜44は、磁性体基板12の下面S0及び側面S1〜S4に設けられており、端子部41a〜44aと接続部41b〜44bにより構成されている。以下で詳細に説明する。
図2に示すように、外部電極41は、端子部41aと接続部41bとから構成されている。端子部41aは、磁性体基板12の下面S0における角E1の近傍に設けられ、接続部41bは、角E1に設けられた切欠きの面に沿って、略z軸方向に延在している。さらに、接続部41bのz軸方向の負方向側の端部は、端子部41aと接続されており、z軸方向の正方向側の端部は、後述する接続導体51と接続されている。
外部電極42は、端子部42aと接続部42bとから構成されている。端子部42aは、磁性体基板12の下面S0における角E2の近傍に設けられ、接続部42bは、角E2に設けられた切欠きの面に沿って、略z軸方向に延在している。さらに、接続部42bのz軸方向の負方向側の端部は、端子部42aと接続されており、z軸方向の正方向側の端部は、後述する接続導体52と接続されている。
外部電極43は、端子部43aと接続部43bとから構成されている。端子部43aは、磁性体基板12の下面S0における角E3の近傍に設けられ、接続部43bは、角E3に設けられた切欠きの面に沿って、略z軸方向に延在している。さらに、接続部43bのz軸方向の負方向側の端部は、端子部43aと接続されており、z軸方向の正方向側の端部は、後述する接続導体53と接続されている。
外部電極44は、端子部44aと接続部44bとから構成されている。端子部44aは、磁性体基板12の下面S0における角E4の近傍に設けられ、接続部44bは、角E4に設けられた切欠きの面に沿って、z軸方向に延在している。さらに、接続部44bのz軸方向の負方向側の端部は、端子部44aと接続されており、z軸方向の正方向側の端部は、後述する接続導体54と接続されている。
(接続導体の構成、図2参照)
接続導体51〜54は、Au,Ag,Cu,Pd,Ni等の導電性材料により構成され、外部電極41〜44とコイル31,32とを接続する役割を果たしている。
接続導体51は、図2に示すように、絶縁体層21,22の角C1に設けられた切欠きを埋めるようにz軸方向に延在している。また、接続導体51における絶縁体層21に位置する部分は、コイル31における外周側の端部と接続されており、接続導体51のz軸方向の負方向側の端部は、外部電極41における接続部41bのz軸方向の正方向側の端部と接続されている。
接続導体52は、絶縁体層21,22の角C2に設けられた切欠きを埋めるようにz軸方向に延在している。また、接続導体52のz軸方向の正方向側の端部は、コイル32における外周側の端部と接続されており、接続導体52のz軸方向の負方向側の端部は、外部電極42における接続部42bのz軸方向の正方向側の端部と接続されている。
接続導体53は、引き出し部53a及びビア導体部53b,53cにより構成されている。引き出し部53aは、絶縁体層23に設けられた線状の導体であり、角C3から貫通孔H1に向かって延在している。
ビア導体部53bは、絶縁体層21〜23の角C3に設けられた切欠きを埋めるようにz軸方向に延在している。また、ビア導体部53bのz軸方向の正方向側の端部は、引き出し部53aと接続されており、ビア導体部53bのz軸方向の負方向側の端部は、外部電極43における接続部43bのz軸方向の正方向側の端部と接続されている。
ビア導体部53cは、絶縁体層23に設けられた貫通孔H1を埋めるように設けられ、さらに、ビア導体部53cのz軸方向の負方向側の端部は、絶縁体層22に接している。これにより、ビア導体部53cのz軸方向の正方向側の端部は、引き出し部53aと接続され、ビア導体部53cのz軸方向の負方向側の端部は、コイル32における内周側の端部と接続されている。以上より、接続導体53は、外部電極43とコイル32とを接続している。
接続導体54は、引き出し部54a及びビア導体部54b,54cにより構成されている。引き出し部54aは、絶縁体層23に設けられた線状の導体であり、角C4から貫通孔H2に向かって延在している。
ビア導体部54bは、絶縁体層21〜23の角C4に設けられた切欠きを埋めるようにz軸方向に延在している。また、ビア導体部54bのz軸方向の正方向側の端部は、引き出し部54aと接続されており、ビア導体部54bのz軸方向の負方向側の端部は、外部電極44における接続部44bのz軸方向の正方向側の端部と接続されている。
ビア導体部54cは、絶縁体層22,23に設けられた貫通孔H2,H3を埋めるように設けられ、さらに、ビア導体部54cのz軸方向の負方向側の端部は、絶縁体層21に接している。これにより、ビア導体部54cのz軸方向の正方向側の端部は、引き出し部54aと接続され、ビア導体部54cのz軸方向の負方向側の端部は、コイル31における内周側の端部と接続されている。以上より、接続導体54は、外部電極44とコイル31とを接続している。
(静電気対策素子の構成 図2及び図3参照)
静電気対策素子60は、図2に示すように、磁性体基板12の下面S0(電極形成面)に設けられている。また、静電気対策素子60は、グランド電極61,62、接続電極63、放電電極64,65、及び静電気吸収体66により構成されている。以下で、その詳細を説明する。
グランド電極61,62は、Au,Ag,Cu,Pd,Ni等の導電性材料から構成された長方形状の導体層であり、磁性体基板12の下面S0におけるx軸方向の略中央に設けられている。また、グランド電極61は、磁性体基板12の下面S0におけるy軸方向の正方向側の外縁近傍に設けられ、グランド電極62は、磁性体基板12の下面S0におけるy軸方向の負方向側の外縁近傍に設けられている。ただし、グランド電極61,62は、外部電極41〜44のようなZ軸方向に延在する接続部(外部電極41〜44においては、接続部41b〜44b)は設けられていない。
接続電極63は、Au,Ag,Cu,Pd,Ni等の導電性材料から構成される線状導体である。また、接続電極63は、磁性体基板12の下面S0におけるx軸方向の略中央に設けられている。さらに、接続電極63は、グランド電極61におけるy軸方向の負方向側の端部、及びグランド電極62におけるy軸方向の正方向側の端部を接続している
放電電極64,65は、x軸と平行に延在する線状導体であり、y軸方向の正方向側からこの順に並ぶように設けられている。そして、放電電極64,65と接続電極63とは、磁性体基板12の下面S0におけるx軸方向の略中央で交差している。
放電電極64のx軸方向の正方向側の端部は外部電極41における端子部41aと接続され、放電電極64のx軸方向の負方向側の端部は外部電極42における端子部42aと接続されている。さらに、放電電極64は、接続電極63を境界として、x軸方向の正方向側の部分で1カ所、x軸方向の負方向側の部分で1カ所、つまり、計2カ所で切断されている。これにより、放電電極64の各切断部分には、微小な隙間A1,A2が形成されている。
放電電極65のx軸方向の負方向側の端部は外部電極43における端子部43aと接続され、放電電極65のx軸方向の正方向側の端部は外部電極44における端子部44aと接続されている。さらに、放電電極65は、接続電極63を境界として、x軸方向の正方向側の部分で1カ所、及びx軸方向の負方向側の部分で1カ所、つまり、計2カ所で切断されている。これにより、放電電極65の各切断部分には、微小な隙間A3,A4が形成されている。
静電気吸収体66は、導電性の微粉末を熱硬化性ラバーや合成樹脂等に混入した部材であり、磁性体基板12の下面S0に4つ設けられている。具体的には、静電気吸収体66は、図3に示すように、放電電極64の2つの微小な隙間A1,A2、及び放電電極65の2つの微小な隙間A3,A4に介在している。また、静電気吸収体66は、一定値以上の電圧が印加された場合に、電気抵抗が下がる性質を有しており、一種のバリスタとして機能する。
(静電気対策素子保護層 図2参照)
静電気対策素子保護層70は、ポリイミド樹脂またはエポキシ樹脂により構成され、図2に示すように、z軸方向から平面視したときに、2つの十字をx軸方向に並べたような形状を成し、静電気対策素子60を覆っている。
(複合電子部品の機能)
以上のように構成された複合電子部品1では、z軸方向から平面視したときに、コイル31,32が重なっている。これにより、コイル31を通過する電流により発生した磁束が、コイル32を通過し、コイル32を通過する電流により発生した磁束が、コイル31を通過する。結果として、コイル31及びコイル32は、磁気結合して、コモンモードチョークコイルを構成する。
本実施例では、外部電極41,42が入力端子として用いられ、外部電極43,44が出力端子として用いられる。すなわち、差動伝送信号が、外部電極41,42から入力され、外部電極43,44から出力される。このとき、差動伝送信号にコモンモードノイズが含まれている場合には、コイル31,32は、コモンモードノイズの電流により、同じ方向に磁束を発生する。そのため、磁束同士が強め合うようになり、コモンモードノイズの電流に対するインピーダンスが発生する。その結果、コモンモードノイズの電流は、熱に変換されて、コイル31,32を通過することが妨げられる。
一方、ノーマルモードの電流が流れた場合には、コイル31において発生する磁束とコイル32において発生する磁束とは、逆方向である。そのため、磁束が打ち消し合うようになり、ノーマルモードの電流に対しては、インピーダンスが発生しない。従って、ノーマルモードの電流は、コイル31,32を通過することができる。
さらに、外部電極41〜44のいずれかに所定値以上の電圧、例えば静電気による過大な電圧が印加されると、静電気吸収体66を介して、放電電極64,65の隙間A1〜A4において放電が生じる。これにより、静電気による過大な電圧を伴う電流は、グランド電極61,62に流入するため、コイル31,32には流入しない。結果として、複合電子部品1と接続されたIC等には、静電気等による過大な電圧は印加されない。つまり、複合電子部品1に含まれる静電気対策素子60は、該複合電子部品1と接続されたIC等を、静電気等による過大な電圧から保護している。
(複合電子部品の製造方法 図4〜図13参照)
以下で、複合電子部品1の製造方法について説明する。なお、製造途中の複合電子部品1におけるx軸、y軸及びz軸は、完成後の複合電子部品1におけるx軸、y軸及びz軸に対応している。さらに、製造途中の複合電子部品1におけるz軸方向の正方向側の面を、上面と称し、z軸方向の負方向側の面を下面と称する。
まず、磁性体基板12となるマザー基板112の上面にポリイミド樹脂を塗布する。ポリイミド樹脂が塗布されたマザー基板112に対して、フォトリソグラフィを行う。具体的には、塗布されたポリイミド樹脂における、完成後の複合電子部品1の角C1〜C4に対応する部分を、フォトマスクにより遮光する。この状態で、マザー基板112の上面に対して露光を行う。これにより、露光されたポリイミドは硬化する。その後、現像を行って、未硬化のポリイミド樹脂を除去し、熱処理を施す。これにより、絶縁体層21となるべき絶縁体層が形成される。
絶縁体層21となるべき絶縁体層の上面にスパッタ法を用いてAg膜を成膜する。さらに、Ag膜上にレジストを塗布する。その後、該レジストの形状が、コイル31及び接続導体51〜54の一部に対応する形状となるように、フォトリソグラフィにより、該レジストを成形する。その後、レジストをマスクとしてエッチング溶液によりAg膜をエッチングする。さらに、レジストを除去することによって、コイル31及び接続導体51〜54の一部が、絶縁体層21となるべき絶縁体層の上面に形成される。
以上の工程を繰り返すことにより、絶縁体層21〜24となるべき絶縁体層、複数のコイル31,32及び接続導体51〜54により構成されるマザー積層体120が形成される。
積層体120を形成した後に、絶縁体層24となるべき絶縁体層の上面に、磁性体セラミックスを貼りつける、もしくは、磁性粉入り樹脂を熱圧着することにより、マザー積層体120の上面に磁性体層14となるべきマザー磁性体層114が形成されるとともに、図4に示されるマザー本体110が完成する。
次に、マザー基板112の下面を研削、研磨し、該下面上にレジストを塗布する。その後、該レジストにおいて、複合電子部品1の角E1〜E4の切欠きに対応する部分が空間となるように、フォトリソグラフィにより、図5に示すようなレジストパターンM1を形成する。
さらに、レジストパターンM1をマスクとして、サンドブラストを行う。これにより、マザー本体110に対して、図6に示すような、角E1〜E4に対応する穴H5が形成される。そして、図7に示すように、レジストパターンM1を有機溶剤により除去する。なお、本工程において、サンドブランストに代えてレーザー加工を用いてもよく、また、サンドブラストとレーザー加工を組み合わせてもよい。
次に、図8に示すように、サンドブラストが施されたマザー基板112の下面に、スパッタ工法により、Ti薄膜上にさらにCu薄膜が形成されたTi/Cu薄膜150を形成する。
次に、Ti/Cu薄膜150上にレジストを塗布する。これに加えて、該レジストにおいて、外部電極41〜44における端子部41a〜44a、静電気対策素子60におけるグランド電極61,62、接続電極63及び放電電極64,65に対応する部分が空間となるように、フォトリソグラフィにより、図9に示すようなレジストパターンM2を形成する。
そして、図10に示すように、Ti/Cu薄膜150を給電膜として、電解めっき法により、銅めっき膜154を形成する。これにより、レジストパターンM2に覆われていないTi/Cu薄膜150上に銅がめっきされる。その後、レジストパターンM2を有機溶剤により除去することで、端子部41a〜44a、グランド電極61,62、接続電極63及び放電電極64,65がマザー基板112の下面に形成される。
さらに、端子部41a〜44a、グランド電極61,62、接続電極63及び放電電極64,65をマスクとして、余分な給電膜をエッチングする。なお、このエッチングでは、Ti/Cu薄膜150の厚さ分だけエッチングを行い、端子部41a〜44a、グランド電極61,62、接続電極63及び放電電極64,65に相当する銅めっき膜154は、マザー基板112の下面に残存する。
さらに、マザー基板112の下面に形成された放電電極64,65における隙間A1〜A4に対して、溶媒によって液状となった導電性微粉末を含む合成樹脂等を、ディスペンス又はスクリーン印刷によって滴下又は印刷する。これを乾燥させ、図11に示すような静電気吸収体66を形成する。以上により、マザー基板112の下面S0に静電気対策素子60が形成される。
静電気対策素子60を形成後、マザー基板112の下面S0に対して、スクリーン印刷等によってエポキシ等の皮膜を形成する。これにより、図12に示すような静電気対策素子保護層70が形成される。
最後に、図13に示すように、マザー本体110をカットする。このとき、該カットにおけるカットラインは、マザー基板112に形成された角E1〜E4に対応する穴H5の中心を通るように行う。これにより、複数の複合電子部品1を得る。
なお、完成後の複合電子部品1に対して、バレル工法等により面取り加工を施してもよい。さらに、外部電極41〜44に対して、Snめっき及びNiめっきを施してもよい。
(効果)
複合電子部品1では、静電気対策素子60に含まれるグランド電極61,62が、磁性体基板12の下面S0のみに設けられている。従って、コイル31,32が設けられた絶縁体層21,22の面とグランド電極61,62とが交差しない。これにより、コイル31,32とグランド電極61,62とが近接することが防止され、浮遊容量の発生を抑制することができる。
さらに、磁性体基板12の下面S0は実装面であるため、外部電極41〜44が位置している。従って、複合電子部品1の製造工程において、静電気対策素子60の各電極と外部電極41〜44とを同時に形成することが出来る。つまり、複合電子部品1の製造工程を簡素化することができる。
また、磁性体基板12は、複合電子部品1の積層工程における基板、すなわち、最下層に位置する部分であるから、積層に伴う凹凸が少ない。従って、複合電子部品1では、静電気対策素子60を磁性体層14の上面に設けた場合と比較して、放電電極64,65における隙間A1〜A4の距離の制御を容易に行うことができる。
これに加え、複合電子部品1では、静電気対策素子60が磁性体基板12の下面S0、すなわち、z軸方向の負方向側に設けているのに対して、コイル31,32は磁性体基板12のz軸方向の正方向側に設けられている。これにより、複合電子部品1では、コイル31,32と磁性体基板12との間に静電気対策素子60が介在しない。結果として、コイル31,32で発生し、磁性体基板12へと向かう磁束が、静電気対策素子60によって遮られることが抑制される。従って、複合電子部品1では、静電気対策素子60を磁性体基板12の上面に設けた場合と比較して、コモンモードインピーダンスを大きくとることができる。
しかも、複合電子部品1では、静電気対策素子60とコイル31,32との間において、絶縁体層と比較してはるかに厚みのある磁性体基板12を用いた場合、静電気対策素子60とコイル31,32との距離を十分に保つことができる。従って、複合電子部品1では、静電気対策素子60の各電極とコイル31,32との間で発生する浮遊容量を抑制することができる。
そして、静電気対策素子60とコイル31,32との距離を十分に保つことができることに起因して、複合電子部品1では、z軸方向から見たときに、コイル31,32とグランド電極61,62とが重ならないように配置する必要性が低い。従って、複合電子部品1では、コイル31,32のレイアウト自由度が高い。
また、仮に、磁性体基板12の上面に静電気対策素子60を設けた場合、コイル31,32と静電気対策素子60との距離を十分に離そうとすると、磁性体基板12と磁性体層14との距離が増大する。この場合、複合電子部品1のコモンモードインピーダンスは低下する。しかし、複合電子部品1では、磁性体基板12の下面に静電気対策素子60が設けられているため、磁性体基板12と磁性体層14との距離の増大を抑制できる。結果として、複合電子部品1では、コモンモードインピーダンスの低下を抑制することができる。
(他の実施例)
本発明に係る複合電子部品及び複合電子部品の製造方法は前記実施例に限定するものではなく、その要旨の範囲内で種々に変更することができる。例えば、磁性体基板12の角E1〜E4に設けられた切欠きの形状や、大きさは任意である。
以上のように、本発明は、静電対策素子とコイルとを備える複合電子部品及びその製造方法に有用であり、静電気対策素子に含まれるグランド電極とコイルとの間で発生する浮遊容量を抑制することができる点で優れている。
S0 下面(電極形成面)
1 複合電子部品
12 磁性体基板
14 磁性体層
20 積層体
21〜24 絶縁体層
31,32 コイル(第1のコイル、第2のコイル)
41〜44 外部電極
60 静電気対策素子
61,62 グランド電極

Claims (8)

  1. 複数の絶縁体層が積層されてなる積層体と、
    前記絶縁体層上に設けられた第1のコイルと、
    前記第1のコイルと接続され、グランド電極を有する静電気対策素子と、
    前記第1のコイルと接続された外部電極と、
    を備え、
    前記グランド電極は、前記第1のコイルが設けられた絶縁体層の面と交差しないこと、
    を特徴とする複合電子部品。
  2. 磁性体基板を更に備え、
    前記グランド電極は、前記磁性体基板を挟んで前記第1のコイルと反対側に位置する該磁性体基板の電極形成面の面上にのみ設けられていること、
    を特徴とする請求項1に記載の複合電子部品。
  3. 前記電極形成面は、実装面であること、
    を特徴とする請求項2に記載の複合電子部品。
  4. 前記絶縁体層上に設けられた第2のコイルと、
    前記積層体を挟んで、前記磁性体基板と反対側に位置する磁性体層と、
    を更に備え、
    前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、互いに電磁気的に結合することにより、コモンモードチョークコイルとして機能すること、
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の複合電子部品。
  5. 前記磁性体基板の厚さは、前記磁性体層の厚さよりも厚いこと、
    を特徴とする請求項4に記載の複合電子部品。
  6. 前記磁性体基板の初期透磁率は、前記磁性体層の初期透磁率よりも大きいこと、
    を特徴とする請求項4又は請求項5に記載の複合電子部品。
  7. 前記磁性体基板は、焼結体であり、
    前記磁性体層は、磁性粉を含有した樹脂であること、
    を特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の複合電子部品。
  8. 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の複合電子部品の製造方法であって、
    前記外部電極と前記静電気対策素子に含まれる導体とを、同時に形成する工程を備えること、
    を特徴とする複合電子部品の製造方法。
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