JP2015043767A - タンパク質含有飲食品及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下、及び希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下であることを特徴とする飲食品。
(2)前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする(1)に記載の飲食品。
(3)前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]が0.006以上0.6以下であることを特徴とする(1)又は(2)に記載の飲食品。
(4)更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の飲食品。
(5)タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下となるように調整する工程と、希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下となるように調整する工程とを含むことを特徴とする飲食品の製造方法。
(6)前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする(5)に記載の飲食品の製造方法。
(7)前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]を0.006以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする(5)又は(6)に記載の飲食品の製造方法。
(8)更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする(5)〜(7)のいずれかに記載の飲食品の製造方法。
(9)タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下となるように調整する工程と、希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下となるように調整する工程とを含むことを特徴とする飲食品の風味改善方法。
(10)前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする(9)に記載の飲食品の風味改善方法。
(11)前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]を0.006以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする(9)又は(10)に記載の飲食品の風味改善方法。
(12)更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする(9)〜(11)のいずれかに記載の飲食品の風味改善方法。
本発明は、タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下、及び希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下であることを特徴とする飲食品並びにその製造方法、及びそのように各成分を調整することを特徴とする風味改善方法に関するものである。
本発明において、飲食品とは特に限定されるものではなく、例えば、牛乳、加工乳、生乳、低脂肪乳、調整乳等の牛乳由来の成分を含む所謂乳飲料;ヨーグルト等の乳製品;豆乳を好ましくは意味するものである。また、これら乳飲料、乳製品、豆乳のほか、無果汁飲料、果汁入り飲料、野菜飲料、乳酸菌飲料、茶系飲料、炭酸飲料、コーヒー飲料、アルコール飲料、ミネラル含有飲料、ビタミン含有飲料、機能性食品素材の含有飲料等の飲料類、プリン、アイスクリーム、ゼリー等のデザート食品類、チョコレート、キャラメル、キャンディ等の菓子類、パン類、つゆ、たれ、ドレッシング等の調味料、スナック食品、レトルト食品及びその他のインスタント食品などを挙げることができるが、吸収性や簡便性の観点から乳飲料、豆乳等の飲料、ヨーグルトであることが好ましい。また、前記飲料及び食品には、動物に投与する飲食物も含まれる。動物に投与される飲食物は特に限定されないが、例えばペットフードやペット用各種飲料などとしてもよい。
本発明において、風味改善とは、タンパク質独特の口の中でまとわりつくような感覚やべたつく感覚が低減され、喉越しの良好な、キレのあるすっきりした飲みやすい飲料となることを言う。
本発明の飲食品においては、タンパク質の含有量を1.0質量%以上10.0質量%以下に調整する。タンパク質の含有量が1.0質量%未満であれば、タンパク質を含有することにより生じるテクスチャーの問題が発生しないが、タンパク質も十分摂取することができない。一方で、10.0質量%を超えると、本発明をもってしてもタンパク質の臭みやえぐみが目立つうえ、まとわりつくような、べたつくようなテクスチャーになり、喉越しが悪く、残留感があり、習慣的に摂取する飲食品に相応しくない飲食品となる。この範囲であれば、タンパク質を含有しながらも、独特のタンパク質の風味やテクスチャーが気にならない飲食品とすることができる。好ましくは1.5質量%以上9.0質量%以下、特に好ましくは2.0質量%以上9.0質量%以下とすることにより、独特のタンパク質の風味やテクスチャーが気にならない程度となり、日常的な摂取が可能な飲食品とすることが可能となる。
タンパク質の調整は、タンパク質を含有する大豆由来製品や乳由来製品、タンパク質単体製剤などの添加などの手段により調整が可能である。タンパク質は、動物性タンパク質であっても植物性タンパク質であってもよいが、乳タンパク質は、乳等省令の規格になっているホエータンパクに限るものではなく、カゼインなどの乳に由来するタンパク質であればいずれも使用可能である。タンパク質製剤は市販のものを使用することができるが、好ましくは大豆タンパク質製剤を添加することにより調整する。タンパク質は、紫外吸収法、Bradford法(クーマシーブルー法)、Lowry法(フェノール試薬法)、ビシンコニン酸法(BCA法)など一般的なタンパク質測定法により測定が可能であるが、好ましくはケルダール法を使用して測定する。
本発明において、希少糖とは、自然界に微量にしか存在しない単糖及び糖アルコールを意味するものである。自然界に多量に存在する単糖は、D-グルコース、D-フラクトース、D-ガラクトース、D-マンノース、D-リボース、D-キシロース、L-アラビノースの7種類あり、それ以外の単糖は全て希少糖である。
六炭糖(ヘキソース)については、アルドースの場合はL-アロース、L-グロース、L-グルコース、L-ガラクトース、L-アルトロース、L-イドース、L-マンノース、L-タロース、D-タロース、D-マンノース、D-イドース、D-アルトロース、D-ガラクトース、D-グルコース、D-グロース、D-アロースの16種類、ケトースの場合はL-プシコース、L-ソルボース、L-フルクトース、L-タガトース、D-タガトース、D-フルクトース、D-ソルボース、D-プシコースの8種類が存在する。
本発明において使用される希少糖は、好ましくはD-プシコース、D-ソルボース、D-タガトース及びD-アロースのうち1又は複数であり、希少糖含有量と表した場合は、これらの総質量%を意味するものである。更に好ましくは、希少糖はD-プシコースである。本発明の飲食品においては、希少糖の含有量を0.02質量%以上2.0質量%以下、好ましくは0.08質量%以上1.0質量%以下、更に好ましくは0.2質量%以上0.89質量%以下に調整することを特徴とする。
希少糖の含有量が0.02質量%未満であれば、希少糖による風味改善効果を十分に発揮させることが困難であり、2.0質量%を超えると希少糖由来の甘味が後味として口に長く残り、好ましくない風味となる。この範囲であれば、甘味立ちが良く希少糖由来の甘味が口に長く残ることなく、希少糖による風味改善効果も期待できる。好ましくは0.08質量%以上1.0質量%以下とすることにより、タンパク質含有飲食品特有の喉越しがより改善されると共に残留感が低減され、更に好ましくは0.2質量%以上0.89質量%以とすることにより、タンパク質の口残りが改善されてべたつき感が低減され、スッキリ感が更に増強される。また、D−プシコースに代表される希少糖をタンパク質と同時に摂取することにより、血糖値の上昇抑制、脂質代謝の改善など、カロリー摂取により懸念される問題点の改善が期待できる。
希少糖含有量の調整は、希少糖を含有するシロップや希少糖単体製剤などの添加などの手段により調整が可能である。希少糖含有シロップや製剤は市販のものを使用することができる。希少糖は、HPLC分析により測定が可能である。
本発明の飲食品は、タンパク質含有量と希少糖含有量とのバランスが重要であり、タンパク質に対する希少糖の質量比率(希少糖/タンパク質)が、小数点第四位を四捨五入して0.006以上0.60以下であることにより、タンパク質含有飲食品特有の喉越しや残留感が改善され、タンパク臭を効果的に抑制することが可能となる。好ましくはタンパク質に対する乳糖の質量比率が0.01以上0.55以下とすることにより、甘味のキレが良くなり後味が良好になる。更に好ましくは0.05以上0.45以下とすることにより、スッキリ感を与えることが可能となる。
脂質とは、脂肪成分であり、脂肪分とも言われるものである。牛乳の場合は乳脂肪分とも言われる。本発明の飲食品においては、脂質の含有量を0質量%以上4.0質量%以下に調整する。4.0質量%を超えると、生クリームのようにくどく飲みづらい飲料となる。このような範囲とすることにより、濃すぎることなく、飲みやすい飲料とすることができる。好ましくは0.1質量%以上3.8質量%以下とすることにより、もったりとした不快な風味を生じさせることなくタンパク臭を抑え、飲食品にコクを出すことが可能となる。更に好ましくは0.2質量%以上3.7質量以下とすることにより、最も好ましくは0.3質量%以上3.6質量%以下に調整することにより、味に奥行きがある、風味の良好な飲料となる。
脂質の調整は、脂質を含有する乳由来製品などの添加、ろ過などの手段により調整が可能である。脂質は、HPLC分析により測定が可能である。
本発明の飲食品は、脂質含有量及びタンパク質含有量の和と希少糖含有量とのバランスもまた重要であり、脂質含有量及びタンパク質含有量の和に対する希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下となる。好ましくは0.02以上0.55以下であることにより、タンパク質由来の臭みやテクスチャーの悪化が改善されながらも、風味に奥行きをもたせた高級感のある飲食品を演出することが可能となる。好ましくは[希少糖/(脂質+タンパク質)]の質量比率が0.05以上0.45以下とすることにより、これらの効果は更に増強され、コク及び旨みを有する飲食品となる。
また、その他、公知の飲料に含まれる材料(成分)、例えば、増粘剤、ビタミン類、甘味付与剤、酸味料、香料、ミネラル分、機能性成分等を、本実施形態による効果を損なわない範囲で配合してもよい。
プロテイン飲料(DNS社製)、豆乳(豆乳A:スジャータめいらくグループ社製市販品、豆乳B:不二製油社製市販品、豆乳C:キッコーマン飲料社製市販品)、大豆飲料(大塚チルド食品社製市販品)、牛乳又はヨーグルト(ヨーグルトA:ダノンビオ プレーン・砂糖不使用、ヨーグルトB:ダノンビオ プレーン・砂糖不使用脂肪0)、希少糖源として希少糖シロップであるレアシュガースウィート(松谷化学工業株式会社製))、その他に果糖ぶどう糖液糖、果糖、ぶどう糖、砂糖、水あめ、ニゲロオリゴ糖含有シロップ(日食テイストオリゴ(日本食品加工株式会社)及びパラチノースのうち1又は複数を、表1、2及び3に記載の配合量添加し、溶解させた。60℃に到達するまで加熱した後、缶に充填し、115℃にて1分間レトルト殺菌処理を実施した。
実施例1のサンプル作成方法を基準とし、表1、2及び3に示すようにそれぞれの添加量を変更して、飲食品(サンプル)を作製した。
(希少糖の分析方法)
試料溶液14gに水を加えて20mLに定容し、これをメンブレンフィルターで濾過した後、溶液中に含まれるD−プシコース、D−ソルボース、D−タガトース及びD−アロースを高速液体クロマトグラフ法により測定した。
各成分の分析機器及び分析条件は下記に記す。
<D−プシコース>
機 種:LC−20AD(株式会社島津製作所社製)
検出器:示差屈折計 RID−10A(株式会社島津製作所社製)
カラム:Inertsil NH2,φ3mm×100mm(ジーエルサイエンス株式会社社製)
カラム温度:室温
移動相:アセトニトリル:水=81:19
流 量:0.8mL/min
注入量:5μL
<D−ソルボース>
機 種:LC−10ADvp(株式会社島津製作所社製)
検出器:示差屈折計 RID−10A(株式会社島津製作所社製)
カラム:Shodex Asahipak NH2P−40 3E, φ3.0mm×250mm(昭和電工株式会社社製)
カラム温度:室温
移動相:アセトニトリル:水=8:2
流 量:0.3mL/min
注入量:5μL
<D−タガトース>
機 種:LC−20AD(株式会社島津製作所社製)
検出器:示差屈折計 RID−10A(株式会社島津製作所社製)
カラム:Inertsil NH2,φ3mm×100mm(ジーエルサイエンス株式会社社製)
カラム温度:室温
移動相:アセトニトリル:水=85:15
流 量:0.8mL/min
注入量:5μL
<D−アロース>
機 種:LC−20AD(株式会社島津製作所社製)
検出器:示差屈折計 RID−10A(株式会社島津製作所社製)
カラム:Shodex SUGAR SPO810, φ8mm×300mm(昭和電工株式会社社製)
カラム温度:80℃
移動相:水
流 量:0.6mL/min
注入量:5μL
実施例2〜14及び比較例1〜20の各飲食品を用いて、品温10℃における官能評価を実施した。結果を表1及び2に示す。
冷蔵庫に保管して品温を10℃にした各飲食品を、熟練した評価者7名に飲用してもらい、風味、タンパク臭及び喉越し等ついて適宜官能評価をした。各項目について、以下の評価基準に従い評価した。
以下の評価を適宜採用することにより、実施例及び比較例を評価し、評価1〜4を効果ありと判断した。
1:喉越しが非常に良く、大変スッキリとしている。
2:喉越しが良く、スッキリ感も強い。
3:喉越しの残留感が気にならず、スッキリ感も十分に感じられる。
4:喉越しの残留感がわずかにあるが、スッキリ感もあり、許容範囲である。
5:喉越しの残留感がやや気になり、スッキリ感に欠ける。
6:喉越しが悪く、残留感が強い。
7:喉越しが極めて悪く、残留感が極めて強い。
<豆臭み・異味評価基準>
以下の評価を適宜採用することにより、実施例及び比較例を評価し、評価1のみ効果ありと判断した。
1:豆臭み・異味共にない、若しくは気にならないレベルであり良好。
2:豆臭み・異味の少なくともいずれかが、やや気になり違和感がある。
3:豆臭み・異味の少なくともいずれかが、顕著で不快である。
<総合評価>
○:喉越し評価が1〜4であり、かつ豆臭み・異味評価が1である。
△:喉越し評価が1〜4であり、かつ豆臭み・異味評価が1〜2である。
×:喉越し評価が5〜7であるか、または豆臭み・異味評価が3である。
タンパク質と希少糖のバランスもまた重要であり、タンパク質に対する希少糖の質量比率[希少糖/タンパク質]が、0.006以上0.6以下の範囲にある飲食品は、より風味改善効果が得られていた。また、脂質とタンパク質の和及び希少糖のバランスもまた重要であり、脂質含有量及びタンパク質含有量の和に対する希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下の範囲にある飲食品で、特に風味改善効果が見られた。
以上より、本発明は、タンパク質を摂取でき、かつ風味が良好な飲食品を提供することが可能となる。
本発明の飲食品は、タンパク質を比較的多く含有していたとしてもタンパク臭、喉越しの悪さ、残留感などの風味上の問題が発生せず、スッキリとした風味の良好な飲料となる。したがって、高齢者や幼児など、人体を維持するのに必要な栄養素を摂取する必要がある消費者が、継続的にタンパク質等の栄養分を手軽に摂取する飲食品として有用であると言える。
Claims (12)
- タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下、及び希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下であることを特徴とする飲食品。
- 前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする請求項1に記載の飲食品。
- 前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]が0.006以上0.6以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲食品。
- 更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の飲食品。
- タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下となるように調整する工程と、希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下となるように調整する工程とを含むことを特徴とする飲食品の製造方法。
- 前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする請求項5に記載の飲食品の製造方法。
- 前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]を0.006以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする請求項5又は6に記載の飲食品の製造方法。
- 更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする請求項5〜7のいずれかに記載の飲食品の製造方法。
- タンパク質含有量が1.0質量%以上10.0質量%以下となるように調整する工程と、希少糖含有量が0.02質量%以上2.0質量%以下となるように調整する工程とを含むことを特徴とする飲食品の風味改善方法。
- 前記希少糖は、D−プシコース、Dソルボース、D−タガトース及びD−アロースからなる群から選択される1又は複数の混合物であることを特徴とする請求項9に記載の飲食品の製造方法。
- 前記タンパク質含有量に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/タンパク質]を0.006以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする請求項9又は10に記載の飲食品の風味改善方法。
- 更に脂質を含有し、脂質含有量及び前記タンパク質含有量の和に対する前記希少糖含有量の質量比率[希少糖/(脂質+タンパク質)]が0.003以上0.6以下となるように調整する工程を含むことを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の飲食品の風味改善方法。
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