JP2014518752A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 系の表面上でのスケールの堆積物を溶解および／または抑制する方法であって、系の表面を、下記：
   Ａ） 以下の群から選択されるキレート成分 ３〜１５質量部：
   ａ１） メチルグリシン−Ｎ−Ｎ−二酢酸（ＭＧＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、
   ａ２） ニトリロ三酢酸（ＮＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、
   ａ３） ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸（ＨＥＤＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ４） Ｎ，Ｎ−ビス（カルボキシメチル）−Ｌ−グルタメート（ＧＬＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ５） エチレンジアミン四酢酸（ＥＤＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ６） ジエチレントリアミン五酢酸（ＤＴＰＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、および
   ａ７） それらの混合物
   Ｂ） キレート成分Ａ）とは異なる酸性成分 ３〜１５質量部、
   Ｃ） 水 少なくとも６０質量部、
   Ｄ） 随意に、界面活性剤成分、および
   Ｅ） 随意に、腐食防止剤
   （前記質量部は、組成物１００質量部に基づく）
   を含む組成物と接触させる段階を含む前記方法。
2. 前記組成物が、３〜９のｐＨを有する、請求項１に記載の方法。
3. 前記酸性成分Ｂ）が、メタンスルホン酸、クエン酸、リン酸、またはそれらの組み合わせを含む、請求項１に記載の方法。
4. ｉ） 前記系の表面が、鉄、鋼、アルミニウム、クロム、銅、またはそれらの組み合わせを含み、
   ｉｉ） 前記系が、伝熱系、ろ過系、または蒸発系であるか、または
   ｉｉｉ） ｉ）およびｉｉ）の両方である、
   請求項１から３までのいずれか１項に記載の方法。
5. さらに、組成物および／または系を加熱して、系の表面上のスケールの溶解を容易にする段階を含む、請求項１から４までのいずれか１項に記載の方法。
6. 系の表面上でのスケールの堆積物を溶解および／または抑制する方法であって、系の表面を、下記：
   Ａ） メチルグリシン−Ｎ−Ｎ−二酢酸（ＭＧＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩を含むキレート成分 ３〜１５質量部：
   Ｂ） メタンスルホン酸を含む酸性成分 ３〜１５質量部、
   Ｃ） 水 少なくとも６０質量部、
   Ｄ） 随意に、界面活性剤成分
   Ｅ） 随意に、腐食防止剤
   （前記質量部は、組成物１００質量部に基づく）
   を含む組成物と接触させる段階を含む前記方法。
7. 前記キレート成分Ａ）が、５〜１２．５質量部の量で存在し、前記酸性成分Ｂ）が５〜１２．５質量部の量で存在し、且つ、界面活性成分Ｄ）が、非イオン性界面活性剤を含み、且つ３〜１５質量部の量で存在し、且つ、前記腐食防止剤Ｅ）が、プロパルギルアルコールアルコキシレートを含み、且つ、０．０１〜５質量部の量で存在する（それぞれ、組成物１００質量部に対して）、請求項１から６までのいずれか１項に記載の方法。
8. 系の表面上でのスケールの堆積物を溶解および／または抑制する方法であって、系の表面を、下記：
   Ａ） 以下の群から選択されるキレート成分 ０．００１〜１５質量部：
   ａ１） メチルグリシン−Ｎ−Ｎ−二酢酸（ＭＧＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、
   ａ２） ニトリロ三酢酸（ＮＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、
   ａ３） ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸（ＨＥＤＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ４） Ｎ，Ｎ−ビス（カルボキシメチル）−Ｌ−グルタメート（ＧＬＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ５） エチレンジアミン四酢酸（ＥＤＴＡ）および／またはそれらのアルカリ塩，
   ａ６） ジエチレントリアミン五酢酸（ＤＴＰＡ）および／またはそれらのアルカリ塩、および
   ａ７） それらの混合物
   Ｂ） キレート成分Ａ）とは異なる酸性成分 ０．０１〜１５質量部、
   Ｃ） 水 残りの質量部、
   Ｄ） 随意に、界面活性剤成分、および
   Ｅ） 随意に、腐食防止剤
   （前記質量部は、組成物１００質量部に基づく）
   を含む組成物と接触させる段階を含む前記方法。
9. ｉ） 前記キレート成分Ａ）が、メチルグリシン−Ｎ−Ｎ−二酢酸（ＭＧＤＡ）および／またはそれらのアルカリ塩を含み、
   ｉｉ） 前記酸性成分Ｂ）が、メタンスルホン酸を含み、または
   ｉｉｉ） ｉ）およびｉｉ）の両方である、
   請求項１から８までのいずれか１項に記載の方法。
10. 前記スケールが、炭酸カルシウムを含む、請求項１から９までのいずれか１項に記載の方法。