JP2014503542A - アンブロキソールの水溶液 - Google Patents

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Abstract

【課題】 アンブロキソールの酸付加塩を含有してなる水溶液を提供する。
【解決手段】 本発明はアンブロキソールの酸付加塩を含有してなる水溶液に関し、該アンブロキソール含量は0.1%〜7%(質量/容量)の範囲であり、ポリオール類及びポリアルキレングリコール類から選んだポリアルコール類の全含量は少なくとも20%(質量/容量)であり、アルコール類の全含量は1%(質量/容量)未満であり、該水溶液は安息香酸及び/又は有機又は無機塩基と安息香酸との塩を含有していない、アンブロキソールの水溶液を提供する。

Description

本発明は、アンブロキソール(ambroxol)の酸付加塩を含有してなる水溶液に関する。更に詳しく言えば、本発明の水溶液は、0.1%〜7%(w/v)の範囲のアンブロキソール含量と、少なくとも20%(w/v)のポリアルコール類及びポリアルキレングリコール類から選んだポリアルコール類の全含量と、1%(w/v)未満のアルコール含量とを含有し、且つ安息香酸及び/又は安息香酸と有機又は無機塩基との塩(以下では「ベンゾエート類」と総合的に記載する)を含有していない。
アンブロキソール塩酸塩〔トランス−4−(2−アミノ−3,5−ジブロモベンジルアミノ)シクロヘキサノール 塩酸塩〕(非特許文献1)は、経口又は非経口投与に適当な種々の組成物で利用できる周知の粘液溶解薬剤である。然しながら、経口組成物は大いに好ましい。
特許文献1は咽喉炎症状の処置のためしゃぶるべき錠剤を開示している。
続いて、20又は30mgのアンブロキソールを含有する錠剤の咽喉炎症状への効果を証明する、無作為化した且つ統計的に有意な、擬薬に対する調節研究に関する2つの文献が刊行された(非特許文献2及びJ.Fischerらの非特許文献3)。然しながら、該著者が考える所によれば、うがい液及び噴霧液の如き液体形では、口中における短かい持続時間に因りアンブロキソールが咽喉炎症状へのその効果を発揮するものではない。
更には、現在利用できる水性液体形は十分な作用を発揮できない。何故ならば、アンブロキソールの濃度はアンブロキソール塩酸塩の水中への不十分な溶解度によりかなり低いからであり、これは約3%(質量/容量:w/v)である。
特許文献2及び特許文献3は、一般に、アンブロキソールを含有する製薬組成物を一般に開示している。かゝる両特許出願の実施例Gは、1.5%w/vのアンブロキソールと、6%w/vの70%ソルビトール溶液と2%w/vのグリセロールと少量の他の添加剤と芳香剤とを含有する製薬組成物を開示している。
特許文献4、特許文献5及び特許文献6は一般に、アンブロキソールを含有する製薬組成物、特にゲル、親水性ペースト、ローション、溶液、座薬、疎水性ペースト、軟膏、クリーム、ローション、スティック、ロゼンジ、錠剤、香錠及び甘味錠の形での製薬組成物を開示している。特許文献4の実施例1は、1%w/wのアンブロキソールと、20%w/wの85%グリセロール溶液と、5%w/wの96%エタノール溶液と、少量の芳香剤及び着色剤とを含有する水溶液を記載している。特許文献5の実施例11及び15は、約2.3%w/wのアンブロキソールと約47%w/wのプロピレングリコールと10%w/wのエタノールとを含有する水溶液を記載している。特許文献6の組成物3は、1%w/wのアンブロキソールと30%w/wのソルビトールと10%w/wのグリセロールと5%w/wのエタノールと少量の芳香剤とを含有する水溶液を記載している。
特許文献7は高濃度(約4〜7%w/v)の活性成分を特徴とするアンブロキソールの経口液体組成物を記載している。特許文献7の実施例1は5%w/vのアンブロキソールと、20%w/vのキシリトールと、10%w/vのソルトール(Solutol)HS15と、2.9%w/vのグリセロールと、0.50%w/vの安息香酸ナトリウムと、少量の芳香剤とを含有する水溶液を記載している。かゝる組成物はこれを25℃でコハク色のガラスビンに貯蔵するならば、少なくとも12ヶ月間は安定であると言われる。
アルコール類、ベンゾエート類、ソルベート類及びパラベン類の如き防腐剤の使用は液体組成物では普通である。防腐剤はカビ菌を防除し、酵母の成長を抑制し、細菌の増殖に対して保護するのに有効であり、かくして、最終的には、「経口用途用の水性製剤」又は「口粘膜用途用の水性製剤」に対して欧州薬局方の微生物学的仕様(非特許文献4)に応諾できる。防腐剤の使用は、微生物がそれらの増殖のための有利な条件を見出し得る水性組成物で特に推奨される。
国際特許出願 WO 01/05378 米国特許 US 2003/0171391 米国特許 US 2005/0014844 米国特許 US 2005/0266058 米国特許 US 2003/0113377 米国特許 US 2005/0075403 欧州特許 EP 1543826
Ph. Eur., Monograph 1489 Deutsche Apotheker Zeitung;17. 2113, 2002 Arzneim, Forsch 52, 256, 2002 Ph. Eur. 6.7, §5.1.4. CPMP/ICH/2738/99 Arch. Pediatr., 1996;3(10);984〜7 Contact Dermatitis, 2003;49(6): Br. J. Dermatol., 2004;151(4):898〜902 The Journal of Applied Research, Vol.9, No.1&2,2009 Eur. ph. 6.6, Ed. §5.1.3
発明の要約
本発明者が見出した所によれば、低濃度と高濃度との両方でアンブロキソールを含有する処方物の欠点は、貯蔵中と安定性研究中との両方で幾つかの分解不純物を形成することである。この欠点は高濃度の処方物に対してより顕著である。何故ならば、該処方物はより迅速に許容できないレベルに達するからである。
特許文献7によると、該生成物の貯蔵中に生成する主要な不純物のうちの1つは、不純物B〔トランス−4−(6,8−ジブロモ−1,4−ジヒドロキナゾリン−3(2H)−イル)シクロヘキサーノル〕である。この不純物は、アンブロキソールンとホルムアルデヒドとの間の相互作用に因り、活性成分のあり得る不純物として欧州薬局方で報告された周知の化合物である。酸化反応に因る別のあり得る不純物は不純物A〔(2−アミノ−3,5−ジブロモフェニル)メタノール〕及び不純物E(2−アミノ−3,5−ジブロモベンズアルデヒド)であるが、両方共窒素雰囲気中で操作することにより制御できる。
本発明者が見出した所によれば、別の欠点は、特許文献7による処方物が貯蔵中に不純物A,B及びE以上に増大する傾向で若干の未知分解生成物を明示することである。
活性成分の分解によって発生する既知不純物と未知不純物との両方の形成は、薬物生成物及び特に液体形の薬物生成物の共通の問題である。勿論、該形成は生成物の安定性を制限してしまうマイナスの観点として考えねばならない。実施中の規則(例えば、「新規薬剤生成物中の不純物における手引報告書」EMEA、欧州医薬機関によって発行された非特許文献5)はこの種の不純物に対して厳格な制限を提供するが、毒性が常に知られている訳ではない物質(特に未知の不純物)に対して患者が暴露されるのを回避するように分解を出来るだけ防止又は低減するのがより良い。
本発明者が認めた所によれば、低い及び高い有効成分濃度の両方で技術的に知られた水性の経口アンブロキソール処方物はベンゾエート類又は別の特定の抗菌防腐剤を含有する。
ベンゾエート類は、成人及び子供の両方で例えば喘息症のヒトに(例えばPetrus M.等の非特許文献6)不利な反応、固定薬疹(Vilaplana J.等の非特許文献7)及び急性じんま疹/血管浮腫のエピソード(Nettis E.等の非特許文献8)を誘発することが知られている。更には、最近の研究ではカリウム ソルベート及びメチルヒドロキシベンゾエート(メチル−パラベン)に伴なう重大な副作用が報告されている。皮疹、じんま疹及び接触皮膚炎の如き皮膚反応が局所施用後に報告されている。アレルギー性潜在性及びエストロゲン潜在性も摂取後に報告されている(C. Boukarim等の非特許文献9)。
更に、本発明者が実感した所によれば、特許文献4、特許文献5及び特許文献6に記載される処方物の如き、アルコール類を含有する処方物は細菌学的な仕様の見地からきわめて安定であるにも拘らず、健康上の理由のため、倫理上の理由のため、道徳上の理由のため又は法律上の理由のためアルコール類を飲用するのをためらう消費者によって一般には十分には受け入れられずしかも小児科の用途には許容されない。
今般、本発明者は驚くべきことには前記の欠点を克服する解決策を見出した。
特許文献7により製造した生成物を研究すると、本発明者が驚くべきことには見出した所によれば、該組成物からナトリウムベンゾエートを除去すると、該処方物は安定性の点で強く改良されており、不純物Bのより緩慢な増大と未知分解生成物のずっとより緩慢な増大とを示す。
更には、ベンゾエート類が不在であることによって、この防腐剤の使用に関する耐容性の問題を克服することができる。
更に、本発明者が見出した所によれば、ナトリウムベンゾエートの不在にも拘らずまた存在するにしてもきわめて少量のアルコール類にも拘らず、ポリオール及びポリアルキレンオキシドの全含量が少なくとも20%w/vである時、種々の苛酷な条件での「抗菌性防腐の効力」(非特許文献10)試験は維持されるので、追加の防腐剤の、その副作用と一緒に存在は随意に回避できる。
発明の詳細な説明
それ故、アンブロキソールの酸付加塩を含有してなる水溶液であってアンブロキソール含量が0.1%〜7%(質量/容量)の範囲にあり、ポリオール類及び/又はポリアルキレングリコール類から選んだポリアルコール類の全含量が少なくとも20%(w/v)であり、アルコール類の全含量が1%(w/v)未満であり、該水溶液はベンゾエートを含有していない、アンブロキソール酸付加塩含有溶液を提供するのが本発明の目的である。
本発明の目的のため、用語「ベンゾエート類」は安息香酸と、有機又は無機塩基との安息香酸の塩との両方を記載する。本発明の目的のため、こゝで定義される如き「ベンゾエート類」の量を記載する用語「含有していない」はベンゾエート類の量が0.001%(w/v)以下であることを意味する。
本発明の目的のため、用語「アルコール類」はアルキル基(炭化水素連鎖)の炭素原子に結合した1つのみのヒドロキシ(−OH)基を担持する製薬上許容しうる有機化合物の種類の何れかを記載する。前記の定義内のアルコール類の特定例はエタノール、プロパノール及びイソプロパノールである。
典型的には、アンブロキソールの酸付加塩は塩酸塩である。
好ましくは、アンブロキソール含量は0.2%〜6%(w/v)であり、より好ましくは0.3%〜5%(w/v)であり、最も好ましくは1.0%〜4%(w/v)である。
有利には、該処方物は、主たる機能として溶解性で表面活性で甘味特性を有する、ポリオール類及び/又はポリアルキレングリコール類から選んだポリアルコール類を含有する。
好ましくは、前記のポリオール類は、グリコール類例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、トリメチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、ジチエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール、1,1,1−トリメチロールプロパン、1,1,1−トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサントリオール、エトヘキサジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール及びグリセロール;糖アルコール類例えばトレイトール、アラビトール、リビトール、ダルシトール、イジトール、ラクチトール、ペンタエリスリトール、マルチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、イソマルト;及び糖例えばリボース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリボース、フラクトース、ソルボース、グルコース、マンノース、ガラクトース、グロース、サクロース、ラクトース、ラクツロース、マルトース、トレハロース、ツラノース、セロビオース、及びこれらの混合物から選択される。
より好ましくは、本発明で有用なポリオール類はグリセロール、プロピレングリコール、キシリトール、ソルビトール、サクロース、グルコース及びこれらの混合物から選ばれる。
好ましくは、前記のポリアルキレングリコール類はポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、これと有機酸とのエステル類又はこれとアルコールとのエーテル類及びこれらの混合物から選ばれる。
より好ましくは、本発明で有用なポリアルキレングリコール類は、200〜1500の範囲の分子量を有するポリエチレングリコール(PEG200、PEG300、PEG400、PEG600、PEG660、PEG1000、PEG1500)と例えばヒドロキシラウリン酸、ヒドロキシミリスチン酸、ヒドロキシパルミチン酸、ヒドロキシステアリン酸及びヒドロキシアラキド酸の如きヒドロキシ脂肪酸とのエステル類から選ばれる。
有利には、本発明で有用なポリアルキレングリコールエステルはソルトール(Solutol、登録商標)HS15(マクロゴール15ヒドロキシステアレート、Ph. Eur, Monograph 2052)、BASF社により製造されたポリエチレングリコール660 ヒドロキシステアレート(Parsippanyl,N.J.)である。
前記のポリオール及びポリアルキレン グリコールの全含量は水溶液の全容量に基いて少なくとも20質量%になる(w/v)。好ましくは、前記ポリオール及びポリアルキレン グリコールの全含量は25%〜75%w/v、より好ましくは30%〜70%w/v、最も好ましくは35〜65%w/vの範囲にある。
特に、アルコール類の全含量は0.7%(w/v)未満であり、より特にアルコール類の存在は完全に回避し得る。
有利には、前記の水溶液はソルビン酸、ソルベート(ソルビン酸の塩)及びパラベン(パラ−ヒドロキシ安息香酸のエステル類)によって表される追加の防腐剤を好ましくは含有していない。本発明の目的には、こゝで定義した如き「追加の防腐剤」の量を記載した「含有していない」なる用語は、かゝる防腐剤の何れかの量が0.001%(w/v)以下であることを意味するものである。
好ましくは、該処方物のpH値は6〜7であり、より好ましくは約6.4である。
有利には、6〜7のpH値は、無機又は有機塩基例えば水酸化ナトリウム又はカリウム、重炭酸ナトリウム又はカリウム、トリエタノールアミン、トリス〔トリス(ヒドロメチル)アミノメタン〕、N−メチルグルコサミン、リシン、アルギニン等を添加することにより得られる。
一般に、本発明の水溶液は、同時投与が有用である別の薬理上活性な成分を含有でき、但し該成分は本発明の溶液中のアンブロキソールの酸付加塩の溶解度を妨害しないものとする。
然しながら、好ましくは、アンブロキソールの酸付加塩は、本発明の水溶液中の単独の薬理活性成分である。
周知の通り、アンブロキソールは、濃度が増大するにつれて遮蔽するのが増々困難となる特に苦い後味を特徴としている。それ故、本発明の溶液中に存在する賦形剤が不快な味覚を有しない時でさえアンブロキソールの後味を遮蔽するのが特に困難である。
従って、本発明の溶液は味のマスキング剤を含有してなるのが好ましい。
好ましくは、味のマスキング剤はグリシルリジン酸のアンモニウム塩である。
有利には、好ましい塩はモノグリシルリジン酸アンモニウムである。
この目的のため、モノグリシルリジン酸アンモニウムとメントールとの合した作用は特に有効であることが見出された。
何れにしても、本発明者が見出した所によれば、一般にベンゾエート類を含有しない処方物の美味性は、ベンゾエート類を含有する同じ処方物と対比した時には改善される。
好ましいモノグリシルリジン酸アンモニウム:メントールの質量比は0.5:10〜5:10である。
次いで、好ましいモノグリシルリジン酸アンモニウム:アンブロキソールの質量比は0.001:1〜0.1:1である。より好ましくは、前記の質量比は0.01:1〜0.05:1であり、さらにより好ましくは0.011:1〜0.025:1である。
本発明の溶液は、既知のアンブロキソール基剤の組成物の代りに粘液溶解治療に適当である。更に、本発明の最も濃厚な(≧5%)溶液はスプレー又はうがい液の形で投与した時咽喉炎症状の処置にまた有効である。
好ましくは、本発明の溶液は経口用途用である。それ故、本発明の溶液の好ましい投与形態はシロップ、ドロップ、スプレー又はうがい液である。
次の実施例は本発明を限定することなく本発明を例証するものである。
実施例
組成物
処方物1:5%のアンブロキソール溶液、特許文献7による比較処方物(100ml)。
処方物2:5%のアンブロキソール溶液、本発明による処方物(100ml)。
Figure 2014503542
HPLC分析
前記実施例1に記載の如く調製した処方物1及び2中のアンブロキソールHCl、不純物B及び別の不純物である未知の分解生成物を定量するのにHPLC分析を実施した。
方 法
該分析は次の条件下でUV検出器付きの島津製LC2010A装置を用いて実施した:
移動相:51/49の比率でリン酸アンモニウム緩衝剤(0.02M pH7.50)/アセトニトリルの混合物;
流量:1ml/分:
入:319nm
注入容量:10μl
カラム:C18 ジェミニ、250×4.6mm 5μm;
カラム温度:40℃
操業時間:30分
標準溶液
不純物Bの標準溶液は100mlのメスフラスコ中に10mgの該生成物を正確に秤量することにより調製した。該生成物をアセトニトリルで溶解させ、かくして得られた溶液をアセトニトリルで100mlの容量とさせる。
アンブロキソールHClの標準溶液は、25mlのメスフラスコ中に50mgの該生成物を正確に秤量することにより調製した。次いで該生成物を10mlのアセトニトリルで溶解させ、それから前記の如く調製した不純物Bの標準溶液の0.5mlを添加した。かくして得られた溶液をアセトニトリルで25mlの容量とさせる。
試料溶液
2つの試料溶液を処方物1及び2の両方について調製した。
HPLC分析で用いるべき試料溶液は、2本の25mlのメスフラスコ中に各々処方物1及び処方物2の1gを移すことにより調製した。かくして得られた該溶液をアセトニトリルで25mlの容量とさせる。
バッチ分A及びBは処方物1から得られ、バッチ分A’及びB’は処方物2から得られた。
HPLC分析は、試料溶液を一度に注入し且つ不純物B及びアンブロキソールHClの標準溶液を6回注入することにより該溶液の調製直後に実施した(標準は6回の測定値の平均である)。
結果を次の表2に要約する。結果は次の如く表す:
(i)公称濃度(50mg/ml)に関して相対的百分率(%)としてのアンブロキソール塩酸塩;(ii)アンブロキソール塩酸塩に関して相対的濃度としての不純物B;(iii)アンブロキソール塩酸塩に関して相対的濃度としての未知不純物であって、該不純物は不純物Bの同じ分析応答を有すると思われる。
Figure 2014503542
結果が証明する処によれば、本発明による処方物2における時間0では、未知不純物の量は特許文献7による処方物1と対比する時わずかに低いが、該差異は第3位の少数の数字のみを包含する。
促進安定性試験
促進安定性試験は応力条件下で生成物を貯蔵することにより実施する。
これらの試験は、生成物を通常の貯蔵条件下で貯蔵するものである時、数年に亘って生成物の保存寿命を予測できる。
この場合の促進安定性試験は、安定性試験のEMEAガイドライン(CPMP/QWP/122/02,rev1)により即ち40℃±2℃の温度で且つ75%±5%のRH(相対湿度)で6ヶ月間生成物をその容器中に維持することにより実施する。
応力条件下で6ヶ月の貯蔵後に得られた試料についてのHPLC分析は実施例2に記載の如く実施する。
結果は次の表3に要約され、それらは表2に記載の如く表す。
Figure 2014503542
バッチ分(A,B)とバッチ分(A’,B’)との間の比較が示す所によれば、本発明による処方物2における応力条件下で6ヶ月の貯蔵中に、不純物B及び未解明不純物(Unknown Impurity)は特許文献7による処方物1におけるよりもずっと少なく増大した。実際上、処方物2中の両方の不純物は処方物1に存在する不純物の1/3〜1/4のレベルに達した。
これらの結果が証明する所によれば安息香酸ナトリウムの不在によって処方物の安定性が改善されしかも関連不純物の増大が緩慢となる。
組成物
処方物3:0.3%のアンブロキソール溶液、ムコソルバン(Mucosolvan)の処方物と実質的に一致して調製した比較処方物(100ml)。
処方物4:本発明により変性した処方物3としての0.3%アンブロキソール溶液(100ml)。
Figure 2014503542
HPLC分析
HPLC分析は、前記実施例4の如く調製した処方物3及び4中のアンブロキソールHCl、不純物B及び未解明分解生成物を定量するのに実施した。
該分析は前記実施例2と同じ条件下でUV検出器付きの島津製LC2010A装置を用いて実施した。
不純物Bの標準溶液及びアンブロキソールHClの標準溶液は前記実施例2に記載の如く調製した。
HPLC分析で用いられる試料溶液は、各々の処方物3及び4の10mlを2本の15mlメスフラスコ中に移すことにより調製した。かくして得られた該溶液はアセトニトリルで15mlの容量にした。処方物3及び4の各々について1回のバッチ分を調製した。
HPLC分析は、該溶液の調製直後に実施した(T=0)
結果を次の表5に要約し、該結果は表2に記載した如く表される。
Figure 2014503542
該結果が証明する所によれば、本発明による処方物4においては不純物Bの量は比較処方物3のそれときわめて同様であるが、未知の不純物は実質的により低いものである。
促進安定性試験
促進安定性試験は先の実施例3に報告したのと同じ条件下で実施し;貯蔵した試料をそれらの製造から6ヶ月後に(T=6ヶ月)分析した。
結果を次の表6に要約し、該結果は表2に記載した如く表される。
Figure 2014503542
結果が証明する所によれば、本発明による処方物4においては6ヶ月後に不純物Bの量は少量ではあるが比較処方物に存在する量とむしろ近いものであるが、未知不純物の量は約20%低いものである。
処方物3と処方物4との間で観察される差異は、処方物1と処方物2との間で観察される差異よりも余り顕著ではない。これは処方物3及び4におけるアンブロキソールのずっと低い濃度の結果である。
新規な処方物2及び4及びそれらの対応の比較処方物1及び3が同時にしかも同じバッチ分の活性成分及び賦形剤で調製されたことを考慮すると、不純物形成で観察された差異は、完全に異なる組成及び広範囲の濃度を特徴とする水性処方物におけるアンブロキソール安定性についてのベンゾエート類の予期せぬ程にマイナスの作用を確認するのに有意義なものである。
抗菌試験
種々の濃度のアンブロキソールを有する本発明の処方物3つを製造した。処方物A及びBは処方物2及び4に相当する。処方物Cは次の表7の組成を有する。
Figure 2014503542
処方物A乃至Cは防腐特性を立証する試験を受けた。抗菌防腐の効力試験は非特許文献10により実施した。特に、口腔製剤における細菌及びカビ菌の濃度に関する限度は欧州薬局方の表5,1,3−3によるものであることを該試験は実証した。
処方物A〜Cは、防腐剤として作用する特定の賦形剤が存在しないけれども該製剤の防腐特性は維持されることを証明した。

Claims (14)

  1. アンブロキソールの酸付加塩を含有してなる水溶液であって、該アンブロキソール含量は0.1%〜7%(質量/容量)の範囲であり、ポリオール類及びポリアルキレングリコール類から選んだポリアルコール類の全含量は少なくとも20%(質量/容量)であり、アルコール類の全含量は1%(質量/容量)未満であり、該水溶液は安息香酸及び/又は有機又は無機塩基と安息香酸との塩を含有していない、アンブロキソールの水溶液。
  2. アンブロキソール含量は0.2%〜6%(w/v)の範囲である、請求項1記載の水溶液。
  3. アンブロキソール含量は0.3%〜5%(w/v)の範囲である、請求項2記載の水溶液。
  4. アンブロキソール含量は1.0%〜4.0%(w/v)の範囲である、請求項3記載の水溶液。
  5. 前記ポリアルコール類の全含量は25%〜75%(w/v)の範囲である、請求項1〜4の何れか1つに記載の水溶液。
  6. 前記ポリアルコール類の全含量は30%〜70%(w/v)の範囲である、請求項5記載の水溶液。
  7. 前記ポリアルコール類の全含量は35%〜65%(w/v)の範囲である、請求項6記載の水溶液。
  8. アルコール類の全含量は0.7(w/v)未満である請求項1記載の水溶液。
  9. 前記水溶液はソルビン酸及びソルベートを含有していない請求項1記載の水溶液。
  10. 前記水溶液はパラベンを含有していない請求項1記載の水溶液。
  11. 前記のポリオール類は、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、トリメチレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,7−ヘプタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセロール、1,1,1−トリメチロールプロパン、1,1,1−トリメチロールエタン、1,2,6−ヘキサントリオール、エトヘキサジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,8−オクタンジオール及びグリセロールの如きグリコール;トレイトール、アラビトール、リビトール、ダルシトール、イジトール、ラクチトール、ペンタエリスリトール、マルチトール、ソルビトール、マンニトール、キシリトール、エリスリトール、イソモルトの如き糖アルコール;及びリボース、アラビノース、キシロース、リキソース、デオキシリポース、フラクトース、ソルボース、グルコース、マンノース、ガラクトース、グロース、サクロース、ラクトース、ラクツロース、マルトース、トレハロース、ツラノース及びセロビオースの如き糖;及びこれらの混合物から選ばれる、請求項1〜10の何れか1つに記載の水溶液。
  12. 前記のポリオール類はグリセロール、プロピレングリコール、キシリトール、ソルビトール、サクロース、グルコース及びこれらの混合物から選ばれる請求項11記載の水溶液。
  13. 前記のポリアルキレングリコール類は、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコールと有機酸とのエステル、ポリエチレングリコール又はポリプロピレングリコールとアルコールとのエーテル、及びこれらの混合物から選ばれる請求項1〜12の何れか1つに記載の水溶液。
  14. 前記のポリアルキレングリコール類は、200〜1500の範囲の分子量を有するポリエチレングリコールとヒドロキシ脂肪酸とのエステル類から選ばれる、請求項13記載の水溶液。
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