JP2014501802A - チオフェンアゾ染料及びそれを含有する洗濯ケア組成物 - Google Patents

チオフェンアゾ染料及びそれを含有する洗濯ケア組成物 Download PDF

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Abstract

本出願は、色調剤として用いるチオフェンアゾ染料、かかるチオフェンアゾ染料を含む洗濯ケア組成物、かかるチオフェンアゾ染料及び洗濯ケア組成物の製造プロセス、並びにそれを使用する方法に関する。チオフェンアゾ染料は、形式的に帯電している部分を含み、少なくとも2つの構成成分、すなわち少なくとも1つの発色団成分及び少なくとも1つのポリマー性成分からなる。好適な発色団成分は一般に、紫外線に曝露されると、青、赤、スミレ色又は紫色の蛍光を発し、あるいは吸光してこれらと同一の色調を反射することができる。これらのチオフェンアゾ染料は、時間とともに蓄積したり、処理された布地に望ましくない青色への変色を起こしたりすることなく、布地への色調効果、例えば、増白効果を提供するのに有利である。また、チオフェンアゾ染料は一般に、洗濯ケア組成物中に用いられる漂白剤に安定である。

Description

本出願は、色調剤として用いるチオフェンアゾ染料、かかるチオフェンアゾ染料を含む洗濯ケア組成物、かかるチオフェンアゾ染料及び洗濯ケア組成物の製造プロセス、並びにそれを使用する方法に関する。上記チオフェンアゾ染料は、形式的に帯電している部分を含み、少なくとも2つの構成成分、すなわち少なくとも1つの発色団成分及び少なくとも1つのポリマー性成分からなる。好適な発色団成分は一般に、紫外線に曝露されると、青、赤、スミレ色又は紫色の蛍光を発し、あるいは吸光してこれらと同一の色調を反射することができる。これらのチオフェンアゾ染料は、時間とともに蓄積したり、処理された布地に望ましくない青色への変色を起こしたりすることなく、布地への色調効果、例えば、増白効果を提供するのに有利である。また、チオフェンアゾ染料は一般に、洗濯ケア組成物中に用いられる漂白剤に安定である。
経年により、布地基材は、光、空気、汚れ、及び基材に含まれる繊維の自然劣化により、色落ち又は黄変する傾向がある。したがって、色調剤の目的は一般に、これらの布地基材を視覚的に明るくして、基材の色落ち及び黄変の影響を弱めることである。典型的には、色調剤は洗濯洗剤、柔軟仕上げ剤又はすすぎ補助剤に見い出すことができ、したがって洗濯プロセスの間に布地基材に適用される。しかしながら、色調剤は、布地基材に望ましくないシミを生じさせずに、処理される布地基材を視覚的に明るくするように機能することが重要である。特にセルロース基材は、光、空気、及び/又は汚れに曝された後で、黄色相を示す傾向を有する。この黄変を通常の洗濯手順により元に戻すことは多くの場合難しい。結果として、セルロース基材が経年劣化により示す黄変を取り除くことができる、改良された色調剤の必要性が存在している。このような改良された色調剤を使用することにより、衣料品、食卓用リネンなどのような布地基材の耐用期間が引き伸ばされる場合もある。残念ながら、既存の色調剤は、1回の処理サイクルで色調効果をもたらさなかったり、及び/又は望まれないレベルまで蓄積したりするため、複数の処理サイクルを経ると処理部位が過度に色づく。
本明細書に開示される色調剤及びそれを含む洗濯ケア組成物は、これまでのチオフェンアゾ色調剤と異なって、この領域における先の取り組みよりも利点があり、本発明の色調剤は、洗濯ケア組成物などの組成物中で用いるとき、このような色調剤の付着性、除去性及び色相角を向上させる形式的に帯電している部分を含む。向上された付着性、除去性及び色相角に加えて、本発明の色調剤は、漂白剤、例えば漂白促進剤が含有される洗濯環境中における、改良された安定性をもたらす。理論に束縛されるものではないが、出願人らは、このような安定性の改善は、少なくとも部分的には、かかる色調剤の改善された分配挙動分によるものであると考える。上記効果は、様々な布地タイプにわたって提供される。要するに、出願人らは、既存の色調剤の欠陥の原因を認識しており、本明細書でかかる問題への解決策を提供する。本明細書に開示される色調化合物はまた、布地基材などの基材の黄変を視覚的に中和するのに適切な波長の光を吸収する。これらの化合物は、布地基材などの基材向け色調剤として理想的に機能し、消費者が使用する洗濯ケア組成物中に組み込むことができる。
本出願は、色調剤として用いるチオフェンアゾ染料、色調剤として機能し得るかかるチオフェンアゾ染料を含む洗濯ケア組成物、かかるチオフェンアゾ染料及び洗濯ケア組成物の製造プロセス、並びにそれを使用する方法に関する。上記チオフェンアゾ染料は、形式的に帯電している部分を含み、少なくとも2つの構成成分、すなわち少なくとも1つの発色団成分及び少なくとも1つのポリマー性成分からなる。好適な発色団成分は一般に、紫外線に曝露されると、青、赤、スミレ色又は紫色の蛍光を発し、あるいは吸光してこれらと同一の色調を反射することができる。これらのチオフェンアゾ染料は、時間とともに蓄積したり、処理された布地に望ましくない青色への変色を起こしたりすることなく、布地への色調効果、例えば、増白効果を提供するのに有利である。また、チオフェンアゾ染料は一般に、洗濯ケア組成物中に用いられる漂白剤に安定である。
本明細書で使用するとき、用語「アルコキシ」は、C〜Cアルコキシ、及びブチレンオキシド、グリシドールオキシド、エチレンオキシド、又はプロピレンオキシドなどの繰返し単位を有するポリオールのアルコキシ誘導体を含むことが意図される。
本明細書で使用するとき、用語「アルキル」及び「アルキル末端保護された」は、C〜C18アルキル基、一態様では、C〜Cアルキル基を含むことが意図される。
本明細書で使用するとき、用語「アリール」は、C〜C12アリール基を含むことが意図される。
本明細書で使用するとき、用語「アリールアルキル」は、C〜C18アルキル基、一態様では、C〜Cアルキル基を含むことが意図される。
本明細書で使用するとき、用語「形式的に帯電している部分」は、7〜11の範囲のpHにおいて、水溶液中で少なくとも1の正の形式電荷、又は少なくとも1の負の形式電荷を有する部分を意味する。
用語「エチレンオキシド」、「プロピレンオキシド」及び「ブチレンオキシド」は、本明細書において、それぞれその典型的な表記である「EO」、「PO」及び「BO」で示す場合がある。
本明細書で使用するとき、用語「洗濯ケア組成物」は、別途記載のない限り、粒状、粉末、液体、ゲル、ペースト、1回用量バーの形態及び/若しくはフレークタイプの、洗浄剤並びに/又は布地処理組成物を含む。
本明細書で使用するとき、用語「布地処理組成物」は、特記しない限り、布地柔軟化組成物、布地増強組成物、布地フレッシュニング組成物及びこれらの組み合わせを含む。このような組成物はすすぎ添加型の組成物であってもよいが、その必要性はない。
本明細書で使用するとき、「セルロース基材」は、重量でセルロースが少なくとも大部分を占めて含まれる、あらゆる基材を含むことが意図される。セルロースは、木材、綿、リネン、黄麻、及び麻布に見出すことができる。セルロース基材は、粉末、繊維及びパルプの形態、並びに粉末、繊維及びパルプから形成される物品の形態であってもよい。セルロース繊維には、綿、レーヨン(再生セルロース)、アセテート(酢酸セルロース)、トリアセテート(三酢酸セルロース)、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。セルロース繊維から形成される物品には、織物などの布地物品が挙げられる。パルプから形成される物品には、紙が挙げられる。
本明細書で使用するとき、「the」、「a」及び「an」を含む冠詞は、特許請求の範囲で使用されるときには、請求又は記載されるものの1以上を意味するものと理解される。
本明細書で使用するとき、用語「含む(include)」、「含む(includes)」及び「含んでいる(including)」は、非限定的であるように意味される。
本明細書で使用するとき、用語「極大吸光係数」は、400ナノメートル〜750ナノメートルの範囲の極大波長におけるモル吸光係数を表すことが意図される。
これらの製造プロセスの結果として、本明細書に開示されるチオフェンアゾ染料は、ポリマー性部分中の繰返し単位の分布を含有する場合がある。結果的に、一態様では、本明細書に開示されるチオフェンアゾ染料の分子量は、分子量分布により定められる、平均分子量として報告され得る。
本出願人らの発明のパラメータの各値を求めるためには、本出願の試験方法の項で開示する試験方法を用いるべきである。
特記しない限り、成分又は組成物の濃度はすべて、当該成分又は組成物の活性部分に関するものであり、このような成分又は組成物の市販の供給源に存在し得る不純物、例えば、残留溶媒又は副生成物は除外される。
百分率及び比率はすべて、別途記載のない限り重量で計算される。百分率及び比率はすべて、別途記載のない限り組成物全体を基準にして計算される。
本明細書全体にわたって記載されるあらゆる最大数値限定は、それより小さいあらゆる数値限定を、そのような小さい数値限定が本明細書に明示的に記載されたものとして含むと理解されるべきである。本明細書全体を通じて記載される最小数値限定は、それより大きいあらゆる数値限定を、そのような大きい数値限定が本明細書に明確に記載されているかのように含む。本明細書全体を通じて記載される数値範囲は、そのようなより広い数値範囲内に入るそれよりも狭いあらゆる数値範囲を、そのようなより狭い数値範囲がすべて本明細書に明確に記載されているかのように含む。
引用されるすべての文献は、その関連部分において参照により本明細書に組み込まれるが、いずれの文献の引用もそれが本発明に関連する先行技術であることの容認として解釈されるべきではない。
好適な色調剤を含む洗濯ケア組成物
一態様では、色調剤を含む洗濯ケア組成物、及び1つ以上の洗濯ケア成分が開示される。好適な色調剤は、以下に挙げるすべての色調剤を含む。
本発明の色調剤は、形式的に帯電している部分を含むチオフェンアゾ染料を含む。しかしながら、これらのチオフェンアゾ染料は、メタ−ビス(2−ヒドロキシ−3−トリメチルアンモニウムプロピル)アミノトリル基を含まない。
一態様では、上記チオフェンアゾ染料は、チオフェン部分と、アゾ部分と、カップラー部分と、を含み、該チオフェン部は該アゾ部分に共有結合されており、該カップラーは該アゾ部分に共有結合されており、少なくとも1つの該チオフェン及び/又はアゾ部分は、形式的に帯電している部分を含む。
本発明の色調剤は、発色団成分及びポリマー性成分を含む、染料、顔料又はポリマー性着色剤であってもよい。発色団成分は、光に曝露すると、青、赤、スミレ色、紫又はこれらの組み合わせの範囲の波長を放出あるいは吸収することにより特徴付けられる。一態様では、発色団成分は、メタノール溶液中で、約400ナノメートル〜約750ナノメートル、別の態様では約520ナノメートル〜約650ナノメートル、更に別の態様では約540ナノメートル〜約630ナノメートル、別の態様では約560ナノメートル〜約610ナノメートル、別の態様では約565ナノメートル〜約580ナノメートルの波長範囲において極大である吸光度スペクトルを示す。
好適なポリマー性成分の例は、複数の繰返し単位を有するポリオキシアルキレン鎖を含む。一態様では、ポリマー性成分は、2個〜約30個の繰返し単位、2個〜約20個の繰返し単位、2個〜約10個の繰返し単位、更には約3又は4〜約6個の繰返し単位を有するポリオキシアルキレン鎖を含む。ポリオキシアルキレン鎖の非限定例には、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、グリシドールオキシド、ブチレンオキシド及びこれらの混合物が挙げられる。
本発明の一態様では、チオフェンアゾ染料は形式的に帯電している部分を含むが、ただし染料は、メタ−ビス(2−ヒドロキシ−3−トリメチルアンモニウムプロピル)アミノトリル基を含まない。チオフェンアゾ染料は、メタノール溶液中約400nm〜約750nm、又はメタノール溶液中約520nm〜約650nm、又はメタノール溶液中約540nm〜約630nm、又はメタノール溶液中約560nm〜約610nm、又はメタノール溶液中約565nm〜約580nmの波長範囲において、約1000〜約1,000,000リットル/mol/cm、又は約5,000〜約750,000リットル/mol/cm、又は約10,000〜約500,000リットル/mol/cm、又は約20,000〜約250,000リットル/mol/cmの極大吸光係数を示す。チオフェンアゾ染料は、300ダルトン超、又は約300ダルトン〜約5000ダルトン、又は約350ダルトン〜約3000ダルトン、又は約400ダルトン〜約1500ダルトンの分子量を示す。チオフェンアゾ染料は、約10%〜100%、又は約20%〜100%、又は約30%〜100%、又は約40%〜100%の水性分配値を示し、かかる染料は、非共有結合している荷電平衡化対イオンを含む。チオフェンアゾ染料は、0%〜約40%、0%〜約30%、0%〜約20%、又は約1%〜約10%の水性分配値を更に示し、かかる染料は、共有結合している荷電平衡化対イオンを含む。
本発明のチオフェンアゾ染料は、一般式(I):
Figure 2014501802
(式中、
a.)R、R及びRは、それぞれ独立して、水素、電子吸引性部分、及び電子供与性部分から選択され、ただし、少なくとも1つのR、R及びRが電子吸引性部分であり、別の態様では、Rが電子吸引性部分であり、更に別の態様では、R、及びRが電子吸引性部分であり、
b.)式中、Xは、約65ダルトン〜約4855ダルトン、又は約150ダルトン〜約2855ダルトン、又は約193ダルトン〜約1355ダルトン、又は約300ダルトン〜約855ダルトン、又は約400ダルトン〜約600ダルトン、又は約420ダルトン〜約575ダルトンの分子量を有する有機部分である)で表される。
チオフェンアゾ染料の更に別の態様では、各R、R及びRは、独立して、水素、(C〜C)−アルキル、(C〜C10)−アリール、カルボキシレート、シアノ、スルホネート、ホスホネート、サルフェート、アセテート、ニトロ、(C〜C)−アルキルエステル、ハロゲン若しくはアミノ部分から選択されてよく、又は各R、R及びRは、独立して、水素、ニトロ、シアノ、(C〜C)−アルキルエステル、若しくは(C〜C)−アルキルから選択されてよい。
チオフェンアゾ染料の更なる態様では、Xは、式(II):
Figure 2014501802
[式中、
i.)Rは、以下の式(III)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)各Rは、独立して、水素、ヒドロキシで任意に置換されたC〜Cアルキル、又はアセチルから選択され、
ii.)mは0〜10の整数であり、
iii.)Yは、スルホネート、カルボキシレート、ホスホネート、又は、イミダゾリウム、ピリジニウム、モルホリニウム、ピペリジニウム、若しくは以下の式(IV)を有する部分から選択される四級アンモニウム種から選択され、
Figure 2014501802
(式中、
i.)Rは、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分であり、
ii.)R10は、−OHで任意に置換されたC〜C18アルキル部分、又はスルホネートで置換されたC〜Cアルキル、又はカルボキシレートで置換されたC〜Cアルキルから選択され、
iii.)Zは、単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bは、R10が−OHで任意に置換されたC〜C18アルキル部分である場合に、1であり、それ以外は添字b=0であり、)}
又は、Rは、以下の式(V)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)各R11及びR12は、独立して、水素、C〜Cアルキル、アリール、アセチル又はヒドロキシル部分から選択され、m及びnは独立しており、かつ0〜10の整数であり、
ii.)Yは上述のとおりであり、}
又はRは、以下の式(VI)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)R13は、アリール部分、ベンジル部分などのアリールアルキル部分、C〜C18アルキル部分、又はシロキサン部分から選択され、
ii.)各R14は、独立して、水素、C〜Cアルキルから選択され、mは0〜10の整数であり、
iii.)Yは上述のとおりであり、}
ii.)Rは、Rと同じであるか、C〜C12アルキル部分、アリール部分、又はベンジル部分などのアリールアルキル部分から選択されてよく、添字aは、0〜4、又は0〜3、又は0〜2の整数であり、各Rは、独立して、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロゲン、又は−NHC(O)R22から選択されてよく、R22は、H、−NH、C〜Cアルキル、フェニル、−(CHOR23から選択され、添字sは1又は2であり、R23は、Me、フェニル、及び−COCHCN、−NHSO24から選択され、R24は、C〜Cアルキル又はフェニルであり、かかるアルキル、アルコキシ及びアセトアミド部分は、形式的に帯電している部分で任意に置換されてよく、]を有する部分であるか、
あるいは、Xは、VII:
Figure 2014501802
[式中、各R及びRは、独立して、
a)[(CHCR’HO)(CHCR”HO)15
b)アルキル、アリール又はアリールアルキル
c)[CHCH(OR16)CHOR17
d)スチレンオキシド、グリシジルメチルエーテル、イソブチルグリシジルエーテル、イソプロピルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジル(ethylhexylgycidyl)エーテル、及びグリシジルヘキサデシルエーテルのアミノ付加生成物であって、1〜10個のアルキレンオキシド単位が続いて付加し、少なくとも1つのかかるアルキレンオキシド単位は、−HではないR15で置換されている、から選択されてよく、
式中、R’は、H、CH、CHO(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、R”は、H、CHO(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、x+y≦20であり、y≧1であり、z=0〜10であり、各R15は、独立して、−H及び−CHCHR18192021から選択され、R18は、−H及び−CHから選択され、各R19及びR20は、独立して、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキルから選択され、R21は、独立して、C〜C12の任意に−OH置換されたアルキル、又は(CHQから選択され、添字rは1〜8の整数であり、添字pは0又は1であり、Qは、−CO 及び−SO から選択されるアニオン基であり、R16は、H、z=0〜10である(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、R17は、C〜C16アルキル、C〜C10アリール基、及びこれらの混合物からなる群から選択され、添字mは0〜4の整数であり、各Rは上で定義したものであり、Zは単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bは、共有結合している荷電平衡化対イオンを含まない非−HであるR15基の数に等しく、更に条件として、この分子が少なくとも1つの非−HであるR15基を含有する]を有する部分である。
チオフェンアゾ染料の更なる態様では、Xは、式(II):
Figure 2014501802
[式中、
i.)Rは、式(III)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)Rは、水素、C〜Cアルキル部分又はアリール部分であり、
ii.)Yは、イミダゾリウム、又は式(IV)を有する部分からなる群から選択される四級アンモニウム種であり、
Figure 2014501802
(式中、
i.)Rは、C〜Cアルキル部分であり、
ii.)R10は、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分、又はスルホネートで置換されたC〜Cアルキル、又はカルボキシレートで置換されたC〜Cアルキルから選択され、
iii.)Zは、単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bは、R10が−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分である場合に、1であり、それ以外は添字b=0であり、)}
又は、Rは、式(V)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)各R11及びR12は、独立して、水素、C〜Cアルキル又はアリール部分から選択され、m及びnは独立しており、かつ0〜5の整数であり、
ii.)Yは上述のとおりであり、}
又は、Rは、式(VI)を有する部分から選択され、
Figure 2014501802
{式中、
i.)R13は、アリール部分、ベンジル部分、又はC〜C18アルキル部分から選択され、
ii.)各R14は、独立して、水素、又は−CHから選択され、mは0〜10の整数であり、}
ii.)Rは、Rと同じであるか、C〜Cアルキル部分又はベンジル部分から選択されてよく、
iii.)添字aは0〜2の整数であり、各Rは、メチル、メトキシ、又はアセトアミド部分から独立して選択されてよい]を有する部分である。
本発明のチオフェンアゾ染料の一態様では、各R、R及びRは、独立して、水素、(C〜C)−アルキル、(C〜C10)−アリール、カルボキシレート、シアノ、スルホネート、ホスホネート、サルフェート、アセテート、ニトロ、(C〜C)−アルキルエステル、ハロゲン、若しくはアミノ部分から選択されてよく、又は各R、R及びRは、独立して、水素、ニトロ、シアノ、(C〜C)−アルキルエステル、又は(C〜C)−アルキルから選択されてよい。
更に別の態様では、本発明のチオフェンアゾ染料は、式(VIII):
A−N=N−X
式VIII
(式中、A部分は、表1のA部分番号1〜118、又は表1のA部分番号6〜11、15、21〜23、30〜31、33〜39、41、43、46〜48、50〜55、57〜58、64〜65、70〜73、77〜78、82〜86、88〜90、93〜95、99〜100、104〜106、及び110〜118、又は表1のA部分番号9〜11、15、23、34〜35、37〜39、41、43、47、50〜51、57〜58、77、83、89、95、106、及び110〜118からなる群から選択され、X部分は、表4のX部分番号1〜31からなる群から選択される)を有する。
更に別の態様では、本発明のチオフェンアゾ染料は、以下の式:
Figure 2014501802
式中、部分Aは、表1のA部分番号1〜118、又は表1のA部分番号6〜11、15、21〜23、30〜31、33〜39、41、43、46〜48、50〜55、57〜58、64〜65、70〜73、77〜78、82〜86、88〜90、93〜95、99〜100、104〜106、及び110〜118、又は表1のA部分番号9〜11、15、23、34〜35、37〜39、41、43、47、50〜51、57〜58、77、83、89、95、106、及び110〜118から選択され、a=0〜2であり、a=1又は2である場合に、Rは、表2のR置換基の特性及び位置番号1〜40、又は表2のR置換基の特性及び位置番号1、3、5、7〜9、11〜14、21、23〜24、31、33〜34、36及び40、又は表2のR置換基の特性及び位置番号1、3、5、7、12、13、14、31、36及び40から選択され、R及びR基は、表3のR及びR基番号1〜69、又は表3のR及びR基番号3〜6、10、13〜14、17〜21、23〜24、27〜28、31〜35、37〜38、41、44〜49、51〜52、54〜56、58、60〜69、又は表3のR及びR基番号3、5〜6、10、13〜14、17、19〜21、24、27〜28、31〜34、38、41、44〜48、52、54〜55、58、60〜64及び69から選択される)を有する。
A部分は、表1に示す部分から選択することができる。
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は、表2に示す置換基から選択することができる。
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及びR基は、表3に示す基から選択することができる。
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」は、追加部分が結合する点を示す。
「Z」は、適当な荷電平衡化対イオンを示す。
X部分は、表4に示す部分から選択することができる。
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形式的に帯電している部分を有するチオフェンアゾ染料が、表1から選択されるA部分のうちの任意の1つと、表2から選択されるR置換基のうちの任意の1つと、表3から選択されるR及びR基のうち任意の1つと、表4から選択されるX部分のうちの任意の1つと、を含み得ることが、本発明の範囲内であると意図される。
本発明の更に別の態様では、好適なチオフェンアゾ染料は、表5に示す構造を含むが、これらに限定されない。
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前述した様に、本発明の明細書に記載される色調剤は、洗濯洗剤及び布地ケア組成物を含むがこれらに限定されない洗濯ケア組成物中に組み込まれてよい。洗濯洗剤を含む洗濯ケア組成物は、固体、若しくはゲル形態を含む液体形態、及び/又は多区画1回用量形態を含む1回用量(unitdoes)形態であってよい。このような組成物は、1つ以上の上記色調剤及び洗濯ケア成分を含み得る。
一態様では、かかる洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、15%未満のビルダー、10%未満のビルダー、更には5%未満のビルダーを含んでよい。
一態様では、かかる洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、計20%以下の水、計15%以下の水、計10%以下の水、更には計5%以下の水を含んでよい。
一態様では、かかる洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、約10%〜約70%の、70ダルトン超の分子量を有する水相溶性有機溶媒を含んでよい。
一態様では、かかる洗濯ケア組成物は、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、コア及び該コアを封入するシェルを含む香料マイクロカプセルであって、約0.01マイクロメートル〜約200マイクロメートルのD[4,3]平均粒子径を有するかかる香料マイクロカプセルと、任意に、マイクロカプセルの添加によって供給される(洗濯ケア成分に添加される香料マイクロカプセルスラリー中に含有される)、及び/又は洗濯ケア組成物に直接添加されるホルムアルデヒドスカベンジャーと、を含んでよい。一態様では、かかる香料マイクロカプセルのシェルは、ポリエチレン、ポリアミド、ポリスチレン、ポリイソプレン、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリ尿素、ポリウレタン、ポリオレフィン、多糖類、エポキシ樹脂、ビニルポリマー、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む任意の材料から作製されてよい。一態様では、有用なシェル材料は、得られる香料の送達を可能にするように、コア材料に対して、及び香料マイクロカプセルが使用される環境における物質に対して十分に不透過性である材料を含む。好適な不透過性シェル材料は、1つ以上のアミンと1つ以上のアルデヒドとの反応生成物、例えば、ホルムアルデヒド又はグルタルアルデヒド(gluteraldehyde)と架橋した尿素、ホルムアルデヒドと架橋したメラミン、任意にグルタルアルデヒドと架橋したゼラチン−ポリリン酸塩コアセルベート、ゼラチン−アラビアゴムコアセルベート、架橋シリコーン流体、ポリイソシアネートと反応したポリアミン、及びこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む。一態様では、シェル材料は、ホルムアルデヒドと架橋したメラミン及び/又はポリアクリレートを含む。好適な香料マイクロカプセルは、Appleton Papers of Appleton(Wisconsin,USA)から入手できる。
一態様では、好適なホルムアルデヒドスカベンジャーは、亜硫酸水素ナトリウム、尿素、エチレン尿素、システイン、システアミン、リシン、グリシン、セリン、カルノシン、ヒスチジン、グルタチオン、3,4−ジアミノ安息香酸、アラントイン、グリコールウリル(glycouril)、アントラニル酸、アントラニル酸メチル、メチル4−アミノベンゾエート、エチルアセトアセテート、アセトアセトアミド、マロンアミド、アスコルビン酸、1,3−ジヒドロキシアセトン二量体、ビウレット、オキサミド、ベンゾグアナミン、ピログルタミン酸、ピロガロール、メチルガラート、エチルガラート、プロピルガラート、トリエタノールアミン、スクシンアミド、チアベンダゾール、ベンゾトリアゾール、トリアゾール、インドリン、スルファニル酸、オキサミド、ソルビトール、グルコース、セルロース、ポリ(ビニルアルコール)、部分的に加水分解されたポリ(ビニルホルムアミド)、ポリ(ビニルアミン)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(オキシアルキレンアミン)、ポリ(ビニルアルコール)−コ−ポリ(ビニルアミン)、ポリ(4−アミノスチレン)、ポリ(l−リシン)、キトサン、ヘキサンジオール、エチレンジアミン−N,N’−ビスアセトアセトアミド、N−(2−エチルヘキシル)アセトアセトアミド、2−ベンゾイルアセトアセトアミド、N−(3−フェニルプロピル)アセトアセトアミド、リリアール、ヘリオナール、メロナール、トリプラール、5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオン、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンカルボキサルデヒド、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン、2−ペンタノン、ジブチルアミン、トリエチレンテトラミン、水酸化アンモニウム、ベンジルアミン、ヒドロキシシトロネロール、シクロヘキサノン、2−ブタノン、ペンタンジオン、デヒドロ酢酸、又はこれらの混合物からなる群から選択される材料を含む。これらホルムアルデヒドスカベンジャーは、Sigma/Aldrich/Fluka(St.Louis,MO.U.S.A.)又はPolySciences,Inc.(Warrington,PA U.S.A.)から入手可能である。
このようなホルムアルデヒドスカベンジャーは、典型的には、かかる香料マイクロカプセルを含有しているスラリーに、スラリーの総重量に基づいて、約2重量%〜約18重量%、約3.5重量%〜約14重量%、又は更には約5重量%〜約13重量%の濃度で組み合わされる。
一態様では、このようなホルムアルデヒドスカベンジャーは、香料マイクロカプセルを含有する製品と組み合わされてもよく、かかるスカベンジャーは、かかる製品に、製品の総重量に基づいて、製品配合物の約0.005%〜約0.8%、あるいは約0.03%〜約0.5%、あるいは約0.065%〜約0.25%の濃度で混合される。
別の態様では、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、スラリーの総重量に基づいて、約2重量%〜約14重量%、約3.5重量%〜約14重量%、又は更には約5重量%〜約14重量%の濃度で、上記香料マイクロカプセルを含有するスラリーと混合されてもよく、上記スラリーは、製品マトリックスに添加されてもよく、この添加には同一又は異なるスカベンジャーが、製品の総重量に基づいて、製品配合物の約0.005%〜約0.5%、あるいは約0.01%〜約0.25%、あるいは約0.05%〜約0.15%の濃度で添加されてもよい。
一態様では、1つ以上の上記ホルムアルデヒドスカベンジャーは、液体布地増強製品の総重量に基づいて、製品配合物の約0.005%〜約0.8%、あるいは約0.03%〜約0.4%、あるいは約0.06%〜約0.25%の濃度で香料マイクロカプセルを含有する液体布地増強製品と混合させてもよい。
一態様では、かかるホルムアルデヒドスカベンジャーは、香料マイクロカプセルを含有する液体洗濯洗剤製品と組み合わせることができ、かかるスカベンジャーは、重亜硫酸ナトリウム、尿素、エチレン尿素、システイン、システアミン、リシン、グリシン、セリン、カルノシン、ヒスチジン、グルタチオン、3,4−ジアミノ安息香酸、アラントイン、グリコールウリル、アントラニル酸、アントラニル酸メチル、4−アミノ安息香酸メチル、アセト酢酸エチル、アセトアセトアミド、マロンアミド、アスコルビン酸、1,3−ジヒドロキシアセトン二量体、ビウレット、オキサミド、ベンゾグアナミン、ピログルタミン酸、ピロガロール、没食子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル、トリエタノールアミン、スクシンアミド、チアベンダゾール、ベンゾトリアゾール、トリアゾール、インドリン、スルファニル酸、オキサミド、ソルビトール、グルコース、セルロース、ポリ(ビニルアルコール)、部分加水分解ポリ(ビニルホルムアミド)、ポリ(ビニルアミン)、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(オキシアルキレンアミン)、ポリ(ビニルアルコール)−co−ポリ(ビニルアミン)、ポリ(4−アミノスチレン)、ポリ(l−リシン)、キトサン、ヘキサンジオール、エチレンジアミン−N,N’−ビスアセトアセトアミド、N−(2−エチルヘキシル)アセトアセトアミド、2−ベンゾイルアセトアセトアミド、N−(3−フェニルプロピル)アセトアセトアミド、リリアール、ヘリオナール、メロナール、トリプラール、5,5−ジメチル−1,3−シクロヘキサンジオン、2,4−ジメチル−3−シクロヘキセンカルボキサルデヒド、2,2−ジメチル−1,3−ジオキサン−4,6−ジオン、2−ペンタノン、ジブチルアミン、トリエチレンテトラミン、水酸化アンモニウム、ベンジルアミン、ヒドロキシシトロネロール、シクロヘキサノン、2−ブタノン、ペンタンジオン、デヒドロ酢酸、及びこれらの混合物からなる群から選択され、並びにかかる液体洗濯洗剤製品の総重量に基づいて、約0.003重量%〜約0.20重量%、約0.03重量%〜約0.20重量%、又は更には約0.06重量%〜約0.14重量%の濃度で液体洗濯洗剤製品と組み合わされる。
色調剤は、様々な適用手法を用いて基材に添加することができる。例えば、セルロース含有布地基材への適用には、色調剤を洗濯洗剤の構成成分として含んでよい。したがって、セルロース含有布地基材への適用が実際に生じるのは、消費者が洗濯洗剤を洗濯機に加えたときである。色調剤は、洗濯洗剤組成物中に、組成物の約0.000001重量%〜約10重量%、組成物の約0.00001重量%〜約10重量%、組成物の約0.0001重量%〜約5重量%、更には組成物の約0.0001重量%〜約1重量%の量で存在してよい。
洗濯洗剤組成物は典型的には、所望の洗浄特性をもたらすのに十分な量の界面活性剤を含む。一態様では、洗濯洗剤組成物は、洗濯洗剤組成物の総重量に基づいて、約0.5%〜約99%の界面活性剤、約1%〜約95%の界面活性剤、約5%〜約90%の界面活性剤、約5%〜約70%の界面活性剤、又は更には約5%〜約40%の界面活性剤を含んでよい。界面活性剤にはアニオン性、非イオン性、カチオン性、双性イオン性及び/又は両性界面活性剤が含まれていてもよい。1つの態様では、洗剤組成物はアニオン性界面活性剤、非イオン性界面活性剤、又はこれらの混合物を含む。
布地ケア組成物は、典型的にはすすぎサイクルで加えられるが、これは典型的な洗濯プロセスでは洗剤溶液が使用されて、すすぎ溶液に置き換えられた後である。本明細書に開示される布地ケア組成物は、すすぎ時添加布地用柔軟剤と、本発明の明細書に開示される好適な色調剤と、を含んでよい。布地ケア組成物は、布地ケア組成物の総重量に基づいて、約1%〜約90%、又は約5%〜約50%の布地用柔軟剤を含んでよい。色調剤は、布地ケア組成物中に約0.5ppb〜約50ppm、又は約0.5ppm〜約30ppmの量で存在してよい。
好適な洗濯ケア成分
本発明の目的には必須ではないが、以下に例示される洗濯ケア成分の非限定的なリストは、洗濯ケア組成物における使用に好適であり、例えば、性能を補助若しくは向上させるために、洗浄する基材の処理のために、又は香料、着色剤及び染料などを用いる場合のように組成物の審美性を改変するために、本発明の特定の態様に望ましくは組み込んでよい。このような成分が、いずれかの特定の態様に関して先に列挙された構成成分に追加されると理解される。このような添加剤の総量は、染料の量を考慮すると、洗濯ケア組成物の約90重量%〜約99.99999995重量%に及んでよい。
このような追加的成分の明確な性質、及びそれを組み込む濃度は、組成物の物理的形態及び使用されるべき作業の性質に依存する。好適な洗濯ケア成分は、布地用柔軟剤、ポリマー、例えばカチオン性ポリマー、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、及び酵素安定剤、触媒材料、漂白活性化剤、分散剤ポリマー、粘土汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、染料、4クラスの香料(quadrant perfumes)及び香料負荷ゼオライト、デンプン封入化(encapsuled)アコード、シッフ塩基プロ香料などの追加の香料送達系を含む香料、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、並びに/又は顔料を含むが、これらに限定されない。下記開示に加えて、このような他の補助の好適な例、及び使用濃度は、米国特許第5,576,282号、同第6,306,812(B1)号及び同第6,326,348(B1)号に見られ、これらは参照により組み込まれる。
上述のように、洗濯ケア成分は、本出願人らの洗浄及び洗濯ケア組成物には必須ではない。したがって、本出願人らの組成物の特定の態様は、以下の添加剤材料、つまり布地用柔軟剤、漂白活性化剤、界面活性剤、ビルダー、キレート剤、移染防止剤、分散剤、酵素、及び酵素安定剤、触媒金属錯体、分散剤ポリマー、粘土及び汚れ除去/再付着防止剤、増白剤、抑泡剤、染料、追加の香料及び香料送達系、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、キャリア、ヒドロトロープ、加工助剤、並びに/又は顔料のうちの1つ以上を含有しない。しかし、1つ以上の補助が存在する場合、このような1つ以上の補助は、以下に詳述されるように存在することも可能である。
界面活性剤
本明細書で有用な好適なアニオン性界面活性剤は、液体洗剤製品で典型的に使用される従来の種類のいかなるアニオン性界面活性剤をも含むことができる。これらには、アルキルベンゼンスルホン酸及びこれらの塩、並びにアルコキシル化又は非アルコキシル化アルキルサルフェート物質が挙げられる。
代表的なアニオン性界面活性剤は、C10〜C16のアルキルベンゼンスルホン酸、又はC11〜C14のアルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩である。一態様では、アルキル基は直鎖であり、そのような直鎖アルキルベンゼンスルホネートは「LAS」として知られている。アルキルベンゼンスルホネート、特にLASは、当該技術分野において周知である。このような界面活性剤及びこれらの調製は、例えば、米国特許第2,220,099号及び同第2,477,383号に記載されている。特に有用なものは、アルキル基の炭素原子の平均数が約11〜14である、線状の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム及びカリウムである。ナトリウムC11〜C14、例えば、C12、LASはそのような界面活性剤の具体的な例である。
他の代表的な種類のアニオン性界面活性剤には、エトキシル化アルキル硫酸塩界面活性剤が含まれる。アルキルエーテルサルフェート、又はアルキルポリエトキシレートサルフェートとしても知られているこのような材料は、式:R’−O−(CO)−SOMに従うものであり、式中、R’は、C〜C20のアルキル基であり、nは約1〜20であり、及びMは塩を形成するカチオンである。一態様では、R’はC10〜C18アルキルであり、nは約1〜15であり、Mはナトリウム、カリウム、アンモニウム、アルキルアンモニウム、又はアルカノールアンモニウムである。一態様では、R’はC12〜C16であり、nは約1〜6であり、Mはナトリウムである。
アルキルエーテルサルフェートは一般に、様々なR’鎖長及び様々なエトキシル化度のものを含む混合物の形態で使用される。しばしばそのような混合物はまた、必然的にいくつかの非エトキシル化アルキルサルフェート類、即ち、上記エトキシル化アルキルサルフェート式で、式中、n=0である界面活性剤も含有することになる。非エトキシル化アルキルサルフェートも本発明の組成物に別途加えられ、存在してもよい任意のアニオン性界面活性剤構成成分として又は構成成分中で使用されてもよい。非アルコキシル化、例えば、非エトキシル化、アルキルエーテルサルフェート界面活性剤の具体例は、C〜C20の高級脂肪族アルコールの硫酸化により製造されるものである。従来の一級アルキルサルフェート界面活性剤は、一般式:ROSO−Mを有し、式中、Rは典型的には、直鎖又は分枝鎖であってよい線状C〜C20ヒドロカルビル基であり、Mは水溶性化カチオンである。一態様では、RはC10〜C15アルキルであり、Mはアルカリ金属であり、より具体的には、RはC12〜C14であり、Mはナトリウムである。
本明細書で有用なアニオン性界面活性剤の特定の非限定例は、a)C11〜C18アルキルベンゼンスルホネート(LAS)、b)C10〜C20一級分子鎖ランダムアルキルサルフェート(AS)、c)式(I)及び(II)を有するC10〜C18二級(2,3)アルキルサルフェート(式(I)及び(II)中、Mは水素又は電荷的中性を与えるカチオンであり、すべてのM単位は、界面活性剤に関するものであっても添加剤成分に関するものであっても、当業者によって単離された形態又は化合物が使用されている系の相対的pHに応じて水素原子又はカチオンのいずれかであってよく、好適なカチオンの非限定例は、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、及びこれらの混合物を含んでおり、xは少なくとも約7、又は少なくとも約9の整数であり、yは少なくとも8、又は少なくとも約9の整数である)、d)C10〜C18アルキルアルコキシサルフェート(AES)(式中、xは1〜30である)、e)一態様では1〜5個のエトキシ単位を含む、C10〜C18アルキルアルコキシカルボキシレート、f)米国特許第6,020,303号及び同第6,060,443号で議論されているような中鎖分枝状アルキルサルフェート、g)米国特許第6,008,181号及び同第6,020,303号で議論されているような中鎖分枝状アルキルアルコキシサルフェート、h)国際公開第99/05243号、同第99/05242号、同第99/05244号、同第99/05082号、同第99/05084号、同第99/05241号、同第99/07656号、同第00/23549号、及び同第00/23548号で議論されているような修飾アルキルベンゼンスルホネート(MLAS)、i)メチルエステルスルホネート(MES)、並びにj)α−オレフィンスルホネート(AOS)を含む。
本明細書において有用な適当な非イオン性界面活性剤は、液体洗剤製品において通常使用される従来の非イオン性界面活性剤のいずれのタイプのものを含んでもよい。これらには、アルコキシル化脂肪族アルコール及びアミンオキシド界面活性剤が挙げられる。一態様では、本明細書の液体洗剤製品に使用されるものは、通常は液体である非イオン性界面活性剤である。
本明細書での使用に適した非イオン性界面活性剤としてはアルコールアルコキシラート非イオン性界面活性剤が挙げられる。アルコールアルコキシレートは、一般式:R(C2mO)OH(式中、RはC〜C16アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約2〜12の範囲である)に相当する材料である。一態様では、Rは、一級又は二級であってよく、約9〜15個の炭素原子、又は約10〜14個の炭素原子を含むアルキル基である。一態様では、アルコキシル化脂肪族アルコールはまた、分子当り約2〜12個のエチレンオキシド部分、又は分子当り約3〜10個のエチレンオキシド部分を含有するエトキシル化物質である。
本明細書の液体洗剤組成物において有用なアルコキシル化脂肪族アルコール物質はしばしば、約3〜17、約6〜15、又は約8〜15の範囲の親水性親油性バランス(HLB)を有する。アルコキシル化脂肪族アルコール非イオン性界面活性剤は、Shell Chemical Companyにより商標名Neodol及びDobanolで市販されている。
本明細書において有用な非イオン性界面活性剤の別の適当なタイプは、アミンオキシド界面活性剤を含む。アミンオキシド類は、当該技術分野では多くの場合に「半極性」非イオン性物質と呼ばれる物質である。アミンオキシドは、式:R(EO)(PO)(BO)N(O)(CHR’)2・qHOを有する。この式中、Rは、飽和又は不飽和、直鎖又は分枝鎖であってよく、8〜20個、10〜16個の炭素原子を含有できる比較的長鎖のヒドロカルビル部分であり、又はC12〜C16の一級アルキルである。R’は短鎖部分であり、一態様では、R’は水素、メチル及び−CHOHから選択してよい。x+y+zが0ではない場合、EOはエチレンオキシ、POはプロピレンオキシ、及びBOはブチレンオキシである。アミンオキシド界面活性剤は、C12〜C14アルキルジメチルアミンオキシドにより例示されるものである。
非イオン性界面活性剤の非限定例は、a)C12〜C18アルキルエトキシレート、例えばShellのNEODOL(登録商標)非イオン性界面活性剤、b)C〜C12アルキルフェノールアルコキシレート(アルコキシレート単位はエチレンオキシ単位及びプロピレンオキシ単位の合計である)、c)BASFのPluronic(登録商標)などのエチレンオキシド/プロピレンオキシドブロックポリマーを有するC12〜C18アルコール及びC〜C12アルキルフェノール縮合体、d)米国特許第6,150,322号で議論されているようなC14〜C22中鎖分枝状アルコール(BA)、e)米国特許第6,153,577号、同第6,020,303号、及び同第6,093,856号で議論されているようなC14〜C22中鎖分枝状アルキルアルコキシレート(BAE、式中、xは1〜30である)f)米国特許第4,565,647号(Llenado、1986年1月26日発行)で議論されているようなアルキル多糖類、特に米国特許第4,483,780号、及び同第4,483,779号で議論されているようなアルキルポリグリコシド、g)米国特許第5,332,528号、国際公開第92/06162号、同第93/19146号、同第93/19038号、及び同第94/09099号で議論されているようなポリヒドロキシ脂肪酸アミド、並びにh)米国特許第6,482,994号、及び国際公開第01/42408号で議論されているようなエーテル末端保護されたポリ(オキシアルキル化)アルコール界面活性剤を含む。
本明細書の洗濯洗剤組成物中で洗浄性界面活性剤成分は、アニオン性及び非イオン性界面活性剤材料の組み合わせを含んでもよい。この場合、アニオン性と非イオン性との重量比は、典型的には10:90〜90:10、より典型的には30:70〜70:30の範囲である。
カチオン性界面活性剤は、当該技術分野において周知であり、これらの非限定例としては四級アンモニウム界面活性剤が挙げられ、26個までの炭素原子を有することができる。追加の例には、a)米国特許第6,136,769号で議論されているようなアルコキシレート第四級アンモニウム(AQA)界面活性剤、b)米国特許第6,004,922号で議論されているようなジメチルヒドロキシエチル第四級アンモニウム、c)PCT国際公開特許第98/35002号、同第98/35003号、同第98/35004、同第98/35005号、及び同第98/35006号で議論されているようなポリアミンカチオン性界面活性剤、d)米国特許第4,228,042号、同第4,239,660号、同第4,260,529号及び同第6,022,844号で議論されているようなカチオン性エステル界面活性剤、並びにe)米国特許第6,221,825号及びPCT国際公開特許第00/47708号で議論されているようなアミノ界面活性剤、具体的にはアミドプロピルジメチルアミン(APA)が挙げられる。
双極性界面活性剤の非限定例には、第二級及び第三級アミンの誘導体、複素環式第二級及び第三級アミンの誘導体又は第四級アンモニウム化合物、第四級ホスホニウム化合物若しくは第三級スルホニウム化合物の誘導体が挙げられる。双極性界面活性剤の例は、米国特許第3,929,678号(Laughlinら、1975年12月30日発行)、19段38行〜22段48行を参照して、アルキルジメチルベタイン及びココジメチルアミドプロピルベタイン、C〜C18(一態様では、C12〜C18)アミンオキシド、並びにスルホ及びヒドロキシベタインなどのベタイン、例えば、N−アルキル−N,N−ジメチルアミノ(dimethylammino)−1−プロパンスルホネート(アルキル基はC〜C18、又はC10〜C14であってよい)を含む。
両性界面活性剤の非限定例には、第二級若しくは第三級アミンの脂肪族誘導体又は複素環式第二級及び第三級アミンの脂肪族誘導体が挙げられ、脂肪族ラジカルは直鎖又は分枝鎖であることができる。脂肪族置換基のうちの1つは、少なくとも約8個の炭素原子、典型的には約8〜約18個の炭素原子を含み、少なくとも1つが、アニオン性水溶性基、例えば、カルボキシ、スルホネート、サルフェートを含む。両性界面活性剤の例については、米国特許第3,929,678号(ラフリン(Laughlin)ら、1975年12月30日発行)の19段18行〜35行を参照のこと。
水性非界面活性液体キャリア
上述のように、洗濯ケア組成物は、錠剤、若しくは粒子、フレーク、シート等を含むがこれらに限定されない粒子状形態のいずれかの固体の形態であってよく、又は組成物は液体の形態であってもよい。液体洗剤組成物は、水性の、非界面活性液体キャリアを含んでもよい。一般に、本明細書の組成物中に使用される水性非界面活性液体キャリアの量は、組成物成分の可溶化、懸濁又は分散に有効である。例えば、液体洗剤組成物は、液体洗剤組成物の総重量に基づいて、約5%〜約90%、約10%〜約70%、又は約20%〜約70%の水性非界面活性液体キャリアを含んでよい。
最もコスト効率のよい種類の水性非界面活性液体キャリアは、典型的には水である。それ故に、水性の非表面活性液体担体成分は、一般に、完全にではないとしてもほとんど水からなる。従来からそのようなアルカノール、ジオール、他のポリオール、エーテル、アミンなどの他の種類の水相溶性液体が、共溶媒又は安定剤として液体洗剤組成物に添加されているが、本発明の目的のため、そのような水相溶性液体の利用は、組成物コストを抑制するため典型的には最小限にされる。結果的に、本明細書における液体洗剤製品の水性液体キャリア構成成分は一般に、液体洗剤組成物の約5重量%〜約90重量%、又は約5重量%〜約70重量%の範囲の濃度で存在する水を含む。
漂白剤
漂白剤−本発明の洗浄組成物は、1つ以上の漂白剤を含んでもよい。漂白触媒以外の適切な漂白剤としては、光漂白剤、漂白活性化剤、過酸化水素、過酸化水素源、予備形成過酸、及びこれらの混合物が挙げられる。一般的に、漂白剤が使用される場合、本発明の組成物は、標記洗浄組成物の約0.1重量%〜約50重量%、又は更に約0.1重量%〜約25重量%の漂白剤を含んでもよい。適切な漂白剤の例としては、以下のものが挙げられる。
(1)光漂白剤、例えば、スルホネート化フタロシアニン亜鉛
(2)予備成過酸:好適な予備成過酸は、過カルボン酸及び塩、過炭酸及び塩、過イミド酸及び塩、ペルオキシ一硫酸及び塩、例えばOxzone(登録商標)、並びにこれらの混合物からなる群から選択される化合物を含むが、これらに限定されない。適切な過カルボン酸としては、化学式、R−(C=O)O−O−Mを有する疎水性及び親水性過酸が挙げられ、式中、Rはアルキル基であり、所望により、分枝状であり、過酸が疎水性の場合には、6〜14個の炭素原子、又は8〜12個の炭素原子を有し、過酸が親水性の場合には、6個未満の炭素原子、又は更には4個未満の炭素原子を有し、Mは、対イオン(例えば、ナトリウム、カリウム又は水素)である、
(3)アルカリ金属塩、例えば、過ホウ酸塩(通常は、一又は四水和物)、過炭酸塩、過硫酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩、及びこれらの混合物のナトリウム塩を含む、過酸化水素供給源(例えば、無機過酸化水素化塩類)。本発明の一態様では、無機過酸化水素化塩類は、過ホウ酸塩、過炭酸塩、及びこれらの混合物のナトリウム塩からなる群から選択される。無機過水和物塩は、使用される場合、典型的には、組成物全体の0.05〜40重量%、又は1〜30重量%の量で存在し、典型的には、コーティングされてもよい結晶性固体としてこうした組成物に組み込まれる。好適なコーティングとしては、無機塩(アルカリ金属ケイ酸塩、炭酸塩若しくはホウ酸塩、又はこれらの混合物など)、又は有機物質(水溶性若しくは分散性ポリマー、ワックス、油又は脂肪石鹸など)が挙げられ、
(4)R−(C=O)−Lを有する漂白活性化剤(式中、Rはアルキル基であり、所望により分枝状であり、漂白活性化剤が疎水性の場合には、6〜14個の炭素原子、又は8〜12個の炭素原子を有し、漂白活性化剤が親水性の場合、6個未満の炭素原子、又は更に4個未満の炭素原子を有し、Lは脱離基である)。好適な脱離基の例は、安息香酸及びそれらの誘導体−特にベンゼンスルホネートである。好適な漂白活性化剤としては、ドデカノイルオキシベンゼンスルホネート、デカノイルオキシベンゼンスルホネート、デカノイルオキシ安息香酸又はその塩、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホネート、テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)及びノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)が挙げられる。好適な漂白活性化剤はまた、国際公開第98/17767号に開示されている。いかなる好適な漂白活性化剤も使用してよいが、本発明の1つの態様では、標記洗浄組成物は、NOBS、TAED又はこれらの混合物を含んでもよい。
過酸及び/又は漂白活性化剤(存在する場合)は、一般に、組成物を基準にして、約0.1〜約60重量%、約0.5〜約40重量%、又は更に約0.6〜約10重量%の量で、本組成物中に存在する。1つ以上の疎水性の過酸又はそれらの前駆体は、1つ以上の親水性過酸又はそれらの前駆体と組み合わせて使用してもよい。
過酸化水素源及び過酸又は漂白活性化剤の量は、有効酸素(過酸化物源からのもの)と過酸とのモル比が1:1〜35:1、又は更に2:1〜10:1になるように選択してもよい。
漂白増強化合物−本明細書の組成物は1種以上の漂白増強化合物を含んでよい。漂白促進化合物は、より低い温度での用途において、増加した漂白の有効性を提供する。漂白促進剤は、従来の過酸素漂白源と連携して作用し、増加した漂白の有効性を提供する。これは通常、ジオキシラン、オキサジリジン又はオキサジリジニウムなどの活性酸素移動剤をその場で形成することにより達成される。あるいは、事前に形成されたジオキシラン、オキサジリジン及びオキサジリジニウムが使用されてもよい。
本発明に従って使用するのに適した漂白増強化合物には、カチオン性イミン、双性イオン性イミン、陰イオン性イミン及び/又は約+3〜約−3の正味電荷を有するポリイオン性イミン、並びにこれらの混合物がある。これらの本発明のイミン漂白促進化合物は、以下の一般的構造のものを含む:
Figure 2014501802
式中、R〜Rは、水素又はフェニル、アリール、複素環、アルキル及びシクロアルキルラジカルからなる群から選択される非置換若しくは置換ラジカルであってもよい。
好適な漂白増強化合物は、米国特許第5,576,282号及び同第5,718,614号に記載の双性イオン性漂白促進剤を含む。他の漂白増強化合物には、米国特許第5,360,569号、同第5,442,066号、同第5,478,357号、同第5,370,826号、同第5,482,515号及び同第5,550,256号、並びにPCT国際公開特許第95/13351号、同第95/13352号、及び同第95/13353号に記載されているカチオン性漂白増強剤が挙げられる。
過酸素供給源は当該技術分野において周知であり、本発明に採用される過酸素供給源は、過酸素化合物、並びに消費者使用条件下で有効量の過酸素をその場で供給する化合物などのこれらの周知の供給源のいずれかを含むことができる。過酸素供給源は過酸化水素供給源、過酸化水素供給源と漂白活性化剤との反応による過酸アニオンのその場での形成、予め形成されている過酸化合物又は好適な過酸素供給源の混合物を含むことができる。もちろん、当業者であれば、過酸素の他の供給源を本発明の範囲から逸脱することなく採用することができることを認識するであろう。漂白増強化合物は存在する場合、典型的には本発明の漂白剤系中に過酸素供給源と併せて採用される。
酵素漂白剤−酵素系を漂白剤として使用してもよい。過酸化水素もまた存在してもよく、これは、洗浄及び/若しくはすすぎプロセスの開始時又は間に過酸化水素を発生することができる酵素系(即ち、酵素及び基質)を加えることによる。このような酵素系は、欧州特許出願第91202655.6号(1991年10月9日出願)に開示されている。
本発明の組成物及び方法は、オゾン及び二酸化塩素などのような代替的な漂白系を利用してもよい。オゾンを用いる漂白は、約20〜約300g/mのオゾン量を有するオゾン含有気体を、布地に接触する溶液の中に導入することにより達成することができる。溶液中の「気体:液体」の比は、約1:2.5〜約1:6に維持するべきである。米国特許第5,346,588号は従来の漂白系の代替物としてのオゾンの利用に関するプロセスを記載しており、これは参照により本明細書に組み込まれる。
一態様では、布地用柔軟剤(「FSA」)は、すすぎ工程での布地の柔軟化に好適な四級アンモニウム化合物である。一態様では、FSAは、脂肪酸とアミノアルコールとの反応生成物から形成され、これはモノ−、ジ−、及び一態様ではトリエステル化合物の混合物を生じる。別の態様では、FSAは、モノアルキル(monoalky)四級アンモニウム化合物、ジアミド四級化合物、及びジエステル四級アンモニウム化合物、又はこれらの組み合わせなどであるがこれらに限定されない、1種以上の柔軟剤四級アンモニウム化合物を含む。
本発明の一態様では、FSAは、ジエステル四級アンモニウム(以後、「DQA」と称す)化合物組成物を含む。本発明の特定の態様では、DQA化合物の組成物はまた、ジアミドFSA類及び混合アミド及びエステル連鎖、並びに上記ジエステル連鎖を有するFSAの種類も包含し、これらのすべてを本明細書ではDQAと称する。
本CFSCにおけるFSAとして好適な第1のタイプのDQA(「DQA(1)」)は、式:
{R4−m−N−[(CH−Y−R}X
を含む化合物を含み、式中、各R置換基は、水素、短鎖C〜C、例えばC〜Cアルキル若しくはヒドロキシアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルなど、ポリ(C2〜3アルコキシ)、例えば、ポリエトキシ基、ベンジル、又はこれらの混合物のいずれかであり、各mは2又は3であり、各nは1〜約4、又は2であり、各Yは−O−(O)C−、−C(O)−O−、−NR−C(O)−、又は−C(O)−NR−であり、各Yは同じであっても又は異なってもよく、各R中の炭素の合計(Yが−O−(O)C−又は−NR−C(O)−のときは1を足す)は、C12〜C22、又はC14〜C20であり、各Rはヒドロカルビル、又は置換されたヒドロカルビル基であり、不飽和又は飽和及び分枝鎖又は直鎖であってよく、一態様では直鎖であり、各Rは同じであっても又は異なってもよく、典型的にはこれらは同じであり、Xは任意の柔軟剤適合性アニオンであってよく、好適なアニオンは、クロライド、ブロミド、メチルサルフェート、エチルサルフェート、サルフェート、ホスフェート、及びニトレートを含み、一態様では、アニオンはクロライド又はメチルサルフェートである。好適なDQA化合物類は、典型的には、MDEA(メチルジエタノールアミン)及びTEA(トリエタノールアミン)などのアルカノールアミンを脂肪酸と反応させることによって製造される。典型的にこのような反応から得られるいくつかの材料には、N,N−ジ(アシル−オキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロリド又はN,N−ジ(アシル−オキシエチル)−N,N−メチルヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェートが挙げられ、アシル基は、動物性脂肪、不飽和及び多不飽和の脂肪酸、例えば、タロウ、硬化タロウ、オレイン酸及び/又は部分硬化脂肪酸から誘導され、植物油類及び/又は部分硬化植物油、例えば、キャノーラ油、ベニバナ油、ピーナッツ油、ヒマワリ油、コーン油、大豆油、トール油、米糠油、パーム油などからも誘導される。
好適な脂肪酸の非限定例は、米国特許第5,759,990号、4段45〜66行に列挙されている。一態様では、FSAは、DQA(1)又はDQAに加えて、その他の活性物質を含む。更に別の態様では、FSAは、DQA(1)又はDQAのみを含み、いずれの他の四級アンモニウム化合物若しくはその他活性物質を含まないか又は実質的にそれを含まない。更に別の態様では、FSAは、DQAを製造するために使用される前駆体アミンを含む。
本発明の別の態様では、FSAは、式:
[R4−m−N(+)−R ]A
を含む、DTTMACと特定される化合物を含み、式中、各mは2又は3、各RはC〜C22、又はC14〜C20であるが、約C12未満であるのは1つ以下であり、他は少なくとも約16であるヒドロカルビル又は置換ヒドロカルビル置換基、例えば、C10〜C20アルキル又はアルケニル(「アルキレン」と称されることもある、多不飽和アルキルを含む不飽和アルキル)、一態様では、C12〜C18アルキル又はアルケニルで、分枝又は非分枝である。一態様では、FSAのヨウ素価(IV)は約1〜70であり、各RはH又は短鎖C〜C、若しくはC〜Cアルキル、又はヒドロキシアルキル基、例えば、メチル、エチル、プロピル、ヒドロキシエチルなど、ベンジル又は(RO)2−4H(式中、各RはCアルキレン基である)であり、Aは柔軟剤適合性アニオンであり、好適なアニオンは、クロライド、ブロミド、メチルサルフェート、エチルサルフェート、サルフェート、ホスフェート、又はニトレートを含み、一態様では、アニオンはクロライド又はメチルサルフェートである。
これらのFSAの例としては、ジアルキルジメチルアンモニウム塩及びジアルキレンジメチルアンモニウム塩、例えば、ジタロウジメチルアンモニウム及びジタロウジメチルアンモニウムメチルサルフェートが挙げられる。本発明で使用可能な市販のジアルキレンジメチルアンモニウム塩の例は、ジ−水素添加タロージメチルアンモニウムクロライド及びジタロージメチルアンモニウムクロライドであり、それぞれ、Adogen(登録商標)442及びAdogen(登録商標)470の商標名でDegussaから入手可能である。一態様では、FSAはDTTMACに加えて他の活性物質を含む。更に別の態様では、FSAはDTTMACの化合物のみを含み、いずれの他の四級アンモニウム化合物又はその他活性物質を含まないか、本質的に含まない。
一態様では、FSAは、米国特許出願公開第2004/0204337(A1)号(Coronaら、2004年10月14日公開、パラグラフ30〜79)に記載のFSAを含む。別の態様では、FSAは、米国特許出願公開第2004/0229769(A1)号(2005年11月18日、Smithら、パラグラフ26〜31)又は米国特許第6,494,920号(1段、51行以下)に記載のものであり、詳細には「エステルクワット」又は四級化脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩である。
一態様では、FSAは、ジタローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、ジヒドロ添加タローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、ジタロージメチルアンモニウムクロライド、ジタローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムメチルサルフェート、ジヒドロ添加タローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、ジヒドロ添加タローオイルオキシエチルジメチルアンモニウムクロライド、又はこれらの組み合わせの少なくとも1つから選択される。
一態様では、FSAはまた、アミド含有化合物の組成物を含んでもよい。ジアミドを含む化合物の例としては、メチル−ビス(タロウアミドエチル)−2−ヒドロキシエチルアンモニウムメチルサルフェート(デグサ(Degussa)から商標名バリソフト(Varisoft)110及びバリソフト222で入手可能)を挙げてよいが、これらに限定されない。アミドエステル含有化合物の例には、N−[3−(ステアロイルアミノ)プロピル]−N−[2−(ステアロイルオキシ)エトキシ)エチル)]−N−メチルアミンがある。
本発明の別の態様は、カチオンデンプンを更に含む、すすぎ時添加布地柔軟化組成物を提供する。カチオンデンプンは、米国特許出願公開第2004/0204337(A1)号に開示されている。一態様では、すすぎ時添加布地柔軟化組成物は、布地柔軟化組成物の約0.1重量%〜約7重量%のカチオンデンプンを含む。一態様では、カチオンデンプンはNational StarchのHCP401である。
ビルダー−本発明の組成物は、1つ以上の洗剤ビルダー又はビルダー系を含むことができる。存在する場合、本組成物は典型的には、少なくとも約1重量%のビルダー、又は約5重量%又は10重量%〜約80重量%まで、50重量%まで、又は更には30重量%までのこのようなビルダーを含む。ビルダーとしては、ポリホスフェートのアルカリ金属、アンモニウム及びアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ土類及びアルカリ金属炭酸塩、アルミノシリケートビルダー、ポリカルボキシレート化合物、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート、無水マレイン酸とエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウム及び置換アンモニウム塩、並びにメリット酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、及びこれらの可溶性塩のようなポリカルボン酸塩が挙げられるが、これらに限定されない。
キレート化剤−本明細書の組成物はまた、任意で1つ以上の銅、鉄及び/又はマンガンキレート化剤を含有してもよい。使用される場合、キレート化剤は、一般に、本明細書の組成物の約0.1重量%〜約15重量%、又は更には本明細書の組成物の約3.0重量%〜約15重量%を構成する。
移染防止剤−本発明の組成物はまた、1つ以上の移染防止剤を含んでもよい。好適な高分子移染防止剤としては、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンとN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドン及びポリビニルイミダゾール又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。本明細書の組成物中に存在する場合、移染防止剤は、洗浄組成物の約0.0001重量%から、約0.01重量%から、約0.05重量%から、洗浄組成物の約10重量%まで、約2重量%まで、又は更には約1重量%までの濃度で存在する。
分散剤−本発明の組成物はまた、分散剤を含有することができる。好適な水溶性有機材料は、ホモポリマー又はコポリマーの酸又はそれらの塩であり、それらのうちのポリカルボン酸は、互いに炭素原子2個を超えない程度に離れている少なくとも2個のカルボキシル基を含み得る。
酵素−組成物は、洗浄性能効果、及び/又は布地ケア効果を提供する1つ以上の洗浄性酵素を含むことができる。好適な酵素の例としては、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、セルラーゼ、キシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ペクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、β−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、及びアミラーゼ、又はこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されない。典型的な組み合わせは、プロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、及び/又はセルラーゼのような従来の適用可能な酵素をアミラーゼと組み合わせた混液である。
酵素安定剤−組成物、例えば洗剤において使用するための酵素は、様々な技術によって安定化可能である本明細書に用いられる酵素は、カルシウムイオン及び/又はマグネシウムイオンを酵素に供給する、最終組成物中のカルシウム及び/又はマグネシウムイオンの水溶性供給源の存在によって安定化させることができる。
洗濯ケア組成物の製造プロセス
本発明の洗濯ケア組成物は、任意の好適な形態に配合することができ、配合者によって選択される任意のプロセスによって調製することができ、その非限定例は、出願人による実施例、並びにすべて本明細書に参照により組み込まれる米国特許第5,879,584号、同第5,691,297号、同第5,574,005号、同第5,569,645号、同第5,565,422号、同第5,516,448号、同第5,489,392号、及び同第5,486,303号に記載されている。
液体洗剤組成物は界面活性剤、色調剤及び特定の任意のその他成分の、水溶液、又は均一分散液若しくは懸濁液の形態であってよく、そのいくつかは通常固体形態であってもよく、非イオン性の液体アルコールエトキシレート、水性液体キャリア及び任意のその他通常液体の任意成分などの通常液体の組成物成分と組み合わされている。そのような溶液、分散液、又は懸濁液は許容できる程度に相安定であり、典型的には約100〜600cpsの、又は約150〜400cpsの範囲の粘度を有する。本発明の目的のためには、粘度は#21スピンドルを使用したブルックフィールド(Brookfield)LVDV−II+の粘度計で測定する。
本明細書の液体洗剤組成物は、任意の都合のよい順番でそれらの組成物を組み合わせて、生じた成分の組み合わせを混合することにより、例えば、撹拌することにより調製でき、相安定液体洗剤組成物を形成する。そのような組成物を調製するプロセスにおいて、例えば、非イオン性界面活性剤、非界面活性液体キャリア及びその他任意の液体成分の少なくとも大部分、更には実質的にすべてを含有し、この液体を組み合わせたものに剪断力撹拌を与えることにより完全に混合される液体成分で液体マトリックスが形成される。例えば、機械攪拌器での高速攪拌が有用に使用される。剪断力撹拌が維持される間に、実質的に任意のアニオン性界面活性剤及び固体形態成分のすべてを加えることができる。混合物の攪拌を継続し、必要ならばその時点で増大して、液相中に不溶性固相粒子の溶液又は均一分散を形成する。固体形態の物質のいくらか又はすべてがこの撹拌混合物に添加された後、包含されるべき任意の酵素物質の粒子、例えば、酵素プリルが組み込まれる。以上で記載した組成物調製法の変形として、1つ以上の固形成分を撹拌混合物に1つ以上の液体成分の微量成分部分と予混合した粒子の溶液又はスラリーとして添加してよい。すべての組成物成分を添加した後、混合物の攪拌は、必要な粘度及び相安定度特性を有する組成物を形成するために充分な時間継続される。しばしば、これには約30分〜60分間の攪拌を伴う。
液体洗剤組成物の形成の一態様では、色調剤をまず1種以上の液体成分と組み合わせて色調剤プレミックスを形成するが、この色調剤プレミックスは、かなりの割合、例えば50重量%超、より具体的には70重量%超、更により具体的には90重量%超の洗濯洗剤組成物の残部成分を含有する組成物配合物に添加される。例えば、上述した方法において、色調剤プレミックスと酵素成分の両方を成分添加の最終段階で添加する。別の態様では、色調剤が、洗剤組成物に添加される前にカプセル封入され、カプセル封入された色調剤は構造化液体中に懸濁され、この懸濁液が洗濯洗剤組成物の残部成分のかなりの割合を含有する組成物配合物に添加される。
これより前に注記したように、洗剤組成物は固体形態でよい。好適な固体形態は、錠剤形態及び粒子状形態、例えば、粒状粒子、フレーク、又はシートを含む。そのような固体形態の洗剤組成物を形成する様々な技術は当該技術分野において周知であり、本明細書で使用されてよい。一態様では、例えば、組成物が粒状粒子の形態であるとき、色調剤は粒子状形態で提供され、これは所望により洗濯洗剤組成物の追加的ではあるがすべてではない成分を含む。色調剤粒子は、洗濯洗剤組成物の残部成分を含有する1種以上の追加的な粒子と組み合わされる。更に、色調剤は、所望により洗濯洗剤組成物の追加的ではあるがすべてではない成分を含み、カプセル封入された形態で提供されてもよく、色調剤カプセル封入物は、洗濯洗剤組成物の成分の実質的な残部を含有する粒子と組み合わされる。
前述のように調製された本発明の組成物を使用して、布地の洗濯に使用される水性洗浄溶液を形成することができる。一般に、有効量のこのような組成物を、例えば、従来の布地洗濯自動洗濯機中の水に加えて、かかる水性洗濯溶液を形成する。このように形成された水性洗浄溶液を、次に、典型的には攪拌下で、洗濯する布地と接触させる。水に添加されて水性洗濯溶液を形成する有効量の本明細書の液体洗剤組成物は、水性洗浄溶液中約500〜7,000ppmの組成物、又は水性洗浄溶液中に提供される約1,000〜3,000ppmの本明細書の洗剤組成物を形成するのに十分な量を含んでよい。
使用方法
本明細書に開示されている特定の消費者製品は、部位を、とりわけ、表面又は布地を、洗浄又は処理するために使用することができる。典型的には、未希釈形態の又は液体(例えば、洗浄液)に希釈した本願の消費者製品の実施形態と、このような部位の少なくとも一部を接触させ、所望によりその部位を洗浄し及び/又はすすぐことができる。一態様では、部位を場合により洗浄し及び/又はすすぎ、消費者製品の態様と接触させた後に場合により洗浄し及び/又はすすぐ。本発明の目的に関して、洗浄としては、限定するものではないが、こすり洗い及び機械的撹拌が挙げられる。布地は、標準的な消費者の使用条件で洗濯又は処理することが可能な大部分の任意の布地を含んでよい。開示される組成物を含み得る液体は、約3〜約11.5のpHを有してよい。こうした組成物は、典型的には溶液中で約500ppm〜約15,000ppmの濃度で使用される。洗浄溶媒が水であるとき、水温は、典型的には、約5℃〜約90℃であり、部位が布地を含むとき、水と布地との割合は、典型的には、約1:1〜約30:1である。前述の方法の1つ以上を採用することで、部位処理が得られる。
一態様では、所望により表面又は布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程と、かかる表面又は布地と本明細書に開示される任意の洗濯ケア組成物とを接触させる工程と、続いて、所望によりかかる表面及び/又は布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程と、その後、所望によりかかる表面若しくは布地を自然乾燥させる、及び/又はかかる表面若しくは布地を強制的に乾燥させる工程と、を含む、表面又は布地を処理及び/又は洗浄する方法が開示される。
本発明の色調剤を更に例示するために、以下の実施例を提供するが、これらは添付の「特許請求の範囲」に定義されているような発明を限定するものとして解釈されるべきではない。事実、本発明の範囲又は趣旨から逸脱することなく本発明に様々な修正及び変更を実施できることは当業者には自明であろう。これらの実施例に与えられているすべての部及び百分率は、他に指示がない限り重量による。
試料調製及び試験方法
A.サンプル調製
以下の基本手順を用いて、本発明のチオフェンアゾ染料を調製した。
グリシドール物質の調製
Figure 2014501802
18部のN−エチル−m−トルイジン、52部のイソプロピル−グリシジルエーテル、及び50部のトルエンを、室温で200mLの丸底フラスコに投入した。この混合物を一晩還流させた。溶媒を除去し、得られた物質を次の工程に精製せずに用いた。次に、これらの物質を本明細書に記載の様にアルコキシル化した。
アルコキシル化中間体の調製
アルコキシル化の基本手順−方法A:
中間体タイプ1、初期単一サイトポリマー
Figure 2014501802
18部のN−エチル−m−トルイジン、14部の酢酸、及び20部の水を、室温で200mLのステンレス鋼オートクレーブに投入した。11部のエチレンオキシドを数時間かけて添加した。室温で24時間反応を維持した後、容器に0.2部のNaOHを投入し、125℃まで加熱した。次に、エチレンオキシドを約1時間かけて添加した。125℃で更に3時間反応を続けた後、残留したEOを真空によって除去した。続いて室温まで冷却して得られた中間体は、琥珀色の粘稠な液体であった。合成中にエチレンオキシドの量を制御することで、一定の平均EO数を毎回得ることができた。
中間体タイプ2、初期二重鎖ポリマー
Figure 2014501802
18部の2−メトキシ−5−メチルアニリン、14部の酢酸、及び20部の水を、室温で200mLのステンレス鋼オートクレーブに投入した。22部のエチレンオキシドを数時間かけて添加した。室温で24時間反応を維持した後、容器に0.2部のNaOHを投入し、125℃まで加熱した。次に、40部のエチレンオキシドを約1時間かけて添加した。125℃で更に3時間反応を続けた後、残留したEOを真空によって除去した。続いて室温まで冷却して得られた中間体は、琥珀色の粘稠な液体であった。合成中にエチレンオキシド量を制御することで、一定の平均EO数を毎回得ることができた。
アルコキシル化の基本手順−方法B:
Figure 2014501802
18部のアニリン、60部のモノ−ブロモ−ポリエチレングリコール−200、20部のNaHCO、及び50部のトルエンを、室温で200mLの丸底フラスコに投入した。反応混合物を80℃まで5時間加熱した。塩をろ過し、ろ液から溶媒を低圧蒸留により除去した。次の工程には、粗生成物を更なる精製をせずに用いた。
Figure 2014501802
上記と同じ手順を用いてハロゲン化生成物を直接産生するために、モノ−ブロモ−モノ−クロログリコールの使用も可能である。
中間体のトシル化の基本手順
中間体タイプ1
Figure 2014501802
20部の水中の44部のN−エチル−N−アルキレンオキシド−m−トルイジン及び41部のトシルクロライドの混合物に、20部の25%のNaOHをゆっくりと加えた。次に反応混合物を室温で4時間攪拌させた。混合物を400部の水で希釈し、33%の塩酸を添加して中和した。400部のエチルアセテートを添加し、混合物を相分離した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過した後に、溶媒を蒸発させた。次の工程には、粗生成物を直ちに用いた。
中間体タイプ2
Figure 2014501802
30部の水中の44部の2−メトキシ−5−メチル−N−ビス−アルキレンオキシド−アニリン及び82部のトシルクロライドの混合物に、30部の25%のNaOHをゆっくりと加えた。次に反応混合物を室温で4時間攪拌させた。混合物を400部の水で希釈し、33%の塩酸を添加して中和した。400部のエチルアセテートを添加し、混合物を相分離した。有機相を無水硫酸ナトリウムで乾燥し、ろ過した後に、溶媒を蒸発させた。次の工程には、粗生成物を直ちに用いた。
四級化の基本手順
中間体タイプ1
Figure 2014501802
40部のトシレート化中間体、20部のジメチルアミノプロピルスルホネート、及び100部のクロロホルムを混合し、6時間還流させた。次にこの物質を冷却し、200部の水を加えた。この物質を相分離すると、水相に所望の生成物を含有することが判明した。低圧蒸留によって水相を乾燥した。塩化物物質を同様に用いると、塩化物塩版を調製できる。
中間体タイプ2
Figure 2014501802
40部のトシレート化中間体、30部のトリエチルアミン、及び100部のクロロホルムを混合し、6時間還流させた。次にこの物質を冷却し、200部の水を加えた。この物質を相分離すると、水相に所望の生成物を含有することが判明した。低圧蒸留によって水相を乾燥した。
着色剤合成の基本手順
同じ基本手順に従ってすべての着色剤を調製した。
(実施例12)
Figure 2014501802
2部のアミノ−チオフェン、及び30部のリン酸を200mL容のガラスフラスコに投入し、0〜5℃に冷却した。10℃以下に温度を維持しながら、1部のNaNOを固体としてゆっくりと加えた。ジアゾ化のための添加が完了すると、混合物を30分間攪拌し、0.3部のスルファミン酸を加えることで過剰の亜硝酸ナトリウムを消費させた。ヨウ化デンプン紙が陰性の結果を示すまで、十分なスルファミン酸を加えた。別のフラスコに、中間体タイプ1のルートに従って調製した6部の四級化物質を加えるが、ここでは1モル当量のトリエチルアミンと12部の水を用いて四級化を行った。カップリング反応のため、上記溶液に調製したジアゾニウム塩溶液をゆっくりと添加した。温度が10℃以上に上昇しないように注意した。ジアゾニウム塩溶液の添加完了後、反応物を1時間かけてゆっくりと室温まで到達させた。次に、混合物を水酸化ナトリウムで中和し、相分離した。続いて、生成物層をメタノールに溶解してろ過し、過剰の塩をすべて除去した。ろ液を蒸発させた後、この反応による生成物をこの時点で用いること、あるいは水で更に希釈して粘度を下げることができる。
(実施例1)
中間体タイプ2の手順で実施例1を調製したが、ここではエチレンオキシドを2モルのみ初期物質に添加し、2モル当量のN−メチルイミダゾールを用いてトシレート化物質を四級化した。着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例2)
初期アルコキシル化をm−トルイジンを用いて行った以外は、実施例1のとおりに実施例2を調製した。
(実施例7)
中間体タイプ1の手順で実施例7を調製したが、ここではエチレンオキシドを1モルのみN−エチル−アニリンに添加し、1モル当量のトリエチルアミンを用いてトシレート化物質を四級化した。着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例13)
四級化をN−メチルイミダゾールを用いて行った以外は、実施例12のとおりに実施例13を調製した。
(実施例14)
四級化をN,N−ジメチル−グリシンを用いて行った以外は、実施例12のとおりに実施例14を調製した。
(実施例15)
四級化をN,N−ジメチルプロピルスルホネートを用いて行った以外は、実施例12のとおりに実施例15を調製した。
(実施例18)
中間体タイプ2の手順で実施例18を調製し、着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例19)
中間体タイプ2の手順で実施例19を調製したが、2,5−ジメトキシアニリンを用いて初期アルコキシル化を実施し、着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例21)
中間体タイプ2の手順で実施例21を調製したが、ジメチルエタノールアミンを用いて四級化を実施し、着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例22)
中間体タイプ2の手順で実施例22を調製したが、トリエタノールアミンを用いて四級化を実施し、着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例35)
中間体タイプ2の手順で実施例35を調製したが、m−トルイジンを用いてアルコキシル化を実施し、四級化(quaterinzation)はトリエチルアミンを用いて行った。着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
(実施例36)
m−トルイジンを用いて初期アルコキシル化を実施し、トリエチルアミンを用いて四級化を行った以外は、実施例1のとおりに実施例36を調製した。着色剤合成は実施例12に記載のとおりとした。
B.試験方法
I.染料の水性分配値の決定方法
0.25〜1.0の溶液吸光度値(この吸光度は、層長1.0cmのキュベットを用いて、400nm〜750nmの染料λmaxで求められる)をもたらすのに十分な量の染料を、最終量10.0mLになるように脱イオン水に溶解する。UV/Vis分光光度計で染料λmaxにおけるサンプルの吸光度を測定し、次に10.0mLの溶液全体を50.0mL容のプラスチック製遠心管に移す。1−オクタノールを10.0mL追加し、管のキャップを閉め、Vortex(商標)ミキサーを用いて30秒間激しく攪拌する。層がきれいに相分離するまで、管をそのまま放置した。数時間内に層がきれいに分離しない場合は、遠心分離して相分離させた。
トランスファーピペットを用いて、水性層(下層)のアリコートを取り、分光測光分析のため層長1.0cmのキュベットに移す。この溶液を先のとおりに分析し、以下に詳述するように、λmaxにおける吸光度減少を「水性層に残留する染料%」として定量化する。
水性層に残留する染料%=水性分配値(APV)=(A/A)×100%
式中、Aは、λmaxにおける初期の溶液吸光度であり、Aは、λmaxにおける最終の溶液吸光度である。
II.洗剤の色調効率の判定方法
a.)16オンス白色綿のスムース布地(270g/平方メートル、Uvitex BNB蛍光増白剤で増白したもの、Test Fabrics P.O.Box 26,Weston,PA,18643)の25cm×25cmの布地見本を2枚入手する。
b.)1.55gのAATCC標準重質液体(HDL)試験用洗剤を含有する1リットルのアリコートの水道水を2つ調製する。
c.)上記工程b.)のアリコートのうち1つに、1AUの水溶液吸光度をもたらすのに十分量の試験される染料を追加する。
d.)上記a.)の見本1枚を、1.55gのAATCC標準重質液体(HDL)試験用洗剤を含有する水のアリコートの一方で洗浄し、別の見本を別のアリコートで洗浄する。この洗浄工程は、室温で30分間攪拌しながら実施しなくてはならない。洗浄工程後、見本を水道水中で別々にすすぎ、見本を暗所で風乾する。
e.)各見本をすすいで乾燥した後、染料の色調効率、DE effを、D65光源、10度観測器、及び遮断UVフィルターを備えるHunter LabScan XE反射分光光度計を用いて、各見本のL、a、及びb測定値を求めることによって評価する。次いで、染料の色調効率を以下の式を用いて計算する。
DE eff=((L −L +(a −a +(b −b 1/2
(式中、添字c及びsは各々、コントロール、すなわち染料のない洗剤中で洗浄された布地サンプル、及び染料を含有する洗剤中で洗浄された布地サンプルについて測定されたL、a、及びb値を参照し、審査される)。
III.洗浄除去性の判定方法
a.)AATCC試験方法61−2003、試験2Aに従って、蒸留水1リットル中に1.55gのAATCCのHDL処方を含有するHDL洗剤溶液のアリコート150mLを、2つ別々に調製する。
b.)上記洗剤の色調効率の判定方法より、15cm×5cmの各布地見本サンプルを、上記工程II.a.)に従って調製したHDL洗剤溶液150mL中で、49℃で45分間、Launderometerで洗浄する。
c)サンプルを、別のすすぎ水アリコートですすぎ、暗所で風乾してから、D65光源、10度観測器、及び遮断UVフィルターを備えるHunter LabScan XE反射分光光度計を用いて各見本のL、a、及びb測定値を取得する。以下の等式を用いて計算されるDE resを測定することにより、着色の残留量を評価する。
DE res=((L −L +(a −a +(b −b 1/2
(式中、添字c及びsは各々、コントロール、すなわち最初に染料のない洗剤中で洗浄された布地サンプル、及び染料を含有する洗剤中で最初に洗浄された布地サンプルについて測定されたL、a、及びb値を参照し、審査される。)次に、染料に対する洗浄除去値を式:除去(%)=100×(1−DE res/DE eff)に従って計算する。
C.試験結果
いくつかの実施例の水性分配値を表6に示す。
Figure 2014501802
例示的な洗剤処方
配合物1a〜1l:液体洗剤配合物
表7A及び7Bに、少なくとも1つの本発明のチオフェンアゾ染料を色調剤として含む液体洗剤配合物の実施例を示す。表7A中に配合物1a〜1fとして、及び表7Bに1g〜1lとして、配合物を示す。
Figure 2014501802
Figure 2014501802
配合物1a〜lに関する脚注:
ジエチレントリアミン五酢酸、ナトリウム塩
ジエチレントリアミンペンタキスメチレンホスホン酸、ナトリウム塩
エチレンジアミン四酢酸、ナトリウム塩
配合色調節のために使用される非色味づけ染料(non-tinting dye)
ポリビニルアルコールフィルム中に単位用量としてパッケージされたコンパクト配合物
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例1〜21のチオフェンアゾ色調剤
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例22〜42のチオフェンアゾ色調剤
アキュゾール(Acusol)OP301
配合物2a〜2e:粒状洗剤配合物
表8に、少なくとも1つの本発明のチオフェンアゾ染料を色調剤として含む粒状洗剤配合物の実施例を示す。表8中に配合物2a〜2eとして配合物を示す。
Figure 2014501802
配合物2a〜eに関する脚注:
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例1〜21のチオフェンアゾ色調剤
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例22〜42のチオフェンアゾ色調剤
例示的な布地ケア組成物
配合物3a〜3d:液体布地ケア組成物
表9に、少なくとも1つの本発明のチオフェンアゾ染料を色調剤として含む液体布地ケア組成物の実施例を示す。表9中に配合物3a〜3dとして組成物を示す。
Figure 2014501802
配合物3a〜dに関する脚注:
N,N−ジ(タローオイルオキシエチル)−N,N−ジメチルアンモニウムクロライド。
25%〜95%のアミロース及び0.02〜0.09の置換度を含有し、50〜84の値を有する水流動性として測定される粘度を有する、普通のトウモロコシデンプン又はジャガイモデンプンをベースにするカチオンデンプン。
米国特許第5,574,179号、第15欄、1〜5行目に記載の式を有する、エチレンオキシドとテレフタレートとのコポリマーであって、式中、各Xはメチルであり、各nは40であり、uは4であり、各Rは本質的に1,4−フェニレン部分であり、各Rは、本質的にエチレン、1,2−プロピレン部分、又はこれらの混合物である。
ジエチレントリアミン五酢酸。
Rohm and Haas Coから入手可能なKATHON(登録商標)CG。
DC2310の商標名でDow Corning Corp.から入手可能な、シリコーン消泡剤。
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例1〜21のチオフェンアゾ色調剤
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例22〜42のチオフェンアゾ色調剤
好ましくは色調効率>10、及び洗浄除去性30〜85%である、表5実施例1〜42のチオフェンアゾ色調剤
Ciba Specialty Chemicalsから入手可能な4,4’−ビス−(2−スルホスチリル)ビフェニル二ナトリウム。
Akzo Nobelから入手可能なココメチルエトキシル化[15]アンモニウムクロライド。
本明細書に開示した寸法及び値は、記載された正確な数値に厳密に限定されるものとして理解されるべきでない。それよりむしろ、特に指定されない限り、こうした各寸法は、列挙した値と、その値周辺の機能的に同等の範囲との両方を意味することを意図したものである。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
本発明の「発明を実施するための形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に援用するが、いずれの文献の引用もそうした文献が本発明に対する先行技術であることを容認するものとして解釈されるべきではない。本書における用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献における同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の態様について説明し記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正が可能であることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲に含まれるそのようなすべての変更及び改変を添付の特許請求の範囲において網羅するものとする。

Claims (15)

  1. a)形式的に帯電している部分を含むチオフェンアゾ染料であって、前記染料がメタ−ビス(2−ヒドロキシ−3−トリメチルアンモニウムプロピル)アミノトリル基を含まない、チオフェンアゾ染料と、
    b)洗濯ケア成分と、
    を含む洗濯ケア組成物であって、好ましくは、前記洗濯ケア組成物が、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、コア及び該コアを封入するシェルを含む香料マイクロカプセルを含み、前記香料マイクロカプセルが、0.01マイクロメートル〜200マイクロメートルのD[4,3]平均粒子を有する、洗濯ケア組成物。
  2. 前記チオフェンアゾ染料が、メタノール溶液中400nm〜750nmの波長範囲において、1000〜1,000,000リットル/mol/cmの極大吸光係数を有する、請求項1に記載の洗濯ケア組成物。
  3. 前記チオフェンアゾ染料が、560nm〜610nmの波長範囲において、20,000〜250,000リットル/mol/cmの極大吸光係数を有する、請求項1又は2に記載の洗濯ケア組成物。
  4. 前記チオフェンアゾ染料が10%〜100%の水性分配値を有し、前記染料が非共有結合している荷電平衡化対イオンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  5. 前記チオフェンアゾ染料が0%〜40%の水性分配値を有し、前記染料が共有結合している荷電平衡化対イオンを含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  6. 前記チオフェンアゾ染料が一般式(I):
    Figure 2014501802
    (式中、
    a.)R、R及びRが、それぞれ独立して、水素、電子吸引性部分、及び電子供与性部分から選択され、ただし、R、R及びRのうちの少なくとも1つが電子吸引性部分であり、好ましくは各R、R及びRが、独立して、水素、(C〜C)−アルキル、(C〜C10)−アリール、カルボキシレート、シアノ、スルホネート、ホスホネート、サルフェート、アセテート、ニトロ、(C〜C)−アルキルエステル、ハロゲン又はアミノ部分から選択され、
    b.)Xが、65ダルトン〜4855ダルトンの分子量を有する有機部分である)
    で表される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  7. 前記チオフェンアゾ染料において、
    Xが、式(II):
    Figure 2014501802
    [式中、
    i.)Rが、式(III)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)各Rが、独立して、水素、ヒドロキシで任意に置換されたC〜Cアルキル、又はアセチルから選択され、
    ii.)mが0〜10の整数であり、
    iii.)Yが、スルホネート、カルボキシレート、ホスホネート、又はイミダゾリウム、ピリジニウム、モルホリニウム、ピペリジニウム、若しくは式(IV)を有する部分から選択される四級アンモニウム種から選択され、
    Figure 2014501802
    (式中、
    i.)Rが、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分であり、
    ii.)R10が、−OHで任意に置換されたC〜C18アルキル部分、又はスルホネートで置換されたC〜Cアルキル、又はカルボキシレートで置換されたC〜Cアルキルから選択され、
    iii.)Zが、単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bは、R10が−OHで任意に置換されたC〜C18アルキル部分である場合に、1であり、それ以外は添字b=0であり、)}
    又は、Rが、式(V)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)各R11及びR12が、独立して、水素、C〜Cアルキル、アリール、アセチル又はヒドロキシル部分から選択され、m及びnが独立しており、かつ0〜10の整数であり、
    ii.)Yが上述のとおりであり、}
    又はRが、式(VI)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)R13が、アリール部分、アリールアルキル部分、C〜C18アルキル部分、又はシロキサン部分から選択され、
    ii.)各R14が、独立して、水素、C〜Cアルキルから選択され、mが0〜10の整数であり、
    iii.)Yが上述のとおりであり、}
    ii.)Rが、Rと同じであるか、C〜C12アルキル部分、アリール部分又はアリールアルキル部分から選択されてよく、添字(a)が0〜4の整数であり、各Rが、独立して、C〜Cアルキル、C〜Cアルコキシ、ニトロ、ヒドロキシル、ハロゲン、又は−NHC(O)R22から選択されてよく、R22が、H、−NH、C〜Cアルキル、フェニル、−(CHOR23から選択され、添字sが1又は2であり、R23が、Me、フェニル、及び−COCHCN、−NHSO24から選択され、R24が、C〜Cアルキル又はフェニルであり、該アルキル、アルコキシ及びアセトアミド部分が、形式的に帯電している部分で任意に置換されてよく、]
    を有する部分であるか、あるいは、
    Xが、式VII:
    Figure 2014501802
    [式中、各R及びRが、独立して、
    a)[(CHCR’HO)(CHCR”HO)15
    b)アルキル、アリール又はアリールアルキル、
    c)[CHCH(OR16)CHOR17
    d)スチレンオキシド、グリシジルメチルエーテル、イソブチルグリシジルエーテル、イソプロピルグリシジルエーテル、t−ブチルグリシジルエーテル、2−エチルヘキシルグリシジルエーテル、及びグリシジルヘキサデシルエーテルのアミノ付加生成物であって、1〜10個のアルキレンオキシド単位が続いて付加し、少なくとも1つのかかるアルキレンオキシド単位が、−HではないR15で置換されているもの、
    から選択されてよく、
    式中、R’が、H、CH、CHO(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、R”が、H、CHO(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、x+y≦20であり、y≧1であり、z=0〜10であり、各R15が、独立して、−H及び−CHCHR18192021から選択され、R18が、−H及び−CHから選択され、各R19及びR20が、独立して、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキルから選択され、R21が、独立して、C〜C12の任意に−OH置換されたアルキル、又は(CHQから選択され、添字rが1〜8の整数であり、添字pが0又は1であり、Qが、−CO 及び−SO から選択されるアニオン基であり、R16が、H、z=0〜10である(CHCHO)15、及びこれらの混合物からなる群から選択され、R17が、C〜C16アルキル、C〜C10アリール基、及びこれらの混合物からなる群から選択され、添字mが0〜4の整数であり、各Rが上で定義したものであり、Zが単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bが、共有結合している荷電平衡化対イオンを含まない非−HであるR15基の数に等しく、更に条件として、この分子が少なくとも1つの非−HであるR15基を含有する]
    を有する部分である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  8. 前記チオフェンアゾ染料において、
    Xが、式(II):
    Figure 2014501802
    [式中、
    i.)Rが、式(III)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)Rが、水素、C〜Cアルキル部分又はアリール部分であり、
    ii.)Yが、イミダゾリウム、又は式(IV)を有する部分からなる群から選択される四級アンモニウム種であり、
    Figure 2014501802
    (式中、
    i.)Rが、C〜Cアルキル部分であり、
    ii.)R10が、−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分、又はスルホネートで置換されたC〜Cアルキル、又はカルボキシレートで置換されたC〜Cアルキルから選択され、
    iii.)Zが、単位電荷cの荷電平衡化対イオンであり、添字bは、R10が−OHで任意に置換されたC〜Cアルキル部分である場合に、1であり、それ以外は添字b=0であり、)}
    又は、Rが、式(V)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)各R11及びR12が、独立して、水素、C〜Cアルキル又はアリール部分から選択され、m及びnが独立しており、かつ0〜5の整数であり、
    ii.)Yが上述のとおりであり、}
    又は、Rが、式(VI)を有する部分から選択され、
    Figure 2014501802
    {式中、
    i.)R13が、アリール部分、ベンジル部分、又はC〜C18アルキル部分から選択され、
    ii.)各R14が、独立して、水素、又は−CHから選択され、mが0〜10の整数であり、}
    ii.)Rが、Rと同じであるか、C〜Cアルキル部分又はベンジル部分から選択されてよく、
    iii.)添字aが0〜2の整数であり、各Rが、メチル、メトキシ、又はアセトアミド部分から独立して選択されてよい]
    を有する部分である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  9. 前記チオフェンアゾ染料が、式(VIII):
    A−N=N−X
    式VIII
    (式中、A部分が、表1のA部分番号1〜118、好ましくは表1のA部分番号9〜11、15、23、34〜35、37〜39、41、43、47、50〜51、57〜58、77、83、89、95、106、及び110〜118からなる群から選択され、X部分が、表4のX部分番号1〜31からなる群から選択され、好ましくはXが表4のX部分番号1〜31からなる群から選択される)
    を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  10. 前記チオフェンアゾ染料が、以下の式:
    Figure 2014501802
    (式中、部分Aが、表1のA部分番号1〜118から選択され、好ましくはAが表1のA部分番号9〜11、15、23、34〜35、37〜39、41、43、47、50〜51、57〜58、77、83、89、95、106、及び110〜118から選択され、a=0〜2であり、a=1又は2である場合に、Rが、表2のR置換基の特性及び位置番号1〜40から選択され、好ましくはRが、表2のR置換基の特性及び位置番号1、3、5、7、12、13、14、31、36及び40から選択され、R及びR基が、表3のR及びR基番号1〜69から選択され、好ましくはR及びR基が、表3のR及びR基番号3、5〜6、10、13〜14、17、19〜21、24、27〜28、31〜34、38、41、44〜48、52、54〜55、58、60〜64及び69から選択される)
    を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  11. 前記チオフェンアゾ染料が、表5の式番号1〜42から選択される式を有する、請求項1に記載の洗濯ケア組成物。
  12. 前記洗濯ケア組成物が、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、15%未満のビルダー、10%未満のビルダー、更には5%未満のビルダーを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  13. 前記洗濯ケア組成物が、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、計20%以下の水、計15%以下の水、計10%以下の水、更には計5%以下の水を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  14. 前記洗濯ケア組成物が、洗濯ケア組成物の総重量に基づいて、10%〜70%の、70ダルトン超の分子量を有する水相溶性有機溶媒を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物。
  15. 所望により表面又は布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程と、該表面又は布地と請求項1〜14のいずれか一項に記載の洗濯ケア組成物とを接触させる工程と、続いて、所望により該表面及び/又は布地を洗浄する及び/又はすすぐ工程と、その後、所望により該表面若しくは布地を自然乾燥させる、及び/又は該表面若しくは布地を強制的に乾燥させる工程と、を含む、表面又は布地を処理及び/又は洗浄する方法。
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