JP2014206869A - 基板設計支援装置、基板設計支援方法、及び基板設計支援プログラム - Google Patents

基板設計支援装置、基板設計支援方法、及び基板設計支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】1つの側面では、1つの側面では、複数の層が積層された多層基板において生じる反りを抑制する。【解決手段】基板設計支援装置10には、多層基板の設計情報12が入力される。入力された多層基板の設計情報12に基づいて、算出部14は、多層基板を複数の一対の層に分類し、かつ分類した複数の一対の層の各々に対して多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める。補正部は、求めた所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における所定の基板設計要素の量を補正する。所定の基板設計要素の量を補正するときには、所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、補正される。これによって、複数の一対の層の各々に対し、所定の基板設計要素の総量を均等化でき、多層基板の反りを抑制できる。【選択図】図1

Description

開示の技術は、基板設計支援装置、基板設計支援方法、及び基板設計支援プログラムに関する。
プリント基板等の回路基板の設計は、CAD(computer aided design)システムなどの図形処理システムを用いて行うことが一般的になってきている。また、回路基板を設計する場合、回路基板に実装される部品の位置及び大きさを考慮して、配線等の配置が決定される。回路基板は、図形処理システムを用いて設計された回路基板の情報を使用して製造される。回路基板には部品が実装されて、回路基板及び部品を含むデバイスが完成される。
ところで、例えば、回路基板に部品を実装するときにおける接続不良を抑止するために、製造された回路基板には、高い平坦度が求められる。また、回路基板及び部品を含むデバイスは、製品に搭載される。近年、製品の小型化、及び薄型化に伴って、回路基板及び部品を含むデバイスの高精度の組み込み精度が求められる場合がある。デバイスの高精度の組み込み精度を達成するためには、製造された回路基板に、高い平坦度が求められる。ところが、部品の高密度化及び回路基板の大型化に伴って、製造される回路基板の反りが大きくなる場合がある。回路基板に反りがある場合には、部品の接続不良が増加する等の事象が生じる場合がある。部品の接続不良が増加する等の事象が生じる場合、回路基板の設計段階までさかのぼり回路基板の反りを考慮して回路基板の設計が変更される。従って、図形処理システムを用いて回路基板を設計するときから、回路基板の反りを考慮することが好ましい。
回路基板の反りを考慮する技術は複数知られている。例えば、図形処理システムによるCADデータを使用して回路基板の表面層の反りの度合いを求め、部品を実装するときに部品の接続不良が増加する等の事象が生じない所定値になるように回路基板における配線などを補正する技術が知られている。また、回路基板の表面層が熱によって発生する反りの量を、シミュレーションを用いて求める技術も知られている。また、リフロー炉内の温度分布をシミュレーションで求め、回路基板の表面層が所定範囲内に収まるように部品の位置を変更する技術が知られている。
特開2005−190206号公報 国際公開第2008/001922号パンフレット 国際公開第01/050356号パンフレット
しかしながら、製品の小型化、薄型化、及び部品の高密度化等の要求に対応するために、回路基板として層毎に複雑な形状及び複雑な回路を含む複数の層が積層された多層基板が増加している。回路基板の反りは、表面層が確認しやすいので、実装される部品の位置及び大きさを補正して、配線等の配置を決定することができる。ところが、多層基板内の内部層による反りは、確認することができない。従って、多層基板の表面層を対象として、製造される回路基板の平坦度を向上させることは困難である。
1つの側面では、複数の層が積層された多層基板において生じる反りを抑制することを目的とする。
開示の技術は、算出部によって、入力された多層基板の設計情報に基づき、多層基板の各層を複数の一対の層に分類されると共に、分類した複数の一対の層の各々に対して多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差が求められる。補正部では、求めた所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における所定の基板設計要素の量が補正される。所定の基板設計要素の量を補正するときには、所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、補正処理が実行される。これによって、多層基板に含まれる複数の一対の層の各々に対して、所定の基板設計要素の総量を均等化でき、多層基板の反りを抑制することができる。
1つの実施態様では、複数の層が積層された多層基板において生じる反りを抑制できる、という効果を有する。
基板設計支援装置の概略構成の一例を示すブロック図である。 コンピュータで実現する基板設計支援装置の一例を示すブロック図である。 回路基板の一例を示すイメージ図である。 反り予測処理を含む解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。 電気特性解析処理の流れの一例を示すフローチャートである。 評価処理の流れの一例を示すフローチャートである。 自動修正処理の流れの一例を示すフローチャートである。 回路基板の反りの説明図である。 修正処理の流れを示すフローチャートである。 ベタ抜き追加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ベタ抜き追加を実行した場合の一例を示すイメージ図である。 一部のベタ抜きを削除した場合の一例を示すイメージ図である。 ベタ追加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ベタ挿入可能領域の設定を実行した場合の一例を示すイメージ図である。 一部にベタ抜きを実行した場合の一例を示すイメージ図である。 ビア追加処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ビア挿入可能領域にビアを追加した場合の一例を示すイメージ図である。 一部のビアを削除した場合の一例を示すイメージ図である。 回路基板を修正した処理結果の一例を示す説明図である。 回路基板のビア数の関係の一例を示すイメージ図である。 回路基板に対して、ビア数の差分と反り量との関係の一例を示すイメージ図である。
以下、図面を参照して開示の技術の実施形態の一例を詳細に説明する。
図1に、本実施形態に係る基板設計支援装置10の一例を示す。基板設計支援装置10にはCADシステムなどの図形処理システムから回路基板の設計情報12が入力される。基板設計支援装置10は算出部14、補正部20、及び表示部22を備えている。算出部14は、解析部16、及び導出部18を含んでいる。
なお、基板設計支援装置10は開示の技術における基板設計支援装置の一例である。また、算出部14は開示の技術における算出部の一例であり、補正部20は開示の技術における補正部の一例であり、及び表示部22は開示の技術における表示部の一例である。また、解析部16は開示の技術における解析部の一例であり、導出部18は開示の技術における導出部の一例である。
基板設計支援装置10には、回路基板としての複数の層が積層された多層基板の設計情報12が入力される。入力された多層基板の設計情報12に基づいて、算出部14は、多層基板を複数の一対の層に分類すると共に、分類した複数の一対の層の各々に対して多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める。補正部では、所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、求めた所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における所定の基板設計要素の量が補正される。所定の基板設計要素の量を補正するときには、所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、補正処理が実行される。これによって、多層基板に含まれる複数の一対の層の各々に対して、所定の基板設計要素の総量を均等化でき、多層基板の反りを抑制することができる。
図2に、基板設計支援装置10をコンピュータ30で実現する一例を示す。コンピュータ30はCPU32、メモリ34、及び不揮発性の記憶部36を備えている。CPU32、メモリ34、及び記憶部36は、バス62を介して互いに接続されている。また、コンピュータ30は、ディスプレイ52、キーボード54、及びマウス56を備え、ディスプレイ52、キーボード54、及びマウス56はバス62を介して互いに接続されている。また、コンピュータ30はコンピュータネットワーク等に接続するためのインタフェース(I/O)60及び記録媒体59が挿入され、挿入された記録媒体59に対して読み書きするための装置(R/W)58がバス62に接続されている。なお、記憶部36はHDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ等によって実現できる。
記憶部36には、コンピュータ30を基板設計支援装置10として機能させるための基板設計支援プログラムの一例として反り予測プログラム38が記憶されている。反り予測プログラム38は、解析プロセス40、導出プロセス42、及び補正プロセス44を含んでいる。CPU32が反り予測プログラム38を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、反り予測プログラム38が有するプロセスを順次実行することで、コンピュータ30は、図1に示す基板設計支援装置10として動作する。また、CPU32が解析プロセス40を実行することで、コンピュータ30は、図1に示す解析部16として動作し、CPU32が導出プロセス42を実行することで、コンピュータ30は、図1に示す導出部18として動作する。なお、CPU32が解析プロセス40及び導出プロセス42を実行することで、コンピュータ30は、図1に示す算出部14として動作する。また、CPU32が補正プロセス44を実行することで、コンピュータ30は、図1に示す補正部20として動作する。
また、記憶部36には、プリント基板等の回路基板の電気特性を解析するための電気特性解析プロセス46が記憶されている。また、記憶部36には、コンピュータ30を、プリント基板等の回路基板を設計する際に使用されるCADシステムなどの図形処理システムとして機能させるためのCADプログラム50が記憶されている。また、記憶部36は、コンピュータ30を図形処理システムとして機能させて作成された設計情報としてのCADファイル48を記憶することができる。
なお、本実施形態では、基板設計支援装置10はコンピュータネットワークに接続可能な一例を示すが、基板設計支援装置10はコンピュータネットワークに接続可能なことに限定さない。つまり、開示の技術における基板設計支援装置10の一例は、コンピュータ30のみで実現できるようにしてもよい。この場合、装置(R/W)58により読み書きされる記録媒体に含まれるCADファイル等のデータを利用することができる。
次に、本実施形態の作用を説明する。なお、本実施形態では、回路基板として7層が積層された回路基板64を多層基板の一例として説明する。
図3に、回路基板64の一例を示す。回路基板64は、第1層(L1)、第2層(L1−L2)、第3層(L2)、第4層(L2−L3)、第5層(L3)、第6層(L3−L4)、及び第7層(L4)の7層が積層される多層基板である。なお、図3に示す一例では、第1層(L1)、第3層(L2)、第5層(L3)、及び第7層(L4)は、導体層であり、第2層(L1−L2)、第4層(L2−L3)、及び第6層(L3−L4)が絶縁層である場合を説明する。
図4に、反り予測処理を含む解析処理の流れの一例を示す。図4に示す反り予測処理を含む解析処理は、基板設計支援プログラムの一例として実行される反り予測プログラム38による処理の一例を含んでいる。回路基板64は、反りの抑制することが好ましく、また、回路基板64本来の機能である電気的な特性を良好に維持することも重要である。本実施形態は、電気特性解析及び反り解析を選択的に実行できる。電気特性解析及び反り解析の双方の解析について良好な結果を得る回路基板64が製品に実装される回路基板64として好ましいものになる。
CPU32は、解析処理が実行されると、ステップ100において、反り解析処理を実行するか否かを判断する。ステップ100において否定判断されると、回路基板64の電気特性の解析処理が実行され、肯定判断されると、回路基板64の反りの解析処理が実行される。
電気特性の解析処理では、ステップ102において、電気特性解析処理が実行される。電気特性解析処理が終了すると、ステップ104において回路基板64の電気特性の解析結果が良好であるか否かが判断される。ステップ102の判断処理は、ステップ102で解析する回路基板64の電気特性の各々に対して、例えば、所定特性値以上を良好または所定特性範囲内を良好と定め、解析結果の電気特性値が所定特性値以上または所定特性範囲内であるか否かを判断すればよい。ステップ104で肯定判断される場合には、回路基板64の電気特性が良好であるため、本処理ルーチンを終了する。なお、回路基板64の電気特性が良好であることを示す情報をディスプレイ52に表示してもよい。一方、ステップ104で否定判断される場合、ステップ106において回路基板64の電気特性を修正する既知の処理を実行した後、ステップ102へ戻る。
なお、電気特性の解析処理は、CPU32が電気特性解析プロセス46を実行することにより実現できる。つまり、CPU32が電気特性解析プロセス46を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、電気特性解析プロセス46を実行することで、コンピュータ30により、電気特性の解析処理が実行される。
図5に、図4に示すステップ102において実行される電気特性解析処理の流れの一例を示す。まず、回路基板64の設計情報を含むCADファイル48が取得され、回路基板64の配線について三次元形状を示す情報が作成される(ステップ120)。次に、三次元電磁場解析と回路解析が共に実行される(ステップ122)。三次元電磁場解析と回路解析の実行では、回路基板64に実装する部品の電気特性を示す情報が取得され、回路基板64に対して三次元解析が実行され、実装される部品の回路解析が実行される。次に、基板配線の電気特性が抽出される(ステップ124)。次に、回路基板64及び実装される部品による回路モデルが作成され(ステップ126)、作成された回路モデルを用いて回路解析が実行される(ステップ128)。次に、三次元電磁場解析及び回路解析の実行による結果を示す情報と、回路モデルを用いた回路解析の結果を示す情報を解析結果として記憶し、本処理ルーチンを終了する。解析結果の一例には、ドライバ−レシーバ間のクロストーク、及びレシーバの受信波形などがある。
図4に示すステップ100において肯定判断される場合、回路基板64の反り予測処理が実行され、ステップ108へ進む。ステップ108では、回路基板64の反り解析処理が実行される。回路基板64の反り解析処理では、回路基板64のCADファイル48が取得され、例えばCADプログラム50が有する解析機能を用いて回路基板64の反り量を求める解析処理が実行される。解析処理の結果を示す情報は、メモリ34に記憶される。次に、ステップ110において、回路基板64の反り解析処理における解析結果が評価される(詳細は後述)。次のステップ112では、ステップ110における評価結果が良好であるか否かが判断される。ステップ112において肯定判断される場合には本処理ルーチンを終了し、否定判断される場合にはステップ114へ進む。ステップ114では、ステップ110における評価結果が表示され、次のステップ116において自動修正処理(詳細は後述)が実行された後に、ステップ108に戻る。なお、ステップ114では、ステップ110における評価結果をディスプレイ52に表示したり、評価結果のうち注意箇所を明示してディスプレイ52に表示したりすることができる。
なお、回路基板64の反り予測処理は、CPU32が反り予測プログラム38を実行することにより実現できる。つまり、CPU32が反り予測プログラム38を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、反り予測プログラム38を実行することで、コンピュータ30により、回路基板64の反り予測処理が実行される。
また、回路基板64の反りの解析処理(ステップ108の処理)は、CPU32が反り予測プログラム38に含まれる解析プロセス40を実行することにより実現できる。つまり、CPU32が解析プロセス40を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、解析プロセス40を実行することで、コンピュータ30により、回路基板64の反りの解析処理が実行される。また、回路基板64の自動修正処理は、CPU32が導出プロセス42及び補正プロセス44を実行することにより実現できる。つまり、CPU32が導出プロセス42及び補正プロセス44を記憶部36から読み出してメモリ34に展開し、導出プロセス42及び補正プロセス44を実行することで、コンピュータ30により、回路基板64の自動修正処理が実行される。
次に、コンピュータ30において実行される評価処理の具体例を説明する。図6に、図4に示すステップ110において実行される評価処理の流れの一例を示す。
まず、ステップ140では、評価対象の回路基板64の解析結果が取得される。つまり、図4に示すステップ108において、メモリ34に記憶された解析結果が読み取られる。次のステップ142では、評価対象の回路基板64の実測値を含む部品情報が取得される。ステップ142では、回路基板64の反りに関する実測値、及び回路基板64に実装される部品の形状及び電気特性などの各種情報が読み取られる。回路基板64の反りに関する実測値は、回路基板64を製造するときに計測することができ、回路基板64のCADファイル48に関連付けて記憶させることができる。
なお、ステップ142では、評価対象の回路基板64の解析結果に対して、回路基板64の反りに関する実測値を考慮して回路基板64の反りを示す情報を作成することができる。例えば、解析結果の回路基板64の反りを示す情報の値と、実測値とを比較し、解析結果を超える実測値である場合に、解析結果の情報の値と、実測値との差分値を解析結果の情報の値に加算することができる。
次に、ステップ144では、変数iに「1」がセット(i=1)され、次のステップ146において、回路基板64に搭載される全ての部品のうち、i番目の部品が評価対象実装部品として設定される。次に、ステップ148では、ステップ140で取得した反りの解析結果のうち、回路基板64における評価対象実装部品の位置を含む周辺エリアの反りの解析結果が反りの分布として抽出される。次に、ステップ150において、ステップ148で抽出された反りの分布で示される各反り量が予め定めた所定値以内か否かが判断される。ステップ150の判断処理で用いられる予め定めた所定値は、回路基板64の反り量として許容できる値が予め定められる。ステップ150で肯定判断される場合、ステップ154へ進み、否定判断される場合、ステップ152において現在のi番目の部品に所定値を超える評価対象実装部品を示す識別IDが付与され、メモリ34に記憶される。
次に、ステップ154では、回路基板64に搭載される全ての部品について、ステップ146〜ステップ152の処理が終了したか否かが判断され、否定判断される場合、ステップ156において変数iがインクリメントされ、ステップ146へ戻る。一方、ステップ154において肯定判断される場合、ステップ158において、注意部品があるか否かが判断される。ステップ158の判断処理は、ステップ152の処理において付与された識別IDがメモリ34に記憶されているか否かを判別することにより、判断することができる。
ステップ158において否定判断される場合、ステップ162において、注意部品がないことを示す情報を含む解析結果が、評価結果を示す情報としてディスプレイ52に表示される。一方、ステップ158で肯定判断される場合、ステップ160において、所定値を超える評価対象実装部品として識別IDが付与されている部品が注意部品として記憶され、ステップ162に進み、記憶された注意部品がディスプレイ52に表示される。
次に、コンピュータ30において実行される自動修正処理の具体例を説明する。図7に、図4に示すステップ116において実行される自動修正処理の流れの一例を示す。
まず、ステップ170では、反りによる変位が所定値を超える領域が抽出され、抽出された領域が修正対象領域として設定される。ステップ170において用いられる所定値は、回路基板64の一部において反りの量として許容できる値が予め定められている。ステップ170では、解析結果(図4に示すステップ108の処理結果)により示される反りの量に応じた回路基板64の変位量が所定値を超える回路基板64上の領域が抽出される。図8に一例を示すように、回路基板64の変位を示す特性曲線66が所定値を超える値となる回路基板64上の領域が抽出される。
次に、ステップ172では、回路基板64における複数の層のうち、導体層を対象として修正対象領域内の銅の含有率(Cu含有率)が求められる。銅の含有率は、修正対象領域の面積と、銅が占める面積との面積比により求めることができる。次のステップ174では、回路基板64における複数の層のうち、絶縁層を対象として修正対象領域内のビア(Via)の数が求められる。次に、ステップ176では、回路基板64の各層に対する層ペアが設定される。層ペアは、回路基板64の中心に対して対称の位置の一対の層が設定される。図3に示す一例では、回路基板64の中心部(例えば中心の層)を中心として外部の層から内部に層に向って順に層ペアが設定される。つまり、最外層の第1層(L1)及び第7層(L4)が層ペア64Aに設定され、第2層(L1−L2)及び第6層(L3−L4)が層ペア64Bに設定され、第3層(L2)及び第5層(L3)が層ペア64Cに設定される。また、ステップ176では、設定された層ペアごとに対称性を示す情報が導出される。対称性を示す情報には、導体層を対象とする場合、層ペアの各層間の銅の含有率(Cu含有率)の差分値が対応される。また、絶縁層を対象とする場合、層ペアの各層間のビア(Via)の数の差分値が対応される。
次に、ステップ178では、変数iに「1」がセット(i=1)され、次のステップ180において、回路基板64内でi番目の層ペアが設定される。従って、ステップ180では、i番目の層ペアに関する対称性を示す情報を特定することができる。次に、ステップ182では、ステップ180で特定した対称性を示す情報に基づいて、i番目の層ペアについて対称性を有するか否かが判断される。ステップ182で肯定判断される場合、ステップ186へ進み、否定判断される場合、ステップ184において現在のi番目の層ペアの各層が対称性を有するように修正処理が実行され(詳細は後述)、ステップ186へ進む。
ステップ186では、回路基板64内に設定された全ての層ペアについて、ステップ180〜ステップ184の処理が実行されたか否かが判断され、否定判断される場合、ステップ190において変数iがインクリメントされ、ステップ180に戻る。一方、ステップ186において肯定判断される場合、ステップ188において、ステップ184において実行された層ペアが対称性を有するように修正された部分がディスプレイ52に表示され、本処理ルーチンが終了される。
なお、回路基板64の自動修正処理における層ペアの設定及び対称性を示す情報の導出に関する処理は、導出プロセス42を実行することにより実現できる。また、層ペアの各層が対称性を有するように実行される修正処理は、CPU32が補正プロセス44を実行することにより実現できる。
次に、コンピュータ30において実行される修正処理の具体例を説明する。図9に、図7に示すステップ184において実行される修正処理の流れの一例を示す。
ステップ200では、修正処理の対象の層ペア(図7に示すステップ180で特定)が導体層であるか否かが判断される。ステップ200において肯定判断される場合、ステップ202へ進み、修正処理の対象の層ペアにおける銅が多い層にベタの配線があるか否かが判断される。つまり、ステップ202では、修正処理の対象の層ペアの各層の銅の含有率を取得し、銅の含有率が多い層に、ベタの配線があるか否かが判断される。ステップ202で否定判断される場合、ステップ204へ進み、他方の層、つまり銅の含有率が少ない層に所定規則に従ってベタの配線を追加する処理が実行される(詳細は後述)。次のステップ206では、ベタの配線が追加された層ペアに対称性があるか否かが判断される。ステップ206で否定判断される場合、対称性を有しないことを示す銅の含有率の差分値をディスプレイ52に表示する処理が実行される。一方、ステップ206において肯定判断される場合には、ステップ214へ進む。
ステップ202において肯定判断される場合、ステップ210において、修正処理の対象の層ペアの銅が多い層に存在するベタの配線に対して、ベタの領域を減少させるためにベタの抜きを追加する処理が実行される(詳細は後述)。次のステップ212では、ベタに抜きが追加された層ペアに対称性があるか否かが判断される。ステップ212で否定判断される場合、ステップ204へ進み、肯定判断される場合、層ペアが対称性を有する修正が完了したことを示す情報をディスプレイ52に表示する処理が実行される。
修正処理の対象の層ペア(図7に示すステップ180で特定)が絶縁層である場合、ステップ200で否定判断され、ステップ216へ進む。ステップ216では、ビアの数が少ない層に所定規則に従ってビアを追加する処理が実行される(詳細は後述)。次のステップ218では、ビアが追加された層ペアに対称性があるか否かが判断される。ステップ218で肯定判断される場合、ステップ220において、絶縁層の層ペアが対称性を有する修正が完了したことを示す情報をディスプレイ52に表示する処理が実行される。ステップ218で否定判断される場合、ステップ222において、ステップ216で追加したビアの直径を大きくする処理が実行され、ステップ224へ進む。ステップ224では、追加されたビアの直径が大きくされた層を含む層ペアに対称性があるか否かが判断される。ステップ224で否定判断される場合、対称性を有しないことを示す銅の含有率の差分値をディスプレイ52に表示する処理が実行される。一方、ステップ224において肯定判断される場合には、ステップ220へ進み、絶縁層の層ペアが対称性を有する修正が完了したことを示す情報をディスプレイ52に表示する処理が実行される。
次に、導体層の層ペアのうち、銅の含有率が多くかつベタの配線が存在する層に対して、ベタの領域を減少させるためのベタの抜きを追加する処理(図9に示すステップ210)の一例を説明する。図10に、図9に示すステップ210において実行されるベタ抜き追加処理の流れの一例を示す。
ステップ230では、目標面積Xが算出され、かつベタの面積Aが算出される。ベタの面積Aは、導体層の層ペアのうち、銅の含有率が多くかつベタの配線が存在する層におけるベタの面積である。また、目標面積Xは、導体層の層ペアのうちの他方の層におけるベタの面積である。なお、目標面積Xは、導体層の層ペアのうちの他方の層における銅の含有率に対応する面積を定めてもよい。次に、ステップ232において、所定の規則に従って、銅の含有率が多くかつベタの配線が存在する層におけるベタの配線領域に抜きを追加する処理が実行される。ステップ232における所定の規則には、ベタの配線領域に追加することが可能なベタ抜きのサイズ及び形状、並びに配置の周期性がある。
図11に、所定の規則に従って、ベタ抜き追加の処理を実行した場合の一例を示す。導体層の層ペアのうちの一方におけるベタの領域68に対して、所定形状(図11では円形)及び所定サイズの抜き領域70が一定間隔で(周期的に)設定される。設定された複数の抜き領域70を、ベタの領域68から除外することにより、ベタの抜きが追加される。
次に、ステップ234では、抜きが追加されたベタの領域68の面積Bが算出され、ステップ236においてX<Bか否かが判断される。目標面積X及び面積Bが一致する場合、または目標面積Xが面積Bより大きい場合、ステップ236において否定判断されて、本処理ルーチンが終了される。一方、X<Bの場合、ステップ236で肯定判断される。ステップ236で肯定判断される場合、過剰にベタの抜きが追加されているので、ステップ238において、ステップ232で追加したベタの抜きを一部削除する補正処理が実行されて、本処理ルーチンが終了される。
図12に、過剰にベタの抜きが追加されるときに一部のベタ抜きを削除した場合の一例を示す。図12に示すように、過剰にベタ抜きが設定されたベタの領域68(図11)から、抜き領域70の一部が削除される。
なお、ステップ238では、抜き領域70の一部を削除するにあたり、ベタの領域68において、均等に、抜きが追加(または削除)されることが好ましい。つまり、ベタの領域68において銅の分布をバランスさせ、ベタの領域68において、銅の占有領域が偏らないようにさせることが好ましい。例えば、ステップ238では、過剰に追加された抜き領域70が、等間隔で削除される。等間隔の一例には、{B/(B−X)}で求まる数を抜き間隔として設定することができる。
次に、導体層の層ペアのうち、銅の含有率が少ない層に対して、ベタの領域を拡大するためのベタの配線を追加する処理(図9に示すステップ204)を説明する。図13に、図9に示すステップ204において実行されるベタ追加処理の流れの一例を示す。
ステップ240では、目標面積Yが算出される。目標面積Yは、導体層の層ペアのうちの銅の含有率が少ない層に対する他方の層におけるベタの面積である。なお、目標面積Yは、導体層の層ペアのうちの他方の層における銅の含有率に対応する面積を定めてもよい。次に、ステップ242において、導体層の層ペアのうちの銅の含有率が少ない層に対して、配線規則に従って、ベタの挿入が可能な領域が設定される。ステップ242における配線規則には、配線領域から一定距離までをベタ禁止領域とすること、ビアを設けることが可能であること、予め定められたベタ禁止領域は除外すること等がある。
図14に、配線規則に従って、ベタの挿入が可能な領域の設定処理を実行した場合の一例を示す。図14の例では、ベタ禁止領域74が除外され、複数のベタ挿入可能領域72が設定される場合が示されている。
次に、ステップ244では、ベタ挿入可能領域72の面積Cが算出され、次のステップ246においてY<Cか否かが判断される。目標面積Y及び面積Cが一致する場合、または目標面積Yが面積Cより大きい場合、ステップ246において否定判断されて、本処理ルーチンが終了される。一方、Y<Cの場合、ステップ246において肯定判断される。ステップ246において肯定判断される場合、過剰にベタが追加されているので、ステップ248において、ステップ232で追加したベタの抜きを一部削除する補正処理が実行されて、本処理ルーチンを終了する。なお、ステップ248における補正処理は、図10に示すベタの領域を減少させるためのベタの抜きを追加する処理を実行することができる。
図15に、過剰にベタが追加されるときに一部にベタ抜き処理を実行した場合の一例を示す。図15に示すように、過剰にベタが追加されたベタの領域72(図11)から、抜き領域70の追加によってベタの領域72の一部が削除される。
次に、絶縁層の層ペアのうち、ビアの数が少ない層にビアを追加する処理(図9に示すステップ216)を説明する。図16に、図9に示すステップ216において実行されるビア追加処理の流れの一例を示す。
ステップ250では、目標ビア数Zが算出される。目標ビア数Zは、絶縁層の層ペアのうち、ビアの数が少ない層の他方の層におけるビアの数を設定することができる。なお、目標ビア数Zは、予め経験的に確認されているビア数を定めてもよい。次に、ステップ252において、所定の規則に従って、ビア挿入可能領域が設定される。次に、ステップ254では、ステップ252で設定されたビア挿入可能領域に挿入可能なビアの数Dが算出される。なお、ステップ254におけるビア挿入可能領域に挿入可能なビアは、ビアのサイズ及び形状、並びに配置の周期性に基づいて決定される。
ステップ252におけるビア挿入可能領域は、絶縁層にビアを設けることが可能な領域であり、設けるビアを含む一定の周辺領域により定められる領域である。また、ステップ252における所定の規則には、回路基板64のデザインルールを使用することができる。デザインルールの一例には、対象の絶縁層に積層されている上層または下層における導体層(信号層)の配線から一定の領域をビア禁止領域としてビアを追加しない等の規則がある。また、他例として、対象の絶縁層に積層されている上層または下層における導体層(信号層)に設定されるベタをビア禁止領域としてビアを追加しない等の規則がある。また、その他例として、予め定めたビア禁止領域にはビアを追加しない等の規則等がある。
図17に、所定の規則に従って設定されたビア挿入可能領域76に、ビア78の追加を実行した場合の一例を示す。絶縁層の層ペアのうちの一方に設定されたビア挿入可能領域76に対して、所定形状(図17では円形)及び所定サイズのビア78が一定間隔で(周期的に)設定される。
次に、ステップ256においてZ<Dか否かが判断される。目標ビア数Z及び挿入可能なビア数Dが一致する場合、または目標ビア数Zが挿入可能なビア数Dより大きい場合、ステップ256において否定判断されて、本処理ルーチンが終了される。一方、Z<Dの場合、ステップ256で肯定判断される。ステップ256で肯定判断される場合、過剰にビアが追加されているので、ステップ258において、ステップ254で追加したビアの数を減少させる補正処理が実行されて、本処理ルーチンが終了される。
図18に、過剰にビア78が追加されるときに一部のビア78が削除された場合の一例を示す。図18に示すように、過剰にビア78が設定されたビア挿入可能領域76(図17)から、ビア78の一部が削除される。
なお、ステップ258では、ビア78の一部を削除するにあたり、ビア挿入可能領域76において、均等に、ビア78が追加(または削除)されることが好ましい。つまり、ビア挿入可能領域76においてビア78の配置をバランスさせ、ビア挿入可能領域76において、ビア78の占有領域が偏らないようにさせることが好ましい。例えば、ステップ258では、過剰に追加された抜き領域70が、等間隔で削除される。等間隔の一例には、{D/(D−Z)}で求まる数を抜き間隔として設定することができる。
次に、コンピュータ30により実現した基板設計支援装置10により、回路基板64の修正処理を実行した場合における回路基板64の反りについてのシミュレーション結果を説明する。
図19に、本実施形態に係る基板設計支援装置10において、層ペアについて銅の含有率に対称性を有するように、回路基板の設計情報を修正した処理結果の一例を示す。層ペアにおける銅の含有率の差分値が大きくなるにしたがって反り量が増加する。しかし、銅の含有率の差分値について、減少傾向に修正するに従って、反り量が改善されることが確認できる。図19では、銅の含有率の差分値を50%減少させる場合を1点鎖線で示し、60%減少させる場合を点線で示し、70%減少させる場合を実線で示す。
図20に、7種類の回路基板64について、層間のビア数を示す。また、図21に、7種類の回路基板64に対して、ビア数の差分と反り量との関係を示す。図21に示すように内層のビア数の差分を小さくすることによって、反り量が改善されることが確認できる。
以上説明したように、本実施形態では、回路基板64の設計情報12に基づいて、回路基板64を複数の層ペアに分類すると共に、各層ペアに対して回路基板64の反りに関係する銅の含有率、及びビアの数の差分値を求める。求めた差分値が小さくなるように、層ペアの少なくとも一方の層の銅の含有率、及びビアの数が補正される。これによって、回路基板64の反りを抑制することができる。
なお、上記では基板設計支援装置10をコンピュータ30により実現する一例を説明した。しかし、これらの構成に限定されるものではなく、上記説明した要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良及び変更を行っても良いのはもちろんである。
また、上記ではプログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、開示の技術におけるプログラムは、CD−ROMやDVD−ROM等の記録媒体に記録されている形態で提供することも可能である。
本明細書に記載された全ての文献、特許出願及び技術規格は、個々の文献、特許出願及び技術規格が参照により取り込まれることが具体的かつ個々に記された場合と同程度に、本明細書中に参照により取り込まれる。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の各層を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める算出部と、
求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する補正部と、
を備えた基板設計支援装置。
(付記2)
前記多層基板は、回路基板であり、
前記算出部は、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
付記1記載の基板設計支援装置。
(付記3)
前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
前記補正部は、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
付記1または付記2記載の基板設計支援装置。
(付記4)
前記補正部は、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子が均等に分布するように前記導体素子の量を補正する
付記3に記載の基板設計支援装置。
(付記5)
前記算出部は、前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測する解析部を含むと共に、前記解析部により予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める導出部を含む
付記1〜付記4の何れか1項に記載の基板設計支援装置。
(付記6)
前記解析部は、前記多層基板に実装される部品の変形に関する実測値を示す情報を記憶する記憶部から前記部品の実測値を示す情報を取得し、取得した前記部品の実測値を示す情報を用いて前記多層基板の反りを予測する
付記5に記載の基板設計支援装置。
(付記7)
前記算出部における算出結果を示す情報、及び前記補正部における補正結果を示す情報の少なくとも一方を示す情報を表示する表示部を含む
付記1〜付記6の何れか1項に記載の基板設計支援装置。
(付記8)
複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の各層を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求め、
求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する、
ことを含む基板設計支援方法。
(付記9)
前記多層基板は、回路基板であり、
前記多層基板を複数の一対の層に分類する場合、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
付記8記載の基板設計支援装置。
(付記10)
前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
付記8または付記9記載の基板設計支援方法。
(付記11)
前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子が均等に分布するように前記導体素子の量を補正する
付記10に記載の基板設計支援方法。
(付記12)
前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測し、前記所定の基板設計要素の総量の差を求める場合、前記予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める
付記8〜付記11の何れか1項に記載の基板設計支援方法。
(付記13)
前記前記多層基板の反りを予測する場合、前記多層基板に実装される部品の変形に関する実測値を示す情報を記憶する記憶部から前記部品の実測値を示す情報を取得し、取得した前記部品の実測値を示す情報を用いて前記多層基板の反りを予測する
付記12に記載の基板設計支援方法。
(付記14)
前記所定の基板設計要素の総量の差を示す情報、及び前記補正する前記所定の基板設計要素の量を示す情報の少なくとも一方を示す情報を表示する
付記8〜付記13の何れか1項に記載の基板設計支援方法。
(付記15)
コンピュータに、
複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の各層を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求め、
求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する、
ことを含む処理をコンピュータに実行させるための基板設計支援プログラム。
(付記16)
前記多層基板は、回路基板であり、
前記多層基板を複数の一対の層に分類する場合、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
付記15に記載の基板設計支援プログラム。
(付記17)
前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
付記15または付記16に記載の基板設計支援プログラム。
(付記18)
前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子が均等に分布するように前記導体素子の量を補正する
付記17に記載の基板設計支援プログラム。
(付記19)
前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測し、前記所定の基板設計要素の総量の差を求める場合、前記予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める
付記15〜付記17の何れか1項に記載の基板設計支援プログラム。
(付記20)
前記前記多層基板の反りを予測する場合、前記多層基板に実装される部品の変形に関する実測値を示す情報を記憶する記憶部から前記部品の実測値を示す情報を取得し、取得した前記部品の実測値を示す情報を用いて前記多層基板の反りを予測する
付記19に記載の基板設計支援プログラム。
(付記21)
前記所定の基板設計要素の総量の差を示す情報、及び前記補正する前記所定の基板設計要素の量を示す情報の少なくとも一方を示す情報を表示する
付記15〜付記20の何れか1項に記載の基板設計支援プログラム。
10 基板設計支援装置
12 設計情報
14 算出部
16 解析部
18 導出部
20 補正部
22 表示部
64 回路基板

Claims (12)

  1. 複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める算出部と、
    求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する補正部と、
    を備えた基板設計支援装置。
  2. 前記多層基板は、回路基板であり、
    前記算出部は、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
    請求項1記載の基板設計支援装置。
  3. 前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
    前記補正部は、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
    請求項1または請求項2記載の基板設計支援装置。
  4. 前記算出部は、前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測する解析部を含むと共に、前記解析部により予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める導出部を含む
    請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の基板設計支援装置。
  5. 複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求め、
    求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する、
    ことを含む基板設計支援方法。
  6. 前記多層基板は、回路基板であり、
    前記多層基板を複数の一対の層に分類する場合、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
    請求項5に記載の基板設計支援装置。
  7. 前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
    前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
    請求項5または請求項6記載の基板設計支援方法。
  8. 前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測し、前記所定の基板設計要素の総量の差を求める場合、前記予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める
    請求項5〜請求項7の何れか1項に記載の基板設計支援方法。
  9. コンピュータに、
    複数の層が積層された多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板を複数の一対の層に分類し、前記複数の一対の層の各々に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求め、
    求めた前記所定の基板設計要素の総量の差に基づいて、前記所定の基板設計要素の総量の差が所定範囲内に収まるように、前記複数の一対の層のうちの少なくとも1つの一対の層について少なくとも一方の層における前記所定の基板設計要素の量を補正する、
    ことを含む処理をコンピュータに実行させるための基板設計支援プログラム。
  10. 前記多層基板は、回路基板であり、
    前記多層基板を複数の一対の層に分類する場合、前記多層基板の中心に対して対称の位置の一対の層を前記一対の層に分類する
    請求項9に記載の基板設計支援プログラム。
  11. 前記多層基板は、回路基板であり、かつ、前記所定の基板設計要素は導体素子であり、
    前記所定の基板設計要素の量を補正する場合、前記少なくとも一方の層において、前記導体素子の量を補正する
    請求項9または請求項10に記載の基板設計支援プログラム。
  12. 前記多層基板の設計情報に基づいて、前記多層基板の反りを予測し、前記所定の基板設計要素の総量の差を求める場合、前記予測した前記多層基板の反りが所定値を超える領域を補正対象領域に定め、かつ、前記複数の一対の層の各々の前記補正対象領域に対して前記多層基板の反りに関係する所定の基板設計要素の総量の差を求める
    請求項9〜請求項11の何れか1項に記載の基板設計支援プログラム。
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