JP2014203489A - 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高周波記録においても、エラーレートが劣化せず、記録密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、磁気記録ヘッドは、主磁極60と、主磁極のトレーリング側に設けられたトレーリングシールド62と、非磁性体で形成され、ディスク対向面から離間した位置でトレーリングシールドと主磁極とを接続する第1接続部52と、高周波発振子を含む非磁性導電層を有し、トレーリングシールドと主磁極のディスク対向面側の端部とを接続する第2接続部65と、主磁極のリーディング側に設けられたリーディングシールド64と、第1、第2コイル70、72と、を備えている。リーディングシールドは、非磁性体を介して主磁極に対向する先端部と、磁性体で形成された第3接続部68を介して、ディスク対向面から離間した位置で主磁極に接続された接続部64cと、を有している。第3接続部の厚さは、第1接続部の厚さよりも薄く形成されている。
【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に用いる磁気記録ヘッド、この磁気記録ヘッドを備えたディスク装置に関する。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるトレーリングシールドと、主磁極のリーディング側に設けられたリーディングシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルと、を有している。更に、トレーリングシールドの媒体側端部と主磁極との間に高周波発振子を設け、主磁極およびトレーリングシールドを通して高周波発振子に電流を流す高周波アシストヘッドが提案されている。
特開2009−48719号公報 特開2012−226793号公報
前述した磁気記録ヘッドによれば、高周波発振素子の発振により、ヘッドの有効記録磁界を増大させ、記録媒体の記録層の磁化反転を良好にする。しかし、高帯域の転送で使用する場合には、磁気コア中の磁界応答が十分追従できず、エラーレートが悪化するという問題点がある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、高周波発振素子を有する磁気記録ヘッドにおいて、より高帯域の情報の記録においても、エラーレートが劣化せず、記録密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、磁気記録ヘッドは、記録媒体に対向するディスク対向面と、前記記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて設けられ、前記主磁極とともに第1磁気コアを形成するトレーリングシールドと、非磁性体で形成され、前記ディスク対向面から離間した位置で前記トレーリングシールドと前記主磁極とを接続する第1接続部と、高周波発振子を含む非磁性導電層を有し、前記トレーリングシールドと前記主磁極の前記ディスク対向面側の端部とを接続する第2接続部と、前記第1磁気コアに巻き付つくように設けられた第1コイルと、前記主磁極のリーディング側に設けられ、非磁性体を介して前記主磁極の前記ディスク対向面側の端部に対向する先端部と、磁性体で形成された第3接続部を介して、前記ディスク対向面から離間した位置で前記主磁極に接続された接続部と、を有し、前記主磁極とともに第2磁気コアを形成するリーディングシールドと、前記第2磁気コアに巻き付つくように設けられた第2コイルと、前記主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して直列に電流を流すための接続端子と、を備えている。ディスク対向面と平行な方向に沿った第3接続部の厚さは、前記方向に沿った第1接続部の厚さよりも薄く形成されている。
図1は、実施形態に係るハードディスクドライブ(以下、HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図5は、前記記録ヘッドのディスク側端部を拡大して示す断面図。 図6は、比較例に係る記録ヘッドについて、ヘッド走行方向に沿ったヘッド有効磁界分布を示す図。 図7は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、第1接続部の厚さAと第3接続部の厚さBとの比B/Aを変化させたときの戻り磁界の絶対値を示す図。 図8は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、厚さAとヘッド最大有効磁界との関係を示す図。 図9は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、電流極性反転時の電流の時間変化(破線および一点差線)と主磁極直下のヘッド最大有効磁界の時間変化(実線)を示す図。 図10は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、ABSから第1接続部までの距離L1を変化させたときの立上り時間の変化を示す図。 図11は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、第1および第2コイルの巻数(コイルターン数)の比を変化させたときの戻り磁界の大きさを示す図。 図12は、実施形態に係る記録ヘッドにおいて、第1接続部の距離L1の大きさ(長さ)を変えたときの戻り磁界の大きさを示す図。 図13は、実施形態に係る記録ヘッドおよび比較例に係る記録ヘッドについて、転送周波数とビットエラーレートとの関係を比較して示す図。
以下図面を参照しながら、実施形態に係る磁気ディスク装置について説明する。
図1は、磁気ディスク装置として、実施形態に係るHDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース10aと、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベース10aにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース10a上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース10a上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するラッチ機構20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース10aの外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース10aの底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね15によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース10aの底壁上に固定された軸受部21と、軸受部21から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部21から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース10aの底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部21からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース10aに組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース10a上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ディスク12および磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44および磁気ディスクを拡大して示す断面図である。
図1ないし図3に示すように、磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチ(6.35cm)の円板状に形成され非磁性体からなる基板101を有している。図2、図3、図5に示すように、基板101の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層102と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層103と、その上層部に保護膜層104が順に積層されている。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層することにより形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および記録ヘッド(磁気記録ヘッド)58を有し、分離型の磁気ヘッドとして形成されている。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜55と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜55を挟むように配置されたシールド膜56、57と、で構成されている。これら磁性膜55、シールド膜56、57の下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
記録ヘッド58は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図4は、記録ヘッド58を模式的に示す斜視図、図5は、記録ヘッド58の磁気ディスク側の端部を拡大して示す断面図である。
図3ないし図5に示すように、記録ヘッド58は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高透磁率材料からなる主磁極60、トレーリングシールド62、および、リーディングシールド64を有し、主に主磁極60とトレーリングシールド62とからなる第1磁路を形成する第1磁気コアと、主に主磁極60とリーディングシールド64とからなる第2磁路を形成する第2磁気コアと、を構成している。記録ヘッド58は、第1磁気コアに巻き付けられた第1コイル70と、第2磁気コアに巻き付けられた第2コイル72を有している。
主磁極60は、磁気ディスク12の表面に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極60の先端部60aは、例えば、断面が台形状に形成され、トレーリング端側に位置した所定幅のトレーリング側端面、トレーリング端面と対向しているとともにトレーリング側端面よりも幅の狭いリーディング側端面、および両側面を有している。主磁極60の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。トレーリング側端面の幅は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。
軟磁性体で形成されたトレーリングシールド62は、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極直下の磁気ディスク12の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられている。トレーリングシールド62は、主磁極60に接続される第1接続部52および第2接続部を有している。トレーリングシールド62の中途部50は、非磁性体で形成された第1接続部52により主磁極60の中途部、すなわち、ディスク対向面43から離れた位置(ディスク対向面に対して奥側)、に接続されている。
トレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、その先端部62aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド62の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部62aのリーディング側端面62bは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面62bは、主磁極60のトレーリング側端面67aとライトギャップWGを置いて平行に対向している。
ディスク対向面43の近傍で、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62のリーディング側端面62bとの間に、これらを電気的に接合する非磁性導電層65が配置されている。トレーリングシールド62の先端部62aおよび非磁性導電層65は、トレーリングシールド62をABS43側で主磁極60に接続する第2接続部を構成している。非磁性導電層65は、単層あるいは、複数の非磁性導電層を積層した多層構造のいずれでもよい。非磁性導電層65の材料は、Cu、Ag、Au、Al、ニクロムなどを用いることができる。
非磁性導電層65は、高周波発振子を含んでいてもよい。本実施形態では、非磁性導電層65は、高周波発振子、例えば、スピントルク発振子74を含み、このスピントルク発振子74は、下地層、スピン注入層(第2磁性体層)、中間層、発振層(第1磁性体層)、キャップ層を、主磁極60側からトレーリングシールド62側に順に積層して構成されている。
主磁極60とトレーリングシールド62とに端子90、91が接続され、これらの端子90、91は電源94に接続されている。この電源94から主磁極60、非磁性導電層65、トレーリングシールド62を通して電流Iopを直列に通電できるように電流回路が構成されている。
図3および図4に示すように、記録ヘッド58は、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気磁路に巻き付くように配置された第1コイル(記録コイル)70を有している。第1コイル70は、例えば、主磁極60とトレーリングシールド62との間で、第1接続部52の回りに巻付けられている。
図3ないし図5に示すように、軟磁性体で形成されたリーディングシールド64は、主磁極60のリーディング側に主磁極と対向して設けられている。リーディングシールド64は、ほぼU字形状に形成され、ディスク対向面43側の端部64aおよびディスク対向面から上方に離間した端部(ディスク対向面に対して奥側の端部)(接続部)64cがそれぞれ主磁極60と対向している。また、リーディングシールド64において、磁気ディスク12側の先端部64aは細長い矩形状に形成されている。この先端部64aの先端面(下端面)は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部64aのトレーリング側端面64bは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このトレーリング側端面64bは、主磁極60のリーディング側端面とギャップを置いて平行に対向している。このギャップには、第4接続部としての非磁性体76が配置されている。この非磁性体76は、後述する保護膜絶縁膜により構成されている。
リーディングシールド64の奥側の端部(接続部)64cは、第3接続部68により、磁気ディスク12から離間した位置(ディスク対向面43に対して奥側)で主磁極60に接合されている。この第3接続部68は、例えば、軟磁性体で形成され、主磁極60およびリーディングシールド64とともに磁気回路を形成している。記録ヘッド58は、主磁極60およびリーディングシールド64を含む磁気回路に巻きつくように配置され、この磁気回路に磁界を印加する第2コイル72を有している。第2コイル72は、例えば、主磁極60とリーディングシールド64との間で、第3接続部68の回りに巻付けられている。なお、第3接続部68の一部に非導電体、もしくは、非磁性体を挿入してもよい。
第2コイル72は、第1コイル70と反対向きに巻かれている。第2コイル72の巻数(コイルターン数)は、第1コイル70の巻数よりも多く形成されている。例えば、第1コイル70が2巻、第2コイル72が4巻に形成されている。第1コイル70および第2コイル72にそれぞれ端子95、96が接続され、これらの端子95、96に第2電源98が接続されている。また、第2コイル72は、第1コイル70と直列に接続されている。なお、第1コイル70および第2コイル72は、別々に電流供給制御してもよい。第1コイル70および第2コイル72に供給する電流は、HDDの制御部によって制御される。
図3および図4に示すように、磁気記録ヘッド58において、トレーリングシールド62と主磁極60とを接続する第1接続部(非導電体)52の厚さをA、リーディングシールド64と主磁極60とを接続する第3接続部(軟磁性体)68の厚さをBとした場合、A>Bの関係が成り立つように各接続部が構成されている。厚さA、Bは、ディスク対向面(ABS)43と平行な方向に沿った接続部の厚さを示している。
また、ディスク対向面(ABS)43からトレーリングシールド62の第1接続部52の下側(ABS43側)までの距離(高さ)をL1、ディスク対向面(ABS)43からリーディングシールド64の第3接続部68の下側(ABS43側)までの距離(高さ)をL2とした場合、L1<L2の関係となるように各部が構成されている。更に、本実施形態において、第1接続部52と第3接続部68とはABS43と平行な方向に重なることなく、ABS43と直交する方向に、互いにずれて位置している。すなわち、第1接続部52の上端と第3接続部68の下端との間に距離dが設けられている。
上述した記録ヘッド58において、主磁極60、トレーリングシールド62、およびリーディングシールド64を構成する軟磁性材料は、Fe、Co、又はNiの少なくとも一種を含む合金、または化合物の中から選択して用いることができる。
図3および図5に示すように、再生ヘッド54および記録ヘッド58は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜76により覆われている。保護絶縁膜76は、ヘッド部44の外形を構成している。
以上のように構成された磁気ヘッド33を備えたHDDによれば、VCM16を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド58部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド58により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、図3に示すように、電源94から主磁極60、スピントルク発振子74を含む非磁性導電層65、トレーリングシールド62に直流電流を通電し、スピントルク発振子74から高周波磁界を発生させ、この高周波磁界を磁気ディスク12の磁気記録層103に印加する。また、電源98から第1コイル70および第2コイル72に交流電流を流すことにより、第1コイル70により主磁極60を励磁し、この主磁極から直下の磁気ディスク12の磁気記録層103に垂直方向の記録磁界を印加する。これにより、磁気記録層103に所望のトラック幅にて情報を記録する。記録磁界に高周波磁界を重畳することにより、高保持力かつ高磁気異方性エネルギーの磁気記録層103への磁気記録を行うことができる。また、主磁極60からトレーリングシールド62にかけて電流を流すことにより、主磁極60内の磁区の乱れを解消し、効率のよい磁路を導くことができ、主磁極60の先端から発生する磁界が強くなる。
この際、第2コイル72に電流を流してリーディングシールド64を励起し、主磁極60およびリーディングシールド64を含む閉磁路に所望の磁束を流すことにより、トレーリングシールド62直下へ戻り磁界が集中することを防止することができる。すなわち、リーディングシールド64を含む閉磁路を流れる磁束により、戻り磁界をリーディングシールド64にも分散させ、トレーリングシールド62方向への集中的な戻り磁界が抑制される。
このことから、記録トラックにおける既記録情報の劣化や消去を抑制することができる。したがって、書込みトラック上での記録能力を確保したまま、既記録情報の劣化や消去を防止することができ、磁気ディスク12の磁気記録層を高トラック密度化し、HDDの記録密度の向上を図ることが可能となる。
図6は、比較例に係る記録ヘッドから磁気ディスクの磁気記録層に加わるトラック走行方向のヘッド有効磁界分布を示している。ここで、比較例に係る記録ヘッドは、リーディングシールド64および第2コイル72を持たず、主磁極1、トレーリングシールド2、高周波発振子(スピントルク発振子)100、および第1コイル70を備えた構成としている。
磁気ディスク12上の磁気記録層103に高品質で記録を行うためには、最大有効磁界が強いことが必要であるが、同時に、記録を行った後に既記録情報を消去または劣化させないために、戻り磁界の絶対値を抑制することも重要である。図6において、高周波発振素子100に直流通電されていないときの比較例に係る記録ヘッドの有効磁界分布を実線で示し、高周波発振素子100に直流通電された場合の記録ヘッドの有効磁界分布を破線で示している。高周波発振素子100に直流通電された場合、主磁極1直下で磁界が増大するため、磁気ディスク12に良好な記録状態を残す。しかし、一方でトレーリングシールド2のリーディング端部で主磁極1直下とは逆向きに発生する戻り磁界の強度も大きくなる。この戻り磁界による既記録信号の劣化が生じる。
これに対して、前述した本実施形態に係るHDDの記録ヘッド58では、主磁極60のリーディング側にリーディングシールド64を配置し、かつ、ABS43より奥側の第3接続部68の厚さB、および、距離L2を最適化することにより、高周波記録においても、エラーレートが劣化せず、記録密度を向上することができる。
図7は、本実施形態に係る磁気記録ヘッド58において、トレーリングシールド62と主磁極60との第1接続部52の厚さAと、リーディングシールド64と主磁極60との間の第3接続部68の厚さBとの比B/Aを変化させたときの戻り磁界の絶対値を示している。図7に示すように、リーディングシールド64を設けることにより戻り磁界が低減するが、B/Aが1より小さくなると、戻り磁界を大幅に低減できることが判る。すなわち、本実施形態に係る記録ヘッドでは、A>Bとすることにより、比較例に対して、最大有効磁界がほぼ同等であるが、戻り磁界が大幅に低減することが分かる。
図8は、第1接続部52の厚さAと最大有効磁界との関係、すなわち、トレーリングシールド62と主磁極60との間の第1接続部52の厚さAを変化させたときのヘッド有効磁界の最大値(=ヘッド最大有効磁界)を示している。この例では、厚さAが0.3μm以上になると、急激にヘッド最大有効磁界が劣化する。そのため、第1接続部52の厚さAは、0.3μm以下に抑えることが望ましい。
図9は、電流端子90、91間に直流通電し、第1および第2コイル70、72に交流通電する際の電流極性反転時のコイル電流の時間変化(破線で示す)と主磁極60直下のヘッド最大有効磁界の時間変化(実線)を示している。
電流極性が反転する際の電流の立ち上がりに対して、磁界の立ち上がりは遅い。この電流反転開始時から磁界の極性反転が最大になるまでの時間を立上り時間と定義する。この立上り時間が長いと、高転送(高周波)記録では、磁界の極性反転が最大値まで達することができないために、記録ヘッドの記録能力が低下し、磁気記録層の記録転移品質が悪化する。
図10は、ABS43から第1接続部52の下側までの距離L1を変化させたときの立上り時間の変化を示す。距離L1を短くすることにより、立上り時間を短くできることがわかる。これにより、高転送記録では、L1を短くすることによりエラーエートを改善することが期待できる。
図11は、第1および第2コイル70、72の巻数(コイルターン数)の比(リーディング側第2コイル巻数/トレーリング側第1コイル巻数)を変化させたときの戻り磁界の大きさを示している。この図11から、巻数比を大きくすると戻り磁界を低減できることが確認できる。すなわち、第2コイル72の巻数を第1コイル70の巻数よりも大きくすることで、戻り磁界を低減できることができる。
図12は、第1接続部52に関する距離L1の大きさ(長さ)を変えたときの戻り磁界の大きさを示している。L1とL2とが同じ場合、すなわち、第1接続部52、第3接続部68それぞれの下側が同一の高さ位置に設けられている場合、図12に示すように、L1を短くすると、同時に、L2も短くなり、戻り磁界が増加する。すなわち、高転送記録(高周波記録)を行うためにL1を短くすると、L2側も短くなり、リーディングシールド64側の第2コイル72の巻数を増やすことが困難となる。これにより、戻り磁界が増加し、エラーレートが劣化してしまう。
そこで、本実施形態のように、第3接続部68に関する距離L2を例えば、8.5μmに固定して第2コイル72の巻数が所定ターン数となるスペースを確保し、距離L1だけを短くすることにより、戻り磁界を抑えたまま立上り時間の短縮(改善)を図ることができる。
図13は、本実施形態の効果を比較例と比較して示している。比較例では、立上り時間が改善しないため高転送記録においてビットエラーレートが悪化するが、本実施形態によれば、戻り磁界を抑えたまま立上り時間を短縮でき、高転送記録においてビットエラーレートを改善できることが判る。
以上のことから、本実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドによれば、高い記録磁界を発生させる磁極通電型の記録ヘッドにおいて、リーディングコアを配置し、リーディング側の磁気コアにも第2コイルを巻きつけることにより、トレーリングシールドに集中する戻り磁界を抑制し、既記録信号の劣化を抑制することができ、磁気ディスク装置の記録密度を向上することができる。また、ABSより奥側の第1接続部の厚さを最適化し、更に、ABSからの距離を最適化することにより、高周波発振素子を有する磁気記録ヘッドを用いた高周波記録においても、エラーレートが劣化せず、記録密度が向上する。これにより、エラーレートが劣化せず、記録密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置が得られる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、42…スライダ、
43…ディスク対向面、44…ヘッド部、52…第1接続部、54…再生ヘッド、
58…記録ヘッド、60…主磁極、60a…先端部、62…トレーリングシールド、
64…リーディングシールド、65…非磁性導電層、68…第3接続部、
70…第1コイル、72…第2コイル、74…スピントルク発振子

Claims (5)

  1. 記録媒体に対向するディスク対向面と、
    前記記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、
    前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて設けられ、前記主磁極とともに第1磁気コアを形成するトレーリングシールドと、
    非磁性体で形成され、前記ディスク対向面から離間した位置で前記トレーリングシールドと前記主磁極とを接続する第1接続部と、
    高周波発振子を含む非磁性導電層を有し、前記トレーリングシールドと前記主磁極の前記ディスク対向面側の端部とを接続する第2接続部と、
    前記第1磁気コアに巻き付つくように設けられた第1コイルと、
    前記主磁極のリーディング側に設けられ、非磁性体を介して前記主磁極の前記ディスク対向面側の端部に対向する先端部と、磁性体で形成された第3接続部を介して、前記ディスク対向面から離間した位置で前記主磁極に接続された接続部と、を有し、前記主磁極とともに第2磁気コアを形成するリーディングシールドと、
    前記第2磁気コアに巻き付つくように設けられた第2コイルと、
    前記主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して直列に電流を流すための接続端子と、を備え、
    前記ディスク対向面と平行な方向に沿った前記第3接続部の厚さは、前記方向に沿った前記第1接続部の厚さよりも薄く形成されている磁気記録ヘッド。
  2. 前記ディスク対向面から前記第3接続部までの距離は、前記ディスク対向面から前記第1接続部までの距離よりも長い請求項1に記載の磁気記録ヘッド。
  3. 前記第1接続部と第3接続部とは、前記ディスク対向面に垂直な方向に沿って所定の間隔が設けられている請求項1又は2に記載の磁気記録ヘッド。
  4. 前記第2コイルの巻数は、前記第1コイルの巻数よりも大きい請求項1ないし3のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッド。
  5. 媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層を有する記録媒体と、
    前記記録媒体を回転する駆動部と、
    請求項1ないし4のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッドを有し、前記記録媒体に対し情報の記録または読み出しを行うための磁気ヘッドと、
    を備えるディスク装置。
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