JP2013171594A - 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

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知己 船山
Norihito Fujita
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Abstract

【課題】既記録情報の劣化または消去を抑制し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、ディスク装置の記録ヘッドは、主磁極60と、トレーリングシールドと、記録コイルと、主磁極の先端部とトレーリングシールドとの間に設けられた高周波発振子65と、を備えている。主磁極は、第1磁極層61aと、第1磁極層のトレーリング側に積層された第2磁極層61bとを含み、第1磁極層は、絞込み部64aと、絞込み部から延出する第1先端部66aと、を有し、第2磁極層は、絞込み部64bと、絞込み部から延出する第2先端部66bと、を有している。第2先端部のトラック方向幅は、第1先端部のトラック方向幅よりも狭く、高周波発振子65は第2先端部とトレーリングシールドとの間に設けられ第2先端部のトラック方向幅とほぼ同一のトラック方向幅を有し、第1先端部の高さH1は、第2先端部の高さH2よりも高い。
【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に用いる垂直磁気記録用の記録ヘッド、この記録ヘッドを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。キャリッジアッセンブリは、回動自在に支持されたアームと、アームから延出したサスペンションとを備え、このサスペンションに延出端に磁気ヘッドが支持されている。磁気ヘッドは、サスペンションに取り付けられたスライダ、およびスライダに設けられたヘッド部を有し、このヘッド部は、ライト用の記録ヘッドとリード用の再生ヘッドとを含んで構成されている。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるトレーリングシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。
トレーリングシールドの媒体側端部と主磁極との間に高周波発振子を設け、主磁極およびトレーリングシールドを通して高周波発振子に電流を流す高周波アシストヘッドが提案されている。
特開2007−220208号公報 特開2002−197615号公報 特開2009−283067号公報
高周波発振子を有する磁気ヘッドに用いられる記録磁極は、高周波発振子のトラック幅方向サイズと主磁極のトラック幅方向サイズを概同等とすることが必要である。このように同等サイズとするために、主磁極と高周波発振子を一括ミリングする工程が用いられている。しかし、従来の主磁極形状を用いて、この方法でミリングを行う構造の場合、主磁極のリーディング端部のトラック幅方向エッジ部分からの磁界強度が強く、その漏れ磁界のために、リーディング端部のトラックエッジで隣接トラックを消去、あるいは、劣化させてしまうという問題点がある。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、リーディング端部のトラック幅方向エッジ部分からの漏れ磁界を軽減させ、既記録情報の劣化または消去を抑制し、ディスク装置の高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、記録ヘッドは、記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて対向するトレーリングシールドと、前記主磁極に磁界を発生させる記録コイルと、前記主磁極の先端部とトレーリングシールドとの間に設けられた高周波発振子と、を備えている。前記主磁極は、リーディング側に位置する第1磁極層と、この第1磁極層のトレーリング側に積層された第2磁極層とを含み、前記第1磁極層は、前記記録媒体側に向かって先細に絞り込まれた絞込み部と、この絞込み部から記録媒体側に延出する所定幅の第1先端部と、を有し、前記第2磁極層は、前記記録媒体側に向かって先細に絞り込まれた絞込み部と、この絞込み部から記録媒体側に延出する所定幅の第2先端部と、を有している。前記第2先端部のトラック方向幅は、前記第1先端部のトラック方向幅よりも狭く、前記高周波発振子は前記第2先端部とトレーリングシールドとの間に設けられ前記第2先端部のトラック方向幅とほぼ同一のトラック方向幅を有し、前記第1先端部の高さは、前記第2先端部の高さよりも高い。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(以下、HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図5は、前記記録ヘッドのディスク側端部を拡大して示す断面図。 図6は、前記記録ヘッドの主磁極の絞込み先端部および高周波発振子を示す斜視図。 図7は、前記記録ヘッドの主磁極の絞込み先端部および高周波発振子を示す正面図。 図8は、第1の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、トラック幅方向位置とトラック方向最高磁界強度との関係を比較して示す図。 図9は、第1の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、トラックピッチとフリンジBERとの関係を比較して示す図。 図10は、前記記録ヘッドの製造プロセスを示す図。 図11は、前記記録ヘッドの製造プロセスを示す断面図および正面図。 図12は、前記記録ヘッドの製造プロセスを示す断面図および正面図。 図13は、前記記録ヘッドの製造プロセスを示す断面図および正面図。 図14は、前記記録ヘッドの製造プロセスを示す断面図および正面図。 図15は、第2の実施形態に係るHDDにおける記録ヘッドの主磁極先端部を示す斜視図。 図16は、第2の実施形態に係るHDDにおける記録ヘッドの主磁極先端部を示す正面図。
以下図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るHDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース10aと、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース10a上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース10a上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するラッチ機構20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース10aの外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース10aの底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね15によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース10aの底壁上に固定された軸受部24と、軸受部24から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部24から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース10aの底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部21からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース10aに組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース10a上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ディスク12および磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44および磁気ディスクを拡大して示す断面図である。
図1ないし図3に示すように、磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチの円板状に形成され非磁性体からなる基板101を有している。基板101の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層102と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層103と、その上層部に保護膜層104が順に積層されている。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層することにより形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および記録ヘッド58を有し、分離型の磁気ヘッドとして形成されている。再生ヘッド54および記録ヘッド58は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜76により覆われている。保護絶縁膜76は、ヘッド部44の外形を構成している。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜55と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜55を挟むように配置されたシールド膜56、57と、で構成されている。これら磁性膜55、シールド膜56、57の下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
記録ヘッド58は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図4は、記録ヘッド58および磁気ディスク12を模式的に示す斜視図、図5は、記録ヘッド58の磁気ディスク側の端部を拡大して示す断面図である。
図3ないし図5に示すように、記録ヘッド58は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高飽和磁化材料からなる主磁極60と、主磁極66のトレーリング側に配置され、主磁極直下の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられたトレーリングシールド(リターン磁極)62と、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気回路に巻きつくように配置された記録コイル70と、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62との間で、かつ、ABS面に面する部分に配置された非磁性導電体からなる高周波発振素子、例えば、スピントルク発振子65と、を有している。
主磁極60とトレーリングシールド62とに電源94が接続され、この電源から主磁極60、スピントルク発振子65、トレーリングシールド62を通して電流を直列に通電できるように電流回路が構成されている。
図6は、主磁極の絞込み先端部および高周波発振子を示す斜視図、図7は、記録ヘッドの主磁極の絞込み先端部および高周波発振子を示す正面図である。
図3ないし図7に示すように、主磁極60は、磁気ディスク12の表面およびディスク対向面43に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極60は、リーディング側に位置する第1磁極層61aと、この第1磁極層のトレーリング側に積層された第2磁極層61bとで構成されている。
第1磁極層61aは、磁気ディスク側に向かって先細に、かつ、トラック幅方向にロート状に絞り込まれた絞込み部64aと、この絞込み部64aから磁気ディスク側に延出する所定幅の第1先端部66aと、を有している。同様に、第2磁極層61bは、磁気ディスク側に向かって先細に、かつ、トラック幅方向にロート状に絞り込まれた絞込み部64bと、この絞込み部から磁気ディスク側に延出する所定幅の第2先端部66bと、を有している。第1先端部66aの先端、つまり、下端、および第2先端部66bの先端、つまり、下端は、磁気ヘッドのディスク対向面43に露出している。
第1先端部66aのトラック方向幅W1は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。第1先端部66aに対してトレーリング側に位置している第2先端部66bのトラック方向幅W2は、第1先端部66aのトラック方向幅W1よりも狭く形成されている。スピントルク発振子65は、第2先端部66bとトレーリングシールド62との間に設けられ、第2先端部66bに接している。そして、スピントルク発振子65は、第2磁極層61bの第2先端部66bのトラック方向幅W2とほぼ同一のトラック方向幅に形成されている。
図5ないし図7に示すように、第1先端部66aの高さH1、つまり、ディスク対向面43から、第1先端部66aと絞込み部64aとの間の変曲点(境界)までの距離、は、第2先端部66bの高さH2、つまり、ディスク対向面43から、第2先端部66bと絞込み部64bとの間の変曲点(境界)までの距離、よりも高く(大きく)形成されている。
リーディング側の第1磁極層61aに用いられる軟磁性体の飽和磁束密度は、トレーリング側の第2磁極層61bに用いられる軟磁性体の飽和磁束密度よりも小さく設定してもよい。また、第1磁極層61aおよび第2磁極層61bに、共通の飽和磁束密度を有する軟磁性体を用いても良い。主磁極60およびトレーリングシールド62を構成する軟磁性材料は、Fe、Co、又はNiの少なくとも一種を含む合金、または化合物の中から選択して用いることができる。
図3ないし図5に示すように、軟磁性体で形成されたトレーリングシールド62は、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極直下の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられている。トレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、主磁極60の先端部に対向する先端部62aと主磁極60に接続される接続部50とを有している。接続部50は非導電体52を介して主磁極60の上部、すなわち、ディスク対向面43から離れた上部、に接続されている。
トレーリングシールド62の先端部62aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド62の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部62aのリーディング側端面は、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面は、主磁極60の第2先端部66bとライトギャップを置いて平行に対向している。
スピントルク発振子65は、下地層、スピン注入層(第2磁性体層)、中間層、発振層(第1磁性体層)、キャップ層を、主磁極60側からトレーリングシールド62側に順に積層して構成されている。
図3および図4に示すように、主磁極60とトレーリングシールド62に端子90、91が接続され、これらの端子90、91は電源94に接続されている。この電源94から主磁極60、高周波発振子65、トレーリングシールド62を通して電流Iopを直列に通電できるように電流回路が構成されている。
記録コイル70は、例えば、主磁極60とトレーリングシールド62との間で、接続部50の回りに巻付けられている。記録コイル70に端子95が接続され、この端子95に第2電源98が接続されている。第2電源98から記録コイル70に供給する電流は、HDDの制御部によって制御される。磁気ディスク12に信号を書き込む際、第2電源98から記録コイルに所定の電流が供給され、主磁極60に磁束を流し磁界を発生させる。
上記のように構成された記録ヘッド58の製造プロセスについて説明する。図10は、製造プロセスを示すフローチャート、図11、図12、図13は、各工程の断面図および正面図を示している。
図10および図11(a−1)、(b−1)に示すように、初めに、主磁極60の第1磁極層61aの先端部66aの下地として、非磁性金属(Ta、Ru3など)からなる膜203の上に、非磁性膜201(Al2e、SiO2など)を成膜し、その上に、硬度な非磁性体からなる膜(Ruなど)202を成膜する(ステップ1)。次いで、図11(a−2)、(b−2)に示すように、主磁極1の第1磁極層61aの先端部66aの形状のレジストパターン204を膜202上に作成する(ステップ2)。
続いて、図11(a−3)、(b−3)に示すように、レジストパターン204を用いて、膜202をIBE(イオン・ビーム・エッチング)により先端部66aの形状にエッチングした後(ステップ3)、図11(a−4)、(b−4)に示すように、レジストパターン204を除去する(ステップ4)。図11(a−5)、(b−5)に示すように、膜202を介して、下地層201を主磁極1の第1磁極層61aの先端部66aの形状にRIE(反応性イオンエッチング)によりエッチングする(ステップ5)。
図10および図12(a−6)、(b−6)に示すように、第1磁極層61aの先端部66aを形成する磁性体205をメッキし(ステップ6)、更に、図12(a−7)、(b−7)に示すように、第1磁極層61aの先端部66aまでメッキ層をCMP(化学機械研磨)にて平坦化する(ステップ7)。磁性体205の下部に、導電体からなる下地層(Ruなど)をつけてもいい。
図12(a−8)、(b−8)に示すように、スパッタリングにより、第1磁極層61aの先端部66a上に主磁極1の第2磁極層61bを形成する膜206を成膜する(ステップ8)。更に、図12(a−9)、(b−9)に示すように、スパッタリングにより、膜206上に高周波発振子を有する膜207を成膜する(ステップ9)。
図13(a−10)、(b−10)に示すように、第2磁極層61bの先端部66bの形状のレジストパターン208を作成し(ステップ10)、次いで、図13(a−11)、(b−11)に示すように、このレジストパターン208にて、第2磁極層61bの先端部66bを形成する膜206および高周波発振子を有する膜207をIBEする(ステップ11)。
図13(a−12)、(b−12)、(a−13)、(b−13)に示すように、主磁極1の第2磁極層61bの先端部66bのレジストパターン208を酸化シリコン209で埋め戻した後(ステップ12)、リフトオフする(ステップ13)。
図14(a−14)、(b−14)に示すように、高周波発振子を有する膜207の形状のレジストパターン210を作製し(ステップ14)、次いで、図14(a−15)、(b−15)に示すように、レジストパターン210にて、高周波発振子を有する膜207をIBEする(ステップ15)。
図14(a−16)、(b−16)、(a−17)、(b−17)に示すように、レジストパターン210にて、非磁性体211で埋め戻した後(ステップ16)、リフトオフする(ステップ17)。以上の工程により、前述した構成を有する主磁極60が形成される。
以上のように構成されたHDDによれば、VCM16を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド58部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド58により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、図3に示すように、電源94から主磁極60、スピントルク発振子65、トレーリングシールド62に直流電流を通電し、スピントルク発振子65から高周波磁界を発生させ、この高周波磁界を磁気ディスク12の磁気記録層103に印加する。また、電源98から記録コイル70に交流電流を流すことにより、記録コイル70により主磁極60を励磁し、この主磁極から直下の磁気ディスク12の記録層103に垂直方向の記録磁界を印加する。これにより、磁気記録層103に所望のトラック幅にて情報を記録する。記録磁界に高周波磁界を重畳することにより、高保持力かつ高磁気異方性エネルギーの磁気記録を行うことができる。また、主磁極60からトレーリングシールド62にかけて電流を流すことにより、主磁極60内の磁区の乱れを解消し、効率のよい磁路を導くことができ、主磁極の先端から発生する磁界が強くなる。
また、主磁極60を構成する第1磁極層61aおよび第2磁極層61bの第1および第2先端部66a、66bを、トラック方向幅W1>W2、高さH1>H2を満たすように形成することにより、主磁極60のリーディング端部のトラック幅方向エッジ部分からの磁界の漏れを弱くし、漏れ磁界を軽減させ、既記録情報の劣化または消去を抑制することができる。このことから、磁気ディスク12の隣接記録トラックにおける既記録情報劣化や消去を抑制することができる。したがって、書込みトラック上での記録能力を確保したまま、既記録情報劣化や消去を防止することができ、磁気ディスク12の記録層を高トラック密度化し、HDDの記録密度の向上を図ることが可能となる。
図8は、第1の実施形態に係るHDDの記録ヘッド58と比較例に係る記録ヘッドについて、磁気コアから発生するトラック方向最大磁界強度のトラック幅方向分布を比較して示している。ここで、比較例に係る記録ヘッドは、主磁極の第1磁極層および第2磁極層の第1および第2先端部が共通のトラック方向幅および共通の高さに形成された構成としている。また、図8の磁界強度分布は、記録ヘッド58において、第1磁極層61aの第1先端部66aのトラック方向幅W1が100nm、第2先端部66bのトラック方向幅W2が50nmとした場合の分布を示している。
図8から、比較例に係る記録ヘッドでは、主磁極のトラックエッジ近傍まで、磁界分布の大きい領域が存在するが、本実施形態に係る記録ヘッドでは、主磁極60のトラックエッジよりもトラックセンターから遠い部分で磁界分布のもりあがりが減少していることが分かる。
図9は、第1の実施形態に係るHDDの記録ヘッド58および前記比較例に係る記録ヘッドについて、隣接トラックイレーズ試験を行ったときのビットエラーレート(BER)を比較して示している。本試験は、トラックセンターにランダムデータを記録した後、トラックセンターから任意のトラックピッチにトラック幅方向に移動させて信号を記録し、その後、再びトラックセンターに戻した位置で、最初に記録した信号のフリンジBERを、トラックピッチを変化させて測定した測定結果である。この図から、HDDで実現可能なトラックピッチについてフリンジBERをみると、比較例に係る記録ヘッドに比べて、第1の実施形態に係る記録ヘッドはトラックピッチを狭小化できることが分かる。これにより、HDDにおける磁気ディスクの高トラック密度化が可能となる。
以上のことから、本実施形態によれば、既記録情報の劣化または消去を抑制し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置が得られる。
次に、他の実施形態に係るHDDについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図15および図16は、第2の実施形態に係るHDDにおける磁気ヘッドの記録ヘッド先端部を拡大して示す斜視図および正面図である。本実施形態によれば、主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極60は、リーディング側に位置する第1磁極層61aと、この第1磁極層のトレーリング側に積層された第2磁極層61bとを有している。
第1磁極層61aは、磁気ディスク側に向かって先細に、かつ、トラック幅方向にロート状に絞り込まれた絞込み部64aと、この絞込み部64aから磁気ディスク側に延出する所定幅の第1先端部66aと、を有している。同様に、第2磁極層61bは、磁気ディスク側に向かって先細に、かつ、トラック幅方向にロート状に絞り込まれた絞込み部64bと、この絞込み部から磁気ディスク側に延出する所定幅の第2先端部66bと、を有している。第2先端部66bの先端、つまり、下端は、磁気ヘッドのディスク対向面43に露出している。第1先端部66aの先端は、第2先端部66bの先端よりも磁気ディスク(ヘッドのディスク対向面)と反対側に離れて(引っ込んで)配置されている。
第1先端部66aのトラック方向幅W1は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。第1先端部66aに対してトレーリング側に位置している第2先端部66bのトラック方向幅W2は、第1先端部66aのトラック方向幅W1よりも狭く形成されている。スピントルク発振子65は、第2先端部66bとトレーリングシールド62との間に設けられ、第2先端部66bに接している。そして、スピントルク発振子65は、第2磁極層61bの第2先端部66bのトラック方向幅W2とほぼ同一のトラック方向幅に形成されている。
第1先端部66aの高さH1、つまり、ディスク対向面43から、第1先端部66aと絞込み部64aとの間の変曲点(境界)までの距離、は、第2先端部66bの高さH2、つまり、ディスク対向面43から、第2先端部66bと絞込み部64bとの間の変曲点(境界)までの距離、よりも高く(大きく)形成されている。
リーディング側の第1磁極層61aに用いられる軟磁性体の飽和磁束密度は、トレーリング側の第2磁極層61bに用いられる軟磁性体の飽和磁束密度よりも小さく設定してもよい。また、第1磁極層61aおよび第2磁極層61bに、共通の飽和磁束密度を有する軟磁性体を用いても良い。主磁極60およびトレーリングシールド62を構成する軟磁性材料は、Fe、Co、又はNiの少なくとも一種を含む合金、または化合物の中から選択して用いることができる。
このように構成された記録ヘッドを有する磁気ヘッドを用いることにより、トラック幅方向の漏れ磁界を抑制でき、高周波発振素子を用いたディスク装置において、高トラック密度化が可能となる。これにより、既記録情報の劣化または消去を防止し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、42…スライダ、
43…ディスク対向面、44…ヘッド部、54…再生ヘッド、56…記録ヘッド、
60…主磁極、60a…先端部、61a…第1磁極層、61b…第2磁極層、
62…トレーリングシールド、64a、64b…絞込み部、
65…スピントルク発振子、66a…第1先端部、66b…第2先端部、
70…記録コイル

Claims (4)

  1. 記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、
    前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて対向するトレーリングシールドと、
    前記主磁極に磁界を発生させる記録コイルと、
    前記主磁極の先端部とトレーリングシールドとの間に設けられた高周波発振子と、を備え、
    前記主磁極は、リーディング側に位置する第1磁極層と、この第1磁極層のトレーリング側に積層された第2磁極層とを含み、
    前記第1磁極層は、前記記録媒体側に向かって先細に絞り込まれた絞込み部と、この絞込み部から記録媒体側に延出する所定幅の第1先端部と、を有し、
    前記第2磁極層は、前記記録媒体側に向かって先細に絞り込まれた絞込み部と、この絞込み部から記録媒体側に延出する所定幅の第2先端部と、を有し、
    前記第2先端部のトラック方向幅は、前記第1先端部のトラック方向幅よりも狭く、前記高周波発振子は前記第2先端部とトレーリングシールドとの間に設けられ前記第2先端部のトラック方向幅とほぼ同一のトラック方向幅を有し、前記第1先端部の高さは、前記第2先端部の高さよりも高い記録ヘッド。
  2. 前記第1磁極層の第1先端部の先端は、前記第2先端部の先端よりも記録媒体と反対側に離れて配置されている請求項1に記載の記録ヘッド。
  3. 前記第1磁極層に用いられる軟磁性体の飽和磁束密度は、前記第2磁極層に用いられる軟磁性体の飽和磁束密度よりも小さい請求項1又は2に記載の記録ヘッド。
  4. 媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層を有する記録媒体と、
    前記記録媒体を回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報処理を行う請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録ヘッドを有する磁気ヘッドと、
    を備えるディスク装置。
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