JP2015072726A - 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ライトギャップの狭小化により、記録分解能の向上および線記録密度が向上した磁気記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、ディスク装置の記録ヘッド58は、記録媒体の記録層に記録磁界を印加する主磁極60と、主磁極にライトギャップを置いて対向するライトシールド62と、主磁極に磁界を発生させる記録コイルと、主磁極の先端部とライトシールドとの間でライトギャップ内に配置された高周波発振子65と、を備えている。高周波発振子は、主磁極上に形成された中間層74と、この中間層上に形成された発振層72、スピン注入層75および界面磁性層76と、を有し、発振層とスピン注入層とはライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向に並んで配置され、スピン注入層はライトシールドに電気的に接続されている。
【選択図】図5

Description

ここで述べる実施形態は、ディスク装置に用いる高周波アシスト記録用の磁気記録ヘッド、およびこの磁気記録ヘッドを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。磁気ヘッドのヘッド部は、ライト用の磁気記録ヘッドとリード用の再生ヘッドとを含んで構成されている。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるライトシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。
主磁極とライトシールドと間(ライトギャップ)にスピントルク発振子を配置した高周波アシスト記録用の磁気記録ヘッドが提案されている。スピントルク発振子は、発振層、中間層、スピン注入層を積層して形成され、このスピントルク発振子と主磁極およびライトシールドが電気的に接続されている。
特開2009−99248号公報
このような構成の磁気記録ヘッドでは、ライトギャップ長はスピントルク発振子の総膜厚で決まることになる。一方、線記録密度すなわちトラック長手方向の記録分解能を上げるためにはライトギャップを狭める必要がある。しかし、上述の構成では、磁気記録ヘッドのライトギャップをスピントルク発振子の総膜厚以下には薄くすることできず、線記録密度を上げることは困難である。
この発明が解決しようとする課題は、ライトギャップの狭小化により、記録分解能の向上および線記録密度が向上した磁気記録ヘッドおよびこれを備えた磁気ディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、磁気記録ヘッドは、記録媒体の記録層に記録磁界を印加する主磁極と、前記主磁極にライトギャップを置いて対向するライトシールドと、前記主磁極に磁界を発生させる記録コイルと、前記主磁極の先端部とライトシールドとの間で前記ライトギャップ内に配置された高周波発振子と、を備えている。高周波発振子は、前記主磁極上に形成された中間層と、この中間層上に形成された発振層、スピン注入層および界面磁性層と、を有し、前記発振層とスピン注入層とは前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向に並んで配置され、前記スピン注入層は前記ライトシールドに電気的に接続されている。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(以下、HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの磁気記録ヘッドをトラックセンターで破断して模式的に示す斜視図。 図5は、前記磁気記録ヘッドの主磁極、トレーリングシールド、高周波発振子を示す断面図。 図6は、前記磁気記録ヘッドのライトギャップ近傍をエアーベアリングサーフェース(ABS)から見た平面図。 図7は、第2の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドをABSから見た平面図。 図8は、第3の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドをABSから見た平面図。
以下図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るHDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース10aと、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース10a上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース10a上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するラッチ機構20、および変換コネクタ等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース10aの外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース10aの底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね15によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース10aの底壁上に固定された軸受部21と、軸受部21から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部21から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アーム27から延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアーム27に取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に置いて互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース10aの底面上に固定されている。FPC本体36上には、変換コネクタ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部21からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース10aに組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース10a上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨーク34およびヨーク34に固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ディスク12および磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44および磁気ディスク12を拡大して示す断面図である。
図1ないし図3に示すように、磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチ(6.35cm)の円板状に形成され非磁性体からなる基板101を有している。基板101の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層102と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層103と、その上層部に保護膜層104が順に積層されている。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層することにより形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(エア・ベアリング・サーフェイス(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42に薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および記録ヘッド(磁気記録ヘッド)58を有し、分離型の磁気ヘッドとして形成されている。再生ヘッド54および記録ヘッド58は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜73により覆われている。保護絶縁膜73は、ヘッド部44の外形を構成している。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜55と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜55を挟むように配置されたシールド膜56、57と、で構成されている。これら磁性膜55、シールド膜56、57の下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
記録ヘッド58は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図4は、磁気ディスク12上のトラックセンターに沿って記録ヘッド58を破断して模式的に示す斜視図、図5は、記録ヘッドの主磁極、トレーリングシールド、高周波発振子を拡大して示す断面図、図6は、記録ヘッドのライトギャップWG近傍をディスク対向面(ABS)側から見た平面図である。
図3および図4に示すように、記録ヘッド58は、高飽和磁束密度を有する軟磁性体からなる主磁極60と、主磁極60のトレーリング側に配置されて高飽和磁束密度を有する軟磁性体からなるトレーリングシールド(ライトシールド)62と、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気回路に巻きつくように配置された記録コイル70と、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62との間で、かつ、ABS43に面する部分に配置された高周波発振素子、例えば、スピントルク発振子65と、を備えている。主磁極60は、磁気ディスク12の磁気記録層103を磁化させるために、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる。トレーリングシールド62は、主磁極60直下の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられている。
図3ないし図6に示すように、主磁極60は、磁気ディスク12の表面およびABS43に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ABS43に向かって先細に絞り込まれ、他の部分に対して幅の狭い柱状に形成されている。主磁極60の先端面は、スライダ42のABS43に露出している。主磁極60の先端部60aのクロストラック方向(トラック幅方向)Cの幅W1は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。
トレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、主磁極60の先端部60aに対向する先端部62aを有している。トレーリングシールド62の先端部62aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド62の先端面は、スライダ42のABS43に露出している。先端部62aのリーディング側端面62cは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面62cは、主磁極60のトレーリング側端面60cとライトギャップWG(ダウントラック方向Dのギャップ長)を置いて平行に対向している。
本実施形態において、記録ヘッド58は、主磁極60のトラック幅方向両側に主磁極60から物理的に分断し、かつ、トレーリングシールド62と接続するように配置されたサイドシールド82を有している。本実施形態において、サイドシールド82はトレーリングシールド62と一体に形成されている。
記録コイル70は、例えば、主磁極60とトレーリングシールド62との間に設けられている。記録コイル70に端子95が接続され、この端子95に電源98が接続されている。電源98から記録コイル70に供給する電流は、HDDの制御部によって制御される。磁気ディスク12に信号を書き込む際、電源98から記録コイル70に所定の電流が供給され、主磁極60に磁束を流し磁界を発生させる。
図5および図6に示すように、スピントルク発振子65は、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62のリーディング側端面62cとの間で、ライトギャップWG内に設けられている。主磁極60は、Fe、Co、Niなどを含む合金からなり、メッキ法あるいはスパッタ法により形成されている。主磁極60のトレーリング側端面60cはCMP(Chemical-Mechanical-Polishing)により平坦化され、このトレーリング側端面60c上にスピントルク発振子65が形成されている。
スピントルク発振子65は、発振層72、中間層74、スピン注入層75、界面磁性層76を有している。中間層74は主磁極60のトレーリング側端面60c上に形成され、その下端部は、ABS43に露出している。この中間層74上に発振層72および界面磁性層76が積層され、更に、界面磁性層上にスピン注入層75が形成されている。これにより、発振層72と、界面磁性層76およびスピン注入層75とは、ライトギャップWGのギャップ長方向(ダウントラック方向D)と交差する方向、例えば、直交する方向(ABS43に対して垂直な方向)に並んで形成されている。すなわち、発振層72と、界面磁性層76およびスピン注入層75とは、中間層74と平行な同一平面内に配置されている。
発振層72の下端は、ABS43に露出し、ABSと同一平面に位置している。発振層72と、界面磁性層76およびスピン注入層75と、の間に絶縁層77aが形成されている。更に、スピン注入層75とトレーリングシールド62との間に電極層78が形成されている。これにより、スピン注入層75は、電極層78を介してトレーリングシールド62に電気的に接続されているとともに、界面磁性層76および中間層74を介して主磁極60に電気的に接続されている。
発振層72および絶縁層77aとトレーリングシールド62との間に絶縁層77bが形成されている。これにより、発振層72は、絶縁層77a、77bにより囲まれ、トレーリングシールド62に対して電気的に絶縁されている。
本実施形態において、第1および第2電極層76、77、発振層72、中間層74、スピン注入層75、界面磁性層76、電極層78、および絶縁層のそれぞれのクロストラック方向Cの幅は、ライトギャップWGのクロストラック方向Cの幅W1よりも小さく形成されている。なお、各層の幅は、W1とほぼ同一でも、また、W1よりも大きくすることも可能である。
主磁極60上に形成された中間層74は非磁性体で形成されている。中間層74は、スピン注入層75からのスピン流を発振層72に送る役割を果たすため、スピン拡散長の長い材料で形成されていることが好ましい。例えば、Cu、Ag、Au等の材料を用いることができる。例えば、非磁性導体であるCuのスピン拡散長は、室温で700nm程度である。これに対して、強磁性体のスピン拡散長は数nm〜数十nmであり、Cuに比較して短い。中間層74はスピン拡散長の長い材料を用いることで、スピン拡散長よりも短い範囲でストライプハイト方向に伸ばすことができる。
発振層72は、FeCoAlの他、CoFe、CoNiFe、NiFe、CoZrNb、FeN、FeSi、FeAlSi、FeCoAl、FeCoSi、CoFeB等の、比較的、飽和磁束密度が大きく膜面内方向に磁気異方性を有する軟磁性層や、CoIr等の膜面内方向に磁化が配向したCoCr系の磁性合金膜を用いることができる。また、発振層72には、飽和磁化や異方性磁界を調整するために、複数の上記材料を積層した積層膜を用いることもできる。更に、発振層72には、例えば、高Bs軟磁性材料(FeCo/Ni積層膜)の厚さが5〜20nmの膜を用いることができる。
界面磁性層76は、Fe、Co、Niのうち少なくとも1つの元素、及びCr、V、Mn、Ti、Scからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含む合金が用いられる。Cr、V、Mn、Ti、Scからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素の濃度は、次の条件で決めることができる。最小元素濃度は、従来のスピン注入層材料と逆の通電方向で発振層を発振させられる濃度である。最大元素濃度は、磁化が消失しない濃度である。
スピン注入層75には、CoCrPt、CoCrTa、CoCrTaPt、CoCrTaNb等のCoCr系合金、TbFeCo等のRE−TM系アモルファス合金、FeCo/Ni、CoFe/Ni、Co/Ni、Co/Pt、Co/Pd、Fe/Ptなどの人工格子、FePt系やCoPt系の合金、SmCo系合金に代表される垂直磁化膜を用いることができる。
発振層72を覆う絶縁層77a、77bは、Si酸化物、窒化物またはAl酸化物、窒化物を用いることができ、例えばSiOxを用いる。電極層78は、スピン注入層75上に形成される。トレーリングシールド62は、絶縁層77a、77b上に形成される。トレーリングシールド62は、Fe、Co、Ni等の合金から成り、メッキ法、スパッタ法で形成される。
図3および図4に示すように、電源94は主磁極60とトレーリングシールド62とに接続され、この電源94から主磁極60、スピントルク発振子65、電極層78、トレーリングシールド62を通して電流を直列に通電できるように電流回路が構成されている。
主磁極60、中間層74、界面磁性層76、スピン注入層75、電極層78、トレーリングシールド62を通してスピントルク発振子65に通電すると、界面磁性層76、スピン注入層75によって偏極したスピン電子が中間層74に蓄積される。蓄積された偏極スピン電子は中間層74に接している発振層72に侵入するため、発振層72の磁化は歳差運動を始め、高周波磁界を発生する。
磁気ディスク(記録媒体)へのデータ書き込みの際、高周波によるアシスト効果を高めるためには、より大きな高周波磁界を発生させることが望ましいが、高周波磁界強度を高めるためには発振層72の磁気膜厚すなわち磁化の大きさと膜厚の積を大きくする必要がある。磁化の大きさは上限があることが知られており、磁気膜厚を高めていくには発振層72の膜厚を大きくしていく必要がある。しかしながら、発振層/中間層/スピン注入層を積層してライトギャップ内に形成する従来の磁気記録ヘッドでは、高周波磁界強度を高めるために発振層の膜厚を大きくするとギャップ長も大きくなってしまい、良好な線記録密度が得られにくくなる。
これに対して、本実施形態によれば、発振層72およびスピン注入層75は、ライトギャップWG内に横並びで形成している、すなわち、ライトギャップWGのダウントラック方向と交差する方向に並んで設けられている。そのため、発振層72の膜厚をある程度大きくしても、ライトギャップWGのギャップ長を比較的狭く保つことができる。従って、従来に比べて同じ発振層膜厚であっても、ライトギャップWGのギャップ長を小さくし、十分な線記録密度を得ることが可能となる。また、発振層72はトレーリングシールド62に電気的に接続されておらず、発振層72に電流が流れないため、ジュール熱の発生を抑えることになる。よって、熱擾乱による発振層の発振劣化を抑え、発振素子としての信頼性を向上させることが可能となる。更に、高周波磁界を生成する発振層72はABS43に露出し、磁気ディスクに近い場所に形成されているため、磁気ディスクに作用する高周波磁界強度を高めることができる。
以上のように構成されたHDDによれば、VCM16を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とABS43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のABS43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド58部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド58により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、図3に示すように、電源94から主磁極60、中間層74、界面磁性層76、スピン注入層75、電極層78、トレーリングシールド62に直流電流を通電し、スピントルク発振子65から高周波磁界を発生させ、この高周波磁界を磁気ディスク12の磁気記録層103に印加する。また、電源98から記録コイル70に交流電流を流すことにより、記録コイル70により主磁極60を励磁し、この主磁極から直下の磁気ディスク12の磁気記録層103に垂直方向の記録磁界を印加する。これにより、磁気記録層103に所望のトラック幅にて情報を記録する。記録磁界に高周波磁界を重畳することにより、高保磁力かつ高磁気異方性エネルギーの磁気記録を行うことができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、ライトギャップWGの狭小化により、記録分解能の向上および線記録密度が向上する磁気記録ヘッドおよびこれを備えた磁気ディスク装置が得られる。
次に、他の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図7は、第2の実施形態に係るHDDにおける磁気記録ヘッドの先端部をABS側から見た平面図である。
第2の実施形態によれば、スピントルク発振子65は、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62のリーディング側端面62cとの間で、ライトギャップWG内に設けられている。ライトシールドは、トレーリングシールド62と一体のサイドシールド82を有している。
スピントルク発振子65は、発振層72、中間層74、スピン注入層75、界面磁性層76を有している。中間層74は主磁極60のトレーリング側端面60c上に形成され、その下端部は、ABS43に露出している。この中間層74上に発振層72および界面磁性層76が積層され、更に、界面磁性層上にスピン注入層75が形成されている。これにより、発振層72と、界面磁性層76およびスピン注入層75とは、ライトギャップWGのギャップ長方向(ダウントラック方向D)と交差する方向、例えば、例えば、クロストラック方向C(ABS43と平行な方向)に並んで形成されている。すなわち、発振層72と、界面磁性層76およびスピン注入層75とは、中間層74と平行な同一平面内に配置されている。
発振層72およびスピン注入層75の下端は、ABS43に露出し、ABSと同一平面に位置している。発振層72とトレーリングシールド62のリーディング側端面62cとの間に絶縁層77bが形成されている。更に、スピン注入層75とトレーリングシールド62のリーディング側端面62cとの間に電極層78が形成されている。これにより、スピン注入層75は、電極層78を介してトレーリングシールド62に電気的に接続されているとともに、界面磁性層76および中間層74を介して主磁極60に電気的に接続されている。
発振層72とスピン注入層75との間、およびこれらの周囲は、アルチック等の絶縁層で埋められている。これにより、発振層72は、トレーリングシールド62に対して電気的に絶縁されている。
このようにして、中間層74上に形成された発振層72およびスピン注入層75は、ライトギャップWGのダウントラック方向Dと直交するクロストラック方向Cに並んで配置され、ライトギャップWGと交差する同一平面上に並んで配置されている。発振層72は主磁極60のクロストラック方向Cのほぼ中央部に位置し、スピン注入層75は発振層72に対してサイドシールド82側に設けられ、主磁極60のクロストラック方向の端部上に位置している。
第2の実施形態において、記録ヘッド58の他の構成は、前述した第1の実施形態に係る記録ヘッドと同一である。
上記構成によれば、発振層72の膜厚をある程度大きくしても、ライトギャップ長は比較的狭く保つことができる。そのため、従来と比べ同じ発振層膜厚であっても、ライトギャップ長を小さくし、十分な線記録密度を得ることが可能となる。また、発振層72に電流が流れないため、ジュール熱の発生を抑えることができる。よって、熱擾乱による発振劣化を抑え、素子としての信頼性を向上させることを可能とする。
第2の実施形態においても、ライトギャップWGの狭小化により、記録分解能の向上および線記録密度が向上する磁気記録ヘッドおよびこれを備えた磁気ディスク装置が得られる。
(第3の実施形態)
図8は、第3の実施形態に係る磁気記録ヘッドをABS側から見た平面図である。
本実施形態によれば、HDDの記録ヘッド58は、シングル記録方式の磁気記録ヘッドに好適な記録ヘッドである。
図8に示すように、スピントルク発振子65は、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62のリーディング側端面62cとの間で、ライトギャップWG内に設けられている。ライトシールドは、トレーリングシールド62と一体のサイドシールド82を有している。
スピントルク発振子65は、発振層72、中間層74、スピン注入層75、界面磁性層76を有している。非磁性体の中間層74は主磁極60のトレーリング側端面60c上に形成され、その下端部は、ABS43に露出している。この中間層74上に2つの発振層72および界面磁性層76が積層され、更に、界面磁性層上にスピン注入層75が形成されている。スピン注入層75は主磁極60のクロストラック方向Cの中央に、2つの発振層72は、スピン注入層の両側、すなわち、主磁極60のクロストラック方向Cの両端部にそれぞれ形成されている。これにより、2つの発振層72およびスピン注入層75は、ライトギャップWGのダウントラック方向Dと直交するクロストラック方向Cに並んで配置され、ライトギャップWGと交差する同一平面上に並んで配置されている。2つの発振層72およびスピン注入層75の下端はABSに露出し、ABSと面一となっている。
スピン注入層75とトレーリングシールド62との間に電極層78が形成され。各発振層72とトレーリングシールド62との間に絶縁層77bが形成されている。また、各発振層72の周囲は、絶縁層77aで囲まれ、発振層はライトシールド(トレーリングシールド、サイドシールド)と電気的に絶縁されている。
第3の実施形態において、記録ヘッド58の他の構成は、前述した第1の実施形態に係る記録ヘッドと同一である。
シングル記録方式は、記録ヘッドを少しずつずらしながら磁気ディスク上にデータを上書きすることで、細いトラックを形成する方式である。本実施形態によれば、発振層72が形成されている側でデータを残す部分を形成するように記録ヘッドをずらしていくことで、形成される細いトラックの部分に高周波磁界が作用することになり、良好なシングル記録が行える。本実施形態によれば、主磁極の両端に発振層72が形成されているため、シングル記録を行う場合、磁気記録媒体の内周側と外周側で、2つの発振層を使い分けることが可能となる。
その他、本実施形態においても、ライトギャップWGの狭小化により、記録分解能の向上および線記録密度が向上する磁気記録ヘッドおよびこれを備えた磁気ディスク装置が得られる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、42…スライダ、
43…ディスク対向面(ABS)、44…ヘッド部、54…再生ヘッド、
58…記録ヘッド、60…主磁極、60a…先端部、
62…トレーリングシールド、65…スピントルク発振子、72…発振層、
74…中間層、75…スピン注入層、76…界面磁性層、
77a、77b…絶縁層、78…電極層

Claims (11)

  1. 記録媒体の記録層に記録磁界を印加する主磁極と、
    前記主磁極にライトギャップを置いて対向するライトシールドと、
    前記主磁極に磁界を発生させる記録コイルと、
    前記主磁極の先端部とライトシールドとの間で前記ライトギャップ内に配置された高周波発振子と、を備え、
    前記高周波発振子は、前記主磁極上に形成された中間層と、この中間層上に形成された発振層、スピン注入層および界面磁性層と、を有し、前記発振層とスピン注入層とは前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向に並んで配置され、前記スピン注入層は前記ライトシールドに電気的に接続されている磁気記録ヘッド。
  2. 記録媒体に対向する媒体対向面を備え、
    前記高周波発振子の発振層およびスピン注入層は、前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向で、前記媒体対向面と直交する同一平面上に並んで設けられている請求項1に記載の磁気記録ヘッド。
  3. 記録媒体に対向する媒体対向面を備え、
    前記高周波発振子の発振層およびスピン注入層は、前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向で、前記媒体対向面と平行なクロストラック方向に並んで設けられている請求項1に記載の磁気記録ヘッド。
  4. 前記スピン注入層は、前記主磁極のクロストラック方向の中央部に設けられ、前記発振層は、前記主磁極のクロストラック方向の端部に設けられている請求項3に記載の磁気記録ヘッド。
  5. 前記発振層は、前記主磁極のクロストラック方向の中央部に設けられ、前記スピン注入層は、前記主磁極のクロストラック方向の端部に設けられている請求項3に記載の磁気記録ヘッド。
  6. 前記ライトシールドから延出し、前記主磁極のクロストラック方向の両側に、ギャップをおいて位置するサイドシールドを備え、
    前記発振層は、前記スピン注入層に対して前記サイドシールド側に設けられている請求項5に記載の磁気記録ヘッド。
  7. 前記界面磁性層は前記中間層とスピン注入層との間に形成され、前記スピン注入層は磁極層を介して前記ライトシールドに接合されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッド。
  8. 前記発振層とライトシールと間に設けられた絶縁層と、前記発振層とスピン注入層との間に設けられた絶縁層と、を備えている請求項1ないし7のいずれか1項に記載の磁気記録ヘッド。
  9. 磁気記録層を有する記録媒体と、
    前記記録媒体を回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報処理を行う請求項1に記載の磁気記録ヘッドと、
    を備えるディスク装置。
  10. 前記磁気記録ヘッドは、記録媒体に対向する媒体対向面を備え、
    前記高周波発振子の発振層およびスピン注入層は、前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向で、前記媒体対向面と直交する同一平面上に並んで設けられている請求項9に記載のディスク装置。
  11. 前記磁気記録ヘッドは、記録媒体に対向する媒体対向面を備え、
    前記高周波発振子の発振層およびスピン注入層は、前記ライトギャップのギャップ長さ方向と交差する方向で、前記媒体対向面と平行なクロストラック方向に並んで設けられている請求項9に記載のディスク装置。
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