JP5813591B2 - 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置 - Google Patents

磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5813591B2
JP5813591B2 JP2012165067A JP2012165067A JP5813591B2 JP 5813591 B2 JP5813591 B2 JP 5813591B2 JP 2012165067 A JP2012165067 A JP 2012165067A JP 2012165067 A JP2012165067 A JP 2012165067A JP 5813591 B2 JP5813591 B2 JP 5813591B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
disk
recording
gap
facing surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012165067A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014026694A (ja
Inventor
雅哉 大竹
雅哉 大竹
知子 田口
知子 田口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012165067A priority Critical patent/JP5813591B2/ja
Priority to US13/689,097 priority patent/US8605386B1/en
Publication of JP2014026694A publication Critical patent/JP2014026694A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5813591B2 publication Critical patent/JP5813591B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/3116Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3109Details
    • G11B5/312Details for reducing flux leakage between the electrical coil layers and the magnetic cores or poles or between the magnetic cores or poles
    • G11B5/3123Details for reducing flux leakage between the electrical coil layers and the magnetic cores or poles or between the magnetic cores or poles by using special coil configurations or conductors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に用いる磁気記録ヘッド、この磁気記録ヘッドを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置に関する。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、磁気記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極にライトギャップを挟んで対向配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるトレーリングシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。コイルは、主磁極およびトレーリングシールドからなる磁気コアに巻き付くように配置されている。
このような磁気記録ヘッドにおいては、コイルに交流電流を流すことで、そのコイルの作る磁界が磁気コアの中の磁化の向きを変え、磁気ヘッドのABS(空気支持面)に設けられたライトギャップから磁界を発生させ、磁気ディスクに記録を行うことができる。
特開2009−176399号公報
しかし、高転送レートで使用する場合においては、コイルの作る磁界が高速反転するのに対して、磁気コアの中の磁化反転応答が追従しきれないため、磁気コアの磁化が飽和に達する前に、次の反転タイミングがきてしまう。このように飽和磁化に達しない場合、磁気コアのライトギャップから発生する磁界強度が低下するため、磁気ディスクに記録される記録信号品位が劣化する。そのため、線記録密度の向上が困難となる。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、高転送レートでの記録品位を向上し、線記録密度の向上を図ることが可能な磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置を提供することにある。
実施形態によれば、ディスク面に対して垂直方向の磁気異方性を有する垂直記録層と、その下部に軟磁気特性を有する軟磁性層を有する垂直二層膜媒体を有する磁気ディスク装置に搭載される磁気記録ヘッドは、複数の磁極により閉磁路を形成する磁気コアと、前記磁気コアの一部に巻付くように配置され、前記磁気コアに磁界を発生させる記録コイルと、を備えている。前記磁気コアは、ヘッドのディスク対向面に位置する磁気的空隙部である非磁性体からなるライトギャップと、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられ磁気的に分断された少なくとも1つの磁気的空隙部と、この磁気的空隙部に設けられた非磁性体と、主磁極と、前記ディスク対向面において前記ライトギャップを置いて対向するリターン磁極と、を備え、前記リターン磁極は、前記ディスク対向面から離れた位置で前記主磁極に対向する接続部を有し、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部は、前記接続部と主磁極との間に設けられ、前記記録コイルは、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体の周囲を囲んで巻回されている。
また、他の実施形態によれば、ディスク面に対して垂直方向の磁気異方性を有する垂直記録層と、その下部に軟磁気特性を有する軟磁性層を有する垂直二層膜媒体を有する磁気ディスク装置に搭載される磁気記録ヘッドは、複数の磁極により閉磁路を形成する磁気コアと、前記磁気コアの一部に巻付くように配置され、前記磁気コアに磁界を発生させる記録コイルと、を備えている。前記磁気コアは、ヘッドのディスク対向面に位置する磁気的空隙部である非磁性体からなるライトギャップと、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられ磁気的に分断された少なくとも1つの磁気的空隙部と、この磁気的空隙部に設けられた非磁性体と、を有している。前記記録コイルは、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体の周囲を囲んで巻回され、前記磁気コアは、主磁極と、前記ディスク対向面において前記ライトギャップを置いて対向するリターン磁極と、を備え、前記リターン磁極は、その一部に前記磁気的空隙部を有している。
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(以下、HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部および磁気ディスクを拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの磁気記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図5は、実施形態に係る磁気記録ヘッドと比較例に係る磁気記録ヘッドとについて入力信号電流と発生磁界強度との関係を比較して示す図。 図6は、第2の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図。 図7は、第3の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図。 図8は、第4の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図。 図9は、第5の実施形態に係るHDDの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図。
以下図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るHDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース10aと、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース10a上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータ14を回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース10a上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するラッチ機構20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース10aの外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース10aの底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね15によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース10aの底壁上に固定された軸受部21と、軸受部21から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部21から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アーム27から延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
サスペンション30、ジンバル41、磁気ヘッド33、およびアーム27は、ヘッドジンバルアッセンブリを構成している。なお、ヘッドジンバルアッセンブリはアーム27を含まないものとしてもよい。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体36から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース10aの底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部21からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース10aに組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース10a上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ディスク12および磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44および磁気ディスク12を拡大して示す断面図である。
図1から図3に示すように、磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチ(約63.5mm)の円板状に形成され非磁性体からなる基板101を有している。基板101の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層102と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層103と、その上層部に保護膜層104が順に積層されている。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、非磁性体、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層することにより形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および磁気記録ヘッド58を有し、分離型の磁気ヘッドとして形成されている。再生ヘッド54および磁気記録ヘッド58は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜76により覆われている。保護絶縁膜76は、ヘッド部44の外形を構成している。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜55と、この磁性膜55のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜55を挟むように配置されたシールド膜56、57と、で構成されている。これら磁性膜55、シールド膜56、57の下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
磁気記録ヘッド58は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図4は、磁気記録ヘッド58を模式的に示す斜視図である。
図3および図4に示すように、磁気記録ヘッド58は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高飽和磁化材料からなる主磁極60と、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極直下の磁気ディスク12の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるように設けられたトレーリングシールド(リターン磁極)62と、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気コア(磁気回路)に巻きつくように配置された記録コイル70と、を有している。
主磁極60は、磁気ディスク12の表面およびディスク対向面43に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極60の先端(下端)は、磁気ヘッドのディスク対向面43に露出している。
軟磁性体で形成されたトレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、主磁極60の先端部60aに対向する先端部62aと主磁極60に接続される接続部50とを有している。接続部50は、主磁極60の上部、すなわち、ディスク対向面43から離れた位置で主磁極60に接続されている。
トレーリングシールド62の先端部62aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド62の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部62aのリーディング側端面は、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面は、ディスク対向面43において、主磁極60の先端部60aとライトギャップ(磁気的空隙部)WGを置いて平行に対向している。ライトギャップWGには非磁性体、例えば、後述する保護絶縁層76で埋められている。
主磁極60の両側およびリーディング側に、サイドシールド66およびリーディングシールド67が設けられている。サイドシールド66およびリーディングシールド67は、トレーリングシールド62と一体に形成されているとともに、ディスク対向面43において、主磁極60から磁気的に離間している。
主磁極60およびこの主磁極に接続されたトレーリングシールド62を含む磁気コア(磁気回路)は、ディスク対向面43から奥側に離れた位置に少なくとも1つの磁気的空隙部を有し、この磁気的空隙部により分断されている。本実施形態では、主磁極60の高さ方向の中途部に磁気的空隙部72が形成され、この磁気的空隙部72により、上下に分断されている。磁気的空隙部72は、非磁性体、ここでは、保護絶縁膜76で埋められている。磁気的空隙部72の幅、つまり、間隔は、例えば、数十nmに形成されている。
また、主磁極60の分断部において、磁気的空隙部72を挟んで対向する非磁性体挿入面、すなわち、磁気的空隙部72を規定している一対の対向面72aは、ディスク対向面43とほぼ平行に延びている。
記録コイル70は、磁気的空隙部72の位置で、主磁極60の回りに巻付くように配置されている。すなわち、磁気的空隙部72は、記録コイルの70の中央部に位置し、記録コイルにより囲まれている。記録コイル70の周回面、すなわち、記録コイル70の巻き中心軸と直交する面に対して、前記一対の対向面74aは、ほぼ平行に位置している。
記録コイル70は、図示しない端子を介して電源に接続される。電源から記録コイル70に供給する電流は、HDDの制御部25によって制御される。磁気ディスク12に信号を書き込む際、電源から記録コイル70に所定の電流が供給され、主磁極60に磁束を流し磁界を発生させる。
以上のように構成されたHDDによれば、VCM16を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド58部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド58により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、図3に示すように、電源から記録コイル70に交流電流を流すことにより、記録コイル70により主磁極60を励磁する。主磁極60の中の磁化が磁気ディスク12のディスク面に対して上下に動き、その磁化がトレーリングシールド62にまで伝播することで、ライトギャップWGから磁界がもれ、直下の磁気ディスク12の記録層103に垂直方向の記録磁界を印加する。これにより、磁気記録層103に所望のトラック幅にて情報を記録する。
上述したように、本実施形態では、磁気コアの一部、ここでは、主磁極60の一部に磁気的空隙部72を設け、更に、この磁気的空隙部72を囲むように記録コイル70を設ける。これにより、磁気コアの中の低周波での飽和磁化の値を劣化させることなく、主磁極60内およびトレーリングシールド62内の磁化の応答性が向上し、高周波での書込み、記録の場合でも、ライトギャップWGからのもれ磁界の電流立ち上がり特性を改善することができる。従って、高転送レートの記録が可能となり、HDDの高密度化を図ることができる。
図5は、本実施形態に係る磁気記録ヘッドと比較例に係る磁気記録ヘッドとについて、記録コイルに流す電流を増大させていったときの発生磁界強度(Heff)を比較して示している。なお、比較例に係る磁気記録ヘッドは、ライトギャップを除き、磁気コアが磁気的空隙部を持たない記録ヘッドとしている。
比較例に係る記録ヘッドについて、低周波の信号を記録したときのライトギャップからのもれ磁界の電流立ち上がり特性は、△で示され、高周波で記録したときのライトギャップからのもれ磁界の電流立ち上がり特性は、◆で示されている。高周波で記録すると、電流の立ち上がり特性が劣化し、すなわち、立ち上がり時の発生磁界強度Heffが低下し、磁気コアの磁化応答の劣化を示唆している。これに対して、本実施形態に係る磁気記録ヘッドを高周波記録で用いた場合には、図5の■で示されるように、ライトギャップからのもれ磁界の電流立ち上がり特性が改善され、低周波記録時とほぼ同等の立ち上がり特性、つまり、磁界強度、が得られていることが分かる。このことから、本実施形態に係る磁気記録ヘッドでは、主磁極60内及びトレーリングシールド62内の磁化の応答性が改善していることが示唆される。
以上のことから、本実施形態に係るHDDおよび磁気記録ヘッドによれば、高周波の信号を記録する場合、磁極内の磁化の応答が良好となり、電流の立ち上がり特性が改善し、高転送レートの記録が可能となる。これにより、線記録密度が向上し、高密度記録が可能なHDDが得られる。
次に、他の実施形態に係るHDDについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図6は、第2の実施形態に係るHDDにおける磁気ヘッドの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図である。本実施形態によれば、磁気記録ヘッド58は、高飽和磁化材料からなる主磁極60と、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極直下の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられたトレーリングシールド(リターン磁極)62と、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気コア(磁気回路)に巻きつくように配置された記録コイル70bと、を有している。
本実施形態によれば、主磁極60は、分断されることなく、磁気ディスク12の表面およびディスク対向面43に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。
軟磁性体で形成されたトレーリングシールド62は、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極60の先端部60aにライトギャップWGを置いて対向する先端部62aと、ディスク対向面43から離れた位置で主磁極60に接続される接続部50とを有している。
第2の実施形態によれば、磁気コアにおいて、トレーリングシールド62がその中途部で分断されている。すなわち、トレーリングシールド62の先端部62aと接続部50との間の位置で分断され、そこに、非磁性体、例えば、保護絶縁膜76が充填され磁気的空隙部74を形成している。磁気的空隙部74の幅、つまり、間隔は、例えば、数十nmに形成されている。
記録コイル70bは、磁気的空隙部74の位置で、トレーリングシールド62の回りに巻付くように配置されている。すなわち、磁気的空隙部74は、記録コイルの70bの中央部に位置し、記録コイル70bにより囲まれている。記録コイル70bは、図示しない端子を介して電源に接続される。電源から記録コイル70bに供給する電流は、HDDの制御部25によって制御される。磁気ディスク12に信号を書き込む際、電源から記録コイル70bに所定の電流が供給され、主磁極60に磁束を流し磁界を発生させる。
第2の実施形態において、磁気記録ヘッド58の他の構成は、第1の実施形態と同一である。第2の実施形態においても、高周波の信号記録の際、磁極内の磁化の応答が良好となり、電流の立ち上がり特性が改善し、高転送レートの記録が可能となる。これにより、線記録密度が向上し、高密度記録が可能な磁気記録ヘッドおよびHDDが得られる。
(第3の実施形態)
図7は、第3の実施形態に係るHDDにおける磁気ヘッドの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図である。本実施形態によれば、磁気記録ヘッド58は、磁気コアを構成する主磁極60およびトレーリングシールド62、並びに、それぞれ磁気コアに巻付くように配置された2つの記録コイル70a、70bを備えている。
第3の実施形態によれば、主磁極60およびトレーリングシールド62の両方に、非磁性体で満たされた磁気的空隙部72、74が設けられている。また、記録コイル70aは、磁気的空隙部72の位置で、主磁極60の回りに巻付くように配置されている。すなわち、磁気的空隙部72は、記録コイルの70aの中央部に位置し、記録コイル70aにより囲まれている。
また、記録コイル70bは、磁気的空隙部74の位置で、トレーリングシールド62の回りに巻付くように配置されている。すなわち、磁気的空隙部74は、記録コイルの70bの中央部に位置し、記録コイル70bにより囲まれている。記録コイル70a、70bは、図示しない端子を介して電源に接続される。磁気ディスク12に信号を書き込む際、電源から記録コイル70a、70bに所定の電流が供給され、これにより、主磁極60に磁束を流して磁界を発生させる。
第3の実施形態において、磁気記録ヘッド58の他の構成は、第1および第2の実施形態と同一である。上記のように構成された第3の実施形態においても、高周波の信号記録の際、磁極内の磁化の応答が良好となり、電流の立ち上がり特性が改善し、高転送レートの記録が可能となる。これにより、線記録密度が向上し、高密度記録が可能な磁気記録ヘッドおよびHDDが得られる。
(第4の実施形態)
図8は、第4の実施形態に係るHDDにおける磁気ヘッドの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図である。本実施形態によれば、磁気記録ヘッド58は、磁気コアを構成する主磁極60およびトレーリングシールド62、並びに、それぞれ磁気コアに巻付くように配置された2つの記録コイル70a、70bを備えている。
主磁極60は、その上端部(ディスク対向面43から離れた端部)からトレーリングシールド62側に突出した磁極部77を有している。トレーリングシールド62は、ディスク対向面43から離れた位置で主磁極60および磁極部77に隙間を置いて対向する接続部50を有している。そして、磁気コアは、トレーリングシールド62の接続部50と磁極部77との間で分断され、その隙間に充填された非磁性体により磁気的空隙部78が形成されている。磁気的空隙部78の幅(間隔)は、例えば、200〜500nmに設定されている。
磁気的空隙部78を周回するように記録電流を投入するための記録コイル70bが配置されている。本実施形態において、記録コイル70bは、その中心軸がディスク対向面43とほぼ平行に延びた状態で、かつ、磁気的空隙部78の周囲の位置で、トレーリングシールド62および主磁極の磁極部77の周囲に巻付けられている。記録コイル70bの一部は、トレーリングシールド62と主磁極60との間に位置している。
接続部50と磁極部77との間の分断部において、磁気的空隙部78を挟んで対向する非磁性体挿入面、すなわち、磁気的空隙部78を規定している一対の対向面78aは、記録コイル70bの周回面と非平行に延びている。記録コイル70bの周回面、すなわち、記録コイルの巻き中心軸と直交する面に対して、前記一対の対向面78aは、45度以上の角度をなして位置している。
また、主磁極60のリーディング側に他の記録コイル70aが配置されている。この記録コイル70aは、記録コイル70bとほぼ同芯状に捲回されている。
第4の実施形態において、磁気記録ヘッド58の他の構成は、第1および第2の実施形態と同一である。上記のように構成された第4の実施形態においても、高周波の信号記録の際、磁極内の磁化の応答が良好となり、電流の立ち上がり特性が改善し、高転送レートの記録が可能となる。これにより、線記録密度が向上し、高密度記録が可能な磁気記録ヘッドおよびHDDが得られる。
(第5の実施形態)
図9は、第5の実施形態に係るHDDにおける磁気ヘッドの磁気記録ヘッドを拡大して示す断面図である。本実施形態によれば、磁気記録ヘッド58は前述した第4の実施形態とほぼ同様に構成され、主磁極60は、その上端部からトレーリングシールド62と反対側、すなわち、リーディング側に突出する磁極部80を更に備えている。そして、磁極部80は、記録コイル70aの中央部に位置している。すなわち、記録コイル70aは、磁極部80の周囲に捲回されている。
第5の実施形態において、磁気記録ヘッド58の他の構成は、第4の実施形態と同一である。上記のように構成された第5の実施形態においても、高周波の信号記録の際、磁極内の磁化の応答が良好となり、電流の立ち上がり特性が改善し、高転送レートの記録が可能となる。これにより、線記録密度が向上し、高密度記録が可能な磁気記録ヘッドおよびHDDが得られる。更に、記録コイル70aの中央部に磁極部80を設けることにより、主磁極60の発生磁界強度を上げることが可能となる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。また、主磁極とトレーリングシールドとの間でライトギャップに、スピントルク発振子のような高周波発振子を設けても良い。
10…筺体、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、33…磁気ヘッド、
42…スライダ、43…ディスク対向面、44…ヘッド部、54…再生ヘッド、
58…磁気記録ヘッド、60…主磁極、60a…先端部、
62…トレーリングシールド(リターン磁極)、70、70a、70b…記録コイル、
72、74、78…磁気的空隙部、77、80…磁極部

Claims (8)

  1. ディスク面に対して垂直方向の磁気異方性を有する垂直記録層と、その下部に軟磁気特性を有する軟磁性層を有する垂直二層膜媒体を有する磁気ディスク装置に搭載される磁気記録ヘッドであって、
    複数の磁極により閉磁路を形成する磁気コアと、
    前記磁気コアの一部に巻付くように配置され、前記磁気コアに磁界を発生させる記録コイルと、を備え、
    前記磁気コアは、ヘッドのディスク対向面に位置する磁気的空隙部である非磁性体からなるライトギャップと、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられ磁気的に分断された少なくとも1つの磁気的空隙部と、この磁気的空隙部に設けられた非磁性体と、主磁極と、前記ディスク対向面において前記ライトギャップを置いて対向するリターン磁極と、を備え、
    前記リターン磁極は、前記ディスク対向面から離れた位置で前記主磁極に対向する接続部を有し、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部は、前記接続部と主磁極との間に設けられ、
    前記記録コイルは、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体の周囲を囲んで巻回されている磁気記録ヘッド。
  2. 前記記録コイルの巻き中心軸と直交する周回面と、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体挿入面とは非平行である請求項に記載の磁気記録ヘッド。
  3. 前記記録コイルの周回面と、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体挿入面とのなす角度が45度以上である請求項の磁気記録ヘッド。
  4. ディスク面に対して垂直方向の磁気異方性を有する垂直記録層と、その下部に軟磁気特性を有する軟磁性層を有する垂直二層膜媒体を有する磁気ディスク装置に搭載される磁気記録ヘッドであって、
    複数の磁極により閉磁路を形成する磁気コアと、
    前記磁気コアの一部に巻付くように配置され、前記磁気コアに磁界を発生させる記録コイルと、を備え、
    前記磁気コアは、ヘッドのディスク対向面に位置する磁気的空隙部である非磁性体からなるライトギャップと、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられ磁気的に分断された少なくとも1つの磁気的空隙部と、この磁気的空隙部に設けられた非磁性体と、を有し、
    前記記録コイルは、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の非磁性体の周囲を囲んで巻回され、
    前記磁気コアは、主磁極と、前記ディスク対向面において前記ライトギャップを置いて対向するリターン磁極と、を備え、前記リターン磁極は、その一部に前記磁気的空隙部を有する磁気記録ヘッド。
  5. 前記リターン磁極は、前記ディスク対向面から離れた位置で前記主磁極に接続される接続部を有し、前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部は、前記接続部とライトギャップとの間で前記リターン磁極に設けられている請求項に記載の磁気記録ヘッド。
  6. 前記ディスク対向面から離れた位置に設けられた磁気的空隙部の幅は、数十nmから500nmの範囲内にある請求項1からのいずれか1項に記載の磁気記録ヘッド。
  7. 請求項1からのいずれか1項に記載の磁気記録ヘッドと、
    ジンバルを介して前記磁気記録ヘッドを支持するサスペンションと、を備えるヘッドジンバルアッセンブリ。
  8. 前記垂直二層膜媒体としてのディスク状の記録媒体と、
    前記記録媒体を回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報処理を行う請求項1からのいずれか1項に記載の磁気記録ヘッドと、を備えるディスク装置。
JP2012165067A 2012-07-25 2012-07-25 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置 Expired - Fee Related JP5813591B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012165067A JP5813591B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置
US13/689,097 US8605386B1 (en) 2012-07-25 2012-11-29 Magnetic recording head, head gimbal assembly with the same, and disk drive

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012165067A JP5813591B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014026694A JP2014026694A (ja) 2014-02-06
JP5813591B2 true JP5813591B2 (ja) 2015-11-17

Family

ID=49681574

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012165067A Expired - Fee Related JP5813591B2 (ja) 2012-07-25 2012-07-25 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8605386B1 (ja)
JP (1) JP5813591B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9159340B1 (en) 2014-08-28 2015-10-13 Seagate Technology Llc Coil structure for write head
US9082428B1 (en) 2014-08-28 2015-07-14 Seagate Technology Llc Write head with coil structure aligned with yoke
US9230570B1 (en) 2014-08-28 2016-01-05 Seagate Technology Llc Write head having two yokes
US9082427B1 (en) 2014-09-25 2015-07-14 Seagate Technology Llc Write head having reduced dimensions
US11348605B1 (en) 2020-11-20 2022-05-31 Headway Technologies, Inc. Writer with adaptive side gap

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07282414A (ja) 1994-04-06 1995-10-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘッド及びその製造方法
JPH0869609A (ja) 1994-08-30 1996-03-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気ヘッド及びその製造方法
US7684150B2 (en) * 2003-07-09 2010-03-23 Seagate Technology Llc Recording head for reducing side track erasure
US7889458B2 (en) * 2006-11-13 2011-02-15 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Write head with self-cross biased pole for high speed magnetic recording
US20090116152A1 (en) * 2007-11-05 2009-05-07 Wen-Chien David Hsiao Multilayer stitched yoke for a high data rate perpendicular write head
JP2009176399A (ja) 2007-12-26 2009-08-06 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 磁気ディスク装置
JP2011210332A (ja) * 2010-03-30 2011-10-20 Toshiba Corp 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2012226799A (ja) * 2011-04-18 2012-11-15 Toshiba Corp 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
JP5117606B1 (ja) * 2011-09-13 2013-01-16 株式会社日立製作所 磁気記録ヘッド及びその製造方法、及び磁気ディスク装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014026694A (ja) 2014-02-06
US8605386B1 (en) 2013-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5701801B2 (ja) 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
JP5784542B2 (ja) 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US9047887B2 (en) Magnetic recording head and disk apparatus with the same
JP2015149112A (ja) 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US20130163122A1 (en) Magnetic head having high-frequency oscillatory elements and disk drive with the same
JP5269957B2 (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2014086122A (ja) 磁気記録ヘッド、これを備えたディスク装置
JP2012226799A (ja) 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、およびディスク装置
JP2011118958A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP5172937B2 (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US8363346B2 (en) Magnetic head and disk drive with same
US8804284B1 (en) Recording head with junctions between poles and disk drive with the same
JP2014010871A (ja) 磁気記録ヘッド、これを備えたディスク装置
JP5066250B2 (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP5813591B2 (ja) 磁気記録ヘッド、これを備えたヘッドジンバルアッセンブリ、および、ディスク装置
JP5889733B2 (ja) 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2013171594A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US8274757B2 (en) Recording head and disk drive with the same
JP4956661B2 (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2013143172A (ja) 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP5762987B2 (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2017117506A (ja) 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
US20140362468A1 (en) Magnetic recording head and disk drive with the same
JP2016219070A (ja) 磁気記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置
JP2012104217A (ja) 磁気ヘッド、およびこれを備えたディスク装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20140319

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140828

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150623

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150724

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150818

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150916

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees